ライブ、演劇、ダンス、舞踏の現場で活躍し、90 年代後半からはクラブ、レイブシーン SOLSTICE MUSIC FES. METAMORPHOSE 等 にも参加。 ミュージシャンと音楽とオーディエンスを繋ぐ照明デザイナーとして活動。 ーまず、照明デザイナーになろうと思ったきっかけを教えてください。 大学1年の時に演劇をやっていたんです。 出る側で…………。 仲の良かった友人が照明担当になり「今度、照明の人に付いて勉強させてもらうんだ」と言う話を聞き「面白そうだから一緒についていく!」と言う軽い気持ちで照明というものに触れる機会を得たんです。 もともと絵描きにもなりたかったので、照明の現場を見させてもらった際に「直線だけの表現ではあるけれど、3Dで空間全体を使って絵を描いているような感覚」に面白さを感じてしまったんですよね。 手伝っているうちに仕事が気に入られ、様々な現場に駆り出されるようになり、気がつくと大学2年生の頃には全国ツアーを廻るような状況になっていました。 ー当時はまだインターネットも普及していない時代。 お仕事の依頼はどのように? 全部クチコミですよね。 そのうち「新しくプロデュースするバンドのライブの空間演出やプランニングを、立ち上げのところから関わってもらえないか?」というオファーが増え、他人の現場の手伝いを辞めて自分のプロジェクトのみに専念するようになっていきました。 ーサカナクションからは、どういう経緯で声がかかったのですか? 10年ぐらい前かな? 彼らがメジャーデビューをするタイミングで「サカナクションのプロデューサーがクラブ・シーンとバンド・シーン、両方のテイストが解っている照明デザイナーを探している」という紹介を受けたんです。 ーなるほど。 平山さんは2000年代前半あたりから数々のダンス・ミュージックシーンの現場を担当されていたので、適任だったと。 彼らと会って話してみると「クラブ・ミュージックをはじめとする四つ打ちやエレクトリック・ミュージックに興味がある」というので、色々と意気投合する要素が多かったんです。 ーサカナクション以外にも、そうした形で新しいバンドにデビューから関わるようなケースは多いのですか? 比較的、初めてツアーを組むタイミングで「照明を探さなければ!」という状況になる事が多いので、新人バンドのツアーに参加する事はこれまでにも多くありました。 平山さんに照明を依頼される共通性が見える気がします。 そうしたシーンからも依頼が来るのは、サカナクションで照明をやっていることの影響が大きいのだと感じます。 サカナクションのライブって、照明や演出に凝っている部分が大きいので、それを観た人たちから惹かれるというのは、とても嬉しい。 以前は照明会社の社員でも、ある程度キャリアを積むと独立して自分で照明プロダクションを起業する人々を見てきましたが、最近は会社を飛び出す人たちも少なくなりました。 ずっと会社に留まっている。 「自分がやりたい事」よりも「安定」を優先してしまうんでしょうかね……。 あと、びっくりするのは「うちの息子が照明をやってみたいと言っているのですが……」と、母親がやってくるケースもありました。 何もしてあげられない(苦笑)。 怖くて……。 様々な現場を経験するなかで、先輩方の仕事を観て1・2・3と押した操作手順を一度3・2・1と戻してから自分で1・2・3とやり直してみて、「あぁ、こうすれば出来るんだ!」みたいな感じでした。 今は専門学校のような場所で基礎から教えて貰える環境が揃っているんでしょうけれど、学校を出て現場に入って来ても、もう一度現場での勉強をやり直さなければならない子達も多いです。 機材が軽量化されたり、有線だったものが無線になったり、動かなかったものが動くようになったという変化は大きい。 今まではフィルターを入れないと色を変えられなかったのが、LEDではボタン操作で自由に色を変える事が出来る。 生で演奏している音楽って、同じ曲でも毎回同じにはならず、演者の感情や観客のノリも含めてピークが変わってくるわけです。 照明の動きを予めプログラムして「ボタンを押して終わり!」というのがすごく嫌いだし、全然面白くないんですよね……。 卓を触る手さばきが、まるで楽器を演奏しているような動きに見えました。 ある意味、PAよりも操作するチャンネルは多い? ライトは、増やそうと思えばいくらでも増やせてしまいますからね。 