暑いからとエアコンを使わない生活を送れば、身体を壊していしまう可能性もあります。 上手にエアコンを使い、我慢せずに快適に過ごしたいですよね。 さて、エアコンには 冷房 クーラー ・除湿 ドライ ・送風・それから 暖房といった4つの機能がありますが、それぞれの機能によって発生する電気代も異なり、また同じ温度に設定しても体感温度に差もあります。 よく 「暖房の24度と冷房の24度は何が違うのか?」といった疑問がありますが、確かに冷房の20度と暖房の20度とでは何が違うのか気になりますよね・・・。 そこで今回は エアコンの機能別の仕組みと電気代の差について紹介します。 エアコンの機能とその仕組み 部屋の温度を下げる「冷房」 クーラーとも呼ばれている冷房は、部屋の空気を設定した温度まで下げ、快適に過ごせるように調整します。 そのため冷房を起動していると室外機から熱い空気発生するのです。 このような仕組みで部屋の中の温度を下げることができます。 いやな湿気を除去する「除湿(ドライ)」 ドライとも呼ばれており、ジメジメした部屋中の湿気をなくし快適な空間にします。 空気中の水分が水滴となって熱交換器に付着し、それらを集めて室外機へと続くホースで排出します。 水分を吸収したサラサラの空気はまた室内へと戻され、これらを繰り返すことで部屋の空気中にある水分をどんどん外に排出させ湿気を取り除くのです。 ちなみに除湿には 「弱冷房除湿」と 「再熱除湿」の2つのタイプがあるのを知っていますか? 空気中の水分を排出させる仕組みは全く同じですが、部屋に戻す空気の温度が違うので体感温度的には差があります。 弱冷房除湿は空気中の水分を集めた際に、下げた空気の温度をそのまま部屋へと戻します。 なので弱い冷房をかけたように部屋中が冷え、 人によっては肌寒く感じることがあるようです。 もう一方の再熱除湿は、下げた空気の温度を温め直してから部屋へと戻すため、 部屋が冷えることもなく除湿だけされるメリットがあります。 普段使っているエアコンが「弱冷房除湿」であれば、梅雨時のムシムシや暑苦しさは除湿機能を使うことで快適に過ごせますが、もし「再熱除湿」の場合、除湿のみで部屋が冷えることはありません。 暑い日は冷房機能を使うなど、うまく分けるようにしましょうね。 サーキュレーター代わりにもなる「送風」 エアコンの送風とはいわゆる扇風機とおなじ仕組みで、ただ単に風を発生させるため温度を変えることはできません。 フィルターを通して吸い込んだ空気を冷媒や熱交換器を通さずに室内に吐き出すため、生ぬるい風を感じることができます。 部屋干しした洗濯物を早く乾かすためには便利な機能です。 部屋を暖める「暖房」 室外機で外の空気中にある熱を奪い、室内器の蒸発器に汲み上げます。 そして蒸発器を使って熱を放出した際に室内器が温められ、その空気が部屋へと戻されます。 この仕組みは ヒートポンプとよばれるもので、温かい空気を部屋に流すことで室内を指定の温度まであげます。 冷房と暖房は全く逆の仕組みとなっているわけですね。 電気代が一番かかるのはどれ? 4つもあるエアコンの機能ですが、気になるのは各機能それぞれの電気料金ですよね。 最も一番電気代がかかるのは、 「暖房」。 1時間あたり2. 8~53. 5円とエアコン機能の中では高めの設定になっています。 冬場になると電気代が一気に跳ね上がる!なんて実感している人も多いはず。 暖房は室外機から吸収した冷え切った空気を温めるために熱を加えます。 その 熱を発生させる際に電気をフル稼働させるため電気代が一番かかり、もちろん設定温度を上げれば上げるほど電気も消耗も増えます。 続いて2番目に電気代がかかる機能は除湿。 「弱冷房除湿」と 「再熱除湿」どちらのパターンでも、一度部屋の温度を一気に24度あたりまで下げる必要があるため、1時間あたりの電気代は4. 5~16. 3円となっています。 