ハンクとケインは、激しい一騎打ちを続けています。 ハンクの拳がケインの身体を貫き、優勢かと思われましたが、ケインは余裕です。 「もっと見せてくれ。 無慈悲なほどの暴力を!私に無力感を感じさせるのだ!」 ハンクは容赦なくケインを蹴り飛ばし、その体は壁にぶつかり、レンガが壊れ落ちます。 すぐに起き上がることができないケインに、ハンクは銃をつきつけます。 ケインは少しも怯えていませんでした。 ケインが別のところを見ていることに気付き、ハンクは目線をそちらに向けます。 そこにはガラスケースに保存された、エレインの遺体が吊るされていました。 愛しい人と思わぬ再会を果たしたハンクは、激しく動揺します。 動揺したハンクを見たケインは、銃口の下からさらり抜け出してしまいます。 「どうだい、ハンク。 美しいエレインだろう?この姿を保つのは苦労したのだよ」 そこへハンクの身を案じたシャールが飛び込んできます。 ケインはシャールに興味を示すことなく攻撃を続けようとしますが、その時、 ソラニウムが甲高い異音を響かせます。 「この音を聞いてはいけない、シャール!」 ハンクが叫び、シャールも耳をふさいで音を遮ります。 その様子に、シャールこそが探していた神の声を聞く者だとケインは気付きます。 「そういうことか……先生、うらみますよ……」 彼女の捕獲をアラクネに命じ、シャールはアラクネの糸で捕えらえてしまいました。 「ハンク、君はこの娘がエレインと同じように、ソラニウムの理解者であり、神の声を聞く 者だと知っていたな?」 図星のハンクは、否定することができません。 なす術なく捕らえられたシャールを救おうとハンクがとびかかりますが、アントニオ が阻止します。 「隊長さん、本気を出さないのかい?」 ハンクが戸惑っていることを鋭く見抜くアントニオです。 その隙に、ハンクの背後からケインが自らの鋭く伸ばした指先で容赦なく攻撃します。 ケインの鋭い指先に体を貫かれたハンクは、致命傷を負ってしまいます。 「ハンク、ここまでにしよう。 私は務めがあるのでね。 ここでお別れだが、最後に君に 彼女をあげよう。 今の私にとって、あのエレインはただの遺体にすぎないのだから」 ケインが指を鳴らすと同時に吊るされたガラスケースが落下し、エレインの遺体が 地上に飛び出てきてしまいます。 ケインの非情な行動に、怒りを露わにするハンクでした。 ハンクはあざけりながら笑います。 「エレインとの再会を喜んでもらえたようだな。 その身体を好きにするといい!」 怒りが止まらないハンクの身体が獣へと変化していきます。 「もっと怒って、憎むがいい!私への憎悪は全て君の血肉となるのだから」 ハンクを心配するシャールの側に、ケインは歩み寄ります。 「囚われし姫君はここだ。 ハンク、悔しければ獣の王となれ」 ケインはシャールの顔をわしづかみにします。 「泣き叫んで、助けを乞うのだ!」 ケインの表情に驚きつつも、シャールは動揺しませんでした。 「ハンクさん!自分を見失ってはいけないわ!わたしなら大丈夫だから」 ハンクが獣になってしまうことを心配したシャールの叫び声に、ケインは少し落ち着きを 取り戻します。 「以前みたいなことになったら、ハンクさんはもう戻れなくなるわ。 近くの町だって 破壊してしまうかもしれない。 だからお願い、自分を見失わないで!」 アラクネに囚われてることに恐怖を感じつつも、シャールはケインを睨みつけます。 「あなたについていきましょう。 ケイン・マッドハウス」 毅然としたシャールの様子に驚くケインです。 「……ふん。 やる気が失せたぞ。 しかしこの小娘、あのハンクが手元に置く理由が 理解できるというものだ」 致命傷を負ったハンクは動くことができず、ケインを遠くから睨むことしかできません。 「ハンク、それだけのケガを負っているのだ。 しばらくは動けまい。 無理をするな。 今はエレインとの再会をゆるりと楽しむがいい。 君も懐かしいだろうからな」 ケインはシャールを捕えたままのアラクネと、アントニオを連れ、静かに去っていきます。 ハンクは悔しさで唇をかみしめながらも、ケインの言う通り、動くことができません。 ハンクはエレインの身体の側に、にじり寄っていきます。 エレインの遺体は、かつての美しさを全く失っておらず、艶やかな黒髪も以前のままです。 ハンクは長い黒髪にそっとふれますが、反応はありません。 エレインの首の後ろに片手を回し、彼女の身体をゆっくりと抱き上げます。 「エレイン……エレイン……」 愛しい人の名を呼びますが、美しい裸身の恋人の遺体は、目を開けませんでした。 ハンクはエレインの身体を、愛おしげにそっと抱きしめることしかできませんでした。 ハンクはエレインをとても大切にしていたのでしょうね。 エレインと同じようにシャールが神の声を聞くものだとケインに気付かれてしまいました。 今後シャールをどうやって取り戻すかが鍵となりそうですね。 次回、「かつて神だった獣たちへ」第61話は、7月9日(別冊少年マガジン8月号) 発売です! カテゴリー•
