ロフラゼプ酸エチルは、ベンゾジアゼピン系抗不安薬メイラックスのジェネリックです。 1989年に発売され、抗不安薬の中では最も新しいお薬です。 ソラナックス・ワイパックス・デパスといった切れ味のよい安定剤がたくさん発売されていく中、依存性の強さが問題になりました。 これを解決するお薬として、作用時間の長いロフラゼプ酸エチルが作られました。 ロフラゼプ酸エチルは作用時間が非常に長く、それでいて効果と副作用のバランスのとれた抗不安薬です。 作用時間が長いので、1日1回の服用で効果が持続します。 このため、依存性も低いのが大きな特徴です。 ここでは、ロフラゼプ酸エチルの効果と効き目について詳しくみていきたいと思います。 他の抗不安薬とも比較しながら、どのような方にロフラゼプ酸エチルが向いているのかを考えていきましょう。 1.ロフラゼプ酸エチルの作用の仕組み(作用機序) GABAの働きを強めて、脳の活動を抑えます。 ロフラゼプ酸エチルの効果はどのようにしてでてくるのでしょうか?ここでは簡潔にご説明していきたいと思います。 ロフラゼプ酸エチルはベンゾジアゼピン受容体に作用します。 これによってGABAの働きを強めて脳の活動を抑えることで効果を発揮します。 「GABAってなんか聞いたことあるぞ?」って方もいらっしゃるかもしれません。 リラックスする物質として、GABA入りのチョコレートなどが流行っていましたね。 GABAは脳の中での情報の受け渡しに関係していて、神経伝達物質とよばれます。 リラックスすると言われている通り、脳の神経細胞の活動を抑える作用があります。 ロフラゼプ酸エチルは、プロドラッグとよばれています。 プロドラッグとは、身体に吸収されて肝臓で分解されることで効果を発揮するお薬です。 ロフラゼプ酸エチル自体に効果があるわけではなく、身体で分解されてできた「デスアルキルフルラゼパム」という物質が効果を発揮します。 このような物質を活性代謝産物といいます。 活性代謝産物がベンゾジアゼピン受容体にくっつくと、GABAがGABA受容体にくっつきやすくなります。 GABAが脳内で作用すると、脳の活動が抑えられて不安感や緊張感が和らぐのです。 このためロフラゼプ酸エチルでは、脳の活動を抑えることで4つの作用があります。 抗不安作用• 催眠作用• 筋弛緩作用• 抗けいれん作用 2.ロフラゼプ酸エチルの効果と特徴 ロフラゼプ酸エチルは、脳の活動を抑えることで落ち着かせてくれるお薬です。 4つの作用の強さは、• 抗不安作用「やや強い」• 催眠作用「やや弱い」• 筋弛緩作用「弱」• 抗けいれん作用「中」 となっています。 これをふまえて、ロフラゼプ酸エチルの特徴をメリットとデメリットに分けてみていきましょう。 2-1.ロフラゼプ酸エチルのメリット• 抗不安作用がそれなりに強い• 1日1回の服用ができる• 依存性が低い• 効果のわりに副作用が少なめ ロフラゼプ酸エチルは、薬を服用するとすぐに効果が期待できます。 作用時間がとても長いので効果が弱いと思われがちですが、抗不安作用もしっかりとしていて即効性もあります。 ロフラゼプ酸エチルは作用時間が非常に長いお薬です。 このため、1日1回の服用で効果が1日中持続します。 抗不安薬では眠気やふらつきといった副作用が多いので、夕方や寝る前に服用してしまえば問題とならないこともあります。 この作用時間の長さは、依存性の低さにもつながります。 お薬が身体からゆっくりと抜けていくので、身体が変化に慣れていく時間をかせげるのです。 さらには、ロフラゼプ酸エチルは効果のわりに副作用が少なめです。 これは、ロフラゼプ酸エチルがプロドラッグであるためです。 吸収されてから肝臓で分解されるまでは何の作用もしめさず、肝臓で分解されてできた有効成分がダイレクトに脳に作用します。 ですから副作用が軽減されるのです。 このため、効果のわりに副作用が少なめになっています。 2-2.ロフラゼプ酸エチルのデメリット• 副作用がでると残りやすい• 眠気の日中への持ち越しがやや多い ロフラゼプ酸エチルは作用時間が非常に長く、一度服用するとしばらく残って作用し続けます。 副作用は少ないとはいえ、ふらつきや眠気といった副作用は避けられません。 このような副作用が出てしまうと、薬がなかなか抜けないので続いてしまいます。 副作用としては、日中の眠気がやや多いです。 作用時間が長いため、夜間になって服用しても朝まで作用が持続してしまいます。 さらには服用を続けていくと、お薬が少しずつ蓄積していきます。 催眠作用はやや弱いとはいえ、眠気の副作用には注意しなければいけません。 ロフラゼプ酸エチルの副作用について詳しく知りたい方は、 をお読みください。 3.ロフラゼプ酸エチルの持続時間と効き方 ロフラゼプ酸エチルは最高血中濃度到達時間が0.8時間、半減期が122時間の長時間型抗不安薬です。 効果の持続時間は12~24時間ほどです。 抗不安作用・催眠作用・抗けいれん作用が強く、筋弛緩作用は中程度です。 ロフラゼプ酸エチルを服用すると、およそ0.8時間で血中濃度がピークになります。 その後ゆっくりと薬が身体から抜けていき、半分の血中濃度になるまで122時間かかります。 