自分が使いやすいモノであることも重要なので、毎回会場に機材を持ち込んで対応しています。 ただ、曲毎に使うライトが変わってくるし、その一曲にしか使わないライトというものも少なくないんです。 そこで、「最大限やらせて貰えるならば、この程度。 ある程度絞ってまとめるならこの程度」という、最大公約数と最小公倍数の間で使用する機材の数を決めていきます。 そりゃスポットを1000個使える会場であれば、やりたい事をそこそこ不自由なく出来るし、誰がやったってそれなりに仕上がるのは当たり前。 機材が乏しい所で、手元にあるもの以上のモノを作り出せるほうが、個性が出ると思うんです。 僕自身、そういう現場の方がある意味燃えますしね……。 自分もよくそういう捉え方をされる事がありますが……。 大事なことは、その最新機材をどう工夫して使うのか? どう良い意味で期待を裏切るのか? そうした空間演出全体の域で照明をコントロール出来るか? という力だと思うんですよね……。 「絵描きになりたかった」というだけあって、闇という黒いキャンバスに光という色を当ててゆく、その光の強さの調整や、配色、発光させるタイミングの全てが絶妙なさじ加減なんだろうな……と。 そういう風に見てもらえているのは嬉しいですね。 すごく便利なのは確かです。 上手に使えば様々な事が出来るのですが、艶やかさに欠けるというか、ペタっとした色味で味気ないというか……。 ただ、LEDの利点としては消費電力が少なくて済むし、軽くて小さくなったことは大きい。 一時期、ライブ収録が入るような現場ではLEDの使用を控えたりする事もありましたが、考え過ぎちゃうと演出が成立しなくなってしまう。 照明のLED化がスタンダードな状況に変わって来ているなか、最近は会場のお客様が喜んでくれる方法を最優先で、という考え方に切り替えてやっています。 ー体感的には気がつかない差異ではありますが、会場内で一番最初にお客さんに届く刺激は音ではなく光ですよね。 大きな会場で、音と光のタイミングがズレてしまうような事は? 今回のEXシアター程度の規模ではなんの問題もないですし、基本的には演出上影響の出るようなレベルではないと思います。 僕は照明演出をする際ヘッドホンでメンバーのイヤモニ同様に「クリック音」を聴いているので、そのクリックのタイミングに合わせて、照明を操作している時もある。 ただ、クリックに合わせて照明を操作していると、ものすごく大きな会場の場合、確かにおっしゃるように他の演出担当部署のどこよりも早く照明が点いてしまう事があるんです。 ただでさえ音よりも光の方が早いのに、クリックに合わせてスイッチングしてしまうと演出と音がズレてしまうので、大きな会場ではヘッドホンをせずに会場のサウンドを頼りに操作する工夫が必要になる場合もあります。 会場だけでなく、三作前に出したDVDの編集では、照明が切り替わる場面で、僕の手元の映像がワイプで挿入されていたり、PAがフェーダーやツマミを操作している映像を映しながら、画面の音が変わって行く様を見せていたり……。 そうしたことにも意識が向くお客さん達が増えつつあるのを実感しています。 ーそれってシーンにとってもすごく良い効果ですよね。 PAや照明に限らず、どんどん見せていったほうが、日本の音楽業界のレベルアップや成熟に繋がっていくと思います。 僕もそれは悪いことではないな!と思っています。 それによってお客さんの目や耳が肥えるというよりは、音楽に対する見方や感じ方が変わってくるのではないかなと思うので。 「チームサカナクション」の見せ方って、ソレに近い感覚のような気がしますね。 とか、平山さんが照明を担当しているバンドのライブであれば、ちょっと面白いんじゃないかな? というのが、ライブを観に行くきっかけになってくれたら楽しいね!」というようなことを言ってくれたことがあって……。 別に手を抜いている現場があるわけではなく、常に全力でやっていますし「若いバンドだからコレ位でいいや……」みたいな事は絶対にしません。 でも、ますます仕事に磨きをかけなければいけない状況には立たされた感じですね。 あくまでも画面上だけのものなので、それをアーティストに見せるのは意味がないと思っています。 