方法・概要 [ ] やといったからの飛び降りが代表的な方法であり、他にもやの上から、断崖から、果ては飛んでいるからまでといった、高いところ全般が対象となる。 特に道具などの準備は必要とされず、十分な高さを取れば失敗する確率も割合低いということもあり 、自殺の代表的な方法の一つとして用いられる。 飛び降りる高さが高いほど地面への激突する速度が速くなり、落下中にバランスを崩し回転しながら激突するなど、致死率は確実に高くなる。 例えば、10メートル(ビルの3階相当)の高さから落ちると着地時の速度は50キロほどである。 このような高速で舗装道路に激突すれば、かなりの衝撃を受け死ぬ、もしくは重傷を負うことになる。 また、より高速で激突すれば、死体を地面からはがすようにして回収しなければならない場合もあるという。 下に植え込みやが積もっていた場合などは、衝撃が幾分和らげられて生還する可能性も高まる。 ただし生還した場合でもによる、内臓破裂、などを負っていることが多く、重傷でも緊急手術で救助される場合もあるが、重度の障害を負う場合が多い。 着地点が地面の場合45メートル以上、水面の場合75メートル以上からの落下であれば、生還例がほとんどない為、確実に死に至るとされる。 しかし、稀に地上45メートル以上の地点から飛び降りて助かった例としては、にのにて窓の清掃員がビルの47階(約150メートル)から落下したにもかかわらず助かった例や、またにニューヨークの39階建てアパートの屋上(地上120メートル)から22歳の男性が飛び降りたが両足骨折で助かったという例がある。 落下の恐怖心が何らかの理由で麻痺した状態では、飛び降りるという行為と死の結果が結びつけられなくなっていることもあるという。 また、日本における10代の自殺の方法のうち、首吊りについで頻度の高い方法となっている。 のデータ(外部リンク参照)によれば、自殺者が選ぶ自殺の手段における飛び降り自殺の割合は、男性で全体の7. また地域別の自殺手段における飛び降り自殺の割合を見ると、高い建造物の多い都市部で圧倒的に高い。 巻き込まれ事故 [ ] ビルやマンションなどの飛び降り自殺の場合、下に偶然歩いている歩行者などに直撃した例があり、最悪の場合には「死ぬつもりで飛び降りた人が生き残り、直撃を受けたまったく無関係の人が亡くなる」といった非常にな事例もある。 一部にはわざと巻き込んだ、または巻き込みの可能性が高いことを認識していたのではないかと推測される場合も有り、複雑な心境が窺える。 また、説得に向かった警官が転落死する事故も起きている。 ビルの管理者が屋上への出入り口の施錠を徹底管理し、監視カメラ、赤外線センサーなどを利用することで屋上への侵入者を完全にシャットアウトすることで巻き込まれ事故を防止することは可能である。 また建物の階下に転落衝撃吸収の網を張ることで、第三者が事故に巻き込まれる可能性を軽減することが可能である。 飛び降り自殺の現場は、発生から処理されるまでの時間、不特定多数の人々に目撃・発見されることになるが、目撃・発見者は大きなショックを受けるため、PTSD 心的外傷後ストレス障害)や強迫性障害などの様々な重篤な精神障害を発症する場合が多い。 前段落の身体的な巻き込まれ事故に対して、これは精神的な巻き込まれ事故である。 目撃者だけではなく自殺当事者にかかわったことのある人々もその事実を伝え聞いたとき非常に大きなショックを受け、トラウマや罪責感、大きなショックなど様々な心理的苦痛に圧倒され、PTSD、鬱病、不安障害、希死念慮などの深刻な精神障害・疾患を患う場合が多い。 これは二次的な巻き込まれ事故である。 巻き込まれ事故の例 [ ] 過去において再三巻き込まれ事故は起きている。 以下では巻き添えで双方が死亡した例を列挙する。 1954年9月13日 東京都中央区日本橋の(現)屋上から主婦 27 が飛び降り、真下で営業していた売りの女性 53 を直撃した。 飛び降りた主婦と女性はまもなく死亡した。 1962年11月25日 東京都中央区の有楽町店(現有楽町店)屋上から埼玉県在住で自殺未遂を繰り返していた少年 18 が飛び降り、路上を歩いていた女性 43 を直撃した。 飛び降りた少年と女性はまもなく死亡した。 2004年8月8日 兵庫県西宮市の市営住宅(12階建て)の非常階段から同住宅在住の無職男 30 が飛び降り、歩道付近で友人と雑談していた県立高校定時制の男子生徒 20 を直撃した。 飛び降りた男は全身打撲でまもなく死亡。 男子生徒も1時間半後に病院で死亡が確認された。 2004年12月31日 東京都武蔵村山市の団地において、埼玉県在住で同団地に帰省中だった無職女 42 が、12階通路の側壁を乗り越えて飛び降り、同団地に住む男性 54 を直撃した。 