シンフォギア エンキ。 シンフォギアXV5期13話(最終回)感想!輝く7色のヒカリ&手を繋ぐ展開に感動! │ anichoice

戦姫絶唱シンフォギア ~最善を生み出すその男は~

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すっかり寒くなったと思ったら、公式からひびみくの大量供給ですっかり陽だまり並の陽気になりました。 皆さんいかがお過ごしでしょうか。 は楽しいアニメでした。 ただ、楽しいだけじゃなくて色々と謎が残り、 答えのない考察の余地を残してくれている稀有な作品です。 で大きな対立構図となっていたのは 「古い神々vs人類」 バラルの呪詛と呼ばれる人々の相互理解を阻むシステムを神々が生み出し、それに捕われた人々。 ましてやそのシステムが月に組み込まれていると言うこともあり、呪詛から開放されたいけど月を壊すわけにはいかない。 そこからさらに、犠牲を出しながらも呪詛の開放・世界の解放と人の身でありながら神々に挑戦し続ける師と装者との争い。 そして最終的にはバラルの呪詛とは、神の中でも悪い神 人々の言語中枢に寄生し、復活する シェム・ハを封印するために神が生み出した祝福だと言うことも判明し、シェム・ハとの最終決戦に臨むわけです。 個人的にかつての古い神vs人という構図は大好きな設定です。 というのもこういう設定は珍しいものでもなく、僕の大好きなというゲー でも「かつて来たりし者」という神話の元となった先史人類がいます。 今回はこの対立構造について個人的な考察をしていこうと思います。 の神とはなんだったのか? には先史時代の神々について興味深い用語が出てきます。 「アヌンナキ」そう 「アヌンナキ」 劇中、まだ回を重ねていないころは アンと呼ばれていましたが、その正体はシュメール・神話の神々・上位者と呼ばれるものがの黒幕でした。 XVで出てくるエンキも神話に登場します。 後期シュメール神話ではエアと呼ばれていて、一般的にはそちらの呼び方のほうが有名ですね。 さらにエンキは伝説上師であり、人を作った神ともいえます。 人が労働をするのはこの人のせいです。 おのれエンキ。 また、シェム・ハですがコレは系の神話や科学関連に原典が見て取れます。 恐らく人の身に宿り、何度も復活するその特徴からのシェムの天使ではなくゴーレムに刻まれる起動の魔術 「シェム・ハ=メフォラシュ」であるという話をしようとしたら、 がちゃんと解説してました。 やさしい! 他にシェム・ハとは「名」という意味があります。 「シェム」が「名」という意味で、「ハ」とは前置詞のtheとして置き換えられます。 アヌンナキと人・師とゴーレムの関係。 シェム・ハとはゴーレムに刻まれる名前という話でした。 そもそもゴーレムの創造とは錬金の術。 詳細は別記事となりますが、世界観においてとは人が神を目指す挑戦の学問です。 人がゴーレムの作成によって労働力を創出する理由。 それはゴーレムの創造が、 労働力のため神が人を創造したことに対する模倣に過ぎないのです。 ゴーレムとは得てして労働力の創出のため、創造主たる人の指示を理解し行動に移す知能がありますが、人と言いますか生命体とは程遠いとも言えるでしょう。 では、ゴーレムと人の違いはなんでしょうか? それはたった一つの大きな思考 「自由意志」に他なりません。 自由意志を持ったゴーレムがあるとすれば、それはゴーレムではなくもはや人・クローンと言ったほうが適しているでしょう。 自分から提案し、工夫し、協働する。 それはゴーレムには備わっていない機能です。 だからこそゴーレムは言語を、歌を持つことはない。 それが人の限界。 の限界です。 さて、では神が創った人間はどうだったのでしょうか。 この世界における人間。 アヌンナキに労働力として作られた人間に 「自由意志」はあったのか。 まぁ正直情報が少ないので、確たる答えではないのですが恐らく最初は 「なかった」と考える方がしっくりきます。 アダムという最初のゴーレムが廃棄された理由 アヌンナキは アダムと言う人間のサンプルを作りましたが、完璧すぎる。 という理由で廃棄されました。 なぜ完璧すぎたのか、その理由は劇中ではよく語られていませんでしたが、個人的には以下の2点の理由から廃棄が決定されていたのだと考えています。 