これはサカナクションだから出来ることと言うか、特別な環境である事は間違いないんですが、今回のEXシアター公演では、事前に一度別の会場で映像と照明をフルセットで組んで技術的なリハーサルを2日間行っています。 また、昨年の幕張メッセでのライブでは、週末2日間のLIVEのために7日前から会場を借りて作業とリハーサルに充てていました。 通常、そこまでってのはありえないことなので、サカナクションがいかにライブでの音響や演出に注力しているのか?が、解って頂けるとのではないかと思います。 前の曲が終わる頃になると、PAブースのメモリや電球など光を少しでも発している機材に黒いテープが貼られ始めるんです。 会場内を完全に暗くするために、一切の光源を遮断して本当の暗闇を会場に作った。 僕らの作業の手元も暗くする必要があるので、皆機材を布で覆ったり……。 ースゲぇ!照明を担当している人が一番の仕事に「暗転演出」をチョイスって……。 哲学的美学を感じます! この方法が一番、曲のメッセージをお客さんに伝えられると思ったんですよね。 出ている音と演奏している姿を繋げる為のモノ……。 もちろん、照明演出としての個性を出すために我を張る部分もあるけれど、それ以外の所では、ライブ空間のあらゆるモノを繋ぎ合わせる役割なんだと思っています。
次の
SCHOOL OF LOCK! 9月27日 サカナクション先生来校!!!! 『数行ドキュメンタリー逆電』 サカナクション先生が来校!!!! ニューアルバム『DocumentaLy』リリース前夜! サカナクション先生と一緒に行う授業は… 『数行ドキュメンタリー逆電』 みんなの今日あったことを "数行" にまとめて、学校掲示板に書き込んでくれ! 数行のニュアンスは君に任せます! サカナクションのニューアルバムをフラゲした生徒からの感想も待ってるぞ!! とーやま校長「今日何してた? 」 やしろ教頭「今日起きて、録画してたアニメ見て、お風呂入ったり、サカナクション先生のCD聴いたりしてましたね。 校長先生は何してたんですか? 」 とーやま校長「最近、教頭先生とか職員とよく一緒に行くタンタンメンのお店があるんだけど、そこに1人で行ってきて…」 とーやま校長「食べた後レジに行ったときに、店員さんがいきなり "The Birthday、好きなんですか? " って聞いてきて…! そのときThe BirthdayのTシャツ着て行ってたから、そう言われたんだけど…そこで1分くらい話して。 音楽ってスゲーなって思った! 全く面識もない2人が、音楽を通して会話できるってすごいことだなって!! 」 やしろ教頭「僕も全く同じ経験ありますよ! そういうの何かいいですよね」 とーやま校長「Tシャツとか着るだけで、教室で話したりすることもできるからね! 」 みんなはどんな1日だったかな? でも、まだまだ今日は終わらないぞ!! さて、今夜は生放送教室にサカナクション先生が来校!!!! 明日ニューアルバム『DocumentaLy』をリリースする、サカナクション先生! 今夜はサカナクション先生を迎えて、『数行ドキュメンタリー逆電』の授業をお届け!! やしろ教頭「おっ! 軽く説明が必要な感じですね。 じゃあ数行で説明していただいていいですか? 」 とーやま校長「今日君にあった出来事、何でもいいよ! それを数行にまとめて、学校掲示板に書き込んでくれ! 」 やしろ教頭「あれっ…? いつもの掲示板逆電と一緒 笑!! "数行" のニュアンスは生徒に任せていいんですか? 」 とーやま校長「任せる! 何となくで頼む 笑!! 」 今日も気になった書き込みにはドンドン電話をしていきます!! そしてもちろん、サカナクション先生のニューアルバムをフラゲした生徒からの感想書き込みも待ってるぞー!! さあ、早速! 生放送教室には…サカナクション・山口一郎先生!!!! よろしくお願いしまーす!! やしろ教頭「この間は、ベボベの小出先生と、 "とーやま校長がリア充になった件" について話して…一郎先生にも何か言ってもらわなきゃと 笑 」 とーやま校長「…え! 」 一郎先生「その話を聞いて…帰りたくなりましたね 笑 」 とーやま校長「鉄壁の山口・小出ライン… 笑 」 一郎先生「ねぇ、どんな人なんですか? いくついくつ? おめでとうございます! "ドキュメンタリー" とは、映画などの "映像記録" のことを意味しますが…このタイトルになった由来は…一体何なんでしょうか!? 