現在放送中の連続ドラマ『ハロー張りネズミ』のほか、映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』が間もなく公開になる大根仁監督。 メジャー大作からインディーズ映画、深夜ドラマからゴールデン枠の連続ドラマまで、規模の大小を問わず幅広いジャンルで活躍する大根監督に、映像ディレクターとしてのクリエイティブや現在のメディアの課題について聞いた。 なぜこの漫画を映画化しようと考えたのでしょうか。 大根仁原作者のチョックン(渋谷直角)のことは以前から知っていたのですが、『週刊SPA! 』でこの漫画の連載が始まったときに、ストーリー漫画になっているなと感じました。 映像化するなら自分が一番向いていると思っていたので、担当編集者に「映像化の話がきたら教えて」と伝えていたんです。 その後、単行本化された際に、妻夫木(聡)くんが興味を持っているという話を聞いて、彼がやりたいというのならば、そこそこ大きな映画になるかもしれないと考えて、東宝の山内(章弘)プロデューサーに話を持っていったんです。 そうしたら「おもしろい」となり、企画がスタートしました。 1つ目はボーイを誰にするか、2つ目はガール、そして3つ目は奥田民生の楽曲の使用許可。 民生さんの曲に関しては、彼の所属事務所の当時の社長に話をしたときにいけそうな感触があったんです。 ボーイに関しては妻夫木くんが乗り気でした。 そしてガールは、直感的にこの役は水原希子ちゃんしかいないと思っていたので、最初から一本釣りでした。 ありがたいことに快諾していただいて、そこから一気に進んでいきました。 大根仁おそらく、長年深夜ドラマをやっているからかもしれませんね。 深夜ドラマがプロデューサー不在というわけではありませんが、比較的作品全体のクリエイティブ管理を考えながらやっていたので。 あとは「大根は全部自分でやりたいんだろう」と思われているんじゃないですか(笑)。 プロデューサーの立場からすると、主題歌まで決めてくるんだから、仕事が楽だと思いますけど(笑)。 とくにテレビドラマは完全な分業スタイルですよね。 長年培ってきたスタイルだけであって、よくできていると思いますが、自分はあまり合議制には向いていないんです。 もともとバラエティやクイズ番組などもやっていましたが、とにかく会議が多くて、それが苦手でした。 だからスタッフが少なく、2〜3人の打ち合わせで進む深夜ドラマを多く手がけていったのかもしれません。 大根仁東宝は最大手だから、バビロン的なイメージを持つ人が多いかもしれませんが、まったくそんなことはないんです。 幅が広いというか懐が深い。 だからこそ、映画シーンにおける今のポジションを確立しているんじゃないですかね。 なによりプロデューサーとの共通言語が多いので、作品の最終形がイメージしやすい。 クリエイティブの仕事は、どうしても建前だけでは進まない。 そうなると、話がしっかりできる人とじゃないと難しくなります。 東宝にはそういう人がそろっている印象です。 東宝でいつまで大作を撮り続けられるか、という自分のなかのプレイがあります(笑)。 僕はインディーズか東宝でしか映画を撮っていないんですが、そこは楽しんでいます。 言葉で説明するのは難しいのですが、常に意識しているのは、作り手ではなく観る側としての視点です。 映画なら、客席で観ている自分を意識して脚本を書きますし、深夜ドラマなら、家に帰ってテレビをつけてソファーに横になってビールを飲みながら観ている自分を想像します。 観る側のシチュエーションによって、ストーリー展開や演出などは変わってきますから。 その意味で『ハロー張りネズミ』は難しかったです。 今の時代、ゴールデンの時間帯にドラマを観ている人の感覚って、イメージしづらいから。 現在のテレビを取り巻く環境のことを悪く言うつもりはないですし、テレビ離れなんて言葉も使いたくないですが、現実として、間違いなく昔と今では視聴者のライフスタイルは大きく変わっています。 若い世代ではテレビを持ってない人もいるし、テレビというフォーマットに多少の軋みが出てきていることは否めない。 そこを崩したいという気持ちがありました。 そのなかでできることのひとつとして、エピソードごとに毎回まったく違うジャンルの話を展開していく。 もちろんドラマ設定やキャラクターはそのままですが、こうしたやり方によって変化が生じるかもしれません。 これがすぐに結果に結びつくとは思っていませんが、既存のフォーマットを壊していきたいという意識はあります。 