ソ バー キュリアス。 あえて“お酒を飲まない”人が急増中!? 健康にも良い「ソーバーキュリアス」とは?

あえて飲まない選択「ソーバーキュリアス」をやってみたら、想像を超えた世界になった話し。

ソ バー キュリアス

「若者のアルコール離れ」が言われて久しい。 ビールやカクテルテイストのノンアルコール商品は毎年、新商品が発表され、最近では都市部にノンアルコール専門のバーも登場している。 ノンアルコール市場は拡大傾向にあり、今後もこの流れは続きそうだ(図表1)。 一方、アルコール市場へ目を向けると、市場が徐々に縮小しているだけでなく、多様化が進んでいる(図表2)。 かつては酒類消費量の7割をビールが占めていたが、現在では3割にとどまり、リキュールや発泡酒の割合が高まっている。 さらに最近では、若者や女性を対象にアルコール度数の低い商品が増えた印象もある。 長年、職場の飲み会などで見られてきた「とりあえずビール」文化も消えつつあり、それぞれが好きなものを好きな量だけ(少しだけ)飲むというスタイルが増えているのではないだろうか。 米国ではミレニアル世代を中心に、身体や精神の健康を保つために、あえてアルコールを飲まないことを選択する「ソーバーキュリアス(Sober Curious)」 1という新潮流も生まれている。 このような中で、本稿では、改めて現在の日本の若者の「アルコール離れ」の状況を捉えてみたい。 厚生労働省「国民健康栄養調査」では、「週3日以上、1日1合以上飲酒する」場合に、飲酒習慣があるとしている。 なお、日本酒1合(約180ml)は、ビールや缶チューハイではロング缶1本分程度(約500ml)、ワインではグラス2杯程度(約180ml)であり、個人差はあるが、ある程度の酔いが回る量と言えるだろう 2。 この飲酒習慣率について、1997年と2017年を比べると、男性は全ての年代で、女性は20~30歳代で低下している(図表3)。 20~30歳代の若い年代に注目すると、男性の飲酒習慣率は半分程度に低下している。 また、もともと特に飲酒習慣率の低い20歳代の女性では、2017年ではわずか3%となっている。 飲酒習慣率を見ると、確かに「若者のアルコール離れ」が見える(男性では若者だけではないが)。 一方で、1997年でも、20歳代男性の飲酒習慣率は3割程度であり、飲酒習慣のある若者は決して多数派ではなかった。 飲酒習慣と言うと、まとまった量を飲むことになるが、毎回1合は飲まないまでも、少しだけ楽しむという層は、現在でも少なくないのではないだろうか。 「国民健康栄養調査」では、2003年以降は、飲酒の頻度や飲酒日1日あたりの飲酒量も調べているため、これらの状況を見ていきたい。 まず、飲酒の頻度について、2007年と2017年を比べると、全体では男女とも「毎日」が減り、「ほとんど飲まない(飲めない)」が増えており、特に男性で顕著である(図表4)。 なお、40歳代の男性などの飲酒習慣率の高い層では、「毎日」が減って「週1~2回」や「月1~3回」が増えるなど、頻度が低下している様子も見られる。 20~30歳代では、昔から中高年男性と比べて「ほとんど飲まない(飲めない)」割合が比較的高いのだが、2017年ではさらに増え、男性の4~5割、女性の6割を占めるようになっている。 つまり、今の若者の過半数は日頃、ほとんど飲酒をしていない。 