今回は、転職面接の見極めポイントについて考えてみましょう。 転職面接では、相手に与える印象や人柄が良くても実務面で劣っていれば、能力を発揮できません。 また応募企業だからこそ入社したい意欲がなければ、短期間で離職する可能性があります。 優秀な人材でも自社で活用できなければ、欲しい人材とは言えません。 適性検査や入社後の能力から、自社で活躍している社員がどのような特性があるのか分析してみてください。 面接は、面接官の好き、嫌いで行うものではありません。 複数の面接官が対応する場合は、求める人材に対しての認識を共有する必要があります。 転職面接では、人物評価、能力評価、アピール評価という3つの見極めポイントがあります。 3つの見極めポイントについて考えてみましょう。 3つの見極めポイント 人物評価 優秀な人材でも、組織の一員として適応力に欠けていれば能力を発揮することができません。 面接官に与える印象が悪ければ、既存社員や顧客とうまくできない可能性があります。 印象が暗い、転職を繰り返しているなど、気になる点があれば面接で確認する必要があります。 面接官からの言葉の投げかけにどのように対応するか見極めてみてください。 回答内容が「はい」「いいえ」とワンセンテンスで終わるようでは、コミュニケーション能力に問題があるかもしれません。 厳しい指摘をして顔色を変えるようでは、ストレス耐性で問題があるかもしれません。 自己PRや長所・短所が曖昧な回答であれば、自己分析ができていないため、良好な人間菅関係が構築できない可能性があります。 能力評価 転職では、短期間で戦力となる人材を求めることが多いので、これまでの実務経験を自社でどのように活かせるか検討してください。 応募者がこれまでの職務経験を述べるだけで活かせる強みをアピールできない場合は、実務能力で問題があるかもしれません。 未経験の応募者であっても、教えてくださいといった受身の姿勢では戦力にはなれません。 知識やスキルについて自己啓発している内容について確認してください。 職務経歴や自己PRの回答から、自社でどのように能力を発揮できるか見極めてください。 面接官が技術や具体的な実務について把握していない場合は、配属予定部署の社員を同席させてください。 アピール評価 志望動機や自己PRの回答が曖昧な場合、第一志望ではない可能性があります。 多くの企業のなかで、なぜ自社に入社したいのか確認をしてください。 自社への入社意欲に問題があると、短期間で離職するかもしれません。 転職者は、仕事のプロなのですから自分自身のプレゼン能力も採否の判断材料になります。 自社にふさわしい人材を採用するうえで、人物評価、能力評価、アピール評価について見極めてください。 100%完璧な応募者はいませんが、自社で求めている人材にどれだけ近づこうとしているかという点も見極めポイントになります。 次回は、面接のベースになるについてお伝えします。
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合否に迷って別の面接官に見てもらいたい• 他の候補者と進度を合わせたい• 別職種(別部署)の採用に切り替えたい• 最終面接官の日程が先まで合わず間に1人入れたい 合否に迷って別の面接官に見てもらいたい 最も考えられる理由は、 合否に迷いどうしても判断がつかないため、改めて別の面接官に判断を委ねたいというものです。 イメージとしては、80点が合格ラインだとすると、73点〜78点というようなところです。 つまり、 決して悪い評価ではありません。 なぜならば、悪い評価の場合は面接を増やすまでもなくお見送りになるからです。 合格かどうか微妙なラインであるため、別の面接官の視点も入れて慎重に判断したいというパターンです。 他の候補者と進度を合わせたい 続いてよくある理由が、 他にも有望な候補者がいて、その候補者よりもあなたの選考が進んでいるので進度を合わせたいというものです。 選考中のポジションで1名しか採用しない場合は特に、他の候補者と進度を合わせて、最終選考を同じタイミングで行いたいものです。 