どんな病気か 口唇ヘルペスはくちびるやその周囲に小さな水ぶくれができます。 単純ヘルペスウイルスというウイルスに感染することで起こる病気です。 直接的な接触のほかにウイルスがついたタオルや食器などを介しても感染しますので、家族間での感染が多いです。 このウイルスは一度感染して免疫をもっていても、再感染や再発を繰り返すことが特徴で、大人に見られる口唇ヘルペスのほとんどは再発で、年に1~2回程度再発する場合が多いようです。 単純ヘルペスウイルスには1型と2型の2つのタイプがあります。 1型はくちびる、顔面などの上半身に、2型は性器を中心とする下半身に主に発症します。 以前は子どものうちにほとんどの人が家族から口唇ヘルペスに感染しておりましたが、衛生状態の改善や核家族化などの影響で、現在は20代~30代では約半数の人しか抗体を持っていないとされています。 年齢が高くなるにつれて抗体をもっている人が増えますが、以前に比べ、抗体を持っている人は減っております。 子どものうちに単純ヘルペスウイルスにはじめて感染すると(これを初感染と言います)症状がほとんどないか、あっても軽いのに対し、大人になってから、初めて感染すると症状が重症化することがあります。 なお、1型に対する抗体をもっていると2型にも感染しにくく、発症しても軽症で済む場合が多いです。 どうしてできるのか 初感染の後、ヘルペスの症状がおさまっても、ウイルスはいなくなったわけではありません。 ウイルスは腰のあたりの神経に侵入し、潜んでいます。 その後、何らかのきっかけがあると再活性化し、神経を伝って皮膚や粘膜に出てきて病変をつくります。 これは再発で他人からうつったものではありません。 現在使える薬では潜伏しているヘルペスウイルスを退治することはできません。 再発でヘルペスの症状が現れやすいのは、疲労や風邪、紫外線、胃腸障害、ストレスなどの免疫力の低下などの場合です。 女性では月経前に再発することも多いようです。 症状が出ている時期は水ぶくれの中にウイルスがたくさん存在しています。 以前に単純ヘルペスにかかったことがなくてこのウイルスに免疫がない人や、免疫があっても抵抗力が落ちている人は、接触により単純ヘルペスに感染する可能性が高くなります。 感染した場合、接触した日から3~7日程度で発症することが多いようです。 また自分が患部に触れて、他の部位をさわることで、さわった部位に感染することもあります。 ウイルスを持っていても症状が出ていない場合、たいていウイルスは神経節にひそんでいるのですが、唾液や精液などにウイルスが含まれていることがあります。 この場合、キスやセックスでパートナーに口唇ヘルペス、を発症させることがあります。 症状について 前駆症状 水ぶくれが現れるのに先立ち、皮膚にピリピリ、チクチク、ムズムズなどの違和感、かゆみ、ほてり、痛みなどを感じることがあります。 再発を繰り返している人は自分でわかることが多いようです。 皮膚症状 前駆症状の後、口唇や口の周りなどの一部が赤くなり、その上に小さな水ぶくれができます。 患部には軽いかゆみやほてり、痛みなどを感じます。 水ぶくれがやがてかさぶたとなって、10日~3週間くらいでおさまってしまいます。 また、同じヘルペスウイルスが原因で、口内炎の症状が出る場合もあります。 初感染か再発か、体調のよしあしなどの要因で症状の程度は異なります。 初感染の場合 広範囲に5mm位までの水疱が多発します。 発熱したり、あごや耳の周囲のリンパ腺が腫れたりすることも多いです。 再発の場合 一般には口唇や口のまわりの一部分に限局し、軽症のことが多いです。 アトピー性皮膚炎の方の場合 皮膚のバリア機能が低下しているので、皮膚から感染して、掻くことで広げてしまい症状がひどくなることが多いので特に注意が必要です。 初感染と同様、発熱したり、リンパ腺が腫れたりすることもあります。 治療について 抗ヘルペスウイルス外用薬や内服抗ヘルペスウイルス薬で治療します。 抗ヘルペスウイルス薬は症状が出たら、できるだけ早い時期に治療を始めるのが望ましいとされます。 通常は5日間内服すれば十分で完全に治るまで服用する必要はありません。 しかしながら重症の場合や内服薬が効かない場合には内服薬の変更や点滴注射、入院治療が必要になることがあります。 生活上の注意について 症状が出ていないとき 口唇ヘルペスは精神的・肉体的ストレスにより体力や抵抗力が落ちているときに再発することが多いです。 