飛び降りた女と男性はまもなく死亡した。 2007年11月6日 東京都豊島区の「」(8階建て)の屋上から無職女 25 が飛び降り、千葉県在住の男性会社員 38 を直撃した。 飛び降りた女は死亡。 男性は重体に陥り、その後11月10日に死亡した。 警視庁池袋署は飛び降りた女を容疑で被疑者死亡のまま書類送検した。 2016年5月31日 韓国光州で学生が飛び降り、帰宅途中の家族を連れた男性 38 に直撃した。 学生と巻き込まれた男性はまもなく死亡した。 清水の舞台から「飛び降り」る [ ] 清水の舞台 清水のにまつわる有名な慣用句であるが、その由来はに庶民に広まったにある。 これは、同寺に祀られるに自らの命を預けて「清水の舞台から飛び降り」、もし助かれば願い事が叶い、またたとえ死んだとしてもし観音様の元へ行ける、というもの。 清水寺が独自に行った調査では、清水寺の成就院が記録した文書「成就院日記」の中に、(7年)から幕末の(元年)までの間に取られた148年分の記録中、未遂も含め234件の「飛び降り」の記録が残っているという。 これには件数だけでなく生死の状況など詳細な統計も残っており、そこから「生存率」を計算したところ85. 下は12歳から上は80歳代まで老若男女が飛び降りを図っており、彼等はからまでの全国から「飛び降り」にやって来ていたようである。 相次ぐ飛び降りを近隣住民は快く思うはずもなく、対策を同院に嘆願していたという記録も残っており、(明治5年)に政府による飛び降り禁止令によってようやく収束している。 現代においては、2月にで被災した80歳代の男性が、には30~40歳代と見られる男性がそれぞれ清水の舞台から飛び降り、いずれも死亡している。 2009年9月30日には、18歳の男子大学生が自殺を図って飛び降りたものの、一命を取り留めた。 火事場からの「飛び降り」 [ ] 高層建造物等におけるの際に、建物の中にいた人が高階から飛び降りるという現象が見られる。 この場合の飛び降りは死を望んでの自殺行動ではなく、炎や煙、内装の倒壊などで逃げ場を失ったことに伴って、死にたくない一心から「最終手段」として取った行動と考えられ、非常時の行動心理としては十分に理解しうるものである。 このような行動を「取らされる」要因としては、火災の熱によって建物周辺の大気が熱せられたことや煙による呼吸困難の苦しさから逃げようとした人が、極度の緊張状態において窓から下を覗いたときに、地面が実際よりも比較的近くに見え、「飛び降りても大丈夫かもしれない」と錯覚してしまう(言わば地面のを見ている)ことが考えられている。 これは、緊張から来る視覚の収斂効果により、地面や他の建物の屋上などが実際より近く感じられる錯覚による物であり、これに、わずかな望みにでもすがりたいという希望的観測が加わり、思い切って飛び降りを選択してしまうものと思われる。 日本の戦後史上最悪の建造物火災として知られる、に南区(現在の)で起きた(7階建てで3階から出火)では、犠牲者118名中、飛び降りによる死者が22名。 またにで起きた(火災が起きたのは建物の9、10階)の際には、犠牲者33名中、飛び降りによる死者が13名と実に3分の1以上に上っている。 のの際は、飛行機の突入によるの火災で、燃焼部分より上にいた人の中に、飛び降りを行った人が200人程いた。 や救急隊員、避難者の一部のうち、落ちてきた人に直撃されて命を落とした者もいた。 動物の「飛び降り」 [ ] がとる異常行動の一つとして飛び降りをすることがあり、世界中で報告されている。 近いところでは7月に、のとある地区で放牧をしていた羊1,500頭あまりが次々と崖から身を投げ450頭以上が死ぬ、という事件が発生している。 この異常な行動に対しては諸説あり未だ解明に至っていないが、自殺ではなく単なる集団移動の結果に生じる「集団事故死」とする見方が有力である。 交通機関からの「飛び降り」 [ ] 「」も参照 のから線路上に飛び降りる行為が自殺目的で行われ「飛び降り」とされることがある。 しかしホーム上から路盤への落差は通常低く、むしろ列車への「飛び込み」とも呼べるものであろう。 また、運行中の例もあり、スクリューに巻き込まれて即死することがある。 これらのほか、や駅舎から、さらには等のから、逆に高架橋や橋梁から飛び降りる例もある。 高速道路やへの飛び降りは、同落差の通常の建物から飛び降りるよりも危険性が高く、また関係する交通機関への損害や悪影響も大きい。 自殺目的以外では、無賃乗車や隣接ホームへの移動を目的にホームから線路上へ飛び降り、列車に轢かれた事故例もある。 