そこで、本来は2回の面接が3回になるなど、面接回数が増えることがあるのです。 別職種(別部署)の採用に切り替えたい 次に、 元々営業で選考を進めていたものの、面接をした結果例えばカスタマーサクセス等で選考を進めたいというように、別職種や別部署の選考に切り替えるパターンです。 この場合、プラスで捉えるのであれば、 あなたとって「より適切な仕事」が見つかる可能性があるということです。 逆に、本来やりたい仕事ではなくなるというデメリットとして捉えることもできます。 最終面接官の日程が先まで合わず間に1人入れたい 最後に、 最終面接など面接官のスケジュールがタイトで、あまりにも間が空くことを避けるために一度面接を挟むパターンです。 転職面接の間隔が空きすぎてしまうと、候補者としては意欲が下がり、他の会社に決めてしまうこともありえます。 こうしたリスクを避けるために、面接を一度挟んで意欲維持を図ることもあるのです。 いずれもマイナス要因ではない 転職面接の回数が増える理由について、ご紹介しました。 お気づきかと思いますが、要するに、 いずれも選考においてマイナスになることではありません。 むしろ、まだチャンスが残っていると考えるべきです。 ここでは、面接回数が増えるメリットとしてご紹介します。 そもそも内定のチャンスを与えられている 転職面接の回数が増えたということは、 そもそもまだ内定のチャンスを与えられているということです。 評価されていないのであればお見送りにすれば良いわけで、面接が増えることはあり得ません。 チャンスをもらったとポジティブに捉えましょう。 多くの社員と会えるため雰囲気を掴みやすい また、面接回数が増えることで、 元々会うはずだった社員数よりも多くの社員と会えることになります。 よって、 会社の雰囲気=社員の雰囲気をつかみやすくなります。 入社を決める企業の雰囲気をなるべきクリアにしておくことは非常に重要なため、面接回数が増えることは大きなメリットです。 質問をする機会が増える 面接回数が増えることで、 質問をする機会が増えるため、より深い企業理解に繋がります。 例えば、面接が2回だった予定が3回になった場合、3回目の面接までに気になることが出れば企業に確認できます。 疑問をクリアにしておくことで、入社前の悩みを少しでも軽減できるので大きなメリットです。 中途採用で面接回数が増えるデメリット 中途採用で面接回数が増えると、大きく2つのデメリットがあります。 面接に行くための費用と時間がかかる• 併願がある場合、併願先とスピードが合わなくなる WEBでの面接であれば時間が取られるだけですが、実際に企業に出向く場合は交通費がかかります。 また、別の企業も併願している場合は他の企業が先に進んでしまうので、仮に内定が出ると回答期限までに面接が増えた企業の選考が終わらない可能性があります。 中途採用で面接回数が減ることはある? 面接回数が増える理由をみてきました。 一方で、転職面接において回数が減ることはあるのでしょうか。 面接回数が減る理由 中途採用では、面接回数が減ることもあります。 「面接回数が減った。 中途採用で面接回数が減ることがあるのか。 」と不安に思う方が多いかと思いますが、特に心配はいりません。 ここでは、面接の回数が減る理由についてみていきましょう。 評価が高くすぐにオファーを出したい 転職面接回数が減る1つ目の理由は、 評価が高く、すぐにオファーを出すことで他社に採られるのを防ぎたいということです。 面接は、回数が増えるほど他社に決まってしまう可能性が上がります。 非常に評価が高く、再度面接をする必要がないレベルだと判断されれば、面接回数が減ることはよくあります。 意思決定者が同席した 次に、 本来最終選考に出るはずの意思決定者が、面接にたまたま同席した場合や、この先予定がなかなか合わずに同席した場合は、面接回数が減ることがあります。 以上のように、 面接回数が減ることは、評価が高いからと考えて良いでしょう。 面接回数が減るメリットとデメリット 面接回数が減ることには、メリットとデメリットがあります。 ここでは、メリット・デメリットそれぞれについてみていきましょう。 