上咽頭炎 漢方。 慢性上咽頭炎

慢性咽頭炎におすすめの市販薬に関する情報まとめ

上咽頭炎 漢方

喉に何となく違和感がある、何かがへばりついている感じがあるという症状は、喉頭異常感症と呼ばれますが、その他にも、 梅 ばい 核 かく 気 き 、ヒステリー球、 咽 いん 中 ちゅう 炙 しゃ 臠 れん などの名前で呼ばれています。 様々な呼び名があるということは、よくある症状であるとも言えます。 命に関わる症状ではないのですが、常にこんな状態だと気分が 滅 め 入 い り、人とも会いたくなくなり、しまいにはのどを丸ごと、ごそっと取り替えてほしいと訴える人もいます。 上咽頭はインフルエンザの検査でこするところ 慢性上咽頭炎という病名を聞いたことがありますか? 上咽頭とは、鼻の穴の10センチほど奥、喉の一番上の部分のこと。 インフルエンザの検査の時にこすられるところ、というと分かる人もいるかも知れません。 鼻は天然の高機能空気清浄器として、心臓と同じように24時間働いています。 心肺停止状態は、命に直結します。 だから循環器も呼吸器も1分として休むことは許されません。 ですから鼻は、その機能をきちんと保つためにネイザルサイクル(鼻サイクル)といって、2、3時間おきに交互に左右の鼻の穴を切り替えて呼吸しています。 実は、鼻の穴が二つあるのはこのためなのです。 どちらか一方で呼吸をしているんですね。 呼吸をしていない側は、分泌物を多くして鼻にたまった汚れを排出してくれています。 このネイザルサイクルにより、鼻は24時間の過酷な仕事に耐えているわけです。 汚れた空気で炎症起こしやすく ところが鼻の穴( 外 がい 鼻 び 孔 こう といいます)は二つなのに、上咽頭部では一つに合流してしまいます。 ですから、ここは文字通り24時間過酷な労働を強いられますので、炎症を起こしやすい部位なのです。 私たちが一日に吸う空気の量は1万リットル、500ミリ・リットルのペットボトル2万本に相当します。 それらが汚れているとしたらどうでしょうか? かなりのダメージが及ぶように思いませんか。 そのためにのどの他の部位と違ってリンパ組織が発達して、外来異物に対して常に臨戦態勢を取る必要に迫られます。 汚れた空気を常に吸い込んでいれば、体に不調が出てもおかしくありません。 これは命の上流の危機です。 大気汚染とうつや統合失調症との関連、早流産の増加、心臓や肺に及ぼす影響により、入院や死亡が増えたりするという報告も出てくるようになりました。 これから、もしかしたら「空気も買う時代」になるかも知れませんね。 今井 一彰(いまい・かずあき) みらいクリニック院長、相田歯科耳鼻科内科統括医長 1995年、山口大学医学部卒、同大学救急医学講座入局。 福岡徳洲会病院麻酔科、飯塚病院漢方診療科医長、山口大学総合診療部助手などを経て2006年、博多駅近くに「」開業。 日本東洋医学会認定漢方専門医 、認定NPO法人日本病巣疾患研究会副理事長、日本加圧医療学会理事、息育指導士、日本靴医学会会員。 健康雑誌や女性誌などに寄稿多数。 全国紙、地方紙でも取り組みが紹介される。 「ジョブチューン」(TBS系)、「林修の今でしょ!講座」(テレビ朝日系)、「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)、「ニュースウオッチ9」(NHK)、「おはよう日本」(同)などテレビやラジオの出演多数。 一般から専門家向けまで幅広く講演活動を行い、難しいことを分かりやすく伝える手法は定評がある。 近著に「足腰が20歳若返る足指のばし」(かんき出版)、「はないきおばけとくちいきおばけ」(PHP研究所)、「ゆびのば姿勢学」(少年写真新聞社)、「なるほど呼吸学」(同)。 そのほか、「免疫を高めて病気を治す口の体操『あいうべ』」(マキノ出版)、「鼻呼吸なら薬はいらない」(新潮社)、「加圧トレーニングの理論と実践」(講談社)、「薬を使わずにリウマチを治す5つのステップ」(コスモの本)など多数。 投稿いただいたコメントは、編集スタッフが拝読したうえで掲載させていただきます。 リアルタイムでは掲載されません。 