本作の主人公は、殺し屋ばかりが集まる定食屋のウェイトレス・ オオバカナコ。 その定食屋の名前は、「キャンティーン」、シェフはボンベロという人物でした。 とても冷徹であり、彼自身も人を殺した経験があります。 しかし、料理の腕は超一流。 その腕を買われて、シェフをしているのです。 この世のものとは思えないくらい絶品のハンバーガーを味わえるキャンティーンに集まる人々は、殺し屋と言われる人たち。 それを仕事として生きる、プロたちなのです。 殺しを始めた理由は、人それぞれいろんな事情がありました。 そんな彼らは、異常な精神状態の者ばかり。 そんな人たちが集まるこの店で、カナコは無事にウェイトレスを続けていくことができるのでしょうか。 彼女は超がつくほどの一般人。 なぜ殺し屋ばかりが集まる定食屋で、ウェイトレスを始めることになったのでしょうか。 仕事が長続きせず、自堕落な生活を送っていたある日、ふと、高額なアルバイト募集が目に止まります。 なんと1日、運転するだけで30万円もらえるというのです。 普通は怪しんで応募しないと思いますが、カナコはこれに応募してしまいます。 この瞬間から、彼女の悪夢は始まりました。 雇い主はやばい事件を起こし、ある組織に捕まり、カナコも同様に捕まりました。 壮絶な拷問の末に人身売買にかけられ、彼女はある人物に買い取られます。 それが、ボンベロがシェフをしているキャンティーンのオーナー・コフィでした。 カナコは働くか死ぬかを選ぶしかなく、キャンティーンで働くこととなったのです。 しかしここでの仕事は、普通のウェイトレスとは少し違います。 自分の考えや意見をいうことは許されず、あくまでボンベロの命令に従うだけ。 そして、客に殺される可能性もあるというのです。 キャンティーンの客は殺し屋ばかり。 お客さんに殺されそうになっても、ボンベロは助けない。 そういう約束なのです。 過去にも何人かウェイトレスがいましたが、客に殺されるか、ボンベロに殺されるか、そのどちらかだったのです。 そんな死体たちが、店内にはゴロゴロと転がっており……。 カナコの命がけのウェイトレス生活が始まりました。 子どもの姿をした人殺し・キッドは、フェイクで教授を連れています。 彼は望まれない子どもとして、この世に生を受けました。 キッドの母と祖母は淫売をしており、母は子どもができては堕ろし、できては堕ろしをくり返していました。 彼ができたときも堕ろそうとしたのですが、医者に「この子を堕ろすと2度と子どもはできない」と言われ、産むことにしたのです。 そして、そんな彼の産まれ方は普通ではありませんでした。 なんと祖母と母の客をたくさん集めて、客の目の前で産んだのです。 そうして産まれた彼も祖母と母によって売られ、淫売をする生活が始まりました。 この暮らしが、彼の異常を精神にした原因でしょう。 キッドは普通の殺し屋とは異なり、殺す行為を楽しんでいます。 さらには子どもばかりを相手にして、残虐な殺し方をしているのです。 カナコも殺そうとしましたが、ボンベロの逆鱗に触れ、キャンティーンには2度と来られなくなってしまいました。 登場人物4:想像と違って優しい・スキン! 炎眉は、ボンベロに惚れている女性の殺し屋です。 とても美しく容姿で、女であるカナコからみても惚れ惚れしてしまうほど。 ボンベロを想う気持ちは強く、いつも近くにいるカナコに強い嫉妬心を抱いています。 そんな炎眉も、育った環境は異常といえるものでした。 カルト宗教に入れ込んでいた両親の犠牲になっていたのです。 鶏の首を切り落として、ミルクにその血を注いで飲まされるなど、想像に耐え難いものがあります。 そんな彼女に殺しを教えたのが、ボンベロでした。 彼女の想い人であり、自身の師匠でもあったのです。 炎眉もキッド同様、カナコのことを殺そうとします。 彼女にこれといった恨みはなくても、ボンベロの近くにいるものや、大事なものを全て壊そうとしてしまう炎眉。 彼への愛情を突き詰めた結果として、彼女はそのような人生を送るようになってしまったのでした。 小説『ダイナー』は漫画でも楽しめる! キャンティーンには多くの殺し屋が訪れ、食事を楽しんだり、時には人を殺したり、思い思いの時間を過ごしています。 その中で、カナコはどのように過ごしていくのでしょうか。 ボンベロは最初、カナコのことをすぐに殺そうとしていました。 殺されることがわかった彼女は、ある手段に出ます。 キャンティーンで1番高級な酒「歌姫」を隠したのです。 これはボンベロのボスが心から楽しみにしていた酒でした。 歌姫がなくなっては、ボンベロもボスに殺されていまいます。 彼女は殺されたくない一心で、これを隠し、彼と取引したのです。 結果的にこの作戦が功を奏し、生き続けることができたのですが、この状況がいつまで続くかはわかりません。 隠した場所はとても単純な場所。 見つかれば彼女は殺されてしまいます。
