Contents• ストレスに対処しやすくなる ストレスは捉え方次第、と気づく 私たちが普段使っている「仕事が多くてストレスが溜まりいらいらする」といった表現。 心理学の世界ではこの場合、• 仕事が多いという状態を「 ストレッサー」(ストレス要因)• ストレッサーが引き起こすいらいらなどの反応を「 ストレス反応」 と分けて呼びます。 心理学を考える上で、有名なのはLazarusという学者のストレスモデルです。 つまり、ストレッサー(ストレス反応を引き起こす要因)があればすぐにストレス反応に結びつくのではなく、間に「認知」、つまりものごとをどのように捉えるか、という判断が挟まります。 例を挙げてみましょう。 朝出勤して、上司に挨拶したら、完全に無視されたとします。 (=ストレッサー)• 「なんで無視するの?朝から気分悪い」• 「あいつー!むかつく!キィー!!」(=ストレス反応) しかし実は、そのストレッサー(ストレス要因)とストレス反応の間に 「挨拶を無視するのは悪いことだ、だめなやつだ」(= 認知的評価) というその人の認知的評価が挟まるため、気分が悪くなるのです。 ここで、立ち止まって、• 「今朝出勤するまでに嫌なことがあったのかな」• 「たまたま、虫の居所が悪かっただけかも」• 「声が小さくて聞こえなかったのかもしれないな」 などという認知的評価をすれば、キィー!とならずに済むと思いませんか?ストレスになる出来事って世の中にありふれていますが、実はストレスを感じる(ストレス反応になる)かどうかは、個人のものごとの捉え方次第なんです。 心理学を学ぶと、多様なストレスモデルを理解でき、 捉え方次第でストレスになるかどうか決まるんだな、ということがわかります。 自分のストレス対処方法に気づく ストレスのメカニズムを知ると、自分自身はどのようにストレスに対応しているだろうかと振り返ることができます。 先程挙げたLazarusのモデルの「対処」の部分のお話です。 私たちは意識せず、ストレッサーを体験、評価したあとに、「 対処行動」を取っています。 例えば、先程の挨拶の例で言うと、「挨拶しないなんてだめなやつだ」と評価したとすると、• 仕返しとして冷たく接する(=対処行動) あるいは、「声が小さかったかな」という評価をしたのであれば• 上司に駆け寄って近くでもう一度大きな声で挨拶してみる(=対処行動) というふうに、なにかしらの対処をしていると思います。 後者のほうが、その後の人間関係はうまくいきそうですね。 笑 ここまで理解していれば、 自分が「ストレスを感じたとき、どのように対処してるかな」と振り返ってみることもできます。 すると、対処行動はワンパターンだと気づきます。 ある程度、自分の得意な対処は決まっています。 私の場合、「なかったことにしよう」と、否認してしまいがちです。 しかしここで大事なのは、 対処のパターンを増やすこと。 激しく変化している世の中ですから、ストレスのパターンも様々。 対処のパターンをたくさんそろえておくとよいですね。 どんな対処方法のパターンがあるか、というのは心理学を学ぶとある程度、分類分けできます。 自分の対処の傾向を知ってから、普段使わない対処も揃えておくと、うまくストレスに対処しやすくなるのです。 スポンサーリンク 他者に寛容になれる 相手のいやなところはその人の「特性」だという見方ができる 心理学を学び始めると、パーソナリティ(個性、特性)について考え学ぶことが多くあります。 とりわけ、心理学の中でも臨床心理学において必ず学ぶカウンセラーの基本的な態度には、「無条件の肯定的関心」と「共感的理解」があります。 その基本的態度のうち• 「無条件の肯定的関心」とは、相手の言動や感情を無条件に、価値判断することなく受け入れること• 「共感的理解」とは、相手の言いたいことをそのまま受け取り、相手とその世界を理解すること というような意味です。 つまり、クライエントの言動に対して良し悪しの判断をせず無条件に受け入れ、まるでクライエントの中に入り込んでいるかのようにその人の思いや考えを感じ、理解するのです。 そういう意味で、 心理学はその人らしさをそのまま受け入れる、素晴らしい学問だと思います。 これら基本的態度は、相手のいやなところの見方を変えるうえで有用なんです。 例えば、よく遅刻をする人。 普通に考えると、周囲の人には迷惑な話です。 しかし一方で、その人の遅刻を価値判断せず無条件に受け入れ、よく理解しようとすると、「もしかしたら、遅刻をするということは、見通しをもって行動することが苦手なのかもしれない」と考えられます。 それがその人の特性なのだろうと理解できます。 