アンジェス 過去。 コロナ×バイオ関連銘柄・アンジェス(4563)のニュースと値動き

【相場メモ】世界初の遺伝子治療薬開発会社!アンジェスの歴史を振り返る

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おそらく過去に例がないほどひっそりとした大型連休が明けた。 8日にネット掲示板などで最もコメントを集めたのは、これまでトレーダーたちの耳目を集め続けていたアンジェス(4563)だ。 新型コロナウイルスのワクチン開発がはやされ、株価は2月末から6倍超にまで暴騰していた。 もっとも、8日にコメントが集中した理由は、株価がこれまでの流れから一転してストップ安となったことだ。 この激変に対して、2ちゃんねるの株板やツイッター、大手株系掲示板の1日のコメント数の合計は、前代未聞の1万超えを記録。 「2000円より上で買ったやつは一生助からんな」「逃げるタイミングいくらでもあっただろ」など、高値圏で買った人たちを揶揄(やゆ)する内容が多く見受けられる。 バイオ関連の筆頭格に連れ安する形で、8日は値を大きく崩すバイオ、医薬関連銘柄が続出した。 本当にバイオ関連株の牙城が崩れはじめたとしたら、次はどんな城に向かうのか。 ここ1週間ほどが分水嶺(ぶんすいれい)となりそうだ。 (新井奈央) 【2020年5月12日発行紙面から】 PR.

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【ネット騒然銘柄】代表格「アンジェス」のS安でバイオ関連総崩れ

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5月の新興株<マザーズ、ジャスダック>マーケットまとめ 「凄かった」の一言! 5月の月間騰落率は、日経平均株価+8. 3%、TOPIX(東証株価指数)+6. 8%、日経ジャスダック平均+7. 8%と、いずれも2カ月連続の大幅高。 そして、独走態勢のマザーズ指数は+24. 1%…前月の+27. 6%に続き、2カ月連続の爆上げに成功しました。 FRB(米連邦準備制度理事会)の過去最大規模の流動性供給が、米国の株式市場にリスクテイクの流れを想像以上に作りました。 上がる米国株、連れて上がる日本株。 追いかけっこ状態でした…。 そんな中でも、日本の新興株市場、マザーズ市場は世界屈指の上昇率を記録。 5月は大型連休もありましたが、連休明けの7日には、一旦整理したポジションを再構築するかのごとく、上げに拍車がかかったマザーズ市場。 リーディングストックはこの月もアンジェスでした。 5月もいけるぞ! 第2ステージに入った! …そう嗅ぎ取った個人投資家が、買うから上がる、上がるから買う…これを繰り返します。 後講釈的には、新型コロナ影響をネガティブにする銘柄が少ないとか、むしろ、外出自粛によるテレワーク、オンライン診療、eラーニングの需要増を追い風にするとか、社会構造の変化を収益機会にするかもしれない会社もたしかに多いのですが…。 何にせよ、明確な上昇トレンドが生まれたことで「バスに乗り遅れるな」的ムードを作れたことが大きかったですね。 マザーズの5月の売買代金は、1日平均2,128億円(ピークは26日の3,293億円)。 高水準の流動性を維持し続けたことが全てでした。 東証マザーズ指数は20日に、コロナ前どころか、年初来プラスに浮上(米ナスダックでもまだ成しえてません)。 騰落レシオ(25日)が130%を超える過熱感満載の状態ながら、崩れそうで崩れない…数年に1度クラスの好地合いでした。 5月の売買代金ランキング(人気株) 売買代金トップは3カ月続けてアンジェス。 そのアンジェスの流動性(25日移動平均売買代金)はさらに拡大。 3月末時点では66. 5億円だったのが、4月末時点で214. 4億円と3倍以上に膨張。 これでもすごい金額でしたが、5月末時点ではナント660. 2億円! これ、正直見たことないですね…東証1部でも、25日移動平均売買代金が660. 2億円を上回るのは、ソフトバンクグループ(9984)だけ。 全上場銘柄中でも2位でした。 おそらくですが、ヘッジファンドがアルゴリズムを使ってアンジェスの短期売買を繰り返した結果だと思います。 人間なら怖くなって売りそうな場面でも、当日のレンジを決めて機械的にトレードをさせるアルゴリズムなら恐れなく買えるわけで…まともに下がったのも、高値を付けた8日だけ。 こういう前例は正直無かったように思います。 なお、好地合いだった4月は、売買代金トップ20銘柄の全てが上昇。 