Contents• ジブリアニメ冒頭の部分で、キキの母・コキリのところへ薬をもらいに来ている老婦人。 実はこの婦人が別の作品に出ているある人物と同一ではないかという噂があるのだが・・・。 老婦人にあいあさつするキキの言葉に注目 最初はコキリと老婦人が魔女のことについて話している。 キキは草むらでラジオを聞きながら空を眺めている。 ラジオの天気予報を聞いたキキは、母の元へ駆け込んで旅立ちの日を今夜にすると突然言い始める。 この時、明るくて礼儀正しいキキはそこにいた老婦人に対してきちんとあいさつをする。 「ドーラさん、こんにちは」 ジブリファンでこれに気がついた視聴者は間違いなく巻き戻してもう一度聞くだろう。 そう、この老婦人の名前は「ドーラ」なのだ。 もちろん、ドーラとは同じくジブリアニメの名作「天空の城ラピュタ」に登場する空賊の女ボスと同じ名前である。 二人のドーラは同一人物なのか? 「天空の城ラピュタ」が公開されたのはは1986年、そして「魔女の宅急便」が公開されたのは1989年であり、この二つの作品の間は三年間でわりと近い時期に作られた作品。 同じ事務所からの作品で、それも近い時期に作られたものの中で同一の名前のキャラクターが登場するというのは非常に珍しい。 しかも、なかなか気が付きにくい裏設定が多く隠されているジブリ作品ともなると、これには何か意味があるのではないかと勘ぐる視聴者も少なくはないだろう。 それも、同一の名前で性別が同じともなると、何か繋がりがあるのではないか?それどころかこの二人は同一の人物という設定なのではないか?という見方がされやすい。 二人のドーラを比較 「魔女の宅急便」のドーラ 容姿 背中は曲がり、身長は低め。 キキやコキリに対していつも優しい言葉をかけてくれる。 年齢 70代?(推定) メガネをかけて、つえを持って座っているため、それなりに高齢のお方だと思われる。 性格 いつも笑顔で、コキリやキキに対し優しい言葉をかけてくれる。 「天空の城ラピュタ」のドーラ 容姿 ギョロ目で鼻が高く、シワが多い。 女性のわりに体格がよく、身長も低くはない。 年齢 50代?(推定) 背筋も伸びて体はよく動き、ドーラ一家の中で一番の瞬足。 性格 やることは男顔負けなほど豪快で、目的のために突っ走るタイプ。 盗みを働く空賊だが、人情に厚く、仲間たちの面倒見はいい。 見かけによらず女心を忘れてはいない。 二人の比較のポイントはざっとこんなものだろう。 年齢は二人とも作中で明かされることはないので、あくまで推定ではありますが、これくらいの年齢差があるのではないかと思われます。 年齢差と作品の時系列はぴったり? 「天空の城ラピュタ」と「魔女の宅急便」それぞれの世界を見てみると、「天空の城ラピュタ」よりも「魔女の宅急便」の世界のほうがはるかに文明が発達していることがわかる。 ということは、「魔女の宅急便」に登場する老婦人・ドーラが「天空の城ラピュタ」の空賊・ドーラと同一でも時系列的には間違ってはいない。 さらに、その文明の進み具合から見ても、20年もあればそれくらい発達していてもおかしくはなく、むしろちょうどいいくらいかもしれない。 また、これには別の見方もあり、老婦人・ドーラは空賊・ドーラの子孫ではないかとも噂されている。 だが、はっきり言ってこの説は無理があるだろう。 「天空の城ラピュタ」と「魔女の宅急便」の二つの世界の文化を比較すると、ある程度は発展はしていても、そこまで何十年もの差があるようには思えない。 発展の具合から見て、子孫というほど時間が経過しているわけではなく、ちょうど10年、20年くらい経過したくらいかなといった感じなので、「ドーラの子孫説」は「ドーラ同一人物説」よりも信憑性の劣る話になってしまう。 二人の容姿は似ているのか? 空賊・ドーラは鼻が高くて体格がいい。 そして、老婦人・ドーラは、高齢という表現で小さく見えるように描かれているかもしれないが、わりと小柄に見える。 この二人のキャラクターの容姿は、見え方に個人差があるとしても、あまり似ているとは思えない。 故に、同一の人物だという見方には少々無理があると言える。 ドーラの性格の違い 次は二人のドーラの性格を比較してみよう。 老婦人・ドーラは、登場シーンが少ないが、序盤と終盤に同じようなシチュエーションで登場する。 キキの母・コキリのところへ訪れ、薬ができるまで座ってニコニコしながら笑顔で話している。 一方で、空賊・ドーラは登場シーンも多く、非常にインパクトの強いキャラクターなのでわかりやすい。 誰よりも強欲で、男顔負けなほど何をやっても豪快。 実際にこのような女性には会いたくはないものだが、ここまでやることが豪快だと逆に気持ちいいくらい。 それでいながら、人情に厚く女心も理解してくれるいわゆるカッコイイ大人だ。 この空賊・ドーラが同じ街の少女を「キキちゃん」などと呼ぶような高貴な老婦人になるのだろうか? 確かに、人間は年をとれば性格は丸くなり、人に対して優しくなっていくもの。 体にもあちこちガタが来て、容姿も変わっていく。 にしてもだ、さすがにあのドーラがこの老婦人と同一の人物だとは考えにくい。 それに、あの性格だからこそ、憎めないドーラ。 ちょっと怖い気もするけど嫌いになれない個性的キャラクターであるドーラが、年をとって老婦人のようになるのは少々残念な気持ちになる。 そうであってはほしくない、空賊ドーラはあの性格だからこそドーラなわけであって、いくつになっても自分のスタイルを貫く人だと信じている。 少々希望的意見ではあるが、この二人のドーラは同じ名前、同じ性別であっても別人であってほしい。 まとめ 今回は、「魔女の宅急便」「天空の城ラピュタ」の二つの作品に登場する同じ名前のキャラクター、ドーラとドーラについて考察してみました。 作品に対する主観は人それぞれであり、特にジブリの作品というのは多くを語らずに沢山のことを伝えるような表現が多いです。 確かに、同じ名前のキャラクターが登場することで、誰しも想像することは何かの関連性ですが、この件については同一人物という設定ではないように思う。 , ,.
