スポンサーリンク そのまんまナウシカとラピュタの世界観 世界は厄災ガノンという魔獣が暴れまわった時代から100年後の世界。 この荒廃的な世界設定は、宮崎駿の「風の谷のナウシカ」です。 そして縄文土器(火焔型土器)をひっくり返したようなガーディアンと呼ばれるモンスターが出てきます。 縄文時代の火焔型土器が ひっくりかえって・・ 襲ってくる! 目のレーザーに当たったら即死する。 元ネタは「天空の城ラピュタ」の巨神兵で間違いないです。 そのまんま京都市 任天堂の公式でも言われていますが、ゼルダの伝説BotWは実際の任天堂の本社のある京都を歩いて距離を測定されています。 ゼルダの伝説のフィールドの時間は現実の1分=ゲームの1時間(つまり24分で1日24時間)で動いていきます。 しかし歩く速度は現実に合わせてあるのです。 歴史の時系列はリンクの大冒険の後 公式のゼルダの伝説の歴史の時系列を参考にすると「リンクの大冒険」の後になるようです。 縄文シーカー文明以前の歴史 ・クジラ(恐竜)時代 巨大なクジラがいました。 ゲーム中では3体の化石として出てきます。 ヘブライ山の中や、砂漠に化石があることから数千億年前は海だったのでしょう。 ・妖精、コログ(デクの木)時代 妖精やコログの精霊が出てきた時代もありました。 縄文シーカー文明 人類が出てきて道具を使うように進化してから自然界のパワーを利用するようになりました。 縄文シーカー文明では、霊場で自然の力を集約します。 科学的アニミズム的なものです。 シーカーストーン(スマホ・idadのうなタブレット)に、電波塔、バイク、ヘリ型ガーディアン兵器、回生装置に、超能力・・なんでもありの時代です。 超能力者が祠で導師と呼ばれて即身仏のようになります。 ガーディアンは自然の力を使います。 元々はガーディアンは祠の狛犬みたいな存在でした。 よってシーカーの「匂い」のするところへ寄っていくのです。 ガノンの初期形態もクモのガーディアンのような形をしています。 縄文シーカー文明はどこで滅んでしまったのか? なぜかハイラル王国も禁忌のように扱っています。 どこかでバベルの塔やノアの方舟のような何らかの今までの文明を悔いるほどの壊滅的な「でかいイベント」があったからです。 元々縄文シーカー文明信仰とハイラル女神信仰は表裏一体でした。 縄文シーカー文明信仰だけを禁忌としてハイラルの歴史から封印したのです。 二児山を真っ二つにしたのは厄災ガノン 二児山という不自然にパックリ割れた山があります。 これを作ったのは厄災ガノンでしょう。 おそらくその最終戦争の「でかいイベント」のときに作られたものでしょう。 ラスボスの魔獣ガノンはデンドロビウムのような超遠距離の巨大ビームを口から放ちます。 厄災ガノンのデンドロビウム攻撃で双児山が真っ二つになったのです。 そして二児山には2つの祠が安置されました。 畏れを封じるために、日本の古典アニミズムを修験道や大和神話で塗り替えたりしたのと似ています。 アステカ文明系 ~の迷宮系。 トカゲみたいな建設物の特徴です。 どれもシーカー文明の祠を密教として、その上にデコレーションされています。 つまりシーカー文明より後の文明です。 ゲルド巨像系 ゲルド地方に見られます。 巨像をヘブライ山まで運んだりしました。 閉鎖的な部族だったため芸術があまり発展してないため彫像が荒削りです。 こちらもシーカー文明を隠すように安置されているのでシーカー文明より後の文明です。 シーカー道祖神系 シーカー文明の残滓です。 祠の前にあったり、道端にあったり、行者への畏敬を示しています。 ハイラル女神信仰 キリスト教的なもの。 各地に像があります。 ハートの器やがんばりの器をくれるのでライフを増やしてくれます。 元々「祠試練をクリアしないと意味を成さない」のは、シーカー文明の上に乗っかってるからでしょう。 祠の即身仏も「ハイラル女神のご加護があらんことを」と言って試練の証を渡すので、女神信仰とシーカー文明は同時期。 神話として伝えられるが、寺院はありません。 基本的には道祖神的な信仰です。 ただ「忘れられた神殿」の中に巨大なハイラル女神像があります。 大量のガーディアンでガチガチに固められた神殿で、峡谷の谷間にあります。 まるで要塞のような作りです。 これは隠れキシリタンならぬ隠れハイラル女神信仰者の神殿であったことを物語っています。 ハイラル女神信仰とシーカー信仰との関係は、 仏教でいうと、仏教の裏の密教。 ユダヤ教でいうと、カバラのようなものです。 神聖ハイラル帝国時代 始まりの台地の近くにはコロッセオがあります。 その近くに底なし沼があることを考えると、罪人を島流しして処刑していたのです。 