掲載したコメントは読売新聞紙面をはじめ、読売新聞社が発行及び、許諾した印刷物、読売新聞オンライン、携帯電話サービスなどに複製・転載する場合があります。 コメントのタイトル・本文は編集スタッフの判断で修正したり、全部、または一部を非掲載とさせていただく場合もあります。 次のようなコメントは非掲載、または削除とさせていただきます。 ブログとの関係が認められない場合• 特定の個人、組織を誹謗中傷し、名誉を傷つける内容を含む場合• 第三者の著作権などを侵害する内容を含む場合• 企業や商品の宣伝、販売促進を主な目的とする場合• 選挙運動またはこれらに類似する内容を含む場合• 特定の団体を宣伝することを主な目的とする場合• 事実に反した情報を公開している場合• 公序良俗、法令に反した内容の情報を含む場合• 個人情報を書き込んだ場合(たとえ匿名であっても関係者が見れば内容を特定できるような、個人情報=氏名・住所・電話番号・職業・メールアドレスなど=を含みます)• メールアドレス、他のサイトへリンクがある場合• その他、編集スタッフが不適切と判断した場合 編集方針に同意する方のみ投稿ができます。 以上、あらかじめ、ご了承ください。

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気づかれにくい、治りづらい…慢性上咽頭炎の治し方まとめ

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慢性上咽頭炎とは 慢性上咽頭炎の研究とその概念の普及は日本病巣疾患研究会(JFIR)の重要な課題と位置付けております。 では「慢性上咽頭炎」とはどのような病態でしょうか? 「朝起きると痰が絡む」「のどがイガイガする」「のどの奥が詰まった感じがする」このような自覚症状を持ちながら毎日の生活を送っている人は意外に多いのではないでしょうか? しかし、症状が気になって耳鼻咽喉科や内科を受診しても「異常ありません」と医師に説明され、時には「軽い炎症がありそうですから、痰を切れやすくするお薬を出しておきましょう」と去痰薬などを処方されて服用するも症状は一向に改善されず、いつしか治ることを諦めてしまった、という経験をもっている人々が日本には少なからずいると実感しています。 患者さんはのどの奥下に何か異常があると感じるのですが、意外なことに不快な症状の根本原因は鼻の奥、すなわちのどの奥上の上咽頭にあることが多いのです。 この不思議な現象について医学部の学生時代には学ぶ機会はなく、医学の教科書にも載っていないので、この領域を専門とする耳鼻咽喉科医にもあまり関心を持たれていないのが現状です。 上咽頭は鼻腔の後方に位置し、ここで左右の鼻孔から吸い込んだ空気が合流して、気管に向かって下方に空気の流れが変わる、中咽頭へと続く空気の通り道です。 しかし、重要なことは上咽頭が単なる空気の通り道ではないことです。 鏡の前で口をアーンとあけると見える口蓋垂(のどちんこ)の向こう側の壁が中咽頭で、その上が上咽頭、中咽頭の下が下咽頭です。 中咽頭と下咽頭は食物と空気のスクランブル交差点となり、口腔内と同様に表面は頑丈な扁平上皮で覆われています。 一方、上咽頭は空気の専用通路であるため、鼻腔や気管と同じく表面は繊毛上皮で覆われています。 舌咽神経+ 迷走神経支配神経線維が豊富 堀田修「病気が治る鼻うがい健康法」2011年KADOKAWA また、上咽頭の表面を覆う繊毛上皮細胞の間には多数のリンパ球が入り込んでおり、上咽頭そのものが免疫器官としての役割を担います。 実際、上咽頭を綿棒で擦過すると健常人でも多数のリンパ球が採取され、その性質を調べてみると活性化された状態のリンパ球であることがわかります。 つまり、上咽頭のリンパ球は健康な人でも戦闘準備状態にあり、細菌やウイルスなどの病原体が侵入するとすぐに戦闘に突入できるようになっているのです。 この部位が健常者でも軽い炎症(生理的炎症)のある状態になっていることは、炎症部位にアイソトープが集積する性質を利用した核医学検査を行うと、健常者でも上咽頭にアイソトープの集積を認めることによりわかります。 