唾液(つば)は耳の前にある耳下腺や下顎の内側にある顎下腺で作られ,口腔内に排出されますが,唾石(唾液の出る管にできる石灰化物)が生じると唾液が出にくくなり,唾仙痛(食事時の唾液腺の痛みと腫れ)が生じることがあります。 時に感染が生じ,顔が腫れるなどの症状が出現し,反復することが多いです。 このような場合には唾石を摘出する必要がありますが,従来から行われている口腔粘膜や皮膚を切開する方法では,舌神経麻痺(舌がしびれる)や顔面神経麻痺(顔の動きが悪くなる)の可能性がありました。 そこで,われわれは唾液腺開口部(唾液の出口)から細い内視鏡を挿入し,唾石や粘液などの障害物を確認し,唾液の出る管の中からそれらを摘出する内視鏡下摘出術を行っています。 皮膚を切開する顎下腺摘出が必要と診断されても,当科では内視鏡下で低侵襲に唾石を摘出できる場合もあります。 初診(最初の受診)時にCTなどの検査と手術説明を行い,次回受診時は手術になります。 唾石が小さい場合には,局所麻酔の日帰り手術(30分程度)が可能な場合もあります。 唾石の大きさが大きい場合には管の中で破砕して内視鏡下に摘出するため,全身麻酔で行います。 その場合の入院期間は2泊3日(3泊4日)です。 神奈川・東京・千葉・埼玉といった関東だけでなく,日本全国や海外(アメリカ・スペイン・シンガポール・マレーシアなど)からも多くの患者さんが受診されています。 顎下腺摘出が必要と診断されても,当科では内視鏡下で低侵襲に唾石を摘出できる場合もあります。 低侵襲手術のご希望がありましたら,紹介状(できれば画像データも)を持参のうえ、ご相談下さい。 学会などで不在のことがありますので,メールか電話で診療可能かご確認下さい。
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はただの駅ではありません。 建物全体が巨大な 石の博物館 なのです。 駅ビル正面の柱には288種類の石材標本が展示されています。 説明書きによると、ここに展示されている288種類のうち、には 73種類の石材が使われているとのこと。 一体どこにどんな石材が使われているのでしょう。 その謎を解き明かすため、京都駅を愛する後輩らと一緒に、丸一日掛けてを歩き回り、石材探しをしてきました!! 先行研究調査 駅ビルの柱に展示されている石材標本は288種類と多すぎるので、まずはに建材として実際に使われている73種類の石材リストの入手が先決です。 20年前の『地学研究』に「新の石」という記事を寄稿されたの研究員さんにお話を伺いに行ってきました。 軽やかなフットワークで、図書館での記事入手から著者のアポイントメントまでさらっとこなしていた後輩ふとんくんに感服です。 日本中の岩石がひしめき合うように展示されてます。 ギフトショップで売られていた豚肉石。 ラベルも凝ってる。 おなじみ方解石。 が面白い。 どんな方解石も必ずこの角度で割れるらしい。 記事「新の石」に「益富地学会館には全リストがあります」といった記述があったので期待していたのですが、著者の研究員さんに伺ったところ、執筆から20年経っていてリストはもう残っていないとのことでした。 あったとしても73種類ではなく288種類のリストだったとのこと。 駅ビル建設でどこの石材業者が儲かったのかといったブログに書けないような話もあったり。 駅ビルで石材探しをすると言ったら「 石材の色合いよりも粒を観察するとよい」というアドを賜りました。 後に実感したのですが、駅ビルの中では照明によって石材の色が変わっていて、必ずしも本に載っているような色合いになっていないのです。 の場合は粒の大きさや割合、の場合はその模様に注目するのがおすすめです。 《後日談》石材リストがないなら作ればよいじゃない、ってことで先日ブログに288種類の石材まとめ記事を掲載しました。 恐らくインターネット初公開資料。 興味のある方はこちらも是非ご覧ください。 ただひたすらに石材が並んでいるだけの記事ですが。 この288種類のうち、実際にに建材として貼られているのが73種類です。 石材探しの秘密道具 さあ京都駅にやってきました。 カラー図版で石材が種類・色ごとに紹介されています。 全国建築石材工業会が監修しただけあって、石材が全国のどの建物で使われているかという情報が載っていて面白いです。 『原色石材大事典』(全国建築石材工業会, 2016)読了。 やといった分類ぐらいは見分けられそうだけど、やっぱりティーローズやテキサスピンクのような「石種」まで見分けるのは至難の技だな。 この本に収録されてるものだけでも244種類もある。 — 風霊守 fffw2 あとは事前に撮影しておいた 石材288種類の写真を持ってきました! を持っていないので、ノートパソコンで…… 一方、後輩らはでした。 羨ましくなんかないもんね!(ください) ちなみに、ふとんくんも私とは別に288種類の石材写真を撮っていました。 京都駅 石の博物館の288種類の石材を全て撮影した。 途中で外国人が「fantastic!」って言いながら一緒に写真撮り出して笑った — 城井ふとん futon345 今回は あらかじめ撮っておいた石材標本の写真を実際の壁や床の石材と比較する という作戦で、石材の特定を試みました。 