絶滅危惧種認定とは? 最新の動物一覧 なぜ生き物が絶滅の危機に瀕してしまうのでしょうか。 地球の環境の変化や環境汚染、外来種による生態系の破壊、乱獲による絶対数の減少など、さまざまな原因があげられますが、主に人間の活動によって絶滅してしまう動物がいるのは間違いのないことです。 世界の絶滅の危機にある動物と植物は、世界的な自然保護団体のIUCN(国際自然保護連合)がレッドリストにまとめています。 日本国内でもこれにならい、野生動物の絶滅の危険度をまとめています。 動物では、哺乳類、鳥類、両生類、爬虫類、汽水・淡水魚類、昆虫類、陸・淡水産貝類、その他無脊椎動物の分類群ごとに、植物については、維管束植物、蘚苔類、藻類、地衣類、菌類の合計13の分類群ごとに作成され、現在は2014年に発表された第4次レッドリストに改訂を加えた2018年度版が最新になっています。 また、レッドリストでは、絶滅のおそれのある種を以下のとおり、ランク分けをして評価しています。 これに、2017年に同じく環境省公表の海洋生物レッドリストに掲載された絶滅危惧種56種を加えると3,731種となります。 例えば、ランク分けの中でも最も絶滅の危険度が高い「絶滅危惧IA類 CR 」にカテゴリされた中からイメージのしやすい哺乳類を取り上げると、以下の12種となります。 絶滅危惧種の対策と保護方法 かつての恐竜がそうであったように、生き物は絶滅すると、もう二度と地球上に戻ることはありません。 また、それぞれの生き物は、自然の中で密接な関わり合いを持ちながら生存しているため、ある生き物が絶滅することで生態系のバランスがくずれ、自然環境全体に大きな影響を与えてしまうことにもなります。 では、絶滅危惧種を守るには、どのようなことができるでしょうか。 絶滅危惧種の保護には、一つは、生息域内で野生環境を保護する方法があります。 絶滅の原因は、温暖化や海の汚染など自然環境が破壊されて生き物の生息地が奪われてしまうことにあります。 こうした生存をおびやかす原因を特定して、これらを取り除いたり、環境を改善することで数が増えるようにするのです。 一方で、保護センターや動物園など、生息域外で直接保護をする方法もあります。 海外では、密輸された絶滅危惧種の動物を保護センターで保護し、野生に帰すプログラムを行っているところもありますが、日本の場合は、国内に持ち込まれた絶滅危惧種は、どこから来た動物なのかがわからないため、動物園で保護、飼育することになります。 動物園での取り組みについて、天王寺動物園の飼育担当で獣医師でもある西岡真さんに伺うと、「動物園では、これらの動物の行動や息遣いを感じられるような生態的展示という、その動物が生活している環境を再現した展示をすることで、来場者に絶滅危惧種や野生動物に関心をもってもらうような取り組みをしています」と話してくれました。 また、動物園では『血統登録管理』をして絶滅危惧種の管理も行っている、と西岡さんは教えてくれました。 動物園の動物は普段いる動物園から出ることはないため、近親者との交配を避けるためにほかの動物園に移動させて交配させる必要があります。 どの動物園の動物となら繁殖に適しているのか、きちんと計画を立てることで遺伝的多様性を残す取り組みをしているのです」(西岡さん) 動物たちを守るために 画像協力:天王寺動物園(アムールトラ) こうした絶滅危惧種を守る取り組みは、動物園や保護センターだけでなく、私たちにもできます。 天王寺動物園の西岡さんによると、「地球温暖化によって北極の氷が溶けるのを避けるために、エコ活動をするのも一つです。 誰もいない部屋の電気をつけっぱなしにせずこまめに消したり、シャワーを出しっぱなしにせず節水したりというのは、お子さまでも簡単にできるでしょう。 また、象牙の製品やワニ革のバッグ、毛皮製品、トラの骨を使った漢方薬など、野生動物由来の製品を買わないというのも大切です」ということでした。 身近でできることからはじめて、多様性のある地球を守っていけるといいですね。 city. osaka. wwf. biodic. env. env. html プロフィール.