メリット 転職面接回数が減るメリットは、 面接に割く時間とお金が減ることです。 転職面接は、仕事をしながら進めることが多く、時間を割くのが大変です。 また、遠方の企業を受ける時は特に、交通費や宿泊費までかかることもあります。 面接回数が減ることで時間とお金を削減できることは、大きなメリットです。 デメリット 一方で、転職面接の回数が減るデメリットは、 選考を通じて企業の見極めをする時間が作れず、内定の場合早期に判断をしなければならないことです。 面接は、企業があなたを見極める場合であると同時に、 あなたが企業を見極める場でもあります。 面接が減ることで、企業を見極める時間が減るので、デメリットと考えられます。 面接1回のみで内定が出る場合もある 転職面接の回数が減ったパターンとして、面接が1回だけで内定が出て不安になる方も多くいます。 結論、中途採用面接では、1回のみで内定が出る会社も存在します。 どのような場合に、1回の面接で結果が出るのかみていきましょう。 いきなり社長面接の場合 1回の転職面接で内定が出るパターンで多いのは、 1次面接からいきなり社長が出てくるパターンです。 大企業ではまずありませんが、 中小企業やベンチャー企業ではある話です。 企業のトップが最初から会って判断するので、面接が1回で終了します。 採用を急いでいる場合 もう1つ、 採用を急いでいる場合は、1回の面接で内定が出ることがあります。 欠員や人員補充で、今すぐにでも人が欲しい場合は、決済権がある社員が1次選考に出て、その場で内定を出すことが多いです。 見極めがしづらいことに注意 1回の面接のみで内定が出る企業は、企業の見極めがしづらいことに注意しましょう。 上述のように、面接はあなたにとっても企業を見極める場です。 1回の面接のみでは、企業の雰囲気もわかりづらく、判断をしかねることもあるかと思います。 そういう場合は、 「オファー面談」といって、内定後に給与や勤務条件などの詳細を説明してもらう面談を設定してもらいましょう。 オファー面談を組むことで、疑問に思っていることを説明してもらえるのでおすすめです。 転職面接の回数相場 上述のように、面接回数は人によって異なり、増えたり減ったりするものの、 一般的な転職面接の回数相場は、2〜3回です。 評価が非常に高ければ減ったり、ジャッジに迷っている場合は増えたりしますが、相場として理解しておきましょう。 参考: 面接回数が増えても心配はいらない 転職面接回数が増えた場合に考えられる理由、メリットとデメリットを中心に解説しました。 中途採用面接で、面接回数が増えても減っても、心配はいりませんし、むしろ双方メリットのほうが大きいです。 面接回数の増減を心配するのではなく、次の面接の準備や決断をどうすべきか、前向きに考えることが重要です。 適切な準備や決断をして、最適な転職を実現できるようにしていきましょう。
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一次面接、二次面接と順調に進み、とうとう次は最終面接!……とはいっても、最終面接ってこれまでの面接と何が違うの?誰に何を聞かれるの?どんな準備をすればいいの?と気になる方も多いのではないでしょうか。 最終面接は、まさに内定が出るか否かの勝負どころ。 自社に迎えるべき人材かどうか見極めるため、面接官も社長や役員クラスが担当するなど、ぐっと雰囲気が変わることが多いです。 面接当日、雰囲気の違いに焦ってしまわないようにしっかり準備をしておきましょう。 この記事では最終面接に臨む上で持っておきたい心構えや準備すべきこと、よく聞かれる質問など、知っておきたい情報をまとめました。 万全に準備をすれば、当日はリラックスして臨めるはず。 ぜひご活用ください。 一次面接や二次面接と最終面接。 何が違うの? 最終面接は「採用決定者による見極めの場」であると心得よう 一次面接や二次面接では、主に業務上で必要なスキルや資質、入社意欲を持ち合わせているかが見られます。 これらは比較的見極めやすい点なので、面接官は現場の社員や人事であることが多いです。 