映画はテレビと違って成果がわかりやいビジネスなので、明確な数字は設定していませんが、ある程度のラインまでの責任を常に背負っています。 テレビに関しては、視聴率が指標になっていますが、今はタイムシフトやネット配信など視聴形態も複雑でなかなか評価が難しい。 とは言いつつ、テレビの仕事をするうえで、視聴率から逃げることはできません。 1パーセントでも上がるように意識します。 4話目までは落ち続けましたが、5話以降戻ってきています(7話で平均視聴率8. 1%)。 先ほども話しましたが、2話ごとのエピソードで話がガラリと変わるなど、既存フォーマットに沿わない、いろいろな仕掛けをしているので、この先どうなるか楽しみにしていてください。 「バカじゃない!」って思われるようなこともやっているので(笑)。 優秀な監督ではないが優秀な視聴者であり観客• テレビも映画も大好きなので。 視聴者として自分が映像作品で観たいという思いが一番の動機です。 それに加えて、原作の持つチャームポイントを見つけ、それが現代でヒットするか、いま作る意味があるか、という部分は常に考えています。 こだわりは、これも観客視点なのですが「なんでこんな作品を映像化したんだ」と感じる映画ってあるじゃないですか。 「誰か気づけよ」と世間から言われたり。 僕はなるべく気づくようにしています。 たとえば、キャスティングでダメなら企画を途中でたたむ勇気も必要です。 いろいろなしがらみはありますが、妥協してダラダラ進めてつまらない映画ができるのだったら止めたほうがいい。 誰も得しないですからね。 過去にキャスティングでたたんだ企画はあります。 経済活動だからやむを得ないのですが、人気作品ばかりいくつものスクリーンで上映して、良質な洋画などがすぐ終わってしまったりする。 映画館って、映画を上映するだけの場ではなく、観客を育てる役割もある。 今の状況は、自分たちの首を絞めてしまう結果になりかねないと感じています。 奥田民生を崇拝する33歳、コーロキ。 おしゃれライフスタイル雑誌編集部に異動になったコーロキは、慣れない高度な会話に四苦八苦しながらも次第におしゃれピープルになじみ奥田民生みたいな編集者になると決意する。 そんなとき、仕事で出会ったファッションプレスの美女天海あかりにひとめぼれ。 その出会いがコーロキにとって地獄の始まりとなるのだった……。 あかりに釣り合う男になろうと仕事に力を入れ、嫌われないようにデートにも必死になるが常に空回り。 あかりの自由奔放な言動にいつも振り回され、いつしか身も心もズタボロに……。 禁無断複写転載 ORICON NEWSの著作権その他の権利は、株式会社oricon ME、オリコンNewS株式会社、またはニュース提供者に帰属していますので、無断で番組でのご使用、Webサイト(PC、モバイル、ブログ等)や雑誌等で掲載するといった行為は固く禁じております。 また、ユーザーによるサイトの利用状況についても情報を収集し、ソーシャル メディアや広告配信、データ解析の各パートナーに提供しています。 各パートナーは、この情報とユーザーが各パートナーに提供した他の情報や、ユーザーが各パートナーのサービスを使用したときに収集した他の情報を組み合わせて使用することがあります。
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「SOPH.の清永さんとは、 20年くらい前に同じアパレルブランドで 働いていたことがあって、それ以来のお付き合いです。 僕は基本的に音楽の匂いのする服を選ぶことが多いので、 SOPH.が生み出す服からは音楽をはじめとしたカルチャーの香りがするし、 シンプルで飽きのこないものがあったりするのでずっと着られるというか、 今日着てきたレザーのブルゾンも10年くらい前のものだと思うけど 毎年1度は着ているような気がします。 このジャケットもパンクっぽくていいですね。 次のライブに着て出ようかな」。 イノヒデフミ ミュージシャン 2004年に「ビリージーン」でデビュー。 1レーベル1アーティストをコンセプトに 自身のinnocent recordを立ち上げる。 5月11日には新作アルバム 「NO SATISFACTION」をリリース予定。 innocentrecord. のウェアを着用しています。 今回、インナーに着たシャツもそうですが、僕にとってSOPH. の魅力は星柄やパッチワークなど、ヒネリと遊び心が効いているところ。 