なお、もともと若い年代では飲酒をする場合でも、「月に1~3回」や「週1~2回」といった低頻度が多い。 一方、40~50代では「毎日」が最も多い。 成人して飲酒をし始め、さらに、社会人となって会合なども増えて生活リズムが変わることで、飲酒が徐々に習慣化していく様子がうかがえる。 一方、20歳代では『飲まない』層は男性51. 4%、女性62. 1%、このうち『飲めるけれど、ほとんど飲まない』層は男性28. 6%(55. 6%)、女性では24. 7%(39. 8%)である。 このように『飲めるけれど、ほとんど飲まない』層は、若い年代で多い傾向がある(図表5・6)。 冒頭で触れたように、最近、米国ではミレニアル世代を中心に「ソーバーキュリアス(Sober Curious)」という自分の身体や精神の健康を考えて、あえて飲酒をしないという動きが見られる。 Soberは「しらふの、酒を飲んでいない、普段酒を飲まない」、Curiousは「好奇心の強い、~したがる」といった意味であり、Sober Curiousは「しらふでいたがる」というニュアンスになるだろう。 日本の若者を見ても、半数程度は日ごろからアルコールを飲んでおらず、そのうち半数程度は『飲めるけれど、ほとんど飲まない』層であり、他年代と比べて多いことが特徴的だ。 米国ほど意識的なものではないかもしれないが、今の日本の若者の4分の1程度に「ソーバーキュリアス」傾向があるようだ。 あえて飲まない「ソーバーキュリアス」が20代のおよそ4分の1を占め、「若者のアルコール離れ」はさらに進んでいる。 この根底には、何につけても情報通のデジタルネイティブを中心とした健康意識の高まりや予防医学への関心の高まりがあると見られ、今後もこの潮流は続くと考えている。 一方で、若者では職場の「飲み会離れ」や「交流離れ」も生じているのかと言えば、必ずしもそうではない。 日本能率協会「2019年度新入社員意識調査」によると、新入社員の上司を交えた飲み会や社内イベントへの参加意向は6割を超えている。 あくまでも、「飲みニケーション」から離れているだけであり、職場の「コミュニケーション」から離れているわけではなさそうだ。 このような中、既存の酒造業や居酒屋などの飲酒が主目的の外食産業はどうすれば良いのだろうか。 訪日客の増加などにより日本酒等への関心が高まる中、越境ECを通じた輸出には期待できるだろう。 一方、国内に向けては、例えば、薄く飲む層に向けたアプローチが考えられる。 この場合、アルコールへの関心は必ずしも高くないため、アルコールという入口から考えるのではなく、ライフスタイルのどこにアルコールがはまるのかという視点が重要だ。 今夏のオリンピック・パラリンピックでは、若者は誰と何を飲みながら観戦し、SNSには何を投稿するのだろうか。 アルコールから離れていても、いかに「自分ごと」に感じてもらえる商品を訴求できるかが鍵だ。 それは低アルコール商品なのかもしれないし、商品のボトルの形やパッケージにあるのかもしれない。 レポート• 研究領域• 金融・為替• 資産運用・資産形成• 社会保障制度• 不動産• 経営・ビジネス• 暮らし• ジェロントロジー 高齢社会総合研究• 医療・介護・健康・ヘルスケア• 政策提言• 注目テーマ・キーワード• 統計・指標・重要イベント• 現在発行中• 過去発行•