Ga炎症シンチと上咽頭 炎症部位に取り込まれるアイソトープ(Ga)を用いて炎症部位を検出する検査にて、健常者でも上咽頭は陽性所見を認める。 生理的炎症の状態から細菌やウイルスの感染などがきっかけで炎症が強くなった状態が「病的炎症」で、その典型が感冒です。 感冒では最初の現象として急性上咽頭炎が起き、その結果、のどの痛みや痰などの自覚症状が生じます。 また、上咽頭は神経線維が豊富で迷走神経が投射しており、自律神経とも密接な関係があります。 そして、関連痛として上咽頭に比較的近い部位である首や肩のコリや頭痛が生じます。 「ひどい肩こりを感じたら、実はインフルエンザの始まりだった」という経験を持っている人は少なくないと思いますが、この肩こり症状も実は急性上咽頭炎の関連症状です。 ところで、炎症には急性炎症と慢性炎症があります。 急性上咽頭炎の代表は感冒です。 一方、急性炎症ほど激しくありませんが、軽度から中程度の病的炎症が持続する状態が慢性炎症です。 慢性上咽頭炎では自覚症状が無いことが多いですが、症状がある場合は「長引く風邪」として自覚します。 慢性上咽頭炎が関連する全身の症状 「風邪は万病の元」の諺が示すように腎臓病、関節炎、膠原病、皮膚疾患など様々な疾患が風邪をきっかけに発症することは古来より知られています。 実はこの「万病の元」として慢性上咽頭炎が重要な役割を果たしている可能性があります。 すなわち、上咽頭は繊毛上皮に覆われて、空気の通り道として細菌やウイルスなどの病原菌が付着し易いのみでなく、免疫応答を担当する免疫器官としても働きます。 そのため、病的炎症によりリンパ球などの免疫担当細胞が活性化されると、活性化されたリンパ球や単球に加え、これらの細胞が産生した炎症物質 サイトカイン が血流に乗って全身を駆け巡り、遠くはなれた腎臓、関節、皮膚などに炎症を引き起こすという重要な機序が存在します。 この場合、上咽頭炎を「病巣炎症」(原病巣)と呼び、病巣炎症によって引き起こされた腎炎、関節炎、皮膚炎などを「二次疾患」と呼びます。 そして、この現象は本来は外敵から自己を守るはずの白血球が、免疫システムに狂いが生じることにより、自らの組織を攻撃する「自己免疫疾患」といわれる病態とみなすことができます。 また、上咽頭炎以外では扁桃炎(扁桃病巣炎症)と虫歯、歯周囲炎(歯性病巣炎症)の頻度が高く「病巣炎症」として知られています。 免疫の異常によって引き起こされる二次疾患には「炎症」という共通点があり、ステロイド剤をはじめとする炎症を抑える薬剤が使用されますが、二次疾患のみに着目した対症治療では症状を軽くできても疾患の治癒にはつながらず、しばしば、生涯にわたる対症治療の継続が必要となります。 二次疾患の治癒を目指すには対症療法のみでなく病巣炎症の治療を含めた根本治療が必要であることは、前述した病気のメカニズムを理解すると容易に納得がいくと思います。 また、興味あることに、上咽頭炎は免疫システムを介して二次疾患を引き起こすのみでなく、自律神経の調節異常を介して、めまい、嘔気、胃部不快、便通の異常、全身倦怠感、うつなどの不快に感じる様々な症状も引き起こします。 上咽頭炎が自律神経調節障害を引き起こすメカニズムは不明ですが、自律神経の中枢は視床下部であり、空気の通り道として上咽頭は自律神経中枢の近傍に位置するため、自律神経系に影響を及ぼしやすいのかも知れません。 実際、めまい、偏頭痛などの自律神経系の乱れが関与すると考えられる症状をもつ患者さんには、しばしば激しい上咽頭炎が認められ、塩化亜鉛塗布などの上咽頭炎治療を行うと症状が軽快します。 そして、自律神経障害に対する上咽頭炎治療の効果は、炎症が関与する二次疾患とは異なり、効く場合には即効性があります。 自律神経障害による諸症状を訴える患者では検査データ上に異常がなく、多くの場合は不定愁訴とみなされ、中には軽いうつ病と診断されて抗うつ薬が投与される場合もありますが、慢性上咽頭炎は擦過診による診断・治療が容易であり、そのうえ即効性もあるので先ずは疑ってみる価値があります。 そして、このように幾つかのメカニズムを介して異なる病態を引き起こすため、結果としてその症状は驚くほど多彩となります。 