どうも初めまして 講師の大森です。 今回は、RPGツクールMV講座を売っています 本書は本ではありません、動画講座になります。 RPGツクールはご存知でしょうか? ツクール自体は、すでに20年以上前からあるソフトで 簡単にゲームが作れるツールです。 この講座では、一番最新版である RPGツクールMVを使って、簡単なRPGゲームを作っていきます。 RPGツクールを使えば、一切プログラミングなしでゲームを作ることができます。 もちろん、RPGにも ノベルゲームや脱出ゲーム、アドベンチャー、ミニゲームなどなど 作ることができます。 私はUnityでもゲーム制作をしていますが Unityよりはるかに簡単にゲームが作れるのが特徴です。 プログラミングなしで、作れるというのが一番のメリットでしょう。 直観的な操作だけで作ることができます。 なので、とりあえずゲーム制作をしてみたいという人は RPGツクールMVが一番おススメです。 RPGツクールMVは有料のソフトですが 30日間の無料お試しがあります。 Windows、MAC どちらにも対応しています。 ツクールMVでは、マルチデバイスに対応しているので 作ったゲームをスマホでもプレイすることができます。 こんなに簡単にゲームが作れるんだと きっと驚くことでしょう。 RPGツクールMVの本などないですし、情報も少ないので 貴重な講座となっています。 ぜひとも、これをきっかけにゲーム作りをしてほしいと思います。 講座内容 全て動画になります。 スマホからでも見れます。 RPGツクールMV講座 ・始めに ・ツクールのサイト紹介 ・ゲームを体験してみよう ・ツクール画面の説明 ・マップの設定について ・フィールドマップを作ってみよう ・街の外観を作る ・街の内装を作る ・お城と洞窟を作る ・マップを繋げていこう ・マップを見れるようにしよう ・新しいキャラを生成しよう ・新しいアイテムを作ってみよう ・呪いの武器を作ってみよう ・新しいスキルを作ってみよう ・BOSSキャラを作ってみよう ・アニメーションを作ってみよう ・リージョン設定をしてみよう ・画像を表示する方法 ・テレポートを作ってみよう ・岩を動かせるイベントを作ってみよう ・スイッチで切り替える ・ランダムな宝箱を作ってみよう ・王様のイベントを作ってみよう ・敵を変身させてみよう ・プラグインについて ・ポンコツクエスト風な武器屋を作る ・オープニングとカウントダウンを作る ・終わりに となっています。 約3時間半の動画講座になります。
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変な検閲やら、センスのない上層部、邪魔でしかない商売目線のクライアント意向などがない個人の制作ゲームはやはり、ときに鋭く光る。 世界観・設定をとことん練れるのはもちろん、ストーリーをどんなに突飛にしようと勝手だし、納得いくまで作りこめる。 …そんなわけで、ここでは誰に作れと言われたわけでもなく作られた、 RPGツクールによって作られた 名作フリーゲーム達を紹介しよう。 フリーゲームに精通してるわけではないので、超王道どこの紹介になるが、王道は知っておいたほうが良いものだ。 未クリアなものや、そもそもクリアという概念がはっきりしなゲームもあるが、やって損はないどころか、やれば長く記憶にゲームばかり。 創作好きのとしては刺激も受けられて一石二鳥である。 ではどうぞ!• RPGツクールXP• なめたかわいい名前なので、萌え系のほのぼのゲームかと思ったら大間違い。 難解な小説のような、芸術的な空気をまとったゲームである。 芸術といえば難解なイメージがあるかも知れないが、 このゲームは難解だ。 ストーリーと難易度が難解だ。 システムはそこまででもない。 何度でも読み返せるし、これはこれで ストーリーを発見していく感覚があり、面白いのだ。 こちらのブログの「」という記事では「物語の開拓」と言ったりもしていた。 やはりみんなそう思うのだ。 物語を体験するのではなく、見つける。 その感覚が新鮮だ。 ストーリーは20時間くらいやって難しくてクリアができずに諦めた私には理解し切れていないので、ここらでシステムの話に移る。 謎が多いので興味はすごく惹かれる。 一応、wikiからの引用で軽くストーリーを紹介しておく。 