一郎先生「2011年って、ものすごく色々なことがあった。 こういう時期に音楽を作るってことに、勝手に責任を感じていて。 こういうタイトルにすることで、自分の作る音楽や時代を歌えるんじゃないかと思いました」 とーやま校長「ずっとこのタイトルで決まったいたわけですか? 」 一郎先生「アルバムにシングル曲が入ること決まっていて、それを紐解いていくと、例えば "ヒストリー" とか、自分の歴史をつづることになって…。 はっきりとは決めていかなかったけど、関連付くタイトルになりました。 震災があったこともあり、 "ドキュメンタリー" という言葉の重さが変わりましたね」 実はこのアルバム。 初回版にはDVDがついていて…アルバムに収録されている『エンドレス』が出来上がるまでの、8ヶ月間のリアルなドキュメンタリー映像が収録されています!! やしろ教頭「ダイエットビデオか! って思うくらい、途中から痩せていきましたよね? 」 一郎先生「ご飯食べると眠くなるから、食べないで作業するから痩せてっちゃう… 笑 」 とーやま校長「レコーディングも本当にタイトな時間だったみたいで」 一郎先生「そうですね。 これが当たり前の日常というか、音楽は人間が作ってるっていうリアルを感じてくれればと」 とーやま校長「見ていて、サカナクションっていうバンドの太い信頼関係を感じましたね」 一郎先生「家族でも同僚でもない、 "バンド" ってこういうことなんだ! って、リアルに感じ始めています」 やしろ教頭「全員で作ってるんだなって、改めて感じましたね! 」 一郎先生「5人いますけど、それぞれプロデューサー的な目線だし、面白い。 僕にとっては当たり前だけど、周りから見たら このメンバーは 奇跡なんだろうなって思う瞬間はありますね」 アルバムが出来るまでの8ヶ月。 "エンドレスの歌詞がなかなか完成しない" …ってこともあったと、ドキュメンタリー映像には記録されていました…! 一郎先生「『ルーキー』という曲が出た時点で、『エンドレス』は出来上がってたんですよ。 でも、『ルーキー』の出来が良くて、次にシングルに回そうと思ってました」 その後、3月に震災があり…悲しい出来事があったことから、『エンドレス』という曲に色々なものが不可され、思ったような形にならない日々が続いた…とのこと。 一郎先生「震災があったことで、 "時代を歌いたい" って気持ちになって、自分が音楽を作ることの証を残したいと感じました。 でも、うまく形にできなくて…」 その後に出たシングル『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。 』とカップリング曲の『years』この曲で、 "時代を2曲に分けて歌えた気持ちになった" と、一郎先生は語ってくれました。 しかし、『エンドレス』はどうすればいいのか…という気持ちは、ぐるぐる回り続けることに。 完成までの突破口は…果たして何だったのでしょうか? 一郎先生「音楽を作り続けてきたことで、ある程度、歌詞を書くことに技術がついてきた。 例えば、情景描写とか…。 その分、 "自分の本当の気持ち" をさらけ出したり、人に向けた詩を作ることが出来なくなってきて。 それから、僕がこの時代を歌うってことをストレートに伝える書き方を発明しよう! と思い、『エンドレス』の歌詞の方向性が見えてきましたね」 歌詞が完成したキッカケについて…引き続き、一郎先生が語ります! 一郎先生「時代をどう歌うか考えた。 10年後に振り返って、こういう時代だったと思ってもらえるのは何だろうと。 ある時、youtubeで自分の作品を見ていて…。 youtubeって、(曲に対する感想だけじゃなくて)コメントに対してコメントしたりするじゃないですか? 意見を言う人。 意見に対して意見を言う人。 それに参加していない、圧倒的多数。 それって現代っぽいなと。 それって人間関係の中でも自然に行われてることじゃないかと…」 やしろ教頭「初めて聴いたときに、人間関係を歌っているんだなと思って…。 自分というものを変えられる曲だなって、思いましたね」 一郎先生「たかがミュージシャンで、みんなに "こうしろよ" って言うことは、自分にとっておこがましい。 だけど、 "僕はこうするよ" って伝えることで、僕がやりたい音楽になれば、みんなとの距離感が近づければ…と思います」 ここからは『数行ドキュメンタリー逆電』の授業をお届け!! 