行政指導した企業の一覧=個人情報保護委員会の発表より リクルートキャリアには2度目の勧告を出し、個人情報を取り扱う社内体制の整備などを要請。 が、「(1度目の勧告の)原因となった事項以外にも個人情報保護法に抵触する事実が確認されたため、あらためて勧告した」(同委)という。 今回の指導・勧告を受け、リクルートとリクルートキャリアは「今回の一連の事実を重く受け止め、グループ一丸となって再発防止に取組んでいく」と謝罪している。 リクナビの内定辞退率予測、何が問題? 同委は、リクナビが18年3月〜19年8月に提供していた「リクナビDMPフォロー」というサービスを問題視している。 サービス利用の申し込みがあった企業は38社で、そのうち実際にスコアを提供したのは35社だったという。 19年3月以降は氏名を活用(プライバシーポリシースキーム)=リクルートキャリアの発表より だが、リクナビのプライバシーポリシーに不備があり、一部の学生から事前に同意を得ないまま、顧客企業と個人情報やスコアをやりとりしていたことが発覚。 批判を受け、リクルートキャリアは8月にサービスを廃止した。 リクルートキャリアは8月時点では、スコアを提供した学生は7万4878人で、そのうち事前同意を得ていなかった学生は7893人としていた。 だが再調査の結果、12月4日時点でスコア提供の対象になった学生は9万5590人、事前同意を得ていなかった学生は2万6060人に上るという。 同委はプライバシーポリシーの漏れに加え、顧客企業側で特定の個人を識別できることを知りながら、リクナビでは「特定の個人を識別できない」と説明し、リクナビユーザーからの同意取得を回避していた点も指摘。 「法の趣旨を潜脱した極めて不適切なサービス」と非難している。 また、リクルートキャリアが「ハッシュ化すれば個人情報に該当しない」という誤った認識のもと、顧客企業から提供を受けた氏名を使って、内定辞退率を算出していた点も問題視した。 関連記事• 個人情報保護委が、企業のCookie利用を規制する方向で検討していると明らかにした。 リクナビ問題を機に、Cookieと他の情報を結合して個人を特定する行為を問題視していた。 今後の展開は12月中に発表するという。 情報法制研究所(JILIS)が、リクナビ問題が起きた要因などを議論するセミナーを開催。 山本一郎氏、高木浩光氏ら有識者が登壇し、各自の専門分野に基づいた意見を述べた。 今回の問題を招いた背景には、顧客企業からの要望と、個人情報に対する理解の甘さがあったという。 JIPDECがリクルートキャリアのプライバシーマークを取り消した。 学生の内定辞退率を予測して他社に販売するサービス「リクナビDMPフォロー」に個人情報の取り扱い不備があったと判断したため。 同社はJIPDECの認定個人情報保護団体からは脱退しない。 「リクナビ」の内定辞退率予測に関連して、個人情報保護委員会がリクルートキャリアに行政指導。 9月30日までに具体的な措置内容を報告するよう求めている。 「リクナビ」問題に揺れるリクルートキャリアが、8月26日に記者会見を開催。 小林大三社長が登壇し、学生の内定辞退率を予測したデータを企業に販売していた件の背景を語った。 採用担当者負担を軽減する狙いでリリースしたが、学生への配慮が不足していた他、社内のチェック体制が機能していなかったという。 関連リンク•
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就職情報サイト「リクナビ」を運営する「リクルートキャリア」(東京)が学生の内定辞退率を算出したデータを企業に販売していた問題で、厚生労働省は6日、個人情報の取り扱いが不適切だったとして、同社に対し、職業安定法に基づき是正を求める行政指導を実施した。 就職や求人情報のサイト運営会社には「募集情報等提供事業者」として同法が適用される。 厚労省は、本人の同意を得ないまま、本来業務の目的以外に個人情報を使っていた点が、個人情報の適正管理を求めた同法の指針に違反していると指摘した。 一方で、こうしたサイトなどで集めた個人情報を基に解析したデータを販売すること自体が同事業者として認められず、本人の同意があったとしても同法違反になると判断したという。 厚労省は同日、求人情報を扱う業界団体にも、個人情報の適正管理と同種データ販売の事業を行わないよう文書で要請した。 リクルートキャリアは、約7万5千人のサイトの閲覧履歴などを人工知能(AI)で解析し、内定を辞退する確率を導き出してデータを企業に販売。 このうち約8千人について同意を得ていなかった。 サービスは既に廃止されている。 同社は「指導の内容を精査・確認した上で再発防止策を実行していく」とのコメントを出した。 内定辞退率のデータはトヨタ自動車など複数の企業が購入しており、厚労省は企業側も同法に抵触していないかを調べている。
