今現在の日本の状況を見ていると、「子供の将来が心配」と感じる親御さんも、非常に多いはずです。 そういった意味でも、子供に中学受験を受けさせることは、「レベルの高い教育を受けることができる」「受験の経験が今後の力になる」など、多くのメリットが得られる期待感があるものだと思います。 中学受験に向けた勉強は、小学校4年生からスタートさせる親御さんが多いです。 進学塾のほうでも、新4年生から中学受験に向けた指導をスタートさせます。 つまり、5年生の時期は、受験勉強2年目に突入することになります。 中には、5年生から受験勉強をスタートさせる親御さんもいらっしゃるようですが、それはそれで問題ありません。 「出遅れた…」と感じるかもしれませんが、5年生からの受験勉強でも、志望校に合格することは可能ですし、子供によっては、5年生から受験勉強をスタートさせたほうが良い場合もあります。 いずれにしても、5年生の時期は「基礎を固めること」が大切になってきます。 なぜかというと、6年生になってから過去問や模試に取り組み始めた時に、基礎が固まっていないと点数を取ることができないからです。 例えば国語の場合、漢字が読めなかったらどうでしょうか?しっかりと問題文を読むことができないので、点数に繋げることはできません。 算数の場合も、基本的な問題が解けなければ、応用問題が解けないので、点数に繋げることができません。 こういった理由からも、5年生のうちに、国語・算数・理科・社会それぞれの科目の基礎を固めておく必要があるのです。 基礎を固める方法としては、「間違った問題をそのままにしない」ということです。 間違った問題はじっくり時間をかけて、しっかりと解けるようになるまで、何度も解き直させて下さい。 5年生の子供の勉強時間の平均は、大体4時間程度です。 あくまでも目安なので、「4時間勉強しなければダメ」ということではありません。 勉強時間が少なくても、しっかりと基礎を固めることができればそれで良いですし、逆にいくら勉強時間が多かったとしても、基礎を固めることができなければ、勉強方法を見直さなければなりません。
次の<算数 6年生 第36回> 速さの特殊算の演習です。 流水算・通過算・時計算とボリュームたっぷりの回です。 この3つの単元に共通しているのが、 図を使って内容を整理することがポイントである点です。 流水算であれば4つの速さの関係を表した線分図、通過算であれば列車が鉄橋やトンネルを通過する様子を簡潔に表した図を使うと、式が立てやすくなります。 時計算は速さが角度で表される分、動きのイメージがつかみづらいので、解法に慣れるまでは時計の図をかくことが必須です。 また、速さに関する式や値をただ丸暗記するだけでは、問題の難度が上がった際に対応できなくなる点も、共通して注意が必要です。 流水算であれば、上りの速さ=静水時の速さ-流れの速さを覚えるだけでなく、線分図でその理由を確実に把握しておくこと、時計算であれば1分間に5. 5度の差を丸暗記するのではなく、長針が1分間に6度、短針が1分間に0. 5度進むことをしっかり踏まえておくこと。 こうした 根拠を理解できていれば、問題の難度に関わらず、今回演習する単元をテストの得点源にできます。 大事な回です。 じっくり取り組みましょう! 【攻略ポイント1】 まずは「考えよう1」「考えよう2」で 流水算を演習します。 今回初めて学ぶ内容です。 流水算では、静水時の速さ、上りの速さ、下りの速さ、流れの速さの4つの速さを扱います。 この4つの関係をしっかり理解することが基本となります。 「考えよう2」にある線分図をよく覚えてください。 流水算の問題を解く際には、自分でこの線分図をかければスムーズに式を立てることができます。 シンプルなかたちですが必ず覚えておくべき図ですので、問題文の内容を整理できるようにしておきましょう。 「深めよう1」は流水算の問題を、 比を利用して解くパターンとなります。 同じ道のりを進む場合に、速さと時間が逆比の関係になることを利用して、上りの速さと下りの速さの比を線分図で表せば、具体的な数値が与えられている流れの速さが線分図のどの部分の長さになるかが一気につかめます。 このような難度が上がった問題でも、線分図を使えば攻略できるので、徹底して図のかき方を覚えて下さい。 次に「考えよう3」で 通過算の基本の確認をします。 特に 2 で正解することがポイントになります。 基本問題ですが、図をかいて列車が鉄橋を渡る様子を把握しましょう。 長さのある列車の動きがつかみづらいですが、列車の最前部の点を基準に考えると、列車が移動した距離がわかりやすくなります。 「深めよう2」も基礎レベルですが、テストでよく出題されるパターンです。 ここでも列車が鉄橋を渡るケースとトンネルを通過するケースの両方を図にして、列車が鉄橋を渡り始めた地点とトンネルに入り始めた地点をそろえるかたちに、 図をたてに並べると、道のりの違いがはっきりとわかります。 