慢性上咽頭炎が関与しうる疾患と症状 上咽頭炎による直接症状(放射痛を含む) 咽頭違和感、後鼻漏、咳喘息、痰、首こり、肩こり、頭痛、耳鳴り、舌痛、歯の知覚過敏、多歯痛、顎関節痛など 自律神経系の乱れを介した症状 全身倦怠感、めまい、睡眠障害(不眠・過眠)、起立性調節障害、記憶力・集中力の低下、過敏性腸症候群(下痢・腹痛など)、機能性胃腸症(胃もたれ、胃痛など)、むずむず脚症候群、慢性疲労症候群、線維筋痛症など 病巣炎症として免疫を介した二次疾患 IgA腎症、ネフローゼ症候群、関節炎、胸肋鎖骨過形成症、掌蹠嚢疱症、乾癬、慢性湿疹、アトピー性皮膚炎など 堀田修 「道なき道の先を診る」2015年. 医薬経済社 塩化亜鉛溶液を用いたEAT(上咽頭擦過治療) 上咽頭炎の治療として効果的なものは0. 5%~1%塩化亜鉛溶液を染みこませた綿棒を用いて、鼻と喉から直接上咽頭に薬液を擦りつけることです。 この治療はEAT Epipharyngeal Abrasive Therapy、上咽頭擦過治療 と本研究会では呼称を統一することとしました。 堀口のBスポット療法」(堀口申作著、光文社)が出版される時に、読者の関心を高めるために出版社が命名したとのことです。 塩化亜鉛溶液を用いた上咽頭擦過(EAT)による診断と治療 0. 5%~1%塩化亜鉛溶液を染みこませた綿棒(鼻から:鼻綿棒、のど:喉頭捲綿子)を上咽頭の後壁に強めに擦りつける。 この治療を何時、誰が始めたかは明らかではありませんが、山崎春三大阪医大初代耳鼻科教授と堀口申作東京医科歯科大学初代耳鼻科教授がこの治療のパイオニアとして、1960年代に精力的にこの治療に取り組まれたことは間違いありません。 しかし、当時の文献を調べた限り、治療薬として塩化亜鉛溶液を使用する根拠に関しては不明です。 EATの処置そのものは単純ですが、効果的な処置とするには多少のコツが必要です(医師向け診断と治療内容の詳細は会員専用サイトに掲載準備中)。 また、慢性上咽頭炎に対する塩化亜鉛溶液の上咽頭擦過は、「治療」になると同時に慢性上咽頭炎の「診断」にもなります。 堀口氏によればEATをした時の出血の程度と痛みの程度が上咽頭の粘膜上皮細胞の変性の度合いと相関し、炎症の程度の指標になるといいます。 つまりEATをした時に出血が激しいほど炎症が重症で、痛みの程度も強いということになります。 そして、EATを継続すると出血は徐々に減少し、処置に伴う痛みも軽くなり、それと同時に慢性上咽頭炎が関連する二次疾患(皮膚炎、関節炎、頭痛、めまいなど)の症状の改善が得られます。 ところで、堀口氏の時代には現在のような精巧な内視鏡機器はなかったので肉眼的に慢性上咽頭炎を診断することは困難とされていました。 しかし、今日では高性能の内視鏡検査機器を駆使することにより慢性上咽頭炎のかなりのレベルまで内視鏡的診断も可能になっています。 EAT(上咽頭擦過治療)が効くメカニズム 慢性上咽頭炎に関連する全身症状が多彩であるということは、別の見方をすると慢性上咽頭炎に対して有効な治療を行えば様々な症状や疾患に効果があるかも知れないということに繋がります。 実際、1960年代、70年代に脚光を浴びた慢性上咽頭炎治療が世の中に定着することなく衰退した理由の一つとして「Bスポット治療は万病に効くという論調が結果的に医師の懐疑心を招いた」ことを挙げ、邂逅される当時を知る医師もおられます。 EATの作用機序は以下の3つに大別されます。 第一は塩化亜鉛による収斂作用です。 これにより上咽頭の炎症が沈静化され、炎症が原因の疼痛や放散症状が軽快します。 また、リンパ球の活性化を伴う病巣炎症の鎮静化をもたらすため自己免疫機序により生じた二次疾患に好影響を及ぼすことが推察されます。 第二の機序はEATの瀉血作用です。 脳の老廃物は脳脊髄液・リンパ路・静脈循環を経て全身循環血中に排泄されますが、慢性上咽頭炎の際に認められる上咽頭の高度なうっ血状態はこの排泄機構の機能不全と関連することが推察されます。 特に激しい慢性上咽頭炎の際にEATで認められる上咽頭からの著明な出血現象は、それ自体が障害された脳脊髄液・リンパ路・静脈循環の改善に寄与しているのかも知れません。 