アヴェ・マリアの祈祷文 [ ] 下記祈祷文の冒頭から4行はからとられる。 最初の2行は、大天使のマリアへのの挨拶の冒頭(ルカ1:28)であり、続く2行はがマリアに向かって述べた挨拶の冒頭(ルカ1:42)から取られる。 残りの後半はにおいてのの付加と言われる。 では、「」と並んで最も頻繁に唱えられる基本的な祈祷文であり、このアヴェ・マリアを繰り返し唱える「の祈り」も伝統となっている。 日本のの文語訳では「 天使祝詞(てんししゅくし)」と呼ばれていた。 この天使祝詞は日本のカトリック教会で長らく唱えられていたが、に口語和訳の「 聖母マリアへの祈り」が作られた。 しかしの原文に忠実な口語訳を作成してほしいという要望が教会内部であったため、日本カトリック団ではに改めて翻訳した「 アヴェ・マリアの祈り」を作成し、約1年の試用期間を経て6月14日に定例司教総会にて承認された。 現在、カトリック教会ではこの「アヴェ・マリアの祈り」を公式に使用するが、私的な祈りでは以前からの「天使祝詞」や「聖母マリアへの祈り」を用いても差し支えないとされている。 なおでも同種の祈祷文として相当するとされる「生神童貞女や慶べよ」を用いるが、共通するのは冒頭部だけであり、その祈祷文は特に後半において大きく異なる [ ]。 また、公祈祷(公)でも用いられる。 土曜日の(主日前晩の晩課)の最後に、として頻繁に歌われる [ ]。 ラテン語 [ ] Dorothea Fayne()、Uwe Streibel()による移調演奏(ト長調) この音声や映像がうまく視聴できない場合は、をご覧ください。 前述のように、などの曲の他にも、、や、など多くの作曲家が「アヴェ・マリア」を残している。 また、やのように、もともと世俗曲でありながら、後世に「アヴェ・マリア」として通用するようになった楽曲も存在する。 さらに、やのように何曲も残した者もいれば、やのように、祈祷文ではなく、詩人の同題詩をテキストにした者、のように、歌詞を持たない器楽曲として発表した者もいるので、注意を要する。 - 4声のものが2つ存在する。 アンティフォナ(交唱)に基づくものと、セクエンツィア(続唱)だと考えられているもの。 - 5曲存在する。 - 5声。 - 4声版と8声版がある。 4声版は偽作説が唱えられているがその旨を楽譜に明記したうえでのでに用いられた。 - 3声。 - 頃の作曲。 近年著名になった作品であるが、による偽作の可能性が高いとされる。 - 4声のカノン(K. 554)。 - と。 「老いのいたずら」第3巻所収。 - 原曲はの作曲。 を参照• - に歌曲として作曲されたもの、「3つのモテット(教会音楽) 作品23」()に収録されたもの(混声合唱とオルガン)がある。 - フランス語の3声の「Nous voyons que les hommes font tout vertu d'aimer」(訳題は一定していないが、の『クラシック音楽作品名辞典』では「男たちは愛を徳をなすと見ゆ」)を、がな形に編曲し、歌詞を「アヴェ・マリア」に付け替えて、に出版。 - 合唱曲としては、に作曲されたもの(初稿は混声合唱とオルガン、第2稿は4人の独唱とオルガン)、に書かれたもの(混声合唱とオルガン)の2つがある。 他に、歌曲として1881年に書かれたものがあり、また、曲として、ピアノ曲集「」に含まれるものや、ピアノ学校のための「アヴェ・マリア」がある。 また、アルカデルトの「アヴェ・マリア」をオルガンに編曲したものも存在する。 - (《第1巻》の前奏曲ハ長調(BWV846)を伴奏に用いたもの。 詳細は を参照• - オルガン伴奏による三重唱版、二重唱版などがある。 - 3曲あり、いずれも。 混声4部合唱とオルガン()、混声7部合唱()、アルトとオルガン()。 最も一般的に知られているのは2番目。 - 、と管弦楽もしくはオルガンのために作曲。 - 数種類存在。 とオルガン、混声合唱とオルガンなど。 - 、アルト(もしくはバリトン)とオルガンのために作曲。 - 、無伴奏混声合唱曲として作曲。 が用いられていることで知られる。 後年、「(4つの聖歌)」の第1曲になった。 なお、オペラ「」の第4幕に出てくる「アヴェ・マリア」は典礼文ではない。 - メゾソプラノもしくはバリトンとオルガン(作品67-2)、2人のソプラノとオルガン(作品93)、男声合唱とオルガン(作品番号なし)など。 - 混声合唱とオルガンのための「3つのモテット」作品2の第2曲。 - 、2群の女声合唱のために書かれた。 - からにかけて作曲された無伴奏混声合唱曲。 学生時代の習作ということもあり、生前はほとんど知られていなかった。 - 、無伴奏混声合唱曲として作曲。 当初の歌詞はであったが、にラテン語に改められた。 - 、無伴奏女声合唱曲として作曲。 - オペラ「」()の劇中歌として登場。 ソロと女声合唱によって行われる。 またこのリコルディ版がの全日本合唱コンクールで課題曲に用いられた。 - ピアノ協奏曲第3番『アヴェ・マリア』()• ジャン=バティスト・デュ・ジョンシェイ - フランス語圏で歌われている曲。 ノートルダム大聖堂の火災の際にパリ市民が歌ったのが有名であるが、スペインやカナダ・モントリオール等でも歌われている。 日本の作曲家によるもの [ ]• - の中の一曲。 - 混声三部合唱とピアノのための。 月刊誌『』中高版1984年11月号()に掲載。 - 女声合唱とピアノ。 女声合唱曲集「ほほえみ」に収録。 - 無伴奏混声合唱曲。 - 童声合唱とピアノのための小品。 - 「マリア・オリエンタリス[東方のマリア] 混声合唱のための5つの聖母賛歌」第2曲および第5曲、「カンティクル・サクルム第2集 男声合唱のための3つの聖母賛歌《マリア、アレルヤ! 》」第2曲。 - 単旋聖歌の定旋律による無伴奏同声合唱のための「三つのマリア聖歌」第1曲。 - 組曲「御誦」の2曲目。 - 月刊誌『教育音楽』に連載していた「合唱のためのたのしいエチュード」のために書き下ろされた。 同声4部合唱曲。 後に混声合唱、男声合唱に編曲された。 (いずれも混声版と男声版)• - 無伴奏同声合唱のための。 - 混声用アカペラの曲と女声用ピアノ伴奏付の曲の2つがある。 これらは違う版(アレンジ)ではなく、全く違う作品。 歌詞も多少異なる。 - 女声二重唱とピアノまたは女声二部合唱とピアノのための作品。 脚注 [ ]• 関連項目 [ ]•
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アヴェ・マリアの祈祷文 [ ] 下記祈祷文の冒頭から4行はからとられる。 最初の2行は、大天使のマリアへのの挨拶の冒頭(ルカ1:28)であり、続く2行はがマリアに向かって述べた挨拶の冒頭(ルカ1:42)から取られる。 残りの後半はにおいてのの付加と言われる。 では、「」と並んで最も頻繁に唱えられる基本的な祈祷文であり、このアヴェ・マリアを繰り返し唱える「の祈り」も伝統となっている。 日本のの文語訳では「 天使祝詞(てんししゅくし)」と呼ばれていた。 この天使祝詞は日本のカトリック教会で長らく唱えられていたが、に口語和訳の「 聖母マリアへの祈り」が作られた。 しかしの原文に忠実な口語訳を作成してほしいという要望が教会内部であったため、日本カトリック団ではに改めて翻訳した「 アヴェ・マリアの祈り」を作成し、約1年の試用期間を経て6月14日に定例司教総会にて承認された。 現在、カトリック教会ではこの「アヴェ・マリアの祈り」を公式に使用するが、私的な祈りでは以前からの「天使祝詞」や「聖母マリアへの祈り」を用いても差し支えないとされている。 なおでも同種の祈祷文として相当するとされる「生神童貞女や慶べよ」を用いるが、共通するのは冒頭部だけであり、その祈祷文は特に後半において大きく異なる [ ]。 また、公祈祷(公)でも用いられる。 土曜日の(主日前晩の晩課)の最後に、として頻繁に歌われる [ ]。 ラテン語 [ ] Dorothea Fayne()、Uwe Streibel()による移調演奏(ト長調) この音声や映像がうまく視聴できない場合は、をご覧ください。 前述のように、などの曲の他にも、、や、など多くの作曲家が「アヴェ・マリア」を残している。 また、やのように、もともと世俗曲でありながら、後世に「アヴェ・マリア」として通用するようになった楽曲も存在する。 さらに、やのように何曲も残した者もいれば、やのように、祈祷文ではなく、詩人の同題詩をテキストにした者、のように、歌詞を持たない器楽曲として発表した者もいるので、注意を要する。 - 4声のものが2つ存在する。 アンティフォナ(交唱)に基づくものと、セクエンツィア(続唱)だと考えられているもの。 - 5曲存在する。 - 5声。 - 4声版と8声版がある。 4声版は偽作説が唱えられているがその旨を楽譜に明記したうえでのでに用いられた。 - 3声。 - 頃の作曲。 近年著名になった作品であるが、による偽作の可能性が高いとされる。 - 4声のカノン(K. 554)。 - と。 「老いのいたずら」第3巻所収。 - 原曲はの作曲。 を参照• - に歌曲として作曲されたもの、「3つのモテット(教会音楽) 作品23」()に収録されたもの(混声合唱とオルガン)がある。 - フランス語の3声の「Nous voyons que les hommes font tout vertu d'aimer」(訳題は一定していないが、の『クラシック音楽作品名辞典』では「男たちは愛を徳をなすと見ゆ」)を、がな形に編曲し、歌詞を「アヴェ・マリア」に付け替えて、に出版。 - 合唱曲としては、に作曲されたもの(初稿は混声合唱とオルガン、第2稿は4人の独唱とオルガン)、に書かれたもの(混声合唱とオルガン)の2つがある。 他に、歌曲として1881年に書かれたものがあり、また、曲として、ピアノ曲集「」に含まれるものや、ピアノ学校のための「アヴェ・マリア」がある。 