愛猫から信頼されているかどうか……それは、 猫の「寝る場所」を見ればわかることがあるって、知っていますか? ねこのきもち獣医師相談室の先生が、くわしく解説します! 飼い主さんのそばで寝るなら…愛猫から信頼されてる証拠! 猫が寝る場所によって、飼い主さんへの信頼度はわかるといわれています。 飼い主さんを信頼している猫は、 飼い主さんのそばで眠ることが多いです。 猫は本来警戒心が強い動物なので、なるべく誰にも知られないような場所で眠ります。 それにもかかわらず飼い主さんのそばで眠るということは、飼い主さんを信頼して安心しきっている証拠ともいえます。 猫の眠る場所としては 股の間だったり、布団の中だったりと、飼い主さんのそばのいろんなところで眠るようです。 愛猫がそばで寝ないと…信頼されてない? 飼い主さんをあまり信用していない猫は、飼い主さんと別の部屋など、飼い主さんの視界に入らない場所で眠りがちになることが多いでしょう。 ただし、 飼い主さんとの距離があったとしても、へそ天のようにおなかを丸出しにして無防備な寝姿で寝ているようなら、猫は安心している状態といえますね。 また、飼い主さんを信用していたとしても、別室で寝たほうが猫にとってより快適に寝やすいような環境である場合もあります。 日頃からできる「愛猫との距離感を縮める方法」 愛猫がぐっすりと寝ているときは無理にかまわないようにし、睡眠の邪魔をしないようにしましょう。 また、 猫との距離感を縮めたいあまり、猫が嫌がっているにもかかわらずしつこく構いすぎてしまうと、逆にうまくいかないことが多いです。 日頃から猫自身が甘えてきたときに、ゆっくりと撫でてあげる、やさしく声をかけてあげるといったような、 猫目線の生活を心がけるとよいでしょう。 取材・文/Honoka.
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猫と一緒に寝ているときって飼い主さんにとって本当に幸せな時間ですよね。 でも、猫の寝場所はさまざま。 「いくら布団の中に突っ込んでも、数秒後には出て行ってしまう」ということも少なくありません。 かと思えば、布団の足元で寝ていたり・・・。 猫が選ぶ寝場所って、いったい何が基準なのでしょうか? 暑い、寒いがひとつの基準 猫は、基本的に寒がりなので暖かい場所を求めて飼い主さんの布団に入ってくることが多いです。 なので夏より冬の方が一緒に寝てくれる確率は高くなります。 しかし、そんな猫のなかでも「暑がりさん」がいます。 冬でも時々フローリングの上に寝そべっていたり、水をよく飲んだり、鼻の頭や肉球が乾き気味だったり。 そういう子は、冬でも布団の中に入りたがりません。 だって暑いから。 甘えん坊の猫でも、布団の上などで寝ています。 こういう子とは、残念ながら、「猫ゆたんぽ」は叶いません。 子猫気分、おとな気分も関係している 野生の猫は、おとなになれば、「おとな気分」しかありません。 しかし、人に守られて暮らしている飼い猫は、いつまでも「子猫気分」を残しています。 自分ひとりでエサを捕ったり、身を守る必要がないから、いつまでも子猫気分が抜けないのです。 ただし、「子猫気分」「おとな気分」の配合は、猫によってさまざま。 子どもっぽい猫もいれば、おとなっぽい猫もいます。 また、同じ猫でも子猫気分とおとな気分がコロコロと入れ替わります。 さっきまでゴロゴロ甘えてきたのに急にプイッと冷たくなるのは、気分が入れ替わったためです。 例えば、下のA~Eのなかで、子どもっぽい猫が選ぶのはどこだと思いますか? A・・・顔のそば B・・・布団の中 C・・・布団の上、股の間 D・・・布団の上、足元 E・・・布団の外、離れた場所 答えはAです。 飼い主さんの顔に最も近い場所です。 理由はこうです。 動物にはそれぞれ、他者に侵入されると不快なスペースがあります。 人間も、パーソナルスペースに親しくない人が近づくと警戒しますよね。 そんな猫が、固有のスペースを共有し、他者と顔を突き合わせて一緒に眠るのはどういうときでしょうか?ズバリ、子猫時代です。 飼い主さんの顔のそばで眠るのは、子猫気分を最も多く残している、甘えん坊の猫といえます。 野生では、おとなになった猫はひとりで過ごします。 