1.風邪を早く治すためのポイント 免疫を高めることが、風邪を早く治す近道です。 風邪をひくと、頭が痛くなり、咳や淡が出て、鼻水がでます。 体温もあがってしまいますし、関節が痛くなることもあります。 上気道とよばれる口・鼻・気道にウイルスや細菌がくっついて感染している状態を風邪と呼んでいます。 風邪の原因には、さまざまなウイルスや細菌があります。 およそ8割の原因がウイルスで、その中でもライノウイルスが一般的な風邪として多いです。 細菌による風邪は多くて2割ほどになります。 ウイルスは低温で乾燥した環境を好みます。 このため、冬場にはウイルス性の風邪がはやるのです。 抗生物質は細菌にしか効かないので、ウイルスには効果が期待できません。 細菌性を考えなければいけないのは、以下のような時です。 鼻や淡に黄色や緑色などの色がついている• 喉の奥に白っぽいものがついていて痛い• 糖尿病などで免疫が落ちている• 高齢者で咳の症状が強い• ウイルス性の場合に重要なことは、「免疫を上げること」です。 お薬でやっつけることができないので、自分自身の免疫細胞でウイルスと戦わなくてはいけません。 ですから早く風邪を治すためのポイントは、いかにして免疫を高めるのかにつきるのです。 ただしインフルエンザの流行の時期は、発熱して半日たったら病院に受診するようにしましょう。 発熱してから半日たたなければ、インフルエンザの診断がうまくできないためです。 インフルエンザにはタミフル・リレンザ・イナビルなどのお薬がありますし、早ければ早いほど効果がよいです。 2.免疫を高めるためには?• 身体を暖かくする• 水分をしっかりととる• 早めに漢方薬を飲む• よく睡眠をとる 免疫を高めるために大切なことは、体温をしっかりと上げることです。 寒気がしたり、身体にふるえがくるということは、必要な体温まで上げようとする身体の働きです。 できるだけ身体を暖かくして体温をあげてしまったほうが、免疫が活発になります。 お風呂に関しても、長時間では体力や水分が奪われてしまいますが、短時間では入った方がよいとすら言われてきています。 体温が上がると汗が出てきてしまいますので、水分はしっかりととるようにしましょう。 水分をたくさんとると、痰や鼻水が出やすくなります。 ウイルスは上気道にいるので、痰や鼻水はしっかりと出してしまったほうがよいです。 誤解されていることが多いのですが、汗をいっぱいかいたり、おしっこがたくさんでるとウイルスが出ていくわけではありません。 また、風邪の引き初めには身体にあった漢方薬も有効です。 強さの順で言うと、麻黄湯・葛根湯・桂枝湯がよく使われます。 いずれも新陳代謝と免疫を高める効果があります。 漢方薬の風邪薬は、身体本来の力を高めるという発想をしています。 最後に、睡眠をしっかりととることも大切です。 どうしても風邪の時は栄養が取りにくくなります。 寝ている間はエネルギー消費も抑えられます。 暖かくして、睡眠をよくとるようにしましょう。 3.風邪薬は効果があるの?• 抗生物質は、細菌性の時だけ• 抗インフルエンザ薬は、インフルエンザとわかれば早めに• 解熱鎮痛剤・総合感冒薬・咳止め・鼻炎止めは、本当につらい時だけ• 去痰薬や喉の痛みどめは、症状があれば使って問題なし 病院にいくと、抗生物質と解熱鎮痛剤と総合感冒薬を処方されることが多いかと思います。 それ以外にも、症状にあわせていろいろなお薬がだされることもあるでしょう。 市販でも解熱鎮痛剤や総合感冒薬が発売されています。 風邪をひいたときに本当に必要なお薬はどのようなものがあるでしょうか? まずは抗生物質からみていきましょう。 抗生物質は細菌性でないと意味がありません。 風邪の原因の多くはウイルス性ですので、抗生物質を服用してもまったく意味がないのです。 本来は、細菌性が疑わしい方や、免疫が落ちていて細菌性の感染が怖い方にだけしか服用するべきではありません。 インフルエンザに限っては、抗インフルエンザ薬があります。 このお薬は、感染した細胞から感染が広がっていくのを防いでくれます。 ですから、インフルエンザとわかったら早めに服用した方がよいお薬です。 解熱鎮痛剤はどうでしょうか?あまりにも熱が高く、食時もままならないような時は服用した方がトータルでみてよいでしょう。 ですが、免疫を高めるために体温をあげているのに、それを無理にお薬で下げてしまっているのです。 本当につらい時だけ使うお薬でしょう。 総合感冒薬としては、よくPL顆粒が処方されます。 これにも解熱鎮痛剤成分がはいっていますので、本当につらい時だけ使うべきです。 