普段、自転車で移動することが多いため、動きやすいスウェットパンツを穿くことが多いのですが、 綺麗めなコートやシャツを合わせてスポーティーすぎないようにバランスを取った着こなしがお気に入りです」。 アクロ ラッパー 東京生まれメキシコ育ち、 日本人の母親とメキシコ人の父親を持つ。 2012年にリリースしたデビュー作「THE PACKAGE」は iTunes 総合チャートで初登場1位を獲得。 のSTAR 片貝俊 スタイリスト SOPHNET. にリースに行くと、今の時代感に合うアイテムがあります。 良い意味で常に流行を捉えているのでしょう。 その反面、ベーシックなアイテムもちゃんと多数揃っている。 その奥行きの深さと膨大なラインナップがSOPH. ならではの魅力です。 個人的には他のブランドとも合わせやすいシンプルなアイテムが好み。 このTシャツは展示会へお邪魔した際、ポップでチャーミングな印象が強く記憶に残っていたのでセレクトしました」。 片貝 俊 スタイリスト 1982年生まれ。 スタイリスト小沢宏氏に師事した後、2009年に独立。 長年、カタログ制作に携わっていることもあり、 SOPH.の服は自然とワードローブの多くを占めるようになりました。 ミニマルでソリッドなスタイルのウェアは、 今の東京の空気感に似合うので普段から活用しています。 僕はロングシャツが好きでよく着るのですが、 今回着用した一枚にも、単体でコーディネイトを成立させる力強さがありますね」。 編集、ライター。 ファッション誌を中心に、ブランドのカタログやウェブサイトのエディットも手掛ける。 だから、最近は基本的に気に入った3〜4ブランドのアイテムを着回しています。 とくにSOPH.の服は昔から長く愛用していて、 このコートもショップで購入したばかり。 フードの大きさや素材感、ポケットの位置などがとてもしっくりくる。 主に撮影現場でのワークウェアとして活用しています。 オンにもオフにも、アイテムによってはフォーマルにも対応する 広い振り幅がSOPH.の魅力です」。 大根 仁(映画監督) 1968年生まれ。 オフィスクレッシェンド取締役。 テレビドラマの演出家、映画監督。 大ヒット映画、「モテキ」をはじめ、人の記憶に残る数々のクリエティブな作品を手掛ける。 今年秋には最新作映画「SCOOP! 」が控えている 柳俊太郎(俳優) SOPHNET. はファッション撮影や芝居の衣装で着る機会が多く、僕にとって身近なブランドです。 普段はあまり色を使わずモノトーンでまとめるコーディネイトが多いので、 今日のジャケットのようなソリッドなカラーリングのアイテムがワードローブには多いですね。 シルエットでいえば、僕は基本的にゆったりしている方が好きなので、 肩肘張らずに着られる良い意味のユルさがあるところもSOPH. が好きな理由のひとつです」。 柳 俊太郎(俳優) 1991年生まれ。 2009年にモデルとしてデビューし、日本人離れしたスタイルで注目される。 その独特の雰囲気を生かし、2012年より俳優活動を開始。 12』に掲載された記事です。
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今秋話題の映画『SCOOP! 』がシナリオノベル化! かつて数々の伝説的スクープをモノにしてきた凄腕カメラマン・都城静。 しかし、その輝かしい業績も、現役の雑誌編集者たちにはほとんど知られてない。 過去のある事件をきっかけに報道写真への情熱を失ってしまった静は、芸能スキャンダル専門のパパラッチに転身。 それから何年もの間、自堕落な日々を過ごしてきたのだ。 そんな彼に、再び転機が訪れる。 ひょんなことから写真週刊誌「SCOOP! 」に配属されたばかりのド新人記者・行川野火とコンビを組まされる羽目になってしまったのである。 案の定まったく噛み合わずケンカばかりの静と野火。 ところが、この凸凹コンビが、まさかまさかの大活躍で独占スクープを連発!そしてついに、日本中が注目する重大事件が発生する…。 』シナリオノベルズが早くも発売。 本書では、本作の監督・脚本を手掛けた大根仁、自らが加筆。 また大根監督とと、『SCOOP! 二人の監督がそれぞれが伝えたかった世界観を激白している。 その他、映画をもっと楽しめる深読みコラムも充実。 写真週刊誌を題材にした理由や、映画の根底で流れるテーマなどを紹介するとともに場面写真や映画で登場したスクープ写真を掲載し、映画をより楽しめる1冊になっている。
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