フレイル 検診。 福井県坂井市/フレイル予防

フレイル健診とは?気になる15の質問|教えて介護さん

フレイル 検診

出典:『後期高齢者の健康』(厚生労働省) を元に作成 2020年3月23日更新 厚生労働省の目的は、 生活機能の改善など介護予防や医療連携を通して高齢者が要介護状態になるのを防ぐことです。 フレイル状態は食事や運動など生活習慣の見直しで改善することが可能です。 そのため、フレイル健診をきっかけに将来リスクのある高齢者を判断するのです。 今後は、市町村単位で後期高齢者に保健事業や介護予防事業を一体的に実施していく方針です。 フレイル健診では、高齢者向けの15問が記載された質問票を中心に判断。 食習慣や運動習慣、社交性といった生活全般の状態から心身がどの程度弱っているかをチェックします。 これにより、フレイル状態の後期高齢者を早期にピックアップできるのです。 保健師や管理栄養士など医療専門職が協力し、介護予防と重症化予防の観点から生活改善をサポートします。 今回のフレイル健診は、以前から実施されていた後期高齢者医療制度の健診に含まる質問票を変更したもの。 自治体で実施される40歳から74歳対象の特定健診の項目をベースに高齢者向けに修正した質問内容を、フレイル予防の角度からさらにブラッシュアップしました。 厚労省は、2020年度からの本格実施を、後期高齢者医療広域連合と都道府県に要請。 「高齢者の特性を踏まえた保健事業ガイドライン第2番」に基づき、全国的な実施が期待されています。 フレイルとは栄養不足による心身の機能低下 近年、老年医学の研究が進み、老化の特徴やその対応策が少しずつ明らかになってきました。 そのうちのひとつで高齢者の看護や介護の分野で話題を集めているのが、「フレイル」です。 フレイルの語源は、英語の「Frailty(フレイルティー)=虚弱」。 この言葉が「高齢者の老化現象」を指すようになったのは、実はここ最近のことです。 「フレイル現象」とは、食事の質や量が不十分になった高齢者の栄養状態がきっかけで、心身機能が低下することです。 この状態が続くと、日常生活はおろか、外出すらままならなくなってしまいます。 日本で本格的にフレイルとその対策が取り上げられるようになったのは、2014年の日本老年医学会以降です。 フレイルの主な原因は低栄養状態ですが、そこに加齢による運動機能や認知機能の低下が加わるとさらに加速することに。 食事や睡眠などの生活習慣がきちんと送れなくなるため、肉体的にも精神的にも健康を失っていきます。 特に高齢になるほど、そのリスクは高まる傾向にあります。 食が細く、「炭水化物ばかり食べている」「肉や魚などタンパク質の摂取量が減った」など食生活が偏りがちだからです。 それにより健康状態が低下し、疲労感や倦怠感が現れます。 さらに必要な食事量が少ないことからお腹が空かず、買い物などの外出機会をどんどん失っていきます。 フレイルを判断するには、次の5つの項目を基準とします。 「歩きづらい」「動きづらい」といった日常生活の運動機能が低下するのが特徴で、フレイルの前段階といわれています。 なお、ロコモ状態は運動習慣を取り入れることで、改善が期待できます。 特に嚥下障害につながるおそれが高く、最初の発症部位も口腔器官に多いという特徴があります。 サルコペニアで嚥下障害が強まると、食事による栄養が摂取しづらくなります。 そのため、高齢者は日頃から口腔ケアの習慣を身につけるのが大切です。 フレイルと、ロコモティブシンドローム、サルコペニアは、それぞれ別の概念ではありません。 それぞれ関連性が高く、重複する部分も多いのがポイントです。 それぞれの症状が進むほど、フレイルの定義の中心である日常生活の能力が低下します。 そして精神的な衰えや外出機会の減少などをきっかけに、介護が必要な状態へと移行しやすいのです。 高齢者は意識して魚や肉、大豆などタンパク質を増やすとともに、野菜や海藻、きのこなどビタミンやミネラル、食物繊維を意識した副菜も大切です。 また適度な量の炭水化物もエネルギー、筋肉や骨の材料になるので極端な制限は控えます。 軽い散歩やリハビリ運動など、負担のないやり方でも心肺機能や筋力アップに効果が期待できます。 趣味の集まりや、ボランティアをはじめ、デイサービスの利用など、仲間とおしゃべりや食事を楽しむことで、さらに食生活の改善や運動習慣が定着化していく効果があります。 この3本柱はそれぞれが影響し合っているため、同時に改善を目指すのがポイントです。 7割の人が必要な栄養の摂取基準を知らない フレイル予防の中でも日常的に大きな鍵を握るのが「食生活」です。 食事は本人だけでは客観的に意識しづらいため、フレイル予防を前提に食事の摂取基準を学ぶことが重要になります。 しかし、実際にはフレイル予防が必要な世代で、正しい食事の摂取方法を理解している割合は少ないのが現状です。 不二製油グループが実施した「食をはじめとする生活実態とフレイルに関する調査」によると、 全国の50~70代の男女600名対象のデータで、フレイルという言葉を知っているのは2割弱、正しく用語を理解できている人は1割に過ぎませんでした。 さらに、8割の人は「健康に食事が大切である」と理解している一方で、7割の人が「タンパク質の摂取基準がわからない」など、具体的な知識が不足していることも明らかになっています。 厚生労働省は4月より食事摂取基準を改定する 厚生労働省は、 フレイル予防対策のため、高齢者の食生活改善を重視する内容を「日本人の食事摂取基準」の中に盛り込んで改定する予定です。 今回の改定では、高齢者の年齢区分をより細かくした年齢別の栄養指導や、高齢者のタンパク質摂取目標の下限を引き上げること、さらに減塩の促進が実施されます。 特にタンパク質摂取基準の改定は、高齢者が不足しがちな栄養素だけに注目される傾向があります。 「日本人の食事摂取基準」は5年ごとに改定を重ねてきました。 前回の2015年版では、70歳以上の高齢者のタンパク質摂取推奨量を1日当たり男性60g、女性50g、総エネルギーに対する摂取目標量を男女ともに13~20%としていました。 今回の改定では、 年齢区分を50歳から64歳、65歳から74歳、75歳以上と細分化。 さらに、摂取目標量も50歳から64歳で男性14~20%(65g)、女性14~20%(50g)、65歳~74歳と75歳以上では男性15~20%(65g)、女性15~20%(50g)に。 このように、タンパク質の摂取基準を全体的に引き上げたのが特徴となっています。 健康な身体機能を維持するためにタンパク質の積極的摂取は欠かせません。 ただし、動物性タンパク質を取り過ぎると糖尿病の発症リスクを高めたり、タンパク質の取り過ぎで腎臓病を悪化させたり、年代や個人別に注意は必要です。 フレイル予防のためには、加齢につれて栄養バランスを食事の取り方を意識して改善していく必要があります。 健康な老後生活を送るためにも、一人ひとりが食事に関心を持ちながら、知識を学んだり、医師や管理栄養士に相談したり、身近なところから食習慣の見直しを始めていきましょう。