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絶滅危惧 掲載種 全リスト 花さんぽで見ることができた、絶滅危惧種に指定されている植物の一覧です。 絶滅危惧lA類(CR : Critically Endangered) 15種 Epipogium japonicum アワチドリ Ponerorchis graminifolia Rchb. var. Calanthe schlechteri Liparis truncata Kitigorchis itoana Asarum muramatsui var. shimodanum Nuphar submersa Gastrodia elata var. 絶滅危惧lB類(EN : Endangered) 35種 Hypericum oliganthum Allium schoenoprasum var. idzuense Euphrasia insignis subsp. iinumae var. idzuensis イスミスズカケ Veronicastrum noguchii K. Uehara, K. microhypophylla オオチチッパベンケイ Hylotelephium sordidum var. oishii オオミズトンボ Habenaria linearifolia Maxim. var. inearifolia Fritillaria kaiensis Asarum curvistigma Yoania amagiensis ギボウシラン Liparis auriculata Blume ex. Miq. Cymbidium nipponicum Franch. &Sav. Rolfe サクライソウ Petrosavia sakuraii Lysimachia leucantha Yoania flava Tricyrtis ishiiana var. surugensis Viola thibaudieri Neottia inagakii Yagame, Katsuy. et Yukawa チチブリンドウ Gentianopsis contorta Royle Ma Corydalis ochotensis Lysimachia candida Epipogium aphyllum Gastrodia gracilis Ajuga incisa Polygala tatarinowii Gagea japonica Utricularia nipponica Utricularia dimorphantha フジチドリ Neottianthe fujisanensis Calypso bulbosa var. speciosa Lilium maculatum Thunb. var. bukosanense ムカゴサイシン Nervilia nipponica Makino Lithospermum erythrorhizon Siebold et Zucc. Draba sachalinensis Physalis chamaesarachoides 絶滅危惧ll類(VU : Vulnerable) 103 種 アオホオズキ Physaliastrum japonicum Chionographis japonica var. hisauchiana Cypripedium macranthos var. speciosum Conyza japonica Viola grayi イソニガナ Ixeridium dentatum subsp. nipponicum Stellaria filicaulis Veronica polita subsp. lilacina Euphrasia insignis subsp. iinumae Orostachys malacophylla var. brachycentra H. Hara Euryale ferox Ajuga ciliata var. villosior カイフウロ Geranium shikokianum var. rigida Cephalanthera longifolia クサナギオゴケ Vincetoxicum katoi Cypripedium japonicum Primula reinii var. kitadakensis グンバイヅル Veronica onoei Amitostigma kinoshitae Primula reinii Tephroseris flammea subsp. glabrifolia ゴマクサ Centranthera chevalieri Scrophularia buergeriana Neottia nidus-avis var. mandshurica Calanthe tricarinata シナノアキギリ Salvia koyamae シマジタムラソウ Salvia isensis Nakai ex H. Hara Eriocaulon nudicuspe Allium inutile Swertia noguchiana Scabiosa japonica var. lasiophylla タガソデソウ Cerastium pauciflorum var. amurense Platanthera chorisiana タカネママコナ Melampyrum laxum var. arcuatum Viola raddeana Asarum tamaense ツキヌキソウ Triosteum sinuatum Campanumoea javanica var. japonica Elatostema densiflorum Cremastra unguiculata Epilobium platystigmatosum トネハナヤスリ Ophioglossum namegatae Drosera indica Cymbidium nagifolium Calanthe reflexa Symplocarpus nabekuraensis Otsuka et K. brevipes Lysimachia barystachys ハコネラン Ephippianthus sawadanus Apocynum venetum var. basikurumon Galium tokyoense Orobanche coerulescens Epipactis papillosa var. sayekiana ハマカキランはエゾスズランの変種ではなく同種と判明したため、絶滅危惧の 指定ははずされるものと推測します。 