錦織に必要な「省エネ」での勝ち上がり 春先にはマイアミとモンテカルロで初戦敗退しており、異なるサーフェスだったとはいえ不調な時期があった錦織圭。 ところが、2019年の全仏オープンでベスト8という好成績を収め、グランドスラム4大会連続で8強以上への進出という記録も残した。 ファンも、このような「カムバック」は予想していなかっただろう。 ベスト8に残ったのは、ジョコビッチやナダルをはじめ全員が上位シード選手。 ならば、そこに残った錦織も評価されるべきだ。 また、もしも序盤から錦織が「省エネ」の勝ち方をしていれば、「ナダルに善戦できたのでは?」という見方もある。 そこで、2019年全仏の準々決勝までに、錦織が超えなければならなかった壁の一つ「BIG3(ジョコビッチ、ナダル、フェデラー)」と比べて、どのくらい長くコートに立っていたのか、落としたセット数や許したブレークの数はいくつなのか検証してみた。 3回戦では4時間26分のフルセットマッチ、4回戦では2日間にわたって3時間55分のフルセットマッチと、準々決勝までに13時間22分もコートに立っていた錦織。 一方、BIG3は全員が10時間以下。 特にジョコビッチと錦織の合計試合時間には、約7時間もの差がある。 この原因は、まずは落としたセット数だ。 BIG3は0か1に抑えているのに対し、錦織は5つのセットを落としている。 もう一つ、BIG3と比べて被ブレーク数が圧倒的に多いことも、試合時間を長引かせる要因として考えられる。 錦織のブレーク数は31と4人の中で最も多いが、BIG3が5以下の被ブレーク数も18と多い。 このことから、錦織はサービスキープの安定感が欠けていると考えられる。 タイミングにもよるが、ブレーク数に対してこれだけ被ブレーク数が多いということは、相手を圧倒することは難しくなる。 また、リードしていてもすぐに追いつかれる可能性もあり、簡単に1セットを取れなくなることにもつながる。 しかし、BIG3は試合がもつれるほどのブレークは許さず、盤石な試合運びで「省エネ」の戦い方を実現した。 ブレークのチャンスを逃さないこと、要所でのサービスキープができるかどうかが省エネ試合のカギになることは間違いないだろう。 ウィンブルドンへの課題は明確 準々決勝後に記者会見に応じた錦織は、体力面について「15とか20のタンクしかなかった」と評しており、やはり原因はこれまでの勝ち上がり方にあったことが明確。 自身の課題が明らかになった今、最低でもストレートで勝てそうな相手には盤石な試合運びが求められる。 今年で30歳。 グランドスラム制覇までのチャンスや体力のリカバリー能力を考えると、体力をしっかりと残した状態でBIG3などの高いレベルの相手との試合に臨みたいところだ。 とはいえ、2012年全豪の4回戦や、2014年の全米4回戦でのフルセットマッチで最終的に勝ち切れる強さがなければ、グランドスラム全大会での8強進出以上はなかったとも言える。 錦織のフルセットの勝率を考えれば悲観することはないが、これからのシーズンに向けて体力を残す勝ち方は急務だろう。
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新型コロナウイルス感染拡大のため、試合が行われる環境をつくれないため、中止が相次ぐ• ATPテニスツアーを8月から再開することを発表。 今年は2大会が連続して行われる。 新型コロナウイルス感染予防のため、会場をシンシナティから「」と同じ ニューヨークに変更。 テレビ放送 放送の種類 放送の有無• で視聴可能• 「男子テニスATP1000」の試合をテレビや動画配信サービス(VOD)で見るには、WOWOWに加入した上で、インターネット環境で「 WOWOWメンバーズオンデマンド」を使用するとLIVEで見られるようになります。 CSだとスカパー!の「GAORA」に加入すると視聴可能。 映像を録画保存したいのであれば「スカパー&GAORA」に加入しましょう。 スカパー!「GAORA」に加入すると、動画配信「スカパー!オンデマンド」でも視聴できるようになります。 BS朝日はATP500のみの放送になるので今回は放送はありません。 「ロジャーズカップ 2019」と同じくNHK-BS1で6試合テレビ放送されます。