不老不死のため(生殖機能)がないため、完璧以上の発展性がない アダムはたびたび裸になります。 恥らいを焼却して惜しげもなく抜剣します。 アニメと言う都合上、描写されないのは当たり前なんですがあるはずのものが徹底的に隠されているんですよね。 それが 「」です。 すいません石を投げないでください。 やめてとめて そもそも、 師が完璧と求める肉体・不老不死の肉体は女性なんですよね。 これは公式サイトでも明言されていますが、この世界では女性の肉体がより生物学的に完璧であるとされています。 しかしアダムは不老不死でもあるにも関わらず 「男性」なんですよ。 「男性」なんです。 これって師と言えば女性か元男性しか出てこない世界観では凄い重要なんですよ。 まぁ結局アダムの真の姿は化け物だったわけですが、 女性が優位なのに、アヌンナキたちは男性形でプロトタイプを作って「完璧すぎる」と切り捨てているのもかなり意味深です。 そして重要なこと。 アダムは男性であるにも拘らず、 現状で完璧に完成された生命体であるがゆえに性的欲求=未来への欲求を持っていないことになるんです。 現にアダムの女性の扱いはあまり褒められないもので、サンジェルマン始めティキなど所詮目的達成の道具としか見ていない。 でもすぐ裸になるのはどうなのさ 2. 自由意志を持ってしまった シュメール神話では、アヌンナキが人を作った理由は神の労働を肩代わりさせるためでした。 それはつまり、奴隷ということでもあります。 であれば、妄信的で従順。 使いやすいように人間を作るのが道理。 しかしアダムはそうならなかった。 それは 「自由意志」があった方が完璧な人類だったからです。 その証明はアダム自身の行動が示しています。 アダムは 「ファーストアベンジャー」と呼ばれています。 誰に対する叛逆だったのか、そう、自身を作った創造主。 アヌンナキへ翻した反旗だったわけです。 叛逆・復讐とは紛れもない自己発現。 アダムのアイデンティそのものです。 創造主・支配種に対する叛逆、それこそが不老不死であるアダムを現代まで形付けた 「自由意志」そのものといえるでしょう。 まぁ結局、その「自由意志」が邪魔になって廃棄されたわけですが。 反証・なぜアヌンナキは自由意志を簒奪し、後から与えたのか。 アダムが完璧すぎる理由に自由意志が関係しているという根拠は以上の通りです。 そしてアヌンナキは完璧な人類よりも、使いでのいい労働力として先史人類(ルル・アメル)を作りました。 では、さらに生産性を上げるため、すべての人々が争いを忘れ労働に専念し、平和な世界を作るために用意したツールはなんだったのか? それこそが 「統一言語」だったのではないでしょうか。 「統一言語」は人の相互理解を進めるもの。 「明日を作る」それが 神様と一緒の未来でも、統一言語を持った先史人類の目指した未来だったのかもしれません。 ですがそんな「統一言語」が奪われる事態が発生します。 大本はシェム・ハが同胞アヌンナキに叛逆したことから始まります。 ルル・アメルの執刀医として活動していたシェム・ハは「統一言語 」が宿り生命端末となった人間の言語に住み着き、倒されても斃されても人の言語から体に宿り蘇ります。 シェム・ハが人の言語に寄生できるのは、執刀医たる才もあると思いますが 「名」を意味する名前がついていることも大きな要因ではないかと考えています。 という言葉もよくに出てきます。 呪いってもともと何でしょう。 藁人形に釘を打つような物理的な儀式からなりたつものなのか。 呪い、 その発祥は恐らく言霊です。 ただの言葉だとしても、それに恨みと殺意をこめれば呪いへと変貌する。 まさに言霊そのもの。 XVでは呪いに関しては祝福の一種として捕らえる見方もしていました。 シェム・ハが「名」という意味を冠する理由は「名前がある」ということで存在が成立する一種の哲学兵装なのではないだろうか? 人にはそれぞれ「名」がある。 だからこそシェム・ハは生命端末としての人に寄生できた。 ちなみにシェム・ハの寄生システムはフィーネが応用して自身の再臨に用いています。 が 「フィーネ」とは「終わり」を意味する言葉ならば、フィーネが発現し目覚めた人間の中から元の精神人格が消えるのは元の人格が終わりを迎えるから。 という哲学的な見方も出来ます。 真実は不明ですが。 