神聖ローマ帝国と同じと考えると、ハイラル王国の全盛期は人口多すぎて口減らしにコロッセオとかやっていたのです。 コロッセオ周辺は風化したというよりは、噴火により崩壊したような後があります。 コロッセオの時代が衰退してから放置され、山の噴火により廃墟と化したのです。 イーガ団のコーガ様 シーカー族を恨んで偽シーカー族として活動するイーガ団。 古代シーカー文明の呪術を使えるのは彼らだけです。 イーガ団がハイラル人だけを狙っていることから察するにハイラル人に対して憎しみがあるようです。 察するに、シーカー文明信仰とハイラル女神信仰は元々一体だったのですが、シーカー文明信仰のみを禁忌で異端として切り離したので怒っているという歴史的背景があるのでしょう。 これなら自分たちがシーカー文明信仰のオリジナルだと言い張りたい気持ちも分かります。 実際、インパ婆さんを筆頭とするカカリコ村のシーカー族たちはハイラル女神信仰の傘下で折り合いをつけてしまいました。 シーカー族が、ハイラル人のハイラル女神信仰の傘下でよろしくやってたのに、そこを切り離して異端視されたら怒るシーカー族が出てくるのも分かります。 それがコーガ様なのです。 なぜ「コーガ様の仇!」と口を揃えて言うのかと言うと、元々シーカー族は血族で増えていたのですが、ハイラル人と混血するようになり、シーカー族の純血が薄れていきました。 コーガ様は純血シーカー族の末裔なのです。 そして孤児のような子どもを助けては育てていたのでしょう。 子どもはコーガ様に親以上の「恩」があるので、コーガ様を倒したリンクに対して「仇」という言い方になってしまうのです。 100年前の王立古代研究所 ハイラル城の西には100年前の王立古代研究所があります。 ゼルダ姫によりここでガーディアン(縄文シーカー文明)を研究していました。 りんご畑 ハイラル城の南には広くりんご畑のあとがあります。 これは第一次産業として農業を行っていたことを伺わせます。 ゾーラ族と仲良くしてないと死んでしまうハイラル人 ゼルダの伝説BotWは京都の地図のまんまです。 例えば、京都の東山は琵琶湖から水を引いていました。 京都の地図そのまんまをトレースしたゼルダの伝説BotWを見ると、ゾーラの里からハイラル城へ水を引いているのです。 つまりゾーラ族とだけは仲良くすることが絶対でした。 街道と旗 道には街道で石畳道と、そうでない獣道があります。 ローマ帝国と同じなら石畳の道は、ハイラル王国が支配した領地であることを示しています。 また各地に駐屯所だった場所にハイラルの領地を示す旗が建てられています。 山の頂上にも旗が見られますが、どうもデザインが異なるものです。 このあたりはまた検証してみたいです。 ガーディアンによるハテノ・アッカレ攻防戦 ハテノ砦、アッカレ砦と呼ばれる場所があります。 特にハテノ砦の前には大量のガーディアンがおり、砦の壁は人工的に木で必死に固められた跡があります。 ここを最終防衛ラインとして民衆が必死に抵抗したのです。 ゼルダ姫の覚醒によりガーディアンが止まったはいいものの、魔物に征服され、人類はその奥の高原のハテノ村で住むしかなくなりました。 近くに「やぶさめ」の練習場があるのは、そこで対魔物用に民衆が訓練されていたのです。 アッカレ砦になると難攻不落といった感じで、四方に大砲が置かれ、ハイラルの土地以外からの侵略者にも対応していたことが分かります。
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『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』よりゲーム内画像引用 Nintendo Switch スイッチ のローンチタイトルにして絶大な人気を誇る、 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』。 『ゼルダの伝説』シリーズではじめてオープンワールドが採用された本作は、圧倒的自由度と膨大なやりこみ要素、加えて色彩豊かなグラフィックゆえ、プレイヤーを何百時間も楽しませてくれます。 そんな『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』ですが、2019年6月に行われたゲームの祭典E3で、 続編が発売されることが発表されました。 私がスイッチでプレイしたゲームで一番面白いのが『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』なので、この発表はかなりテンションがあがりましたね。 