とんでもなく作用時間が長いお薬です。 この血中濃度がピークになるまでの時間を「最高血中濃度到達時間」、血中濃度が半分になるまでを「半減期」といいます。 ロフラゼプ酸エチルでは、「最高血中濃度到達時間0.8時間・半減期122時間」ということになります。 服用してから0.8時間して効果のピークがくるので、即効性が期待できる抗不安薬です。 半減期が非常に長いので、しばらく効果が持続します。 1日たっても薬の効果がなくならないので、ロフラゼプ酸エチルを毎日服用すると薬が身体にたまっていきます。 定期的にロフラゼプ酸エチルを服用した時の、血中濃度の変化を考えてみましょう。 飲み続けていると、あるところで均衡状態ができます。 この状態を定常状態といいます。 ロフラゼプ酸エチルでは2~3週間ほど服用を続けると、定常状態に達します。 このように定期的に飲み続けていくと、不安になりにくい土台ができあがります。 ロフラゼプ酸エチルのような作用時間の抗不安薬は、「超長時間型」に分類されます。 実際の効果としては、服用して15分~30分くらいで出てきます。 効果のピークは0.8時間くらいしてやってきて、効果はしばらく続きます。 効果の持続時間は個人差があり、薬が効きやすい方と効きにくい方がいらっしゃいます。 ロフラゼプ酸エチルの効果の持続時間は、およそ12~24時間といったところになります。 ロフラゼプ酸エチルはもっと作用時間は長いですが、1日効いているという意味で24時間としました。 ロフラゼプ酸エチルの効果は少しずつ増していきます。 ロフラゼプ酸エチルの効果の強さとしては、• 抗不安効果「やや強い」• 催眠効果「やや弱い」• 筋弛緩効果「弱」• 抗けいれん効果「中」 となっています。 用量は0.5~2mgとなっていて、最大2mgまで使える抗不安薬です。 4.ロフラゼプ酸エチルとその他の抗不安薬(効果と副作用の比較) ロフラゼプ酸エチルの作用時間は非常に長いです。 効果のわりには副作用が少ないお薬です。 抗不安薬には、さまざまな種類が発売されています。 比較してみてみましょう。 抗不安薬を比較するにあたっては、2つのポイントがあります。 作用時間(最高血中濃度到達時間・半減期)• 4つの作用への強さ(抗不安・催眠・筋弛緩・抗けいれん) よく使われるベンゾジアゼピン系抗不安薬で、この2つのポイントを比較してみましょう。 まずは作用時間によってタイプがわかれています。 作用時間は、ピーク(最高血中濃度到達時間)と半減期をみて推測していきます。 作用時間は短時間作用型~超長時間作用型までの4つに分類できます。 短時間~中間型に関しては、即効性を期待して使うことが多いです。 一方で超長時間型は、飲み続けていくことで全体的に落ち着かせる土台をつくるようなお薬です。 長時間型はその中間に位置していて、即効性も期待できますし、飲み続けていくことで不安を落ち着かせていくこともできます。 作用時間による副作用の違いは、• 短いほど依存しやすい• 長いほど身体に薬がたまって眠気やふらつきが出やすい といえます。 患者さんの不安の状態から、どの作用時間の抗不安薬が適切か考えていきます。 その上で、作用の強さを比較して選んでいきます。 短時間型では、デパス>>リーゼ>グランダキシンです。 デパスは催眠作用が強く、睡眠薬にも分類されることがあります。 また、筋弛緩作用も強いので、肩こりなどにも使われます。 いずれも抗不安効果が強く、不安の発作にも使われます。 レキソタンは筋弛緩作用が強いです。 服薬ができない時は、筋肉注射が有効です。 超長時間型では、レスタス>ロフラゼプ酸エチル(メイラックス)です。 このタイプは非常に作用時間が長いです。 このため、副作用が一度出てしまうと抜けるのに時間がかかってしまいます。 ですから、副作用の穏やかなロフラゼプ酸エチルの方がよく使われています。 この他にも、抗不安薬はたくさん発売されています。 頻度はかなり減りますが、服用されている方もいらっしゃるかと思います。 それぞれのお薬の特徴を表にまとめましたので参考にしてください。 5.ロフラゼプ酸エチルが向いている人とは?• 不安が1日中強い方• 抗不安薬が長期に必要な方• 1日1回の飲み方がよい方• 睡眠障害がある方• 他の抗不安薬で離脱症状がある方 ロフラゼプ酸エチルの特徴は、「作用時間がとても長く、効果のわりに副作用の少ないお薬」ということです。 効果が長く続くので、依存性も低いお薬です。 このため、不安が1日を通して強い方には向いているお薬と言えます。 このような方は、抗不安薬の服用が長期に及ぶことが多いです。 長い目で見ても、依存性の少ないロフラゼプ酸エチルは向いているといえます。 1日に1回の服用がよい方にも向いています。 お薬を何回も飲みたくない方、職場でお薬が飲めない方などでは、ロフラゼプ酸エチルは1回の服用で効果が持続します。 睡眠障害がある方にもよいでしょう。 不安が強い方は、不眠症になっていることが多いです。 ロフラゼプ酸エチルは、少ないながらも催眠作用があります。 服用を続けていくうちに、少しずつ眠りやすい土台ができていきます。 就寝前に服用すれば、多少の催眠効果も期待できます。 