注意・下記の事を了承してくれると幸いです。 『大丈夫だ、問題ない』と言う方だけ読んでください。 今では見やすくするために艦種毎にお話を並べ替えたので、いくつかお話の前書きや後書きに疑問を持たれるかと思いますが気にしないで頂けると幸いです。 当初の順番は日付で分かります故、どうかご理解ください。 二周目という訳ではありませんのでご了承を。 以上のことをご了承の上、閲覧して頂くようお願い致します。 『改』で章を作りました。 お話を並べ替えました。 タグを追加しました。 あらすじを編集をしました。 お話を並べ替えました。 あらすじを編集をしました。 あらすじに注意事項を追加しました。 あらすじを編集しました。 戦艦・航空戦艦 2016年03月04日 金 00:00 改 2016年01月30日 土 00:00 2016年03月16日 水 00:00 改 2016年01月15日 金 00:00 改 2016年03月07日 月 00:00 2016年02月06日 土 00:00 2016年02月03日 水 00:00 改 2016年01月07日 木 00:00 改 2015年12月24日 木 00:00 2016年05月11日 水 00:00 改 2016年04月07日 木 00:00 2016年01月25日 月 00:00 改 2016年02月01日 月 00:00 改 2016年05月09日 月 00:00 改 2016年04月15日 金 00:00 改 2019年05月27日 月 00:00 改 2020年07月15日 水 00:00 2016年05月22日 日 00:00 改 2016年08月25日 木 00:00 改 2018年09月16日 日 00:00 改 2017年05月13日 土 00:00 改 2017年08月13日 日 00:00 改 正規空母 2016年01月04日 月 00:00 2016年02月26日 金 00:00 2016年03月14日 月 00:00 改 2016年01月08日 金 00:00 改 2016年01月24日 日 00:00 改 2016年04月22日 金 00:00 改 2016年03月08日 火 00:00 改 2016年03月25日 金 00:00 2016年08月23日 火 00:00 改 2016年11月22日 火 00:00 改 2020年07月16日 木 00:00 改 2018年02月28日 水 00:00 改 2017年08月19日 土 00:00 改 装甲空母 2016年03月28日 月 00:00 2016年04月06日 水 00:00 改 2016年04月17日 日 00:00 軽空母 2016年01月17日 日 00:00 2015年12月26日 土 00:00 改 2016年01月20日 水 00:00 改 2016年05月08日 日 00:00 改 2016年02月14日 日 00:00 改 2015年12月28日 月 00:00 改 2016年03月01日 火 00:00 2017年05月08日 月 00:00 改 2018年09月11日 火 00:00 改 2016年05月12日 木 00:00 2016年03月11日 金 00:00 2018年02月26日 月 00:00 改 水上機母艦 2017年05月12日 金 00:00 改 2016年04月29日 金 00:00 2018年12月28日 金 00:00 改 2016年02月09日 火 00:00 改 2016年11月21日 月 00:00 重巡洋艦・航空巡洋艦 2016年02月20日 土 00:00 改 2016年03月28日 月 00:00 改 2016年02月07日 日 00:00 改 2016年03月12日 土 00:00 改 2016年02月04日 木 00:00 2016年01月18日 月 00:00 2016年05月03日 火 00:00 改 2016年04月01日 金 00:00 2016年02月27日 土 00:00 2016年03月06日 日 00:00 改 2016年03月20日 日 00:00 2016年05月04日 水 00:00 2016年04月09日 土 00:00 2016年05月10日 火 00:00 改 2016年02月29日 月 00:00 改 2016年03月21日 月 00:00 2016年04月03日 日 00:00 改 2016年02月16日 火 00:00 2015年12月25日 金 00:00 改 2016年05月01日 日 00:00 2016年05月20日 金 00:00 2019年12月01日 日 00:00 改 軽巡洋艦・重雷装巡洋艦 2016年04月25日 月 00:00 改 2016年02月10日 水 00:00 2016年03月09日 水 00:00 改 2016年01月13日 水 00:00 改 2016年01月25日 月 00:00 改 2016年03月01日 火 00:00 改 2016年04月11日 月 00:00 改 2016年03月02日 水 00:00 2016年01月31日 日 00:00 2016年01月16日 土 00:00 2016年02月18日 木 00:00 2016年04月08日 金 00:00 改 2016年01月09日 土 00:00 改 2016年03月23日 水 00:00 2016年01月22日 金 00:00 2016年03月19日 土 00:00 2016年03月13日 日 00:00 2016年05月13日 金 00:00 改 2016年02月22日 月 00:00 改 2016年03月06日 日 00:00 2016年05月05日 木 00:00 改 2016年04月19日 火 00:00 2019年09月03日 火 00:00 改 2019年05月25日 土 00:00 改 2020年07月14日 火 00:00 2019年12月04日 水 00:00 改 2019年12月03日 火 00:00 改 練習巡洋艦 2016年02月25日 木 00:00 改 2016年03月24日 木 00:00 軽(航空)巡洋艦 2018年09月14日 金 00:00 改 防空巡洋艦 2019年12月11日 水 00:00 改 駆逐艦 2016年05月16日 月 00:00 2016年11月23日 水 00:00 改 2016年05月16日 月 00:00 改 2017年02月13日 月 00:00 改 2017年08月16日 水 00:00 改 2016年01月23日 土 00:00 2016年05月06日 金 00:00 改 2016年02月05日 金 00:00 2015年12月27日 日 00:00 2015年12月30日 水 00:00 2016年08月21日 日 00:00 2016年03月05日 土 00:00 2016年04月12日 火 00:00 2016年01月05日 火 00:00 改 2016年01月31日 日 00:00 2016年03月03日 木 00:00 2016年02月02日 火 00:00 改 2016年02月28日 日 00:00 2016年04月09日 土 00:00 改 2016年02月06日 土 00:00 2016年02月21日 日 00:00 改 2020年07月03日 金 00:00 2016年01月28日 木 00:00 2016年09月17日 土 00:00 2016年04月10日 日 00:00 改 2016年04月04日 月 00:00 2017年08月18日 金 00:00 改 2017年08月20日 日 00:00 改 2016年03月22日 火 00:00 2016年02月17日 水 00:00 改 2016年01月10日 日 00:00 改 2016年04月21日 木 00:00 改 2016年01月06日 水 00:00 改 2016年03月27日 日 00:00 改 2016年03月07日 月 00:00 2016年01月14日 木 00:00 2016年02月15日 月 00:00 2016年02月28日 日 00:00 2016年04月23日 土 00:00 2016年02月28日 日 00:00 2020年07月13日 月 00:00 改 2016年02月13日 土 00:00 改 2016年03月14日 月 00:00 改 2016年03月22日 火 00:00 2016年02月07日 日 00:00 2016年05月07日 土 00:00 改 2016年04月24日 日 00:00 改 2016年02月08日 月 00:00 2016年11月20日 日 00:00 改 2016年01月21日 木 00:00 改 2016年01月26日 火 00:00 2016年01月29日 金 00:00 改 2016年02月23日 火 00:00 改 2016年04月13日 水 00:00 2015年12月29日 火 00:00 2016年02月12日 金 00:00 改 2016年03月26日 土 00:00 改 2018年12月30日 日 00:00 改 2016年02月29日 月 00:00 2016年03月21日 月 00:00 改 2016年02月22日 月 00:00 2016年03月29日 火 00:00 2016年03月20日 日 00:00 2016年05月21日 土 00:00 改 2016年03月13日 日 00:00 2016年02月17日 水 00:00 2016年03月30日 水 00:00 2016年04月04日 月 00:00 改 2016年04月10日 日 00:00 改 2016年04月03日 日 00:00 2016年02月29日 月 00:00 2016年01月19日 火 00:00 改 2016年02月24日 水 00:00 2016年01月12日 火 00:00 2016年03月10日 木 00:00 2016年04月18日 月 00:00 改 2016年03月19日 土 00:00 