そのため、バランスのよい食事をとり、十分に休息することが大切です。 日頃から体だけでなく精神的にも健康な生活を心がけてください。 疲れている時や体調がすぐれない時は、強い紫外線を浴びる屋外での活動やレジャーは控えましょう。 海水浴や野外活動での紫外線の曝露は、全身の免疫力を低下させて、再発の原因となり得ます。 症状が出ているとき 人との接触について 症状が出ている時期はウイルスの量が多く、感染力も強いので特に人との接触には注意が必要です。 ウイルスがついたタオルや食器からも感染しますので、これらの共用は避けてください。 食器は洗剤で洗いましょう。 タオルはほかの洗濯物と一緒に洗って構いません。 相手が免疫力をもっていれば、発症しないか、発症しても軽症なことが多いですが、次のようなケースでは重症化しやすいので、注意してください。 ・新生児 母親が免疫力を持っていなければ、重症化する可能性がありますので、注意してください。 ・抗体を持っていないパートナー キスやセックスで相手に口唇ヘルペスや性器ヘルペスを発症させる危険性があります。 初感染の性器ヘルペスは重症化することが大変多いので気をつけましょう。 ・アトピー性皮膚炎の人 皮膚のバリア機能が低下しているので、皮膚から感染し、重症化しやすいです。 ・病気などで免疫力が低下している人 白血病、ガン、移植手術後などの患者さん 自分自身の注意 ほとんどの口唇ヘルペスは再発ですので、その場合には自分自身は免疫力を持っておりますので、あまり神経質になる必要はありません。 しかしながら自分自身も患部に触れて感染するので、できるだけ触らないように気を付けてください。 特に目に感染して発症する角膜ヘルペスは失明する可能性があります。 次の点には気を付けてください。 ・患部に触れた手で目を触らない。 ・コンタクトレンズを唾液で濡らして装着しない。 ・患部に触れた後や、外用薬を塗った後には手を洗う。 ・患部は石鹸や洗顔料をよく泡立ててやさしく洗いましょう。 ・水ぶくれは破らない。 水ぶくれがやぶれると他に伝染する可能性が高くなりますし、細菌感染が加わりやすくもなります。 もし自然に破れてしまっても、患部を洗うことで多くの場合は細菌感染が防げますので、洗うことは続けてください。 性器ヘルペス どんな病気か 性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスが原因で、性器やお尻の周辺に水ぶくれができる病気です。 性的な接触によってウイルスが感染する性行為感染症の一つです。 性器ヘルペスは男性よりも女性に多く、全体では女性が男性の約2倍とされています。 症状があっても性器ヘルペスと気づいていない人が多いようです。 単純ヘルペスウイルスには1型と2型の2つのタイプがあります。 1型はくちびる、顔面などの上半身に、2型は性器を中心とする下半身に主に発症します。 以前は子どものうちにほとんどの人が家族からに感染しておりましたが、衛生状態の改善や核家族化などの影響で、現在は20代~30代では約半数位の人しか抗体を持っていないとされています。 年齢が高くなるにつれて抗体をもっている人が増えますが、以前に比べ、抗体を持っている人は減ってきております。 子どものうちに単純ヘルペスウイルスにはじめて感染すると(これを初感染と言います)症状がほとんどないか、あっても軽いのに対し、大人になってから、初めて感染すると症状が重症化することが多くあります。 なお、1型に対する抗体をもっていると2型にも感染しにくく、発症しても軽症で済むことが多いです。 ヘルペスのやっかいなところは、しばしば再発を繰り返すことです。 単純ヘルペスウイルス2型にかかったときは1型よりも再発の頻度が高いとされます。 再発の頻度は1ヶ月に何回も再発する人もいますが、年に1回くらいの人もいます。 どうしてできるのか 初感染の場合は、主に性行為でうつります。 お相手の性器にできていた単純ヘルペスが主な原因となります。 セックスなどで感染した場合、接触した日から4~10日程度の潜伏期の後発症します。 また自分が患部に触れて、他の部位をさわることで、さわった部位に感染することもあります。 またが性器に感染し、性器ヘルペスを発症することもあります。 自分のを手でさわるなどして性器にうつしてしまう可能性もあります。 