ロフラゼプ酸エチルは依存性が低いので、他の抗不安薬で離脱症状が出てしまって減薬できない時に使われることがあります。 ロフラゼプ酸エチルに置き換えてしまって、少しずつ減量していくのです。 ロフラゼプ酸エチルはゆっくりと身体から抜けていくので、スムーズにやめられることが多いです。 このように、ロフラゼプ酸エチルは使い勝手のよい抗不安薬です。 私はよくロフラゼプ酸エチルを使っています。 ロフラゼプ酸エチルでは、高齢者に使えるかどうかが懸念されます。 一般的に作用時間の長いお薬は、高齢者に敬遠されます。 高齢者は肝臓や腎臓の機能が低下していて、ただでさえ薬の分解が遅れるからです。 ロフラゼプ酸エチルは作用時間が非常に長いですが、副作用は少ないので高齢者でも使うことができます。 向いているとまではいきませんが、問題はないお薬です。 まとめ ロフラゼプ酸エチルの作用の特徴は、• 抗不安作用「やや強い」• 催眠作用「やや弱い」• 筋弛緩作用「弱」• 抗けいれん作用「中」 ロフラゼプ酸エチルのメリットとしては、• 抗不安作用がそれなりに強い• 1日1回の服用ができる• 依存性が低い• 効果のわりに副作用が少なめ ロフラゼプ酸エチルのデメリットとしては、• 副作用がでると残りやすい• 眠気の日中への持ち越しがやや多い ロフラゼプ酸エチルが向いている方は、• 不安が1日中強い方• 抗不安薬が長期に必要な方• 1日1回の飲み方がよい方• 睡眠障害がある方• 他の抗不安薬で離脱症状がある方.
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薬理特性 [編集 ] ベンゾジアゼピン系の中では特に作用時間が長く、作用もやや強い。 血中半減期は60~300時間の超長時間作用型である。 鎮静作用、意識水準の低下、筋弛緩作用はやや弱い反面、抗けいれん作用や抗コンフリクト作用が強い。 適応 [編集 ] 日本で承認されている適応は、やにおける、、、である。 錠剤:1mg,2mg• 研究事例 [編集 ] 現在、とともに、耳鳴りの治療薬としての効果が注目されている。 耳鳴りは、現在は、、アデホス、しか対処薬がなく、その効果もさほどではない。 治療効果があれば、耳鳴りの患者への福音となりうる。 注意 [編集 ] 日本では2017年3月に「重大な副作用」の項に、連用によりを生じることがあるので用量と使用期間に注意し慎重に投与し、急激な量の減少によってが生じるため徐々に減量する旨が追加され、厚生労働省よりこのことの周知徹底のため関係機関に通達がなされた。 に関して 、錯乱や興奮が生じる旨が記載されている。 からは、必要性を考え漫然とした長期使用を避ける、用量順守と類似薬の重複の確認、また慎重に少しずつ減量する旨の医薬品適正使用のお願いが出されている。 調査結果には、日本の診療ガイドライン5つ、日本の学術雑誌8誌による要旨が記載されている。 以下は添付文書の記載であり、頻度は臨床期間のものであり、より長期の使用では異なる。 一般的注意 [編集 ] 眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、や機器の操作運転は従事しない。 自分の判断で勝手に服用を中止したりしない。 との併用は、神経抑制作用とアルコールの酩酊作用を増強するため危険。 禁忌事項 [編集 ] (以下の場合は投与しない)• 同種薬に対して過敏症の既往症がある場合。 急性狭隅角緑内障のある患者。 重症筋無力症患者。 副作用 [編集 ] まれに幻覚、呼吸抑制が現れることがある。 過去には各社から以下の名称で、が販売されていた。 メデタックス()• スカルナーゼ()• ロンラックス(シオノケミカル--) 出典 [編集 ] [] 注釈・出典 [編集 ]• 医薬品医療機器総合機構 2017年3月21日. 2017年3月25日閲覧。 日本医師会、日本老年医学会『』 pdf 日本医師会、2017年9月。 「耳鳴りに対するSSRIの治療効果に関する検討」『Audiology Japan』第54巻第5号、2011年9月、 327-328頁、 :、。 医薬品医療機器総合機構 2017-03. pdf. 医薬品医療機器総合機構PMDAからの医薬品適正使用のお願い 11. 2017年3月25日閲覧。. 関連項目 [編集 ]• — 本剤との相互作用がある。
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【禁忌】 次の患者には投与しないこと• ベンゾジアゼピン系薬剤に対して過敏症の既往歴のある患者• 急性閉塞隅角緑内障の患者[眼圧が上昇し、症状が悪化するおそれがある。 重症筋無力症のある患者[筋弛緩作用により症状が悪化するおそれがある。 ] 副作用 連用により 薬物依存(0. 1%未満)を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること。 また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、痙攣発作(0. 