下げた後に部屋中の水分を取り除きますが、温度を下げるために多くの電気を使うため冷房よりも電気代が上がるのです。 3番目は冷房。 1時間あたりの電気代は3. 65~19. 44円、電源を入れてすぐは電力を多く使うため除湿より電気代がかかりますが、設定温度に近づけば除湿よりも電気代を抑えて稼働させることができます。 また除湿とはちがい温度設定が細かくできるため設定以上に冷えることがなく、無駄な電気を使わずに快適に過ごすことができます。 4番目は送風。 こちらはファンを回しているだけなので、1時間あたりの電気代も約0. 3円と安く済みます。 扇風機と同なので電気代は最小限に抑えることが可能。 但し部屋の空気を循環させるだけなので、涼しくもあたたかくもありません。 真夏につけてもぬるい風が入ってくるだけなので、暑い日に稼働させると外の空気が部屋の中に入り込み体感的には気持ち悪く感じることも…。 機能的には扇風機と変わらないので、扇風機を持っていない人が使うイメージになりますね。 冷房と暖房の設定温度について 冷房と暖房の設定温度が同じでも体感温度が異なるのは、空気を排出させる仕組みの違いに理由がありました。 冷房は部屋の中の空気を吸い、設定温度に近づける為に冷やし冷風として部屋へ戻しますが暖房は室外機から外の空気を吸い、冷気を取り除いて熱を加え設定温度まで温めて部屋へ排出します。 このような仕組みになっているため、同じ設定温度でも体感温度が異なるのです。 エアコンは設定温度まで下げるときに一番電力を消費しますが、一度近付ければその後はあまり電力を使いません。 除湿は 「弱冷房除湿」と 「再熱除湿」どちらのパターンでも、空気中の水分を吸収するために部屋の温度を一度下げる必要があります。 その場合は部屋の温度が24度あたりまで下げられ一気に電気を消耗させるので、その分電気代がかかります。 一方冷房は温度を設定することができるので、28度などに設定をすれば最初から少量の電気消耗で済みます。 ということで、 電気代を安く済ませるには冷房が良いということ。 たった1度の差でも、毎日つけていれば電気代に大きな差があります。 また暑がりさんは冷房+扇風機やサーキュレーターを併用すると、空気の流れがスムーズになり涼しくなります。 ただし雨で湿気がひどい日は、部屋のカビ対策のためにも除湿を付けましょう。 湿気取りをメインに行う場合はエアコンの除湿機能(ドライ)よりも除湿器がおすすめ。 除湿器と扇風機を組み合わせて使えば、電気代をあまりかけずに部屋の水分を取り除くことができます。 エアコンはつけっぱなしの方が節約できるってホント? 実はエアコンをこまめに消すことが、逆に電気を多く消費しているということを知っていますか? エアコンを使うときに最も電力を消費するのが、スイッチを入れた直後。 エアコンをつけたばかりの時は 約500~1000Wのエネルギーが使われています。 一度起動すると、約30分かけて設定された温度まで室内の温度を下げられ、設定温度になった後はエネルギーが 100W前後に抑えられるそうです。 ということは節約と称してこまめに消していたことが、逆に電気代を上げていたことになるのです。 ちょっとしたお出かけなら、エアコンはつけっぱなしの方がお得! 30分~1時間時間程度のお出かけぐらいなら、つけっぱなしで出かけてしまった方がいいですよ。 また、お出かけ中に設定温度を上げておくことで、さらに節電効果が期待できます。 エアコンのモデルにもよりますが、28度設定にした場合スイッチをつけて1時間目で約40円、2~3時間目で約10~15円、4時間目以降は約10円しかかからないんだとか。 ペットをお留守番させている方もこれなら安心ですね! 簡易クーラーや扇風機と組み合わせて使ってみてはいかがでしょうか。 フィルターであれば自分で掃除ができますが、エアコン内部の掃除は専用の機材がないと隅々までキレイにすることはできません。 