アジサイは、初夏に行う一般的な緑枝挿しと、 冬に行う休眠挿しの両方で株を増やすことができます 休眠挿しは、落葉している間に枝を切り取って挿す方法です。 休眠枝挿しの方は、生育中ではないため、発根がゆっくりになります。 そのため、緑枝挿しに比べると難易度が高いとされることもありますが、 コツを覚えれば、緑枝挿しよりも早く開花させられる魅力があります。 ・よく切れるハサミ(ナイフ) ・挿し木をする容器(ミニプランターや鉢など) ・挿し木用用土(小粒の赤玉土や鹿沼土でも可) ・挿し穂を挿す穴を作るための棒(割り箸など) ・用土を湿らせるための水 基本はこれだけです。 さらに発根の確率を高めたい時や、防寒が必要と思われる場合は、 そのための道具や薬剤を準備します。 11月~3月の落葉している時期に、2節~3節つけて枝を切り、挿し穂を作ります。 切り取った挿し穂は、切り口を30分~1時間ほど水につけて、水あげをしておきます。 ミニプランターや鉢に、挿し木用の用土を入れ、あらかじめ湿らせておきます。 用土が湿ったら、割り箸などを使って挿し穂を挿す穴をあけ、 そこに先端が傷まないように挿し穂を挿します。 挿し穂はまっすぐ下に向けて、1節が埋まるように挿します。 挿し穂がぐらつかないよう、軽く用土を寄せて押さえておきます。 休眠枝挿しは、発根するまでに少し時間がかかるので、 あまり乾かないように注意して、管理しましょう。 ・発根促進剤 メネデールなどの、発根促進剤に挿し穂をつけることで、発根率が高くなります。 持っていない場合や、購入する予定がないのであれば、 そのまま水あげをしてから挿し木して問題ありません。 もし使うのであれば、規定通りに希釈した薬液に、 半日~1日ほど挿し穂の切り口をつけておくと効果的です。 ・防寒 休眠枝挿しは11月~3月の落葉期に行いますが、 その中でも11月~1月頃の早いうちに行う場合は、 防寒をしておいた方が良い場合があります。 この時期はどうしても寒く、戸外の屋根のない場所に置いていると、 放射冷却などで霜が降りやすかったりします。 また、発根までは土を乾かさないように管理するため、 土が凍ってしまうことも多くなります。 容器の四隅に支柱を立て、その上から換気のための穴をあけた、 ビニール袋をかぶせることで、寒風に当たるのを防ぐことができます。 また、軒下であれば、霜がおりにくくなり生育を助けます。 ・日当たり 発根して鉢上げするまでは、 どのような品種も半日陰~明るい日陰くらいの場所が良いでしょう。 あまり日当たりの良い場所に置いていると、用土が乾きやすくなり、発根が難しくなります。 ・水管理 用土が必要以上に乾かないように注意します。 ただし、鉢皿などに水を溜めておくのは避けましょう。 過湿になる可能性が高いですし、夜間に冷え込んだ時、凍りやすくなります。 暖かくなったこの時期なら、鉢上げが可能になります。 3号~5号サイズの鉢に、培養土を使って鉢上げをします。 鉢上げをした後、1ヶ月ほどはまだ根付いていないので、水切れに注意します。 その後は、土の表面が乾いたら水を与えるようにしましょう。 アジサイは品種によって、好む日当たりの条件が異なります。 鉢上げまでは、どれも半日陰~明るい日陰に置きますが、 新芽が伸びて鉢上げした後は、それぞれの好む条件下で育ててあげましょう。 日向を好む品種の場合、鉢が小さいうちは土が乾きやすくなります。 水切れには十分注意してあげます。 だいたい 早ければ挿し木後1年で花を咲かせますが、育てている環境や、 株の育ち具合によっては、3年以上かかることもあります。 休眠枝挿しをした次の初夏には、どうにか花を咲かせたい場合は、 挿し穂に花芽をつけて挿す方法があります。 一般的に挿し穂は、花芽のついていない不要な枝で作ることが多いですが、 計画的に先端付近についている花芽をつけた状態で挿すことで、 花を咲かせることができる場合があります。 この場合は、挿し穂の一番上の節に花芽がついていて、 その下に葉芽が2節ついた状態で作ります。 挿し方やその後の管理は、花芽のついていない挿し穂を挿した時と同じで構いません。 花芽と葉芽の見分け方は、芽の形が少し丸っこく、膨らんでいる方が花芽です。 100%開花するという保証はありませんが、 花芽のない枝を挿し穂に使うよりは、開花の可能性が高くなります。 かなり小さい状態で開花するので、そのまま苔玉や盆栽に仕立てられます。 その場合、普通サイズのアジサイよりも、 ヤマアジサイの方がコンパクトに仕立てやすく、野性味も増します。
