いだてん レビュー。 広瀬館 ひてんの音

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いだてん レビュー

大河ドラマでは、ドラマ前半の主人公・金栗四三(中村勘九郎)と親しかった人たちがここへ来てあいついで再登場している。 四三驚愕、成長したりくは母親のシマに生き写し 第33話で美川(勝地涼)が、熊本の片田舎のカフェの主人として旧友の四三と再会したかと思えば、第34話では、車夫の清さん(峯田和伸)が来日したIOC会長ラトゥールを案内するため、東京中を人力車に乗せて走り回った。 このとき、妻の小梅(橋本愛)も久々に登場した。 そして先週9月15日の第35話では、久々に東京・大塚のハリマヤ製作所(かつての足袋の播磨屋)を弟子の小松勝(仲野太賀)を連れて訪ねた四三の前に、東京府立第二高等女学校の教師だったころの同僚のシマ(杉咲花)が現れた。 1936年春のことである。 13年前の関東大震災で行方不明になっていた彼女が無事だったとは! と四三は喜んで彼女を思わず抱きしめるも、それはシマではなく、震災直前に生まれた彼女の娘・りく(杉咲・二役)だった。 りくはシマに瓜二つ。 天真爛漫なところもそっくりだ。 このあと四三は、ハリマヤの黒坂辛作(三宅弘城)やりくの父(シマの夫)の増野(柄本佑)とも再会する。 増野はりくを連れて、大塚に再び引っ越してきたという。 ハリマヤには多くの職人と、同店特製の「金栗足袋」を愛用するランナーたちが集まり、にぎやかになっていた。 ベルリンオリンピックのマラソン日本代表となった朝鮮出身の孫基禎と南昇竜も、金栗足袋を履いていた。

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いだてん レビュー

『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(NHK総合)第33回「仁義なき戦い」が9月1日に放送された。 1940年のオリンピック招致をめぐり、日本・東京とイタリア・ローマが激しく争う中、治五郎(役所広司)が考えた案は「ムッソリーニを説得して開催地を譲ってもらう」というもの。 大役を任された副島道正(塚本晋也)と杉村陽太郎(加藤雅也)のオリンピック招致に励む姿に注目した。 まずは副島だ。 治五郎の極論に目を丸くして驚く塚本の演技はコミカルだが、直談判に臨む塚本の演技からは、大役を任された副島の強い意思が伝わってくる。 会見前、副島はフーッと力強く息を吐いたが、その姿からは体調が優れないだけでなく、独裁者に対する緊張感も感じられる。 そんな副島は倒れ込む直前までムッソリーニを力強く見据え、凛とした姿勢を崩さなかった。 倒れてから2週間後、30分の外出許可が下りた副島は再びムッソリーニとの会見に臨む。 政治や杉村の前では、本調子ではない、弱々しい姿を見せていた副島だが、ムッソリーニを前にした副島は別人のようだった。 強い眼差しでプレゼンを行う副島。 治五郎が持たせたプレゼン内容と相まって、副島の意地が、日本の意地が、そこには表れていた。 塚本の演技には、肺炎に苦しむ姿や注射を打たれ痛がる姿、政治に「この人、注射300本ですよ」と囃し立てられたときに見せた苦々しい表情など、思わず笑ってしまうようなおかしさもある。 しかしこの抜け感のある演技があるからこそ、副島の強い意思が際立つのだ。 杉村を演じた加藤の力強さも忘れてはならない。 日本をアピールする杉村の姿は堂々としている。 ところが、五りん(神木隆之介)のアフレコによって、勝利を確信していても不安が隠しきれない杉村の心の声が聞こえてくる。 それに加え、ムッソリーニに直談判したにも関わらず、イタリアは辞退していなかった。 候補地にローマが挙げられたとき、加藤は表情を崩した。 杉村の自信たっぷりな態度は崩さず、けれど確かに動揺を見せた。 プレゼンの場で、ムッソリーニに働きかけ「イタリアは辞退する」と話す杉村に、各国が紛糾した。 イタリアのボナコッサ伯爵は「スポーツに関しては、政府でも口出しさせない」と強気の姿勢を見せる。 ボナコッサ伯爵の主張を聞いた加藤の目つきは鋭さを残してはいたものの、一瞬退いたように見えた。 その後、加藤が見せる杉村の焦りは見事だ。 杉村はIOC会長・ラトゥールの厳しい目つきに対して怯むような表情を見せ、トイレでは1人「ちくしょー!」と叫び、悔しさを滲ませた。 杉村に見え隠れしていた尊大さが徐々に崩れていく。 杉村の説得とムッソリーニの存在により、イタリアは3日後に行われたIOC総会で「東京に投票する」と宣言。 だがラトゥールはそれを政治的圧力によるものだと判断し、投票を来年に延期した。 ラトゥールの判断に納得できない杉村は各国に訴えかける。 そんな杉村の心をラトゥールの言葉が抉る。 「なぜ、カノーは来ない?」「彼ならこんなことにはならなかった」。 自信に満ち溢れていた杉村の目が茫然としたものに変わっていく。 杉村は「人望」という治五郎にあって杉村にないものに愕然とした。 そして治五郎が政治に「何か」を見出していることに気づき、オリンピック招致の夢を政治に託した。 恩師に敵わず、政治にも敵わなかった杉村だが、オリンピック招致を諦めたわけではない。 政治に話しかける加藤の目は、無念さを滲ませながらも、オリンピックへの期待を感じさせるものだった。