おそらく、皮膚や粘膜にできた目に見えないくらいの小さな傷からうつるものと考えられています。 ウイルスがついたタオルや洋式便座に接触して、人に伝染することがありますが、病変部に接触することがなければ、お風呂などから人にうつることはほとんどないと考えられます。 初感染の後、ヘルペスの症状がおさまっても、ウイルスはいなくなったわけではありません。 ウイルスは腰のあたりの神経に侵入し、潜んでいます。 その後、何らかのきっかけがあると再活性化し、神経を伝って皮膚や粘膜に出てきて病変をつくります。 これは再発で他人からうつったものではありません。 現在使える薬では潜伏しているヘルペスウイルスを退治することはできません。 再発でヘルペスの症状が現れやすいのは、疲労や風邪、紫外線、胃腸障害、ストレスなどの免疫力の低下などの場合です。 女性では月経前に再発することも多いようです。 症状が出ている時期は水ぶくれの中にウイルスがたくさん存在しています。 以前に単純ヘルペスにかかったことがなくてこのウイルスに免疫がない人や、免疫があっても抵抗力が落ちている人は、接触により単純ヘルペスに感染する可能性が高くなります。 ウイルスを持っていても症状が出ていない場合、たいていウイルスは神経節にひそんでいるのですが、性器の皮膚や粘膜にウイルスが出てきていることがあります。 パートナーへの感染はこのようなときに起こることが多いといわれております。 初感染の場合は、初期にIgM抗体が陽性となりますので、それを調べれば初感染かどうかはわかります。 しかし、再発の場合は抗体価を測定してもあまり情報は得られません。 また単純ヘルペスウイルス1型と2型の抗原には高い交差性があるので、通常の検査では型の判定はできません。 症状について 前駆症状 水ぶくれが現れるのに先立ち、性器に違和感を感じたり、太ももや脚の付け根、臀部などの皮膚にピリピリ、チクチクとした痛みなどを感じることがあります。 再発を繰り返す人は自分でわかることがあると思います。 皮膚症状 前駆症状の後、小さな水ぶくれが密集してできます。 患部には軽いかゆみやほてり、痛みなどを感じることが多いです。 水ぶくれが破れると、ただれ、潰瘍となります。 女性ではとても痛くて排尿できないほどになることもあります。 脚のつけ根のリンパ腺が腫れて痛みを伴うこともあります。 2~3週間くらいでおさまってしまいますが、薬を使うことで早く治すことができます。 初感染か再発か、体調のよしあしなどの要因で症状の程度は異なります。 初感染の場合 発熱したり、脚の付け根のリンパ腺が腫れる強い症状になることが多いです。 再発の場合 一般には一部分に限局し、軽症のことが多いです。 治療について 抗ヘルペスウイルス外用薬や内服抗ヘルペスウイルス薬で治療します。 抗ヘルペス症状が出たら、できるだけ早い時期に治療を始めるのが望ましいとされます。 通常は5日間内服すれば十分で完全に治るまで服用する必要はありません。 しかしながら患部の痛みが激しく排尿もできないほどであったり、頭痛や高熱が続くなど全身的な症状がある場合に入院治療が必要になることもあります。 また内服薬が効かない場合には内服薬の変更や点滴注射が必要になることがあります。 再発抑制療法 年6回以上再発する性器ヘルペスでは、症状があらわれる前にウイルスの増殖を抑える「再発抑制療法」という治療法があります。 内服抗ヘルペスウイルス薬を毎日内服する方法です。 生活上の注意について 性器ヘルペスは精神的・肉体的ストレスにより体力や抵抗力が落ちているときに再発することが多いです。 そのため、バランスのよい食事をとり、十分に休息することが大切です。 体だけでなく精神的にも健康な生活を心がけてください。 疲れている時や体調がすぐれない時は、強い紫外線を浴びる屋外での活動やレジャーは控えましょう。 海水浴や野外活動での紫外線の曝露は、全身の免疫力を低下させて、再発の原因となりえます。 症状がなくても皮膚や粘膜にウイルスが出てきていることがありますので、患部は石鹸や洗顔料をよく泡立ててやさしく洗いましょう。 家族やパートナーにうつさないために ・患部に触った後は石鹸で手をきれいに洗いましょう。 ・バスタオルは共用しないようにしましょう。 洗濯、乾燥によってヘルペスウイルスは除去できます。 ・お尻に症状が出ている時は、ウイルスが便座につくことがあるので、お尻が直接便座に触れないようにするか、使用後はエタノールで消毒するとよいでしょう。 ・性器に症状が出ている時は、セックスは控えましょう。 症状が出ていないときのセックスはコンドームを使用しましょう。 感染のリスクを減らすことができます。 口唇ヘルペスができている時はキスやオーラルセックスは控えましょう。 妊娠・出産への影響は? 妊娠期間中に初めて感染したり、再発したりしても赤ちゃんに感染することはあまりないとされます。 ただし、分娩時に症状が出ている場合や、分娩の1ヶ月程度前に初めて感染し症状が出た場合などは、自然分娩で出産すると赤ちゃんに感染することがあります。 妊娠後期のセックスは避け、口唇ヘルペスがある場合にはオーラルセックスも避けましょう。 赤ちゃんが感染すると重い症状になることがあります。 産婦人科の医師に相談しましょう。
次の口唇ヘルペスとはどんな症状?薬は市販されている? 1-1 口唇ヘルペスとは 口唇ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルスの感染症で唇やその周辺に水ぶくれができるという症状です。 このウイルスに感染している日本人は20~30代で約半数、60代以上ではほとんどの人が感染しているというデータもあります。 水ぶくれは痛みを伴い、1~2週間程度でかさぶたになり、治ります。 また、ヘルペスウイルスは、一度感染すると症状が治った後も人の細胞の中にじっと隠れていて、普段は症状が出てきませんが、発熱やストレス、疲労、月経など体の抵抗力が落ちることで再発してしまうので、再発をなるべく防げるよう薬でのケアが重要になっています。 口唇ヘルペスの発病には、初めて発病する場合と再発の場合の2通りがあります。 初めて口の周りに水ぶくれやかゆみが生じたときには、自己判断せずに病院を受診することをおすすめします。 過去にも口唇ヘルペスになったことのある方で、症状がそれほど重くない場合には、市販の薬も使用できます。 ドラッグストアで手に入るため、活用してみましょう。 口唇ヘルペスの塗り薬には、ビダラビンやアシクロビルと呼ばれる成分が有効成分として作用します。 パッケージに記載の成分を見てみると、それらが含まれていることが確認できます。 市販薬を買う際の注意点 2-1 過去に診断された人のみ使用可能 口唇ヘルペスの市販薬は、過去に医師から診断された人のみ使うことができます。 口唇ヘルペスは、不適切な薬を用いることで症状が悪化してしまうため、医師の診断があることが前提として必要となります。 再発の場合は、初めての発症と比べて症状が軽くなりやすいため、市販薬で改善させることが可能です。 2-2 薬剤師のいる薬局で購入できる 口唇ヘルペスの薬は第1類医薬品となっているため、薬剤師のいる薬局にて購入することができます。 しっかりと薬剤師の説明を聞いて、使用上の注意点などを把握した上で購入することが必要です。 2-3 市販薬を使用する際の注意点 市販の塗り薬の場合、1日に数回塗布、10日間ほどが使用の目安になります。 塗り薬を使用していく中で、乾燥してかさぶたになってきたら、薬の使用を中止しても問題ありません。 ・使用前後で手を清潔にしましょう。 ・食後に薬を塗るときは、口の周りを洗い清潔にしましょう。 薬を塗る際にも上記のように注意が必要となりますが、普段の生活においても患部を手で触らないようにする、タオルなどを家族と共有しない、食事のときに食べ物や食器を通して家族へ感染させないようにするなどの配慮を心がけましょう。 また、実際に使用する際は各市販薬にある説明書や薬剤師の指示に従い使用してください。 口唇ヘルペスになってしまう原因や治療をするために 3-1 口唇ヘルペスになる原因 口唇ヘルペスは、乳幼児期に初感染することが多くありますが、ヘルペスウイルスは神経節に潜んでいるのでたいていの場合は症状が出にくくなっています。 症状が出ている間はヘルペスウイルスを大量に排出しているため、ヘルペスウイルスの抗体がない方や抵抗力が落ちている方が感染しやすくなります。 3-2 口唇ヘルペスになってしまったら ・口唇ヘルペスにかかるのが初めての場合 口唇ヘルペスになるのが初めての場合、出てきた症状が口唇ヘルペスによるものなのか確信が持てないことも多いでしょう。 初めての発症では、大きな水泡が多数できる特徴があるなど、症状が強くなる傾向にあります。 