そもそも広がっていた情報は、宮崎容疑者が茨城県の常磐道であおり運転をしていた際に同乗していた喜本容疑者が被害女性であると「特定」したデマだった。 根拠は「顔が似ている」ことや、宮崎容疑者が被害女性のInstagramをフォローしていたことだが、そもそも被害女性は両容疑者とは知り合いではなく、事実無根だ。 代理人弁護士によると、デマが広がったのは、宮崎容疑者が指名手配をされて氏名と写真が公開された8月16日の翌日のこと。 同乗していた喜本容疑者(当初は指名手配されておらず、名前も公開されていなかった)に関する憶測が広がるなかで、午後2時前、Twitterで被害女性のことを喜本容疑者であると名指しする投稿がされたことが発端とみられるという。 その1時間後にはネット掲示板「5ちゃんねる」に被害女性のInstagramのリンクを貼った記事が投稿され、コメント欄には大量の誹謗中傷が寄せられた。 さらに被害女性のプロフィールや顔写真などがネット上に大量に広がり、経営する会社も晒された。 会社への電話は1日で200件を超えたという。 デマの拡散は、被害女性への誹謗中傷は、自身が経営する会社のホームページで声明文を発表するまで続いたという。 拡散した「トレンドブログ」とは そうした情報の拡散の起点となったのが「トレンドブログ」だ。 そもそもトレンドブログとは、検索エンジン対策(SEO)に長けており、ユーザーが検索しそうなキーワードを先回りして記事化し、検索からユーザーを流入させてページビューを得ることで、広告収入を稼いでいるとみられるブログ群だ。 「犯人は?顔写真は?」などと、読み手の興味をそそるようなタイトルのものが多いが、その内容はほかのサイトの記事の引き写しや、単なる憶測に留まっていることがほとんどだ。 社会の注目が集まる事件・事故が発生するたびに、容疑者のプロフィールや顔写真を紹介するといった触れ込みのトレンドブログの記事が、大量に作り出されている。 そのため、誤った情報を拡散する起点になることも少なくない。 実際、川崎・登戸の殺傷事件では「犯人は在日」というデマを拡散。 京アニ火災では同様の情報のほか、「NHKのディレクターと犯人が知り合い」という噂をディレクターの顔写真や個人情報とともに掲載したサイトもあり、のちにNHKが公式に否定する自体にまで発展した。 「本人とみて間違いなさそう」 今回も「あおり運転」の様子をメディアが報じた直後から、被害女性の本名や写真を掲載したトレンドブログが相次いで公開された。 先出の通り、ソースなどは記されていない。 とあるブログは、Twitter上の情報を引用しながらこう「推測」している。 あおり運転時の写真とインスタを見比べてみると、口元なども似ていますので、本人とみて間違いなさそうですね。 ガラケーで撮影していたのは、宮崎容疑者が当たりだったので、暴行し返された瞬間のみ証拠として残しておくためだと思われます。 その後、Twitterやトレンドブログに広がっていた情報の多くは削除されたり、修正されたりしている。 「お詫び文」を掲載しているサイトもあったが、中には「ガラケー女が****(被害女性の本名)はデマだった」などと書き直し、掲載を続けているサイトもある。 BuzzFeed Newsが計測ツール「BuzzSumo」で調べたところ、被害女性の本名が記されたネット上の記事は8月23日現在で約100件にのぼる。 弁護側でも10個ほどを把握しているというが、内容やタイトルが変えられているケースもあるため、「今後も追及していきたい」としている。 被害女性「どうしていいかわからなかった」 被害女性は8月23日に開かれた会見で、「火のないところに煙が立つ。 現実的にこんなことが起こるんだと思いました」と語った。 「ネットで晒されているよ」という友人からの連絡で知ったといい、「送ってもらったURLを押すと、私の名前や顔が出ていて……。 なんで?と一番最初に思いました」と振り返る。 「普段通りに寝て、起きたら犯罪者扱いされていて、名前と写真がインターネット上に流出していた。 まさか自分のことだという認識がなかなか持てずに、どうしていいのか、なぜこんなことが起きたのか、わかりませんでした」 その後弁護士に相談をし、声明文を出したことで誹謗中傷は減った。 しかしいまだにネット上には名前と写真が残っているとして、「精神的なところで正常には戻れていない」と述べた。 弁護側は「最初に情報を公表した人物はインターネット上で最初に女性被疑者を特定したとして賞賛されたかったのではないかと思われます」と指摘。 そのうえで、最初に「特定」した人物や、トレンドブログなどを作成した人物の責任は「重い」として、民事告訴については情報開示などを進めて積極的に動きつつ、刑事告訴についても検討するという考えを示した。 また、リツイートについても「10万件を超えるのでは」としており、拡散者についても「正義感に基づくものが多いと思われるため相対的には責任は軽いが、被害を拡大させた一番の要因である」とし、同様に責任を問う構えだ。 一方、被害女性もリツイートなどをした人物に対し、こう声をかけた。 「軽い気持ちだったから無関係、ではなくしっかりと私のような被害者が出てしまうことついて考えてもらえれば。 何かあったときに責任を取れるのかとワンクッションを起きながら、SNSの活用をしてもらいたい」 弁護側ではメール(ozawa integral-law. jp)にて、情報提供も求めているという。