そこで今回は、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編について、発売はいつなのか、そして内容はどうなるのかについて考えていきます。 関連記事 スポンサーリンク Contents• 発売時期はいつ? やはり一番気になるのは、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編の発売日がいつなのかということですよね。 2019年6月のE3で発売が発表されましたが、この時公開されたトレーラーによると、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編は 開発中であるとのこと。 そして、任天堂のホームページを見ても発売日は未定となっているので、2019年内の発売はないでしょう。 その一方、このタイミグでトレーラーを公開したこと、そしてハイラル城の周りのマップが前作と同じだったため、大幅にマップを変更する必要がないことを考えると、続編の開発はかなり順調に進んでいると考えられます。 なので、 発売日は2020年内になる可能性が高いでしょう。 ちなみに、前作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の発売日は2017年3月3日でした。 そう考えると2020年3月の発売を期待しますが、2020年の3月20日には任天堂のビックタイトルである『あつまれ どうぶつの森』が発売されるので、同じくビックタイトルである『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編の発売をかぶせてくることはないでしょう。 ゆえに、 続編の発売は早くても2020年の夏くらいになると考えられます。 ゲームシステムやマップは前作通り? 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』続編に期待するのは、やはり前作通りの圧倒的な自由度とそれを上回る新しい要素ではないでしょうか。 私としては前作のオープンワールドで自由にストーリーを進行できるという点は気に入っているので、前作のゲームシステムは続編でも採用してほしいところです。 一方、マップは前作以上のものを期待したいと思っています。 前作のマップは非常に広大で、探索するだけで楽しめました。 ですが、続編のマップが前作と全く一緒だった場合、ハイラルのさまざまな土地をめぐって得られるあの感動を、再度新鮮な気持ちで味わうことができません。 なので、ガノンを倒した後の前作のマップを冒険できることに加え、新しく訪れることができるマップも追加してほしいです。 まあ任天堂のことなので、間違いなくマップの拡張などについては考えているはずです。 リンクとゼルダ姫の活躍によって厄災ガノンを封印し、美しいハイラルを取り戻したはずのハイラル王国。 ですが、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』続編のトレーラーを観ると、 何者かが厄災ガノンの復活を促しているような描写が観られました。 これによって、厄災ガノンが復活し、リンクとゼルダは再び厄災ガノンと戦うことになるのでしょう。 前作の流れを汲むとするならば、厄災ガノンの復活に関係してそうなのは厄災ガノンを信仰しているイーガ団くらいでしょうが、イーガ団の総長コーガ様があの程度のレベルだと考えると、イーガ団が厄災ガノンを復活させることができるとは思えません。 実際、トレーラーでは白い腕が厄災ガノンの亡骸に力を与えているように見えました。 そうなると、前作には登場していない新たな敵、あるいは種族が登場することが考えられますね。 まとめ 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編の発売は、早くても2020年夏くらいだと考えられます。 おそらく、ゲームシステムは前作同様オープンワールドを自由に駆け回れ、前作のマップに加え新しいマップが追加されるはずです。 そして、前作同様厄災ガノンを倒すことがメインミッションになると思われますが、何者かが厄災ガノンの復活を促していると考えられます。 前作が神ゲーだったので、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編がどのような形で前作を上回ってくるのか、本当に楽しみです。 スポンサーリンク 第三者配信による広告掲載を無効化していない場合は、サイトへの広告配信に Google 以外の第三者配信事業者や広告ネットワークの Cookie も使用される可能性があるため、その点についても次の方法でサイトのプライバシー ポリシーに明示する必要があります。 引用元: お客様は適切なプライバシー ポリシーを用意および遵守し、訪問者からの情報を収集するうえで、適用されるすべての法律、ポリシー、規制を遵守するものとします。 お客様はプライバシー ポリシーを公開し、そのプライバシー ポリシーで、お客様がデータ収集のために Cookie を使用していることを必ず通知するものとします。 また、Google アナリティクスを使用していること、および Google アナリティクスでデータが収集、処理される仕組みについても必ず開示するものとします。 引用元: このサイトについて.
