ポプラ イギリス在住。 フィギュアスケートを滑るのも見るのも大好き。 自分も国際大会にでるほどの熱の入れようで練習しています。 これまで3回、ISUのアダルト競技会にエントリーして楽しんでいます。 日本人の選手はだれでも応援していますが、特に羽生結弦選手はジュニアのころから注目。 女子は樋口選手、紀平選手を応援。 そしてシニアに上がってきた島田高志郎選手を応援しています。 素敵な海外の選手たちもシニア、ジュニアを問わず応援します。 バレエも大好き。 時間とお金があれば、ロイヤルバレエとサドラーズウェルズに見に行きます。 吉田都さんを尊敬し、セルゲイ・ポルーニンのファンです。 イギリスとスケートに興味のある方ぜひ遊びに来てください! ただし盲信的オタク、誰かのアンチ、ネット上の礼節をわきまえない方は当ブログ主および読者の間では招かれざる客です。 普通に、大人に、フィギュアスケートを楽しみたい方、大歓迎です。
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19世紀の末に始まったフィギュアスケートの世界選手権が戦時以外で中止されたことは、これまで2度しかない。 今年は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による影響を避けられなかった。 59年前は、悲劇だった。 1961年はチェコスロバキア(現チェコ)のプラハで開催される予定だった。 2月15日、大会へ向かう米国の代表チームを乗せたサベナ航空548便がベルギーのブリュッセル近郊に墜落した。 選手とコーチ、役員、その家族らチームの一行は全員が犠牲になり、大会は中止になった。 事故から50年後の2011年に米国フィギュアスケート協会主導で製作された追悼のドキュメンタリー映画「RISE」には、無念と数奇な運命がにじむ。 1960年スコーバレー五輪の翌年で世代の転換期だった。 隆盛を極めていた米国は次を担うスケーターと有能な指導者を失った。 志半ばのカバーガール 映画の終盤に、墜落現場のモノクロ映像が流れる。 まだ煙がくすぶり、遺品のスケート靴や米国代表チームのエンブレムが落ちている。 雑誌の残骸をカメラがとらえた。 米国を代表するスポーツ総合誌、スポーツ・イラストレーテッドの表紙で、ローレンス・オーウェンが笑っている。 61年2月13日号。 「アメリカの最も心躍る女子スケーター」と刻まれていた文字は焦げて見えない。 ジャンプやスピンは珍しい逆回転の右回りで、華を感じさせた。 初めてテレビ放映された61年1月の全米選手権を制して世界選手権の代表になった。 はじけるような16歳のオーウェンの滑りには希望があふれていた。 米国女子の3番手として15歳で出場した60年スコーバレー五輪は6位。 64年インスブルック五輪での金メダルへ向けて次の一歩を踏み出したばかりだった。 スコーバレー五輪の選手村では年上の2人と同部屋だった。 3段ベッドでオーウェンは上段、3歳上のバーバラ・ロールズが中段、5歳上のキャロル・ヘイスが下段だったという。 ヘイスは前回の五輪で銀メダルに輝き、59年まで世界選手権を4連覇していた。 映画の中で回想する。 「ローレンスはいつも私にせがんできた。 (五輪で)金メダルを取ったら引退するんでしょ、と」 ヘイスはスコーバレー五輪を制し、直後の世界選手権で5連覇を遂げてプロに転向した。 五輪銅メダルのロールズは事故が起きた61年には妊娠しており、「それが私の命を救った」。 ここが分岐点だった。 翌62年、母となったロールズは協会から請われて復帰し、全米選手権を制したが世代は変わっていた。 オーウェンが主役になるはずだった64年五輪で米国はメダルを逃した。
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友加里さんのスケート、大好きでした。 ご本人のいろいろがもっと読めるのかなと思っていましたが、ルール解説や他の選手の話も多くて、ちょっと散漫な印象。 トリノやバンクーバー時代にフィギュアを楽しんで見ていたけど、最近はあまりわからないなあ、という方にはおすすめです。 昔懐かしいお名前がたくさん出てきます。 現在進行形のファンで平昌に向けてのあれこれや現役選手の話などが読みたかったら他の雑誌がいいです。 新しい情報もありますが、少々古いのでは?と思うところも。 