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あえて飲まない「ソーバーキュリアス」が急増?若者のアルコール離れの価値観とは(MONEY PLUS)

ソ バー キュリアス

最近急増しているといわれている 『 ソーバーキュリアス』 皆様はご存知でしょうか? 「 あえてお酒を飲まない」人たちの事を言うのですが、米国をはじめ世界から日本へと浸透しつつあります。 今回はそんなあえて飲まない人『ソーバーキュリアス』とはについてと、考え方・あえて飲まない人の楽しみ方を解説したいと思います。 あえてお酒を飲まないようにすることをおすすめするのではなく、一つの考え方と、こちらも最近話題になっている、 ノンアルコールカクテル【モクテル】の楽しみ方を掛け合わせて付き合い方を模索しながら話していきたいと思います。 モクテルについてはこちらから• 【ソーバーキュリアス】とは 米国を中心に広がっているSober Curious ソーバーキュリアス 「 しらふの」、「 酔っていない」、「 賢明な」という意味のあるSober(ソーバー)と 「 好奇心旺盛な」の意味を持つCurious(キュリアス)の二つからなる言葉です。 その言葉からお酒は飲めるけど、「 あえて飲まないという選択をしている」人達のことを「Sober Curious」と呼びます。 あえて飲まない事への好奇心というと、ちょっと不思議な意味ですが、 健康などに対して「好奇心=興味」 関心を持つ方が増え、関心からアルコールに対しても「飲まない」取り組み、行動する方が増えたという解釈なんだと思います。 またその広がりは、一般だけでなく海外セレブにも多くいることでその影響力もあり増えた要因といえます。 若者だけじゃない「アルコール離れ」 日本の話をすると、もともと若者の「アルコール離れ」は増えつつあり、飲みの場での飲みにケーションという風潮にも衰退がみられています。 また、 今や若者に限らず年齢も幅広く「飲まない」人が増えているそうです。 その背景に、健康志向が高まった今の選択肢として「飲まない」も選ぶ一つに。 会社で上に立つ立場の方、上司の中には、いまだ飲む事を強要、付き合わすという事を「文化」という言葉でされている方もいるそうなのですが、上記の事を考えると今は、付き合い方を少し改めないといけない時代になったのだと思います。 データー参考記事ーMONEY PLUS かっこいい・オシャレな思考 健康志向が高まったとお伝えしましたが、それ以上に、「 あえて飲まない」事がオシャレという事なんだそうです。 昔は、若いうちは飲んで騒ぐことが楽しい、アルコールが強いが、かっこいいなんてこともあったそうです。 今はそうではなく、オシャレとなった背景には今のネットの時代があります。 趣味嗜好、楽しみ方が増え、幅も広がったことで、飲む事、お酒を買う事にコスパが悪い、飲んだ後で後悔する(お酒で失敗した、具合が悪くなるなど)など、イメージも悪くなっている分、「 飲めるけど、あえて飲まない」思考がかっこいいとされているそうです。 モクテルの進化 飲まないを楽しむ方法の一つとして、話題となり、定着しつつあるノンアルコールカクテル【モクテル】はロンドンからその人気が広がったといわれています。 とはいっても、前からレシピやその存在があったノンアルコールカクテル。 なぜまた関心が増えたかというと、上記であげたあえて飲まない事のおしゃれや健康志向などもありますが、一番は 【モクテル】の進化だと思います。 先ほども話した通り、ネットの普及により、SNSをはじめ、自分発信することで自己表現する方も増え、その分、アレンジを加えることでクオリティや見映えにこだわり、共有できるようになった事。 またノンアルコールカクテルに合わせて、ノンアルコール飲料のクオリティもあがっており、 まるでお酒のような味わいのものも増えてきたことにあります。 飲食店をはじめ、集まりやイベントなどにはなくてはならない存在として更に進化していき、ソーバーキュリアスの必須アイテムになるのではないでしょうか。 一例としてカクテルをノンアルコールカクテルとして再現・アレンジするための記事を書いています。 こちらはご参考までに。 まとめ・あとがき 今回は飲めるけど、あえて飲まない「ソーバーキュリアス」についてご紹介していきました。 年々高まる健康志向にあえて飲まない選択をしている方が年齢問わず増えています。 そんなソーバーキュリアスをオシャレでかっこよくする為のアイテムノンアルコールカクテル【モクテル】もこれから進化と共に需要とクオリティが高くなると思いました。 お酒を飲む、飲まないを否定的に考えるのではなく、共存として、その価値観を共有できることがもっと広がればコミュニケーションの幅も広がるのではと思います。 お酒について考えている方のご参考になればと思います。