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魔女の宅急便で登場する犬は1匹だけです。 この犬は、キキが荷物のお届け先として行ったケットという少年の家で飼っている犬で、 名前はジェフです。 キキがなぜこのお宅へ行ったのかというと、オソノさんの紹介でパン屋さんのお得意さん(マキさん)から甥っ子の誕生日プレゼントを配達する仕事の依頼を受けたことがきっかけとなっています。 パン屋さんのお得意さんの甥っ子というのが、少年ケットというわけです! この犬の名前は、ケットの誕生日パーティーで家族が会話をしているシーンがあるのですが、そこで ケットやケットのママがジェフという名前を言っていて、会話の内容からそれが飼っている犬のことだとわかります。 魔女の宅急便で犬のジェフが登場するシーンは、お届け物の誕生日プレゼントの黒猫のぬいぐるみを落としてしまいジジを身代わりにした状態でケットに届けてから、本来プレゼントするはずだった黒猫のぬいぐるみとジジを交換しに行くまでの数分間のみとなっています。 魔女の宅急便に登場する犬の犬種を見た目や性格から考察! 魔女の宅急便のに登場する犬の名前はジェフだということはわかりました。 しかし犬に関する情報は、名前以外は作中に出てきません。 犬のジェフは、何という犬種なのか気になったので見た目や性格から知らべて考察していきます! 魔女の宅急便に登場する犬ジェフの見た目や性格とは? 魔女の宅急便に登場する犬のジェフの大きさは、ジェフが家の外に出たがってケットが玄関のドアを開けてくれるシーンでは、体高はケットよりも低いものの体全体を見るとケットよりも大きいようです。 (体高とは、動物が立った時の足から頭の上までの高さのこと。 ) また魔女の少女キキが黒猫のぬいぐるみと黒猫のジジを交換するシーンをみてみると、13歳の少女であるキキと犬のジェフの大きさはさほどかわらないくらいの大きさに見えました。 このことから、 魔女の宅急便に登場する犬のジェフは大型犬だということがわかりますね。 次は犬のジェフの色や模様などを見ていきましょう。 耳は垂れていて、首の周りには少し膨らみが見られますので、首の周りが長毛になっているのか皮膚に余裕があるのかなといった感じで、しっぽは長毛でふわふわのように見えますね。 ジョフをよく観察してみると、おとなしく寝ていることが多いようで立ち上がるのも少し大変そうな様子です。 それは「すっかり年をとった・・・」と家族が話していることから老犬であることが理由なのかもしれません。 また犬のジェフは、ケットの誕生日プレゼントの黒猫がぬいぐるみではなく本物の黒猫(ジジ)だと気づいているような様子でも、怒ったり威嚇することもないんです。 むしろ黒猫のジジを終始自分の近くに置いて守ってくれているような姿からは、 ジェフが優しく穏やかな性格だということが感じられますね。 魔女の宅急便に登場する犬ジェフの犬種を考察! 魔女の宅急便に登場する犬ジェフの大きさや見た目から、 ジェフの犬種はセントバーナードなのではないかと考えられます! セントバーナードの一般的な性格や特徴をまとめてみます。 サイズ:大型犬 体高:65cm~90cm 体重:50kg以上• 大きめの垂れ耳• 太くて長いしっぽ• 50kg以上の大きな体格• 筋肉質でがっしりとした骨格• 毛は短毛と長毛の二重構造になっていてダブルコートという• 毛色は白地に赤茶色のまだら模様• 赤茶色の部分は個体によって多少黄色がかったりと異なる• 温和でおっとりしている• がまん強くて優しい• 自分で考える力がある• 責任感が強い• アルプスの少女ハイジのヨーゼフも同じセントバーナード 魔女の宅急便の犬のジェフにあてはまる部分を太字にしてみました! ジェフは老犬のせいか、体格は痩せ型のようですが全体的にはあてはまっている部分が多いように感じますよね。 やはり、 魔女の宅急便の犬のジェフはセントバーナードなのではないでしょうか。 魔女の宅急便に登場する犬のジェフがとった行動の理由 魔女の宅急便の犬のジェフは、黒猫のぬいぐるみに代わった黒猫のジジがケットのもとに届いてから、ずっとジジと行動をともにしていました。 なぜか、ジジを守ってくれているようにも感じますよね。 犬のジェフがとった行動ごとに、その行動の理由について考察していきます。 