キャンセルをお願いしたいのですが。。 』 正直・・・・ ご予算を頂いていていたので お肉も切り出して 盛り付けてしまっていたし。。 満席という事で 相当の数のお客様の問い合わせを お断りしていたので。。 僕は 同世代の飲食店のオーナーが バリバリ 成功しているのを見て 時代の流れの早さに乗らないと 取り残されそうだ と焦り 最先端の技術 効率的な仕事 そういうもの に憧れを抱いていました 僕は 色んな本を読んだり 食べ歩きをしてみたりして どうすれば 成功できるのか? そんなことばかり考えていました しかし そんなやる気とは裏腹に あの二代目が店をつぶす そんな噂が小さな佐賀の町中に広がりました。 実は 私の両親は昔ながらの人なので 『現状維持』が信条。 お店が変化するのを極端に嫌うんです 僕が新しい事に挑戦してみても 両親からは 『そんなのやっても意味ない!!』 『他の店がやっても無い事をしてどうするんだ??』 『誰が責任を取るんだ』 と受け入れてもらえず 何もさせてもらえない状態でした。 現状維持なのに 何も変わっていないのに なんで二代目に悪い噂が立つんだろう? モヤモヤしている時に ある先輩に言われました 『上手くいったら先代のお陰 悪くなったら二代目の責任!!』 そういうもんだよ 『じゃあ僕はどうしたら良いと思いますか?』 と僕が聞くと 先輩が言いました 時間をかけて自分のファンを作るしかないよ 自分のファン作り?? どうしたらいいのか? 正直 あまりピンとこないまま 日々は流れました そんな時期に あるお客さんが 『先日、父が亡くなったんです 父は麒麟屋さんが大好きでした。 だから最後の外食でも 利用させてもらって お葬式から火葬場に向かう時にも お店の前を通って 火葬場に向かったんですよ 麒麟屋さんには 長い間 本当にお世話になりました』 という会話を ウチの両親としている 場面がありました もしかしたらこれが ファンを作るという事なのかもしれないなぁ と思えた瞬間でした 私のお店には 子供の時から親と一緒に来ていて 今では 自分の子供を連れで来てくださる そんな お客様が沢山いらっしゃいます。 創業昭和49年 私と同じ年の僕の店 今年で46年目。。 僕の両親が 心を込めて 誠実に 営業を続けてくれていたからこそ 現在お店のファンが沢山いてくれています。 【その人の人生と共に成長させてもらっている。 という来店をしてくださり 今日も最高に美味しかったよ そして 一月後に 息を引き取られました 僕は 仕事終わりに 先生の葬儀場に 最高級の ヒレ肉と 先生が大好きだった 熟成の厚切りタン 熟成厚切りハラミ を入れた焼肉弁当を 先生の枕元に お届けしました 先生の病院は 息子さんが 跡を継がれましたが 今でも年末には 大忘年会を 毎年開催してくださいます 時代の流れの早さに乗らないと 取り残されそうな日常 最先端の技術 効率的な仕事の その前に 大事な 大事な 大事な土台の部分。 それが 【誠実な日常。
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[画像のクリックで拡大表示] 新型コロナウイルス感染症を巡る混乱を、建築環境学の第一人者としてどのように見ていますか。 現代の建築・都市の構造は、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)に対して脆弱でした。 世界中で都市人口が増えて過密居住が進み、いわゆる3密が発生しやすい生活環境になりました。 人々が利便性や経済性、快適性を追求して都市に人口が集中した結果、公衆衛生面の弱さが、思いもよらないパンデミックで浮き彫りになったのではないでしょうか。 安全な水ときれいな空気は、都市生活の基盤です。 ペットボトルを持ち歩けば、どこでも安全な水を飲むことができます。 一方、空気はどうでしょう。 当たり前ですが、ペットボトルに入れて持ち歩くことなどできませんよね。 空気中にウイルスが浮遊しているかもしれないという状態は、危険を避ける方法がないという点で恐怖感をかき立てます。 このように、清浄な空気の確保は基本的人権と言ってもいいくらい重要で、まさに公衆衛生の基本といえます。 今後、建築や都市の在り方はどのように変わるのでしょうか。 建築・都市の計画や運用は、3密を減らす方向に進むでしょうね。 有効でかつ着手しやすい方法として、活動の場を現実のフィジカル空間から、デジタル技術を活用したサイバー空間に移行することが考えられます。 