5月も18銘柄が上昇しており、引き続き個人投資家にとってハッピー過ぎる展開でした。 2 42. 0 東証マザーズ 20,150 466 89. 4 -5. 0 ジャスダック 1,118 262 67. 7 276. 4 ジャスダック 8,800 7,203 53. 3 28. 1 東証マザーズ 3,210 5,005 50. 7 18. 3 東証マザーズ 723 269 49. 8 43. 2 東証マザーズ 3,895 1,100 48. 4 41. 1 東証マザーズ 1,647 434 41. 3 86. 3 東証マザーズ 7,760 239 41. 3 28. 1 東証マザーズ 2,750 572 34. 0 66. 8 東証マザーズ 2,767 541 31. 1 15. 4 東証マザーズ 8,640 1,922 31. 1 26. 7 東証マザーズ 17,640 604 28. 4 18. 5 東証マザーズ 122 160 26. 9 171. 1 東証マザーズ 2,306 878 26. 1 12. 3 東証マザーズ 1,578 232 26. 1 15. 2 東証マザーズ 1,817 789 25. 8 22. 0 東証マザーズ 1,930 50 24. 3 -14. 6 ジャスダック 447 319 23. 1 15. 5 東証マザーズ 6,470 288 21. 6 24. 7 売買代金ランキング(5銘柄) 4月の超絶モメンタムを連休明けも受け継ぎ、8日に年初来高値になる2,455円を付けました。 今のところ、ここがピーク。 大阪大学と進める新型コロナウイルス向けワクチンへの期待を、これでもかと織り込む展開が続いています。 タカラバイオ、ダイセル、フューチャー、新日本科学など上場企業も相次いでプロジェクトに参画。 さらには21日、ガラス最大手のAGCまで加わることになり、純国産(というか、吉村大阪知事的にいえば「オール大阪」)ワクチンへの期待感は高まる一方で…。 月下旬も人気は再燃。 25日に、開発中のワクチン投与で抗体ができることを動物実験で確認したと発表。 また、26日付の一部メディアで治験の7月開始報道も好材料視されました。 前月記載した内容と同じですが、米ギリアドの「レムデシビル」などと違い、治験結果の成否に気を揉むような段階ではありません(=治験失敗による急落リスクが今は無い)。 まだワクチン成功までの道のりは長い(治験開始ですら7月)…これがこの株が急落を回避できている最大の理由な気がします。 昨年は成長性の高さで大化けしたワークマンですが、足元ではコロナ禍で発揮した業績ディフェンシブ性が注目されました。 外出自粛で、小売各社が大苦戦した4月の既存店売上高は前年同月比5. 7%増でした。 伸び率は鈍化したもの、ワークマンも緊急事態宣言後は、一部店舗の営業時間短縮、臨時休業を実施したとのこと。 それでこの数字は凄いの一言ですね。 コロナ禍でも、感染症予防で手袋や不織布用品などが売れたようです。 なお、7日に前2020年3月期の決算を発表しています。 売上高は前期比38%増、営業利益は同42%増の大幅増収増益で着地。 マザーズの時価総額トップ銘柄。 歴代最強クラスといえるマザーズ株ラリーに当然乗り、株価は2019年8月以来となる3,000円台に乗せました(2018年6月IPO時の公開価格が3,000円で、初値が5,000円でしたが)。 ステイホームで、フリマアプリ「メルカリ」の取引が活発化するのでは? との期待感から、新型コロナ業績ポジティブ銘柄と認識されています。 在宅時間が伸びると、不用品整理で「メルカリ」を使う人は増えるでしょうしね。 4月末に2020年6月期の業績予想を開示。 これを受けて、5月は国内大手証券によるポジティブレポートも相次ぎました。 新型コロナの影響でコスト意識が高まっている点、「メルカリ」の流通総額が2020年1-3月期に前四半期比で伸びが加速している点などを評価しているようです(ポジショントークでしょうが)。 赤字のソシャゲ(スマホゲーム)株が、新作ゲーム期待のプレポジション(先回り買い)で大相場になることはよくあります。 まさに同社はそれ。 スクウェア・エニックスが7日、2020年配信予定のスマホゲーム「ドラゴンクエストタクト」の事前登録開始日を6月10日に決定したと発表。 スクエニと共同開発するのが、赤字のソシャゲ株である同社です。 ヒットする確率の高いドラクエシリーズの最新スマホゲームということで、それを先回る気の早い短気の短期勢の買いで、ソシャゲ株はゲームのリリース前が一番上がる…これ新興市場のあるあるですね。 5月は決算発表シーズン。 