改 2016年01月21日 木 00:00 2016年04月28日 木 00:00 2016年02月19日 金 00:00 改 2016年01月27日 水 00:00 2016年04月16日 土 00:00 改 2017年02月14日 火 00:00 改 2018年12月29日 土 00:00 改 2018年02月24日 土 00:00 改 2016年04月20日 水 00:00 2018年09月10日 月 00:00 改 2016年03月05日 土 00:00 2016年04月30日 土 00:00 改 2019年12月09日 月 00:00 改 2016年03月12日 土 00:00 改 2016年01月11日 月 00:00 改 2016年04月14日 木 00:00 2017年11月24日 金 00:00 改 2016年04月25日 月 00:00 2016年04月05日 火 00:00 2020年07月01日 水 00:00 2016年04月27日 水 00:00 改 2016年03月18日 金 00:00 改 2018年09月15日 土 00:00 改 2019年09月04日 水 00:00 改 2016年02月11日 木 00:00 2019年05月28日 火 00:00 改 2018年12月31日 月 00:00 改 2018年04月29日 日 00:00 改 2018年02月25日 日 00:00 改 2019年09月06日 金 00:00 改 2018年03月01日 木 00:00 改 海防艦 2017年05月09日 火 00:00 改 2017年05月11日 木 00:00 改 2019年05月26日 日 00:00 改 2019年05月24日 金 00:00 改 2017年05月10日 水 00:00 改 2017年08月17日 木 00:00 改 2017年11月23日 木 00:00 改 2017年11月20日 月 00:00 改 2019年12月10日 火 00:00 改 2018年05月18日 金 00:00 改 2019年09月05日 木 00:00 改 2020年07月17日 金 00:00 2018年02月23日 金 00:00 改 2018年02月27日 火 00:00 改 2020年07月02日 木 00:00 潜水艦 2016年03月02日 水 00:00 改 2016年02月21日 日 00:00 改 2016年04月11日 月 00:00 改 2016年08月27日 土 00:00 改 2016年05月02日 月 00:00 改 2020年06月30日 火 00:00 2016年04月17日 日 00:00 2017年08月15日 火 00:00 改 2016年02月23日 火 00:00 2017年11月22日 水 00:00 改 2016年03月17日 木 00:00 改 2017年02月15日 水 00:00 改 2017年02月16日 木 00:00 改 その他艦種 2016年04月02日 土 00:00 2019年12月02日 月 00:00 改 2016年03月15日 火 00:00 2016年04月26日 火 00:00 2020年07月04日 土 00:00 2016年09月03日 土 00:00 改 2016年03月31日 木 00:00 2016年02月27日 土 00:00 改 改 2016年06月16日 木 00:00 2016年06月29日 水 00:00 2016年07月03日 日 00:00 改 2016年06月27日 月 00:00 2016年06月30日 木 00:00 改 2016年06月24日 金 00:00 改 2016年07月04日 月 00:00 改 2016年06月19日 日 00:00 改 2016年06月22日 水 00:00 2016年06月20日 月 00:00 2016年07月05日 火 00:00 2016年07月01日 金 00:00 改 2016年06月23日 木 00:00 改 2016年06月26日 日 00:00 改 2016年06月18日 土 00:00 改 2016年06月21日 火 00:00 2016年07月02日 土 00:00 2016年06月25日 土 00:00 改 2016年06月28日 火 00:00 2016年06月17日 金 00:00.
次の
~軽巡寮・球磨型の部屋~ 天龍「…」 木曾「…」ペラ 天龍「…」ジッ 木曾「…」ペラ 天龍「…」ジィッ 木曾「…なぁ天龍」 天龍「なんだ?」 木曾「…ガン飛ばすの止めてくんねえ?」 天龍「おう」ジッ 木曾「………」 天龍「……」 木曾「…」ペラ 天龍「なぁ」 木曾「ん?」 天龍「木曾ってさ…」 木曾「うん」 天龍「何で眼帯つけてんだ?」 木曾「うん」ペラ 天龍「……」 木曾「…」ペラ 天龍「おいスルーしてんじゃねぇぞ」 木曾「あ、ごめん聞いてなかった」 天龍「………」 ~~~ 木曾「眼帯?」 天龍「おう」 木曾「…お前こそ何で付けてんだ?」 天龍「い、言う必要ねぇ」 木曾「いや言えよ」 天龍「俺はお前に聞いてんだよ」 木曾「俺もお前に聞いてんだよ」 天龍「……」 天龍「…質問に答えようぜ?」 木曾「…何でそんな焦ってんの」 天龍「焦ってねぇし。 全然焦ってねぇし」 木曾「……」 木曾「まぁ、アレだ」 天龍「……」 木曾「アイデンティティ、かな」 天龍「ふーん」 木曾「……」 天龍「……」 木曾「お前アイデンティティの意味分かってるか?」 天龍「!…ほらアレだろ、アレアレ、あの」アセアセ 木曾「やっぱ分かってねえじゃねえか」 天龍「………」 木曾「存在感っつーか、俺らしさ、っつーかさ」 天龍「…なるほどな」 木曾「…球磨姉も多摩姉もさ、アレじゃん」 天龍「あぁ、あの変な語尾」 木曾「な。 存在感出てるだろ」 天龍「おう」 木曾「……」 天龍「!…だったらさぁ」 木曾「?」 天龍「お前も語尾に『キソー』ってつければ」 木曾「ねぇよ」 木曾「…そんで、大井姉と北上姉」 天龍「…あぁ、うん」 木曾「……」 天龍「……」 木曾「…からの、俺」 天龍「ブフッ」 木曾「おい笑ってんじゃねえ」 天龍「あーうん、大体分かった」 木曾「…分かったか」 天龍「要は、目立ちたいってことか」 木曾「……ぉぅ」 天龍「はー、それ聞いて安心したぜー…」 木曾「………ん?」 天龍「あ?」 木曾「…あっ、お前もそういう感じ?」 天龍「いやちげぇし全然ちげぇし」 木曾「じゃあお前それ何でつけてんだよ」 天龍「古傷を隠してんだよ」 木曾「…絶対ウソ」 天龍「ウソじゃねぇし」 木曾「そんなら取ってみろよ」 天龍「!ダメだ、お前が見たら失神しちまう」 木曾「いやいや安心しろって」ガシ 天龍「やっやめろ!外そうとするなぁ!おい!」バタバタ 木曾「うりゃ」グィ 天龍「あ゛あぁ!?」 天龍「……」ズーン 木曾「…そんな落ち込むなよ」 天龍「……」 木曾「多分みんなファッションって気づいてるから」 天龍「マジで?」 木曾「…だって寝るとき外すだろ」 天龍「…そうだな」 木曾「まぁその、なんつーかさ」 天龍「なんだよ」 木曾「お互いさ、頑張ろうぜ?」 天龍「眼帯同士ってか」 木曾「おう」 天龍「…わかったよ」 天龍「……」 木曾「あっはは」ペラ 天龍「…おい」 木曾「…んだよ」 天龍「…お前の傷とオッドアイって本物?」 木曾「…本物だと思うか?」 天龍「……」 木曾「メイクとカラコンに決まってんだろ」 天龍「…あぁ、だよな」 木曾「……ドキッとしたか?」 天龍「そんなんじゃねぇし」 木曾「くくっ」 天龍「笑うなぁ!」 木曾「…だってよ」 天龍「……」 木曾「この世に木曾何人いると思ってんだよ」 天龍「メタいなお前」 木曾「…この際いいだろ」 天龍「まぁな」 木曾「…まぁ何人かは多分オッドアイで何人かはガチの傷なんだと思う」 木曾「でもな?」 天龍「…あぁ」 木曾「全員あるとは限らねぇだろ」 天龍「…そうかもな」 木曾「俺は言うなりゃアレだから」 天龍「……」 木曾「アルバイトだから」 天龍「バイト木曾」 木曾「おう、バイト木曾だから」 天龍「じゃあ本物の傷でオッドアイの木曾はどうなるんだよ」 木曾「……正社員木曾?」 天龍「正社員…ブフッ…ダメだくっだらねぇ」 木曾「…自分でもよくわかんねぇわ」 天龍「まぁ、言いたいことは分かった」 木曾「おう」 木曾「良かったら傷メイクのやり方教えてやろうか?」 天龍「いや、遠慮しとく」 木曾「まあお前不器用だもんな」 天龍「うっせ」 木曾「いつまでも龍田に甘えんなよ」 天龍「…どっちかっていうと甘えてんのはあいつの方かな」 木曾「意外だな」 天龍「だろ?」 木曾「…なんでドヤ顔なのかはよくわからねぇけど」 天龍「俺だって長女なんだぜっていう」 木曾「アピール?」 天龍「それな」 天龍「妹ってさ、しっかりしてるよな」 木曾「…そうか?」 天龍「何ていうか、わきまえてる?」 木曾「あー、確かにそういうところはあるかも」 天龍「長女だからしっかりしろーっつーけどさ」 木曾「おう」 天龍「二番目とか三番目の方がしっかりしてんだよな」 木曾「…急にどうしたんだよ」 天龍「いや、妹側の意見が聞きてぇなと思って」 木曾「俺?」 天龍「おう」 木曾「そーだなー…」 木曾「確かに言われてみればそんな気もするが…」 木曾「でもそれって真ん中の姉妹だと思うんだ」 天龍「…ってことは?」 木曾「俺は末っ子だからっつーこと」 天龍「おう」 木曾「よく言うだろ」 天龍「?」 木曾「一番上と一番下は親が甘やかすから自由で」 天龍「真ん中は構ってくれないから自立するってことか」 木曾「それな」 天龍「でも一番下って逆にグレたりするよな」 木曾「俺をまじまじ見ながら言うセリフかよ」 天龍「あ、すまん」 木曾「……」 天龍「でもよ」 木曾「あん?」 天龍「やっぱ思うじゃん」 木曾「何がだよ」 天龍「グレた結果眼帯かなって」フフ 木曾「お前それブーメランってことに気づけよ」 天龍「……」 木曾「……」ペラ 天龍「……」 木曾「……」ペラ 天龍「……」 木曾「……」ペラ 天龍「…バイト木曾」ボソッ 木曾「……フフ」 天龍「……バイト木曾」ボソッ 木曾「突然思い出したように呟くのやめようか」 天龍「…腹減ったな」 木曾「…あぁ、もうそんな時間か」 天龍「何食うよ?」