それは既に始まっていますし、ますます盛んになると思います。 ただ、サイバー空間への移行が進んでも、対面での情報交流はコミュニティーにとって必須です。 地域の絆は、対面での交流によってつくられます。 建築・都市の専門家には、3密を減らしながらも対面での交流の機会を維持できる空間や仕組みを提示する責務があると思います。 思うに、建築関係者は当面、広報活動と研究開発に力を割くべきです。 広報活動とは、どのようなことでしょうか。 3密の回避に向けて、建築の専門家は換気の重要性や方法を社会に分かりやすく発信していく必要があります。 例えば、学校は子どもが大勢集まっており、窓開けを徹底すべきです。 また、住宅では換気がおろそかになりがちです。 住宅に備え付けられているエアコンには換気機能がないうえに、冷房を効かせようと窓を閉めてしまいがちです。 換気しながら冷房することをお勧めします。 医療施設では、医療従事者を保護するために、空気の流れを考えた換気計画を実行すべきです。 空気は圧力の高い空間から低い空間へ流れるため、医療従事者のいる部屋は圧力が高くなるように設計することが大事です。 例えば換気扇で空気を外へ送り出せば、その部屋の圧力は低くなります。 逆に、換気扇で外の空気を送り込めば、その部屋の圧力は高くなります。 この記事は有料会員限定です。 次ページでログインまたはお申し込みください。
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[画像のクリックで拡大表示] 新型コロナウイルス感染症を巡る混乱を、建築環境学の第一人者としてどのように見ていますか。 現代の建築・都市の構造は、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)に対して脆弱でした。 世界中で都市人口が増えて過密居住が進み、いわゆる3密が発生しやすい生活環境になりました。 人々が利便性や経済性、快適性を追求して都市に人口が集中した結果、公衆衛生面の弱さが、思いもよらないパンデミックで浮き彫りになったのではないでしょうか。 安全な水ときれいな空気は、都市生活の基盤です。 ペットボトルを持ち歩けば、どこでも安全な水を飲むことができます。 一方、空気はどうでしょう。 当たり前ですが、ペットボトルに入れて持ち歩くことなどできませんよね。 空気中にウイルスが浮遊しているかもしれないという状態は、危険を避ける方法がないという点で恐怖感をかき立てます。 このように、清浄な空気の確保は基本的人権と言ってもいいくらい重要で、まさに公衆衛生の基本といえます。 今後、建築や都市の在り方はどのように変わるのでしょうか。 建築・都市の計画や運用は、3密を減らす方向に進むでしょうね。 有効でかつ着手しやすい方法として、活動の場を現実のフィジカル空間から、デジタル技術を活用したサイバー空間に移行することが考えられます。 それは既に始まっていますし、ますます盛んになると思います。 ただ、サイバー空間への移行が進んでも、対面での情報交流はコミュニティーにとって必須です。 地域の絆は、対面での交流によってつくられます。 建築・都市の専門家には、3密を減らしながらも対面での交流の機会を維持できる空間や仕組みを提示する責務があると思います。 思うに、建築関係者は当面、広報活動と研究開発に力を割くべきです。 広報活動とは、どのようなことでしょうか。 3密の回避に向けて、建築の専門家は換気の重要性や方法を社会に分かりやすく発信していく必要があります。 例えば、学校は子どもが大勢集まっており、窓開けを徹底すべきです。 また、住宅では換気がおろそかになりがちです。 住宅に備え付けられているエアコンには換気機能がないうえに、冷房を効かせようと窓を閉めてしまいがちです。 換気しながら冷房することをお勧めします。 医療施設では、医療従事者を保護するために、空気の流れを考えた換気計画を実行すべきです。 空気は圧力の高い空間から低い空間へ流れるため、医療従事者のいる部屋は圧力が高くなるように設計することが大事です。 例えば換気扇で空気を外へ送り出せば、その部屋の圧力は低くなります。 逆に、換気扇で外の空気を送り込めば、その部屋の圧力は高くなります。 この記事は有料会員限定です。 次ページでログインまたはお申し込みください。
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