超絶好地合いだったこともあり、発表した決算内容を平常時より好意的に受け止める雰囲気がありました。 その中でも、決算後の値動きで月間MVPと断定できるのが同社でしょう。 13日に発表した上期決算は、売上高が前年同期比50%増、営業利益が同47%増。 主力のプラットフォーム事業が好調だったほか、オンライン診療サービスの利用件数も増加。 コロナ禍にあって、医師の利用が活性化し、成長に弾みが付いたようです。 決算発表翌日から2日続けてストップ高、利益確定売りをこなしながら大陽線を連発した値動きは圧巻でした。 ただ、25日に上場来高値を3,000円台に更新した翌日、26日に急落。 きっかけは25日引け後、5%ルール報告で、同社社長の石見氏が持ち株の一部を売却(義務発生日は19日と20日)していたことが判明したため。 好決算で最高値をとったタイミングだっただけに、印象が悪かったようです。 5月の株価値上がり率ランキング 月末終値比較ですが、月間で株価が2倍になった銘柄は9銘柄(4月は11銘柄)。 スピード違反で上がる株が続出しています。 4月は直近IPO株が賑わいましたが、5月はバイオ株(アンジェスが狼煙をあげた?)、好決算銘柄の決算プレー、そして引き続き在宅時間が長くなることを業容拡大のチャンスにしそうな銘柄へのテーマ株物色が活発でした。 値上がり率トップはテラ。 月間で株価3. 7倍と強烈ですが、テラは先月も同ランキングでトップ。 2カ月連続で新興株値上がり率トップは非常に珍しいですね(平常地合いでは、トップ銘柄は翌月急落することがほとんど)。 新型コロナに有効な治療薬の開発を始めると発表したのが4月27日。 この時点の時価総額が39億円(株価167円)。 ここから5月29日高値で時価総額314億円(株価1,344円)まで到達したわけで、低位の超小型バイオ株のポテンシャルを示しました。 4% 1,118 297 262 東証マザーズ 171. 1% 122 45 160 東証マザーズ 141. 9% 2,383 985 294 東証マザーズ 140. 8% 2,242 931 102 東証マザーズ 133. 3% 756 324 288 ジャスダック 124. 3% 157 70 260 ジャスダック 121. 4% 290 131 82 東証マザーズ 116. 5% 3,345 1,545 683 東証マザーズ 100. 2% 3,125 1,561 70 ジャスダック 95. 6% 1,328 679 36 ジャスダック 87. 4% 860 459 46 ジャスダック 86. 7% 4,200 2,250 164 東証マザーズ 86. 3% 1,647 884 434 東証マザーズ 85. 4% 2,479 1,337 103 ジャスダック 78. 9% 34 19 35 東証マザーズ 78. 6% 1,715 960 43 ジャスダック 76. 2% 2,546 1,445 29 東証マザーズ 75. 7% 1,149 654 70 東証マザーズ 75. 7% 3,875 2,206 67 ジャスダック 73. 5% 1,428 823 27 値上がり率ランキング(5銘柄) 4月27日に、新型コロナウイルス感染症に有効な新薬の開発に係る事業を新たに開始すると発表。 多かった一方で、その対象のテラが小型株過ぎた…これで生まれた需給ギャップが株価急騰の背景です。 5月の月内では、14日に新型コロナウイルス感染症に対する幹細胞治療の臨床試験を開始したと発表。 主要なデータの収集が完了するのは7月、臨床研究の終了で9月を予定しているそうです。 ここもアンジェスと同様、まだ時間がかかるため、目先的には悪いニュースが出にくいと踏んで買い向かっている短期勢が多そうです。 好決算で急騰した銘柄です。 惚れ惚れするような今期ガイダンスで、上場来高値の更新に成功しました。 同社は、フィリピンで国際データ通信回線を提供するほか、医療美容事業も展開しています(かなりレアな業態)。 前2020年3月期が二ケタ増収増益で着地したうえ、今2021年3月期予想は売上高が前期比37%増の89億円、営業利益が同58%増の17億円と開示しました。 コロナ禍でこの伸び率を示したのは驚異ですが、フィリピンでも外出制限など規制があるなか、それを考慮してこの数字というのが凄い! 海底ケーブルを使ったサービスの開通で、海外通信事業の増収が見込めることが背景とのことです。 株価は大幅に上昇しましたが、予想PER(株価収益率)は未だ30倍台未満。 これもレアですね、今のマザーズ市場では。 