以前から働き方改革の促進で需要のあった「ビデオ会議」だが、新型コロナウイルスの影響でその進化がめまぐるしいものになっている(クリックすると大きく表示)。 作成:小林優多郎 テレワークが増え、ビジネス以外にも多用する人が増えているのが、Zoomを始めとしたビデオ会議アプリだ。 こうしたビデオ会議アプリの多くは、一定の機能が無料で使える「無料版」が公開されていて、中小規模の事業者やフリーランサー、さらに個人でも気軽に利用できる。 一方、それぞれの特徴は、実際に使い込んでみないとわからない面も多々ある。 今回は、代表的なアプリを実際に試して、その機能をチェックした。 【SNS系会議アプリ】互いに事前承認したメンバーと話せる Googleの法人向けサービス「Google Meet」は5月、一般ユーザーも無料で利用できるようになった。 グーグルは5月頭に法人向けに提供していたビデオ会議サービス「Google Meet」を一般ユーザー向けにも無料で開放した。 Googleアカウントを持っている人同士であれば100名まで、9月30日までは時間無制限に利用可能(通常時は60分の利用制限がある)。 スマートフォンなどでは専用アプリが必要だが、PCではブラウザーだけで画面共有や3種類のレイアウト変更機能などが利用できる。 法人向けと比べて「会議の録画機能」や「Googleアカウントを持たないユーザーへの招待不可」といった違いはあるが、個人が利用する範囲であれば、十分に実用的だ。 【ゲストはID不要】登録はホストだけでOK。 ゲストはURLから手軽に参加できる4ツール Skypeはグループでのビデオ通話(写真)のほか、URLを生成できる「会議」も利用可能。 こなれたインターフェースで、無料のビデオ会議ツールとしてかなり優秀。 前述のハングアウトでも会議中に専用のURLを生成できるが、アクセスするにはGoogleアカウントでのサインインが必要。 その点、 アカウントなし、サインインなしでも参加可能なのが「Skype」だ。 Skypeでは事前承認した相手と最大50人までのビデオ通話ができるのに加えて、「会議」機能を使うとURLを生成して未登録のゲストを招待できる。 ゲストはブラウザまたはSkypeアプリから、ユーザー登録不要で参加できる仕組みだ。 画面の共有や録音のほか、背景をぼかす機能や自動的に字幕をつけられる機能なども利用できる。 また、あらかじめ通話の予定を設定して、参加予定者に通知できる機能もしっかり備わっている。 Zoomのホワイトボードはホストだけでなく、参加者も書き込み可能。 ブレストなどに活用でき 無料で利用できる本格的なビデオ会議ツールとして人気の 「Zoom」でも、参加者は登録なし、サインインなしで会議にアクセス可能だ。 ホストはあらかじめ会議を開催する日時を設定して、会議ごとに専用のURLを生成して共有するだけ。 PCやスマートフォンのブラウザ、アプリのほか、専用の番号に電話をかける方法でも参加可能。 無料版でも最大100人までの大規模なミーティングを開催できる。 会議では画面の共有はもちろん、その場で書き込めるホワイトボードも共有でき、背景をぼかしたり、 任意の背景を合成できる機能や、録音・録画機能、挙手できる機能も提供する。 さらに、ホストは参加メンバーを、「ブレイクアウトルーム」と呼ばれる少人数グループに分けられるなど、かなり本格的な機能まですべて無料で利用できる。 なお、 有料版との大きな差異は、3人以上のビデオ会議の時間が、1回あたり40分に制限されていること。 録音・録画した会議のログデータをクラウド保存できることなどだ。 「Cisco Webex Meetings」はメニューが豊富で機能が充実していることが特徴。 有料版も90日間無償利用できるプログラムが提供されている。 同じく100人までの会議が無料で開催できる 「Cisco Webex Meetings」も、ユーザー登録が必要なのはホストのみ。 参加者は共有されたURLまたは、専用アプリからミーティングごとの番号でアクセスし、名前とメールアドレスを登録するだけで会議に参加できる。 画面やファイルの共有のほか、URLを指定してWEBコンテンツを共有できる機能や、ホワイトボード機能、投票機能なども備わっていて、会議で必要になりそうなツールがひととおり揃っている印象。 ただし、使える機能はOSやブラウザーに依存するところも大きく、コンテンツの共有などはブラウザによって利用できないケースもあるようだ。 さまざまな企業で導入が進んでいるMicrosoft Teams。 無料版も存在する。 出典:Microsoft 最後にもうひとつ、コラボレーションツールとして急成長中の 「Microsoft Teams」も無料版を提供している。 ビジネスチャットとビデオ会議の機能を併せ持つツールで、 無料版でも最大250人までの利用が可能(Teamsへの登録自体は300人まで可能)。 ホストはもちろん、ゲストにもMicrosoftアカウントが必要となるが、チャットやビデオ会議でコミュニケーションしつつ、 同じ画面上でWordやExcel、Power PointといったOfficeアプリを使った共同作業ができる。 「Slack」や「Chatwork」といったビジネスチャットツールでも、一対一のビデオ会議なら無料で利用できるが、Teamsは無料版でもグループでのビデオ会議が可能。 誰でも利用できる手軽さではサインイン不要のツールが勝るものの、チャット、ファイル共有、ビデオ会議でグループ作業を効率化できるツールとしては、ほかにないオールインワンの魅力がある。 無料版では今のところ、ビデオ会議の録音・録画や、あらかじめスケジュール設定した会議の開催はできない仕様になっているが、会議のスケジュール機能については将来、無料版でも提供予定とのことなので、その点も期待したい。 テレワークの広がりを受けて、今急速にニーズが高まっているビデオ会議ツールだが、無料版の提供だけでなく、有料版の無償トライアル期間を長く設定するなど、企業向けにも様々な支援プログラムが提供されている。