自分で行うフィルター掃除とは別に、年に1~2回はプロにエコアンクリーニングをお任せしましょう。 エアコンをパーツごとに分解し、専用の高圧洗浄機を使って徹底的に掃除をお願いすることができます。 たまりにたまったホコリやカビもキレイさっぱり落とすことができますよ。 節約大全がおすすめするエアコンクリーニング業者は、CMでもおなじみの「おそうじ本舗」。 スタンダードな壁掛けタイプはもちろん、お掃除機能付きのエアコンや天井埋め込みタイプのエアコン、業務用エアコンまで、さまざまなタイプのエアコンクリーニングをお任せすることができます。 2020年5月1日~6月30日まで、壁掛けタイプが1台10,000円(税抜)で依頼できるキャンペーンを開催中です。 電気代が高いと感じたら、電気料金比較サイトで無料シミュレーションをしてみましょう。 住所や世帯数、在宅状況やアンペア数を入力するだけで、今払っている電気代が適正価格かどうかカンタンに診断ができます。
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エアコンにはドライと冷房機能がありますが、節電のため「ドライ」にしている人はいませんか? 意外にも、「ドライ」は「冷房」より電気代がかかることがあるのです。 「ドライ」には2通りの方法 「ドライ」には2通りの方法があることをご存知ですか? 部屋の湿度を下げるには、湿度が高いジメジメした空気をいったん冷やして水滴を集め、サラサラした空気にします。 しかし、それでは室温も下がってしまうので、次に温めてから送り出します。 これを「再熱除湿」といい、室温は下がらずにすみます。 もうひとつの方法は、湿度が高いジメジメした空気を少し冷やして水滴を集め、サラサラした空気にして送り出します。 これを「弱冷房除湿」といい、室温は少し下がります。 電気代は、弱冷房除湿<冷房<再熱除湿 東京電力が「冷房」「弱冷房除湿」「再熱除湿」のコスト比較をしたデータがあります。 それによると、「弱冷房除湿」が一番安く、次いで「冷房」、一番高いのは「再熱除湿」です。 「弱冷房除湿」は「冷房」より弱い電力で動いているので、「冷房」より経済的です。 一方、「再熱除湿」は、「冷房」と「暖房」を一緒に稼働しているようなものなので、電気代が一番高くつくというわけです。 お使いのエアコンの運転切換に「ドライ(弱冷房除湿)」と「ドライ(再熱除湿)」があれば、用途に応じてお選び下さい。 しかし、「ドライ」とだけある場合は、「再熱除湿」の可能性があります。 詳しくは、「取扱説明書」を参照してください。
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暑くなるとエアコンをつける機会も増えるのではないでしょうか。 そこで気になるのは「電気代」ですよね。 エアコンの「冷房」と「ドライ」の電気代の違いはあるのかどうか、省エネタイプのエアコンにはどんなものがあるか紹介していきます。 冷房と除湿の電気代、Panasonicの目安は? 【参考】 大手人気メーカー、「Panasonic」のエアコンを使っているという人は多いと思います。 冷房と除湿で電気代の違いはあるのでしょうか。 【参考】 電気代がかかるのはどっち? 実は冷房も除湿も、消費電力に大きな差はありません。 また、どちらを使う場合でも、設定温度を高くしたほうが節電になります。 「暑いのでまずは涼しくしたい!」という時は冷房を、「暑いけれどジメジメ感も気になる!」という時は除湿を使うことがオススメです。 状況によって使い分けるのがベスト! 除湿と冷房は消費電力に大差なくても、使い方を間違えるとムダな電気を消費するはめに。 快適に過ごすためにも、状況によって使い分けるのがベストです。 前述の通り、室内外の気温が高くて暑いと感じるときは冷房機能。 部屋の温度を一気に下げられるので、快適に過ごせるでしょう。 