これらすべてを書きますが、曖昧な表現は避けましょう。 さらに期日や条件などは明確に書くようにしなければなりません。 さらに上では触れませんでしたが、念書を書く側は住所なども書きます。 念書の中身はいろいろな種類がありますが、契約に関係する念書の場合は契約書の中身と合わせて書かなければいけません。 このときも他の念書と同じような表記をすることになります。 また対象がお金の場合には印紙税法によって消費貸借に関する契約書などには金額に応じた収入印紙を貼って、消印をすることが義務とされています。 この消費貸借に関する契約書は一般的には借用書と呼ばれたりします。 収入印紙を張らなければいけない金額の目安としては、5万円以上の場合に貼ることが定められています。 収入印紙が貼ってないとしても、念書の効力には問題はありませんが印紙税法の違反に問われることになるので注意が必要です。 貴社在籍中に知り得た機密情報および個人やデータ情報 顧客のみならず従業員を含む を社外に漏らすことはいたしません。 貴社在籍中に職務遂行上の必要からの交付を受けた業務上のデータおよび顧客から交付を受けた資料、これらの複製物一切を自ら保有していないことを確認いたします。 上記の違反により、貴社の秘密情報を開示、漏洩、使用した場合、法的な責任を負担するものと確認し、これによって貴社が被った一切の損害を賠償することを約束いたします。 この中で念書と覚書の違いとしては、一方的に発行される念書とは違い、覚書は自分だけでなく相手との合意した内容を忘れないようにする目的で発行されることが多いです。 また契約書は最終的に該当するすべての意思表示の合致した事実を証明するために作られる文書になります。 従って契約をする際に念書、覚書、契約書のすべてを発行することになった場合はまず念書、それから覚書、最後に契約書が交わされることになります。 いかがでしたか? 念書と言うと借金のときに書かされるなどマイナスイメージもあるかもしれませんが、契約の前段階的なものとして交わされることも多いです。 自分で作ろうとすると難しいと考える人も多いですが、しっかりと念書の書き方などを覚えていざというときに備えておきましょう。
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念書とは 念書は約束事を証明する書類のことで、 覚書と類似した性質を持っています。 協議した内容の覚書として、念書を書かせた相手に約束事を守らせるために作成しておくものです。 念書を書く人は、書かれた内容に責任を負い約束を果たす義務が生じます。 念書の効力について 念書には法的な強制力や拘束力はありません。 裁判の証拠書類として念書が使われることもありますが、無効とされるケースも少なくありません。 それでも、契約を交わしたという証拠にはなりますし、書き手への牽制にもなりますから作成しておいて損は無いでしょう。 誓約書・覚書・契約書との違い 念書とは、双方の合意のもとで作成されるものではなく、 当事者の一方が他方に対して差し出す書類です。 そのため、内容は念書の差出人が一方的に義務を負ったり、事実を認めたりするものになります。 ですから、印鑑は 念書を書く人だけが捺印することになります。 誓約書についても同じ意味で使われています。 一方、覚書や契約書には法的効力が生じます。 念書や誓約書は書き手のみが署名捺印するのに対し、覚書や誓約書は双方合意のうえで署名捺印して取り交わします。 法的効力なし。 法的効力あり。 念書を書く時の注意点 念書に法的効力は無いとはいえ、約束事を取り交わしたという証拠にはなります。 のちの資料として、その事象がいつ発生したのかという情報が必要になることもあります。 そのため、記入日は必ず書くようにしましょう。 一番多いのは退職時かもしれません。 在籍中に知りえた個人情報や機密情報を一切漏らさないということです。 労働契約時の念書は一般的ではありませんが、例えば労働契約を締結したにも関わらず出社をしなかった場合などは、採用にかかった費用などを賠償する旨の念書を求められるケースがあります。 