月初の1日に、自社のAIシステム「Cacade Eye」を利用し、新型コロナウイルス感染症の研究で、約450種の候補化合物をリストアップしたことを発表。 5月に入ってすぐ、新型コロナに関連するAI関連的な位置付けになり、瞬く間に人気銘柄へ。 同社のAIを使えば、候補薬探索が大幅な効率化をもたらすことが示唆されたそうです。 また、20日に開示した今2021年3月期見通しでは、営業利益予想が2億円の黒字に転換。 こちらの理由は上述のコロナ関連ではなく、主力のリーガルテックAI事業で、米国でAIによるレビューツールの引き合いが増えていることなどを挙げていました。 2019年10月のIPO以降さえなかった銘柄ですが、今回のコロナ禍で一躍人気銘柄に。 15日に発表した1-3月期の連結売上高は、前年同期比47%増と強烈な伸びを示しました。 これは、新型コロナの感染拡大で新規ショップ開設数が急増したことが背景だったようです。 さらに驚くのが、4月の月間総売上金額が3月比で104%増、前年同月比では190%増だった点。 これが続くなら、通期予想の大幅上振れは確実ですが、どうでしょう…。 香取慎吾さんを起用したCMも始まり、知名度向上を狙うタイミングで小規模な小売業のオンライン化加速というビッグウェーブも重なっています。 足元では、米系大手運用会社が大量保有を報告。 中小型ファンドの買いも巻き込んでいるようです。 理化学機器の製造販売を手掛ける千葉県松戸のベンチャー企業。 メディアでも多く紹介されていましたが、同社がOEM供給する全自動PCR検査システムはフランスの医療現場で採用されています。 その貢献から、駐日フランス大使から礼状まで受け取りました。 日本でも、PCR検査の増加を、第2波に備えた国策として掲げています。 同社はPCR装置と一体化したPCR試薬の保険適用を厚労省に申請。 同社の検査システムが日本国内でも利用できるのではないか? そうした期待が株価に込められ、20日から信用規制がかかりながらも上値を取り続けました。 なお、知名度は高まりましたが、実はかなり以前から上場している老舗企業。 上場したのは2001年で、最初はジャスダック(当時のナスダックジャパン)上場銘柄でした。 6月に注目したい新興株の動き 歴代最強クラスの優良地合いが2カ月続きましたが…これ、まだ続くのでしょうか? 続いて欲しいものですが、こればかりは誰にも予見できない話。 ただ、前月も注目したい点を 「流動性だけ」としましたが、そこは今月も変わりません。 流動性とは何を見れば良いかというと、 マザーズ市場全体の1日当たりの売買代金です。 では、その目安は? となりますが、1日当たりのマザーズ市場の売買代金平均は、4月が1,272億円でした。 1,000億円超でも高水準なのですが、それを維持するどころか、5月は2,138億円に急拡大。 高い株価で買った投資家の反対売買の売りも、十分な流動性で吸収することが出来たわけです。 それだけに、6月は5月の1日平均2,138億円を上回る流動性が無いと、信用で買った短期勢の売りをさばけません。 最低でも1日2,000億円以上、これを維持できているかどうか、を判断基準にしてください。 今のマザーズ市場は、前例が少ないほど過熱しています。 5月のマザーズ指数の25日移動平均乖離率は10. 4~20. 1カ月間ぶっ通しで25日移動平均乖離率が10%を超えているわけですが、この状態は4月14日から継続中ですので、実に「1カ月半」も続いています。 こんなことあったかな? と遡りましたが、2013年1月10日~2月4日、4月17日~5月21日、そして2014年5月30日~6月24日の三度だけ。 アベノミクス相場初期ですが、さすがの当時でも1カ月程度の持続期間でした。 アベノミクス相場以降で、今が過熱度ナンバーワン(!?)。 過熱感でいえば騰落レシオも有名ですが、 5月の騰落レシオ(25日)は122~147%で推移。 騰落レシオ147%は、遡って調べられた2007年以降では最高値です。 やはり、過熱度は過去最高クラス(!?) では、過熱し過ぎているから危険なのか? 逃げたほうがいいのか? といえば、そうとも言えないのがマザーズ市場。 過熱感だけでいえば、1カ月前から存分に漂っていましたから。 それでも上げ続けたのは、 過熱感を維持できたから。 買われ過ぎ方向に異常値レベルのシグナルが出ているほうが、今のマザーズ好地合いは維持されます。 なぜなら、 過熱している場所に人が集まるから…。 そもそも、割高株だらけで、事業規模からみても、表現しようが無いような時価総額になっている銘柄がゴロゴロ存在。 それでも、その上値を買う投資家がいるのが今で、「まだ上がりそう」「お金がここに集まっていそう」と感じる投資家が多いわけです。 