これなら石材を少しかじっただけの素人でもそこそこの精度で石材の種類を特定できます。 本当はに使われている73種類の石材がピンポイントでわかればよいんですけどね。 288種類も情報が与えられているのでハードモードです。 特に白系の大理石は全然違いがわかりません。 ちなみに建築ガールのぴょんさんは『』を持ってきてくれました。 にはや地下鉄や新幹線の京都駅がくっついているので、どこからどこまでが設計の(73種類の石材が貼られている)なのかを調べるためにこの本も役立ちました。 建築系の子がの図面を持ってきてくれた。 — 風霊守 fffw2 京都駅中央口 まずは石材標本が展示されている柱の石材から。 石材標本と柱の石材を直接見比べることができて簡単なので、小さなお子様にもおすすめです。 完全に一致 — 城井ふとん futon345 ヴェルデフォンタイン(ベルデフォンテン)は頻出石材なので必ず覚えておきましょう。 ヴェルデ verde はイタリア語で「緑」という意味。 大粒の斑晶が特徴的なラパキビです。 中央口はの宝庫です。 ヴェルデフォンタインの他には ハッサングリーンや バルチックグリーン(バルチックブラウン)といった石材が使われていました。 クソムズ — 城井ふとん futon345 の入口は、 マルチカラーレッド、 ロッソ、 レッドといった赤色系の石材で飾られてました。 ロッソはの一種なので、化石も見つかりました。 前で化石発見、ログインボーナス! — 城井ふとん futon345 の ベレムナイトの化石(横断面)かな? グランヴィアは建物の中も石材の宝庫です。 フランスの ランゲドックが使われていました。 赤地に流れる白い模様が美しいです。 壁の上部にある灰色と茶色の石材で作られた縞模様も気になりますが、高い位置で照明も薄暗かったので種類は特定できませんでした。 今回は調査できなかったのですが、のチャペル()では、バージンロードに大理石、祭壇にが使われているそうです。 の対岸にあるでは、グランヴィアとは対極的に緑色〜黒色の落ち着いた色合いの石材が使われていました。 ネロマルキーナ(ネグロマルキーナ)は黒地に白線が不統一に流れる大理石です。 ネロ nero はイタリア語で「黒」という意味。 シックな雰囲気なので屋内でも使われていましたが、ひび割れが酷かったです。 一部にガムテープも貼ってありました。 実はネロマルキーナは風化が激しく表面剥離が起きやすいという欠点があります。 ボロマルキーナ 大理石を見たら化石を探しましょう! のネロマルキーナにも貝の化石が含まれていました。 岩をスライスしているのでのようになっていて面白いです。 の奥にある居酒屋徳兵衛の壁には 台湾蛇紋岩が使われていました。 蛇の体表のような模様が面白い鮮やかな緑色の石材です。 京都 では白の大理石がふんだんに使われていました。 白い大理石は特徴を見出しにくく特定が比較的難しいです。 なんとか特定できたものを少しだけ紹介します。 南北連絡通路 を南北に貫く連絡通路では、黒や白の光沢のある石材が使われていました。 待ち合わせ場所としてよく使われているスバコ前は、イタリアの ビアンコカラーラがたくさん使われていました。 のにも使われている大理石の代表石種です。 地下街 地下街でも石材がたくさん使われていました。 おなかがすいてきて早く地下街のレストランに行きたかったので、特定したのはとりあえずこの柱だけ。 ちなみにポルタまで行くと、そこはの範囲外になります。 高級石材ばかり見てきたので、目が肥えてしまい、ポルタの床が急にチープに見えてきました。 床に使われている石材は テラゾと呼ばれる擬石です。 粉砕した大理石やをセメントや樹脂と練り混ぜて作った石材で、天然石に比べて耐久性が強いという利点があります。 値段も安いので、スーパーマーケットの床などでよく使われています。 大階段 といえば171段ある大階段が有名です。 マルチカラーレッドや ニューインペリアルレッドといった王道の赤色系が使用されていました。 設置されているオブジェも真っ赤です。 南広場 の隠れた名所、南広場。 人通りが少なくて静かな空間です。 軽い気持ちで最後に立ち寄ってみたのですが… 最後にの南広場に足を運んだら石材の種類に圧倒された… あまり人が来ないので余った石材をとりあえず貼りまくったのではないかと疑ってしまうほどだ。 — 風霊守 fffw2 石材多すぎ。 大量の石材に圧倒されてしまって、あまり特定はできてません。 まだまだたくさんあるの石材 今回の石材探しでは、の73種類の石材のうち、約20種類の石材を見つけることができました。 頑張りましたが、石材コンプリートまで、まだ約50種類もあります。 屋上の大空広場や0番ホームなどにも石材は隠れていそうです。 みなさんも京都にお越しの際は、ぜひ駅ビルに使われている石材を観察してみてください。 「こんな石材があったよ!」という情報提供をお待ちしております。 石材上級者の方からの「間違ってるよ!」というご指摘もお待ちしております。 追記:宝石発見! 2年前に京都駅で ガーネットを含む石材を見つけたので、載せておきます。 インドの チダホワイトかな。 ブラジルの でした。 京都駅の柱に使われている片麻岩、よく見ると大粒のガーネットが無数にある!! — 風霊守 fffw2 ちなみに側はではなくの建物なので、の範囲外です。 よって73種類の石材には含まれません。 お間違えなく。 リンク• 街中での石材探しのお供にどうぞ。 Togetterまとめ(ふとんくんが一連のツイートをまとめていました) 参考文献• 吉村隆男「新の石」 (日本地学研究会『地学研究』 46 4 , p. 244-246, 1998-03)• 『原色石材大事典』(全国建築石材工業会, 2016)•