たとえば、振り付け師モロゾフやタラソワの名前があるなら、バトルの名前が上がらないのは不思議です。 ルールは素人向けにやさしい言葉で書かれていますが、ステップを「氷を刻むように音楽に合わせて踊る場面」とされると、昔は確かにそうだったけど今は刻むって違和感があります。 それに「顔の表情まで得点に反映される」とはちょっと誤解されるかも。 2017世界選手権男子SPジャンプの基礎点と順位の表はあるけれど、FSの分はありません。 両方見てはじめてわかることがいろいろありそうですが。 いろいろ詰め込んだ結果でしょうが、この本、苦労して読んだ後、あまり残るものはありませんでした。 中野さんの現役から引退の自伝か、トリノ、バンクーバー時代の選手の話か、平昌にむけてルール解説か、どれかに絞ったらもっと面白かったのでは。 もったいないです。 かつて女子フィギュアスケートの有力選手として世界選手権で複数回の入賞をした中野友加里氏の本。 五輪代表になるまでのいろいろなプロセス、スケート靴や化粧やコーチの役割といった選手目線でのフィギュアスケート選手の舞台裏、羽生選手を例にしたフィギュアスケートでの得点の決め方やジャンプの説明、著者と交流のあったフィギュアスケートの選手たちのことが書かれてある。 得点の説明は簡易的なものだが、実際の選手たちの採点表を例にして書かれてあり、具体的でわかりやすい。 ジャンプやステップやループの説明も同様。 平昌五輪を意識した記述も目立つ。 ただ、最後の「私が見たスケーターたちの素顔」は、著者の現役時代と重なっているちょっと前の人たちであって今度の五輪代表ではない。 著者だから書けることを複数の視点から書いてまとめた、という感じの本である。 レビューの評価がかなり低かったので、あまり期待せずに読みました。 確かに本の構成(中野さんの自伝的なエピソードや裏話と、ルールの解説が一緒に入っていることで、どちらも中途半端な感じは否めません)や言葉使い(例えばバンクーバー五輪でライサチェク氏が四回転無しで金メダルを取ったことに対して、プルシェンコ氏が「噛み付いた」と表現しているところは、「問題点に言及した」等、もう少しやんわりした言い回しがあったと思う)は、少し疑問に感じるところもありました。 しかし、中野さんはプロの作家やスポーツライターでもないですし、普通の会社員(フジテレビの社員)で小さな子供を育てながら、ここまで書き上げたのであれば、むしろよくここまでのボリュームの本が出せたなという印象です。 新書にしてはそこそこ読みごたえのある内容だったと思います。 その大きな理由としては、2017年ヘルシンキの世界選手権の男子の結果をプロトコル付きで解説してくれていることがあげられます。 私の知る限り、オリンピックを除いて、ここまで詳しく一つの試合の複数の選手についてプロトコル付きで説明してくれている書籍はこれだけだと思います。 また最後のスケーターたちの素顔の章についても、中野さんが現役当時一緒に戦ってきた仲間が中心で、今の現役選手を追えていないとの指摘がありましたが、フジテレビの社員として働いていた以上、引退後に出てきた選手と接点が持てなくなっていると思われますし、致し方ないかと思います。 この本の良さは、ジャッジの資格を持った彼女の目線で、わかりやすく噛み砕いた言葉でルールを解説してくれている点かと思います。 また、グランプリシリーズの選考条件やB級大会(オータムクラシックやフィンラディア杯などのチャレンジャーシリーズ)に出場する意義など、なんとなく把握していたけれど、曖昧に理解していたことを改めて元選手の目線で詳細に語ってくれていることもあり、理解が深まりました。 スケートファンなら知っていて当然の話題が多いのかもしれませんが、最近フィギュアスケートに興味を持ったけれど、よく分からないという方には、広く浅く、かなりの範囲で網羅されていると思いますので、お勧めしたいと思います。 (ファンのブログなどで調べればわかることもありますが、時間と手間を考えると、この本読んだ方が早いです) できることなら、2018-2019シーズンから改正後のルールで改めて、世界選手権などの公式戦の結果を解説した本を続編で出していただきたいです。 今はフジテレビを退職されてフリーでいろいろとお仕事を始められているそうなので、執筆活動にも力を入れていただきたいです。
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