主人公 のヒマリが「島」と呼ばれる地域を舞台に未完となっている 『魔王物語』の結末を探すというストーリー のファンタジー 作品である。 住民の集まる洞窟「ネグラ」がゲーム進行の拠点となっており、プレイヤーは登場人物などから断片的に得られる情報を頼りに、ゲームの全体像を把握して行動範囲を広げてゆくことになる。 特徴的なシステム 特徴的なシステムの内、いくつかを紹介する。 まず一つが、 「なんでも装備システム」だ。 本当にどんなものも装備できる。 アイテムによってはシュールな感じになるが、とにかくこれがあることで、何かアイテムを発見した時の喜びが大きい。 探索の楽しさをぐっと上げてくれる。 次に、 「ビンの数しか回復道具を持てないシステム」。 フリーゲームにはありがちだが、回復手段が非常に貴重。 難易度が高いのだ。 しかし、難易度が高いと常に緊迫感があるので、シリアスなゲームと難易度の高さというのは非常に親和性が高い。 回復の貴重さはサバイバル感も出るので、ゲーム全体のシビアな空気に深く影響するといえる。 最後に、これが最も特殊なのだが、 「特殊なシンボルエンカウントシステム」がある。 敵がサルなのも気になるところだが、それは無視する。 このゲームでは、 シンボルエンカウントしてからバトル開始になるまでの間に、少しだけ自由に歩き回れる時間がある。 この間にほかのシンボルに近づいて戦闘に巻き込んだり、エンカウントした敵との位置関係を調整したりすることができるのである。 そう、このゲームではクロノトリガーのように、敵との位置関係がバトルに影響するのだ。 攻撃毎に攻撃範囲(角度)が定まっているので、敵を同じ方向に重ねて配置したまま戦闘に入れれば有利となるのだ。 …が、そもそも全体的に敵が強い上にこのゲームではなんと戦闘から「逃げる」という選択肢がないため、何をやっても危険なのも事実。 この難易度の中、危険で広大なダンジョンを乗り越えてボスを倒し、新たな絵本を読めるようになりストーリーを発見していくというのは達成感がある。 全体的に面白いのは間違いないが、コアゲーマー向きなのも間違いない。 高難易度名作RPGをやりたい方はプレイ必須だと思う。 RPGツクール2000• 評判の通り、かなり面白かった。 あと15日で世界が破滅する…という状況でゲームは始まる。 世界の破滅が迫るRPGは全く珍しくないどころか、むしろ世の中にRPGが出るたびに世界に破滅が迫るといえる。 が、この「シルフェイド幻想譚」はそれをシステムに組み込んだ。 そこが面白い。 1歩進むごとに時間が1分進み、宿屋での回復をしても時間が進む。 そのほか、何をするにも着実に時間は進んでゆくのである。 その一度切りな感じのシステムが 世界の破滅のひっ迫感を出して没入感が高くなるし、 パズル的に頭を使うし、 二週目以降もやりたくなるしで非常に良い。 そして、15日で終わるので、プレイ時間がそんなに長くないのもいい。 現実時間で言うと10時間程度で終わる。 今からでもやってみるのがお勧め。 また、最初にお供のモンスター的なの(トーテム)を選ぶのだが、これもポケモン的な面白さがあってよい。 愛着も沸く。 次はあのトーテムにしてみたい、と思う。 このようにおなら要素もある。 (違う。 RPGツクール2000• というのも、 世界崩壊までの制限時間システムがあるのである。 システムの根幹部分が似ているとも言えるし、このシステムは否が応でもストーリーにも影響与えるので、どこか雰囲気も似て来る。 これとは別にまた「ネフェシエル」というゲームもあり、こちらがイストワールやシルフェイドに影響を与えているというのはよく出る話だが、 イストワールとシルフェイドの間にもまた切っても切れない共通する空気感があるのは否定できない。 小難しいこと書いてよくわからなくなってきたのでゲームの話に戻る。 まあ、簡単に言うと「ネフェシエル」は「イストワール」に影響を与え、「ネフェシエル」と「イストワール」は「 シルフェイド幻想譚」に影響を与えただろう、ということだ。 では、システムの話。 下の画像を見てほしい。 わざわざこの記事を読むような人はこの画面でわかると思うが、このように、制約の多い当時のRPGツクールでも、マップを使うことでスキルシステムを実現しているのである。 つくづく アイディア&工夫&創作魂だなあ、と思う。 言い訳せずにやりたい理想のゲームを実現しているのだ。 