冬から春の田畑や道端で、まっすぐ伸びた花茎の花穂の下から順に、白い小さな四弁花が三角形の種子をつけながら次々と咲きます。 1月17日の誕生花は、春の七草の一つのナズナ(薺)、ペンペングサ(ぺんぺん草)。 花の名は、三味線を弾く擬音語のペンペンで、実の形が三味線のバチに似ていることから名づけられ、シャミセングサ(三味線草)とも呼ばれています。 別名のナズナ(薺)は、撫でたいほどかわいい花なので撫菜(なでな)が転訛したという説や、夏になると枯れるので夏無(なつな)からきているという説などがあります。 英名のShepherd's purseは、学名Capsella bursa-pastorisの種小名bursa-pastoris(羊飼いの財布)と同じで、花茎につくさや形の実が財布の形をしていることからつけられています。 花言葉「あなたに私のすべてを捧げます」「あなたにすべてお任せします」は、財布を預けることからきているといわれています。 昔は財布=全財産だったのでしょうか。 ペンペングサは一度、七草粥に入れるために庭に植えましたが、七草が揃わず庭の片隅一面を覆いそうになったので、抜くとあっさり出て行ってくれました。 「ペンペングサの生えた庭」は家や土地が荒れ果てているようすを指し、廃屋のわら屋根によく生えることから貧乏の象徴になったそうです。 子供の頃、実がたくさんついた花茎を折って、皮で実がぶらさがるように実の柄を持ってすべて下に引き、花茎をくるくる回して、しゃらしゃらと実の触れ合う音を鳴らして遊びました。 ご近所の田畑や道端でよく見かけたペンペングサも今では少なくなりました。 アブラナ科ナズナ属、耐寒性一年草(越年草)、原産地:中国 別名:ナズナ(薺)、シャミセングサ(三味線草) ペンペングサ(ぺんぺん草)の花言葉:あなたにすべてお任せします、あなたに私のすべてを捧げます。 ペンペングサ(ぺんぺん草)の誕生花:1月17日 流通時期:春に田畑や道端などで見かけます。 サンシュユ コーネリアンチェリー トサミズキ.
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ナズナについて育て方や情報 ナズナは、別名、ぺんぺん草とも呼ばれ、昔から親しまれている越年草で、田畑や荒地、道端など至るところに生える強靭な生命力がありますが、本来、麦の栽培とともに日本に渡来した史前帰化植物とも考えられています。 そして、日本では、春の七草の一つとしても親しまれていて、正月明けには、セリ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロとともに七草粥の食材として登場するなど、どこでも見かけることができる身近な植物です。 また、古来より、厄災を払い、1年を健康に過ごす祈りが込められた植物でもあるので、年初には、七草粥を家族で戴き、良い年の始まりを願いたいものです。 原産国の特徴・同様の原産国の植物紹介 アブラナ科ナズナ属は、原産国が東ヨーロッパ、西アジアですが、東ヨーロッパの植物では、同じアブラナ科であるアウリニア属の和名が岩ナズナと呼ぶアウリニア・サクサティリスがあり、こちらの植物は欧米では、一般的なロックガーデン植物で、春になるとこぼれんばかりに咲き、香りの良さと丈夫さがありますが、排水の良い環境を好みます。 また、ヨーロッパでも青汁に最適な野菜として注目されているケールには、多くの系統があり、葉の淵が縮れていたり、波打っていたり、草丈が数mにまでなるものなどがあり、日本には、江戸時代に伝わりましたが、食用として普及せず、改良されて葉牡丹となったという驚きの経緯があります。 同時期に開花する花の種類や特徴 ナズナは、冬から春にかけて咲きますが、同時期に開花する種類では、ナズナと同じ所によく咲いているのを見かけるオオイヌノフグリは、小さく可憐ですが、広範囲に群生する繁殖力の強さがあります。 また、山茶花とツバキから生まれた品種である寒つばきは、寒い時期に生け垣などに艶やかに開花しますが、こちらも頑強な性質を合わせもっていますさらに、高い香りと多様性があり、真っ直ぐに咲く特徴がある水仙は、スイセン属に含まれる植物の総称ですが、近年、さらなる多くの品種が生まれています。 なお、カタクリや、雪割草、ヒトリシズカ 、二輪草、ふきのとう、ハコベなどの冬を乗り越えた我慢強い植物も同時期に開花しています。 花・植物についてのコメント 通称、ぺんぺん草とも言われているナズナは、荒廃した土地でも生育する強靭さから、ぺんぺん草が生えるという表現や、ナズナでも育たない土地では、ぺんぺん草も生えないなどと揶揄されています。 しかしながら、そんなナズナは、実は薬用としても効能が高く、高血圧や動脈硬化の予防、利尿作用、便秘解消、胃潰瘍の予防などや止血作用などにも古来より重宝されてきました。 そして、民間薬では、ナズナを陰干しして、煎じたり煮詰めたり、黒焼きにして血圧効果作用のあるアセチルコリンや、血管の壁を強化するルチン、フラボノイを作り出すほか、フマル酸、バニリン酸、スウェルチシン等の豊富な栄養成分も含有するなど、強靭さのなかに有能さが輝る植物といえます。
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最近、我が家の周りの原っぱや路肩では、小さな白い花が沢山咲いています。 子供の頃には、「ぺんぺん草」と言っていた草です。 風に揺れると、小さな音がすると言っていたような記憶があります。 ぺんぺん草が和名の名前では無いと思いネットで調べてみると、春の七草の一つであるナズナであることを知りました。 恥ずかしながら、ナズナはダイコン(大根)のことだばかり思っていたので意外でした。 春の七草は、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろとなっており、7番目のすずしろがダイコン(大根)のことでした。 因みに、すずなはカブのことです。 上述の1番目から5番目までは、まさに野草そのものですが、最近では、見かけることが少なくなりました。 148• 161• 193•
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