ペプチドリームの技術は半端ない! 現在、「オプシーボ」に代表されるように抗体医薬品が注目されていますが、次の主役として期待を集めているのが 「特殊ペプチド医薬品」です。 ペプチドリームさんはこの「特殊ペプチドを 創製」し、 ライブラリー化(多種のペプチドを創出)し、 スクリーニング(多種のペプチドの中から医薬品候補物質を探索)する技術を持っています。 そもそもなぜ今ペプチド医薬品かというと……。 抗体医薬品は標的となる分子への多様性が低いという問題(このため薬価もバカ高いですね)があったり、また生体内での免疫作用による薬効の低下といったリスクも指摘されています。 こうした抗体医薬品の問題をクリアすると期待されているのが「ペプチド医薬品」なわけです。 じゃあどこの製薬会社もペプチド医薬品作ればええやん!って話なんですが、そう簡単にはいかず。 というのも構造が非常に複雑なため化学合成が困難であったり、その名の通りものすごーくちっちゃいので病原に届く前に分解されちゃうのです。 そこでペプチドリームさんの 創薬基盤技術です。 ペプチの技術により、 「分解されにくく」、 「細胞膜を通過して効率的に病原に到達」する特殊ペプチドを 「高速スクリーニングにより開発コストも下げ」て創薬に繋げられます。 ・ペプチドリームの創薬基盤技術「PDPS(Peptide Discovery Platform System)」 ペプチドリームの創薬のプラットフォームは以下の3つによって構成されています。 1本の試験管内に1兆個以上の多種類の特殊ペプチド・ライブラリーを創出• 上場直後、ファイザーに契約を切られて株価暴落するっていう事態が起き、この技術大丈夫か?と不安が広がりましたが、そんな話は遠い昔。 去年のノバルティスをはじめ、グラクソ、アストラゼネカ、アムジェン、ジェネンテック、第一三共、田辺、塩野義……etcとの共同研究・技術供与を行っています。 もう チビりそうな顔ぶれ……です。 すごすぎる。 売上・利益も順調に拡大中! 2016年6月期の売上は43億、経常利益は24億、当期純利益16億。 これで6期連続の黒字となり、 右肩上がりで伸びていっています。 自己資本比率も80%以上を堅持して、現預金額も70億。 盤石すぎるぜペプチさん。 7月には ジェネンテックにもライセンス許諾を行いました。 そーせいの田村会長の古巣の会社ですね。 どうでもいいですけど……。 とにかく今期も順調な滑り出しとなっています。 今後の株価は? 現在のペプチドリームのパイプラインで最も進んでいるのでも抗がん剤のフェイズ1。 あとはすべて前臨床の段階です。 パイプラインの本数的にはめっちゃくちゃ豊富ですので、これらが進展していけば 巨額のマイルストーンやロイヤリティ収入 がペプチに入ることになります。 そーせいと同様、将来の時価総額1兆超えも決して非現実的な数字ではないかと。 抗がん剤の上市が見えてくる数年後には恐ろしいことになっているかもしれません もちろんこれだけパイプラインがある中で全部成功できるわけはなく。 今後、臨床失敗や開発中止といったニュースも出てくるでしょう。 ファイザーの急落時のような 急落局面も想定しておく必要があると思います。 ただ失敗したところで竹の子みたいに新たなパイプラインが出てきていますので、防御力もはぐれメタル並かと。 そんじょそこらの悪材料じゃ、びくともしないって感じの会社です。 まとめ メガファーマとの契約により前期も大幅な上方修正となったペプチドリーム。 契約企業は20社近く。 プロジェクト件数も約40と、まさに他のバイオと比べても頭三つ分くらい抜きん出しているという印象です。 横綱も横綱。 大横綱の風格が漂っている会社。 窪田社長の経営手腕も大変高く評価されていますね。 ザ・国産バイオですし、ぜひこれからも突っ走っていっていただきたいです。 【追記】決算も相変わらず良好!!.
