日本での爆発的患者急増 (オーバーシュート)の可能性とは? 国内の状況を新型コロナウイルス感染症対策専門家会議(以下専門家会議)から、いち早く緊急事態宣言を発出した北海道とそれ以外の国内に分けて報告されています。 一部を引用してまとめてみました。 北海道の現状 ・2020 年 2 月 28 日に知事より緊急事態宣言が発出 ・依然として流行は明確に収束に向かっておらず憂慮すべき状態が続いている ・緊急事態宣言の前後比較では実効再生産数推定値は 0. 9から 0. クラスター(患者集団)の感染源(リンク)が分からない感染者が増加していくと、いつか、どこかで爆発的な感染拡大(オーバーシュート(爆発的患者急増))が生じ、ひいては重症者の増加を起こしかねません。 日本国内の感染の状況については、3 月 9 日付の専門家会議の見解でも示したように、引き続き、持ちこたえていますが、一部の地域で感染拡大がみられます。 諸外国の例をみていても、今後、地域において、感染源(リンク)が分からない患者数が継続的に増加し、こうした地域が全国に拡大すれば、どこかの地域を発端として、爆発的な感染拡大を伴う大規模流行につながりかねないと考えています。 引用:「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020 年 3 月 19 日)から一部引用 オーバーシュートが生じる可能性についてさらに次の様なリスクがあるといいます。 それは 「人が密集し都市としての人の出入りが多い大都市圏の方がより高い」ということです。 どのような場合に大規模流行につながるのかを次の様に説明しています。 諸外国の例をみていても、今後、地域において、感染源(リンク)が分からない患者数が継続的に増加し、こうした地域が全国に拡大すれば、どこかの地域を発端として、爆発的な感染拡大を伴う大規模流行につながりかねないと考えています。 引用:「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020 年 3 月 19 日)から一部引用 感染源(リンク)が分からない患者数が継続的に増加 ポイントは感染源がわからない患者が継続して増加するという条件とそうした地域が全国に拡大するとオーバーシュートにつながると説明しています。 例えば人口10万人地域で起きたらどうなるのか? 北海道大学西浦教授が推計した仮設を発表しています。 仮説は次の通りです。 日本のある特定地域(人口 10 万人)に、現在、欧州で起こっているような大規模流行が生じ、さらにロックダウンに類する措置などが講じられなかったと仮定した場合にどのような事態が生じるのでしょうか。 引用:「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020 年 3 月 19 日)から一部引用 その結果次のような影響が発生すると警告しています。 具体的な感染者数を推測しています。 流行 50 日目には 1 日の新規感染者数が 5,414 人にのぼり、最終的に人口の 79. 9%が感染すると考えられます。 また、呼吸管理・全身管理を要する重篤患者数が流行 62 日目には 1,096 人に上り、この結果、地域における現有の人工呼吸器の数を超えてしまうことが想定される オーバーシュートのリスクを高める要因 次にオーバーシュートのリスクを高める要因を説明したいます。 どんな条件がそろうとオーバーシュートが発生するのかを知ることが大切です。 その条件がそろう場所のポイントは次の通りです。 「全国から不特定多数の人々が集まるイベント」 理由は 「3つの条件が同時に重なる場」を避けにくい状況が生じやすいからです。 感染第2波による今後の感染拡大について SARS感染対策で有名な東北大学の押谷仁教授によると第2波の感染が予測されていると述べています。 日本のなだらかな感染増加傾向は、決して安心できるものではなくギリギリで抑えているためだと言います。 さらにクラスター感染をコントロール下に置くことができればオーバーシュートは防げるといいます。 決して安心することなく、新型コロナウイルスの感染拡大を一人一人が抑えていく必要があります。
次の新型コロナウイルスの感染拡大で「オーバーシュート」や「アウトブレイク」「パンデミック」など、普段はあまり聞き慣れないカタカナ用語が飛び交っています。 意味がよくわからず困っているという方も多いのではないでしょうか。 ウイルスに関する重要な内容を正しく理解できなければ、不要なトラブルに繋がる可能性もあるので注意が必要です。 そこで今回は、最近頻出しているカタカナ用語について詳しく解説していきます。 オーバーシュートの意味• 「行き過ぎる」「度を越す」などの意味がある「オーバーシュート」は、有価証券価格の「行き過ぎた変動」を指す金融証券用語として主に使われています。 しかし、新型コロナウイルスが猛威を振るう現状では、「予測以上の爆発的な感染拡大」を意味する言葉としても用いられるようになりました。 オーバーシュートは感染爆発だけではなく、「予想以上の」が含まれるという点が重要です。 オーバーシュートが発生すれば、「ロックダウン 都市封鎖 」の実施や「非常事態宣言」が発令される可能性もあります。 ただし、オーバーシュートは感染者の絶対数ではなく「予想の範囲か否か」によって判断されるため、その対応に慎重さが求められています。 