ゴソゴソ 木曾「それ球磨姉と多摩姉んだから勝手に食うと怒られんぞ」 天龍「大丈夫、木曾が食っていいって言ったって言うから」 木曾「おいマジやめろ」 天龍「お、アルフォート」 木曾「だからやめろって」 木曾「鳳翔さんとこ行こうぜ」 天龍「わかったよ」 ~厨房~ 天龍「おーい、鳳翔さん」 木曾「…いねーな」 天龍「やっぱ戻ってアレを」 木曾「いい加減にしろよ」 天龍「じゃあどーすんだよー」 木曾「仕方ねぇ、作るか」 天龍「……」 木曾「お前も手伝えよ」 天龍「勝手に使って怒られねえかな」 木曾「そんときはそんときだ」 木曾「何食うよ」 天龍「お前が作ってくれるならなんでもいい」 木曾「…夫か!」 天龍「おうよ。 俺は亭主関白だからよ」 木曾「今時亭主関白なんかねぇよ」 天龍「…いや…そこんとこ頼むよ」 木曾「いいから手伝ってくれよ」 天龍「…分かったよ」 木曾「手の込んだのは作れねえし…」 天龍「だよな」 木曾「適当に炒飯でもいっとくか」 天龍「おっ、いいじゃん」 木曾「はい」 天龍「卵?」 木曾「割ってそこのボウルに入れて溶け」 天龍「おうよ」 木曾「飯は…よかった、まだあるな」パカ 木曾「具が…具が良いのが無ぇな…」ウーン 木曾「これとこれと…この辺かな…」 天龍「木曾!こんな感じでどうよ」 木曾「あーうん。 いいんじゃねぇか?」 木曾「フライパン出して、油引いといてくれ」 天龍「どこにあるんだ」 木曾「そこの下の棚じゃねーか?」 天龍「あ、あったあった!サンキュー」 木曾「天龍、具はこれでもいいよな?」 天龍「あ?」 天龍「キャベツ ほぼ芯 とハムとさつま揚げ…?」 木曾「さつま揚げのアウェー感がどーしよーもねぇけど、いいだろ?」 天龍「ま、イケるんじゃねぇか?」 木曾「それなら良かった」 木曾「じゃ、卵を先に炒めといてくれ」 天龍「了解!」 木曾「キャベツ刻んで…っしょ、かてぇな」トントン 木曾「ハムとさつま揚げも小さめに切って、っと」トントン 天龍「卵の焼ける匂いが最高だなぁオイ」 木曾「焦がすなよー」 天龍「わかってるー!」 ~~~ 木曾「へい、炒飯一丁あがりっと」 天龍「あーもう腹ペコだぜ…」 木曾「それじゃ食うか」 天龍「いただきまーす!」 木曾「…いただきます」 天龍「…うん」モグモグ 木曾「…悪くはないな」モグモグ 天龍「なんか物足りねーけど」モグモグ 木曾「実際色々足りないからな」モグモグ ~~~ 天龍・木曾「「ご馳走様でした」」カチャン 天龍「あー食った食った」 木曾「おい、待てよ」 天龍「なんだよ?」 木曾「皿洗え」ジャー 天龍「うわっマジか」 木曾「当然だろ」 天龍「ちっ」 木曾「綺麗に洗えよ」ゴシゴシ 天龍「面倒くせーな…」ワシャワシャ 木曾「主婦の皆さんの苦労が分かってねーな」 天龍「そんなの分かりたくもねぇ…」 木曾「部屋に帰ってきたな」 天龍「おう」 木曾「……」チラ 天龍「…何でこっち見るんだよ」 木曾「何で俺の部屋に来んのかなって」 天龍「いいだろ別に」 木曾「お前と話してると本が読み終われないんだよ」 天龍「そーいや何読んでんだ?」 木曾「天は赤い河のほとり」 天龍「…少女漫画?」 木曾「平たく言えばな」 天龍「しっかしお前が少女漫画ねぇ…」 木曾「悪いかよ」 天龍「悪かねぇけどよ」 木曾「仕方ねーだろバイト木曾なんだからよ」 天龍「そうだな」 木曾「つーかお前だってバイト天龍だろ」 天龍「俺まで仲間に引き込む気かよ」 木曾「間違いじゃねーだろ」 天龍「…そうだな、俺もバイト天龍だよ」 木曾「……」 天龍「…これ俺も読んでいいか?」 木曾「……どうぞ」 木曾「あー目が痛い」 天龍「どっちのだよ」 木曾「右」 天龍「眼帯の方か」 木曾「取るか」スッ 天龍「……」 木曾「カラコンの間に入ったなこりゃ…」パチパチ 天龍「…よく見ると傷メイクなんだな」 木曾「さっきも言っただろ…あ、洗浄液取って」 天龍「どこだよ」 木曾「そっちの棚の上から二番目」 天龍「これか」スッ 木曾「すまんな」 木曾「目薬も取ってくれ、同じとこ」 天龍「あいよ」 木曾「…さんきゅ、ふぅ」 天龍「俺が注してやろうか」 木曾「いや、いい」 天龍「ほら」 木曾「いいって」 天龍「たまには頼れよ!」 木曾「お前絶対ミスるだろ」 天龍「そこまで不器用じゃねぇよ!」 木曾「よし、もう大丈夫だ」 天龍「……」 木曾「ふぅ」パチッ 天龍「……」 木曾「……」ペラ 天龍「……」ペラ 木曾「…そういえばさ」 天龍「…なんだよ」 木曾「お前皆の前で目が痒くなったりしたときどうする?」 天龍「そりゃ、掻くだろ」 木曾「眼帯の方な」 天龍「……」 木曾「……」 天龍「…我慢するな」 木曾「だよな」 天龍「……」 木曾「でもこの間の作戦会議の時」 天龍「はぁっ!?ちげーし!そういうやつと全然ちげーし!!」 天龍「あん時はちょっとテンションおかしかっただけで…」 木曾「テンパりすぎだろお前…」 天龍「はぁ、はぁ、はぁ……」ゼェゼェ 木曾「ビックリしたんだぜ」 天龍「ぅぁぁぁぁ...... 」ジタバタ 木曾「隣でお前が俯いて悶え始めたと思ったら」 木曾「『古傷の左目が疼くっ…』だからな」ハハッ 天龍「…疼いてたのは事実だし」 木曾「アレのせいでお前駆逐の連中からの評価一気に下がったからな」 天龍「もう思い出させるなよ…」 天龍「だってっ…!」 木曾「ん?」 天龍「だって、イメージがあるだろ!」 木曾「だからさっきも言ったけど」 木曾「みんな気を使ってるんだよ」 天龍「うう……」 木曾「あの後お前が走って出て行って大変だったんだぞ」 天龍「……悪かったよ」 木曾「同じ眼帯だからって俺にまでとばっちりだからな」 天龍「……」 木曾「一応言っとくが龍田もフォローしてくれたんだからな」 天龍「……何て?」 木曾「『天龍ちゃんはイタい所がいっぱいあるけどいい娘なんです』って」 天龍「フォローになってねぇぞ龍田…」 木曾「後でありがとう言っとけよ」 天龍「言わねえよ!」 木曾「でもあいつはあいつで姉思いのいい奴だぞ」 天龍「そうかぁ?」 木曾「おう、この前覗いたらお前のジャージ着てお前のパンツ被ってお前のベッドで悶えてた」 天龍「変態じゃねぇか!」 天龍「っていうかお前もお前で何見てるんだよ…」 木曾「たまたま扉が開きっぱなしになってたからついな」 天龍「もうアイツと同じ部屋で寝れねえよ…」 木曾「俺んとこには来んなよ」 天龍「酷ぇ!お前のことはソウルメイトだと思ってたのに…」 木曾「うちはうちで大変なんだよ」 天龍「……」 木曾「たまに球磨姉と多摩姉が暖を求めて潜り込んでくるからな」 天龍「そうか…」 木曾「大井姉と北上姉は一緒にくんずほぐれつだし」 木曾「それに比べたら愛されてるだけマシだろ?」 天龍「その愛ってやつが怖ぇえんだよ…」 木曾「どうしても逃げたいなら川内のとことか」 木曾「ほら、なんかちょっと似てね?」 天龍「…キャラが?」 木曾「おう」 天龍「ねーよ」 木曾「そうか」 天龍「確かに夜起きてるだろうけどよ」 木曾「だろ?」 天龍「俺の目的は安眠なんだよ」 木曾「夜戦バカと一緒じゃ達成できねぇよ、ってか?」 天龍「そういうことだ」 木曾「言われてみればな」 天龍「それな」 木曾「それに川内は夜戦バカだけどお前はただのバカだもんな」 天龍「うっせーよ…」 木曾「まぁ大人しく気づかないふりしてるのが一番だろうよ」 天龍「ホントだよ、お前が言いさえしなきゃ」 木曾「悪い悪い、ついな」 天龍「でも龍田、俺にそんなそぶり全然見せないんだよな」 木曾「そうなのか」 天龍「会話してっとだいたい揚げ足取られて吊し上げよ」 木曾「あー、確かに言い方意外とキツいよな」 天龍「アイツなんだかんだ頭いいからな」 木曾「長女はバカなのにな」 天龍「うっ、うるせえよ!お前んとこだってそうだろ」 木曾「ん?球磨姉か?」 木曾「球磨姉は普通に頭いいぜ」 天龍「えぇ…ウソだろ」 木曾「しっかり姉貴やってるっつーの」 天龍「でも語尾は『クマー』だぞ?」 木曾「それ球磨姉から奪ったらただの姉貴だからよ」 天龍「…まあ、そうだな」 木曾「……」 天龍「……」 木曾「俺らから眼帯とったら何にも残んねーのと一緒だよ」ハハッ 天龍「自虐かよ」 天龍「…まぁ龍田には今夜あたり話してみるよ」 木曾「上手いことはぐらかされたりしてな」 天龍「だろーな」 木曾「……」 天龍「……」 木曾「…なぁ、天龍」 天龍「んだよ、俺続き読みてえんだよ」 木曾「いいだろ別に」 天龍「…おう、そんで?」 木曾「ずっと気になってたんだけどさ…」 天龍「おう」 木曾「お前ら姉妹の謎の余裕はなんなんだ?」 天龍「……あぁ…」 木曾「何だよあの『フフ、怖いか』だっけ」 天龍「……」 木曾「そんで龍田の『危ないですよ~』とかさ」 天龍「『フフフ、怖いか?』な」 木曾「それそれ」 天龍「……」 木曾「……」 天龍「アレ、アレなぁ……」 木曾「正直、お前ら旧式じゃねーかっていう」 天龍「それ言い出したらお前らも大概だろ」 木曾「軽巡で新型つったら阿賀野型くらいだもんな」 天龍「……んで、セリフの件だけどさぁ」 木曾「うん」 天龍「アレ、マニュアルに書いてあるんだよ」 木曾「…だよな」 天龍「お前も?」 木曾「…まあな」 天龍「最初見た時さ、目が点だもん」 木曾「…これマジで読み上げなきゃいけねーの?って思ったね」 天龍「…そういうキャラだかんな」 木曾「バイトは辛いな」 天龍「…そうだな」 木曾「……」 天龍「……」 木曾「…アレって誰の趣味なんだろうな」 天龍「……誰なんだろうな」 木曾「気になるなー」 天龍「…マニュアルでふと思ったんだけどさ」 木曾「……」 天龍「お前の姉三人のキャラ付けもアレなの、マニュアル?」 木曾「…いや、ガチのやつ」 天龍「……」 木曾「…うん、マニュアル通りにやってるわけじゃないと思う」 天龍「そうか…」 木曾「…まぁ語尾付けなくても喋れるし北上姉がいなくても平気な顔してるけどな」 天龍「だろ?」 