生徒の君の "今日あった事" を数行にまとめて掲示板に書き込んでもらっているんだけど…ここからは、みんなの『数行ドキュメンタリー』を紹介していきます! 何で揉めた…? 」 やしろ教頭「うーん…」 気になるので直接電話してみます。 RN つばめの妹 福岡県 16歳 女 とーやま校長「ケンカしたか…? 」 つばめの妹「ケンカしました…」 とーやま校長「その友達は、どういう友達なの? 」 つばめの妹「小学校から高校までずっと一緒なんですよ」 やしろ教頭「今までその子とケンカしたことなかったんだ…? 」 つばめの妹「なかったです」 とーやま校長「どうしたの? 」 つばめの妹「学校の昼休みに友達と冗談で言い合ってて、友達の言葉にイラってきて…ヒドイこと言っちゃったんですよ」 やしろ教頭「1ぐらいのトゲを10ぐらいで返した感じか? 」 つばめの妹「そんな感じです…。 学校で謝れなくて、家に帰ってメールで謝ったんですが、許してくれなくて…」 やしろ教頭「許してくれないってどういうこと? 」 つばめの妹「 "前もそういうことあったよね" って」 一郎先生「昔から知ってる分ね」 やしろ教頭「その友達にどんなことを言ったかは…言いづらいか? 」 つばめの妹「ヒドイことを言われたから、 "性格曲がってるんじゃない? " って言っちゃって…」 一郎先生「本当に思ってるわけじゃないんだよね」 つばめの妹「はい。 冗談で言っちゃいました」 やしろ教頭「サカナクション先生の中でも、ケンカはあるじゃないですか? 」 一郎先生「もちろんですよ! 仲がいいからこそ、譲れないところもあるし、言い争いになることもありますね。 本気じゃないことは、友達もわかってると思うんですけどね…」 とーやま校長「山口先生は、相手を怒らせたりしたときにどうしますか? 」 一郎先生「本気で謝る。 直接会って本気で謝って、許してくれなくても謝り続ける。 それで自分の気持ちが伝わって、相手が許してくれたときに、それについてゆっくり話したりする。 だから、つばめの妹ちゃんも会ってちゃんと謝れば、わかってくれると思うんですけどね。 学校ですぐ謝れなかったのは、恥ずかしかったの? 」 つばめの妹「冗談ってわかってくれてるかな…って」 3人「あぁー…」 一郎先生「つばめの妹ちゃんは、ずっと友達でいたいわけだもんね? 」 つばめの妹「はい」 一郎先生「それなら、わかってもらえるまで謝った方がいいと思うよ」 とーやま校長「明日も会うんだよね? 」 つばめの妹「会います。 朝 一緒に行きます」 やしろ教頭「じゃあ、朝イチで "ごめんね" …だね」 一郎先生「スッキリすると思う。 友達も胸につっかえてるものがあると思うよ。 いつか "あんなことで怒っちゃったよね" って言えるといいですよね。 実際、メンバーとも胸ぐら掴み合ってケンカしたことあるけど、今はそれを笑って話せるから」 とーやま校長「明日…言おう! 」 やしろ教頭「頑張れな! 」 つばめの妹「頑張ります! ここがもうたまんなくて!! 」 一郎先生「 "アルバム" って大切なもので、流れとして聴くものだと思ったんですけど、今って1曲ずつ聴くものも多くて。 でも、 "アルバム" としてきた分、 "アルバム" で表現していきたいと思いますね。 それプラス、1曲としても素晴らしいものを作る、という…。 音楽って素晴らしいですね」 そろそろ黒板の時間となってしまいました。 今日の黒板はもちろん、一郎先生にお願いします! by 山口一郎先生 サカナクション 今日、色んな人からの日常のドキュメントを聞くことが出来て… "時代" って僕らの知らないところで 作られているのだなと。 みんなのドキュメントが作られることで、 時代が作られているのだなと思いましたね。 僕らの当たり前な日常が、 時代を作っていくんだなって感覚がありました。 ここがすっごいデカイなと…! 」 一郎先生「この曲の歌詞って、一発取りのアドリブで出た詞なんですよ」 やしろ教頭「えっ…!? すごい!! 」 一郎先生「何も考えずに歌った言葉…ですね」 とーやま校長「いやー、ここで聴けてよかった!! 」 サカナクション・山口一郎先生! 今日は2時間ありがとうございました!! 10月からスタートするツアーも頑張って下さい〜!! そんじゃ、また明日!! 』 / サカナクション 22:26 鳴いてる怪獣 / YUKI 22:38 エンドレス / サカナクション 22:52 years / サカナクション 23:16 スローモーションをもう一度 part2 / Base Ball Bear 23:21 檸檬タージュ / Base Ball Bear 23:39 流線 / サカナクション 23:49 ドキュメント / サカナクション 深く高いサカナクションが大好きです。 校長のとーやま だめだ話し足りない! 話をもっとききたい! 教頭のやしろ.