また、アルカデルトの「アヴェ・マリア」をオルガンに編曲したものも存在する。 - (《第1巻》の前奏曲ハ長調(BWV846)を伴奏に用いたもの。 詳細は を参照• - オルガン伴奏による三重唱版、二重唱版などがある。 - 3曲あり、いずれも。 混声4部合唱とオルガン()、混声7部合唱()、アルトとオルガン()。 最も一般的に知られているのは2番目。 - 、と管弦楽もしくはオルガンのために作曲。 - 数種類存在。 とオルガン、混声合唱とオルガンなど。 - 、アルト(もしくはバリトン)とオルガンのために作曲。 - 、無伴奏混声合唱曲として作曲。 が用いられていることで知られる。 後年、「(4つの聖歌)」の第1曲になった。 なお、オペラ「」の第4幕に出てくる「アヴェ・マリア」は典礼文ではない。 - メゾソプラノもしくはバリトンとオルガン(作品67-2)、2人のソプラノとオルガン(作品93)、男声合唱とオルガン(作品番号なし)など。 - 混声合唱とオルガンのための「3つのモテット」作品2の第2曲。 - 、2群の女声合唱のために書かれた。 - からにかけて作曲された無伴奏混声合唱曲。 学生時代の習作ということもあり、生前はほとんど知られていなかった。 - 、無伴奏混声合唱曲として作曲。 当初の歌詞はであったが、にラテン語に改められた。 - 、無伴奏女声合唱曲として作曲。 - オペラ「」()の劇中歌として登場。 ソロと女声合唱によって行われる。 またこのリコルディ版がの全日本合唱コンクールで課題曲に用いられた。 - ピアノ協奏曲第3番『アヴェ・マリア』()• ジャン=バティスト・デュ・ジョンシェイ - フランス語圏で歌われている曲。 ノートルダム大聖堂の火災の際にパリ市民が歌ったのが有名であるが、スペインやカナダ・モントリオール等でも歌われている。 日本の作曲家によるもの [ ]• - の中の一曲。 - 混声三部合唱とピアノのための。 月刊誌『』中高版1984年11月号()に掲載。 - 女声合唱とピアノ。 女声合唱曲集「ほほえみ」に収録。 - 無伴奏混声合唱曲。 - 童声合唱とピアノのための小品。 - 「マリア・オリエンタリス[東方のマリア] 混声合唱のための5つの聖母賛歌」第2曲および第5曲、「カンティクル・サクルム第2集 男声合唱のための3つの聖母賛歌《マリア、アレルヤ! 》」第2曲。 - 単旋聖歌の定旋律による無伴奏同声合唱のための「三つのマリア聖歌」第1曲。 - 組曲「御誦」の2曲目。 - 月刊誌『教育音楽』に連載していた「合唱のためのたのしいエチュード」のために書き下ろされた。 同声4部合唱曲。 後に混声合唱、男声合唱に編曲された。 (いずれも混声版と男声版)• - 無伴奏同声合唱のための。 - 混声用アカペラの曲と女声用ピアノ伴奏付の曲の2つがある。 これらは違う版(アレンジ)ではなく、全く違う作品。 歌詞も多少異なる。 - 女声二重唱とピアノまたは女声二部合唱とピアノのための作品。 脚注 [ ]• 関連項目 [ ]•
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ラテン語の詩 [ ] の詩として、次のような四行詩を一連として、七連で構成される。 めでたし、海の星 いと優しき神の御母 かくて、常に乙女なる 祝福された天の扉 めでたしの言葉を ガブリエルの口より受け 我らに平和を与えたまえ エヴァの名を変えられて これに続く連における詩句は、大意としては次のような意味である。 罪の鎖より解放し、盲人に光を与え、我らの悪を去らせ、すべて良きものを与えたまえ 汝、御母なることを示したまえ、汝を通じ、救いのため生まれしイエズスが祈りを聞き給うよう 霊妙にして、何にもまして柔和なる乙女よ、罪の赦しにあって、我らをも柔和で清らかとなし給え 最後の連は、この詩に固有のものというより、信仰における教義詩句である。 を賛美してうたっている。 榮光あれ、父なる神に 至高の王たるキリストに そして聖霊において 三一の神に栄誉あれ 後世の音楽への影響 [ ] このの旋律を元にして作曲することが、中世から現代に至るまで多くの作曲家によって行われてきた。 には音楽のとして声楽器楽を問わず広く用いられた。 、、、等、この聖歌に基づく作品を残した作曲家は枚挙にいとまがない。 でも、、他、多くの作曲家が、この聖歌を元にした作品を残している。 アカディアの国歌 [ ] 「Ave, Maris Stella」は、に存在する領域文化圏で、領土なき国家とも言えるのとして、に制定された。 アカディアのは、基本的な形は、と同じである。 しかしフランスの国旗と異なる点として、青地の部分に金色(黄色)の星が入っていることがある。 この星が「海の星」に該当する。
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