今回は、2019年4月より同ユニットの主幹会社である㈱バンダイナムコエンターテインメントの代表取締役社長に就任した宮河恭夫に、市場環境と足元の事業の動向、今後の戦略・ビジョンを聞きました。 社長就任から半年が経ちました。 宮河:2019年4月にIPクリエイションユニットの主幹会社である㈱サンライズの社長から、バンダイナムコエンターテインメントの社長に就任しました。 展開する商品・サービスの違いはありますが、どちらの事業もエンターテインメントという意味では一緒だと考えています。 お客さまと繋がりながら、バンダイナムコらしいクリエイティビティあふれるコンテンツを、高いクオリティで提供し続けられるよう、さまざまな挑戦を行っていきたいと思います。 事業を取り巻く環境は? 宮河:エンターテインメントのビジネスモデルは、急速に変化しています。 例えば、音楽や映像の分野で急速に進んだサブスクリプションビジネスがゲーム業界内にも波及し始めていますし、CG技術や通信技術の進歩により、映像とゲームの境目もなくなりつつあります。 こうした変化に伴い、従来は競合にあたらなかった巨大なプレイヤーが業界外から多数参入してきています。 また、ゲームの完成品を売って、それで終わりという時代から、同じゲームで長く遊んでいただくために定期的なアップデートやイベントを行う「運営型」の時代に変わってきています。 このように環境が大きく変化している中、我々も大胆に変えていくべき時期に来ていると考えています。 マーケティング面での変化はありますか? 宮河:ゲームソフトをモノとして流通・販売することが主流だった頃は国・地域単位で戦略を考えていましたが、ダウンロード販売が急速に進む今、国境を越えた取り組みが必要となっています。 今までのように日本で作ったものを海外でどう売るかという考え方から、各地域の現地法人がそれぞれの視点で世界に向けてものを作り販売する「世界企業」の考え方に変わらなければなりません。 すでに、各地域発のゲームプロデュースに取り組んでいますが、今後、こうした取り組みをさらに拡大していきたいと考えています。 ゲームの枠を超えた新たなエンターテインメント事業の創出にも取り組んでいますね。 宮河:当社は、2015年4月に社名を㈱バンダイナムコゲームスからバンダイナムコエンターテインメントに変更しました。 これは、事業領域を既存のゲーム事業に限定せず、エンターテインメントと広く定義することで、バンダイナムコらしいサービスやコンテンツに挑戦しようという思いを込めたものです。 この思いを象徴する取り組みの一つとして、2019年8月にプロバスケットボールリーグ「B. LEAGUE」に所属する「島根スサノオマジック」の運営に参画しました。 スポーツはデジタルではなくアナログの世界ですが、デジタル社会が進むほどアナログの重要性は増していくと考えています。 例えば、eスポーツの決勝戦をインターネット上ではなく会場に選手と観客を集める形で開催するのは、アナログでしか体感できない迫力があるからです。 「島根スサノオマジック」は2019年にB1に再昇格したばかりですが、地域の方々やファンと一緒になって上を目指すことでドラマが生まれ、ますます面白くなると思います。 当社では、会場のブースへの工夫や、自社IPと「島根スサノオマジック」のコラボレーションなど、バンダイナムコならではの視点でも取り組みを行い、地域の方々やファンの皆さんと一緒にチームを盛り上げていきたいと思います。 「島根スサノオマジック」運営参画発表時の様子 「バンダイナムコエンターテインメントフェスティバル」も盛況でした。 宮河:「バンダイナムコエンターテインメントフェスティバル」は、バンダイナムコグループのIPにまつわるアーティストやアイドルたちが多数出演する初のフェス形式のライブイベントで、2019年10月19日、20日に東京ドームで開催しました。 各IPのファンに楽しんでいただくとともに、他のIPにも関心を持っていただく機会とすることを目的に開催しましたが、両日とも満席となり、大きな盛り上がりを見せました。 デジタル領域に加え、こうしたリアルな場も活用しながら、バンダイナムコが展開するIPの魅力を伝えていきたいと考えています。 今期中に、100万本の出荷を目指します。 このほか、『ドラゴンボールZ KAKAROT』(2020年1月発売予定)、『ONE PIECE 海賊無双4』(2020年発売予定)、㈱フロム・ソフトウェアとの共同開発タイトル『ELDEN RING』(発売時期未定)など、大型新作タイトルを続々と発売予定です。 ネットワークコンテンツについては、「DRAGON BALL」シリーズや「ワンピース」、「アイドルマスター」シリーズなどの主力タイトルの人気を安定して維持できるよう、運営努力を継続していきます。 