第三の機序は迷走神経刺激反射です。 上咽頭は迷走神経と舌咽神経の支配を受けていますがEATに伴う迷走神経刺激が同治療に伴う様々な症状の改善に密接に関与している可能性があります。 21世紀に入って神経内分泌・自律神経と炎症反応が迷走神経を介して深く連関していることを示唆する興味深い発見が相次ぎました。 迷走神経が関係する炎症反射はその一つです。 迷走神経は脳幹に端を発し、左右一組の神経線維の束として頸部を下り、胸部を通り抜けて腹部全体に広がります。 曲がりくねった経路の途中で、直接、または間接的に体の器官の大部分と接続しています。 迷走神経刺激により脾臓のTリンパ球が刺激されてアセチルコリンを分泌し、マクロファージにおけるTNF等の炎症分子の産生を抑制し、炎症反応が抑制されます。 こうした発見をもとに、人為的に迷走神経を刺激して自律神経障害や炎症疾患を治療しようという発想が生まれ、電気刺激技術を利用して迷走神経を刺激することにより様々な病気を治療する、バイオエレクトリック医療が実臨床に試みられ、その成果が近年注目されています。 頚部の迷走神経を露出し、神経に電極を巻付け、リード線を皮下に通して胸部に植え込んだ電気刺激発生装置に接続する迷走神経刺激治療(vagus nerve stimulation, VNS)はすでに関節リウマチ、炎症性腸疾患などの炎症性疾患や自律神経系疾患の一つである線維筋痛症に有効である可能性が示唆されています。 さらに、アルツハイマー病、パーキンソン病、糖尿病、高血圧、肥満、癌、喘息、肝炎、炎症性腸疾患、過敏性腸炎、過敏性膀胱、関節リウマチ、SLEなど極めて多岐にわたる疾患でVNSなどの神経刺激療法による効果が期待されています。 そして、私たちが注目している点はこれらの候補に挙がっている疾患の多くがかつて堀口氏がBスポット治療が有効とした疾患と共通していることです。 の3つの機序に大別される。 慢性上咽頭炎治療のパイオニアである山崎氏や堀口氏が活躍した1960年代では研究の主体は臨床の観察研究にとどまり、あまりにも多岐にわたる疾患や病態との関連についてそのメカニズムを科学的に解明することは当時の医科学技術では困難でした。 しかし、それから半世紀の時がたち、神経系による免疫系の制御機構が分子レベルまで解明出来るようになり、科学的証拠に裏打ちされる慢性上咽頭炎治療再興の舞台がいよいよ整ったように感じられます。 EAT(上咽頭擦過治療)の安全性とリスク EATの提唱者である堀口先生によれば、塩化亜鉛溶液を用いたEAT(上咽頭擦過治療)は安全で、妊婦に行っても問題は無いとしています。 実際、EAT施行歴60年で、小児も含め約4,000人の患者さんに対して、計10万回を超すEATを行なった経験のある谷俊治先生(東京学芸大名誉教授)のお話では、これまでEATの安全性に問題を感じられたことはないそうです。 しかし、これまでのところEATの安全性を評価するための臨床試験は行われておりません。 そして、留意すべき点として、国外ではグルコン酸亜鉛溶液の点鼻用ゲルの開発が、嗅覚減退した症例により中止された事実があります。 また、堀口先生もEATで嗅覚が低下した例があると書物に記載しています。 従いまして、嗅神経が分布する鼻腔の天井部位に近い部位の塩化亜鉛塗布は避けるべきです。 尚、塩化亜鉛を塗布しないと炎症部位に対する収斂作用はありませんが、薬液をつけずに綿棒で上咽頭壁を擦過するだけでも慢性上咽頭炎がある場合は瀉血効果と迷走神経刺激効果は期待できます。 それ故、塩化亜鉛を使うことに抵抗感がある方は薬液をつけない上咽頭擦過治療という選択肢もあります。 このような点を留意し、EATを行うのは 原則として 医師に限定すべきと私たちJFIRは考えます。 堀田 修 参考文献• 山崎春三: 鼻咽頭症候群および症候と病理学的研究.耳喉1961;33:97-101• 山崎春三: 鼻の反応点について. 医事新報 1969;2383:89• 堀口申作: 全身諸疾患と耳鼻咽喉科-特に鼻咽腔炎について. 日耳鼻(補1)1966;7-78• 堀口申作: 内科医のための鼻咽腔炎:この不思議な疾患. 