また、走行中の鉄道車両やバスからの飛び降りは、自殺目的の例もしばしばあるが、駅・停留所以外からの降車や、完全に停車する前に早く降車するなどの目的で行われる場合が多くみられた。 列車暴走事故を避けようとして飛び降りる例もあるが、高速走行中の列車からの飛び降りはが多々あるように非常に危険であり、困難な決断を迫られる。 かつて日本の鉄道では、客用扉が走行中にも開閉可能な旧型客車や、オープンデッキの古典路面電車などで、走行中列車でのや飛び降りが横行していた。 転落事故もあり、著名人ではが列車から転落死している。 国鉄およびJRグループでは、 にて全ての客用扉が走行中施錠されるようになり、12系客車 で客車として初めて自動扉が装備された。 にはの気動車化により定期旅客列車から旧型客車が全廃された。 イベント等で走行する旧型客車にも保安要員の添乗が義務付けられており、飛び降りなどの危険行為は制止される。 しかし現在でも、新興国、特に高温多湿な諸国では、非冷房のバスや鉄道車両の客用扉を開放して走行する例がみられ、しばしば扉から乗客がはみ出した危険な状態で運行される。 先進国の例として、従来ロンドン等で路線バスとして使用されていたは出入り口がオープンデッキであり、現在は動態保存目的の運行を除き引退している。 にも、オープンデッキの古典車両が珍しくない。 また、スキー場等ではからの飛び降りも散見され、特に旧型のでは容易に搬器からの飛び降りが可能である。 しかし索道は未整備の箇所やコース外をしばしば通過し、場所により落差も大きく、コース外での滑落・遭難、雪崩の誘発、硬い凍結した圧雪面への落下や工作物との衝突など、管理者・行為者の予期せぬ事故により死亡あるいは重傷を負うことが考えられ、支柱等には飛び降り禁止の警告が表示されている。 また、人が搬器から落下すると、他の搬器も反動で大きく揺れ、場合によってはワイヤーが支柱から脱索する場合があり、他の乗客にとっても大変危険である。 飛び降りにより自ら命を絶った著名人 [ ]• (戦前期のプレイヤー)• (カナダの外交官・歴史家)• (のサッカー選手)• 中田治雄(芸人・漫才コンビのメンバー)• (俳優)• (アイドル歌手)• (ロカビリー歌手、ヴォーカル)• (作家)• (の)• (俳優・)• (出身の)• (元)• (の歌手、俳優)• (、)• (オリックス編成部長)• (、メンバー)• (所属の)• (会社社長)• (元)• (第16代)• (元プロ野球選手)• (所属の)• (ウクレレ漫談家)• (歌手) 脚注 [ ] []• 9階から転落したにも拘らず致命傷に至らなかったの例もある。 日本語. 2010年9月2日. 2010年9月2日閲覧。 香港ポスト. 2011年6月17日. 2016年11月19日閲覧。 河西千秋 2009 『自殺予防学』 新潮選書• 高橋祥友 2014 『自殺の危険 第三版 臨床的評価と危機介入』 231ページ 金剛出版• 朝日新聞、2008年2月20日時点のよりアーカイブ、2008年2月20日閲覧。 AFP、2020年5月8日閲覧。 (文中に出典表記あり)• スキー場の安全基準として定められている。 2018年2月12日閲覧。 関連項目 [ ]• 外部リンク [ ]•
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また、走行中の乗り物から飛びおりること。 ソース: — goo国語辞書 — 2020年6月15日(月)閲覧。 ソース: — goo国語辞書 — 2020年6月15日(月)閲覧。 次に岩波国語辞典を……と調べてみましたが、岩波国語辞典(第七版)には「飛び降り」も「飛び降り自殺」も収録されていませんでした(「飛びおり」、「飛び下り」なども同様)。 したがってコトバンクで代用します。 ちなみに本記事で引用するgoo辞書の出典は「デジタル大辞泉(小学館)」です。 また本項目で引用するコトバンクの出典は「大辞林 第三版(三省堂)」です。 飛び降り・飛び下り・飛降り・飛下り(読み)とびおり 大辞林 第三版の解説 飛びおりること。 ソース: — コトバンク — 2020年6月15日(月)閲覧。 飛び降り自殺・飛降り自殺(読み)とびおりじさつ 大辞林 第三版の解説 ( 名 ) スル 走行中の乗り物や高い建物などから飛びおりて自殺すること。 ソース: — コトバンク — 2020年6月15日(月)閲覧。 以上です。 「川に身投げする」 ソース: — goo国語辞書 — 2020年6月15日(月)閲覧。 みなげ【身投げ】 水中・火口などに飛び込んで自殺すること。 投身 とうしん。 ソース:岩波 国語辞典 第七版 新版 — 株式会社岩波書店 上記のとおりです。 goo辞書では「身投げ」=「みずから(中略)死ぬこと」• 岩波国語辞典では「身投げ」=「自殺すること」 と明記されています。 