唇のまわりに類似した症状を引き起こす疾患も複数あるため、初めて「口唇ヘルペスかも?」と感じたときは病院を受診することをおすすめします。 ・症状が重い場合 症状が重いときには、内服薬を利用したり、入院して点滴を受けることもあります。 これらは病院でしか処方、処置がされないため、医師の診察を受ける必要があります。 塗り薬は皮膚症状へ直接作用しますが、症状が重い場合には飲み薬でウイルスの増殖をおさえることができます。 再発の場合、ピリピリ、チクチク、ムズムズといった前兆を感じたら、早めに受診して治療を受けることが、早く治すための近道です。 また、過去に口唇ヘルペスになったことがあり、市販の塗り薬を使っている人でも、症状が5〜7日で改善されなければ、他の病気の可能性もゼロではありません。 一度口唇ヘルペスの診断を受けている人でも油断せず医療機関へ相談しましょう。 また、症状がなかなか治らなかったり、再発を繰り返したりする場合は体の抵抗力が落ちていると考えられますので、十分な休養と睡眠が必要です。 3-3 歯科系医院にかかるときは歯科口腔外科へ 口唇ヘルペスは、口のまわりに出る症状であるため、歯科系の医院でも治療が可能です。 ただし、一般的な歯科には口唇ヘルペスの薬を常備していない可能性が高いため、歯科口腔外科を受診するようにしましょう。 かかりつけの歯科・歯科口腔外科がある場合には、電話をして口唇ヘルペスの症状に対応してくれるか確認してみることをおすすめします。 口唇ヘルペスの知識のない診療科にかかると、口内炎などと間違われてしまい、誤ってステロイドが処方されてしまう恐れがあります。 誤った処方でステロイドを使うと、口唇ヘルペスのウイルスを活性化させるために逆効果となります。 病院に行くときは歯科口腔外科または内科、皮膚科などを受診し、薬を処方してもらうことをおすすめします。 症状によって鎮痛や治療の促進のためにレーザーを使うこともあります。 まとめ 今回は、口唇ヘルペスについてご紹介しました。 ドラッグストアなどで購入することができ口唇ヘルペスに対応した市販薬もいくつかあります。 しかし、口唇ヘルペスの市販薬は主に再発を防ぐという目的で販売されているため、初めて口唇ヘルペスになったという方は薬を使用することで逆に悪化してしまうといった事態を防ぐためにも医療機関に相談してみることをおすすめします。 そもそもヘルペスはウイルス感染のため、医師から症状に合った強さの抗ウイルス薬の処方を受けることが望ましいです。 アトピー性皮膚炎が出ている場合、医療機関では症状によってヘルペスの治療について判断をし、抗ウイルス薬を処方しないこともあります。 アトピーの薬との塗り分けなど注意点を医師によく確認しましょう。
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とにかく早く病院(皮膚科)へ行こう ヘルペスを早く治すために最も大切であるといっても過言ではないのが、「とにかく早く病院へ行く」ということです。 ヘルペスの治療においては抗ウイルス薬が処方されますが、この種の 薬はいつ飲んでも同じように効くというわけではなく、できるだけ早い段階で服用することで本来の効果が発揮されます。 例えば口唇ヘルペスに対して良く処方されるバルトレックスという内服薬ですが、このお薬はヘルペス発症後5日以内に服用を開始する必要があります。 また口唇ヘルペスは治療開始が遅れると、症状が重篤化して患部の肌細胞に深刻なダメージを与え、痕(跡)になってしまうこともあります。 なので、口唇ヘルペスと思われる症状が出た場合には、できるだけ早く病院へ行って治療を受けるようにしましょう。 なお、病院の何科にかかればいいのか迷う方もいると思いますが、基本的には 皮膚科を受診しましょう。 詳しくは「」をご覧ください。 ) 病院に行けない時でも、前兆を感じたら市販薬を塗ろう 「ヘルペスを早く治すにはすぐに病院に行ったほうが良い」、それはわかっていても、仕事や学校、家事などで忙しくしているとなかなか病院に行けないこともありますよね。 そんな時でも、再発した場合に限っては、 薬局やドラッグストアで売っているヘルペスの市販薬を使用するという方法もあります。 口唇ヘルペスの治療薬(塗り薬)は、薬局はもちろん、「マツモトキヨシ」や「ココカラファイン」といった一般的なドラッグストアでも市販されていますので、何度も再発を繰り返しているという方は予め購入しておきましょう。 