東京, 金原出版; 1968• Horiguchi S: The discovery of the nasopharyngitis and its influence on general diseases. Acta Otolaryngologica 1975; supple 329:1-120• 堀口申作: 原因不明の病気が治る.Dr. 堀口の「Bスポット療法」東京, 光文堂; 1984• 岡田泰行: 慢性関節リウマチと鼻咽腔炎.日耳鼻1976; 79:878-890• 羽柴基之,馬場駿吉: 上咽頭炎. JOHNS 1990;6:33-36• 大野芳裕,國弘幸信: 上咽頭炎に対する局所療法の治療効果. 耳展 1999;42:50-56• 寺岡葵,宇野昭彦,宇野正志: 精神科プライマリーケアーとしての鼻咽腔炎-不登校症例について. 月刊保団連 2003;785:53-56• 寺岡葵,宇野昭彦,宇野正志: 精神科プライマリーケアーとしての鼻咽腔炎-耳鼻咽喉科との連携をとおして. 月刊保団連 2004;825:43-48• 山野辺守幸,重野鎮義: 鼻咽腔の役割-文献的考察. 耳展 2004;47:460-464• 杉田麟也: 頭炎の診断方法と治療:細胞診による病態の把握. 口咽科 2010;23:23-35• 杉田麟也: 塩化亜鉛溶液の入手法と上咽頭炎の診断・治療. 日本医事新報2010;4502:80-81• 和田紀子: 頭痛の陰に「鼻咽腔炎」. Nikkei Medical 2005年10月号p18-19• 堀田修: 病巣感染としての慢性上咽頭炎の意義.口咽科2010;23:37-42• 堀田修: 内科疾患における上咽頭処置の重要性:今、またブレイクスルーの予感. 口咽科2016;29:99-106• 堀田修: 病気が治る鼻うがい健康法-体の不調は慢性上咽頭炎がつくる. 東京, KADOKAWA,2011• 堀田修、相田能輝: 道なき道の先を診る.東京, 医薬経済社 2015年• 古屋英彦: 鼻咽腔炎再考. JOHNS 2014;30:647-652• Kaneko T, Mii A, Fukui M, et al. IgA nephropathy and psoriatic arthritis that improved with steroid pulse therapy and mizoribine in combination with treatment for chronic tonsillitis and epipharyngitis. 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慢性喉頭炎や慢性咽頭炎の本当の治し方 | 幸呼来[さっこら]ブログ

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激痛!?「慢性上咽頭炎」の治療法「Bスポット治療」を体験した感想は? 鼻子です。 前回に続いて「慢性上咽頭炎」の治療法である「Bスポット治療」について書いていきますね。 そこから、治療法としてBスポット治療という医療があると知った所です。 慢性上咽頭炎を調べていけば、おのずとBスポット治療にはたどり着けるのですが、そこから先の情報が少ない! つまり体験談や治療を受けた人の話があまりありません。 と、いうのも、これも現代の医学ではあまりおこなわれていない治療の1つだという事があげられそうです。 ネットでBスポット治療をおこなっている医院を探しても近隣にないケースも多いのではないでしょうか。 幸い渡しの場合は、車で30分走ったあたりにBスポット治療を受けれる医院があり、そこに通うことができました。 今回は、色んな噂が飛び交うBスポット治療の体験談や感想などを書いていきたいと思います。 スポンサードサーチ Bスポット治療とは Bスポット療法は、上咽頭に塩化亜鉛などの消炎剤を直接塗布・擦過する治療法です。 東京医科歯科大学元教授の堀口先生によって考案された方法で、上咽頭炎の消炎に効果的です。 風邪は上咽頭の炎症から始まることも多いため、風邪の消炎にも有効です。 