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動画版ですー ではムービーを1つ1つシーン分割して分析・考察していきたいと思います。 冒頭 激しく降る雨 ムービーの冒頭シーンは、状況説明の役割を担っています。 激しく降り続ける雨と草木が生い茂る森、いかにも不穏な空気が漂ってきます。 少し話がそれますが、アニメや映画でよく使われる考え方として『雨』というのは『死』の象徴であるという考え方があります。 なのでこれ以降は、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドでもその考えを取り入れていると仮定して話を進めていきます。 森の中を走る2人の人物 このシーンでは雨の中、森を走る2人の姿が足元のみ映し出されます。 前を走る人物は右手に剣を持っていて、後ろについて走る人物はスカートを履いていることがわかります。 ここで、観ている人は、なんとなくリンクとゼルダだろうなと予測するはずです。 そして注目して欲しい部分は、前を走る人物のみが、水溜まりに片足を踏み入れているというところです。 これは文字通り『死』に片足を突っ込むという表現でもあるわけです。 つまりここから読み取れることは、前を走る人物はこの後、瀕死の状態になるということを暗示しているんですね。 草木が生い茂る中走る二人 そして、走る2人の小さな姿が見えてきます。 ここでは手前に生い茂る草木を配置し、その奥に人物を走らせています。 これは実相寺アングルという手法で、奥に見える人物を際立たせたり注目させたりする効果があります。 手前にディテールの細かい配置物を置き、奥で動く人物をところどころ隠すことにより、観ている人は「奥で何が動いているんだ?」と考え始め、映像に集中していきます。 前だけを見て逃げるリンク と 必死についていくゼルダ ここでようやく走っている人物を認識することができます。 前を走っていたのは主人公のリンクで、後ろを走っていたのはゼルダ姫だったということがわかります。 この時、リンクは前だけを見て懸命に走り続けます。 一方ゼルダはリンクについていくのがやっとという状態で必死に走ります。 なんとなくですが、ゼルダは気力を失っているようにも見えます。 ゼルダ 後ろを振り返る そしてゼルダがふと後ろを振り返ります。 するとゼルダ姫は、ぬかるみに足をとられ倒れてしまいます。 同時にリンクと繋いでいた手も離れます。 ここでゼルダが振り返ってコケてしまった理由は『状況的』理由と『心情的』理由の2つ考えられます。 状況的理由は追手(ガーディアン)を確認したから。 心情的理由は自分の過去を振り返ってしまったからということが挙げられます。 1つ目の追手の確認はわかりますよね。 では2つ目の自分の過去を振り返ったからコケたというのはどういうことでしょうか。 それは、今まで力を注いできた封印の力を得るための修行や、遺物研究が全く役に立たず、厄災ガノンに利用されてしまったというゼルダ姫の挫折を表現しているということです。 つまりは厄災ガノンに足をすくわれたということですね。 リンクは『ゼルダ姫を守る』という強い目的があるので、後ろ( 過去)を振り返ることなく前 (未来)だけを見て走り続けたのですが、目的を失ったゼルダ姫はその場 (現在)で倒れこみ、目的が違った2人の手が離れてしまったのです。 慌てて止まるリンク ゼルダの手が離れた後、リンクは慌てて後ろを振り向きます。 リンクは前(未来)だけを見すぎていて、『ゼルダ姫を守る』という目的を見失いかけていたのかもしれません。 リンクが未来を見続ける自分と、過去に囚われたゼルダとのすれ違いに気付くシーンでもあります。 ここでリンクが驚いた顔をしたのは、目的を見失いかけていた自分に気付いたことと、ゼルダの苦しみを察したからだと思います。 その後リンクはゼルダ姫にゆっくりと近づいていくんですね。 倒れたゼルダ姫にゆっくりと近づくリンク そして退魔の剣を鞘に納めてしまいます。 