眠気の強い成分が含まれているので、風邪の症状で夜眠りにつけない方はよいでしょう。 これらのお薬をダラダラと使い続けてしまうと、風邪の治りが遅くなる原因となってしまいます。 その他にもいろいろなお薬が対処療法で処方されます。 注意した方がよいものは、咳止め(メジコンやフスコデなど)と鼻炎止め(ジルテックなど)です。 淡や鼻水は出してしまった方がよいものです。 寝れなくなるなどのデメリットがある場合に限った方がよいです。 喉の炎症を抑える喉の痛みどめ(トランサミン)や、痰のキレを良くする去痰薬(ムコダイン)などはデメリットは少ないと思います。 4.ビタミンは風邪に効くの? ビタミンの即効性は示されていません。 予防効果も限られています。 インターネットなどをみると、「風邪をひいたらたくさんビタミンCを取りなさい」ということが書いてあります。 ビタミンCは過剰に摂取しても水溶性ビタミンなのでおしっこで流されていきますから、大きな問題にはなりません。 ですが、風邪をひいてから大量にとっても残念ながら効果はあまり期待できません。 ビタミンCの効果は、どちらかというと予防効果です。 とはいっても予防効果もはっきりとしたものではなく、一部の方に有効性がみられたという報告があるにすぎません。 むしろ、否定的な研究の報告もあります。 ですから、ビタミンCが明らかに欠乏している方を除いては、風邪の予防や回復のためにビタミンをとる必要はないと思われます。 5.風邪を予防するためには? 手洗い・うがいが基本です。 口呼吸を鼻呼吸に変えたり、部屋の湿度を上げることも有効です。 風邪を予防するためには、どのようにしていけばよいのでしょうか?世間ではいろいろなことがいわれていますが、風邪の予防の一番の基本では、なんといっても「手洗い・うがい」です。 小さいころから繰り返しいわれてきたことが、最大の予防になります。 手洗い・うがいといっても、やり方を誤解されている方もいらっしゃいます。 この際ですから、を確認しておきましょう。 それ以外にも、部屋の湿度を上げたり、口呼吸の方は鼻呼吸を意識することも有効です。 詳しく知りたい方は、 をお読みください。 まとめ 風邪を早く治すには、免疫を高めることが、風邪を早く治す近道です。 免疫を高めるためには、以下の4つの方法があります。 身体を暖かくする• 水分をしっかりととる• 早めに漢方薬を飲む• よく睡眠をとる 風邪を早く治すための風邪薬の使い方は、以下の通りです。 抗生物質は、細菌性の時だけ• 抗インフルエンザ薬は、インフルエンザとわかれば早めに• 解熱鎮痛剤・総合感冒薬・咳止め・鼻炎止めは、本当につらい時だけ• 去痰薬や喉の痛みどめは、症状があれば使って問題なし 2017年3月22日 カテゴリー• 1,162• 月別アーカイブ•
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ここ数年は風邪など引いたことがなかったのですが 今年は不覚にも引いてしまいました。 子供が風邪を引いて帰ってきたので それが私に感染ってしまったようです。 私の風邪はまず 喉の痛み が出て 朝起きた時に異常に気が付きます。 そして、のどが痛いときはたいてい咳も出てきます。 喉が痛いのはつらいですよね。 何か食べるときも飲み込むときに痛いし 声がかすれてしまうこともあります。 そのまま放っておくと熱が出てしまうこともありますし 風邪が喉の痛みで収まっているうちに 何とか早く治してしまいたいものです。 今回は風邪で喉が痛くなったときに 私が実践していることをご紹介します。 費用もそんなにかかりませんよ。 風邪で喉が痛くなったときに早く治す方法 1. 鼻で呼吸する 口の中が乾燥すると喉の痛みはひどくなります。 口を開けて口呼吸すると口の中が乾燥してしまうので 口を閉じて鼻で呼吸するようにします。 マスクをする 風邪を引いたときにマスクをするのは 細菌を外に出さないようにして感染を防ぐためですが そのほかにもマスクには重要な役割があります。 それは1と同じで口の中の乾燥を防ぐためです。 マスクをすることで口の中が潤い、喉の痛みが和らげられます。 また、ウイルスは乾燥したところを好みますので マスクである程度は ウイルスの増殖を防ぐことができます。 鼻呼吸をしていても、喋るときにはどうしても口を開けます。 そのためにマスクで口の中の乾燥を防ぐことが有効です。 のど飴をなめる のど飴をなめているときって、喉の痛みが抑えられますね。 だから私は風邪を引いて喉が痛いときはのど飴をなめています。 