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アジサイ 紫陽花 の増やし方!挿し木と剪定はセット? アジサイを増やすには剪定で切り取った枝を使って挿し木にするのがおすすめです。 そのため、剪定と挿し木を一緒に行えば、効率的にアジサイの栽培が楽しめますよ。 アジサイ 紫陽花 に剪定が必要な理由は? アジサイに剪定が必要な理由は、育てるスペースがない、植木鉢よりも大きくなった、など人間側の都合が悪くなるためです。 もともと、アジサイは剪定をしなくても問題はありません。 ただし、観賞用としてアジサイを育てている以上、飾っている場所の雰囲気や樹形を意識する必要が出てきます。 アジサイを剪定するときには、切り取る時期と方法に注意して、好みの樹形に整えてくださいね。 アジサイ 紫陽花 の増やし方!挿し木のコツは剪定した枝を使うこと アジサイは、挿し木で簡単に数が増やせる植物です。 挿し木でどんどん数を増やしていきたい方は、剪定で切り取った枝を利用するのがおすすめです。 剪定後の枝を再利用できるだけではなく、花芽がついた枝ならば、翌年花を咲かせてくれるかもしれません。 土に植える• 6~7月頃、剪定した枝を10~15cmほどに切り揃える。 葉っぱは2枚ほど残して、他の葉は全て切り落とす。 切り口をナイフやカッターで斜めに切って、枝全体も7〜8cmにする。 水を入れた容器に1〜2時間ほど切り口を浸す。 赤玉土(小粒)を入れた容器に指や割り箸で穴を空ける。 枝が2~3cmほど埋まるように挿す。 土が乾燥しないよう水やりをして日陰で管理する。 1〜2ヶ月後、十分に根が生えたら一回り大きな鉢や地面に植え替える。 この際、挿し枝を植え付けるタイミングで発根剤を切り口につけると発根しやすくなりますよ。 水挿し アジサイの剪定した枝を水挿しで管理するときは「土に植える」の4番目までは同じ作業をします。 その後、毎日水を入れ替えていれば根が生えはじめます。 十分に発根したら、遅くても9月までには土を入れた鉢か庭に植え替えてください。 アジサイ 紫陽花 のベストな剪定時期と方法は? 6~9月中旬、花が咲き終わってからがアジサイの剪定の適期です。 花が枯れ、花色が色あせてきた頃、花のすぐ下を切り落としましょう。 剪定のポイントは「新芽」が出てくるところを残しておくことです。 10月頃になると次の年に咲かせる花の芽が枝にできはじめるので剪定は控えてください。 翌年の花数が減ってしまいます。 基本剪定 アジサイには、その年に伸びた新しい枝に翌年花芽をつけない性質があります。 そのため、上から1節目は花を咲かせる可能性が低いので、花のすぐ下に生えている1節目の下を花ごと切り取りましょう。 葉っぱや茎は翌年花を咲かせるために必要なので、そのまま残しておきます。 少し花数や枝を減らしたいときは、「内向きの枝」「下向きの枝」「伸びすぎている枝」「細い枝」を選んで、付け根から切り取ってもかまいません。 風通しがよくなって病害虫の被害が減らせますよ。 全体的に小さく(短く)したい 長年アジサイを育てていると、鉢や庭のスペース以上に生長することがあります。 そんなときは基本剪定でボリュームを減らしつつ、さらに1〜2節分を短く切り落としてください。 注意しておきたいのは枝の色が緑色の所で切り落とすという事です。 茶色の古い枝から切り落としてしまうと翌年は花が咲かないので気を付けてみて下さい。 ゼロから育て直したい(強剪定/切り戻し) アジサイが大きく育ちすぎて、基本剪定などで樹形が整えられないときは、株元近くまで枝を剪定する「強剪定」や、太い枝を途中から切って短くする「切り戻し」と呼ばれる作業をしましょう。 ただ、強剪定をすると次の年は花が咲かないことが多いので、枝や芽を生長させる1年になることを承知のうえで取り組んでくださいね。 葉っぱが枯れ落ちた冬の時期が適期です。 以前に強剪定をしたなら、3年は間をあけてください。 一番下の節目だけを残して、全ての茎を切り取りましょう。 全体の枝が株元から約10~15cmの高さにそろうイメージです。