すごい。 あまり深くは覚えていないのだが、 幽霊・葬儀屋など特殊な仲間がいるのがまた面白い。 そして、ツクール2000の時代においてシンボルエンカウント。 まあ、これはフリーゲームだと珍しくないが、ツクールの元のシステムではランダムエンカウントなので、ここもこだわりがわかる部分。 システムもストーリーもとにかくこだわるのがフリーゲーム…というわけだ。 深くは覚えてないが、冒険する楽しみ、選択する面白さなどを存分に感じられ、ストーリーも良かった…という印象が残っている。 今でもちょっと不便な程度で、十分遊べる内容なのでお勧め。 RPGツクールVX• タイトルからはトルネコの大冒険のように、入るたびに変わる複雑なランダムマップなダンジョンをクリアしていくゲーム…だと当然に思ってします。 が、ちがう。 ダンジョンの数は数種類しかなく、そこには全然ランダム感はない。 見たことのあるダンジョンばかりが出てくることになる。 …などと書くと一気に批判的だが、このゲームのランダムさはそこで感じるものではない!ということに、ゲームをプレイしていれば気づくだろう。 このゲームのランダム感は、その アイテムの多さ・それに付随する小ネタの多さ、これに尽きる。 2009年の時点でゲームについてくるテキストファイル内に このゲームはわりとランダムなダンジョンを、 宝箱を漁ったり、強敵を倒したり、倒さなくてもいい強敵を倒したりしながら、 最深部まで辿り着いてボスの撃破を目指すゲームです。 武器防具はレアも含めて数百種類用意してあります。 と書いてあるので、その後追加されてさらに増えていると考えるとすごい。 いくつかネタアイテムを紹介する。 まあ、ほとんどがネタなのだが。 パロディに、 ユーモア教訓話に、 歴史上の人物まで。 …というわけで。 ネタ的・パロディ的なアイテムの数の多さはほんとにすごいもので、一つ一つのアイテムの名前・説明文が面白い。 説明文もゲーム的に役に立つかどうかよりもとにかくネタ要素が満載で、そこに命を懸けている感がある。 ダンジョンに潜るたびに出てくる面白いアイテムやその説明文、ちょこちょこある小イベント的なネタ…これらがランダム感を生み出し、そして普通のRPGとは違う面白さを生んでいるのだ。 ネタ・パロディ満載に加え、登場キャラもアニメ的な女の子がほとんどで、とにかくポップ。 明るく頭からっぽで楽しめる。 しかし、小ネタはどれも秀逸かつ膨大。 そんなゲームだ。 スマホゲーム的な面白さ・時代性へのマッチ もう一歩分析してみると、個人的には、 スマホゲームの先取り的な面白さだったと思う。 ストーリーもあるが、ストーリーを気にしなくとも、刹那的に暇なときに起動してダンジョンに潜って面白いアイテムをゲットして小ネタを見て…とやっているだけで楽しめるわけだ。 ガチャ的な面白さもあるし、現代で人気が出るにはこういうタイプのゲーム性が重要なんだな、と当時感心した覚えがある。 特に、ニコニコ動画での実況なんかには最適なゲームだと思う。 個人的にはストーリーや、体験感を重視するのでさほど好きなゲームではないが、いろいろと見習う点のあるゲームだった。 一応ストーリー的なクリアは存在するようだが、私自身はそこにはあまり興味がなかったし、主眼はアイテムコレクションのやりこみ要素だと思う。 ほかの3作とはちがった、 ポップな面白さが詰まったフリーゲームRPGが、「らんだむダンジョン」なのだ。 ひとこと 以上、数々のセンスと実力と行動力にあふれる個人ゲーム作家達の名作紹介である。 いやー、個人が作るものはしょぼいものはひたすらしょぼいけど、凄いものはひたすら凄く、なおかつどこか尖ってるから記憶のどこかに刺さるなあ、とそう思う。 ゲーマー向けなので基本的にどれも難易度が高いので、面白いと思いつつクリアしていなかったりもするのだが、いずれのゲームも、 ゲーム開始直後からそのゲーム独特の空気感というのは出ている。 とにかく、こういった一人で作られた素晴らしいゲームを見ていると、趣味で超少人数で映画を撮ってる私的にはがんばろう、という気にさせられる。 役者が少ないのも撮影技術や合成、ストーリー、設定でうまく乗り越えてむしろ作品の長所にするくらいの勢いでやっているのだが、これからもやってやろうという気になる。 というわけで、私は映画の編集をするのでこの辺りでおさらば。 