しかも、かなり頻繁になめています。 おすすめは カリンエキスとビタミンCが入ったのど飴です。 カリンは昔から喉の薬として知られていますし ビタミンCはウイルスによって荒れた粘膜を修復する効果が期待できます。 糖分が心配な方は、ノンシュガーのものもありますよ。 「なめたらあっかっん~」のCMでお馴染みののど飴なんかいいですね。 私の家には喉が痛くなったときのために 常にのど飴のストックが置いてあります。 咳止めシロップを飲む 咳が出ると喉の痛みがひどくなりますので 咳止めシロップで咳を抑えます。 ドラッグストアへ行けば1,000円前後のものからありますが こちらは医薬品なので、用法に従って飲むようにします。 休養を取る 風邪を引いた時の一番の薬は 休養です。 可能ならば仕事を休んで 栄養のあるものを食べ、暖かくしてしっかりと寝るようにします。 「そんなに寝たら夜眠れなくなる」と心配になるかもしれませんが 体調の悪いときは不思議と眠れるものです。 これも身体が要求しているんでしょうね。 テレビを見たり、本を呼んだりするのも結構エネルギーを使います。 何もしないでおとなしく寝るのが一番です。 熱が出ていないのなら、寝る少し前にお風呂に入って 身体を温めてから寝るのもいいですよ。 風邪を引いて喉が痛くなったら ・鼻呼吸をするようにする ・マスクをかける ・のど飴をなめる ・咳止めシロップを飲む ・しっかり休養を取るために十分に寝る いかがだったでしょうか? 私が今回、風邪を引いてからしたことはこれだけです。 喉の痛みや咳もかなりあったんですが 翌日の朝には両方共収まっていて、最短の体調回復記録になりました。 自分でもビックリでした。 お医者さんに行けば初診料やら投薬やらで 3~4千円はかかると思いますが 今回の費用は咳止めシロップと ストックのためののど飴の1,500円くらいでした。 全ての方にこれほどの効果が期待できるとは思いませんが 風邪を引いて喉が痛くなったら、試してみてはいかがでしょうか? 但し、良くならなかったらお医者さんに行って診察を受けることを忘れずに。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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当記事に感想をくださった医師のアドバイスをもとに内容を一部リライトしてお伝えしています。 この記事の注意点• 当記事は風邪症状が出た場合に医療機関を受診することを否定している記事ではありません。 風邪の 容態もさまざまで、重篤なものに下記の対応策だと重症化してしまう場合があります。 素人判断の治療ではではなく受診により適切な治療を受けることも必要なことは忘れないでください。 また、当記事は『風邪』に対する記事であり、 『インフルエンザ』を自力で治すことは推奨いたしません。 まいど。 おっちゃんやで。 風邪ってホントに長引くと困るんだよな。 仕事や家事なんかにも影響するし、家族にうつして被害拡大なんてことも。 もちろん普段からの手洗いうがいなどの「予防」が1番大事なんだけど、それでも風邪ひいちゃうことってあるもんな。 今回はおっちゃんが病院で働いていたとき、内科医の先生から教えてもらった 「風邪を最短で治す方法」を紹介するで! 目次• 風邪薬は風邪を治す薬じゃない 風邪を早く治すには、やっぱり薬を飲むのが一番!って思うけどコレが違うんや。 「早めに風邪薬を飲めば良くなる」とか思っている人、多いみたいだけどな。 そもそも風邪薬に「風邪を治す成分」なんてものは入ってないんや。 マイコプラズマ肺炎 風邪に似ているけど、細菌の一種であるマイコプラズマによって起こる肺炎)にかかった患者なんかには出すみたい。 風邪薬の成分は主に咳止めや解熱剤、抗炎症剤なんかで「つらいのを和らげる成分」なんや。 「治す」と「抑える」は似て非なるものなんやで。 症状を 「抑える」 ことによって体力の消耗を防ぐっていう意味合いでは風邪薬も大切みたいやね。 風邪を最短で治す方法・・・言っちゃうと 「免疫をあげることに専念する」っていうのが大事。 大事というかコレが全てなんや。 免疫の上げ方は色々あるんやけど内科医の先生が言う最も効果的な方法が次の3つな。 暖かくして水分はこまめに! 注意事項あり 体温を上げることによって免疫力が上がるのは有名だけど 36. 体を温める簡単な方法は以下の通りや• 湯たんぽや電気あんかを体の中心部にあてて温める• カイロ(貼るタイプ)をお腹や背中に貼る 低温やけどに注意• 葛根湯を飲む(葛根湯服用については注意!