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フレイルとは 公開日:2016年7月25日 15時00分 更新日:2019年10月 4日 13時15分 フレイルとは、わかりやすく言えば「加齢により心身が老い衰えた状態」のことです。 しかしフレイルは、早く介入して対策を行えば元の健常な状態に戻る可能性があります。 高齢者のフレイルは、生活の質を落とすだけでなく、さまざまな合併症も引き起こす危険があります。 フレイルの基準やフレイル状態になるとどのようなことが起きるかについてわかりやすくまとめます。 フレイルとは フレイルは、海外の老年医学の分野で使用されている英語の「 Frailty(フレイルティ)」が語源となっています。 「 Frailty」を日本語に訳すと「虚弱」や「老衰」、「脆弱」などを意味します。 日本老年医学会は高齢者において起こりやすい「 Frailty」に対し、正しく介入すれば戻るという意味があることを強調したかったため、多くの議論の末、「フレイル」と共通した日本語訳にすることを2014年5月に提唱しました 1。 フレイルは、厚生労働省研究班の報告書では「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像」 2 とされており、健康な状態と日常生活でサポートが必要な介護状態の中間を意味します。 多くの方は、フレイルを経て要介護状態へ進むと考えられていますが、高齢者においては特にフレイルが発症しやすいことがわかっています。 高齢者が増えている現代社会において、フレイルに早く気付き、正しく介入(治療や予防)することが大切です。 フレイルの基準 フレイルの基準には、さまざまなものがありますがFriedが提唱したものが採用されていることが多いです。 Friedの基準には5項目あり、3項目以上該当するとフレイル、1または2項目だけの場合にはフレイルの前段階であるプレフレイルと判断します。 体重減少:意図しない年間4. 疲れやすい:何をするのも面倒だと週に3-4日以上感じる• 歩行速度の低下• 握力の低下• 身体活動量の低下 フレイルには、体重減少や筋力低下などの身体的な変化だけでなく、気力の低下などの精神的な変化や社会的なものも含まれます。 次に、フレイル状態に至るとどのようなことが起きるか説明します。 フレイル状態に至るとどうなるか フレイルの状態になると、死亡率の上昇や身体能力の低下が起きます。 また、何らかの病気にかかりやすくなったり、入院するなど、ストレスに弱い状態になっています。 例えば健常な人が風邪をひいても、体の怠さや発熱を自覚するものの数日すれば治ります。 しかし、フレイルの状態になっていると風邪をこじらせて肺炎を発症したり、怠さのために転倒して打撲や骨折をする可能性があります。 また、入院すると環境の変化に対応できずに、一時的に自分がどこにいるのかわからなくなったり、自分の感情をコントロールできなくなることもあります。 転倒による打撲や骨折、病気による入院をきっかけにフレイルから寝たきりになってしまうことがあります。 フレイルの状態に、家族や医療者が早く気付き対応することができれば、フレイルの状態から健常に近い状態へ改善したり、要介護状態に至る可能性を減らせる可能性があります。 具体的なフレイルへの介入方法に関しては、「フレイルの予防」の項目で説明します。 参考文献• 厚生労働科学研究費補助金(長寿科学総合研究事業) 総括研究報告書 後期高齢者の保健事業のあり方に関する研究 研究代表者 鈴木隆雄.