したがって「身投げ」=「自殺」です。 また「身投げ」とイコールで結ばれている「投身」についても引用します。 特に、水中に飛びこんだり高い所から飛びおりたりして、自殺すること。 身投げ。 ソース: — goo国語辞書 — 2020年6月15日(月)閲覧。 とうしん【投身】 〘名・ス自〙身を水中などに投げて自殺すること。 みなげ。 つまり「身投げ」=「投身」=「自殺」です。 あれ……? でもじゃあ、 日常会話はもちろん、Googleやツイッターなどで「投身自殺」を検索すれば、使用例は無数に見つかります。 またgoo辞書にも、「投身自殺」の項目自体はありませんが、 身 み を投 な ・げる の解説 1 投身自殺をする。 と、「身を投げる」の解説で「投身自殺」が使用されています。 この現実を鑑みるに、「投身自殺」は市民権を獲得していると考えていいでしょう。 実際「入水」と同じく、「投身」だけで死の気配を感じ取ることは困難です。 「投身自殺」と表記したほうが事態を把握しやすく、わかりやすいという側面は否めません。 ただし、本記事でこれまでに引いた辞書が示すとおり、「投身」=「自殺」です。 したがって、 といった意味になりかねず、 正確な日本語を期する場合は避けたほうがいい表現です。 しかし「投身自殺」は日常的なコミュニケーションで多用されており、goo辞書等にも記載されている点から、カジュアルに使用することに問題はありません。 もちろん当ブログも基本的には日本語カジュアル勢なので、「投身自殺」は使用していく所存です。 余談:「飛び込み自殺」と「飛び降り自殺」の違い なお余談ですが、橋の上から川に飛び込んで自殺する場合、「飛び込み自殺」という用法もあります。 たとえば前回引用した記事では、「川に飛び込んだ女性」などと使用されています。 ソース: — Yahoo! ニュース — 2020年6月12日(金)閲覧。 しかし私は「飛び込み」というワードに対して、.
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昨シーズンの異常行動は95件 2017-2018シーズンに、インフルエンザ患者が、突然走り出したり高層階から飛び降りるなど異常行動を起こした件数が95件だったとの調査結果が公表された。 異常行動といえば、服用後に中学生がマンションから転落死するなど「タミフル」を思い浮かべるが、異常行動の件数は23件と特別多い数字ではなかった。 また 抗インフルエンザ薬を使用していない患者でも16件の異常行動が確認されている。 製薬会社などに報告があった異常行動では、「イナビル」を使用した10代の男性が自宅マンション8階のベランダから飛び降りて死亡。 「リレンザ」では「部屋をうろうろ歩き回った(男性・10代)」「突然家から飛び出して友人宅へ駆け込んだ(男性・10代)」といった行動がみられている。 「異常行動と因果関係認められず」今シーズンから10代にタミフル解禁 タミフルをめぐっては異常行動が相次いだため、厚生労働省が2007年に10代の患者への使用を原則禁止する措置をとったが、結局 「異常行動とタミフルの服用の因果関係は認められない」として、11年たってようやく制限は解除された。 解除までに時間がかかった理由について厚労省は「一度行った禁止措置を変更するには科学的根拠が必要で、判断するにはデータが不十分だった。 年数が経過し他の薬についてのデータが集まったためこのタイミングでの変更になった」としている。 また他の治療薬と有効性に大きな差はなく、唯一の経口摂取型という利点があるとはいえ、ことさらタミフルにこだわる必要がないというのも理由のひとつだそうだ。 注目の新薬でも「異常行動」 また2018年2月にタミフルと同じ経口摂取型の新薬「ゾフルーザ」が国に承認された。 ゾフルーザは一回飲むだけでA型とB型のインフルエンザに効果があるとされる画期的な治療薬で、昨シーズンは3. 7万人に処方されている。 ゾフルーザ しかし、「ゾフルーザ」を服用した患者でも「2階の窓から下のプレハブの屋根に飛び降りた(男性・10代)」「号泣しながら部屋から脱出しようとした(男性・10代)」などのケースが報告されている。 異常行動はタミフルに限った話ではないのだ。 厚労省は、抗インフルエンザ薬の服用の有無や種類に関わらず 高層階に住んでいる人は窓の施錠、一戸建ての家ならできる限り1階で休ませるなど、異常行動に十分注意するよう呼びかけている。 (執筆:フジテレビ社会部厚労省担当 佐竹潤).
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