木曾「良心っていうか、配慮の表れ?」 天龍「誰に対してだよ」 木曾「……」 天龍「……」 木曾「…提督かな」 天龍「…だよなー」 木曾「……なんかアレだな」 天龍「…何が?」 木曾「こういう話ってさ」 天龍「おう」 木曾「なんつったらいいんだろ…」 天龍「…あぁ、うん、言いたいことは分かる」 木曾「なんか、話しちゃいけない雰囲気あるじゃん」 天龍「裏話的なな」 木曾「そうそう」 天龍「皆話したがらないっつー感じだよな」 木曾「だから言えてよかったよ」 天龍「そうだな…」 木曾「……」 天龍「……」 木曾「……」 天龍「……」ペラ 木曾「……」ペラ 天龍「……」ペラ 木曾「……」ペラ 天龍「……」パタン 木曾「……」ペラ 天龍「……」ジッ 木曾「……」ペラ 天龍「……」ジッ 木曾「…なんだよ」 天龍「読み終わったから暇なんだよ」 木曾「次の読めよ」 天龍「お前が今読んでる奴だよ!」 木曾「…読むのはえーな」 天龍「おう!読めない感じのとこは飛ばしてっからな」 木曾「……」 天龍「ふふっ…」 木曾「…内容頭に入ってねーだろ」 天龍「漫画なんだから絵見りゃ何となく掴めるって」 木曾「まぁ……」 天龍「違うのかよ」 木曾「……」 天龍「……」 木曾「雑だなお前」 天龍「うっせーよ」 木曾「お前はコレよりさ」 天龍「おう」 木曾「ジャンプとか読んだほうがいいんじゃないか」 天龍「お前こそだろ」 木曾「……」 天龍「……」 木曾「…ロゴ?」 天龍「それな」 木曾「…あー…うん…」 天龍「海賊のな」 木曾「男っぽいしな」 天龍「だろ」 木曾「じゃあお前買ってきてくれよ」 天龍「パシるのかよ」 木曾「お前が読みたいんじゃないのか」 天龍「だから違ぇっつってんだろ!!」 木曾「そーいや海賊で思ったんだけどさ」 天龍「おう」 木曾「眼帯ってさ」 天龍「おう」 木曾「悪役だよな」 天龍「…だな」 木曾「しかも大体海賊だよな」 天龍「…何が言いたいかわかった」 木曾「…じゃあ言うけど」 天龍「……」 木曾「海軍なのに眼帯ってアレじゃね?」 天龍「俺はんなことねーと思うけど」 木曾「…そうか」 天龍「まぁ、普通にアリだろ」 天龍「それに」 木曾「?」 天龍「一応、真珠湾とかフィリピンとか荒らしてっから…」 木曾「…あぁ、連合側的にはね」 天龍「海賊よりタチ悪いぜ、って言う」 木曾「あー……」 天龍「……」 木曾「そういう発想もあるかー…」 天龍「……」 木曾「……」 天龍「…艦娘になってから付ける理由はわからねーけど」 木曾「…おう」 木曾「もう夜だな」 天龍「はえーな」 木曾「そろそろ飯食いに行くか」 天龍「今日の晩飯なんだろなぁ」 木曾「…さて、行くか」 天龍「おう!」 ガチャ 天龍「おい、木曾」 木曾「なんだよ」 天龍「そこで寝てる二人起こさなくていいのか?」 木曾「……」 木曾「球磨姉と多摩姉は勝手に出てくるだろうから」 天龍「…そうだな」 ガチャ バタン 天龍「……」スタスタ 木曾「……」スタスタ 龍田「!あら天龍ちゃん、どこに行ってたの?」ヒョコ 天龍「げっ」 木曾「……」 龍田「?…なあに二人とも?」 天龍 気まずい…気まずすぎる… 木曾 俺、無関係だよな…なんで逃げ出せないんだ…? 龍田「ん~?私のお顔になにか付いてるの~?」 天龍「いっ、いや…なんでも、ねえんだ…な!」 木曾「おっ!?おう、おうよ!」 木曾 なんで俺に振るんだよコイツはぁ! 龍田「ふぅ~ん…まぁいいけど」 龍田「一緒にお夕食、頂きましょう?」 天龍「そ、そうだな!木曾!お前も一緒に食おうぜ!」 木曾「あ、ああ!もちろん!」 木曾 だからなんで俺を巻き込むんだよおおおお!! 龍田「今日のお夕食は豚の生姜焼きみたい」 天龍「おう!美味そうだなぁ 上ずりつつ 」 龍田「天龍ちゃん?大丈夫?」 龍田「いつもおかしいけど今日はもっとおかしいわよ?」キョトン 天龍「っておい!?どういう意味だよそれ!」 龍田「うふふっ」 木曾 すげぇ疎外感を感じる… 木曾「……」チラ 球磨「いい匂いがするクマー」 多摩「鳳翔さん、大盛りでお願いするにゃ」 鳳翔「はいはい」ウフフ 木曾 よし、なんとかして球磨姉たちのところに… 木曾「な、なあ、天龍?」 天龍「なんだ?」 木曾「俺、球磨姉たちの所へ…」 球磨「木曾。 何してるクマ?」ヌッ 多摩「にゃ」ヌッ 木曾「あ!球磨姉、多摩姉、一緒に食べ…」 球磨「…木曾。 仲間は大事にするクマ」ポン 多摩「そうにゃ」 木曾「…は?」 多摩「いつも姉妹で食べてるけど、たまには違う軽巡の娘と食べるのもいいと思うにゃ」 球磨「球磨達は今日は二人で食べるクマ」 球磨「天龍、龍田、木曾のこと、よろしくお願いするクマ」 天龍「ああ、今日は最初っからそのつもりだったんだ、な?」 木曾「お、おっ!おう!!」 木曾 ちくしょおおおおおおお!!! イライラ 木曾「鳳翔さん…今日は少なめで」 鳳翔「いつもはたくさん食べるのに、珍しいですね」 木曾「あぁ、うん…」 天龍「俺も…少なめで…」 龍田「天龍ちゃん?いっぱい食べないと、大きくなれないよ~?」 天龍「いや…いいんだ…」 鳳翔「……?」 ~~~ 龍田「さて、どこに座ろうかしら?」 天龍「あぁ、あの辺空いてるし座ろうぜ」 木曾「……」 龍田「じゃあ天龍ちゃんは私の隣に」 天龍「いっ、いや、木曾!こっちに来てくれ!」 木曾「し、仕方ねえなぁ 棒」 龍田「…?」 木曾 なんで俺をこっちに座らせたんだよ! コソコソ 天龍 こうやってこっそり話できねぇだろが! コソコソ 木曾 目が合うほうが気まずいだろ! コソコソ 天龍 あっ…気付かなかったァ…!! コソコソ 木曾 ばっかやろおおおおおお!!! コソコソ 龍田「……」 龍田 二人ともコソコソしてどうしたのかしら? 龍田 何だか怪しいわね キッ 龍田「二人とも、お箸が進んでないようだけど」 木曾「あっ!ちょっと調子悪くって!」 天龍「お、俺もそーなんだよははは」 龍田「そうなの?無理しないでね」 龍田 やっぱり怪しいわ… 龍田 天龍ちゃんが私に隠し事…? 龍田 …ちょっと、許せないわ ギリッ... ~~~ 天龍「飯が全然喉を通らなかった…」 木曾「お前のせいでストレスがマッハだぜ…」 天龍「すまねぇ…」 木曾「俺は部屋戻るぜ…」 天龍「おっ、おい!ちょっと待て」 木曾「俺はもう付き合いきれねぇ…」 天龍「木曾!?」 龍田「…天龍ちゃ~ん?」 天龍「!?」ビクッ 龍田「どうしたの?そんなにビックリして」 天龍「な、なんでもねぇ、なんでもねーから」 龍田「…そうだ天龍ちゃん、一緒にお風呂行こ?」 天龍「ど、どうしたんだよ突然…?」 龍田「いいじゃない、ね?」ニコッ ~脱衣所~ 天龍「」シュルシュル 天龍 ダメだ…龍田にそういう目で見られてると思うと… ブルブル 天龍 あ、あぁぁ、手が、手が震える… 龍田「」パサッ 龍田 …やっぱり、今日は様子がおかしいわ ジー 龍田 何かあったのかしら? ジー 龍田 だとしたら…あの娘、木曾ね… ジー 天龍「」パチン 天龍 なんかすっげえ視線を感じるような… 天龍 …気のせいだよな、うん 天龍 自意識過剰になってるだけ… チラ 天龍田「「あ」」 天龍田「「……」」 天龍田「「」」スッ 天龍田 目が合ってしまったあああああああああ!! 天龍 これは完全にクロだ…間違いねぇ… 天龍 俺は、俺は… 天龍 こんな奴と日頃一緒にいたのか…! 龍田 …今まで天龍ちゃんが脱衣中に後ろを向くことなんてなかったのに 龍田 どういうことなの…? 龍田 まさかバレて… 龍田 いいえ、ありえないわ… 龍田「天龍ちゃん」 天龍「ぅえぁ!?」 龍田「入りましょうか」ニコ 天龍「……おう」 カポーン... 天龍「ふぃー…」 龍田「……」チャプ 天龍 今のところ怪しいところはねーけど… 天龍 いつ本性を現すか…分からねーな… ブクブク 天龍「はぁ……」 龍田「……」 龍田 天龍ちゃん… 龍田 …なんだかよそよそしいっていうか 龍田 やっぱり、本人に聞いてみましょうか 龍田「天龍ちゃん」 天龍「…なんだよ」 龍田「今日の天龍ちゃんやっぱりおかしいわ」 龍田「何かあったんじゃ…」 天龍「違う」 龍田「でも」 天龍「違うっての」 龍田「私に隠し事してるの?」 天龍「……」 龍田「なんでも言ってよ」 龍田「私たち、二人だけの姉妹なのよ?」 天龍「…じゃあ龍田はさ」 龍田「……」 天龍「俺に隠し事してねぇって言うのかよ」 龍田「…そ、れは」 天龍「…俺、知ってんだからな」 龍田「え?」 天龍「お前、俺の服とか勝手に使ってるんだろ」 龍田「!?!」 龍田「な、んで……?」 天龍「…俺はさ」 天龍「なんだかんだ言って俺のこと心配してくれてさ」 天龍「お前の、龍田のそういうところ、信用してたっつーか…」ワシャワシャ 天龍「好き、だったんだよ」プイ 龍田「…っ……」 天龍「…でもさ」 龍田「……」 天龍「やっぱ、そういうことされたら」 天龍「俺、信用できねえよ…」 龍田「……」ザパ 天龍「…龍田?」 龍田「……」タタッ 天龍「おい!?龍田!」ザパァ 天龍「待てって」ガシッ 龍田「やめて!」バシッ 天龍「龍田…」 龍田「…ごめんなさい、、天龍ちゃん」タタッ ガララッ 衣笠「ぉおっと!」 龍田「!…すみません」タタッ 青葉「ふむふむ、何やら事件のかほり…」ニヤッ 天龍「……」 青葉「天龍さん、龍田さんと何があったんでむぐぅ?!」 衣笠「…青葉、今日はやめてあげよう?」グイ 青葉「むむーっ…むー…」 天龍「……」ブクブク 天龍 龍田…… ブクブク ~~~ ~軽巡寮・球磨型の部屋~ 木曾「…で、気まずいから俺の部屋に転がり込んできた、と」 天龍「………おう」 木曾「……はぁ…」 天龍「……」 木曾「……バカだろお前」 天龍「……わーってる」 木曾「……」 天龍「…これからどうすりゃいいんだ?」 木曾「俺に聞くのかよ」 天龍「…こういうこと相談できるのお前だけなんだよ」 木曾「…一応聞いてやるよ」 天龍「……」 木曾「……」 天龍「…でもよ、俺が言ったことって間違ってねーだろ」 木曾「タイミングが間違ってんだよ」 天龍「……」 木曾「…まあ、その」 天龍「……」 木曾「…時間が、必要だな」 天龍「木曾…」 木曾「今日中にケリ付けるのは、無理だろ」 天龍「…おう」 木曾「お互いに冷静になれないだろうしさ」 天龍「…分かった」 木曾「……」 天龍「…お前んとこで寝てもいいか?」 