つまりEはおとな気分の強い猫ということ。 いくらペットとして飼われていても、「寝るときはひとりがいい」、孤高の存在という感じでしょうか。 顔から離れるごとに、おとな度は高くなります。 ほかのB、C、Dを解説すると、 B・・・寒がりで甘えん坊。 「布団の中」という未知の場所に入ることもためらわない、警戒心の少ない大らかなタイプ。 C・・・股の間という「囲われた場所」が好きな猫。 飼い主のそばにいて暖をとりたいけれども、手は出されたくない猫。 D・・・やや警戒心が強いタイプ。 Cと同じく、飼い主のそばにいて暖をとりたいけれども、手は出されたくない。 何かあればすぐ逃げられる場所を選んでいる。 という感じです。 ちなみに、猫がおしりを飼い主の顔に向けて寝ている場合。 なんと失礼な・・・と思うなかれ! これは信頼の証なのです。 少し大きくなった子猫は、眠るとき、母猫におしりを向けて眠ります。 なぜなら、危険な背後は、安心できる相手に任せたいから。 前側は自分が守ればよいですが、後ろ側は、危険を察知しにくいですよね? ですから、信頼できる相手に守ってほしいのです。 人間も、広い場所で休むときは、壁や木などに背中をつけて休みます。 これも同じことで、背後を守れる場所を自然と選んでいるのです。 飼い主さんの寝相も関係アリ! 最後に、忘れちゃいけないのが飼い主さんの寝相。 いくら寒くても、飼い主さんの寝相が悪くて、落ち着いて寝ていられないんじゃ、猫だってそばでは寝ません。 「猫が体の上で寝ていて寝返りが打てない」という飼い主さんがいますが、そういう方は、寝相がよくて、猫が落ち着いて寝やすいんだと思います。 さらに、眠りが浅くて、寝返りが打てないことですぐに起きてしまう。 私は、眠りが深いので、猫のせいで眠れなかったことはありません。 夫がいうには、「猫が上に乗っていてもエイヤッと寝返りを打つので、そのたびに猫が逃げている」そう・・・。 一方夫は、眠りが浅いので、猫のせいですぐに起きてしまいます。 股の間に何匹も寝ていて、暑くて動けなくて起きることもしばしば。 お気の毒です!•
次の安心できる飼い主のそばならゆっくり寝れるニャ 飼い猫は子猫の気持ちが抜けきらない 一般的に、 成猫から飼い始めるよりも子猫の頃から室内で飼い始めた猫ちゃんの方がそばで寝てくれることが多いと考えられます。 なぜなら、子猫の頃から飼い主さんから食事の世話やおもちゃでの運動などしっかり守られて育つことで 『子猫の気分』が抜けきらないことがあるからです。 飼い主さんがお家で作業をしていると、突然にゴロゴロと喉を鳴らしながらそばによって来たり、おもちゃを持ってきて「遊んで!」とせがまれた経験はないでしょうか? こういった行動をとるときの猫ちゃんの心理は、まさに 『子猫の気分』と言えますね! 子猫気分の猫ちゃんにとっての「母猫」は、いつもそばにいて守ってくれる飼い主さんです。 『子猫の気分』が抜けきらない猫ちゃんは飼い主さんのことを信頼しているからこその行動です。 スキンシップはほどほどにする• 毎日の世話とコミュニケーションを欠かさない• 猫ちゃんに無理強いをしない 猫ちゃんとの信頼関係を築くうえで上記のポイントはとても大切です。 スキンシップはほどほどにする 猫が大好きな人ほどしてしまいがちですが、 過度なスキンシップは信頼関係を築くうえで逆効果です。 なぜなら、無知触られたりすることで「飼い主の近くに行くのなんだかやだな・・・」とストレスを与えてしまう原因になるからです。 猫ちゃんの様子をよく見て、 猫ちゃんも飼い主さんも楽しいスキンシップを心掛けましょう。 毎日の世話やコミュニケーションを欠かさない 毎日のお世話やコミュニケーションを欠かさずに行うことは、猫ちゃんとの関係を築くうえでとても大切なポイントです。 トイレ周りを清潔に保ったり、毎日のご飯をしっかりあげるなど 当たりまえのお世話をすることで猫ちゃんにとってなくてはならない存在になっていきます。 特にご飯の準備は、猫ちゃんの信頼を勝ち取りやすいお世話なので家族間で偏りがある場合は、交代でするなど工夫してみても良いかもしれません。
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