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女性は川崎市で小売店を営む地主の家庭に生まれ、市内の高校の普通科に進学。 「彼女は『あの人がいい、この人がいい』と男性に惚れやすいところがありました。 卒業後はデパートの販売員を経て、営業事務の仕事を探して転職したと聞いていました」(同級生) 直近の勤務先である都内の大手AV機器メーカーには十数年前から在籍。 同社関係者が明かす。 「社内では目立たない存在で、親しい人もいなさそうでした。 本社で事務の仕事をしていましたが、最近、港湾の流通センター内の事務所に異動しています」 前出の友人は、仕事の愚痴をこう聞いていた。 「社内のシステムが変わり、『事務にエクセルを使うようになったけど、苦手で作業が滞っちゃう』と。 それを『産休明けで戻ってきた同僚の当たりがきつい』と周囲のせいにしていた」 母に虐待、妹とは絶縁状態 一方で「料理が趣味」という家庭的な顔も見せる。 「『料理の投稿サイトで上位になった』と喜んでいました。 週末は料理や食材の買い出しをして過ごしていた。 身なりはカジュアルでオシャレに着回していましたが、かなり節約もしていました」(同前) ただ、感情の抑えがきかない面もあり、母を家に入れないなどの虐待をする姿が近所で目撃されている。 「母親の認知症が進んでおり、『叩いてしまったので、市に相談して施設に入れることにした』と話していた。
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偶然が重なったのが事の発端です。 未確認の情報を、正義感ぶって晒して拡散したのが、ココまで悪化した原因です。 間違いでした。 すみませんでした。 謝罪したら許して貰えるとか思ってるんでしょうか? 慌ててアカウントしたそうですね 笑 削除から30日まではデータが残ってるらしいので、特定は出来るみたいですね。 ちなみに、リツイートしただけでも罪になるかもだそうです。 職場にイタ電が250件もあり、業務に支障が出たらしいので、イタ電した人も罪になりそうな気がします。 まぁいつもの事です。 呆れて物が言えません。 こういうつまらぬ「正義感」を振りかざし個人を特定しようとする人の大半は、「ただの素人」です。 決してハッキング 笑 などで特定しているわけではありません。 専門知識など何もなく、ただ単にSNSの痕跡を辿って見つけた「思い込み」をあたかも「事実」であるかのように錯覚し、それを最初に見つけた自分はすごいだろと、「自己顕示欲」や「承認欲求」のために拡散しようとします。 そして、その何の根拠もない情報を鵜呑みにし拡散する人達もまた、「ただの素人」です。 「ただの素人」ですから、自分の書き込み元を隠蔽するような知識は持ち合わせていないと思います。 Twitterのアカウントを削除して逃亡しても、ログは残っています。 であれば、法的措置に乗っ取り、利用プロバイダの契約者情報から個人を特定し処罰する事は可能です。 デマを拡散している人達は、さっさと書類送検にでもなれば良いのにと思っています。 「見せしめ」でも良いのでそうしないと、この手の事件は今後も繰り返されるでしょうね。 心底呆れます。 ソースは子供のTwitterアカウントです。 スクショをとっている方がいるので事実です。 なんの根拠もなしにその子供が適当に「この人、このガラケー女と似てる!犯人だよ」と言ったことをネット民が信じてしまったそうです。 また中には、その情報があたかも真実のように断定してツイートしている人がいるので、信じきってしまう人が多いんだと思います。 今数人の方がそういった攻撃的なアカウントに対して「まだ犯人という証拠が何一つとして出ていません」とリプを送っているようですが、攻撃的なアカウントの人ほど、自分が間違えたことを認めたくないようで、ほとんどの方が論点をずらしてその言葉を無視しています。 ちなみに、今回の混乱を起こした子供は事の重大さを知って、アカウントを削除しています。
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