木曾「……」ハァ 天龍「……」 木曾「…今日だけな」 天龍「…ありがとよ」 天龍「…狭い」ゴソゴソ 木曾「…シングルだからな」モゾモゾ 天龍「……」 木曾「…あっちのコタツで寝てもいいんだぞ」 天龍「…コタツで寝たら風邪引くらしいからやめとく」 木曾「どこ情報だよ」 天龍「……龍田」 木曾「……」 天龍「……」 木曾「でもお前バカだから風邪引かねーだろ」 天龍「龍田と同じこと言ってんじゃねぇよ」 木曾「……」 天龍「……」モゾ 木曾「…ちょ、キツい」 天龍「すまん」 木曾「……」 天龍「……」 木曾「…なぁ」 天龍「んだよ」 木曾「お互い眼帯外してるのって新鮮だな」 天龍「それな」 木曾「…お前んとこから時計見える?」 天龍「…あー…今11時」 木曾「……」 天龍「どうかしたのかよ」 木曾「そろそろ大井姉と北上姉が上がってくるから黙っとけよ」 天龍「なんでだよ」 木曾「大井姉がキレる」 天龍「……」 木曾「『北上さんとの寝る前のひと時を邪魔しないで』とか言い出すから」 天龍「…うわぁ」 木曾「ましてやお前が居るとなると尚更うるさいと思う」 天龍「…おうよ」 木曾「……」 天龍「……」 木曾「……」 天龍「……」スゥ... 木曾「……」 天龍「……」 木曾「…こいつ…もう寝たのかよ…」ハァ 天龍「……」スゥ... 木曾「…俺も寝るか」 木曾「おやすみ、天龍」 ~~~ 大井「むにゃ…」 北上「大井っち、あさだよー」ユサユサ 大井「んんぅ…きたかみさぁん…」 北上「大井っちー」ユサユサ 大井「ふぁ~…ふぇ?」ポケー 北上「おはよ、大井っち」 大井「おはようございます北上さん」 北上「大井っち珍しいね、あたしより起きるの遅いなんて」 大井「…うぅ、私としたことが、北上さんの寝顔が見れなかった……」 北上「?なに?」 大井「いいえ、なんでも!」 北上「…あれ?」 大井「どうしました北上さん?」 北上「いやぁ…あれ」ユビサシ 木曾「ぅ…おもい…」グデン 天龍「たつたぁ……」ムニャ 北上「なんで天龍がここにいるんだろ…」 大井「そ、そんなことよりも北上さん!」 北上「ん~?」 大井「今日は何の日か、覚えてますか?」 北上「え~…何の日だっけ…?誰かの誕生日?」 大井「違いますよぉ!今日は…」 ~~~ 球磨「とっとと起きるクマー!!!」バサァ 木曾「ぅおぁあああ?!」ビク 天龍「なななんだァ!?!」ビク 多摩「木曾、天龍。 もうお昼が来ちゃうにゃ」 球磨「起きてこないから二人の朝食は赤城と加賀が食べちゃったクマ!」 木曾「え?えぇ?!」 多摩「そしてもうお昼ご飯の時間にゃ」 天龍「マジかよ…!」 球磨「早く眼帯つけて食堂へ行けクマ!」ガオー 木曾「わ、分かった球磨姉!いくぞ天龍!」 天龍「おわぁ!?急に引っ張るなよ!」 ~食堂~ 天龍「……」モグモグ 木曾「……なぁ」モグモグ 天龍「……」モグモグ 木曾「普通さ、こういう時って眠れねぇハズだよな」 天龍「……おう」 木曾「なにお前ぐっすり寝付いちゃってんだよ」 天龍「…俺、寝付きいいし」 木曾「……」 天龍「…いつもは龍田が起こしてくれっからな」 木曾「……」 木曾「…龍田の件、どーすんだよ」 天龍「どうって…俺にもわかんねぇ」 木曾「……」モグモグ 天龍「……」 木曾「……」 天龍「…お前、海老フライの尻尾食うんだな」 木曾「…普通だろ」 天龍「いや、食わねーよ」 木曾「球磨姉も多摩姉も食ってるから普通だと思うんだが…」 天龍「あいつらは動物じゃん」 木曾「人の姉妹に対して酷くね?」 木曾「意外だな」 天龍「あん?」 木曾「お前がそんなこと気にするなんて」 天龍「じゃあお前骨取らずに魚食うのかよ」 木曾「極論だろ」 天龍「大体歯に刺さるじゃねーか」 木曾「あー…歯っつーか、歯茎?」 天龍「おう」 木曾「それは分かる」 天龍「だろ?」 木曾「でも勿体無くね?」 天龍「そうかぁ?」 木曾「しっぽだけ残すじゃん?」 天龍「おう」 木曾「中途半端にこの、身が若干残るだろ?」 天龍「…そのくらいよくね?」 木曾「あー分かってねぇ分かってねーわ」 天龍「はぁ?」 木曾「お前ここにどれだけ栄養詰まってると思ってんだよ」 天龍「結構みみっちいのなお前…」 木曾「食い物大事にしろってことだよ」 天龍「…そんなんだからバイト木曾なんだよ」 木曾「うっせーよバイト天龍」 木曾「思い出したように昨日のネタ言うのやめろよ」 天龍「はっはっは」 木曾「笑ってるとこ悪いが姉妹トラブル真っ只中だからなお前」 天龍「お前が代わりに謝ってきてくれよ」 木曾「無理だろ」 天龍「ほら俺の服と眼帯貸すから」 木曾「だから無理だっつってんだろ」 天龍「なんとなく似てるしいけるって」 木曾「似てるようで全然似てないんだよ俺らは」 木曾「ほらちょうどあそこに居るじゃん」ユビサシ 龍田「」モグモグ 天龍「うっわマジか」 木曾「ちゃちゃーっと行ってくるだけだろ」 天龍「やだやだ絶対行かねぇ」 木曾「いずれは解決しなきゃいけない問題だろうが!」ダンッ! 天龍「二人の空いた距離は時間が埋めてくれるって言うだろ!」ドンッ! まるゆ「ひぃ!」ビクッ 龍田「」チラッ 天龍「お前がでけー声出すからこっち見てるじゃねぇかよ!」 木曾「今がチャンスだろ行ってこいよ」 天龍「……」 天龍「…なぁ、おい」 まるゆ「ぇ、えと、私、ですか…?」 木曾「なんでまるゆに振るんだよ」 天龍「いいだろ別に、なぁまるゆ」 まるゆ「ぇ、あの、はぃ…」 天龍「実は…」 ~~~ 天龍「…ってことがあったんだ」 まるゆ「そうでしたか…」 天龍「こういうときどうすればいいと思う?」 まるゆ「ぅぁ、あの、それは、えーっと…」オロオロ 木曾「天龍、まるゆは姉妹がいねーんだからわかんねーよ」 まるゆ「ぅぅ…」 天龍「…そうか」 木曾「まるゆ、ごめんな」 まるゆ「ぃ、いえ!私もお役に立てなくって…すみません」 まるゆ「でも、ちゃんと龍田さんとお話して解決したほうがいいかと…」 天龍「……」 まるゆ「そ、それじゃ、ゎ、私はこの辺りで…」ササッ 木曾「じゃあな」 天龍「……はぁ…」 木曾「…やっぱりさ」 天龍「……」 木曾「話し合って解決しようぜ」 天龍「…おう」 木曾「……」 天龍「……」 木曾「龍田だって、どうしたらいいか分かんなくなってると思うぞ?」 天龍「…どうかな、アイツは」 木曾「今回はさ」 天龍「……」 木曾「ちょっと、特殊な状況だ」 天龍「ちょっとどころのレベル超えてるけどな」 木曾「…妹の立場から言わせてもらうけど」 天龍「………」 木曾「…こういうときくらい姉らしいとこ見せて欲しいんだよ」 天龍「……」 木曾「…多分な」 天龍「…仕方ねぇな、ったく」 木曾「ま、後はお前らの問題だからな」 木曾「俺は部屋で球磨姉達の相手してくるわ」 天龍「お前も大変だな」 木曾「ったく、テメーはテメーで俺の仕事増やしやがって」 天龍「悪かったよ」 木曾「じゃーな、いい報告を期待してるぜ」スタスタ 天龍「…木曾!」 木曾「ん?なんだよ?」クル 天龍「その……ありがとな」 木曾「…ああ」 ~軽巡寮・天龍型の部屋~ 天龍「すぅ~…」 天龍「はぁー…」 天龍「…よっし!行くぞ!」 天龍「…たっ、龍田!いるか!?」ガチャ 龍田「…天龍ちゃん」 天龍「おっ、おう、龍田…」 龍田「……」 天龍 やべぇコレどうすんだ何言えばいいんだ ダラダラ 天龍「その…さ…」オロオロ 龍田「天龍ちゃん」 天龍「あっ!お、おう、何だ?」 龍田「これ」スッ 天龍「?」 龍田「…今日、何の日か知ってる?」 天龍「…えーっと…何の日、だっけ…?」 龍田「バレンタインデー、でしょ?」 天龍「それで、コレか」 龍田「うん…」 天龍「…でも、俺、お前のこと」 龍田「……」 天龍「傷つけちまったし…」 龍田「うん…」 天龍「こいつを貰う資格なんて…」 龍田「天龍ちゃん」 天龍「ん…?」 龍田「謝らなきゃいけないのは、私のほうだよ」 龍田「…私ね、今日は天龍ちゃんに怒られると思ってた」 天龍「…龍田」 龍田「あんなことをして、本当は許される訳ないって」 龍田「でも天龍ちゃんは、私のこと心配してくれて」 龍田「悪くもないのに、こうやって謝りに来てくれて…」 天龍「…いや、俺も悪かったよ」 天龍「お前の気持ちなんて何にも考えてなかった」 天龍「正直、さ」 天龍「俺はいっつもお前にたしなめられて」 天龍「姉なのにわがままで勝手ばっかして」 天龍「そのくせ誰かを頼りにして」 天龍「お前も、迷惑だよな…」 龍田「そんなことないよ…!」 天龍「……」 龍田「だって、天龍ちゃんは、」 龍田「誰よりも仲間想いでいい娘だもの」 天龍「……」 龍田「もちろん周りを振り回して無茶しちゃうこともあるかもしれない」 龍田「でも、そういう真っ直ぐな所を」 龍田「私は誇りに思ってるの」 天龍「……龍田」 龍田「そのチョコレート」 天龍「あぁ」 龍田「日頃お世話になってる天龍ちゃんに」グスッ 龍田「大好きな天龍ちゃんに」 龍田「どうしてもあげたくて」 龍田「頑張って作ってたの」 天龍「うん……」 龍田「でも昨日はあぁいう風に言われて」 龍田「もう、ダメかもって…」 龍田「この気持ちを、伝えられないかも、って…!」グスグス 龍田「…ごめんね?こんな妹で」 龍田「…それから…大好き、天龍ちゃん」 天龍「…泣くなよ」 龍田「だっ、だって、だって!」 天龍「よしよし」ギュ 龍田「うえぇぇぇぇん... 」グズグズ 天龍「こんなに想われてたなんて気付かなかったよ」 龍田「ふええぇぇぇ…」グズグズ 天龍「…ありがとう」 龍田「うう、ぐす…」 天龍「そんで俺も、悪かった」 龍田「天龍ちゃん…」 天龍「やっぱりお姉ちゃんが居ねえとダメみてぇだな?」ハハッ 龍田「天龍ちゃんってば…」グス 天龍「これから辛いことがあったらお姉ちゃんの胸で泣いていいんだからな~?」 龍田「…天龍ちゃん、調子に乗りすぎよ?」ツネッ 天龍「痛ってぇ!なにすんだよ!?」 龍田「え~?なんか、ムカつくかな~って」クスクス 天龍「くそぉ!