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いだてん レビュー

私はこれといって歴史小説が好きと言うわけではない。 しかし、いつの間にか引き込まれていた。 それはなぜか? ひとえに主人公、簗田牛太郎を好きになってしまったからだ。 牛は自尊心が高く、直ぐに調子に乗って失敗する。 金儲けや悪巧みなんてしょっちゅうだ。 下心に溢れた下衆でもある。 でも、溢れんばかりの優しさがある。 義理人情がある、優しくされたことは忘れない。 恩義に報いるため、自分の可能性に挑む為にひた向きに走る姿は撃ち放たれた一本の槍の如く。 牛が喜べば嬉しくなり、罵倒され侮辱されれば悔しくなり、悪巧みを思い付けばニヤニヤと待ち構え、戦場に立てば高揚する。 そして、愛されることに心が暖かくなる。 牛は人々に愛される男、すなわち天下に愛される男であると確信する。 振るわれたのは暴力。 傷ついたのは歪んだ自尊心。 降りかかるは理不尽。 憎むべき男に与えるは愛と太平の未来。 つかみ取るべきは少女の微笑み。 生まれて呼ばれた名前すらこの時代に奪われた。 簗田牛太郎。 現代日本で暮らすキモオタニートだった彼はある日突然戦国時代に飛ばされた。 その珍妙な容姿と珍奇な言動を気にいられた彼は織田家家臣として生きることとなる。 天下を盗れ。 勝とうとして戦うものたちよ。 泥を啜って傷を舐め、槍を手に走れ。 やっと手にした勝利の美酒も夜叉にまたも叩き割られる。 無茶をするくらいが。 男じゃないか。 震える膝を涙目で叩き、怯む身体を前に押し出せ。 そのキモオタは幾多の想いとともに一人の将になる。 最近は転生者が腐るほど居るが、この物語の牛は骨の髄まで腐っている、スープも作れやしねえ。 そして俺ツエー作品が多い中、この物語は戦国時代。 つまり周りはDQNしか居ない。 いつの世も理不尽なヤツは居るものだ。 泣かせる小説が読みたい? たまには牛が周りにボコられて「モーモー」と鳴くの小説を読んでも良いだろう、2作は多いが……。 俺ツエーな主人公に憧れる? おめでとう、君は100万人目の厨二患者だ。 何か粗品を贈呈しよう。 人生には必ず手本があるわけじゃない。 新しい事があるから失敗という名の反面教師が産まれる。 貴方も、自分を含めて反面教師を多数見てきたはずだ。 貴方は牛と共に、歴史に学び、人に気付き、そして貴方を強くするだろう。 最後に。 作者はやれば出来る子である。 現に復活した。 ただ、すぐにやる気を失くす。 困ったものだ。 だから皆で監視してみないか? 「キモオタの国盗り物語」という物語をあえて端的に表すと、 戦国時代にタイムスリップしてしまったキモオタが、時に愚痴り、文句をたれ、笑い、鼻の下を伸ばし、愛し、騙され・騙し、怒りに烈火の炎を抱き、泣き、結婚し、わりとしょっちゅう殴られ、まれにたまに拷問されながらも。 戦国時代という動乱の時代を必死にひたすらに生きた、簗田政綱・牛太郎の激動の生涯を類まれな筆力で描き切る、傑作歴史小説である。 私は中々に、言い切るということをしない人物なのだが、この小説に限っては言い切ろう。 無二の傑作である。 果たして私の生涯で、この物語に匹敵する傑作と幾つ出会えるだろうかと心配するぐらいに並ぶものがない。 こいつを読まないと言うのは、人生の損だ。 是非、多くの人に読んで欲しい。 あなたはきっと、泣き、笑い、怒り、そして愛しくなるだろう、牛太郎という一人の人間を…。

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