普段、自分の性格に合わない嫌な人だと思っている相手のいやなところは、心理学的に考えて 「これがこの人の特性なんだろうな」という見方ができるのが、心理学を学ぶメリットの一つだと思います。 スペクトラムで理解 DSMという、米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルでは、これまでいわゆる「自閉症」や「アスペルガー障害」と呼ばれていた精神障害が、最近「自閉スペクトラム症」という名称に統一されました。 ここで注目したいのが「スペクトラム」(つまり「連続体」)とい概念です。 これまで発達障害のと捉え方は、「自閉症」や「アスペルガー障害」と白黒はっきりつけて分類されてきました。 しかし近年はスペクトラム(連続体)として、障害の特性を、強いものから弱いものまで幅をもって捉えよう、という考え方をします。 色の濃淡のイメージがわかりやすいと思います。 発達障害に限らず、 他者の特性を理解するときも(自分自身を理解するときも)、白黒はっきりさせるのではなく、特性の強さ、弱さを、幅を持って連続的に見るのです。 難しい言い方をしましたが、先程、例に挙げた遅刻をする人を再び例に挙げて説明してみます。 その人は毎回のように遅刻するのかもしれませんが、月に1回や、年に3回…など、誰しも遅刻の経験は少なからずありますよね。 どの人も特性は持っていますが、その強さ弱さで日常生活に支障が出るレベルかどうか、相手に迷惑をかけるレベルかどうか、が変わってくるのです。 みんな同じ連続体上にいる、ということです。 そう考えると、この人はよく遅刻する人だけど、自分も少なからず遅刻することもあるしな、まいっか。 心理学のさまざまな理論を、自分に結び付けて考えるからですね。 私自身が心理学を学び、内面を見つめた結果、気づいた自分の得意と不得意の例を少し挙げてみます。 得意なことは、私はものごとを言語で整理することです。 例えば、視覚的に図だけで説明されている説明書がありますが、それよりも、言葉でつらつらと書かれている説明書の方がわかりやすいと感じます。 視覚情報より言語情報の方が得意のようですが、視覚情報が得意かあるいは言語情報が得意か、といった視点は心理学を学ぶまでは持ったことはありませんでした。 一方で、ものごとの処理スピードは遅い方で苦手です。 言葉で整理するのは得意なのですが、本を読むスピードは遅く、会話するときには、考えながら話すと頭でぐちゃぐちゃになり、話すスピードは必然的にゆっくりになって、そのうち自分で何を言っているのかわからなくなることがよくあります。 これは「なぜできないんだろう」と悩んでいましたが、心理学を学び、ものごとの処理スピードが遅いせいなのだ、とはっきりと理解できました。 心理学の視点をもって自分の内面を見つめると、自分の得意不得意がはっきりとしてきます。 さらに 「私には他に得意なことがあるからいいじゃん」とも思えます。 これ、かなり大きなメリットですよ! まとめ 心理学を学ぶメリットには、• ストレスのメカニズムを知り、ストレスに対処しやすくなる• 自分も他者も同じ連続体上にあると知り、相手のいやなところも特性だという見方ができる• 自分の内面を見つめることで、自分の特性がわかり、さらに自分を好きになれるかも? といったものがありましたね。 こうやってみると、心理学を学ぶと、身の回りの世界の捉え方が変わり、より豊かに生きていけるような気がしませんか? 心理学を学び、自分を好きになれたら最高ですね! 今週の人気記事• 心理学に興味があるという人は多いと思いますが、これまで全く学んだことがなければ何から手をつけていいのかわかりま... ゲシュタルト療法という名前をお聞きになったことがある方は多いかもしれません。 でも実際にはどういうものかご存知で... 社会人になり、世の中の色んな面を見てしまったからこそ、心理カウンセラーになりたい!と思う人はけっこう多いと思い... 心理学を学んでみたいけど、どんなメリットがあるのだろう?と疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。 誰かの心の支えになりたい。 それを仕事にすることができたらもっとすばらしいな。 そのように考えている人は多いのでは... 平成29年に公認心理師法が施行され、心理系資格初の国家資格「公認心理師」が誕生しました!心理系のお仕事に興味の... 私たちは大事なものを失ったとき、悲しみに明け暮れます。 時として、どう乗り越えていいかもわからないときがあります... 認知行動療法は、うつや不安に効果的とされています。 でも、カウンセリングでしか体験できないわけではなく、実は自分... 精神分析学で知られる心理学者のジークムント・フロイトは、無意識について研究する中で、「錯誤行為」の説明をしてい... これから心理系の資格を取ろうと思っている方は、臨床心理士と公認心理師、どっちを取りますか?…いえ、取るなら両方... カテゴリー• 最近の投稿•