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行政指導した企業の一覧=個人情報保護委員会の発表より リクルートキャリアには2度目の勧告を出し、個人情報を取り扱う社内体制の整備などを要請。 が、「(1度目の勧告の)原因となった事項以外にも個人情報保護法に抵触する事実が確認されたため、あらためて勧告した」(同委)という。 今回の指導・勧告を受け、リクルートとリクルートキャリアは「今回の一連の事実を重く受け止め、グループ一丸となって再発防止に取組んでいく」と謝罪している。 リクナビの内定辞退率予測、何が問題? 同委は、リクナビが18年3月〜19年8月に提供していた「リクナビDMPフォロー」というサービスを問題視している。 サービス利用の申し込みがあった企業は38社で、そのうち実際にスコアを提供したのは35社だったという。 19年3月以降は氏名を活用(プライバシーポリシースキーム)=リクルートキャリアの発表より だが、リクナビのプライバシーポリシーに不備があり、一部の学生から事前に同意を得ないまま、顧客企業と個人情報やスコアをやりとりしていたことが発覚。 批判を受け、リクルートキャリアは8月にサービスを廃止した。 リクルートキャリアは8月時点では、スコアを提供した学生は7万4878人で、そのうち事前同意を得ていなかった学生は7893人としていた。 だが再調査の結果、12月4日時点でスコア提供の対象になった学生は9万5590人、事前同意を得ていなかった学生は2万6060人に上るという。 同委はプライバシーポリシーの漏れに加え、顧客企業側で特定の個人を識別できることを知りながら、リクナビでは「特定の個人を識別できない」と説明し、リクナビユーザーからの同意取得を回避していた点も指摘。 「法の趣旨を潜脱した極めて不適切なサービス」と非難している。 また、リクルートキャリアが「ハッシュ化すれば個人情報に該当しない」という誤った認識のもと、顧客企業から提供を受けた氏名を使って、内定辞退率を算出していた点も問題視した。 関連記事• 個人情報保護委が、企業のCookie利用を規制する方向で検討していると明らかにした。 リクナビ問題を機に、Cookieと他の情報を結合して個人を特定する行為を問題視していた。 今後の展開は12月中に発表するという。 情報法制研究所(JILIS)が、リクナビ問題が起きた要因などを議論するセミナーを開催。 山本一郎氏、高木浩光氏ら有識者が登壇し、各自の専門分野に基づいた意見を述べた。 今回の問題を招いた背景には、顧客企業からの要望と、個人情報に対する理解の甘さがあったという。 JIPDECがリクルートキャリアのプライバシーマークを取り消した。 学生の内定辞退率を予測して他社に販売するサービス「リクナビDMPフォロー」に個人情報の取り扱い不備があったと判断したため。 同社はJIPDECの認定個人情報保護団体からは脱退しない。 「リクナビ」の内定辞退率予測に関連して、個人情報保護委員会がリクルートキャリアに行政指導。 9月30日までに具体的な措置内容を報告するよう求めている。 「リクナビ」問題に揺れるリクルートキャリアが、8月26日に記者会見を開催。 小林大三社長が登壇し、学生の内定辞退率を予測したデータを企業に販売していた件の背景を語った。 採用担当者負担を軽減する狙いでリリースしたが、学生への配慮が不足していた他、社内のチェック体制が機能していなかったという。 関連リンク•
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