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錬金術というのは、ありえないことを実現させる術のことであり、その1つとして金属から金を作るなどと言ったことが挙げられました。 では、この錬金術によってありえないことを実現させる方法というのは、一体どのようなことが挙げられるのでしょうか。 錬金術によって何気ない金属を金に変える方法としては、 まずは金属の特性を調べるところから始まり、そしてその金属を熱したり削ったりした後に他の金属と合わせるという、いわゆる 合金によって金を作り出す方法が挙げられます。 またその他には、 金属を溶かすことが挙げられますね。 しかし実際に金属を溶かすと言われても、その溶かしたもので何が作られるのか気になりませんか? これ、実はこの方法によって 塩酸や硝酸などといった薬品が作られるのですよ! 実際には何気ない金属を金に変えるという目的から始まったこの錬金術ですが、 今では薬品以外にも最新技術の手助けする役割も担っています。 今ではそこまで合金を作ったり金属を溶かすといったことは難しくありませんよね。 1828年、エジプトにはテーベという古代ギリシャの墓地があり、そこである書物が発見されたのです。 それが パピルスと呼ばれるものでした。 そうしてこの「パピルス」の発掘から錬金術は始まり、次第にイスラム帝国や西ヨーロッパ、それからインドや中国で錬金術が普及するまで拡大されていったのです! Sponsored Links 今私たちの周りに存在する最新科学は、日に日に進化を遂げています。 しかしこの錬金術は、 長い年月をかけて今の時代まで拡大していきました。 実際に、錬金術が科学最新技術の元になっているのも今では多く存在しています。 そう考えると、錬金術は現代にまで受け継がれていると言っても過言ではないですよね。 錬金術師は実在する? これまで錬金術についてお話ししてきました。 錬金術という言葉を耳にして、1つ思い浮かぶことはあります。 もしかすると、あなたも一度は錬金術師という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。 では、実際のところ錬金術を実践した、いわゆる 錬金術師と呼ばれる人は実在していたのかということです。 確かに錬金術師という言葉を耳にすると、「え〜、そんなの本当にいるの?」と思ってしまいますよね。 しかし実はなんと、 有名な錬金術師がドイツに実在していたのです! ドイツといえば、アインシュタインやワクチンなどと言った多くの偉人が存在していたことで有名ですが、なんと錬金術者まで存在しているのは驚きですよね。 ではその錬金術者は誰なのかというと、 パラケルススと呼ばれる人物です。 パラケルススはどんな人なのかということですが、彼はもともと 医者でした。 しかし彼は欧米の西部各地を渡り、錬金術師として自然哲学などについての錬金術を学んだのです。 彼が錬金術師であることは、もはや伝説とまで言われるようになりました。 それもそのはず、普通に考えても錬金術師っていないものですよね。 そしてパラケルススは、なんと1人の錬金術師として 「賢者の石」と呼ばれる伝説の石を精製することに成功したのです! (もしかして賢者の石って、あのハリーポッターの…) そんな伝説の男であるパラケルススは、なんとタロットカードのモデルになっているのですよ! 賢者の石を作ったのは1人だけじゃない!? 錬金術によって「賢者の石」の精製に成功した人がパラケルススであることはわかりました。 しかし実のところ、賢者の石の精製に成功した人は1人だけではなかったのです。 というのも実は、 賢者の石の精製に成功したのは、3人もの錬金術師がいるのです! つまり、3人の中の1人がドイツの錬金術師である パラケルススであるということです。 では残りの2人は誰なのかというと1人はスペインの錬金術者である サンジェルマン伯爵です。 そしてもう1人はフランスの錬金術師である フラメルという人です。 しかもその中でも今紹介した3人は、 数ある錬金術師の中でも有名な錬金術師なのですよ! しかし、どの錬金術者が一番有能だったのでしょうか。 錬金術内の社会が気になりますよね。 それでは最後に錬金術についておさらいしましょう。 まとめ 今回は「錬金術」についてお話ししました。 実際にきちんとした歴史がある錬金術ですが、錬金術が最新技術の発展に大きく貢献していると言っても過言ではありません。 もともとは金属で金を作り出すことが目的として作られた術と言われているのですが、今では薬品の開発にまで発展を遂げています。 こちらもご覧ください。
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