広島県内で28日、新たに19人が新型コロナウイルスに感染したと、各自治体が発表した。 約2カ月ぶりに感染者が公表された今月1日以降、1日当たりの人数では最多。 再陽性を除く今月の感染者の合計は117人となり、100人を超えた。 専門家は「誰がどこで感染してもおかしくない状況だ」と警鐘を鳴らす。 公表主体別は、広島市13人、広島県5人、福山市1人。 県によると、熊野町と大崎上島町で感染者が確認されたのは初めて。 今月の合計の117人のうち、広島市の公表分が85人と7割余りを占める。 市内で3〜5月に約2カ月続いた「第1波」の感染者の83人を上回り、感染が急速に再拡大。 接待を伴う飲食店のクラスター(感染者集団)をはじめ、市立学校に通う子どもや大学生、県外と往来した人など、感染者は多様化している。 年代別では、今月前半は30代以下が多かったが、後半に入って40代以上が増えているという。 市役所で記者会見した市の阪谷幸春・保健医療担当局長は「感染に面的な広がりが出ている。 社会経済活動と感染防止策をどう両立していくかが重要だ」と訴えた。 県の田中剛・健康福祉局長は県庁での記者会見で、今月は高齢の感染者がほとんどいないと説明。 「第1波のような施設内感染がない。 市中で、かつ若い人を中心とした感染者の増加が続いている」として、市中感染への警戒を強めた。 広島大病院(広島市南区)感染症科の大毛宏喜教授は「今月は会食の場などでクラスターが相次いでいる。 感染は身近に迫っているが、冷静さを失わず、3密を避け、手洗いを徹底するなどの対策を続けてほしい」と呼び掛けている。
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広島県で新型コロナウイルスに感染された方が確認されました。 先月24日に発熱などがあり検査して陰性でしたが、今月2日に再度発熱などの症状が出たため、検査したところ「陽性」が判明しました。 また他の3人もいずれも広島市在住で一人はクラスターが発生した佐伯区の障害者支援施設・「見真学園」の50代の男性入所者です。 別の一人は40代の女性薬剤師でウォンツ舟入市民病院前店に勤務し、先月29日に頭痛などの症状が出てきのう陽性が判明。 感染経路は今のところ不明です。 きのう夜には感染症指定医療機関の舟入市民病院に入院しましたが、軽症だということです。 見真学園では13日に20代の女性職員の感染が明らかになってから、きょうまでに職員と入所者合わせて50人の感染が確認されています。 県内の感染者は計90人。 広島市では福祉施設で介護職をしている20代女性ら職員5人と施設入所者17人の計22人が感染し、クラスター(感染者集団)が発生したとみられる。 広島市の施設入所者のうち6人は20~40代男性。 他の入所者、職員計15人については14日に検査結果が出たが、年代、性別などは市が確認した上で今後発表する。 いずれも軽症という。 20代女性は9、10日に感染が確認された広島市立大の20代男子学生2人と3月29日に市内の飲食店で会食している。 市はこの他に同施設入所者と職員計約90人の検査を進めている。 県の発表は、クラスターが発生した三次市在住の70代と80代の女性2人で、感染者が多く出ている通所介護施設の利用者の家族。 同市のクラスターによる感染者は32人となった。 福山市は、日本鋼管福山病院(同市)の医療事務の30代女性。 総合外来の受付で、患者の案内にあたる。 感染経路は不明。 濃厚接触者は同居の夫で、その他について把握を進める。 女性は指定医療機関に入院し症状は安定しているという。 広島県三次市にある「デイサービスセンター水明園」 以下は前日までのニュースです。 県によると、三次市の22人のうち17人は、市内のデイサービスセンターの通所介護を利用していた70~90代の女性15人と男性2人。 残る6人は、9日に感染が確認された同市の80代女性の知人や、この女性に訪問サービスを行い、感染が確認されている50代の訪問介護員女性の親族たちで、女性5人と性別非公表の1人。 各地の新型コロナウイルス情報まとめ.
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新型コロナウイルスの感染拡大で、広島県は21日、県内のホテル1カ所で軽症や無症状の感染者の受け入れを始めた。 約130室あり、先に選んでいた広島市のホテルとは別という。 ホテル名は公表していない。 県によると、21日に受け入れを始めたホテルには、同日に感染者1人が入った。 滞在中は外出できず、常駐する看護師が感染者の健康状態を確認する。 PCR検査で2回続けて陰性になれば、自宅へ戻れる。 県が当面1カ月の予定で1棟全体を借り上げた。 一般客は泊めない。 重症化の危険がある高齢者や持病がある人、免疫が低下している妊婦たちは、従来通り病院へ入院してもらう。 県は軽症者たちを受け入れられるかどうか県内の宿泊施設に意向を聞き、部屋数や規模、感染者のプライバシー保護などの観点で選定を進めていた。 広島市のホテルでは地元住民から不安の声が上がり、引き続き受け入れへ調整を続ける。 (樋口浩二).
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