こっちが下手に出たらこれだ…!」 龍田「天龍ちゃん」 天龍「なんだよ、全く…」 龍田「今後ともよろしくね?お姉ちゃん?」 天龍「!今、お姉ちゃんって…!」 龍田「ん~?なんにも言ってないよ~?」グリッ! 天龍「痛ってえええええええ!!!」 ~~~ 天龍「…はぁ……」 木曾「…そんで、コレが貰ったチョコか」 天龍「おう、結局アイツには勝てねーわ…」 木曾「だろうなー」パカ 木曾「…うん、流石龍田。 美味いな」 天龍「って何勝手に食ってんだよ!!」 木曾「毒見だよ毒見」 天龍「その理屈はおかしいだろ…」 木曾「大体相談に乗ってやったんだからこれくらいはなぁ」 天龍「ったく…」 木曾「まぁ良かったんじゃね?」 天龍「仲が戻ってか?」 木曾「ずっとぎこちないまんまよりマシだったろ」 天龍「それはそうだけどよ」 木曾「一緒に出撃した時に『あっ、龍田…』みたいになるの嫌だろ」 天龍「怒られるだろうな」 木曾「周りにな」 木曾「あ、そうそう、後でまるゆにも報告しとかねーとな」 天龍「…あぁ、そういやそうだな」 木曾「あいつ困ってたぞ」 木曾「『天龍さんに物申して大丈夫だったでしょうか…』って」 天龍「謝罪も兼ねて報告に行かないとな…」 木曾「…お前これ食わねぇの?」モグ 天龍「さりげに食べ進めてんじゃねーよ」 木曾「あーもう半分ぐらいしかねぇよ」 天龍「お前食い過ぎだって!」 木曾「悪かったよ」 天龍「ったく…」 天龍「…美味い」 木曾「だろ」 木曾「…そういえばお前、龍田以外で貰った?」 天龍「何がだよ?」 木曾「バレンタインの」 天龍「…いや?」 木曾「だろうな」 天龍「…何だよそのしたり顔」 木曾「俺とお前じゃ違うんだよ…」 天龍「…えっっ」 天龍「えっ、お前、アレ、え?」 天龍「貰ってる…の…?」 木曾「おう」 天龍「おかしいだろ…」 木曾「んなことねぇって」 天龍「だ、大体俺ら女だしよ」 木曾「天龍」 天龍「あ?」 木曾「焦んなよ」ニヤニヤ 天龍「うをあああああ!!!」ブンブン 木曾「大丈夫かおい」 天龍「大丈夫なわけ…ねぇだろ…」 天龍「誰に…誰に貰ったんだ…」 木曾「まぁ球磨姉とか多摩姉とか駆逐艦の連中とか…大体皆くれるだろ」 天龍「いや、それはない…」 木曾「でもお前って慕われてそうなのにな」 天龍「誰にだよ?」 木曾「駆逐とか」 天龍「いや、舐められてるしそれは無ぇ…」 木曾「だからこそくれそうなもんだが…」 天龍「…お前はいいよな、実力が伴ってて」 木曾「なんだよ急に…」 木曾「確かに改二にもなれたけどよ」 天龍「そこだよ」 木曾「えっ?」 天龍「俺はほら旧式、とか初期艦とか言われてさ」 天龍「極めつけはフフ怖だ」 木曾「あぁ…」 天龍「『旧式のくせに何だコイツ』みたいな、さ」 木曾「……」 天龍「それに引き換えお前はそこそこの実力」 天龍「重雷装巡洋艦にもなれた」 木曾「…確かに、差はあるか」 天龍「何だよあのマント…」 木曾「支給品だよ」 天龍「お前だけクロスボーンガンダムフルクロスみたいになりやがってよぉ」 木曾「…悪いな」 天龍「俺だって好きで言ってんじゃない…」 天龍「マニュアルで言わされてるだけなんだよ…」 木曾「まぁ、うん」 天龍「…くっそー…」 木曾「なんか、ゴメンな」 木曾「ほら、俺の貰った分分けてやるからよ」 天龍「…余計に惨めな気もするんだけど」 木曾「こんなに貰っても消費しきれないからな」ドサッ 天龍「そんなに貰ってたのかよ…」 木曾「…俺、モテるからな」パカ 天龍「同じ眼帯なのにどうして差が付いたんだろうな」ガサガサ 木曾「俺もそう思う」モグモグ 天龍「これ、パウンドケーキかぁ…」 木曾「それまるゆがくれたヤツ」 天龍「マジか」 木曾「半分食っていいぞ」 天龍「へいへいっと」 木曾「うん、美味い」モグモグ 天龍「コレ、喉渇くな…」モグモグ 木曾「冷蔵庫にアレ、バンホーテン入ってるから飲んでもいいぞ」 天龍「缶?」 木曾「おう」 天龍「じゃあ貰う」 木曾「俺の分の桃水も取って」 天龍「はいよ」スッ 木曾「あ、それ多摩姉の」 天龍「こっちか」スッ 木曾「それそれ、さんきゅー」 天龍「」ゴクゴク 木曾「」ゴクゴク 天龍・木曾「「ぷはっ」」 木曾「…なぁ天龍」 天龍「どうした」 木曾「…お前にも改二、来るといいな」 天龍「…ああ」 木曾「……」 天龍「お前がクロスボーンなら、俺はダークハウンドだな」 木曾「そうだな」 ~軽巡寮・球磨型の部屋~ 天龍「……」 木曾「……」 天龍「今何時?」 木曾「そろそろ3時」 天龍「…アレ始めるな」 木曾「あー…アニメ?」 天龍「おう、艦これ」 木曾「リモコンどこやったっけ…あった」ピッ 天龍「遅れ放送って辛いよな」 木曾「地方はな」 TV「セカーイノースーベーテーガミイロニトケーテーモー」 天龍「…始まったな」 木曾「ああ」 天龍「……」 木曾「……」 天龍「…何で俺ら出てないんだろうな」 木曾「だよな」 天龍「…お前んとこ姉貴全員出てんのにな」 木曾「うっせーよ」 天龍「……」 TV「ナノデスー」 木曾「……」 TV「ハラショー」 天龍「…息抜き回っぽいな」 木曾「息が詰まるような展開なんて如月のくだりくらいだろ」 天龍「……」 木曾「……」 天龍「あのくだりホントいらなかったよな」 木曾「中途半端にシリアス入れるならどっちかに傾けってな」 TV「マイクチェックー」 天龍「……」 木曾「……」 天龍「腹減ってきたな」 木曾「この時間にカレーとかやめてほしいよな」 天龍「木曾」 木曾「んだよ」 天龍「レトルトでいいから作れよ」 木曾「やだよ俺観れねーじゃん」 天龍「…あー」 木曾「……」 天龍「…楽しそうだな」 木曾「…うちでもカレー大会やんのか?」 天龍「うーん…」 木曾「……」 天龍「みんなでカレー食べるだけになりそう」 木曾「炊き出しかよ」 TV「フーブキーノヨーウナー」 天龍「……」 木曾「…今週も終わりか」 天龍「木曾、終わったしカレー」 木曾「っち、分かったよ」 天龍「サンキュー!」 木曾「面倒臭い奴だな…」 ガチャ バタン 木曾「…部屋から出ると寒いな」 木曾「…ったく、アイツめ」スタスタ ~厨房~ 木曾「レトルトカレーは…」ガサガサ 木曾「あった」 木曾「鍋、鍋は…」 木曾「……」ジャー 木曾「……」コトッ 木曾「……」カチッカチ 木曾「…元栓閉められてんな」 木曾「……」キュッ 木曾「これでよし、っと」 木曾「…後は」 木曾「……」 木曾「…待ってる間暇だな」 木曾「……」 ~~~ 木曾「出来たぞー」ガチャ 天龍「おっ、コレコレ、これが食いたかったんだよ」 木曾「ったくよ…」 天龍「ルーの匂いが最高だなぁオイ」 木曾「冷める前に早く食え」 天龍「おい木曾!」 木曾「なんだよ」 天龍「お前コレ福神漬けとらっきょう入ってねーじゃねーか」 木曾「いちいち文句が多いなお前は…」 天龍「福神漬けとらっきょうが無ぇカレーなんて…」 木曾「……」 天龍「俺は認めないっ……!」 木曾「自分で取って来いよ」 天龍「木曾のアホー!」バタバタッ 木曾「夜中に騒ぐんじゃねーよ!」 大井「ちょっと!うるさいわよ貴女達!」クワッ 天龍「うぉあ!?」 木曾「すまん大井姉」 大井「まったくもう…」フン 天龍「……」 木曾「……」 天龍「…食堂行くか」 木曾「…おう」 ~食堂~ 木曾「…ちっと不気味だな」 天龍「なんだぁ?ビビってんのかぁ?」 ギィ.... 天龍「うわぁ!?木曾!」ギュッ 木曾「……」 天龍「……」スッ 木曾「お前のがビビってんじゃねーか」 天龍「違ぇからな!お前のことを守ろうとしただけだし!」 木曾「…ふっ」 天龍「くっそぉ…」 木曾「この時間に起きてんのって俺らぐらいだろうなー」パカ 天龍「川内とか起きてるんじゃねぇのか?」 木曾「アイツは9時ぐらいから騒ぎ出して2時にはお眠だそうだ」ビリッ 木曾「神通が言ってた」ポリポリ 天龍「…言うほど夜更かしって訳じゃねーんだな」 木曾「騒ぐだけ騒いでケロっとしてるところはお前にそっくりだけどな」 天龍「誰がトラブルメーカーだっつーの」 木曾「ハハっ」ポリポリ 天龍「……そのポッキーくれ」 木曾「…ん」スッ 天龍「これも貰ったやつ?」 木曾「おう」 天龍「誰にだ」 木曾「さあなー」 天龍「分からねぇのかよ」 木曾「だって箱詰めされて渡されたし」 天龍「は?」 木曾「こんくらいのみかん箱に、お菓子詰め込んであって」 木曾「横にペンで『木曾さんへ』って書いてあんの」 天龍「アイドルかよ」 天龍「お前名前付きで渡されんのに俺には無しなのな」ポリポリ 木曾「その辺は扱いの差があるよな」 天龍「…そういや誰が持ってきたんだよ」 木曾「箱?」 天龍「箱」 木曾「ああ、五月雨と潮が二人できたんだよ」 木曾「球磨姉と多摩姉の分も持ってな」 天龍「…慕われてんな」 木曾「まあな」 木曾「でも俺んとこ来てお前んとこにないってのはおかしいよな」 天龍「いや、どうだろうな…」 木曾「なんだかんだ言っても軽巡の先輩だし」 木曾「龍田とかもわりと慕われてるだろ」ポリポリ 天龍「うーん……」 木曾「…まあ来年に期待しようぜ」 天龍「…おう」 木曾「……」 天龍「……」ポリポリ 天龍「……」クカー 木曾「…おい」 天龍「……」クカー 木曾「天龍」 天龍「んぁ……」ムニャァ 木曾「…寝てやがる」 木曾「……」 天龍「キソー…」 木曾「…さーて、ペンはどこやったかな~」 木曾「」カキカキ 天龍「ウニャ……」 木曾「」カキカキ 天龍「……」 木曾「」カキカキ 天龍「タツタ……」 木曾「…うっし」 天龍「……」ラクガキマミレー 木曾「…起きた時が楽しみだぜ」 ~~~ TV「トッキュウジャー! 」 天龍「…んぁ?」 天龍「……」ゴシゴシ 天龍「朝か…」 木曾「おはよう天龍…ブフッ」 天龍「?なんだよ」 木曾「何でもねーよ」 天龍「??」 木曾「ほらこれ」スッ 天龍「…カフェラテか」 木曾「即席だけどな」 天龍「…」ズズッ 木曾「……」ズズ 天龍「…意外と美味い」 木曾「意外ととか言ってんじゃねー」 天龍「お前にそういうイメージなかったからな」 木曾「…だろうな」 TV「カメンライダードライヴ! 