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今回最終回だったのか ケインの裏切るキッカケが嫉妬だとは… ケインホモですやん しかも嫉妬の相手を生かしておく理由も謎だ 身勝手の極意を発動させたハンク つまり獣状態はスーパーサイヤ人 暴走状態は大猿状態なんだね!(違 節目としてここで終わるのはいいけど2期あるの? かつ神 katsukami 「かつて神だった獣たちへ」12話 終 擬神兵は単なる改造兵器ではない?エレインは生きていた?ズルイ終わり方。 擬神兵であるのに人を優先するハンクを人に絶望したケインは許されなかった。 って嫉妬が荒れ狂いもうハンクを好きすぎですw前向きで欲望に忠実なケインの方が人間らしい。 かつ神 かつて神だった獣たちへ ケイン「消えろぉぉぉぉ!人間ごときがあ! 私たちの世界に入り込むなぁぁぁ!」ハンク「俺たちの世界なんてどこにもないんだ、ケイン!」うああああああああ!!・・え?ここまでやって死ななかったのか、ケイン。 顔の真ん中にグーパンチの後が・・・ 小西克幸 かつて神だった獣たちへ 12話感想 このアニメの最大の敵は尺だった気もします 結局何の決着もつきませんでしたね 違うのでしょうがケインが激怒した理由がどうしてもハンクへの特別な感情に見えてしまいます エレインの存在をほのめかしておいて続きがないなんてことはないですよね? かつ神 かつ神 12話[終] これからハンクを待つのは未来でも、救いでもない獣としての運命。 それでもシャールとの誓いが彼の支えとなるのなら。 これは従来のハンクでは決して成せなかった結末。 なるほど。 2期来てほしい。 ハンクとシャールの関係性で持ってるような作品なだけに、この二人による経緯、次第に変化していく殺意と信頼の入れ替わりが楽しかったよ HidemiYasuhara 第三者介入の次は、ハンクとケインの対決。 決着着かずのまま かつ神【第12話】終了。 2期・第13話以降が出るとしたら、ハンクとケインの決着に終止符を打たないと…。 かっこいい。 シャールちゃんと幸せになってほしい。 これいつか2期あるよね? かつ神はハンクがいなくなった辺りから失速感あったけど最終回はおもしろかった 「かつて神だった獣たちへ」完走。 非常に面白かった。 人間が生み出した兵器を自分の手で始末しようとするハンクとの接触を通して、シャールという1人の女性が成長する。 話として筋が通っていたし最後までブレなかった。 なんか擬神兵に核を重ねて見てしまったな…。 三次元にもあんな人現れないかな ハンクさんのこれ"身勝手の極意"にしか見えないww かつ神 身勝手の極意 かつ神11話のハンクさん、クッソカッコイイ Cパート ? はまぁ、知ってた ハンクさん動す材料にはなるしね…… 「かつて神だった獣たちへ」12話 終 擬神兵は単なる改造兵器ではない?エレインは生きていた?ズルイ終わり方。 擬神兵であるのに人を優先するハンクを人に絶望したケインは許されなかった。 って嫉妬が荒れ狂いもうハンクを好きすぎですw前向きで欲望に忠実なケインの方が人間らしい。 かつ神 かつ神終わっちゃったなー。 含みのある終わり方だけど、実際に二期あるのかなあ。 もろ肌脱ぎのハンク隊長、ずっと誰かに何かに似てるなぁって思ってだけど、エドモンド本田でした。 個人の感想です 『かつ神』最終話。 何も解決せずに終わったな…。 不死身すぎるケインは、ヒドラの毒なら倒せるんだろうか。 シャールと、OPと、擬神兵がみんなハンクのこと好きすぎるところは好き。 でも2期の可能性は低そうかな… かつ神見てると犬夜叉思い出す。 シャールはかごめ、ハンクは犬夜叉、ケインは奈落 かつて神だった獣たちへ かつ神 ハンクぅ…旅は続く…大好きな彼女を助けに… こりゃ2期やるな。 かつ神 ハンク.