次の
SCHOOL OF LOCK! 9月27日 サカナクション先生来校!!!! 『数行ドキュメンタリー逆電』 サカナクション先生が来校!!!! ニューアルバム『DocumentaLy』リリース前夜! サカナクション先生と一緒に行う授業は… 『数行ドキュメンタリー逆電』 みんなの今日あったことを "数行" にまとめて、学校掲示板に書き込んでくれ! 数行のニュアンスは君に任せます! サカナクションのニューアルバムをフラゲした生徒からの感想も待ってるぞ!! とーやま校長「今日何してた? 」 やしろ教頭「今日起きて、録画してたアニメ見て、お風呂入ったり、サカナクション先生のCD聴いたりしてましたね。 校長先生は何してたんですか? 」 とーやま校長「最近、教頭先生とか職員とよく一緒に行くタンタンメンのお店があるんだけど、そこに1人で行ってきて…」 とーやま校長「食べた後レジに行ったときに、店員さんがいきなり "The Birthday、好きなんですか? " って聞いてきて…! そのときThe BirthdayのTシャツ着て行ってたから、そう言われたんだけど…そこで1分くらい話して。 音楽ってスゲーなって思った! 全く面識もない2人が、音楽を通して会話できるってすごいことだなって!! 」 やしろ教頭「僕も全く同じ経験ありますよ! そういうの何かいいですよね」 とーやま校長「Tシャツとか着るだけで、教室で話したりすることもできるからね! 」 みんなはどんな1日だったかな? でも、まだまだ今日は終わらないぞ!! さて、今夜は生放送教室にサカナクション先生が来校!!!! 明日ニューアルバム『DocumentaLy』をリリースする、サカナクション先生! 今夜はサカナクション先生を迎えて、『数行ドキュメンタリー逆電』の授業をお届け!! やしろ教頭「おっ! 軽く説明が必要な感じですね。 じゃあ数行で説明していただいていいですか? 」 とーやま校長「今日君にあった出来事、何でもいいよ! それを数行にまとめて、学校掲示板に書き込んでくれ! 」 やしろ教頭「あれっ…? いつもの掲示板逆電と一緒 笑!! "数行" のニュアンスは生徒に任せていいんですか? 」 とーやま校長「任せる! 何となくで頼む 笑!! 」 今日も気になった書き込みにはドンドン電話をしていきます!! そしてもちろん、サカナクション先生のニューアルバムをフラゲした生徒からの感想書き込みも待ってるぞー!! さあ、早速! 生放送教室には…サカナクション・山口一郎先生!!!! よろしくお願いしまーす!! やしろ教頭「この間は、ベボベの小出先生と、 "とーやま校長がリア充になった件" について話して…一郎先生にも何か言ってもらわなきゃと 笑 」 とーやま校長「…え! 」 一郎先生「その話を聞いて…帰りたくなりましたね 笑 」 とーやま校長「鉄壁の山口・小出ライン… 笑 」 一郎先生「ねぇ、どんな人なんですか? いくついくつ? おめでとうございます! "ドキュメンタリー" とは、映画などの "映像記録" のことを意味しますが…このタイトルになった由来は…一体何なんでしょうか!? 一郎先生「2011年って、ものすごく色々なことがあった。 こういう時期に音楽を作るってことに、勝手に責任を感じていて。 こういうタイトルにすることで、自分の作る音楽や時代を歌えるんじゃないかと思いました」 とーやま校長「ずっとこのタイトルで決まったいたわけですか? 」 一郎先生「アルバムにシングル曲が入ること決まっていて、それを紐解いていくと、例えば "ヒストリー" とか、自分の歴史をつづることになって…。 はっきりとは決めていかなかったけど、関連付くタイトルになりました。 