一方で最終面接を担当するのは、社長や役員、募集部門の責任者など「採用決定権」所有者であることが一般的。 業務上必要なスキルや資質は満たしていると判断された応募者の中から、自社の社風や理念に合いそうか、志望意欲は高いか、事業に貢献してくれそうか……など見極めにくい観点で、入社の是非を意思決定する場であるのです。 なぜなら、いかにスキルが高くても、会社が掲げる理念や職場の雰囲気と合わなければ、早期退職のリスクが高まります。 企業・求職者互いに不利益となるミスマッチ採用を避けるため、最終面接では一次面接・二次面接よりも会社・仕事へのマッチングの観点で見極められると理解して臨むことが大切になります。 最終面接はフィーリングがカギ!常にアピールを忘れずに 最終面接では、会社や仕事とのマッチングの観点で見極めがなされるとお伝えしました。 それはつまり「フィーリングが合うかがカギ」とも言えます。 面接でのやり取りを通して、採用決定者に「この人は特に意欲が高い」「この人は会社の理念に深く共感している」といった印象を残すアピールを積極的に行なっていきましょう。 たとえば、最終面接でも一次面接と同様に、志望動機や自己PRなど質問をされることがあります。 その際に、これまでと同様の回答をするだけではなく、会社の理念への共感を交える、これまでの面接での社員との対話を通してより志望度が深まったと伝えるなど、より強いアピールを心がけるようにしましょう。 面接でのやり取りすべてから判断されるいう気持ちでアピールをしていくと、良い印象を残せるかと思います。 いよいよ最終面接に到達!どんな対策をすればいい? 「企業研究」と「志望動機」を深掘りして考えておこう 最終面接の前に準備しておくべきことは大きくふたつ。 それは「企業研究」と「志望動機」の深掘りです。 それぞれすでに最初の面接の準備で行なっている人がほとんどだと思いますが、より業界や企業についての理解を深めておく、自分の考えを深掘りして言語化しておく、といった作業が大切になってきます。 というのも、最終面接で見極められるのは、何度もお伝えしているように「マッチング」の観点。 表面上の受け答えで留まらず「Why(なぜ)」の観点で性格や価値観まで突き詰めて質問される事が多いです。 また、業界で最近話題のニュースをもとに、志望業界へのアンテナの高さなどから意欲を判断されることもあります。 より深い質問が投げかけられたときに堂々と自分の意見を述べられるよう、より考えや理解を肉付けしておくことがポイントなのです。 最終面接で内定に近づく逆質問の例 質問されるだけではない!「逆質問」も必対策! 最終面接では「何か質問はありますか?」と尋ねられることが多いです。 ここで「特にありません」と答えてしまうのはもったいない!意欲をアピールするチャンスでもあるので、しっかりと「逆質問」を考えておきましょう。 質問のポイントとして、少し調べれば分かることは避けたほうがベター。 「企業HPも見ていないのか」と思われてしまう可能性があります。 そこで聞くべきは、業務内容に関わる具体的な話や、活躍人材に共通する特徴など。 「御社で仕事をする上で一番心がけておくことは何でしょうか」「今後、海外展開に注力されると伺いました。 そちらに参加するキャリアは可能でしょうか」など。 仕事に対して前向きであるアピールもできるチャンスなので、ぜひ好印象につなげましょう。 (1)業務内容や入社後の流れに関する具体的な質問 1日の流れや仕事をする上で重要なポイントを教えていただけますか? 配属先はいつ、どのように決定されるのでしょうか? ひとり立ちするには、何が、どれぐらいできるようになればいいのでしょうか? (2)社員に期待する働きや考え方への具体的な質問 入社までに勉強しておいたほうがいいことがあればお聞かせください。 御社で活躍されている方々に共通している特徴はありますか? 「こんな考えで仕事に取り組んでほしい」というものがあれば教えてください。 せっかくの最終面接ですから、自分の関心のあることは遠慮せず質問していくといいでしょう。 