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『皿の置き方一つで消される。 あまりにも狂ったあの鮮やかな舞台は、美しく、貴方を惹きずりこむ。 そのため、ダイナーのストーリーを知ったのは、映画が初。 映画を見て、小説を読んで感じたのは、映画と原作はだいぶ違ったというところです。 ・ ヒロイン、オオバカナコの設定。 小説では、カナコは三十代前半くらいの女性で、自分の子供 赤ん坊 を添い寝事故で亡くしています。 映画では、オオバカナコ役は21歳の玉城ティナさん、カナコが赤ん坊を殺したような表現、言動はありませんでした。 ・ 東西南北、それぞれの地域のトップ 映画では、東のマテバ、西のマリア、北の無礼図 ブレイズ 、南のコフィがそれぞれの地域を治め、総括者であるデルモニコが一年前に自動車事故で亡くなってからは実質コフィが首領となっていました。 デルモニコの一回忌をダイナーで行う以前にマテバが、マリア、コフィが一回忌の中で殺され、無礼図とボンベロの激しい戦闘が鮮やかに描き出されています 小説では、マテバ、マリアの姿は見えず、無礼図とボンベロの戦闘シーンも、映画に比べると影が薄かったような…。 また、映画では、マリアは土屋アンナさん演じる美しい花魁のような御着物の女性、無礼図は真矢みきさん演じる男装の麗人でしたが、小説では二人とも貫禄ある男性のようです。 ・ 心優しき殺し屋スキンの最期 まず、スフレに入っているもの。 映画では、カナコが最初に給仕したスフレ、二度目のカナコが異物を取り除いたスフレ、両方にコインが入っていましたが、小説では違うものが入っています。 それぞれタバコの吸い殻、十円玉です。 映像化するにあたって、細部まで美しく脚色されたようですね。 次に、負傷したスキンがダイナーに来たときの状況。 映画ではそのときダイナーに客はおらず、今にも倒れてしまいそうなスキンをボンベロが支え、ソファに寝かせて、包帯を巻いていますが、小説ではそのとき、ダイナーにはコフィが仲間を連れて来ていました。 また、映画よりもスキンがタフで、治療を受けた直後には椅子に座ってコフィたちと話し、何か食べたいと言っています。 これを受けてボンベロはスキンのためにスフレを作り、カナコが異物を抜いて焼いてしまったのですね。 『生きててよかったぁ!』 映画で、スキンが完全なスフレを食べて、絶叫しながらマシンガンを乱射するシーン。 そこで、スキンはこう叫んでいます。 心に残る、特徴的なシーンですが、ここも小説とは違うところがあるのです。 スキンの発狂の仕方。 映画では、スキンはひとりマシンガンを乱射し、彼を止めようと抱きついたカナコと自爆しようとして、ボンベロに撃ち殺されました。 スキンを撃ち殺したあと、イスやテーブルをなぎ倒して取り乱すボンベロの姿は、深い友愛が心にじんわり滲みました。 【 映画ダイナーでのアレンの好きなキャラ】 スキンです! 僕は、最初にカナコがスフレを給仕して、スプーンを入れるまでのスキンの手の動き、下皿に手を置いて食べる食べ方、が好きです。 せわしない手の動き方や、『ここに置いてくれ』って言うときの、心なしか早口な期待に満ちた声、もちろんスフレを食べているときの恍惚の表情も好きですが、その前の仕草が、殺し屋以前に美味しいお菓子をもらった子供みたいで、可愛いんです。 もう少し挙げるとすれば、東西南北のトップが集まっているとき、ソファにゆったり座ってクワガタを食べているマテバの後ろに、暗い目で影薄く立っている姿も好きです。 【 ダイナーを見た感想】 ダイナー好きです!もう一回映画館で見たいです! ここまでお付き合いいただきありがとうございました! — ここまで アレン執筆。 以下 筆者追記 —— アレンは、またすぐに行きたがっておりますが、筆者はスピーディーでカラフルな画面に、魅入っていたのもあって、上映後はヘロヘロでした。 