震災があったこともあり、 "ドキュメンタリー" という言葉の重さが変わりましたね」 実はこのアルバム。 初回版にはDVDがついていて…アルバムに収録されている『エンドレス』が出来上がるまでの、8ヶ月間のリアルなドキュメンタリー映像が収録されています!! やしろ教頭「ダイエットビデオか! って思うくらい、途中から痩せていきましたよね? 」 一郎先生「ご飯食べると眠くなるから、食べないで作業するから痩せてっちゃう… 笑 」 とーやま校長「レコーディングも本当にタイトな時間だったみたいで」 一郎先生「そうですね。 これが当たり前の日常というか、音楽は人間が作ってるっていうリアルを感じてくれればと」 とーやま校長「見ていて、サカナクションっていうバンドの太い信頼関係を感じましたね」 一郎先生「家族でも同僚でもない、 "バンド" ってこういうことなんだ! って、リアルに感じ始めています」 やしろ教頭「全員で作ってるんだなって、改めて感じましたね! 」 一郎先生「5人いますけど、それぞれプロデューサー的な目線だし、面白い。 僕にとっては当たり前だけど、周りから見たら このメンバーは 奇跡なんだろうなって思う瞬間はありますね」 アルバムが出来るまでの8ヶ月。 "エンドレスの歌詞がなかなか完成しない" …ってこともあったと、ドキュメンタリー映像には記録されていました…! 一郎先生「『ルーキー』という曲が出た時点で、『エンドレス』は出来上がってたんですよ。 でも、『ルーキー』の出来が良くて、次にシングルに回そうと思ってました」 その後、3月に震災があり…悲しい出来事があったことから、『エンドレス』という曲に色々なものが不可され、思ったような形にならない日々が続いた…とのこと。 一郎先生「震災があったことで、 "時代を歌いたい" って気持ちになって、自分が音楽を作ることの証を残したいと感じました。 でも、うまく形にできなくて…」 その後に出たシングル『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。 』とカップリング曲の『years』この曲で、 "時代を2曲に分けて歌えた気持ちになった" と、一郎先生は語ってくれました。 しかし、『エンドレス』はどうすればいいのか…という気持ちは、ぐるぐる回り続けることに。 完成までの突破口は…果たして何だったのでしょうか? 一郎先生「音楽を作り続けてきたことで、ある程度、歌詞を書くことに技術がついてきた。 例えば、情景描写とか…。 その分、 "自分の本当の気持ち" をさらけ出したり、人に向けた詩を作ることが出来なくなってきて。 それから、僕がこの時代を歌うってことをストレートに伝える書き方を発明しよう! と思い、『エンドレス』の歌詞の方向性が見えてきましたね」 歌詞が完成したキッカケについて…引き続き、一郎先生が語ります! 一郎先生「時代をどう歌うか考えた。 10年後に振り返って、こういう時代だったと思ってもらえるのは何だろうと。 ある時、youtubeで自分の作品を見ていて…。 youtubeって、(曲に対する感想だけじゃなくて)コメントに対してコメントしたりするじゃないですか? 意見を言う人。 意見に対して意見を言う人。 それに参加していない、圧倒的多数。 それって現代っぽいなと。 それって人間関係の中でも自然に行われてることじゃないかと…」 やしろ教頭「初めて聴いたときに、人間関係を歌っているんだなと思って…。 自分というものを変えられる曲だなって、思いましたね」 一郎先生「たかがミュージシャンで、みんなに "こうしろよ" って言うことは、自分にとっておこがましい。 だけど、 "僕はこうするよ" って伝えることで、僕がやりたい音楽になれば、みんなとの距離感が近づければ…と思います」 ここからは『数行ドキュメンタリー逆電』の授業をお届け!! 生徒の君の "今日あった事" を数行にまとめて掲示板に書き込んでもらっているんだけど…ここからは、みんなの『数行ドキュメンタリー』を紹介していきます! 何で揉めた…? 」 やしろ教頭「うーん…」 気になるので直接電話してみます。 RN つばめの妹 福岡県 16歳 女 とーやま校長「ケンカしたか…? 」 つばめの妹「ケンカしました…」 とーやま校長「その友達は、どういう友達なの? 」 つばめの妹「小学校から高校までずっと一緒なんですよ」 やしろ教頭「今までその子とケンカしたことなかったんだ…? 