最終面接で落ちてしまう人の特徴 せっかく選考を通過してきたのに、後一歩のところで不合格に。 そんな悔しい想いをしなくて済むよう、最終面接で落ちてしまう人の特徴も知っておくのもひとつの手。 以下に3つのパターンをご紹介しますので、ぜひご覧になってください。 価値観が合わない 最終面接では社長や企業との相性を重点的に見られるケースが少なくありません。 ひとことでいうと、合うか合わないかの確認です。 質問される内容も、知識や能力ではなく労働観や人生観などが多くなるでしょう。 たとえば、あなたが任された仕事だけを忠実に遂行したいと考えていたとして、自分から仕事をつくっていく動きを取ってほしいという企業とは相性が良くないかもしれません。 最終面接では、こうしたちょっとしたズレが合否に影響してしまうのです。 入社したいという気持ちが伝わらない 「当社が第一志望と考えていいのでしょうか?」という面接官からの質問に、どう答えればいいのだろうと困っている方も多いのではないでしょうか。 結論からいうと、思っていることを正直に伝えたほうがいいです。 いくら「御社が第一志望です」と話したところで、心のこもっていない言葉ではスグに見破られてしまいます。 最終面接までの面接と言っていることが違う 一次面接や二次面接で話した内容との一貫性がない場合、「この人は信用ならないな」と受け取られてしまいます。 最終面接で会う面接官が初対面だったとしても、面接内容は面接官同士で共有されているのが当たり前。 今までの内容と食い違う話をした結果、不採用となるケースもあります。 選考段階が変わっても、自己PRや志望動機を変える必要はありません。 一貫性を保てるよう、軸をぶらさずに選考を受けるよう心がけましょう。 徹底対策!最終面接でよく聞かれる質問まとめ 改めて、志望動機と自己PRを教えてください 一次面接とは面接官が違うので、志望動機と自己PRは再度質問をされる可能性が高いです。 さらに、より深く考え方を把握するため「それはなぜですか」と深掘りの質問が来ることも。 落ち着いて自分の想いを伝えられるようブラッシュアップしておきましょう。 お手本回答例 これまでの経理経験を活かし、グローバル展開している御社の連結決算業務に携わりたいと思い志望しました。 私は前職では全国展開するメーカーで決算業務を担当しており、数多くの企業との取引に関わっていました。 取引先によって支払い方法や納品日などが異なる中、数字管理でミスが発生しないよう、余裕のあるスケジュールを組んで業務に取り組んでいました。 これは、御社での経理業務にも活かせるポイントだと思います。 現在は業務のかたわら日商簿記1級の資格取得に向けた勉強をしています。 そこで身につけた知識を御社の業務に役立てていきたいと考えています。 NG回答 経理業務の経験が活かせると思って応募しました。 と、職種経験があることだけをアピールするのは避けましょう。 具体的に、どのような経験が募集企業のどの業務に活かせるのか、どのような知識がどう役立つのか、などを伝えるのが大切です。 企業側の視点を持ち、自分が戦力になる人材であることをアピールしましょう。 あなたの長所と短所を教えてください 前の面接でも聞かれたかもしれませんが、最終面接でも意外と投げかけられるこの質問。 自己をいかに客観的に分析できているかという点や、回答の仕方などが見られています。 短所を述べた後は、どのように改善しようとしているかのフォローまで忘れずに。 お手本回答例 私の長所は計画性の高さです。 前職では、企画書の提出をはじめとする業務の納期に間に合わなかったことは一度もありません。 それは締め切りの前々日までに業務を完了させられるよう、事前にスケジューリングをしていたからです。 そのため、差し込みの仕事が入っても納期を遵守することができました。 これは御社での業務においても活かせるポイントだと考えています。 また、短所は柔軟性に欠ける点です。 先に依頼された業務がカタチになるまで、他のタスクに取り掛かれないことがありました。 それによって後から依頼された業務が納期ギリギリになってしまったため、今では計画を立てるときに優先順位を強く意識しています。 