マザーズ指数が上がることが危険なわけではなく、 「マザーズ指数が上がらなくなる」ことこそ危険。 上がらなくなると個人投資家の短期資金が霧散し、流動性が急低下すると、マザーズ市場はすさまじいスピードで崩壊します(上がるときより下がるほうがスピードは速い)。 そのときに、真っ先に売られるのは、信用買いで買われた短期の個人投資家の買いに偏った銘柄。 4~5月にかけて、信用買い残を急増させながら株価が急騰した銘柄ほどリスクが大きくなります。 自身の触っているマザーズ銘柄の信用買い残はチェックし、買い残が膨らんだタイミングの価格帯なども確認するようにしてください。 最後に… もうはまだなり、まだはもうなり。

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モーニングスター [ PTS価格 アンジェス株式会社 ]

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関連記事: 関連記事: 関連記事: AG0301-COVID19は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の表面に発現している、スパイク糖蛋白質(S蛋白質)の遺伝子をコードしたDNAプラスミドベースのワクチン。 免疫原性を高めるため、アジュバントを添加し、筋肉内注射で投与する。 接種後は、核内に送達されたプラスミドDNAがS蛋白質を発現するとともに、アジュバントにより自然免疫が賦活化され、S蛋白質に対する中和抗体など免疫が誘導されると期待される。 ただし、アジュバントの詳細や投与に特殊な器具を用いるかどうかなどは「公表できない」(アンジェスの広報担当者)という。 企業治験として、大阪市立大学医学部附属病院で実施される。 対象は、20歳以上から65歳以下の健常成人30例。 PCR検査でSARS-CoV-2陰性、抗体検査でSARS-CoV-2に対するIgM抗体とIgG抗体がいずれも陰性と確認され、本人の意思による同意が得られた場合に対象とする。 一部では、大阪市立大学医学部附属病院の医療従事者を対象とすると報じられていたが、「臨床試験の募集会社が参加者を募集しており、医療従事者に対象を絞っているわけではない」(アンジェスの広報担当者)という。 同試験では、30例を低用量群と高用量群に割り付け、低用量群にはアジュバントを含む同ワクチン1. 0mgを2週間間隔で2回、高用量群にはアジュバントを含む同ワクチン2. 0mgを2週間間隔で2回、筋肉内注射する。 低用量群と高用量群の症例数など、臨床試験デザインの詳細については、公表されていない。 主要評価項目は、安全性と免疫原性だ。 安全性については、1回目の接種から8週間後までに発生した有害事象の種類、頻度、重症度など安全性を評価する。 また、免疫原性については、接種前(ベースライン)、1回目の接種から2週間後(2回目の接種直前)、4週間後、6週間後、8週間後に採血を行い、S蛋白質に対する特異的抗体価のベースラインからの変動を解析する。 副次評価項目は、より長期の安全性と免疫原性だ。 安全性については、1回目の接種から8週間後以降、52週間後までに発生した有害事象の種類、頻度、重症度など安全性を評価する。 免疫原性については、1回目の接種から12週間後、24週間後、52週間後に採血を行い、S蛋白質に対する特異的抗体価のベースラインからの変動を解析する。 海外などで開発されているCOVID-19のワクチンは、安全性を評価する第1相臨床試験、投与量などを評価する第2相臨床試験を経て、大規模な第3相臨床試験で安全性、有効性を評価するケースが多い。 また、アンジェスの広報担当者は「第3相臨床試験がどのようになるかは、現時点では決まっていない」とし、第3相臨床試験についてはコメントしなかった。 なお、COVID-19に対しては、世界でmRNAベースのワクチン、ウイルスベクターワクチン、DNAプラスミドワクチンなど、比較的新しいモダリティのワクチンの開発が先行している。 ただ、「いずれも現状の製造設備では製造・供給量に限りがある上、これらのモダリティのワクチンの接種経験は世界でも限られている。 そのため、仮に臨床試験で安全性、有効性が確認されても、こうしたワクチンを一般の健常者に対し、広範に接種することになるとは考えにくいだろう」と複数の専門家は指摘している。

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