パンデミックやアウトブレイクとの違い• 新型コロナウイルスに関する報道では、オーバーシュートだけではなく「パンデミック」や「アウトブレイク」などの言葉も多用されています。 それぞれの言葉の意味を見ていきましょう。 アウトブレイク アウトブレイクは「日常的な発生頻度を超えた感染症の発生」を意味します。 通常の発生レベルを超えた感染症の発生はすべてアウトブレイクとみなされるため、院内感染によるアウトブレイクも起こり得ます。 エピデミック 「一定期間内に一定の地域における、通常の予測を超えた感染症の急激な発生」がエピデミックです。 エピデミックの原因としては、おもに下記が考えられています。 ウイルスの急激な増加• ウイルスの毒性変化 エピデミックは、特定の地域や国内だけではなく、数か国にまたがって発生することもあります。 パンデミック 「エピデミックが発生した感染症が広範囲で同時流行した状態」がパンデミックです。 ウイルスの種類によっては、パンデミックによって多数の死者が出ることもあります。 なお、パンデミックは「世界的大流行」とも呼ばれます。 感染症流行の過程• 感染症のなかでも広く知られているのは、季節性インフルエンザでしょう。 季節性インフルエンザは、毎年冬季に北半球で局所的に流行 エピデミック します。 A型、B型のインフルエンザは過去にほとんどの人が感染して免疫を持っているため、爆発的な感染をするケースは稀です。 しかし、新型のウイルスに対する免疫を持っている人はいないので、感染者の増加 エピデミック を引き起こしやすくなります。 エピデミックの例では、重症急性呼吸器症候群 SARS が有名です。 2002年11月16日に中国南部にある広東省で発生したSARSは、インドよりも東のアジアとカナダを中心に32の地域や国に拡大していきました。 2003年3月12日にWHOがグローバルアラートを発してから同年7月5日の終息宣言までに、8,000人を超える感染例が報告されています。 予想以上に感染が拡大したウイルスを制御できなければ、国境や大陸を越えた世界的な大流行 パンデミック が起こります。 パンデミックはウイルスの感染力だけではなく、人口密度や移動ネットワークもあと押しするので、現代では時期や場所を問わず起こり得ると考えていいでしょう。 毒性の強いウイルスがアウトブレイクを繰り返すケースもあります。 エピデミックやパンデミックの発生はウイルスの特性によっても異なりますが、新型コロナウイルスには下記のような特性があったために、パンデミックが発生したと考えられています。 無症状でも感染力がある• 感染者の8割前後は軽症か無症状 新型コロナウイルスは水面下で感染を拡大させる生存能力に長けたウイルスといもいえます。 まとめ 普段聞き慣れない言葉を耳にする機会が増えたということは、それだけ新型コロナウイルスの感染が世界的な問題になっていることを意味します。 意味がわかりづらいと他人事のように感じられてしまいますが、すでに身近で起きているという認識が必要です。 感染症は新型コロナウイルスだけではありません。 季節性のインフルエンザウイルスも毎年多数の死者を出しています。 感染症に関わる用語や、それぞれの対策法などを知って、感染症の拡大防止に役立てていきましょう。 予めご了承ください。 関連記事•
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オーバーシュートの意味とは オーバーシュートの意味とは、疫学の分野では水準や予想値を超える爆発的な感染拡大を意味します。 新型コロナウイルスでは、オーバーシュートが起こるというのは、一気に新型コロナウイルスが感染が拡大して、感染者が増えると理解するといいでしょう。 またこの言葉には経済用語で株価の行き過ぎた変動を指す言葉としての意味合いも持っています。 3月25日には小池百合子東京都知事が東京及び首都圏でのオーバーシュートへの懸念との可能性も視野に入れたの外出を控える会見を行い、都民に注意喚起しています。 特に若年層では危機意識が低く、周りへの感染リスクを考えた行動が求められています。 追記 4月7日には遂に安倍晋三首相が改正新型等対策特別措置法に基づいて、を発令しました。 これは各自がより一層の高い意識での外出を控えて自分が感染者になっている可能性も考慮して、行動が必要です。 また今回が発動された都府県は、東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、福岡の7つとなります。 オーバーシュートの由来 オーバーシュートは最近の新型コロナウイルスの被害拡大によって、浸透をしてきた言葉と言えます。 英語での表記は「overshoot」となります。 オーバーシュートの文章・例文 例文1. オーバーシュートが起きれば日本でも一層の経済低迷が懸念される 例文2. オーバーシュートのリスクから、日用品のもまた始まっている 例文3. オーバーシュートという言葉は新型コロナウイルスで一気に国民に認知された 例文4. 新型コロナウイルスをさせる為にも、オーバーシュートを避ける行動が必要だ 例文5. 東京都知事の発表でオーバーシュートを防ぐ意識が国民に浸透してきている オーバーシュートを発生させない為に一人一人が意識を持って、この新型コロナウイルスに国として立ち向かうという気持ちが重要ですね。
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