」 天龍「……」 木曾「……」 天龍「…仮面ライダーっていいよな」 木曾「正義のヒーローだからな」 天龍「俺もやりてぇなー」 木曾「何を?」 天龍「変身!…ってやつ」 木曾「あー、それな」 木曾「俺アレが好き」 天龍「何が?」 木曾「あの、半分で色違うやつ」 天龍「ダブルか」 木曾「それそれ、ダブル」 天龍「……」 木曾「いいよな」 天龍「俺も好きだ」 木曾「やっぱりな」 天龍「……」 木曾「……」 TV「タイヤコウカーン! 」 天龍「…思ったんだけどさー」 木曾「何を?」 天龍「俺ら二人でダブルやったら面白そうじゃね?」 木曾「あー」 天龍「俺が左でお前が右かな」 木曾「…待て」 天龍「なんだよ?」 木曾「それだと前が見えねぇ」 天龍「……」 TV「シグナルバイッ! 」 木曾「かっけーな」 天龍「俺らも必殺技欲しいな」 木曾「それな」 天龍「……」 木曾「……」 天龍「……」 木曾「…お前今必殺技の内容必死で考えてるだろ」 天龍「……何で分かるんだよ…」 鳳翔「あら?珍しいですね」スッ 木曾「あ!鳳翔さん、おはようございます」 鳳翔「ふふっ、おはようございます」 天龍「そうか、朝飯の時間か」 鳳翔「今日は日曜ですから皆さん遅いと思いますよ」 木曾「つったって、出撃組とかは早いっしょ?」 鳳翔「そうですね、もう出て行かれた頃かと」 天龍「…俺ら最近出撃してねーなー」 木曾「俺はたまーに出番あるけどな」 天龍「羨ましい…」 鳳翔「もしかしてお二人共、ずっと起きてらしたんですか?」ガサゴソ 天龍「だな」 木曾「おう」 鳳翔「もう…身体を壊してしまいますよ?」カチャカチャ 木曾「ははっ、すいません」 天龍「どうも眠れなくってなー…」 鳳翔「…そうだ、何か先にお出ししましょうか?」ザー... キュッ 天龍「マジすか?!」 木曾「お願いします!」 鳳翔「うふふ、わかりました」 鳳翔「はい、どうぞ」 木曾「…サンドイッチか」 天龍「おっ、ありがとうございます!」 鳳翔「ゆっくり召し上がってね…あら?」 天龍「ん?」モグモグ 木曾「…ぷっ」 鳳翔「ふふっ…天龍さん、凄い顔ね」クスクス 天龍「えっ」 木曾「あはははは…」 鳳翔「えーっと、はい、鏡」 天龍「どういうことだオイ…」ラクガキマミレー 木曾「は…っ、ダメだ腹痛ぇ…」 天龍「木曾テメェエエエ!!!」グイッ 木曾「あっははははははは!!」ゲラゲラ 天龍「チクショー!」 木曾「俺の前で居眠りするお前が悪い!」 天龍「調子に乗るなああああああ!!」 鳳翔「もう、二人とも…」 鳳翔「落ち着いてください」 天龍「ハァ…ハァ……」 鳳翔「ちょうど出撃した皆さんのためにお湯を沸かしてますから、お風呂入ってもいいですよ」 天龍「…あざっす」 木曾「…悪かったよ」 天龍「眼帯の下まで眼帯描きやがって…」 木曾「額の『Heaven Dragon』も頑張って書いたんだぞ」ゲラゲラ 天龍「ドラゴン族か俺は…」 木曾「あはははは」 天龍「笑いすぎだろ…」 ~脱衣所~ 天龍「……」ガララッ 木曾「…テンションひっくいな」 天龍「着替え取りに行ったら龍田にすっげぇ笑われた」シュルッ 木曾「だと思ったよ」パサ 天龍「お前もうこういうことやめろよ」プチップチ 木曾「さぁな?」 天龍「またやる気なのかよ」 ~浴場~ カポー... ン 天龍「くっそー…」ゴシゴシ 木曾「顔擦りすぎ」 天龍「コレ何で書いたんだよ…」 木曾「マッキーで」 天龍「通りで落ちねぇ訳だ…」ゴシゴシ 木曾「はははは」 天龍「笑い事じゃねーしお前のせいだかんな」 木曾「……」 天龍「あー…」ゴシゴシ 木曾「なぁ」 天龍「…んだよ」ゴシゴシ 木曾「お前ってさ」 天龍「おう」ゴシゴシ 木曾「地味にスタイルいいよな」 天龍「……」ゴシゴシ 木曾「……」 天龍「お前よりはな」ゴシゴシ 木曾「チッ」 木曾「…調子のんなよ」 天龍「…おかえしだよ」ゴシゴシ 木曾「……」 天龍「……」ゴシゴシ 木曾「……」 天龍「……」ゴシゴシ 木曾「えいっ」モミュ 天龍「ぅおあっ!?」 木曾「…でかい」モミュモミュ 天龍「おい!?放せよ!!」 木曾「…満足感がヤバイなコレ」 天龍「お前…流石にやりすぎだろ…」ゼェゼェ 木曾「悪い悪い」 天龍「くそ……」 木曾「……」 天龍「……」 木曾「…今度また揉ませて」 天龍「…ぶっ飛ばすぞ」 木曾「ほら、よく言うだろ」 天龍「…何が?」 木曾「女子校じゃよくあることって」 天龍「ここは鎮守府だぞ」 木曾「あー…」 天龍「……」 木曾「他人の胸を揉むって清々しいな!」 天龍「クズじゃねーか」 天龍「お前もされてみなきゃわかんねーだろ」グイ 木曾「うお、おい?!」 天龍「問答無用だ!」ムニ 木曾「あっ…」 天龍「……」ムニムニ 木曾「おぅふ」 天龍「…確かにコレはなかなか」ムニムニ 木曾「俺の時よりなげーんだけど…」 天龍「あっすまん」パッ 木曾「……おう」 天龍「……」 木曾「……」 天龍「……」ゴシゴシ 木曾「……」 天龍「……」ゴシゴシ 木曾「……」キュッキュ 天龍「……」ゴシゴシ 木曾「……」ザァー... 天龍・木曾 き…気まずい…っ…! チャプン... 木曾「……」チャプ... 天龍「……」ブクブク... 木曾「…なぁ天龍」 天龍「…おう」 木曾「…本当に悪かったと思ってる」 天龍「…どっちの事でだよ」 木曾「落書きの方も揉んだ方もだ」 天龍「…おう」 木曾「……」 天龍「…俺も悪かったよ」 木曾「…いいよ、俺気にしてねえし」 天龍「べ、別に俺だって…そんな、怒りすぎたと思ってるし」 木曾「……」 天龍「……」 木曾「……」 天龍「……」 木曾「自分から気まずい方向に持ってってるな、俺ら」 天龍「…そうだな」 ~脱衣所~ 木曾「で、お前いくつあんだよ?」 天龍「何が?」 木曾「胸」 天龍「…わかんねー」 木曾「ブラのタグ見りゃ分かるだろ」 天龍「…付けてねーしな」 木曾「はっ?」 天龍「…俺、ブラとか付けてないし」 木曾「え…常に?」 天龍「おう、いっつも」 木曾「なんでだよ?」 天龍「いや、付けるのめんどいしキツいし」 木曾「えぇー…」 天龍「なんか問題あるかよ」 木曾「…大丈夫なのか?」 天龍「んー…まあそんなに気にならないし」 天龍「どうしても、って時はブラトップ着てるし」 木曾「…なるほど」 ~~~ 天龍「…なぁ、とれてるか?」 木曾「大丈夫、気づかねーよ」 天龍「ったく、お前のせいで」 木曾「それ、言い出したらキリがないからもうやめようぜ」 天龍「…わかってる」 木曾「あー…飯食いに行くか」 天龍「今日の朝飯なんだろな」 木曾「匂い的に焼き魚っぽい?」 天龍「なんだよ、夕立の真似か?」 木曾「うっせーよ」 ~軽巡寮・天龍型の部屋~ 天龍「新しい武器が欲しいな…」 木曾「ふうん…」ペラ 天龍「……」 木曾「……」 天龍「……」 木曾「……」ペラ 天龍「反応しろよ」ペシ 木曾「痛てっ」 木曾「…別にどうでもいいしよ」 天龍「改二になった奴は余裕が違うなぁ」 木曾「そういうことじゃねぇけど」 天龍「俺だってよ…」 木曾「あーもう面倒臭い奴だな…」 天龍「……」 木曾「…天龍ちゃんはどんな新しい武器がいいんですかー?」 天龍「ムカつくな…ぶっ飛ばしていいか?」 木曾「…まあ落ち着けよ」 木曾「…あの剣じゃダメなのか?」 天龍「なんか、使い飽きた」 木曾「あぁ」 天龍「なんか他のかっこいいヤツが欲しいんだよ」 木曾「つったってな…」 天龍「なんだよ?」 木曾「アレ持ってないと怒られるぜ?」 天龍「マジ?」 木曾「多分な」 天龍「アレ一本ぐらい問題ないだろ」 木曾「マニュアルに載ってないか?」 天龍「あー…」 木曾「探せ」 天龍「分かった」 木曾「……」 天龍「えーと…確かこの辺に」ゴソゴソ 木曾「……」 天龍「あったあった」スッ 木曾「貸してみ」 天龍「ん」スッ 木曾「えーっと…服装規定のところかな」ペラペラ 天龍「……」 木曾「…装飾品…装飾品は…?」 天龍「……」 木曾「あった!」 天龍「あるのか」 木曾「ここだな」スッ 木曾「『規定された装飾品 刃物、銃器含む は必ず身につけること』」 天龍「……」 木曾「だってよ」 天龍「そっかぁ…」 木曾「あ、あと」 天龍「え?」 木曾「『艦にそぐわない装飾品の類は必ず外すこと』って」 天龍「ぅぇ…」 木曾「…そういうことらしいわ」 天龍「あぁ……」 天龍「仕方ねーか…」 木曾「まあ、バイトだしな」 天龍「おう…」 木曾「……」 天龍「……」 木曾「…正規採用試験受ければ?」 天龍「…自由度高いんだっけ」 木曾「らしいぜ」 天龍「あー……」 天龍「うちで正規の人っていんの?」 木曾「あー…鳳翔さんとか」 天龍「だけ?」 木曾「青葉も確か」 天龍「マジか」 木曾「お前もやってみれば?」 天龍「でもなぁ…」 木曾「あ、お前勉強できねーから無理か」 天龍「おう…」 木曾「…っていうか、俺としても反対だけどな」 天龍「なんでだよ」 木曾「もし取れたらさ」 天龍「おう」 木曾「多分だけど、異動になるだろ」 天龍「そうなのか」 木曾「鳳翔さん…は俺らより前からいるから分からねーけど」 天龍「ああ、青葉」 木曾「そ。 vip2ch. メタ情報•
次の