また、2019年度上半期に配信を開始した『ガンダムブレーカーモバイル』も国内外で人気を集めており、今後も、こうしたクオリティにこだわった新規タイトルへの挑戦を続けていきます。 さらに、新たなプラットフォームに対しても積極的に取り組んでいます。 Apple社が展開するゲームのサブスクリプションサービス「Apple Arcade」にて、『PAC-MAN PARTY ROYALE』の配信を2019年10月から開始しました。 このほかにも、Google社が展開するクラウドゲームプラットフォーム「Stadia」向けに、『ドラゴンボール ゼノバース2』を配信予定で、これまでゲームを届けることができなかったお客さまにも、新たに手にとってもらえる機会にしていくことを目指します。 2020年は「パックマン」が40周年を迎えます。 宮河:自社IPである「パックマン」には、大きな可能性があると考えています。 40周年施策は、海外を中心に展開していく予定で、2019年11月にはこれに先がけて、ティザーサイトやミュージックビデオを公開したほか、アメリカのファッションイベント「ComplexCon」へ出展しました。 特にアメリカにおける「パックマン」の存在感は、日本とは比較にならないほど大きく、アメリカからさまざまな施策を世界に向けて展開することで、パックマンの新しい魅力を伝えていきたいと考えています。 仕事におけるポリシーは? 宮河:「成功するまでやり続ければ失敗はしない」という言葉が好きです。 失敗したところでやめてしまうと、それは失敗になりますが、成功するまであきらめずに続ければ、失敗することはありません。 挑戦しなければ、成功も成長もありません。 もちろん会社の規模を超えるリスクを伴う挑戦は、経営者として慎重に判断することが必要ですが、社員一人ひとりが、恐れることなく自由に挑戦できる環境を整えていきたいと思います。
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「エンスレイブド オデッセイ トゥ ザ ウエスト」は ナチュラルモーション社のアニメーションエンジン「morpheme」を使用 Ninja Theory が手がけた、バンダイナムコゲームスの新作アクション・アドベンチャーゲームに完全リアルな動きを実現させた。 この新作は今年最も注目されるゲームタイトルの一つです。 ナチュラルモーション社CEO トルステン・レイル氏(Torsten Reil)は、次のように開発スタジオに賛辞を述べています。 「エンスレイブドの試作やプリビュー等を拝見させて頂きましたが、登場キャラクターのまるで生きているかのような動きの作りこみが素晴らしい。 大きな称賛を称えたい。 」「Ninja Theory Ltdとバンダイナムコゲームスは、マシンパフォーマンスによる制約障壁を打ち破るほど高いクオリティのアニメーションとビデオゲームの枠を超える壮大な物語を完成させました。 エンスレイブドのキャラクターの素晴らしいクオリティは、ゲームキャラクターの作り込みというハードルをもう一つ高いレベルに押し上げたと思います。 このエキサイティングなプロジェクトに弊社のアニメーションエンジンmorpheme モーフィム が使用されたことを大変光栄に思っております。 」 英国Ninja Theory Ltdの共同創立者でありチーフ・テクニカル・ディレクターであるマイク・ボール氏(Mike Ball)は次のように述べています。 「昨今のゲームに求められるのは、グラフィックなど単なる見た目だけのリアルさだけではない。 」「まるで命があるかのようにスムーズに動くキャラクターアニメーションが重要なのです。 それがゲームをプレーする皆様を我々の創出したゲーム世界に引き込むのです。 」 「エンスレイブド オデッセイ トゥ ザ ウエスト」は、Ninja Theory Ltd が手がけたバンダイナムコゲームスの新作アクション・アドベンチャーゲームです。 プレイステーション3と、Xbox360にてリリース。 10月5日より北米、10月8日よりヨーロッパ、10月7日より日本発売の最新タイトルです。 日本の開発スタジオ様で、ナチュラルモーション社の技術にご興味のある方はコチラへご連絡ください。 IGM株式会社 営業統括 古畑憲和 furuhata igmkk. Euphoria(ユーフォリア)、Morpheme (モーフィム)、Endorphin(エンドルフィン)等、同社の主要アニメーション技術はゲーム業界から映像業界まで幅広いお客様を有します。 例)Rockstar Games、 LucasArts、Ubisoft、 Disney、Codemasters、 THQ、 CCP、 Bioware 、他。 また自社スタジオで開発した「Backbreaker」というタイトルも本年リリースいたしました。 