Ranunculus ternatus Pseudostellaria heterantha var. Maek. Tuyama Saussurea pulchella Neottia acuminata Amana latifolia Neofinetia falcata フガクスズムシソウ Liparis fujisanensis ホソバオグルマ Inula britannica subsp. linariifolia () Pterygocalyx volubilis Potamogeton alpinus Sciaphila nana Arisaema heterophyllum Sedum hakonense Cymbidium macrorhizon ミカワシオガマ Pedicularis resupinata subsp. oppositifolia var. microphylla ミズオオバコ Ottelia alismoides ミズキンバイ Ludwigia peploides subsp. stipulacea Habenaria sagittifera Eusteralis yatabeana Fritillaria japonica Balanophora nipponica ミヤマハナシノブ Polemonium caeruleum subsp. yezoense var. nipponicum Cleisostoma scolopendrifolium Gastrochilus toramanus ヤナギノギク Aster hispidus var. leptocladus Cephalanthera erecta var. subaphylla 準絶滅危惧(NT : Near Threatened) 68種 アサザ Nymphoides peltata Geranium soboliferum var. hakusanense Tillaea aquatica イシモチソウ Drosera peltata var. nipponica イチョウウキゴケ Ricciocarpos natans(蘚苔類) イトキンポウゲ Ranunculus reptans イヌタヌキモ Utricularia australis R. Aconitum chrysopilum Primula tosaensis Lecanorchis kiusiana Tuyama Apodicarpum ikenoi Calanthe discolor Chimaphila umbellata Asarum savatieri Nymphoides indica Zeuxine agyokuana Clematis patens Galeorchis cyclochila カワヂシャ Veronica undulata Ixeris tamagawaensis Chrysosplenium album var. brachycarpa Bletilla striata Shibateranthis pinnatifida Euphorbia sendaica Tephroseris takedana Mitella stylosa H. Boissieu var. japonica Salvia plebeia ミチノクフクジュソウ Adonis multiflola ムカゴネコノメソウ Chrysosplenium maximowiczii Bulbophyllum inconspicuum Swertia pseudochinensis Ribes ambiguum ヤマジソ Mosla japonica Paeonia japonica レッドリスト2007年版で準絶滅危惧に指定されていたオオニガナは、2012年版でランク外となったため、本リストから外れました(これは良いことです)。
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レッドリスト レッドリストとは絶滅のおそれのある野生生物の種のリストです。 国際的には国際自然保護連合 IUCN が作成しており、国内では、環境省のほか、地方公共団体やNGOなどが作成しています。 環境省では、日本に生息する野生生物について、生物学的な観点から個々の種の絶滅の危険度を評価し、レッドリストとしてまとめています。 動物については、哺乳類、鳥類、両生類、爬虫類、汽水・淡水魚類、昆虫類、陸・淡水産貝類、その他無脊椎動物の分類群ごとに、植物については、維管束植物、蘚苔類、藻類、地衣類、菌類の分類群ごとに作成しています。 おおむね5年ごとに全体的な見直しを行っており、平成24年度に第4次レッドリストを公表しました。 第4次レッドリストについては、平成 27年度より、生息状況の悪化等によりカテゴリー(ランク)の再検討が必要な種については、時期を定めず必要に応じて個別に改訂することとしています。 第4次レッドリストの改訂は、これまで5回実施されています。 最新の改訂版は、令和元年度に公表したレッドリスト 2020です。 レッドリスト 2020においては、 74種についてカテゴリーを見直したところ、レッドリスト 2019と比較して絶滅危惧種が 40種増加し、合計 3,716種となりました。 一方で、海洋生物については、一部の種を除き、絶滅のおそれの評価を行っていませんでしたが、海洋の生物に対する関心の高まりを受け、平成24年度より海洋生物レッドリスト作成の作業を進めてきました。 平成29年3月に、魚類、サンゴ類、甲殻類、軟体動物(頭足類)、その他無脊椎動物の5分類群について取りまとめた環境省版海洋生物レッドリストを公表し、絶滅危惧種として掲載された種数は56種でした。 既往のレッドリストと海洋生物レッドリストを合わせると、環境省が選定する我が国の絶滅危惧種は合計で3,772種となりました。 なお、レッドリストに掲載された種について生息状況等をとりまとめ編さんし、レッドデータブックとして作成しており、第4次レッドリストの掲載種を説明したレッドデータブック2014を発行しています。 また、第4次レッドリストの改訂に対応した解説資料としては、各レッドリストに対応する補遺資料を公表しています。 レッドリストでは、種毎に絶滅のおそれの程度に応じたカテゴリー分けをして評価しています。 第5次レッドリストは、本手引に基づいて作成されます。 最新のレッドリスト 分類群毎、カテゴリー毎の最新の種数についてはこちらをご参照ください。 [報道発表:令和2年3月公表] レッドリスト見直しに関する詳細は報道発表資料をご覧ください。 これまでのレッドリスト・レッドデータブック これまでのレッドリスト・レッドデータブックについては、環境省生物多様性センターで運用している内「」のページで詳しく紹介するとともにデータを提供しています。 「」のページにおいて、種名や分類群等による検索も可能です。 レッドリスト・レッドデータブックに関する、よくある質問等をまとめました。
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