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ソーバーキュリアス

ソ バー キュリアス

しかし、よく考えてみて。 そして、『』によると、アルコール性肝硬変によって死亡した人のうち、最も多い世代である25歳から34歳の人数は、2009年から2016年まで平均10. 5%ずつ増加している。 そして誰しもが経験したことであろう二日酔いのことも忘れてはいけない。 しかし、まだ禁酒までしたくないって人は、今だんだんと注目を集めている新しいアルコール節制法がある。 それが「ソーバーキュリアス」。 これは同タイトルの本の著者、ルービー・ワリントンによって作られた言葉。 お酒を徹底的に慎むのではなく、ソーバーキュリアスはまずなぜ私たちがお酒を飲むのか考え、それが私たちをどういった気持ちにさせるのかについて考えるものである。 そしてこの過程は大抵の人を断酒の道へと導く。 健康に乾杯! ワリントンが一週間に3~4日は飲んでいた2010年頃に、彼女の頭のなかに最初のアイデアがよぎった。 いつも気持ち悪くなり、生産性の無さを感じ、次の日には不安になることに気づいた彼女は、ときにカクテルなしでのナイトアウトを試みたのだ。 最初は唯一素面でいることを気にせずにはいられなかったが、体の状態は素晴らしかった。 「ささいなことで不安を感じないようになったし、目覚めも良くなった。 より多くのエネルギーが付いたと思う」と彼女は言う。 この経験のおかげで、彼女は禁酒生活を続けることをより簡単に感じられ、そもそもなぜ自分の人付き合いのなかでこんなにもお酒が大切だと思っていたのか、不思議に思うようになった。 (結果的に、ワリントンは全か無かの質問を必要ともせず、結婚式などのお祝いの席はシャンパンで乾杯するし、休暇中はビールを嗜むこともあるけれど、アルコール摂取量を抑えることに成功。 ) セルフケアに熱い視線が送られる今の時代に、ワリントンの意識的な飲酒アプローチは多くの高い評価を得ている。 「みんな『私は自分の健康に気を使っている。 なのにどうして夜おでかけするとその努力が台無しになるようなことをしてしまうの?』と考えているはず」と彼女は説明する。 彼女の言う通り、飲酒は健康とは程遠い存在ではあることは確かである。 最近の研究では、一日一杯の飲酒でも、がんにかかる確率や一般的な死亡率の上昇を促進することがわかった。 また、一杯には睡眠の質を低下する恐れもあると、ボストンの依存症専門家リチャード・サイッツ博士は言う。 長期的に見れば、飲酒が躁鬱や不安神経症へ影響を与えることもある。 実際、「もし、お酒を断つことによって得られるメリットが全て含まれた薬を誰かが売ったら、人々はいくら払ってでもそれを手にしたがるでしょう」と、「クラブ・ソーダ」の共同設立者であるローラ・ウィロビーは言う。 「クラブ・ソーダ」とは、イギリスの意識的な飲酒を促す団体であり、オンラインセミナーやゼロもしくは低アルコールイベントを開催、25,000人ものメンバーが所属している。 人付き合いのうえで自分は飲まなきゃいけないと感じる人が多いということを彼女は理解している。 ゆえに、「小さなことから始めるべき」と飲酒に関する悩みを抱える女性たちを助けるライコーチのレイチェル・ハートは言う。 「あなたがいつも一緒に飲む人との予定で、1度だけは飲まないように意識してみて」と言う。 もしそれでも苦しく感じてきたなら、なぜ自分がお酒にうずうずしているのか正直に考えてみる。 皆とお酒を飲む理由は「神経を落ち着かせるため? それとも周りに馴染むため?」これが、あなたがなぜアルコールに頼っているのかを突き止めるのに手助けしてくれるはず。 もしかしたら、その理由は楽しむためではなく、安全のためかもしれない。 もし盛り上がっている人たちとつるむのが大変だと感じたなら、グループホットヨガなどのお酒を飲まないイベントに参加してみて。 たまに1杯(もしくは2杯か3杯)飲みたくなっても、自分を追い込みすぎないで。 ゴールは、自分のお酒との付き合いかた、そしてお酒に対してどう感じるかをコントロールできるようになることである。 From.

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