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ペプチドリームの技術は半端ない! 現在、「オプシーボ」に代表されるように抗体医薬品が注目されていますが、次の主役として期待を集めているのが 「特殊ペプチド医薬品」です。 ペプチドリームさんはこの「特殊ペプチドを 創製」し、 ライブラリー化(多種のペプチドを創出)し、 スクリーニング(多種のペプチドの中から医薬品候補物質を探索)する技術を持っています。 そもそもなぜ今ペプチド医薬品かというと……。 抗体医薬品は標的となる分子への多様性が低いという問題(このため薬価もバカ高いですね)があったり、また生体内での免疫作用による薬効の低下といったリスクも指摘されています。 こうした抗体医薬品の問題をクリアすると期待されているのが「ペプチド医薬品」なわけです。 じゃあどこの製薬会社もペプチド医薬品作ればええやん!って話なんですが、そう簡単にはいかず。 というのも構造が非常に複雑なため化学合成が困難であったり、その名の通りものすごーくちっちゃいので病原に届く前に分解されちゃうのです。 そこでペプチドリームさんの 創薬基盤技術です。 ペプチの技術により、 「分解されにくく」、 「細胞膜を通過して効率的に病原に到達」する特殊ペプチドを 「高速スクリーニングにより開発コストも下げ」て創薬に繋げられます。 ・ペプチドリームの創薬基盤技術「PDPS(Peptide Discovery Platform System)」 ペプチドリームの創薬のプラットフォームは以下の3つによって構成されています。 1本の試験管内に1兆個以上の多種類の特殊ペプチド・ライブラリーを創出• 上場直後、ファイザーに契約を切られて株価暴落するっていう事態が起き、この技術大丈夫か?と不安が広がりましたが、そんな話は遠い昔。 去年のノバルティスをはじめ、グラクソ、アストラゼネカ、アムジェン、ジェネンテック、第一三共、田辺、塩野義……etcとの共同研究・技術供与を行っています。 もう チビりそうな顔ぶれ……です。 すごすぎる。 売上・利益も順調に拡大中! 2016年6月期の売上は43億、経常利益は24億、当期純利益16億。 これで6期連続の黒字となり、 右肩上がりで伸びていっています。 自己資本比率も80%以上を堅持して、現預金額も70億。 盤石すぎるぜペプチさん。 7月には ジェネンテックにもライセンス許諾を行いました。 そーせいの田村会長の古巣の会社ですね。 どうでもいいですけど……。 とにかく今期も順調な滑り出しとなっています。 今後の株価は? 現在のペプチドリームのパイプラインで最も進んでいるのでも抗がん剤のフェイズ1。 あとはすべて前臨床の段階です。 パイプラインの本数的にはめっちゃくちゃ豊富ですので、これらが進展していけば 巨額のマイルストーンやロイヤリティ収入 がペプチに入ることになります。 そーせいと同様、将来の時価総額1兆超えも決して非現実的な数字ではないかと。 抗がん剤の上市が見えてくる数年後には恐ろしいことになっているかもしれません もちろんこれだけパイプラインがある中で全部成功できるわけはなく。 今後、臨床失敗や開発中止といったニュースも出てくるでしょう。 ファイザーの急落時のような 急落局面も想定しておく必要があると思います。 ただ失敗したところで竹の子みたいに新たなパイプラインが出てきていますので、防御力もはぐれメタル並かと。 そんじょそこらの悪材料じゃ、びくともしないって感じの会社です。 まとめ メガファーマとの契約により前期も大幅な上方修正となったペプチドリーム。 契約企業は20社近く。 プロジェクト件数も約40と、まさに他のバイオと比べても頭三つ分くらい抜きん出しているという印象です。 横綱も横綱。 大横綱の風格が漂っている会社。 窪田社長の経営手腕も大変高く評価されていますね。 ザ・国産バイオですし、ぜひこれからも突っ走っていっていただきたいです。 【追記】決算も相変わらず良好!!.