NG回答 私はこれまで両親への親孝行を第一に考えてきました。 親への思いを強く持っているのが長所です。 また、短所は歩くスピードが速くないところだと思っています。 …これは極端な例ですが、業務に関係しない特徴を取り上げるのは避けましょう。 転職活動のご状況はいかがですか? 企業側が気になるのは「この人は内定を出したらちゃんと入社してくれるのか」という点。 「受けているのは御社だけです」と言いたくなりますが、他社でも選考が進んでいるのに嘘をつくと、結果的に自分が困ることになります。 「並行して受けている会社はありますが、第一志望は御社です」など伝え方で意欲をアピールしつつも進捗は正直に伝えましょう。 お手本回答例 現在、最終選考に進んでいる企業が2社あり、そのほかは二次面接が1社、1次面接が3社の状況です。 私はモノづくりに興味があるため、いずれも製造業を手がけている企業を受けています。 その中でも、御社は現場の声を商品開発に活かすなどモノづくりに深く関わることが可能です。 私としては、そのような環境に大きな魅力を感じています。 NG回答 これまでには10社の選考を受けました。 いずれも製造業の企業で、A社は書類選考で、B社は1次面接で不合格になっています。 …といったように、選考中でないことばかりを伝えても面接官には何の参考にもなりません。 質問の意図に沿い、選考中の企業について説明しましょう。 当社に入社したらどのようなことに挑戦したいですか? 入社後の業務に対する意欲を問う質問です。 ここで気をつけたいのは、漠然と答えないということ。 お手本回答例 御社の経理職は、将来的には銀行折衝まで行なえる業務の幅広さが魅力です。 私としましては、まずは前職で培った経理経験を活かし、決算業務を滞りなく遂行していきたいと考えています。 そして5年ほど経験を積んだ後、できることなら財務の仕事に挑戦させていただきたいと思っています。 また、そうした経験を積む中で新入社員の育成も任せていただけると嬉しいです。 NG回答 経理だけでなく管理部門で幅広い経験を積んでいきたいと思っています。 たとえば、総務や人事など、これまでにない仕事を任せていただけると嬉しいです。 …このように、募集職種と関連の薄い話はNGではありませんが、どちらかといえば避けたほうがベターといえるでしょう。 あなたの能力をどのように業務に活かせるとお考えですか? 企業としては、入社後いかに事業に貢献してもらえそうかを重視して選考しています。 そのため、これまでの経験を通してどのようなスキルを取得し、どのように仕事に活かせるのかという点は気になるポイント。 面接官は役員クラスである可能性が高いので、事業レベルでどのような貢献ができるかを答えましょう。 お手本回答例 私は、前職で「相手に関心を持ち、受注につなげる能力」を磨いてきました。 以前の職場では、通信機器の営業としてさまざまな業種・規模の企業に営業活動をしていました。 1日100件の新規電話を行ない、初めて接するお客様と関係性を築き、受注へとつなげていました。 御社の営業職も幅広い業種のお客様に対応する仕事ですので、前職で培った能力が活かせると思います。 NG回答 このような問いかけをされた場合、「御社での仕事に情熱を持って取り組みます」といったような意欲アピールは有効ではありません。 企業がメリットに感じるようなことを、具体性を持って伝えていくようにしましょう。 同業他社ではなく当社を志望する理由を教えてください 自社への志望度を確かめるため、同業他社との違いを理解しているかを確認するため、最終面接で聞かれることの多い質問です。 志望している企業のビジネスモデルの独自性やサービススタンスを絡めて志望理由を話す、志望している企業でしか経験できない業務について話すなど、そこでなくてはいけない理由を明確に示すようにしてください。 お手本回答例 規模拡大に向けて多角的な経営を進める企業が多い中、御社は堅実な経営を続け、取引先から信頼を獲得しています。 私は、その点に大きな魅力を感じています。 また、御社が大事にしている「顧客の期待を越える商品を生み出そう」という姿勢には強く共感できました。 