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心理学の分類 心理学とは 一応、心理学とは何かということを確認しておきます。 心理学とは、 「心を科学する」学問であり、おそらく大学で初めて学ぶことになるだろう学問です。 あなたが高校生であれば、それまで習っていたどの科目とも違うので、少し戸惑うかもしれません。 もし、心理学について「怪しい学問」とか、「人の心を読めるようになる」と思っているなら、この記事でその誤解を解いていただければと思います。 文系?理系? 心理学は、文系か理系かということですが、これは微妙なところです。 私が文系理系の分け方に疑問を感じているというのもありますが、実際に文系でも理系でも受験をすることができる大学も多いので、本当にどちらでも大丈夫です。 文系だから、理系だからと諦める必要はありません。 心理学は元々哲学から派生したということもあり、図書館では心理学の本が哲学のところにあります。 そのように哲学と近いことから、心理学が人文学部の中に入っていることがあります。 人間科学部に入っていることもあります。 人間科学はより学問の垣根を越えて「人間とは何か」を問う学問で、心理学を得意としている人間科学部もいくつかあります。 位置づけ上は文系ですが、やっていることは「心を科学する」という理系ですので、あまり気にしない方がいいです。 心理学を大学で学ぶメリット 自分のことがよくわかる 人の心について学ぶ心理学ですから、その対象には自分の心がもちろん入っています。 心理学を大学で学びたいと考えている人の中には、「自分についてもっと知りたい」と思う方がいます。 そのような方にとっては、 「自分のことがよくわかる」というのは、他の学部ではあまりないメリットかもしれません。 あまり詳しくはお話できませんが、私自身が過去に体験した良いことや悪いことを「あの時はこういうことだったのか!」と理解できるのはとても嬉しいですし、より未来へと確かな一歩を踏み出すことができます。 他人のことがよくわかる 人の心が読めるわけではありません。 ですが、人の心を推測したり、考察したりすることに関しては役に立ちます。 これも過去の他人の言動を理解できたり、振り返って考察したりということは楽しいです。 私は 「なんであの時あの人はあんなこと言ったんだろう」とか、「あの人はあんなことしたんだろう」っていうもやもやがたいぶなくなりました。 人の心が読めるというのは、現在や未来ではなく、過去という意味では、あながち間違っていないのかもしれません。 差別・偏見が減る 私は心理学の中でも、より他人との関係を考える社会心理学を専攻しています。 そこで差別や偏見はなぜ生じるのか、どうして原因を決めてしまうのか(専門用語で帰属と言います)学ぶので、自分が持っている差別や偏見がまず減ります。 大学で学ぶことのひとつに「批判的思考」というものがありますが、これは 教えられたことをただ鵜呑みにするのではなく、本当にそうなのか?と自分で考えることです。 例えば、心理学を学んでいる人のほとんどが知っているのが、「血液型に性格なんてない」です。 A型の性格、B型の性格というのは、おしゃべりや話のきっかけにはいいかもしれませんが、あくまでジョークでしかないというのがおそらく心理学部生の中では周知の事実です。 今お話したのは社会心理学の話ですが、これは他の心理学領域でも同じです。 例えば、人間を発達段階的に見た発達心理学では、赤ちゃんや高齢者に対する偏見がなくなりました。 また、カウンセリングや心のケアを専門にする臨床心理学を学ぶことで障害者に対する理解を深めることもできますし、うつ病やアスペルガー症候群などについてよく知ることができたのもメリットだと思います。 このように、人に対する差別や偏見が減ることはメリットのひとつとして数えていいでしょう。 就職活動に有利 人について学ぶことが無駄になるはずがありません! 面接する人もされる人も人間です。 人の心について学ぶことで、 面接で嘘偽りなく自分を表現できるようになります。 詳しくはこちらの記事で。 心理学を大学で学ぶデメリット 統計が避けて通れない 心理学は科学ですので、 統計の授業は必修です。 数字を見るだけで気絶しそうな人も少なからずいます。 一部を除いて統計からは逃げられないので、数学が嫌いな人にとってはデメリットかもしれません。 