図をかく際には、列車や鉄橋、トンネルは細かくかく必要はありません。 長さの関係がわかればよいので、ラフなかき方で構いませんので、まずは図をかくことを実践してください。 【攻略ポイント2】 そして「考えよう4」「考えよう5」で演習するのが 時計算です。 道のりの代わりに角度を用いた針どうしの旅人算です。 速さが角度になる点で解きづらさを感じることがあるかもしれませんが、単位時間に一定の角度を進むという点では、通常の旅人算と変わりはありませんので、問題演習を通じて慣れていきましょう。 長針と短針が1分間に5. 5度ずつ差が縮んだり広がったりすると考えますが、この5. 5度を機械的に覚えるのではなく、長針が1分間に6度進み、短針が0. 5度進む、その差であることをしっかりと理解してください。 問題の難度が上がった際に、この6度と0. 5度の和である6. 5度を使うケースも出てきます。 根拠を固めたうえで暗記をするようにしましょう。 2 では、1分間に5. 5度ずつ差が縮まることを使えば、最後の問題をすぐに答えられますが、上記のような長針と短針の速さの差を理解するうえでは、2番、3番の問題も大切ですので、抜かさず全問を解くようにしましょう。 「考えよう5」は時計算の中でも テスト頻出のパターンです。 2 3 では、実際に時計の絵を描いて針が重なる前なのか後なのか確認すると安全です。 基礎クラスの生徒さんは「考えよう」と「深めよう」の問題を何度も練習しましょう。 ここまでが不十分なまま先に進んでしまうと、問題を見て式を立てる段階で迷いが生じてしまいます。 【攻略ポイント3】 他に挑戦したい問題としては、 流水算では 問8のグラフを利用した船どうしの旅人算、問11のように流速や静水時の速さが変わる問題です。 特に問11では線分図をかいて内容を整理できれば解きやすくなりますので、ぜひ取り組んでください。 通過算では問17の一定の間隔で電車と人がすれ違うタイプの問題、 時計算では問19・問20の目盛りをはさんで対称になる時刻を求める問題などです。 またここには載っていませんが普通の時計とは異なる時間設定の問題も解いておきたいところです。 速さの特殊算は全体的に難化傾向にあり、上位校で流水算や時計算が大問として出題された場合は難度が跳ね上がるケースが多くあります。 志望校によって到達目標レベルの差が大きい分野なので、過去問で必要なレベルを確認しておくとよいでしょう。 <算数 5年生 第36回> 前回に引き続き、 「割合」の演習です。 割合の3公式を使いこなすことが目標となります。 テキストに掲載された線分図をよく見て、その図の意味を理解したうえで公式を覚えるようにしましょう。 ただ式だけを丸暗記するよりも図を見て視覚的な理解を伴った方が、記憶が深く定着します。 今回演習する内容は、 中学受験算数の最重要単元である割合の問題を解き進めるうえで、重要な基盤となります。 ここで割合の基本的な内容をしっか理解しておけば、これから様々な割合の問題に取り組む際に、圧倒的に有利になります。 頑張りましょう! 【攻略ポイント1】 「割合」「割合にあたる量」「1にあたる量」を求める 3公式を使いこなせるようになるのが目標です。 どれか1つの式を覚えて、それ以外を求める際には還元算の考え方を使うこともできますが、式を立てる際に時間がかかってしまいますので、それぞれを独自にしっかりと覚え込んでおいた方がよいでしょう。 「考えよう1」は割合を求める問題で、前回の復習になります。 比べる量を基準量でわって割合を求めるのですが、その式の意味を深く理解するために、本科教室にあるような 線分図で内容を整理するとよいでしょう。 簡単な図に見えますが、大事な内容を表していますので、図の意味をしっかりと理解するようにしてください。 「考えよう2」と「考えよう3」で使う公式は「考えよう1」で学習した公式を逆算することで導き出されますが、先に述べたように、テストで式を立てる時間をより短くするためにも、それぞれの式を確実に覚えておきましょう。 「考えよう3」の基準量を求める計算は次回の相当算で何度も使用することになりますので、よく覚えておいてください。 【攻略ポイント2】 問1から問3までは「考えよう」で演習した内容の反復演習となります。 その後の問4は割合の増減の演習になります。 ここで問題にそえられている図は、これから自分でかくことが求められますので、図の成り立ちを確認しておきましょう。 そのうえで 3つのタイプが混合した問5は必ず解いてください。 問題を見て、かけるのか、わるのか、わるときはどちらでわるのかを瞬時に判断しなくてはなりません。 その演習を重なることで、式の立て方にも慣れきます。 問6の「~増し」「~引き」もとても重要です。 割合の中に売買損益という単元がありますが、この演習の際には「~増し」「~引き」の言葉の意味の理解が大前提となります。 少し時間がかかっても、この問6は図をかいて解き進めるようにしましょう。 われわれ中学受験鉄人会のプロ家庭教師は、常に100%合格を胸に日々研鑽しております。 ぜひ、大切なお子さんの合格の為にプロ家庭教師をご指名ください。