そのため、御社の一員としてよりよい商品をつくり、多くの企業に広めていきたいと考えています。 NG回答 業績がいいので志望しました。 他社については詳しくありません。 などといった回答はNG例のひとつ。 このような回答では、入社意欲が低い、業界研究が不足しているといった評価を受けてしまいかねません。 志望企業の業界にまつわるニュースをしっかりとチェックしているか、自分ごととして考えて意見を持っているか、つまり意欲が問われているのです。 関連業界の話題のニュースは事前にしっかりおさえておきましょう。 お手本回答例 介護業界の企業が、入居者が持つ不動産の活用などの支援を手がけ始めているというニュースに関心を持ちました。 施設に入居する方は、保有している物件をどうするのか迷うこともあると思います。 そのため、介護事業者がそうした専門性を持ってサポートしていくビジネスは利用者にとってもメリットがあると感じました。 介護施設を持つ御社においても、今後は既存事業のノウハウを活かしてサービス領域を拡大する可能性があると思います。 そうしたときは、ぜひ新規事業に携わらせていただきたいと考えています。 NG回答 ただ「関心のあるニュースはありません」と答えてしまうと、業界研究をしていないのではないか、この業界に興味がないのではないかと判断される可能性があります。 忙しくてニュースをチェックする時間がないなどと回答するのも避けましょう。 残業が多い/休日が不規則な仕事ですが大丈夫ですか? 最終面接では、あえて業務上発生するネガティブな面への覚悟を問われる質問がなされることがあります。 ミスマッチ採用を防ぐための質問ですので、事前に覚悟を固めておき、面接の場では自信を持って答えるようにしましょう。 お手本回答例 残業や不規則な休日への対応は可能です。 ただし、小さな子どもがいるため休日はなるべく家族との時間を大切にしたいと考えています。 不規則であること自体は構わないのですが、事前に調整させていただけるとありがたいです。 平日の残業は特に問題ありません。 NG回答 「残業はできません」と回答することに問題はありませんし、不規則な休日が耐えられないのなら正直に伝えるべきです。 ただし、その場合は理由もセットで話すようにしましょう。 何か聞いておきたいことはありますか? 面接の終盤で聞かれることの多いこの質問。 聞きたいことがないからと「特にありません」なんて素直に答えてはNG!意欲をアピールする場にもなるので、「逆質問」で触れたような観点で事前に考えておくことをお勧めします。 NG回答 売上高はどれぐらいですか?入社時の下限月給はいくらでしょうか?年間休日は何日ですか?など、HPや募集広告で把握できる情報を聞くのはNGです。 最後に何か伝えておきたいことはありますか? 最後に言い足りなかった気持ちを伝える自己アピールのチャンスとなるのがこの質問。 自分自身のアピールポイントを簡潔に伝え、はっきりと意欲の高さを伝えて面接を締めくくりましょう。 お手本回答例 一次面接から本日の最終面接に至るまで、私の話を親身に聞いていただきありがとうございました。 御社での業務内容をお伺いし、決算業務において経理業務で培った知識が活かせるものと確信しています。 また、面接を通じて御社で働きたいという想いが一層強くなりました。 どうぞよろしくお願いします。 NG回答 この質問に対し、「特にありません」、「頑張ります」といった一言コメントは避けましょう。 入社意欲が低いと判断されかねませんし、最後のアピールチャンスを逃してしまうことにもなります。 最後にいい印象を持ってもらえるよう、1分ほどで簡潔な自己アピールを行ないましょう。 まとめ いかがだったでしょうか。 最終面接まで来たからと言って油断は大敵。 準備を怠っていたり、意欲のアピールが足りなかったりすると、充分に不合格となる可能性もありえます。 最後まで気持ちを引き締めて、悔いのないように対策をして臨みましょう。
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