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無料で オンライン会議(ウェブ会議、web会議、ネット会議、リモート会議とも呼ばれます)ができるクラウドサービスとして、利用者が増えている「 Google ハングアウト(Google Hangouts)」の使い方を紹介します。 同様のサービスに興味がある人は、「」「」「」の解説記事もご覧ください。 Google ハングアウト(Hangouts)とは? Google ハングアウトは、パソコンやスマートフォン、タブレットでオンライン会議(ビデオ通話)ができるサービスです。 名前のとおり、Google社が提供しており、Google アカウントがあればすぐに利用できます。 Google ハングアウトには、次のような特徴があります。 Google アカウントがあれば即利用可• 参加者は ブラウザ(またはアプリ)で参加できる( 要Google アカウント)• 参加者には URLを知らせてアクセスしてもらうだけ(Google アカウントからの招待も可)• 最大 25人まで接続可能• 時間制限なし• 画面共有が可能• チャット機能あり• 録画は不可• スマートフォンなどモバイルでの利用が可能(アプリが必要) なお、Google ハングアウトの上位サービスとして、G Suite利用者向けの「Google Meet」があります。 接続人数や録画機能の有無などに違いがありますので、G Suite利用者は「Google Meet」を使うことも検討してみてください(Google MeetとGoogle ハングアウトの比較は、を参照)。 それでは、Google ハングアウトの使い方を解説します。 Google ハングアウトにアクセス Google ハングアウトにアクセスしましょう。 利用には Google アカウントが必要です(Googleにログインしておく)。 もし登録していなければ、事前に登録しておきましょう。 ビデオハングアウト(ビデオ通話)の開始 画面の真ん中あたりにある「 ビデオハングアウト」をクリックしましょう。 別ウインドウで、会議用のビデオ画面が立ち上がります。 なお、「通話」は国際通話機能、「メッセージ」はテキストメッセージ機能です。 ビデオハングアウトへの招待 他の参加者をビデオハングアウトに招待します。 Google アカウントでつながりのある人は、名前やメールアドレスが指定できます(入力しはじめると、サジェストが表示されます)。 共有リンクをコピーすれば、参加者にURLを知らせることができます。 カメラとマイクへの接続は、この段階でテストしておきましょう。 (画面下部に、オンとオフの切り替えボタンがあります) 4. ビデオハングアウトの画面切り替え ビデオハングアウトでは、話している人(話者)が自動的に大きな画面に映されます。 もし切り替えたい場合は、画面右下にあるサムネイルをクリックすれば、その参加者が大きな画面に映されます。 便利な機能:画面共有 自分のパソコン画面を、ほかの人に共有できます。 画面右上の「 ︙」をクリックし、「 画面を共有」を選択しましょう。 デスクトップ画面や特定のアプリケーション画面が共有できますので、適切なものを選びます。 共有を止めたいときは、画面上部に表示される「停止」をクリックします。 便利な機能:チャット ミーティング中に、参加者にテキストメッセージを送れます。 画面左下の「 通話相手全員にメッセージを送信」にテキストを入力します。 たとえば、• ほかの参加者に見てほしいウェブサイトやドキュメントのURLを共有する• 音声や映像がうまく届いていないときに、不具合を伝える といったときに使いましょう。 ビデオハングアウトの終了 ウィンドウを閉じるか、画面下部の「 受話器アイコン(赤)」を押せば、ミーティングが終了します。 設定を変更する Google ハングアウトでは、画面左上のメニュー(三本線)から、設定が変更できます。 メニューを開き、下のほうにある「 設定」をクリックしてください。 特に変更すべき項目はありませんが、必要があれば変更してください。 スマホアプリや拡張機能を使う Google ハングアウトにスマートフォンやタブレットで参加したい場合、アプリを利用するとよいでしょう。 iOS版とAndroid版が無償で利用できます。 また、パソコンのブラウザとしてGoogle Chromeを使っている場合は、を追加しておくと、すぐにビデオハングアウトが開始できるので便利です。 他のサービスの利用を検討するケース Google ハングアウトには25人まで接続でき、時間制限もありませんので、通常の会議利用としては充分です。 もよいサービスですが、ラベルやボタンなどのインターフェイス、ガイドやヘルプなどはすべて英語です。 少しとっつきにくさを感じる人や、参加者が戸惑いそうな場合は、Google ハングアウトを使うとよいでしょう。 もし 25人以上でウェビナー(ウェブセミナー)を行いたい場合 や 録画機能を使いたい場合は、ZoomやSkype、上位サービスであるGoogle Meetの利用を検討しましょう。
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グーグルビデオハングアウト PCブラウザ版 で画面共有ができません。 Windows10 更新は最新の状態 、Googleクローム 更新は最新の状態 を使用しています。 Googleのアプリ版?ではなくブラウザ版でハングアウトをしています。 ハングアウト上で右上のメニューから 画面共有する というボタンを押すと、通常共有する画面を選択する画面に移行しますが、先週から全くそのページに進むどころかクロームごと落ちます 強制終了します。 ポップアップやFlashの許可、AdBlockも入れているのでそれを停止したりもしましたが変化ありません。 先週からとは上に書きましたが、5月の中旬にも1度この現象がありました。 その時は何も更新などの手を加えずなぜか3日後に直りました 前回と今回、一応グーグルへフィードバックを送信済みです。 他にどんな手が打てるか思いつかないので質問しました。 同じような現象が起きている方、直し方のわかる方いらっしゃいましたら回答お願いします。 補足また、同じような画面を共有する通話として『Discord』も試してみましたが、同様の動きをしてしまい強制終了しました。 このことからハングアウトのみが原因というわけではなさそうです。
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