また、IgA腎症は、扁桃炎や上咽頭炎に続いておこることがあり、Bスポット療法を行うことによりIgA腎症が改善される可能性があります(IgA腎症は、扁摘・パルス療法を行うと80%以上で血尿が消失するとされています。 扁摘・パルス療法を行っても血尿が消失しない症例では、早期にBスポット療法を行ってみると良いと思われます)。 塩化亜鉛は、鼻の中、または口の中から綿棒で上咽頭に塗布・擦過します。 病的な上咽頭炎のある場合は、治療時に綿棒に血液が付着し、ある程度痛みを生じます。 しかし、治療後数時間は痛いものの、その後で症状(上咽頭の痛み、後鼻漏、頭痛など)が改善するケースが多くみられます。 急性上咽頭炎では、一度の治療だけで症状が軽快する場合もあります。 慢性的な上咽頭炎に対しては、週に1~2回のペースで10回程度を目安に治療を行っています。 出典: Bスポット治療をおこなう前に試したこと Bスポット治療をおこなう前に、慢性上咽頭炎を改善するために試したことを紹介します。 鼻うがい• 首を温める• 耳鼻咽喉科の薬(抗生物質・風邪薬等)• イソジンでうがい• のど飴を舐め続ける 私はBスポット治療に踏み切る前にこれらを試しました。 しかし上咽頭は鼻の奥にあり、喉側からは届かない位置にあるため、イソジンやのど飴はほとんど意味がありませんでした。 耳鼻科の薬も、最初こそ効いてはいましたが、回数を重ねるごとに抗生物質も効かなくなってきて、ぶり返しも日に日に早くなってきました。 そこそこ効果があったのが鼻うがいと首を温めるという行動です。 これは上咽頭に直接的にアプローチできる行為なので、一定の効果を感じれたのではないかと思います。 特に鼻うがいはスッキリするし、喉が綺麗になる感覚があり、今でも継続しています。 スポンサードサーチ Bスポット治療を始める時にしなければならないこと Bスポット治療を始める前に、立ちはだかる大きな壁。 それは「Bスポット治療ができる医院がない」ということ。 全国的に見てもかなり少ないのが、最初に抱える問題です。 ネットで検索して、近隣にあればラッキーですが、ない場合は電車や車を利用して遠方まで行かなければならない可能性もあります。 次に、Bスポット治療は多かれ少なかれ「痛み」を伴います。 この痛みを受け入れる覚悟がなければ、治療を続けることは難しいです。 また、Bスポット治療は一回で終わりではなく「通院」することが基本となります。 そして、いざBスポット治療を受ける段階になったら「風邪」をひいていては治療ができません。 喉に違和感があるのは慢性上咽頭炎の症状として仕方がないのですが、発熱など風邪の症状がある場合は、まずそちらを治療してからBスポット治療を受けることになります。 仮にBスポット治療ができる医院が遠方にあり、わざわざ遠征して行ったとしても風邪を引いていると、風邪の治療薬をもらって終わり。 ということにもなりかねません。 (私は初回に風邪をひいていてやらかしました) 実際のBスポット治療を受けてみた体験談と感想 それでは、本題です。 私のケースでは車で30分の位置にBスポット治療をおこなえる医院があり、まずは診察をしていただきました。 風邪が何度もぶり返すこと• 喉と鼻のつなぎ目が腫れぼったく、鈍痛を伴うこと• 喉の奥に鼻水が流れ込み嗚咽がすること• 抗生物質が効かなくなってきていること• 咳はでないこと などを伝えました。 ちなみに、これは抗生物質をもらっている耳鼻咽喉科の先生にも相談しましたが、ここは「Bスポット治療」自体がない医院なので「体が疲れている」「ストレスがたまっている」という診断でいつも終わってしまっていました。 繰り返す風邪も、「年齢的に風邪が治りにくい」という診断だったのを先に報告しておきます。 Bスポット治療をおこなっている医師の見解はこうでした。 上咽頭炎がそれだけ繰り返すということは慢性化している可能性は高い• 今診たところ「喉に炎症」がある• まずはBスポット治療を週1程度で1~2ヶ月続けてみて症状改善があるか試してみる事をオススメします と、このように説明されました。 また、医師からは以下の注意点も説明されました。 