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フレイルとは 公開日:2016年7月25日 15時00分 更新日:2019年10月 4日 13時15分 フレイルとは、わかりやすく言えば「加齢により心身が老い衰えた状態」のことです。 しかしフレイルは、早く介入して対策を行えば元の健常な状態に戻る可能性があります。 高齢者のフレイルは、生活の質を落とすだけでなく、さまざまな合併症も引き起こす危険があります。 フレイルの基準やフレイル状態になるとどのようなことが起きるかについてわかりやすくまとめます。 フレイルとは フレイルは、海外の老年医学の分野で使用されている英語の「 Frailty(フレイルティ)」が語源となっています。 「 Frailty」を日本語に訳すと「虚弱」や「老衰」、「脆弱」などを意味します。 日本老年医学会は高齢者において起こりやすい「 Frailty」に対し、正しく介入すれば戻るという意味があることを強調したかったため、多くの議論の末、「フレイル」と共通した日本語訳にすることを2014年5月に提唱しました 1。 フレイルは、厚生労働省研究班の報告書では「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像」 2 とされており、健康な状態と日常生活でサポートが必要な介護状態の中間を意味します。 多くの方は、フレイルを経て要介護状態へ進むと考えられていますが、高齢者においては特にフレイルが発症しやすいことがわかっています。 高齢者が増えている現代社会において、フレイルに早く気付き、正しく介入(治療や予防)することが大切です。 フレイルの基準 フレイルの基準には、さまざまなものがありますがFriedが提唱したものが採用されていることが多いです。 Friedの基準には5項目あり、3項目以上該当するとフレイル、1または2項目だけの場合にはフレイルの前段階であるプレフレイルと判断します。 体重減少:意図しない年間4. 疲れやすい:何をするのも面倒だと週に3-4日以上感じる• 歩行速度の低下• 握力の低下• 身体活動量の低下 フレイルには、体重減少や筋力低下などの身体的な変化だけでなく、気力の低下などの精神的な変化や社会的なものも含まれます。 次に、フレイル状態に至るとどのようなことが起きるか説明します。 フレイル状態に至るとどうなるか フレイルの状態になると、死亡率の上昇や身体能力の低下が起きます。 また、何らかの病気にかかりやすくなったり、入院するなど、ストレスに弱い状態になっています。 例えば健常な人が風邪をひいても、体の怠さや発熱を自覚するものの数日すれば治ります。 しかし、フレイルの状態になっていると風邪をこじらせて肺炎を発症したり、怠さのために転倒して打撲や骨折をする可能性があります。 また、入院すると環境の変化に対応できずに、一時的に自分がどこにいるのかわからなくなったり、自分の感情をコントロールできなくなることもあります。 転倒による打撲や骨折、病気による入院をきっかけにフレイルから寝たきりになってしまうことがあります。 フレイルの状態に、家族や医療者が早く気付き対応することができれば、フレイルの状態から健常に近い状態へ改善したり、要介護状態に至る可能性を減らせる可能性があります。 具体的なフレイルへの介入方法に関しては、「フレイルの予防」の項目で説明します。 参考文献• 厚生労働科学研究費補助金(長寿科学総合研究事業) 総括研究報告書 後期高齢者の保健事業のあり方に関する研究 研究代表者 鈴木隆雄.

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