英語も避けて通れない これは他の学問でも同じだとは思いますが、日本語だけではなく 英語の論文を読むことも多いので、英語を見るだけで失神!という人はつらいと思います。 幸い現代では翻訳システムが進歩していますが、まだ学術論文の専門用語はきちんと翻訳できないことが多いので、あまり頼りにはなりません。 友達と協力して進めることも大事かなと思います。 私は英語がそれほど嫌いではなかったので大丈夫でしたが、これも人によってはデメリットだと思います。 説明がしづらい 心理学は高校までで学ばないといっても、 巷には心理学「っぽい」本や情報がたくさんあります。 それらの知識を持っている人には、実際心理学で何をやっているかということを初心者以上に気を付けて話さないといけません。 これが骨が折れます。 説明する相手によって、持っている知識が様々なため、誰にでも同じように説明することができないのです。 言い回しが変になる 大学で学んだ専門用語がつい出てしまうということは、他の学問でもあると思いますが、 人についての心理学は、その専門用語や心理学の言い回しが他と比べて頻繁に出てきてしまいます。 「仲の良い友人」のことをつい「親密な他者」って言ってしまったり、「態度」って言われた時に「感情?認知?行動?」と返してしまいます。 全員がこうなるわけではありませんが、なんか言い方変って言われる学生が多数です。 気にするなら意識してなおす必要がありますが、きちんと学んでいる証拠でもあるので、これはデメリットではないかもしれませんね。 まとめ ここまで、心理学を大学で学ぶメリットとデメリットについてお話してきました。 心理学を学ぶ上で大切なのは、 「柔軟な思考」です。 今まで自分がインターネットや本で手に入れた心理学の知識の大半を手放す覚悟が必要です。 それでも、私は今大学で心理学を学んでいてとても楽しいですし、心理学を選んで良かったと思っています。 ほぼ私の感想を書き連ねるだけになってしまいましたが、少しでも参考になればうれしいです。 それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました! 日々の生活によりよいを ノリ.
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心理学という学問は、非常に多くの人が関心を持っている学問です。 僕自身も非常に関心を持っていまして、たくさんのことを学びたいと思っています。 心理学とは読んで字のごとく、心理に関する学問です。 一言で心理学と言っても「社会心理学、犯罪心理学、臨床心理学」などなどたくさんの種類があるんですよね。 ちなみに僕個人としてはこの中でも臨床心理学に興味を持っているのですが、今日は心理学を学んだことで僕自身がなぜ、どんなことを学んだのかということについて記していきたいと思います。 心理学を学ぶのはなぜ?魅力は? 僕が心理学を学ぼうという理由は、そう。 興味を持ったからです!!! ごめんなさい。 この記事を見てくださっている方はそんなことが知りたいのではないですよね。 数学や歴史学など他にも魅力的な学問がたくさんある中、どうして大学に入って心理学を学ぼうと思ったのかと言うと、非常に日常生活に結び付きが強い学問だなと感じたからです。 その日に習ったことが体感できるということがあるのです。 例えばの話ですが、知覚心理学 ものの見え方に関する授業 の授業でこのような「スーパーなどでは果物のオレンジには赤のネットで包まれていますよね?あれは人間の目の錯覚を利用しています。 赤いネットを使うことで、オレンジがより濃いオレンジに見えるので、おいしそうに見えるんですよ。 」という話を聞きました。 その日の夜、スーパーに行くと、あ!確かにオレンジのネットが赤っぽい!ということを発見しました。 知識の定着ももちろんしやすいですし、なんと言っても日常にあふれているので、習ったことをそのまま生かしやすいということがあります。 また他の人に話すと、興味を持って聞いてもらいやすい学問でもあるのかなあと思います。 男女関係なく支持率の高い学問であり、雑学程度に軽く話すだけでもその場が盛り上がったりもします。 もちろん、冒頭で述べたように学んだ理由は「興味をもったため」であったり、「カウンセラーの資格を目指しているため」というような理由が強いのですが、モチベーションを高めてくれるような要素が多くちりばめられている点、かなり魅力的と感じますし、継続しやすいものだなと思っています。 心理学を学んで得られたことは? 上では知覚心理学に少しだけ触れましたが、僕が興味を示しているのは臨床心理学です。 