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RISU算数スタッフの回答 中学受験の算数は、学校の算数ができるだけではカバー出来ません。 論理的な思考力や瞬発力を磨けるよう、適切にお子さまをサポートしていきましょう。 受験算数に必要な能力 小学校教育の算数では基本的な四則演算やお金の計算、時計の読み方など、日常生活に欠かせない単元を中心にどのお子様にも対応できる形で勉強していきます。 一方、中学受験ではそのような基礎的な計算能力はもちろんですが、 1. 制限時間内に問題を解く瞬発力 2. 応用問題を解く論理的な思考力 が加えて求められます。 瞬発力のためには ケアレスミスをなくすこと、問題に慣れることが鍵となってきます。 論理的思考力のためにはまずは 基礎の徹底、次に問題の意図を理解することが大事になります。 算数での瞬発力を養うためにするべきこと 1. ケアレスミスをなくす 受験では、正答率の高い問題をいかに落とさず素早く正確に解くかが合否を決める大切なカギになっています。 またケアレスミスを気にするあまり一つの問題に時間を取られてしまい問題をすべて解き終わらない、得点の高い問題に時間を十分に割けないことにもつながってしまいます。 計算式の省略や暗算はケアレスミスがなくなってきた段階で取り入れ、まずは丁寧に計算して問題を解くようにしましょう。 矛盾しているように聞こえますが、 速く問題を解くためにケアレスミスをなくすには「計算を間違えない」ことになれることが大事なのです。 正答率の高い問題のみならず、難しい問題の中でも計算ミスは命取りです。 答え自体を間違えることもありますが、途中式でケアレスミスをして計算が合わず問題が進まない危険もあります。 志望校の問題に慣れる 受験算数は、志望校によって出題される問題の傾向があります。 志望校が定まってからの段階ですが、出題される問題の傾向をリサーチし、近しい問題に慣れておきましょう。 この際あくまでも解法を丸暗記してはいけません。 しかしある程度問題になれることによって、 似た問題が出題された際に解法が浮かびやすくなりスムーズに解くことができます。 算数での論理的思考力を養うためにするべきこと 3. 基礎を徹底し、苦手分野を補強する 算数は歴史や国語などの他教科と異なり、段階を踏んでレベルを上げていく科目です。 論理的に考えるということは、持っている基礎知識を自由自在に操れるようにしなければなりません。 まずは基礎の徹底と苦手分野の洗い出し、克服をしましょう。 この際焦って勉強方法を変えてしまうのではなく、 「どこを苦手と感じて前に進めないのか」を丁寧に把握し、適切なサポートをしてあげることが重要です。 RISU算数では 学習履歴をデータでチェックし、お子さまがつまずいたタイミングでチューターが一人ひとりに沿った指導をする他、解説動画もご用意しています。 また間違えた問題の復習や忘れやすいタイミングでの復習をミックスして自動出題しているため、お子様の苦手対策をサポートしています。 問題の意図を理解できるようにする 小学校1,2年生の算数では主に計算問題のみが取り扱われるため、計算の速さがそのまま算数の得意不得意に直結することが多いです。 しかし3年生からは文章題が加わり、問題で問われている本質が理解できないお子様は算数に苦戦します。 出てくる情報の関係性が分からないため、どのように式を立てれば良いのかが分からなくなります。 真面目なお子様ほど、数をこなすことによって、考えずに解法を覚えてしまうことがあります。 問題パターンに慣れることは大事ですが、丸暗記をしてはいけません。 どのような理由でどのような式をたてるのか、理解できるように説明してあげましょう。 「何を聞かれているのか」を理解するためには、算数であっても文章の構造を把握する読解力(国語力)や状況をイメージできる想像力が不可欠です。 RISU算数では算数を通して「考える力」を養うために、豊富な文章問題を収録しています。 その文字量は1学年分の教材が国語の教科書1冊分に相当します。 計算問題のみをこなすのとは違い、考えて式を組みたて、計算するというステップを踏むことでお子様の思考力を伸ばします。 中学受験では、安定した計算処理能力に支えられた発展的思考力が重要 中学受験の算数では計算能力だけではなく、複雑な問題の意味を読み解き、考えを整理する力が見られています。 そのためには計算のスピードや安定した基礎能力を養うことが必要不可欠です。 練習を反復して基礎能力と自信を養うとともに、目の前の設問に対して最適な方法から答えを導き出す思考力・発想力を伸ばしてあげましょう。
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