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ハンクとケインは、激しい一騎打ちを続けています。 ハンクの拳がケインの身体を貫き、優勢かと思われましたが、ケインは余裕です。 「もっと見せてくれ。 無慈悲なほどの暴力を!私に無力感を感じさせるのだ!」 ハンクは容赦なくケインを蹴り飛ばし、その体は壁にぶつかり、レンガが壊れ落ちます。 すぐに起き上がることができないケインに、ハンクは銃をつきつけます。 ケインは少しも怯えていませんでした。 ケインが別のところを見ていることに気付き、ハンクは目線をそちらに向けます。 そこにはガラスケースに保存された、エレインの遺体が吊るされていました。 愛しい人と思わぬ再会を果たしたハンクは、激しく動揺します。 動揺したハンクを見たケインは、銃口の下からさらり抜け出してしまいます。 「どうだい、ハンク。 美しいエレインだろう?この姿を保つのは苦労したのだよ」 そこへハンクの身を案じたシャールが飛び込んできます。 ケインはシャールに興味を示すことなく攻撃を続けようとしますが、その時、 ソラニウムが甲高い異音を響かせます。 「この音を聞いてはいけない、シャール!」 ハンクが叫び、シャールも耳をふさいで音を遮ります。 その様子に、シャールこそが探していた神の声を聞く者だとケインは気付きます。 「そういうことか……先生、うらみますよ……」 彼女の捕獲をアラクネに命じ、シャールはアラクネの糸で捕えらえてしまいました。 「ハンク、君はこの娘がエレインと同じように、ソラニウムの理解者であり、神の声を聞く 者だと知っていたな?」 図星のハンクは、否定することができません。 なす術なく捕らえられたシャールを救おうとハンクがとびかかりますが、アントニオ が阻止します。 「隊長さん、本気を出さないのかい?」 ハンクが戸惑っていることを鋭く見抜くアントニオです。 その隙に、ハンクの背後からケインが自らの鋭く伸ばした指先で容赦なく攻撃します。 ケインの鋭い指先に体を貫かれたハンクは、致命傷を負ってしまいます。 「ハンク、ここまでにしよう。 私は務めがあるのでね。 ここでお別れだが、最後に君に 彼女をあげよう。 今の私にとって、あのエレインはただの遺体にすぎないのだから」 ケインが指を鳴らすと同時に吊るされたガラスケースが落下し、エレインの遺体が 地上に飛び出てきてしまいます。 ケインの非情な行動に、怒りを露わにするハンクでした。 ハンクはあざけりながら笑います。 「エレインとの再会を喜んでもらえたようだな。 その身体を好きにするといい!」 怒りが止まらないハンクの身体が獣へと変化していきます。 「もっと怒って、憎むがいい!私への憎悪は全て君の血肉となるのだから」 ハンクを心配するシャールの側に、ケインは歩み寄ります。 「囚われし姫君はここだ。 ハンク、悔しければ獣の王となれ」 ケインはシャールの顔をわしづかみにします。 「泣き叫んで、助けを乞うのだ!」 ケインの表情に驚きつつも、シャールは動揺しませんでした。 「ハンクさん!自分を見失ってはいけないわ!わたしなら大丈夫だから」 ハンクが獣になってしまうことを心配したシャールの叫び声に、ケインは少し落ち着きを 取り戻します。 「以前みたいなことになったら、ハンクさんはもう戻れなくなるわ。 近くの町だって 破壊してしまうかもしれない。 だからお願い、自分を見失わないで!」 アラクネに囚われてることに恐怖を感じつつも、シャールはケインを睨みつけます。 「あなたについていきましょう。 ケイン・マッドハウス」 毅然としたシャールの様子に驚くケインです。 「……ふん。 やる気が失せたぞ。 しかしこの小娘、あのハンクが手元に置く理由が 理解できるというものだ」 致命傷を負ったハンクは動くことができず、ケインを遠くから睨むことしかできません。 「ハンク、それだけのケガを負っているのだ。 しばらくは動けまい。 無理をするな。 今はエレインとの再会をゆるりと楽しむがいい。 君も懐かしいだろうからな」 ケインはシャールを捕えたままのアラクネと、アントニオを連れ、静かに去っていきます。 ハンクは悔しさで唇をかみしめながらも、ケインの言う通り、動くことができません。 ハンクはエレインの身体の側に、にじり寄っていきます。 エレインの遺体は、かつての美しさを全く失っておらず、艶やかな黒髪も以前のままです。 ハンクは長い黒髪にそっとふれますが、反応はありません。 エレインの首の後ろに片手を回し、彼女の身体をゆっくりと抱き上げます。 「エレイン……エレイン……」 愛しい人の名を呼びますが、美しい裸身の恋人の遺体は、目を開けませんでした。 ハンクはエレインの身体を、愛おしげにそっと抱きしめることしかできませんでした。 ハンクはエレインをとても大切にしていたのでしょうね。 エレインと同じようにシャールが神の声を聞くものだとケインに気付かれてしまいました。 今後シャールをどうやって取り戻すかが鍵となりそうですね。 次回、「かつて神だった獣たちへ」第61話は、7月9日(別冊少年マガジン8月号) 発売です! カテゴリー•
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