この臨床心理学は、簡単に言ってしまうと「人の心を理解し、よりそっていこう」というような方向性の学問です。 すべての心理学において心がもたらしているものが何なのかを考えるので、方向性自体はそこまで相違ないのですが、臨床心理学というものは少しディープな分野だと思ってもらって差し支えないと思います。 僕はこの学問を専攻し学んでいるのですが、見ず知らずのうちに 心を客観視することで自分も客観視できるようになります。 自分を客観視するのは、心を落ち着かせたり、他人との人間関係を好転させるうえで非常にプラスに働きます。 個人差はあるのでしょうが、この「客観視」というものを自然にできるようになるんじゃないかなあと個人的には思っています。 例えばの話です。 「人の心は曲がってもそれを戻すことは可能です。 しかし一度折れてしまうと元には戻りません。 」ということを学んだとします。 そうすると、気が付くと自分のことを考えてしまうんですよね。 「確かに俺はあのとき折れたのかもしれない」「今曲がりかけているのか?だから折れないように気を付けよう」などと無意識に考えるようになります。 そして見ず知らずのうちにそういう習慣が付きます。 理解するためには何か具体例を挙げて覚えることが効果的ですよね。 例えば英語の「rent」という単語の意味が覚えられないとしましょう。 何回も声に出したり書いたりするのも有効ですが「レンタカーは、rent a carの略だ」ということを知るだけで「rent」の意味が「借りる」であるとパッと覚えられたりするものですよね。 その「rent a car」というような具体例にあたるものが、この学問の場合は自分の心なのではないかと感じています。 このようにして、自分の心を客観視する習慣が勝手につき、自分に置き換えることで人の心を理解できるようになる。 また自分を客観的に見つめることで冷静でいられるようになったり、自分という人間をコントロールすることで他人に攻撃的にならないようにする術を身に付け、人間関係を好転させることができる。 これらのことが、心理学を学んで一番得られたことだなあと思っています。 ほかの学問とここが違う! 上の1の部分でオレンジの例を挙げさせていただいたように、学んだことが日常生活に非常に現れやすい学問です。 ですからその日に学んだことをそのまま体感できる面白さというものがあります。 また日常生活に応用が効きやすいということもあります。 ここも例を挙げます。 社会心理学の授業で、「太陽が出ているとき、サングラスをかけている人は、かけていない人に比べて怒りの感情がわきにくいということが研究でわかっている。 」と習いました。 ちなみにその理由としては、サングラスをかけていない人は、日光によって険しい顔になりやすい。 その険しい顔を心が怒りの感情と認識することで、怒りっぽくなってしまうということがある。 これを知り、夏の暑いときや直射日光が出ているときは極力サングラスをかけようと思うようになりました。 実感がないのですが、日光による怒りの感情が、他の人よりも沸き起こりにくいような習慣ができているはずです。 ほんの1例ですが、このような応用のききやすさというのも心理学ならではの良さと言っていいでしょう。 将来どのような職業に就けるのか 大学の学問として心理学を専攻し、心理系の専門職に就きたいとすると、次のようなものがあげられます。 ・心理カウンセラー ・臨床心理士 ・精神保健福祉士 ・メンタルトレーナー ・セラピスト どの職業も人の心に寄り添い、問題解決に手を差し伸べていこうという方向性という点では共通しています。 どれも大学で学んだ授業内容はさることながら、そのときに学問に向き合う姿勢までもがダイレクトに役に立つと思います。 まとめ 身近に楽しさを感じることのできる学問としての魅力は非常に多く、趣味で学ぶのにもってこいだなと思います。 大学で専攻するとなると、心理系の職業は比較的新しいものが多く、将来を心配される人が多いのも現実としてあります。 新しいという部分では可能性を秘めているのですが、確かに正直なことを申しますと、高収入を見込めるものはあまりないのかもしれません。 しかしながら、後に自分の身になることが多い学問でもあるなという認識が強いです。 そして何より楽しいです。 笑 やはりこれは重要なのでは、、、? 趣味として学ぶのか。 学問として専攻していくのか。 資格をとるのか。 さまざまな向き合い方がありますが、どれをとっても魅力と可能性にあふれる分野だなあと個人的には思っています。
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