次回は友人と行けば?とおすすめしています。 筆者の2回目以降は、もう少し刺激が少ないホームサイズのスクリーンがいいな。 しかし、ちょろっと登場していた面々も、個性的なメイクのため、分からなかったのですが、後でキャストを見返してみたら、豪華! 映画ダイナーDiner キャスト (敬称略) ボンベロ 藤原竜也 オオバカナコ 玉城ティナ スキン 窪田正孝 キット 本郷奏多 ブロ 武田真治 カウボーイ 斎藤工 ディーディー 佐藤江梨子 ブタ男 金子ノブアキ マテバ 小栗旬 マリア 土屋アンナ 無礼図 真矢みき コフィ 奥田瑛二 スキンの母 木村佳乃 小栗さん、あんな最後でいいの?みたいな驚きを感じました。 ダイナー<食堂>の装飾美術は、横尾忠則氏!DIVAウォッカのボトルは彫刻家の名和晃平氏の作品!など、どこを切り取って眺めても見応え満載なのに、それらが次から次へとスピーディーに展開していく… 予備知識なしで観てしまったのが、もったいなかったかも?と反省しております。 ボンベロの「俺はここのオーナー、砂糖の一粒までが俺に従う…」というセリフがいいです。 ボンベロとスキンが互いに良く理解し合っていることにも惹かれました。 原作は表紙が2枚重なっているようで、2パターンあるみたいです。 ハンバーガーと玉城ティナさんのカナコバージョン、藤原竜也さんのボンベロと犬の菊千代バージョン、通販では選べないみたいなのが残念? アレンは友人たちと2回めの鑑賞に行ってきました。 帰った途端、3回目にチャレンジしたいと言っております。 (汗) ダイナー映画の口コミは? SNSよりご紹介させて頂きます。 映画「Dinerダイナー」見てきました。 ご迷惑をお掛けします。
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【映画】ダイナーのあらすじ(内容) 監督蜷川実花が藤原竜也と初ダッグを組んだ作品。 今作品で2007年公開作品の『さくらん』、興行収入22億円を超え社会現象にもなった 『ヘルタースケルター』に続いて3作品目になります。 独特な世界観が魅力で、いつの間にか、その世界観に引き込まれてしまいます。 あまりのグロいシーンが多いため映像不可能と言われてきましたが 個性的なキャラクターを豪華俳優陣がどのように魅せてくれるのか? またグロいシーンをどこまで再現してくれているのか非常に楽しみです。 オオバカナコは、うさんくさいアルバイトに関わったせいで普通の生活から転落。 殺されかけたところ、危機一髪でとあるダイナーに売り飛ばされることに。 ウエイトレスということではありましたが、そのダイナーはふつうの店では ありません。 異様に厳重な扉の中にあって、店内は極端な彩りです。 店主を務めている男は ボンベロといい、かつては殺し屋でした。 実はこのダイナーは、殺し屋専用という信じられない店だったのです。 オオバカナコは、続々とやってくる殺し屋を相手にするという、とんでもない 日常を送ることになったのです。 【映画】Diner ダイナーは、そのタイトルからはまったく想像ができないような ストーリーです。 殺し屋専用のダイナーということで皿の置き方一つで消される こともあるようです。 また漫画では、グロいシーンもかなりあります。 いったい、どのような結末になっていくのか気になるところ満載です。 ところで【映画】Diner ダイナーには原作小説がありました。 平山夢明さんの『ダイナー』です。 原作小説は、大藪春彦賞、日本冒険小説協会大賞をダブル受賞するなど、 高い評価を受けています。 映画を鑑賞する前にこちらにも目を通しておきたいですね。 ちなみに『ダイナー』は、映画化だけではなく河合孝典さんによってコミック版も 刊行されています。 【映画】Diner ダイナーの見どころ 【映画】Diner ダイナーの見どころは、登場人物のほとんどが殺し屋で 皿の置き方一つで殺されるというありえないシチュエーションです。 また会員制食堂やボンベロのルールにも注目したいですね。 特典映像を見ただけで絶対面白いと分かる作品ですし、 蜷川実花にしか描けない独特な世界観にも注目です。 原作小説や漫画では、かなりグロいシーンがありますが それを実写映像でどの程度、再現してくれるのか楽しみです。 