気に入ったら拡散・チャンネル登録いただけると励みになります。 皆様の1登録ごとに裏でめっちゃ喜んでます。 267件のビュー 渋谷にある台湾料理屋。 意外と有名なお店。 227件のビュー 店舗外観 銀だこハイボール酒場。 銀だこが始めた、立ち飲み居酒屋的なやつ。 ただ、ここは椅子もあ... 210件のビュー この記事を書いてる時点で人気の店なので、並ぶ可能性もある。 私は並んだ。 一人で行くにはそんなにお勧めでは... 185件のビュー 店舗外観(入口) 地下2階にあるのだが、地下2階まで降りると、このように奥に「パンチョ」の文字が見え... 180件のビュー つけ麺の名店。 人気が高く、私も実際にうまいと思うのだが、そんなに好みじゃない人もちょいちょい見かける。
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monokakiリリース前のある日、編集長の有田が突然私の隣に現れて(彼女はいつも突然なのだが)「ねえマツダ知ってる?ってあるじゃん昔から占いを作れるサイトなんだけどいま小中学生がそこに小説を書いてるらしいんだよちょっと調べてみて!」と一息で喋って去っていった。 何それ……とぼちぼち調べ始めたら、まぁ知らなかったのが恥ずかしくなるほどの広がりだったので、今回はこの「占いツクール」について書きたいと思う。 「小説家になろう」「エブリスタ」に「この作品は占いツクールで投稿したもののリメイクです!」と書き添えた作品が投稿されている。 オタクを自称する中学生と話してみたら「pixivとか『占ツク』で二次創作読むのが好きで……」と言う。 サイトを見ると……小説投稿サイト運営にかかわっている私にはわかりますよ、これは 長い歴史とユーザーの変遷を経て機能を少しずつ少しずつ継ぎ足されたサイトの姿をしている……! 占い風小説?小説風占い? 占いツクール。 ベースの機能は「あなたの今日の運勢は?」「あなたは異世界に転生したら何になる?」などの診断が簡単に作れ、遊べるサイトだ。 作り手は占い、選択肢、数パターンの診断結果を書く。 この時、占いを遊ぶ人のことを「 名前 さん」と記述する。 読み手は自分の名前を入力し、数問の選択式質問に答えたりフローチャートを辿ると、書き手が「 名前 」と書いた部分に自分の名前が入れ込まれ、「マツダさんは異世界に転生したら魔法使いです!」などと診断してもらえる。 この「読み手が自分の好きな名前を入れ込める」機能をフル活用して作られているのが占ツク内の小説だ。 「占い風小説」「小説風占い」とも呼ばれている。 主役の名前は読み手が自由に選べる。 つまり自分が主人公の小説が読める。 しかも、二次創作も盛ん。 自分を主人公にでき、人気コンテンツの二次創作も楽しめるとなったら、後は何が起こるかおわかりだろう。 私も自分の名前を入力してみたら、 韓流アイドルグループと同級生になって恋するマツダの小説や、ヒロアカ(『僕のヒーローアカデミア』)の雄英高校に通うマツダの小説などが読めてしまった。 こういう、主人公ならびに登場人物の名前を読者が設定できる小説を「ドリーム小説」または「夢小説」という。 占いを作る機能と占い風小説を作る機能は少し異なっているが、おそらく占い風機能だけがあった頃に小説を書きはじめる人が続々登場した結果、小説に最適化した「小説風占いツクール」ができたと予想される。 正確な歴史は調べられなかったので、誰か知っていたら教えてください。 連綿と続く夢小説の世界 ところで私の職場には一見キャリアウーマン、中身はオタクという女子が多い。 職場で「夢小説……」と発言すると、私より年下の女子は「夢小説うううぅ……!!!」「やめろ!」「あったーーー」などと叫びながら全員死んでいく(オタク特有の芝居がかった動作で倒れながら)。 Wikipediaの「ドリーム小説」の項を参照すると2000年頃から夢小説文化はあったらしく、2000年以降に中高生だったオタク女子はもれなくその道を通っているらしい(私は2000年に高校を卒業したのでギリギリ逃れたようだ)。 ドリーム小説と呼ばれる名前変換小説が登場したのは、1997年開設された『Harlem Beat』のファンサイトである[要出典](過去『ホイッスル! 』が最初であるとされていたが、1998年ホイッスル!連載前から名前変換機能がついたドリーム小説は存在している)。 