追記参照)• 熱めのお湯につかる(体力喪失しないように短時間) 追記:葛根湯について 以下引用 ・心臓や血管に作用がある「麻黄」の成分を含んでおり、高血圧、心臓病、腎臓病など循環器系の持病がある方は服用に注意が必要となります。 ・葛根湯とは別に、他のお薬を服用する場合は、お薬の作用や成分に重複がないか確認が必要です。 ・解熱剤で熱を下げる場合は、葛根湯の作用(発汗作用を促し、体温を下げる効果)と効果が逆に働き、飲み合わせとして適正ではない可能性もあります。 上記の注意点について、詳しいことは公的な文章を確認したり、主治医や薬剤師の方に必ず相談するようにしましょう。 引用元: 麻黄(マオウ)のほかにも甘草 カンゾウ っていう生薬にも副作用があるみたいで 以下引用 漢方薬の副作用としてもっと多いのは、「甘草」 かんぞう の取りすぎによるも のです。 「甘草」はその名の通り甘い薬草で、いろいろな処方に含まれて、嗜好品にも使われています。 しかし取りすぎると、血圧が上がる、体がむくむ、血液 中のカリウムが低くなるなどの「偽アルドステロン症」になる場合があります。 「甘草」を含む漢方薬どうしや西洋薬の飲み合わせ、「甘草」を含む嗜好品や食品との併用などに注意する必要があります。 引用元: 体力消耗なんか副作用や適用もあるみたいだし、臓器の弱い人は飲んじゃダメなんや!高血圧の人も気を付けたほうがいいみたいやね。 葛根湯はすごい昔からあって、ちょっと具合悪くなると、おばちゃんにやたら勧められた記憶があるけど、おっちゃんの場合は初期の風邪ならこれ飲んで寝るだけで本当に治るんやけど、人によっては結構危ない薬なので注意な。 追記:医師から『熱めのお湯につかるのも短時間であれば体力喪失せず良い』との指摘をいただきました。 体温上昇の工夫は大事やで! ビタミンCをとる!(注意事項あり) 次に大事なのが「栄養」な。 これも定番だけど。 栄養っていっても特に「葉酸」とか 「ビタミンC」が重要なんやって。 ビタミンCの1日の必要量は100㎎って言われているけど、 風邪を早く治したい場合は2,000㎎~3000㎎程度を取ればいいらしい。 (追記:医師から腎臓が悪い場合は大量摂取は危険とのこと) ちなみに取りすぎたビタミンCはおしっこと一緒に体外に排出されるらしいけど、「尿路結石の原因にもなる」との意見があったんで調べてみたら 以下引用 以前ビタミンCを取りすぎると、尿中のシュウ酸が増え結石になるといわれた頃がありました。 確かにビタミンCを多量摂取していると尿中シュウ酸濃度が非常に高くなることが報告されていましたが、分析の過程でビタミンCからシュウ酸が生じるため正しく測定されていなかった事が明らかにされています。 その後大量のビタミンC摂取と尿中のシュウ酸の関係の報告については結果がまちまちで不確実です。 疫学調査においても、一例としてビタミンCを1,500mg以上摂取している男性では、25mg以下しか摂取していない男性と比べて、シュウ酸による膀胱結石が少なかったという結果があります。 以上の事からビタミンCを取りすぎて結石になるという事は現在では否定されているようです。 ただし、疾患に関わる事ですので医師にご相談ください。 引用元: とのこと。 つまり「尿路結石とは関係なさそう」ってことみたい。 本当はイチゴなんかの果物とかから取れたら理想なんだろうけど、サプリメントでも効果は十分やで。 たくさん寝る! これも当然やけど、ものすごく大事なことなんや。 もはや 一番の特効薬は「寝ること」って言うひともいるくらいやで! 睡眠と免疫力はとっても密接な関係があるんや。 風邪で体が弱っているときなら7時間と言わずに 8時間でも10時間でも寝たほうがいいみたいや。 「安静にしてよく睡眠をとること」ってやつ、よく言われると思うけど本当に大事やで! まとめ とにかく風邪を最短で治したい場合は ビタミンC3000㎎くらい飲んで、水分大量に取って、適度に暖かくして寝まくる ってこと! 『最短で治す』とは言ったものの、やっぱり体を休めることが大事!『時間が薬』ってことも忘れないでほしいで! あとがき 読者様からのたくさんのご指摘や意見、コメントやメッセージありがとうございます! また、様からの意見・感想も大変感謝しております! 参考にさせていただいたコメントを引用させていただきます。 以下引用 医師によるレビュー(8件).
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