ちなみに、Panasonicのエアコン『エオリア』は、室温をあまり下げずに湿度を抑える「快適除湿モード」を搭載。 湿度と温度をチェックしながら自動制御するため、室温をあまり下げずにジメジメ感のみ取り除きたい時は特に快適です。 自分の使い方によって、機種を選ぶ事が必要となってきます。 エアコンの電気代の出し方とは! ?計算方法は? エアコンの電気代の目安は消費電力をもとに計算できます。 消費電力とは、電化製品を動かす時に必要な電力で、W(ワット)、またはkW(キロワット)で表されます。 消費電力はカタログ、または取扱説明書の仕様ページで確認できます。 電気代は、顧客と電力会社との契約や利用環境(室内外の温度、湿度、部屋の気密・断熱性など)や使用状況(設定温度、運転モード、風量など)により変動します。 これは、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が発表した電気代の目安単価で、主要電力会社10社の平均単価です。 【参考】 エアコンの電気代【Panasonicの目安】 1時間あたりの電気代は、次の式で計算できます。 上図の製品の場合、冷房の消費電力が最小110W~最大1250Wです。 11kW 0. 25kW 1. 75円 と計算できます。 冷房運転時1時間あたりの電気代は「最小2円~最大33円」となります。 地域、気象条件などにより、値は変わる。 ・冷暖房兼用・壁掛け形・冷房能力2. 8kWクラス省エネルギー型の代表機種の単純平均値。 設置環境や使用条件により値は変わる。 エアコンは、年々性能に進化をとげていて、電気代もかからないようになってきているようです。 【参考】 電気代が省エネタイプのエアコンにはどんなものがある? これから暑くなってくることを考えると、できるだけエアコンの電気代は抑えたいところですね。 「省エネタイプ」のエアコンを紹介します。 電気代が省エネタイプのエアコン【三菱「霧ヶ峰」】 【参考】 独自の「A. 自動」ボタン1つで、快適も省エネも叶えてくれる次世代プレミアムモデルのエアコン(MSZ-FZ6320Sにおいて同社独自の条件にて評価)。 お部屋の温度分布をスマホで確認できるから、外出先でお部屋の温度が気にかかるときに便利(利用するにはスマートフォンアプリ上での設定が必要)。 独自機能の「ムーブアイmirA. 人の動き・状態、室内の形状・環境などにより正しく検知できないことがある。 当社独自の指標で暑い・寒いという温度の感じ方を見分け、体質を見分けるわけではない。 電気代が省エネタイプのエアコン【ダイキン 「うるさらX」】 【参考】 外の空気中の水分をエアコンが取り込み、無給水で冬のお肌・お部屋にうるおいをお届ける独自の「うるおい加湿」の機能が付いたエアコン。 2019年度「省エネ大賞(製品・ビジネスモデル部門)」も受賞している【受賞大賞機種 R・Aシリーズ(5. 6〜8. 0kWクラス)DXシリーズ(5. 6〜7. 1kWクラス)。 床・壁温度を検知して、輻射熱を推測。 内容を判断し、ダイキン独自の加湿コントロールと合わせて、空間全体が快適な自動運転を行う独自の「AI快適自動」の機能が快適さを保ってくれる。 床面から温もりが広がる垂直気流で風を感じにくい暖房で、立ち上がりスピードも同社従来製品よりアップ。 冷房気流が温度もしつどもすばやく下げて、快適さ・心地よさも長続きする【同社試験による。 サーキュレーション気流、ありとなしで比較。 エアコン除湿の電気代はつけっぱなしの方が安いこともあるって本当? ダイキンがおこなった検証によれば、「日中9:00~18:00の時間帯は、30分間であればエアコンを切るより、「つけっぱなし」にするほうが消費電力量は少なかった。 」という結果が出ています。 文/佐藤深雪.
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