」 つばめの妹「なかったです」 とーやま校長「どうしたの? 」 つばめの妹「学校の昼休みに友達と冗談で言い合ってて、友達の言葉にイラってきて…ヒドイこと言っちゃったんですよ」 やしろ教頭「1ぐらいのトゲを10ぐらいで返した感じか? 」 つばめの妹「そんな感じです…。 学校で謝れなくて、家に帰ってメールで謝ったんですが、許してくれなくて…」 やしろ教頭「許してくれないってどういうこと? 」 つばめの妹「 "前もそういうことあったよね" って」 一郎先生「昔から知ってる分ね」 やしろ教頭「その友達にどんなことを言ったかは…言いづらいか? 」 つばめの妹「ヒドイことを言われたから、 "性格曲がってるんじゃない? " って言っちゃって…」 一郎先生「本当に思ってるわけじゃないんだよね」 つばめの妹「はい。 冗談で言っちゃいました」 やしろ教頭「サカナクション先生の中でも、ケンカはあるじゃないですか? 」 一郎先生「もちろんですよ! 仲がいいからこそ、譲れないところもあるし、言い争いになることもありますね。 本気じゃないことは、友達もわかってると思うんですけどね…」 とーやま校長「山口先生は、相手を怒らせたりしたときにどうしますか? 」 一郎先生「本気で謝る。 直接会って本気で謝って、許してくれなくても謝り続ける。 それで自分の気持ちが伝わって、相手が許してくれたときに、それについてゆっくり話したりする。 だから、つばめの妹ちゃんも会ってちゃんと謝れば、わかってくれると思うんですけどね。 学校ですぐ謝れなかったのは、恥ずかしかったの? 」 つばめの妹「冗談ってわかってくれてるかな…って」 3人「あぁー…」 一郎先生「つばめの妹ちゃんは、ずっと友達でいたいわけだもんね? 」 つばめの妹「はい」 一郎先生「それなら、わかってもらえるまで謝った方がいいと思うよ」 とーやま校長「明日も会うんだよね? 」 つばめの妹「会います。 朝 一緒に行きます」 やしろ教頭「じゃあ、朝イチで "ごめんね" …だね」 一郎先生「スッキリすると思う。 友達も胸につっかえてるものがあると思うよ。 いつか "あんなことで怒っちゃったよね" って言えるといいですよね。 実際、メンバーとも胸ぐら掴み合ってケンカしたことあるけど、今はそれを笑って話せるから」 とーやま校長「明日…言おう! 」 やしろ教頭「頑張れな! 」 つばめの妹「頑張ります! ここがもうたまんなくて!! 」 一郎先生「 "アルバム" って大切なもので、流れとして聴くものだと思ったんですけど、今って1曲ずつ聴くものも多くて。 でも、 "アルバム" としてきた分、 "アルバム" で表現していきたいと思いますね。 それプラス、1曲としても素晴らしいものを作る、という…。 音楽って素晴らしいですね」 そろそろ黒板の時間となってしまいました。 今日の黒板はもちろん、一郎先生にお願いします! by 山口一郎先生 サカナクション 今日、色んな人からの日常のドキュメントを聞くことが出来て… "時代" って僕らの知らないところで 作られているのだなと。 みんなのドキュメントが作られることで、 時代が作られているのだなと思いましたね。 僕らの当たり前な日常が、 時代を作っていくんだなって感覚がありました。 ここがすっごいデカイなと…! 」 一郎先生「この曲の歌詞って、一発取りのアドリブで出た詞なんですよ」 やしろ教頭「えっ…!? すごい!! 」 一郎先生「何も考えずに歌った言葉…ですね」 とーやま校長「いやー、ここで聴けてよかった!! 」 サカナクション・山口一郎先生! 今日は2時間ありがとうございました!! 10月からスタートするツアーも頑張って下さい〜!! そんじゃ、また明日!! 』 / サカナクション 22:26 鳴いてる怪獣 / YUKI 22:38 エンドレス / サカナクション 22:52 years / サカナクション 23:16 スローモーションをもう一度 part2 / Base Ball Bear 23:21 檸檬タージュ / Base Ball Bear 23:39 流線 / サカナクション 23:49 ドキュメント / サカナクション 深く高いサカナクションが大好きです。 校長のとーやま だめだ話し足りない! 話をもっとききたい! 教頭のやしろ.
次の