1%未満)、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想等の 離脱症状(0. 1%未満)があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。 刺激興奮、錯乱(0. 1%未満)等があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 幻覚(0. 1%未満)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 呼吸機能が高度に低下している患者に投与した場合、 呼吸抑制(0. 1%未満)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 注意 慎重投与 次の患者には慎重に投与すること 心障害のある患者[症状が悪化するおそれがある。 ] 肝障害、腎障害のある患者[血中濃度が上昇するおそれがある。 ] 脳に器質的障害のある患者[作用が強くあらわれることがある。 ] 高齢者[「高齢者への投与」の項参照] 乳児、幼児、小児[「小児等への投与」の項参照] 衰弱患者[作用が強くあらわれる。 ] 中等度又は重篤な呼吸不全のある患者[症状が悪化するおそれがある。 ] 重要な基本的注意 眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には 自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないように注意すること。 連用により薬物依存を生じることがあるので、漫然とした継続投与による長期使用を避けること。 本剤の投与を継続する場合には、治療上の必要性を十分に検討すること[「重大な副作用」の項参照]。 適用上の注意 薬剤交付時 PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。 (PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている) 高齢者への投与 高齢者では、運動失調等の副作用が発現しやすいので少量から投与を開始するなど慎重に投与すること。 妊婦、産婦、授乳婦等への投与 妊婦(3箇月以内)又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。 [妊娠中に他のベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム)の投与を受けた患者の中に、奇形を有する児等の障害児を出産した例が対照群と比較して有意に多いとの疫学的調査報告がある。 ] 妊娠後期の婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。 [ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に哺乳困難、嘔吐、活動低下、筋緊張低下、過緊張、嗜眠、傾眠、呼吸抑制・無呼吸、チアノーゼ、易刺激性、神経過敏、振戦、低体温、頻脈等を起こすことが報告されている。 なお、これらの症状は、離脱症状あるいは新生児仮死として報告される場合もある。 また、ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に黄疸の増強を起こすことが報告されている。 ] 分娩前に連用した場合、出産後新生児に離脱症状があらわれることが、ベンゾジアゼピン系薬剤で報告されている。 授乳婦への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は授乳を避けさせること。 [ヒト母乳中へ移行し、新生児に嗜眠、体重減少等を起こすことがあり、また、黄疸を増強する可能性がある。 ] 小児等への投与 低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。 薬物動態 吸収・代謝 本剤は経口投与後速やかに吸収され、消化管通過時や肝によって初回通過効果を受け、未変化体は血中から検出されず、活性代謝物M-1(エチルエステル基が加水分解されたカルボン酸体)及びM-2(M-1の脱炭酸体)として血中に存在した。 健康成人(n=5)に本剤2mgを経口投与した時の薬物動態パラメータは表1のとおりであった。 0 (59. 連続投与時の血漿中濃度は1~3週間程度で定常状態に到達すると考えられており、蓄積性は認められなかった。 蛋白結合 限外濾過法により測定したヒト血清蛋白との結合率は表2のとおりであった( in vitro)。 ) M-1 100 >99 500 96. 0 M-2 100 98. 6 500 94. 7 M-3 100 96. 8 排泄 尿中には、投与後14日間で投与量の50%が排泄(同定)され、主要尿中代謝物は、M-3(M-2の3位水酸化体)の抱合体であった。 一般名同一薬剤リスト• Meiji Seikaファルマ株式会社 薬剤一覧•
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