その後、該当サイトがホイッスル!、テニスの王子様小説を取り扱い始めたことに加え、ドリーム小説変換ツール「DreamMaker」の配布と共に急激に普及した。 (Wikipedia ) 夢小説の普及を後押ししたは、個人サイトに貼り付けるための夢小説生成ツールだ。 2000年頃、今のような小説投稿サイトは数が少なく、作家各自の個人サイト上での執筆・公開活動が盛んだったのだ。 これはネット小説全体に言えることで、2004年の「小説家になろう」設立も 1 出典:〈「ネット投稿小説」の現在〉 第3回:小説家になろう〜「場」の提供に徹底する先駆者(マガジン航)だったという。 その後個人サイト縮小に伴い、一般的な小説は小説投稿サイトに、夢小説文化はそして「占いツクール」に移行していったようだ。 10代女子を鷲掴みする夢小説 夢小説文化の凄いところは、職場の女子たちの反応からもわかる通り、一定の年齢になると卒業し、新しい人が入ってくるというユーザーの新陳代謝が激しいことだ。 「夢小説」は実に20年以上のも間、10代オタク女子の通過点として存在し続けている。 前述の死んだオタク女子たちを揺り起こして夢小説の話を聞いていくと、「友達が夢小説を書いて毎日FAXで送ってくれた」「ルーズリーフに夢小説を書いて交換していた」などとヤバい話がごろごろ出てきて聞いているこっちも死にそうである。 pixivの小説カテゴリ上位は現在、「夢小説」タグの小説で占められている。 pixivには名前変換機能がないから「占いツクール」のような夢小説を書くのは不可能だが、「読者が自己投影して楽しめるような、原作に登場しない主人公が登場人物と絡む小説」も広義の「夢小説」と呼ばれることがある。 要は夢小説的な内容で、名前部分がデフォルトのままになっているものだ。 夢小説的な内容とはつまり、「このキャラに愛されてみたい」「このキャラにこんなセリフを言われてみたい」という妄想をめいっぱい文章にしたものだ。 主人公(つまり読者)像も、美人で優秀、スポーツ万能といったキラキラしたものが多い。 とはいえ、テンプレ通りに作ればいいというものでもない。 人気が出るものは読み手の妄想や欲望をかき立てつつ、物語としての見せ場もしっかり作ってあって出来がいい。 あまり表立って聞いてみたことはないが、 夢小説で筆力を伸ばしてネット小説作家になった方も多いのではないだろうか。 衝動を喚起する「占いツクール」 「占いツクール」は、元々占いサイトであったゆえだろう、小説を執筆・閲覧するのに最適化されているとは言い難い。 複雑で、少しコツがいる。 しかし、10代女子を惹き付けるのは、IT企業が気にしがちな「シンプルで使いやすいUI 2 UI…ユーザーインターフェース。 サイトやアプリの見た目や使い心地など、視覚的に与える印象や使い勝手のこと。 」では、おそらくないのだ。 まずは、大手小説投稿サイトが軒並み有していない「名前変換機能」があること。 そして雑多さが魅力かと思う。 以前、と書いた。 「占いツクール」はその雑多さが、まさに衝動を喚起するようにできている。 小説じゃなくても、こんな占いを見ていると「自分もちょっと面白い占いを作ってみようかな」と思える。 自分がかかる奇病を診断してくれる占いだ。 病気の内容がいちいち耽美で素敵である。 【病名】白雪姫症候群 【症状】毒の有るものしか体が受け付けなくなります。 【経過後】放っておくと、触れた物全てが溶けるようになります。 【治す方法】同じ奇病を患った患者とキスをする。 夢小説専門のサイト「ドリームノベル」よりも、特化していない「占いツクール」が賑わっているように見えるのは、ひょっとしたらこの衝動喚起力にあるのかもしれない。 まだまだ可能性がありそうで、これからも楽しみだ。 最後にこれを読んだ大人たちにお願いがある。 自分も占いツクールを使いたくなったら、踏み込むな……とは言わないが、 10代女子の文化を大切にしてほしい。 どんなサイトでもSNSでも、話題になって大人が大挙して入ってくると文化が変わってしまう。 Facebookはおじさんたちのビジネスツールとなってしまい、Instagramからも若者は去りつつある。 敬意を持ってそっと使っていただければ、と思う。
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