また殺し屋ばかりということで、アクションやどんな武器を使うのかも 見どころの一つと言えるでしょう。 スポンサードリンク 【映画】ダイナーの出演者俳優一覧と役どころ ボンベロ(藤原竜也) 役名:ボンベロ 演者:藤原竜也 これまでに『デスノート』『カイジ』といった映画、『リバース』といったドラマ などでも活躍してきた、言わずと知れた超演技派俳優です。 今回もダークな主人公を熱演ということで、注目ですね。 ダイナーの店主のボンべロ。 一流のシェフで、ダイナー『キャンティーン』の店主ですが、過去には 殺し屋をしていたという恐ろしい一面も。 大場加奈子(玉城ティナ) 役名:大場加奈子(オオバカナコ) 演者:玉城ティナ 『キャンティーン』のウエイトレス。 1日運転すれば30万円という、いかがわしいバイトにつられて事件に巻き込まれ、 キャンティーンに売られてしまうことに。 そして、ボンべロの下、殺し屋を相手に ウエイトレスとして働くことになります。 オオバカナコが「キャンティーン」で働く原因になった いかがわしいバイトをさせた張本人。 ヤクザから金を強奪、しかし捕まり拷問され殺されます。 その拷問シーンがかなりグロい。 カウボーイ同様、捕まってしまい拷問され 最後は、生き埋めにされます。 ブタのマスクを被り、不気味さ満開です。 美しいものを好む。 特に美しい昆虫を寵愛し、その常軌を逸した愛で方は、 見る者に戦慄が走る。 自分の倍以上あろうかという大男たちを無慈悲に殺しまくるその腕は超一流。 部下も全員同様の姿。 「美しいことは正しい」という確固たる信念を持っているが、 目的のためなら手段を選ばない。 筋肉自慢のハイテンションの奇人。 肉や酒と同じくらい女も大好きでダイナー(食堂)で働くオオバカナコの前任者 も殺してしまう。 この後に紹介する『ビスケット』と似ているのが気になります。 情報が入り次第、追記・訂正等行います。 筋骨隆々で素手で相手を始末(ステゴロ)するという殺し屋。 つれている女性を無理やり彼女という設定にし、その女性の反応などが 気に入らなければ、指の骨を1本づつ折っていくという怪物。 ポロン() 役名:ポロン 演者: 娘が病気になったため、引退していた殺し屋を組織に許可を取らず再開し 組織から命を狙われているにもかかわらず、キャンティーンに来店する。 ギデオン() 役名:ギデオン 演者: 組織の掟や裏切り者を始末する殺し屋。 殺しのスキルは、相当なものでボンベロに匹敵するかも。 菊千代 役名:菊千代 原作漫画でボンベロは「俺達はかつてタッグだった」というように 忠実で頼りになります。 人を見抜く能力があるようです。 キャンティーンでは必ずスフレを注文し、スフレに異常な執着を持っています。 性格は温厚ですが、あることでスイッチが入るとだれかれ見境なく殺すという ある意味、一番恐ろしい存在かも。 キッド(本郷奏多) 役名:キッド 演者:本郷奏多 全身整形やホルモン注射を施し、骨格にまで手を加え、見た目は子供、 しかし中身は中年の殺し屋。 残虐奴婢の拷問が好きなサディスト。 ボンベロの留守を狙って「ディーバウォッカ」を手に入れようとした。 大好きなミカンの果肉にたった一筋でも白い筋が残っていれば、 躊躇なく部下を撃ち殺す狂気を孕んだ生粋の殺し屋。 そして藤原竜也さん以外のキャストには、窪田正孝さん、本郷奏多さん、武田真治さん 斎藤工さん、佐藤江梨子さん、金子ノブアキさん、小栗旬さん、土屋アンナさん、 真矢ミキさん、奥田瑛二さんといった錚々たる顔ぶれです。 主役級ばかりでどんな作品に仕上がっているのか本当に楽しみです。 しかし今のところ誰がどの役を演じるのかは判明していません。 分かっているのは、10人の殺し屋ということだけです。 今のところ、情報が少ない状況です。 分かり次第、追記します。 まとめ シンプルなタイトルとは打って変わって、かなり危なそうな内容の 映画『Diner ダイナー』。 藤原竜也さんはじめ、演技力抜群の役者ばかりですから、興行収入が早くも 気になるところです。 2019年を代表する邦画の1つになるのは確実ですから、 見逃すわけには、いきませんね^^ 公開は、 2019年7月5日(金) 公開が待ち遠しいです。 最後までありがとうございました。 ゆうすけ.
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