弊社の無償版「endorphin エンドルフィン LE」や、200,000のアニメーション開発コミュニティにご興味のある方はコチラをご覧ください。 バンダイナムコゲームス・アメリカについて バンダイナムコゲームス・アメリカは、米国サンタクラーラに拠点を置く、エンターテイメントソフトウェア開発と出版をおこなうリーディングカンパニーです。 同社はパックマン、ソウルキャリバー、鉄拳など、業界トップのビデオゲームカンパニーであるバンダイナムコグループの傘下のひとつです。 同社に関する詳細はコチラをご覧ください。 同社はXbox360やPlayStation3などハイエンド機向けのシネマチック・アクションゲームを主軸に開発しています。 今回のナムコバンダイゲームズ「エンスレイブド オデッセイ トゥ ザ ウエスト」もそのひとつです。 同社は次世代ゲーム開発のみに特化したゲーム開発スタジオの一つであり、2007年にはSony Computer Entertainment EuropeよりPlayStation 3 向けに発売されたフラッグシップタイトル「ヘブンリーソード(Heavenly Sword)」を手がけました。 同社は、アート、アニメーション、サウンド、コンバットなどに高い製作力があることで知られています。 同社は映画や音楽産業の優秀な人材と長年の交流を持ち、映画製作で用いられるパフォーマンス・キャプチャー技術をいち早く採用したことでも知られています。 同社の詳細については、ドミニク・マシューズ(Dominic Mattthews ) dominic. matthews ninjatheory. 同社ホームページ IGM株式会社について アイ・ジー・エム株式会社は、欧米のゲーム用ミドルウェア会社およびテクノロジー会社と日本のゲーム業界との架け橋になることを目的に、2008年の4月に設立されました。 さまざまな主要ゲームテクノロジーソリューションの代理店業務、およびサポートを行っています。 さらに詳しい情報は、 をご覧ください。 All other trademarks are properties of their respective owners. ENSLAVED: Odyssey to the West copy; 2010 NAMCO BANDAI Games America Inc. All rights reserved. Created by Ninja Theory Ltd. 東北地方• 関東地方• 中部地方• 近畿地方• 中国地方• 四国地方• 九州地方• 北海道• 青森県• 岩手県• 宮城県• 秋田県• 山形県• 福島県• 茨城県• 栃木県• 群馬県• 埼玉県• 千葉県• 東京都• 神奈川県• 新潟県• 富山県• 石川県• 福井県• 山梨県• 長野県• 岐阜県• 静岡県• 愛知県• 三重県• 滋賀県• 京都府• 大阪府• 兵庫県• 奈良県• 和歌山県• 鳥取県• 島根県• 岡山県• 広島県• 山口県• 徳島県• 香川県• 愛媛県• 高知県• 福岡県• 佐賀県• 長崎県• 熊本県• 大分県• 宮崎県• 鹿児島県• 沖縄県• その他.
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バンダイナムコオンラインとバンダイナムコスタジオは本日(2019年6月28日),両社のコーポレートサイトでPC向け新作オンラインゲーム「」を開発中であると発表した。 本作は,2社の共同プロジェクトとして開発中のタイトルで, Unreal Engine 4をベースとした完全新作のマルチプレイアクションRPGになるという。 今回の発表に合わせて,開発中のスクリーンショットも公開されているので,じっくりと確認してみよう。 なお,近日中に続報が公開されるようなので,どんな内容が発表されるのか,そちらにも期待しよう。 劇場アニメに入り込んだような圧倒的グラフィック表現で紡がれる世界と、オンラインゲームの特性を活かしたマルチプレイアクション を突き詰めたゲーム性とを融合させた完全新作オリジナルタイトルとして Unreal Engine 4 にて鋭意開発中となります。 なお、本作に関しまして、近日中に続報をご案内する予定です。 今後の展開にぜひご期待ください。 Unreal is a trademark or registered trademark of Epic Games, Inc. in the United States of America and elsewhere Unreal Engine, Copyright 1998? 2019, Epic Games, Inc. このたび発表したオンラインアクション RPG「BLUE PROTOCOL」を主軸の1つとして、多様な展開を予定しております。
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