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ペプチドリームの技術は半端ない! 現在、「オプシーボ」に代表されるように抗体医薬品が注目されていますが、次の主役として期待を集めているのが 「特殊ペプチド医薬品」です。 ペプチドリームさんはこの「特殊ペプチドを 創製」し、 ライブラリー化(多種のペプチドを創出)し、 スクリーニング(多種のペプチドの中から医薬品候補物質を探索)する技術を持っています。 そもそもなぜ今ペプチド医薬品かというと……。 抗体医薬品は標的となる分子への多様性が低いという問題(このため薬価もバカ高いですね)があったり、また生体内での免疫作用による薬効の低下といったリスクも指摘されています。 こうした抗体医薬品の問題をクリアすると期待されているのが「ペプチド医薬品」なわけです。 じゃあどこの製薬会社もペプチド医薬品作ればええやん!って話なんですが、そう簡単にはいかず。 というのも構造が非常に複雑なため化学合成が困難であったり、その名の通りものすごーくちっちゃいので病原に届く前に分解されちゃうのです。 そこでペプチドリームさんの 創薬基盤技術です。 ペプチの技術により、 「分解されにくく」、 「細胞膜を通過して効率的に病原に到達」する特殊ペプチドを 「高速スクリーニングにより開発コストも下げ」て創薬に繋げられます。 ・ペプチドリームの創薬基盤技術「PDPS(Peptide Discovery Platform System)」 ペプチドリームの創薬のプラットフォームは以下の3つによって構成されています。 1本の試験管内に1兆個以上の多種類の特殊ペプチド・ライブラリーを創出• 上場直後、ファイザーに契約を切られて株価暴落するっていう事態が起き、この技術大丈夫か?と不安が広がりましたが、そんな話は遠い昔。 去年のノバルティスをはじめ、グラクソ、アストラゼネカ、アムジェン、ジェネンテック、第一三共、田辺、塩野義……etcとの共同研究・技術供与を行っています。 もう チビりそうな顔ぶれ……です。 すごすぎる。 売上・利益も順調に拡大中! 2016年6月期の売上は43億、経常利益は24億、当期純利益16億。 これで6期連続の黒字となり、 右肩上がりで伸びていっています。 自己資本比率も80%以上を堅持して、現預金額も70億。 盤石すぎるぜペプチさん。 7月には ジェネンテックにもライセンス許諾を行いました。 そーせいの田村会長の古巣の会社ですね。 どうでもいいですけど……。 とにかく今期も順調な滑り出しとなっています。 今後の株価は? 現在のペプチドリームのパイプラインで最も進んでいるのでも抗がん剤のフェイズ1。 あとはすべて前臨床の段階です。 パイプラインの本数的にはめっちゃくちゃ豊富ですので、これらが進展していけば 巨額のマイルストーンやロイヤリティ収入 がペプチに入ることになります。 そーせいと同様、将来の時価総額1兆超えも決して非現実的な数字ではないかと。 抗がん剤の上市が見えてくる数年後には恐ろしいことになっているかもしれません もちろんこれだけパイプラインがある中で全部成功できるわけはなく。 今後、臨床失敗や開発中止といったニュースも出てくるでしょう。 ファイザーの急落時のような 急落局面も想定しておく必要があると思います。 ただ失敗したところで竹の子みたいに新たなパイプラインが出てきていますので、防御力もはぐれメタル並かと。 そんじょそこらの悪材料じゃ、びくともしないって感じの会社です。 まとめ メガファーマとの契約により前期も大幅な上方修正となったペプチドリーム。 契約企業は20社近く。 プロジェクト件数も約40と、まさに他のバイオと比べても頭三つ分くらい抜きん出しているという印象です。 横綱も横綱。 大横綱の風格が漂っている会社。 窪田社長の経営手腕も大変高く評価されていますね。 ザ・国産バイオですし、ぜひこれからも突っ走っていっていただきたいです。 【追記】決算も相変わらず良好!!.
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