そして、ヘルペスが再発する前兆と思われる症状があらわれた場合に、薬を塗るのです。 代表的なヘルペス再発の前兆としては、 ・口唇やその周りがピリピリ・チクチクする ・患部がムズムズするなど違和感がある ・患部が熱っぽくなる といった症状があげられます。 ヘルペスも何度か再発を繰り返しているとその前兆がわかるようになりますので、これを感じた場合は早めに市販薬を塗布することで症状を早く軽快させることができます。 ヘルペスに初感染・初発症した場合はその症状がヘルペスによるものでない可能性もありますので、病院に行って医師の診断を仰ぐ必要があります。 「ヘルペスだと思っていたら実は他の病気だった」なんてケースもありますので、ヘルペスと思われる症状が初めて出たという場合は、必ず病院に行くようにしましょう。 残る2つは、ヘルペスの薬が手元にないときにでも、できる事を紹介します。 リジンを積極的に摂取しよう 口唇ヘルペスを早く治すには、「リジン」を積極的に摂取するという方法もおすすめです。 「リジン」は必須アミノ酸の一種で、ヘルペスウイルスの栄養分となるアルギニンを減らす役割があることがわかっています。 そのためリジンを多く摂取すれば、その作用によってヘルペスウイルスの活動を抑制し、辛い症状を軽減させる効果が期待できるのです。 (参考:) リジンを多く含む食材には、 ・ 魚介類 ・ 牛肉 ・ チーズ ・ 鶏肉 ・ ビール酵母 ・ 卵 ・ もやし ・ 野菜 ・ 大豆製品 ・ フルーツ 等がありますので、普段の食事の中に意識的に取り入れてみてはいかがでしょう。 ちなみにヘルペスウイルスの栄養分(つまり身体にとってはNG)となるアルギニンは、 ・ チョコレート ・ カフェイン ・ ナッツ類 ・ 干しぶどう 等に多く含まれています。 ヘルペスの症状が出ている時は、これらの食材をなるべく摂取しないようにするというのもおすすめです。 リジンを摂取できるヘルペス向けのサプリが注目されています 普段の食事でリジンを補うことが難しい場合や、大切なイベント前など、効率よくリジンを摂取したい場合に役立つのがサプリメントです。 最近は、ヘルペス向けサプリメントの種類も増えているので、サプリについては以下の別記事にまとめています。 ヘルペスが再発すると2週間は辛い思いをしてしまうため、こういったサプリを活用し、日々の生活の中で無理なく予防するというのも1つの方法ですね。 実際に私自身も、体調に合わせてサプリを取り入れるようにしてから、ヘルペスの症状に悩まされる頻度が減っています。 体と心を休めよう 最後は基本中の基本ですが、ヘルペスを早く治すためには、体と心を休めるということも大切です。 というのも、ヘルペスは、 ・体力が弱っているとき ・病み上がりのとき ・免疫機能が低下しているとき ・ストレスを過剰に感じたとき ・夏場、炎天下で活動したとき に再発しやすい傾向にあります。 体力や免疫機能が弱っていると神経細胞の奥に潜んでいたウイルスが活発化して増殖し始め、ヘルペスの症状が出てくるわけですね。 もちろん抗ウイルス薬を服用すればウイルスを鎮静化することはできますが、体力が著しく低下していると、薬を服用してもなかなか症状が改善されないことがあります。 そこでヘルペスの症状がでたときは、あまり無理をしないで体と心をしっかり休めるようにしましょう。 特に過剰なストレスはヘルペス再発の原因になりやすいことがわかっていますので、 ・リラックス習慣を身に着ける ・趣味に没頭する時間を作る ・誰かに話を聞いてもらう などして、 あまりストレスを溜めないようにすることが大切です。 また睡眠不足もヘルペス再発の原因となりますので、ヘルペス発症中はもちろん、日頃から睡眠時間をしっかりと確保することによってヘルペス再発を予防することができます。 まとめ ヘルペスになってしまった場合、その症状を早く治すにはできるだけ早い段階で病院に行くことが大切です。 仮に病院に行くのが難しいという場合でも、口唇ヘルペスは市販薬が販売されていますのでこれを使って対処しましょう。 そして薬による治療と同時進行で、体を休めたり食生活の改善に取り組んだりすれば、より効果的に、そして早く辛い症状を改善することができるのです。
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