また、会社の特別な教育プログラムとして海外研修や外部研修などに莫大な費用をかけて参加する場合、研修参加後1年間は退職しない旨の念書を求められることがあります。 いずれにしても念書の作成は強制できるものではなく、また拒否しているにも関わらず無理やり書かせることで逆に問題となってしまう可能性もあることを覚えておきましょう。 念書に記載しておくべきこと 念書の書き方として、定型のフォーマットが決められているわけではありません。 そのため、念書は比較的自由に作成することが可能です。 念書を作成する際、相手方の署名捺印は必要ありませんが、 念書を書く人は署名捺印をします。 また、念書の内容によっては印紙が必要になるケースもありますので注意が必要です。 例えば 借金・連帯保証・債務引受など借用書の意味を持つ念書の場合、 印紙を貼る必要があります。 印紙を貼ったからと言って法的効力に変化はありませんが、印紙税法違反とみなされます。 そのため、お金が絡む念書の場合は注意が必要です。 交通事故を詫びる念書の書き方と例 自分の不注意で交通事故を起こしてしまった場合、特に業務中であれば被害者だけでなく被害者の勤務先、また自社にも迷惑をかけることになります。 事故の内容によっては厳罰に処される可能性もあるでしょう。 二度とそのような過失を起こさないための牽制の意味も込めて、念書を書かされる場合があります。 書き方はビジネス文書の文体を取りますが、冒頭の挨拶は不要です。 日付、タイトル、宛先、差出人、差出人の印鑑、交通事故を詫びる旨の文章を書きましょう。 <文例> 私の不注意により発生しました交通事故の件につきまして、皆様に多大なご迷惑をおかけし誠に申し訳ありませんでした。 今後はこのような事態を二度と起こさないよう十分反省し、注意を払っていく所存でございます。 ここに念書をもってお詫び申し上げます。 在職中はもちろんのこと、退職後も業務上知りえたそれらの情報を漏らすことは禁じられます。 会社とはもう関係無いからと言って、小さな情報でも部外者に漏らすことは許されないのです。 そのため、退職時に念書を書かされるケースはよくあります。 記される内容は主に3点です。 顧客・従業員の個人情報• 業務上の資料・情報• 秘密情報を漏洩した場合の賠償内容 <文例> 私は、貴社を退職するにあたり、下記の事項を遵守することを制約致いたします。 業務上知りえた貴社の機密情報及び個人情報(顧客・従業員)• 業務上知りえた資料ならびに情報• 上記違反により貴社の機密情報を開示もしくは漏洩した場合、貴社が被る一切の損害を賠償することを約束致します。 念書には法的効力は無いとされていますが、書かれた念書を公証人役場へ持っていけば正式な証拠として残すことが可能です。 いざという時の証拠として使うことができますから、準備しておいて損は無いでしょう。 離婚に関する念書の書き方 婚姻の継続が難しく離婚に至る場合、一方が離婚に合意しなかったり、慰謝料や養育費などで揉めたりする場合があります。 そんな時、相手方に予め念書を書いてもらっておけば、離婚調停や裁判になった場合でも、スムーズに処理が進められる可能性があります。 配偶者の不貞や不注意で、婚姻を継続しがたい事象が起きた際に、念書を取得しておきます。 例えば、配偶者の不貞が発覚した場合に、次に同じ過ちを犯した場合には離婚することを合意し、慰謝料支払いの義務を負う旨などの念書を書いてもらいましょう。 離婚に関する念書は、 『離婚協議書』としてまとめられることが多いです。 財産分与に関する念書の書き方 離婚にあたり協議しなければならないことの1つに 財産分与があります。 財産分与とは、 婚姻中に取得した夫婦共有の財産を、精算することを言います。 共有財産には、不動産や家財道具、生命保険や預貯金などが含まれます。 例えば、持ち家のローン支払いなど、当初相手側が共同で支払うと言っていたとしても、後から覆されたら困りますね。 出て行くのだから支払わないと言われてしまうこともあるでしょう。 その場合でも予め念書を取得し公証役場で認証してもらっておけば裁判になっても証拠として提示することができます。 離婚後もローンを分割して何割の負担をする等の念書を書いてもらいましょう。 また、そこまでの準備ができなくとも念書を書いてもらっておけば契約を交わした証拠となります。 社内の念書としては、社員に強制することはできませんので注意してください。 念書には決まったフォーマットはありませんので、例文を参考に書きやすい念書を作成してみてください。