犬のジェフが黒猫ジジの匂いを嗅いでから舐めた理由は? ケットが自分のあぐらの上にジジを乗せてテレビを見ているとママに呼ばれてその場を離れていきます。 ジジをその場の床に落としていくと、 ジジの存在に気づいたジェフはジジにゆっくりと近寄り、ジジの匂いを嗅いでから舐めるシーンがあります。 老犬ジェフが近づいてきて、冷や汗が止まらないジジ…😰汗のしみが絨毯に広がっていきます…!細かいアニメーションの表現に脱帽です😩 — アンク@金曜ロードSHOW! 犬が相手の匂いを嗅ぐうという行為は、人間でいうなら相手を見るという行為にあたるそうです。 ですので 犬のジェフはジジの匂いを嗅ぐことで、ジジに興味をもって理解しようとしたのかもしれませんね。 さいごに舐めることで、ジジの存在を再確認したのではないかともお考えられるのではないでしょうか。 犬のジェフが黒猫ジジに寄り添って寝た理由は? ジジの匂いを嗅いでから舐めたことで、ジジがぬいぐるみではなく本物の猫であることを確信して、ジェフは何か事情を察したのかもしれません。 魔女の宅急便のジェフ。 連続魔女宅ですみません🙇 こんなに素晴らしい犬がいていいのだろうかと思うくらい素晴らしい犬。 犬のジェフが魔女のキキが迎えに来たのに気づいた理由は? 犬のジェフが登場する最後のシーンでは、 犬のジェフが魔女のキキがジジを迎えに来たことに気づき、ジジをくわえて家の外に出ていきます。 そこで気になったのが、ジェフはなぜ家の外にいたキキのことを気づくことができたのかということですね。 ジェフが家の外に出る直前に、ケットの誕生日パーティーをしているシーンではジェフは床でジジと一緒に寝ています。
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ある日キキがジジと話せないことに気づき、はっとして飛ぶことも試しますが、箒で空を飛べなくなっていることにも気づきます。 このシーンのために「 ジジと話せない=キキの魔法力が弱まったから」という推測が出ました。 まるでキキが魔法でジジと話せていたと捉えがちですが、それは間違い。 キキは動物と話せるわけでもなく、ジジとも魔法で話していたわけではないんです。 何故かというとキキは「空を飛ぶ」以外の魔法は使えず、原作と同様、旅立ちの日に母親が「 キキは空を飛ぶことしか覚えなかった」とも言っています。 そしてクライマックスでキキがまた飛べるようになった後も、ジジは「にゃー」としか話さないですよね。 ということでキキの魔法はジジが話すことには関係がないことが分かります。 変わったのはジジではなくキキ。 」 映画公開の時に福岡のトークショーで宮崎駿さんはこう述べています。 つまり、「キキは自分の心をジジに投影していて、キキが成長し自分の心の声を実際に投影する 必要がなくなったから」ということのようですね。 原作ではジジは本当に話すので、この見解は宮崎駿監督のオリジナル解釈なのではないでしょうか。 また宮崎駿監督はスタジオジブリスタジオプロデューサー・鈴木敏夫さんとも話し合ったと言います。 鈴木:話す必要がなくなったんでしょうね。 僕は、あの映画をキキとジジの対話の映画じゃないかと思っているんです。 つまり自分との対話。 まだ自己を確立していないキキが自分になるプロセスを映画にしたんですね。 鈴木:自分が自分になれば、もうジジは話さなくなる。 今まではジジに自分の心の声が反映されていたけれど、「恋の悩み」など抱えるうちに 知らずのうちに自分の中で自問自答していたわけです。 子供が幼い頃、人形遊びで1人2役したりするのに近いのが「キキとジジ」の関係というように映画の中では描かれているのかもしれません。 しかし、ということは「 キキが恋をしたから」や「 キキが大人になったから」といった推測も、 「 ジジが話さなくなった=キキが心の声を投影する必要がなくなった=キキの成長」の大きな要因になっているのは間違っていなかったんですね。 終わりに キキがジジと急に話せなくなるシーンは心が痛いですよね。 宮崎駿監督によると、しかしこの演出は「キキの成長」を分かりやすく表したものだったということが分かります。 それを踏まえてもう一度「魔女の宅急便」を見直してみたくなります。 最後まで読んでいただきありがとうございました。
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