「、の潮です。 ・・・もう、下がってよろしいでしょうか?」 潮(うしお)とは、「」に登場する、の9番艦「潮」をにしたである。 担当は。 図鑑番号はNo. これが・・・、これが概要・・・! の十女。 として数えると20番艦になる。 外見的にはのとも言うべき、のに優しいの瞳、そしてのようなヘンテコな。 のが首から上だけになったようなものを抱えている程度で強く立つような特徴はない。 内面的にはにつつかれて 「ひっあぁぁぁぁっ!」「ひゃぁっもう、構わないでくださいぃ!」と えながら困惑して叫びを上げたり 、 「私でも、お役に立てたのでしょうか?・・・ああっ、みんな見ないで下さい。 恥ずかしいよぉ!」と 劣情を催す反応をするなど基本的になしいの様である。 また、電と同じく敵兵の救助があるためか、敵も味方も思いやる優しい面も併せ持っている。 いながらもそんな自分に自信を持ちたいと願い、をつつましいながら支える、潮とはそんななのである。 性ではほどではないにせよ他のよりも高い「運20」がを引く。 詳細は史実に譲るが、まともに動いていたのに数少ないまでの生き残り組であること、そして最後こそ襲で行動になったものの 付近にいる艦船の運でも吸い取ったのではないかと思われるほどの運が反映されたものと思われる。 が、諸ご存知のように潮の場合はここからが本番である。 そんな潮を艦隊に組み入れると、潮はであるためちょっとしたことで中破をしてしまう。 大を受けた潮を心配したが 期待しつつを向けると、そこにあったのは 『としては』なんて小細工がいらないほどご立な上部装甲なのであった。 「もかくや!」と言わんばかりの圧倒的な、普段は背気味で前屈みののためかその片鱗すら感じさせない豊かな双丘。 しかもダメ押しとばかり、急に発育がよくなった自分の身体に戸惑っている思期のを髣髴とさせる姿。 これこそが呼んだか 「」である。 なお、潮に隠れてみがちだが、実は艦であるも上部装甲に関して言えばとしてはそこそこいいものをお持ちになっている。 特にタンクが増設されているわけでもない最後の2隻に一体何が起こっているというのだろうか・・・。 もちろん前述のように潮にはこれ以外にもたくさんの魅があることは忘れてはならない。 を胸だけで判断するのはの上にも置けない下劣な行いである。 もう泣いてる軽だって末のの際に含めたの四人にが臨時追加されたが、こちらでも胸部の重装甲は健在である。 ちなみににが行きがちだが、両手に抱える首だけの方も中破時にはを回しており、同時に本人のヘンテコなも渦巻き状になっている。 何気に芸が細かい。 少し・・・自分が"改二"になれると良いなって・・・思います。 、たちはに始まるに向けての準備や、先にの告知がされていたのレベに励む中、より恒例の次回のの定期告知が行われた。 その中で・・・ さらに・・・に賀で生まれ、で奮戦奮闘し、最後の間もに在ったのさらなる装も、今予定です。 お楽しみに! 既存のに加えて告知されたこのに、たちは騒然となった。 この条件に当てはまるは潮1隻のみであり、直近のではされないにも関わらず潮と出来るという異例の告知であったと言える。 ・・・ 略 まさかのと同時、のが確定した。 の通りこの日は潮の工・就役日であり、以来の記念日となる。 そして、潮がされた。 は大方の予想を大きく下回る L0。 なお費も鋼材と何故か妙に安い。 潮自身は身体がりに成長 ただしはまさかの据え置き 、最近のによくある頭にを締めた姿なくらいで変化は少なめ。 対して擬装の変化は大きく、左腕に機部が追加、回りに爆を搭載し、 お染みのの連装がくなり何故か12. 7連装高に変化。 部の吸気口もからに準拠したものに変化し、上向きだった管が下向きになり、擬装の各部分にはとのが施されている。 連装に関しては後述する史実でに連装を託した事がと思われる。 も時に実際に施されていたものをにしている。 なお持参装備は機2つと下位爆となっており、 に描かれた高は持ってこないので注意したい。 はやのような対特化艦となっており、しかも極端に攻撃性以外に振られたものとなっている。 他は回避と索敵が高め、装甲はり。 運はと大幅に上昇したものの、には届かない程度に収まっている。 「」では対が重要な要素となっているため、は低くとも対に特化しの高い潮は同で十分な活躍をしてくれるだろう。 末のでにが追加されているが、潮には通常以外ににも別でされており(差分ではなく全別)のをに付けている。 しっ・・・史実を発見しちゃいました 皆さんは「」と聞くと何を思い浮かべるだろうか。 の殊勲艦、周囲が大打撃を受けながらも自分は軽傷で生き残り、『』と謳われただろうか。 自分も大破するが塞翁が的に功を奏して致命的な一撃を受けずに何度も立ち上がった『』だろうか。 『』とまで言われたに攻撃が集中するのをに自分は幾度も生き延びただろうか。 いや、まだいるのである。 まるで周囲の運を吸い取るがごとく、的なまでに要領良くを駆けたが・・・。 潮は1年、で工した。 一等に類別された潮は、その後艦の、、と共にを結成する。 潮のは第一次事変だった。 そこで長江域のに参加し、続けてにおいては、湾上陸、印のに参加した。 そしてが勃発。 ここから艦、との数奇な運命が始まることとなる。 あのと時を同じくして、潮は第七隊旗艦としてと共にミッドウェー撃に向かった。 この時 が同到着まであと1日と迫っており、と遭遇するも気づかずにするなど潮は速持ち前の運の良さを遺憾く発揮することとなる。 撃後は艦矢と合流して補給を受け、暮れにはに帰投。 続く、豊後に出現との緊急連絡を受けて行動中、錨地にて爆を誤って投下 してしまう。 だが 運よくが起こらなかったためか爆は放置された。 これが後にが爆沈した地点と同じであるため、この時潮が投下した爆がのか何かに反応してしたのが爆沈の原因なのではないかとする説もある。 (ではほぼ否定されているようではある) 翌には室戸岬で対潜中に号と遭遇し、まで護衛した。 潮、動の年の瀬である。 年が明けると、潮は進攻に参加することになった。 12年、潮は、、そして、の面々と共に陸軍兵団と軍陸が搭乗する輸送船隻を護衛。 しかしスラバヤ港で連合隊と遭遇。 これが後世電とが名を馳せることになるの始まりだった。 潮も9本を発射したが戦果はなく、逆に前部煙突を半分ほど吹き飛ばされてしまった。 一方、潮もにパウン西で浮上航行中のパーチを発見、翌日にかけてこれを撃破した際にパーチ乗員を救助している。 電にも似た潮の優しい性格はここからきていると思われる。 一見似ている両者の行動だが、と電は他の艦が沈めた艦船の乗組員を救助し、その後すぐに連合船へ引き渡したのに対し、潮は自分が沈めた船の生き残りを捕虜にした、と言う点で違いがある事には注意。 ただし、戦時中であったため例え救助したとあっても敵兵は捕虜にするのが当たり前だったことにも考慮する必要があり、どちらかと言うと、電の例の方が特殊なだったのである。 の占領後、潮はに参加した。 この戦にて潮は当初、を護衛。 それを途中からに託し、自分はの直衛に回る。 その後潮一行まに隠れた事により敵艦載機のを逃れてほとんど被弾がなかった。 一方、 の方は逆に艦載機が殺到。 が猛を受けてが2度も「敵沈」と誤報を出すほどにされてしまった。 結局はものの見事に大破。 が全然関係ない事までを押し付けられて死ぬほど怒られまくる一方、潮は一切お咎めしで済んでしまった。 あのには、ュー部隊として参加。 その後はに進出している。 の上陸ではを率いてにルンガに突入。 しかし輸送船団はツラギに退避していたため、りに終わる。 しかし 翌日に第八艦隊が再度突入した際にはも戻ってきておりが勃発。 潮はの差でを免れている。 年には、からに戻るを護衛。 ちなみにこの半年後には爆沈しているが、その原因が潮であるとの説があるのは前述の通りである。 の運をも吸収した潮は、再びと共にに参加。 はおそらく何か嫌ながしたことだろう。 ここで先に突入していたが一気にかれて。 は沈没寸前のの救助へ回ることとなった。 は奮闘したがの損はしく、結局はでに撃処分を施すハメになる。 一方、潮の方はと言うと損傷したの救援に向かう。 随伴中は 近くにいたに艦載機の攻撃が集中するなどを守りながら行動したが、ミンオでの応急を行った後にをして航行していたところ艦載機隊に遭遇。 は艦上にいたのほとんどが戦死し、『死の船』と言われるほどの大損を負ったものの 潮はちゃっかりかわしての者を救出。 まだ運を吸うか。 結局潮は(と、さっきまでの)に全を込んだに余が残っていなかったために損失しであったと言う。 その後は上護衛・輸送に従事。 その中でと共に第多号に参加することとなる。 はもう泣きたくなっていたに違いない。 が、この時は潮の運が勝ったか、それとも別行動をとらなかったのが功を奏したか1隻を失っただけでは成功している。 その代わり、次の第多号はあのも沈むなどに近い大損を被った。 にマ湾で襲を受ける。 これを何とか切り抜けた潮は沈没寸前のを壊滅状態のドックまで航した。 これだけならちょっといい話で終わるのだが後の13日に再びマ湾で襲を受け、 この時には沈没。 流石に運も切れてきたのか潮も 右舷機を損傷、片肺のような状態になってしまう。 に応急を了し、本格的なの為にと共にをす。 この頃からがに編入されている。 しかし はの攻撃を受け艦尾を切断、への帰還がとなってしまう。 と別れた潮は単独でをし、途中で輸送船団と出会い護衛をしながらやを経由し、 事に港に辿り着いた。 に辿り着いた潮であったが、ここでも機のをする事はわず、最後の時までそこで過ごす事になる。 航行の潮はやから編入されてきたと行動を共にすることも出来ず、が出来た事といえば 度重なる損傷で大破したのの代わりに自身のを託す事くらいであった。 とは号に参加し、はそこで戦没、は中で損傷した為参加できず、後はの警備任務に回される事となる。 、が最初から最後まで所属し、のでもあったは解隊される。 同年に予備艦となる。 い話が処分待ちであり、艦艇としての潮の役はほぼ終わってしまう。 それでも何か用途が考えられていたのか、実際に潮が解体されたのは復員船として働いたやよりも遅く、賠償艦としてに渡ったとを除けば一番最後だったりする。 、の居る軍港がの襲に見舞われる。 この時の潮はや機も全て陸揚げされており ほぼといっても差し支えない状態であったが、 にはかったのか敵の攻撃は潮と同じく に停泊していたに集中。 は損傷するが潮には大したはかった。 の襲ではにと大破着底だった事を考えれば、ここに至るまでの運が尽きていなかったのか、いは沈んでいった達の思念がを守ったのだろうか。 とにかくは沈まなかったのだ。 、ついに運命の日を迎え、の戦いは終わりを告げる。 には除籍され、は港の片隅からのどん底に沈むを見守り、その復を最後まで見届ける事なくに解体された。 でのの沈時のは、動の時代を潜り抜けた自身の一生を振り返ってのものだと(損傷以後をした)筆者は考えている。 潮・・・、みんなを守れた・・・か・・・な。 関連動画でしょうか・・・?ああっ、みんな見ないでください!恥ずかしいよぉ! あのっ、関連静画が・・・そのっ・・・.
次の