次の念書の意味・効力とは? 念書の意味とは|約束した事柄を証拠として残すための文章 念書の意味とは、約束した事柄を証拠として残すための文章になります。 念書は契約書のような、法的拘束力を持ちません。 法的なものではなく念書を書く人が相手に対して、約束事をするために書き残すものを念書といいます。 それ自体には法的拘束力がないものの、その約束が破られたり裁判になるようなことがあったりすれば念書が裁判の証拠になります。 そのため内容は具体的に書くことが必要です。 そうすることで自分自身を守ってくれることになるため、要点をしっかり押さえましょう。 念書の効力|念書事態に効力はなく後々の証拠となる 念書の効力とは、念書事態に効力はなく後々の証拠となるものになります。 上記でも説明した通り、念書事態には効力はありません。 あくまで約束事を紙に書き記したものになります。 ですが念書を書いておくことで、それが後々証拠となり自分を守ってくれることにつながります。 約束事といっても口頭では、証拠も何もありませんよね。 そういった時に念書を書いておくことで、証拠として提出できる書類を作ることが可能です。 念書だけではなく、ビジネスの場面では様々な書類を書く機会がありますよね。 こちらの記事では、そんなビジネスの機会によく書かれる書類の書き方や例文・テンプレートについて紹介しています。 書類作成が不安という方は、ぜひ参考にしてみてください。 念書を書く際まず押さえたいのが、何を書かなければいけないかということです。 念書の書くべき内容のことを、雛形といいます。 その雛形を抑えることで、念書に何を書くべきか把握することができます。 念書は何を書くべきか、法律などで定められたものはありません。 しかし後々証拠として残すためにも、下記のような内容を書く必要があります。 下記の内容を抑えることで、しっかりとした念書の作成が可能です。 念書の書くべき内容• 1相手の名前(実行される人の名前)• 2自分の名前(実行する人の名前)• 3どこか(場所)• 4約束の内容• 5作成した日の日付• 上記の書く内容を把握し、紙に記載したら後は捺印をすると完成になります。 捺印は自分の署名の横にするようにしましょう。 必要であれば、相手にも署名をしてもらい捺印をしてもらうと確実です。 これは印紙税法に定められている事柄で、借用証書には印紙を貼ることが義務付けられています。 義務とされている金額は5万円以上になります。 そのため5万円以上の借用書を念書で作成する場合、必ず印紙を貼るようにしましょう。 印紙を貼らない場合でも、借用書自体は認められます。 しかし法律に違反することになるため、必ず用意し印紙を貼るようにしてください。 借用書に印紙が必要と言われても、印紙の金額や記載方法について分からないという方も多いですよね。 こちらの記事では、そんな借用書の印紙の金額や書き方について紹介しています。 借用書を書く機会がある方は、ぜひ合わせてチェックしてみてください。 金銭の借用書として、念書を書く機会は割と多いと思います。 そのような時に内容漏れがないように、しっかりとフォーマットやテンプレートを抑えるようにしましょう。 」といった文になります。 このように具体的に記載しましょう。 また返済できなかった場合の取り決めも、必要時には記載するようにすると安心です。 借用書のフォーマットとテンプレート• ・借用書という題• ・借りた金額• ・利息について• ・返済期限と返済回数• ・返済するための方法• ・借りた日付• ・借主の連絡先・住所と署名、捺印• これは結婚するにあたって、夫婦の生活を円滑にするために誓約書として作成する念書になります。 浮気やDVといったことから、家事や収入の分配まで決めておくことが可能です。 また、離婚にも応じます。 」といった内容になります。 しかし婚姻中は夫婦間の誓約は一方的に解消できるとされています。 しかしこの念書を解消されたとしても、裁判になれば有力な証拠となることもあります。 