スポンサーリンク 胆のうは、肝臓で作られた胆汁から水分を除去して、その濃度を高めるために働いている臓器です。 胆汁にはコレステロールが含まれているのですが、このコレステロールの量が多すぎると、胆のう内で結晶化することがあります。 そして結晶化したコレステロールは胆石となって、胆管に詰まることで痛みを生じさせます。 そしてこのコレステロールの結晶は、しばしば胆のう内にくっつくことがあります。 これが胆のうポリープで、胆石のようにコロコロと転がらないので、胆管に詰まることもありません。 痛みも生じないので、つまりは自覚症状がないということです。 胆のうポリープには、このコレステロールが結晶化したもの以外に、腫瘍性のものもあります。 この場合は、コレステロールの結晶がくっつくのではなく、胆のうの内部自体が膨らみます。 良性のものだと大きくなることは少ないのですが、悪性だとどんどん大きくなっていくので、手術で摘出することが必要になります。 スポンサーリンク ところがコレステロールによる胆のうポリープの場合、特に切除をしなくても、自然に消えることがあります。 腫瘍性のものと異なり、異物がくっついているだけですから、何かの拍子にはがれ落ちることがあるのです。 はがれ落ちた胆のうポリープは、胆石と同じように、胆のう内を転がります。 そして胆管に詰まれば、やはり痛みを生じることになります。 ところが、数ミリ程度のごく小さなものの場合、胆管に詰まることなく、胆汁と一緒に流れていきます。 まずは十二指腸ですが、そこからさらにどんどん流れていき、やがては体外に排出されていきます。 また、胆管を通過できないような大きさになっていても、薬で溶かしたり超音波で砕いたりして、小さくすることが可能です。 すると、やはり自然に体外に排出されていくことになります。 このように胆のうポリープのうちコレステロールでできているものは、自然に消えていったり、適切な処置によってそれを促したりすることができるのです。 スポンサーリンク.
次のスポンサーリンク 胆嚢ポリープの手術はその術式によってかかる費用や支払う値段に差が出てきます。 どのような手術がどのくらいの費用・値段となるのかを紹介していきます。 保険診療などで、一般的にはどの病院でも差は生まれにくくなります。 【腹腔鏡下手術によって胆嚢ポリープを取る場合】 腹腔鏡という身体をメスで切開せずに行う場合には、日帰り手術が可能になるため健康保険適用の場合で費用負担が3割という方の場合には、実際に支払うことになる値段は約10万円程度となっています。 入院する必要がない分費用負担は少なくなっているという特徴があります。 【入院によって開腹手術をする場合】 身体にメスを入れて切開して胆嚢ポリープができている胆嚢を摘出する手術の場合には、健康保険適用の場合での費用負担は約30万円となっています。 日帰り手術の約3倍の費用が掛かることになります。 スポンサーリンク 【入院の有無で値段は大きく変わる】 胆嚢ポリープの手術は、その術式によって入院するかしないかという点が大きく変わってきます。 この入院の有無によって、胆嚢ポリープの治療にかかる費用は大きく変わるということが分かってきます。 これは、入院することで発生する室料などが必要になるためです。 【室料の値段は病院によっても違う】 胆嚢ポリープの手術にかかる費用についてはどの医療機関でも値段に差がありませんが、入院する病室によっては室料に違いが出てきます。 また同じ医療機関でも、大部屋に入院するのか、個室に入院するのかによっても大きく値段が変わってきます。 状況によって術式を選ぶことが出来ないケースもありますが、胆嚢ポリープの治療を行う際は、病院選びをすることで、費用負担、支払う値段に差が出てくることが分かります。 しっかりと病院を選んで、少しでも低価格で済ませることが出来るようにしていきたいですね。 胆嚢ポリープの治療をできるだけ安い値段で行うためには、病院選びというものが大切になってきます。 スポンサーリンク.
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「定期的な検査」といわれても、何かと理由を付けてサボってしまいがちなサラリーマン。 しかし、これを怠ると、取り返しのつかないことになるかも…。 胆のうポリープがある人は、半年に一度の超音波検査をお忘れなく。 健診のたびに悪玉コレステロールと中性脂肪は基準値を上回り、肝機能も「やや高め」で推移していました。 そのたびに治療を受けるよう指導はされるのですが、仕事の忙しさもあって、ついつい見て見ぬふりをしていました。 3年前に超音波検査で胆のうにポリープがあることは知っていました。 でも直径が1センチにも満たない小さなもの。 先生も「良性だと思うけれど、その内また検査をしましょう」といった程度の話だったので、つい放置していたんです。 ところが1年後、同僚ががんで亡くなったことから、急にポリープのことが不安になりました。 以前の先生の所には顔を出しづらかったので、違うクリニックに行って、「1年前に胆のうポリープが見つかった」と自己申告しました。 すぐにエコーで確認すると、直径2・5センチのポリープが見つかりました。 この1年で倍以上に成長していたのです。 医師の「悪性の可能性がある。 手術すべき」との言葉を聞き、同僚のこともあったので、手術を受けることにしました。 手術といっても開腹はせず、腹腔鏡で胆のうを切除するもの。 創口も小さく、1泊入院するだけの短期滞在型手術でした。 術後の組織検査の結果、医師の予想通りポリープは「がん化」していました。 医師からは「あのまま放置していたら1、2年の命だったね」と言われてゾッとしたものです。 その時の反省から生活習慣を見直し、10キロ以上の減量を達成。 せっかく拾った命なので、このままメタボを脱却して長生きしたいと思います。 見つかった時に小さかったからと言って、決して安心することはできません。 特に(2)の「増殖のスピード」は重要で、ポリープの大きさが2センチを超えたら、がんを疑ってかかるべき。 この大きさになると、山下さんのように「取ってみたらがんだった」というケースは珍しくありません。 とはいえ、胆のうポリープには自覚症状はなく、また早期では血液検査でも反応しにくい。 となると、「定期的な検査」に頼らざるを得なくなります。 私は、胆のうポリープがある人には、半年に一度の超音波(エコー)検査を実施しています。 半年ごとにポリープの変化を見ていれば、がん化などの「万一の事態」にも対応できます。 CTやMRIのような大掛かりなものではなく、外来で簡単にできる検査なので、本当に長生きしたいのであれば、きちんと受けるべきでしょう。 (構成・穐田文雄).
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