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引用元:rolandgarros. com 2回戦以降の対戦相手の見込みは、• 2回戦 ツォンガ• 3回戦 ジェレ• 4回戦 メドベージェフ デミノー カレノブスタまたはペール• 準々決勝 ナダル• 準決勝 フェデラー• 決勝 ジョコビッチ 全仏オープン2019錦織圭の試合日程と結果 ラウンド 相手 試合日程 結果 準々決勝 R. ナダル選手は試合後、錦織選手は疲れていた、と発言しています。 準々決勝にが始まる時点で錦織選手が最も長く試合をした選手。 13時間以上でした。 第1試合は日本時間午後9時から女子シングルスの準々決勝です。 錦織選手の試合は日本時間で午後11時頃の見込み。 準々決勝の相手は第2シードのナダル選手です。 出典:fft-rg-site. cdn. prismic. io これまでの戦績は、• 錦織 6-2 ペール 最後の対戦は今年のドバイ.。 錦織選手がストレートで勝利しました。 クレーコートでの戦績は、錦織 3-0 ペールと錦織選手の全勝中。 全仏オープンでは2013年と2018年に対戦していて、今回3回目となります。 ペール選手は1989年地元フランス生まれの30歳で、身長196センチ、体重80キロ、右打ち、バックハンドは両手打ち。 全仏オープンでのこれまで最高成績は3回戦進出、今回が初めての4回戦進出です。 錦織選手は手に汗握る死闘の末、4時間26分で4回戦進出を果たしました。 ジェレ選手もすごかった。 3回戦の相手は、L. ジェレ選手。 初対戦。 出典:rolandgarros. com ジェレ選手は、1995年セルビア生まれの23歳。 身長188センチ、体重82キロ、右打ち、バックハンドは両手打ち。 現在の世界ランキングは32位、自己最高は今年4月の29位です。 今年リオオープンでATPツアー初優勝を飾りました。 全仏オープンでは、今大会で本戦初勝利、初めての3回戦出場です。 ジェレ選手はクレーコートを得意としていて、武器はフォアハンドショットです。 日本時間では午後8時ごろか。 2回戦の相手は、ツォンガ選手に決定。 これまでの戦績は、• 錦織 5-3 ツォンガ 出典:rolandgarros. com ツォンガ選手は1985年地元フランス生まれの34歳で現在の世界ランキングは82位、自己最高は2012年の5位です。 身長188センチ、体重93キロ、右打ち、バックは度は両手打ち。 ATPツアーではこれまで17回優勝しています。 全仏オープンは今回が11回目の出場。 これまでの最高成績は、2013年と2015年の準決勝進出です。 錦織vsツォンガの最後の対戦は、2016年のパリマスターズで、ツォンガ選手が勝利しました。 全仏オープンではツォンガ選手が儒決勝紳士由つを果たした2015年の準々決勝で1度対戦しています。 クレーコートでの対戦はこの時だけで今回が2回目となります。 日本時間では夜8時ごろか。 両者初対戦。 出典:rolandgarros. com アリス選手は、1996年フランス生まれの22歳で、身長191センチ、体重78キロ、右打ち、バックハンドは両手打ち。 現在の世界ランキングは153位で、自己最高は102位です。 得意なショットはフォアハンド。 全仏オープンにはこれまで6回出場、本戦出場は今回が4回目です。 最高成績は2016年の2回戦進出。 今大会アリス選手はワイルドカードで本戦入りしました。 錦織圭のこれまでの全仏オープンでの成績 錦織選手はこれまで9回全仏オープンに出場し、最高成績は、2015年と2017年の準々決勝進出です。 2018年 世界ランキング21位 4回戦• 2017年 9位 準々決勝• 2016年 6位 4回戦• 2015年 5位 準々決勝• 2014年 10位 1回戦• 2013年 15位 4回戦• 2011年 59位 2回戦• 2010年 246位 2回戦• 2008年 100位 予選2回戦 関連記事:.
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