念書を書いていたおかげで、通常より多くの慰謝料をとることもできるため用心深い方は書いておくことがおすすめです。 夫婦間の念書のフォーマットとテンプレート• ・夫婦の誓約書に対する題• ・書いた日付• ・契約する内容• ・お互いの住所と署名• 離婚するにあたって、離婚後の約束事を決めるために念書を書くことがあります。 」といった内容になります。 これは契約する内容によって様々です。 念書の場合は、あいまいな表現は避け必ず具体的に記載しましょう。 そうすることで、後々も拘束力をもった念書を作成することができます。 離婚での念書のフォーマットとテンプレート• ・表題(養育費についてなど)• ・日付• ・契約する内容• ・破った場合の対応• ・連絡先と署名・捺印• ・できれば相手の名前と捺印 いざ離婚となると、これからどうしていいか分からないという方も多いと思います。 こちらの記事では、離婚と別居はどっちがいいのか、また離婚するまでの準備について紹介しています。 離婚までに何をしたらいいか分からないという方は、ぜひ合わせてチェックしてみてください。 賃貸契約する場合も、家賃の支払いや賃貸の取り扱いについての念書を書くことがあります。 特に多く書かれるのが、家賃滞納の場面です。 返済できない場合は、〇月〇日までに退去いたします。 」といった内容になります。 家賃の支払いを待ってもらう金銭の念書であるため、具体的に記載しましょう。 賃貸契約の念書のフォーマットとテンプレート• ・賃貸契約(家賃滞納の返済)についての表題• ・日付• ・契約する内容• ・契約している賃貸の住所• ・名前・連絡先• 財産分与の念書を記載する場合、財産をどのように分配するかを記載することが非常に多いです。 しかし財産分与については、念書だと法的拘束力がないため注意が必要になります。 」といった内容になります。 法的拘束力を持たせたい場合は、弁護士などを介して正式に契約書を作成する必要があります。 金銭に関することであるため念書にするかどうかは、分与する相手との話し合いが必要です。 財産分与の念書のフォーマットとテンプレート• ・財産分与に対する表題• ・日付• ・保有している財産• ・分与する財産と分与する日付• ・分与しなかった場合の対応• ・氏名・連絡先• 退職時に念書を書く場合の多くは、会社の秘密を保持するというような内容になります。 そのため例文として「下記の内容について、退職後も遵守させていただきます。 」という文章になります。 この文章の後、遵守する秘密保持の内容やその他の項目を書き連ねることが多いです。 退職時の念書のフォーマットとテンプレート• ・退職に関する表題• ・社長や会長の名前• ・誓約する内容• ・日付• ・住所・指名• ・署名・捺印 退職するためには、念書を書く前に退職届を書かなければいけません。 でも書き方が分からないという方も多いですよね。 こちらの記事では、そんな退職届の書き方や提出方法についても紹介しています。 退職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。 会社などで遅刻が多い人は、遅刻をしないように念書を書かされることがあります。 例えば「〇月〇日以降、会社には〇時〇分までに出社します。 」というような内容になります。 それでも守れない場合は、遅刻した場合のペナルティーを記載することも多いです。 遅刻の念書のフォーマットとテンプレート• ・遅刻に対する表題• ・会社の名前や上司の名前• ・出社する時間と約束• ・ペナルティーの内容• ・氏名・住所• ・署名・捺印 念書の意味や書き方を知り念書が必要な場面で生かそう! 念書の意味や書き方、フォーマットについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか。 念書はどのような場合に必要で役に立つかということを、知っていただけたと思います。 もしも大事な約束事をする機会があった場合は、ぜひこの記事を参考に念書を作成してみてください。
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