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アジサイは、初夏に行う一般的な緑枝挿しと、 冬に行う休眠挿しの両方で株を増やすことができます 休眠挿しは、落葉している間に枝を切り取って挿す方法です。 休眠枝挿しの方は、生育中ではないため、発根がゆっくりになります。 そのため、緑枝挿しに比べると難易度が高いとされることもありますが、 コツを覚えれば、緑枝挿しよりも早く開花させられる魅力があります。 ・よく切れるハサミ(ナイフ) ・挿し木をする容器(ミニプランターや鉢など) ・挿し木用用土(小粒の赤玉土や鹿沼土でも可) ・挿し穂を挿す穴を作るための棒(割り箸など) ・用土を湿らせるための水 基本はこれだけです。 さらに発根の確率を高めたい時や、防寒が必要と思われる場合は、 そのための道具や薬剤を準備します。 11月~3月の落葉している時期に、2節~3節つけて枝を切り、挿し穂を作ります。 切り取った挿し穂は、切り口を30分~1時間ほど水につけて、水あげをしておきます。 ミニプランターや鉢に、挿し木用の用土を入れ、あらかじめ湿らせておきます。 用土が湿ったら、割り箸などを使って挿し穂を挿す穴をあけ、 そこに先端が傷まないように挿し穂を挿します。 挿し穂はまっすぐ下に向けて、1節が埋まるように挿します。 挿し穂がぐらつかないよう、軽く用土を寄せて押さえておきます。 休眠枝挿しは、発根するまでに少し時間がかかるので、 あまり乾かないように注意して、管理しましょう。 ・発根促進剤 メネデールなどの、発根促進剤に挿し穂をつけることで、発根率が高くなります。 持っていない場合や、購入する予定がないのであれば、 そのまま水あげをしてから挿し木して問題ありません。 もし使うのであれば、規定通りに希釈した薬液に、 半日~1日ほど挿し穂の切り口をつけておくと効果的です。 ・防寒 休眠枝挿しは11月~3月の落葉期に行いますが、 その中でも11月~1月頃の早いうちに行う場合は、 防寒をしておいた方が良い場合があります。 この時期はどうしても寒く、戸外の屋根のない場所に置いていると、 放射冷却などで霜が降りやすかったりします。 また、発根までは土を乾かさないように管理するため、 土が凍ってしまうことも多くなります。 容器の四隅に支柱を立て、その上から換気のための穴をあけた、 ビニール袋をかぶせることで、寒風に当たるのを防ぐことができます。 また、軒下であれば、霜がおりにくくなり生育を助けます。 ・日当たり 発根して鉢上げするまでは、 どのような品種も半日陰~明るい日陰くらいの場所が良いでしょう。 あまり日当たりの良い場所に置いていると、用土が乾きやすくなり、発根が難しくなります。 ・水管理 用土が必要以上に乾かないように注意します。 ただし、鉢皿などに水を溜めておくのは避けましょう。 過湿になる可能性が高いですし、夜間に冷え込んだ時、凍りやすくなります。 暖かくなったこの時期なら、鉢上げが可能になります。 3号~5号サイズの鉢に、培養土を使って鉢上げをします。 鉢上げをした後、1ヶ月ほどはまだ根付いていないので、水切れに注意します。 その後は、土の表面が乾いたら水を与えるようにしましょう。 アジサイは品種によって、好む日当たりの条件が異なります。 鉢上げまでは、どれも半日陰~明るい日陰に置きますが、 新芽が伸びて鉢上げした後は、それぞれの好む条件下で育ててあげましょう。 日向を好む品種の場合、鉢が小さいうちは土が乾きやすくなります。 水切れには十分注意してあげます。 だいたい 早ければ挿し木後1年で花を咲かせますが、育てている環境や、 株の育ち具合によっては、3年以上かかることもあります。 休眠枝挿しをした次の初夏には、どうにか花を咲かせたい場合は、 挿し穂に花芽をつけて挿す方法があります。 一般的に挿し穂は、花芽のついていない不要な枝で作ることが多いですが、 計画的に先端付近についている花芽をつけた状態で挿すことで、 花を咲かせることができる場合があります。 この場合は、挿し穂の一番上の節に花芽がついていて、 その下に葉芽が2節ついた状態で作ります。 挿し方やその後の管理は、花芽のついていない挿し穂を挿した時と同じで構いません。 花芽と葉芽の見分け方は、芽の形が少し丸っこく、膨らんでいる方が花芽です。 100%開花するという保証はありませんが、 花芽のない枝を挿し穂に使うよりは、開花の可能性が高くなります。 かなり小さい状態で開花するので、そのまま苔玉や盆栽に仕立てられます。 その場合、普通サイズのアジサイよりも、 ヤマアジサイの方がコンパクトに仕立てやすく、野性味も増します。
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