Bスポット治療の効果は人それぞれで「劇的に改善する人」もいれば「あま改善されない」というケースもある、それは上咽頭炎の原因が花粉症やアレルギー、ストレス、日々の疲労など他にあるケースもあるため、それは試してみないとわからない。 Bスポット治療は上咽頭の状態が悪ければ悪いほど「痛い」。 Bスポット治療をおこなって、次回までの期間が開いてしまった場合に途中で「風邪」などを引いて通常の上咽頭炎が発症してしまうと、Bスポット治療はまた1からのスタートとなるため、なるべくなら定期的に通って風邪を予防してほしい といった点です。 しかも、医師は私の喉の状態を診て「これは相当悪いので、痛いですよ」とはっきりおっしゃいました(笑) かなりビビりましたが、数カ月間も喉の症状で悩まされ続けてきたので、藁をもすがる思いで頼まざるを得なかったんですね。 私が通っているBスポット治療の流れは、まず喉と鼻奥を目視での診察をします。 ここで上咽頭の腫れ具合などを確認して貰って、いよいよ処置開始。 鼻水などがあれば、まず吸ってもらいます。 Bスポット治療の基本は上咽頭を薬品で擦過する治療です。 擦過とはこすりつける事なのですが、腫れている患部を薬品でこするって想像するだけで痛たそうですよね。 私の医院では、長い綿棒を片鼻から入れて、上咽頭をゴシゴシします。 片鼻が終わったら、もう片方からも入れて擦過して鼻部門は完了。 鼻部門とあえて書いたのは、口部門もあるからです!! 両鼻が終わったら、L時型の綿棒を喉奥に突っ込んで喉の上をガシガシガシガシーッ!とやります。 そりゃーもう痛いんですよ。 特に私は相当上咽頭が悪化していたので、綿棒に血が付いていて、先生が 「あー!もう綿棒に血が沢山ついてるよ~、こりゃ痛いでしょ~」 と楽しそうにおっしゃります。 先生?こっちは鼻に長いもの入れられてる時点で涙目なんですが?(笑) もっと言えば、鼻奥ゴシゴシされた時は号泣レベルになってますけどね? 最後の口部門に関しては、嗚咽も混じって、こんなに泣いたの子供以来だよ。 こんだけ書くと、私と同じ様に喉の違和感で悩んでいる人が 「Bスポット治療そんなに痛いのか、、、やめとこう」 ってなっちゃうから、補足しておきますね。 渡しの場合は、長期間上咽頭炎を放置していたので、相当悪化していたので痛みが普通の人より強かったという点は覚えておいてください。 ちなみに、私がこの治療を始めてから色んな人にこの話をして、その中の数人が私と同じ病院にBスポット治療をしに行っています。 そのBスポット治療を経験した知人に話を聞くと 「そんなに痛くなかったよ~脅かすからどんなもんかと思っちゃったよ~」 とか 「先生によって少し痛みあるけど、全く痛くない事がほとんど」 って言われて驚いています。 私、初回は号泣してるんですよ? とはいえ、私も2回目以降は痛みがグッと減って泣かなくなりました(笑) でも、調子によっては「今日は結構痛かったな~」とか「今日は全然平気だった」と色々あります。 スポンサードサーチ Bスポット治療を受けて慢性上咽頭炎はどうなった? それでは、実際にBスポット治療を続けて、私自身の体調にどのような変化があったのかを書いていきますね。 まず初回の治療前は、喉も腫れぼったく痛みもありました。 治療後はBスポット治療の施術自体の痛みが2日ほど続きましたね。 言葉であらわずなら、喉が激痛になるほど悪化させた時の痛みと似ています。 それが引くと同時に喉の腫れぼったさもなくなり、久しぶりに快調な喉の状態になっていました! しかし、1週間もすぎる頃には、また喉の腫れぼったさが出てきました。 そこで2回目のBスポット治療を受けることになります。 2回目の治療は初回よりも痛みが少なく、1日ほどで痛みは引きました。 そうすると、また喉が快調状態となり元気が湧いてきました。 そこからは一週間に1回のペースでBスポット治療を続けて、治療後は擦過治療の為、多少の傷みが出ますが、その痛みが引いた後は快調快調! そこから、一週間に一度の治療を続けています。 スポンサードリンク カテゴリー•

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