視界の悪い森の中でいつどこから敵に襲われるのかわからない状況なのにです。 このことから、リンクは相当にゼルダ姫を心配し寄り添おうとしていることがわかります。 雨が激しくゼルダの背中を打ち続ける ここでアングルが空へと変わります。 このアングルはラストシーンでも使われるのでよーく覚えておいてください。 拳を握りしめるゼルダ このシーンでは、ゼルダの悔しさが表れています。 自分が関わった研究で、四神獣やガーディアンを起動することができたのに、それを厄災ガノンに奪われてしまった。 この悔しさを、拳を強く握りしめるという動作で表現しているんですね。 悲しみよりも、悔しさが強調されているので、ここではまだゼルダは理性で感情を抑え込んでいるのがわかります。 このことはゼルダの表情でも見て取れます。 あふれ出る感情 しかし、ゼルダ姫が神獣に向かった仲間の事を話始めると、途端に感情が表に出てきます。 『悔しさ』が『悲しみ』に変化するシーンです。 2人の小さな姿 かなり見ずらいですが、画面中央にゼルダとリンクの姿が小さく映ったシーンに切り替わります。 そして 「私が今までしてきたことは何の役にもたたなかった」とゼルダ姫が嘆きます。 これは画面の通りで、この広大な世界にとって、厄災という自然災害ともいえる存在にとって、力を持つ物と力を持たない物は等しく、とても小さな存在でしかないということを表しています。 つまりは4人の英傑たちも、リンクも、ゼルダも、ハイラルの民も、厄災ガノンにとってはちっぽけな存在でしかなかったという暗示です。 リンクに懺悔するゼルダ そしてこのシーンでゼルダは自分のせいで、仲間、ハイラルの民、父を死なせてしまったとリンクに懺悔します。 本来ゼルダは全く悪いことをしていないにもかかわらず、自分のせいだと思い込んでしまっているんですね。 それは、辛く苦しい修行の合間に行ってきた遺物研究の成果が、よりにもよって仲間や多くの民を傷つけるために利用されてしまったことが原因です。 厄災ガノンに利用されたという状況を差し引いても、自らが力を注いで研究し、起動させた神獣やガーディアンが人を傷つけてしまった。 それは本当に悲しく苦しい出来事のはずです。 さらには、もっとも重要な役割である『封印の力』を得ることができなかったという事実も、ゼルダに重くのしかかっていることでしょう。 このシーンはまさにゼルダの『絶望』を表現しているんですね。 6歳で最愛の母を亡くし、10年間もつらく苦しい修行に耐えてきたのに、こんな不幸がゼルダを襲うとは・・・あまりに残酷ではありませんか・・・ リンクの腕の中で号泣するゼルダ そしてゼルダは、リンクの腕の中で声を荒げて号泣します。 6歳の頃母が死に、葬儀では一切涙をみせず気丈にふるまっていた、そのゼルダ姫がです。 おそらくゼルダにとって人生初めての号泣だと思います。 今までは必死に姫としての役目を全うしてきましたが、ハイラル王国は滅亡し、大事な仲間、民、唯一の親類である父を失ってしまいました。 あまりに多くの物を一度に失ったため、その悲しみには耐えることはできなかったのでしょう。 しかし裏を返せば、ゼルダにとって縛るものがなくなったということでもあります。 ここでの号泣は『過去』や『しきたり』に縛られていたゼルダが『未来』へ向かって一歩踏み出したという意味もあるはずです。 その証拠に、始めはお互いにぎこちない関係であったリンクの腕の中で、声を上げて泣いているんです。 ゼルダ姫はようやく人前で泣くことができたんだね、という表現も含まれていると思います。 ゼルダの泣声が響きわたる 最後は、空を映したアングルでゼルダの泣声が響き渡るというシーンです。 このシーンでは、今まで激しく降っていた雨の音が消え、ゼルダの泣声が大きく響いています。 つまりこの雨はゼルダの涙でもあるということです。 流した涙が自らの体を打ち続ける、これは水葬に近い考え方かもしれないですね。 死んでいった仲間、民、父、過去の自分をここで弔ったという表現に思えて仕方がないです。 まとめ 以上が『絶望』の分析と考察でした。 これらのことを踏まえてもう一度ムービーを見てみるとまた違った発見があるかもしれないですね。 そして、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドは、プレイする人によって体験が異なります。 だから今回ぼくが解釈した内容以外にも、多くの解釈が存在すると思います。 なので興味がわいた方は是非、自分なりの分析・考察を行ってみてください。 きっと今まで以上にゼルダの伝説が好きになっていくはずです。 それでは。
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