例外として調ですが、あれはフィーネが発現しただけで目覚めてはいないんですよね。 精神世界の中、水面下でフィーネに置き換わる手前で主導権をとることを諦めています。 その上、イマの刃で魂を貫かれた結果、調の体には調の精神が残りました。 そう考えると、シェム・ハに取り付かれた人が浄化された場合は終わりを迎えるわけではないので、そもそもの精神は無事になるのかなと。 そもそもシェム・ハさんは言語中枢に潜むので殺すことでしか一時的に存在を消せない訳ですが、そんなところに出たのがエンキ謹製永久シェム・ハ催眠マシーンの「バラルの呪詛」でした。 これこそが人に目覚めた自由意志のきっかけ。 神々の労働力・奴隷として生まれたルル・アメル。 そこに神々に叛逆するため自身を人の言語中枢に刻印したシェム・ハ(=メフォラシュ)が現れ、アヌンナキたちは自身の絶滅と引き換えに地球という実験場とルル・アメルから始まる人類を切り捨てた。 そうして人類は「統一言語」というアヌンナキ支配のくびきから脱出したわけです。 残ったのは分断された言語と今まで続く人々の争い。 そしてアヌンナキの遺産を元にしたとは言え、人々が選択し遺してきた歴史こそが自由意志なわけです。 これがの神の物語です。 長い時を経て、人は仏になる 世界は神の時代が終わり、人の時代になりました。 私たちが歩んできた歴史そのものです。 しかしその歴史も、結局は神の遺産が元になって築き上げたもの。 「バラルの呪詛」ある限り、人々はいつまでもアヌンナキに喉元ナイフ突きつけられたまま。 ですが、人はその封印を何度も食い破ろうとしました。 フィーネのルナアタック事変・神獣鏡による禍払いの力・70億人の・そして根源とは言え、シェム・ハの起こした月のハッキングによる解放と響の束ね繋げるアームドギアの力。 そして人はついに 「神様も知らないヒカリで歴史を作った」のです。 それこそが人が神から勝ち得た本当の明日、未来に他なりません。 さて、これは単純な人と神の仁義無き抗争だったでしょうか? これはでした。 はフィーネと櫻井、人の手によって創られた装備ですが、原動力が神の力の片鱗をもつ聖遺物だから言ってしまえば神の技術なんですよ。 だけど、人は神にならずとも、神に勝利しました。 それは人の力の範疇を超えています。 であれば、人の中から神と同じ救世主が産まれたのではないでしょうか。 人から生まれ、人を救う神とほぼ同列に捉えられる存在は何か 仏 そう仏、です。 仏とは人の身にありながら52のさとりを開かれた方のことを言います。 仏と装者になんの関係があるのが、順を追って説明していきたいと思います。 最初は純粋に神の技術だった は神の力を元にフィーネが作ったギアです。 もっと言うならばフィーネが為政者を抱き込むために作った技術だと描かれています。 つまり、 とは純粋にアヌンナキ=神の技術で作った可能性が高い。 ではどれだけ、には先史文明の片鱗があるのでしょうか。 アウフヴァッヘン波形 には聖遺物という神の遺産と共に、それに適合するアウフヴァッヘン波形が必要です。 アウフヴァッヘン、ドイツ語で 「覚醒」を意味するこの言葉は人の何を覚醒させるのでしょうか。 恐らくですが、 眠っている「統一言語」への覚醒では無いかと思っています。 つまりそれは 聖詠であり、神であるアヌンナキへのコンタクト方法が拓くことでは無いかと思っています。 つまりアウフヴァッヘン波形とは、人から上に上がり神 聖遺物 とコンタクトを取れる段階まで人を覚醒させる波形なのではないでしょうか。 301,655,722個のロック機構 知ってる人は知っているのロック機構。 どんだけあるんだよ、という気の遠くなる数字ですが。 これは有名な話。 天使の総数と一致します。 では、天使の数と符合するこのロック機構はなんのために? 前項に書いてあるように、人がアウフヴァッヘン波形によって聖遺物と共鳴することで、神に近づいていきます。 このロックは、 恐らく人を神の領域に踏み入らせないための、天使たちの防護策とも見ることが出来ます。 エクスドライブモード 最終回絶対勝利確定フォームですが、エクスドライブモードになるとは空を飛ぶ事が出来ます。 翼が生えて空を飛ぶんですよ。 この時生える翼は 三対計六枚の羽。 これ、他の考察でも挙げられてますが ()がモチーフだと思います。 天使の九階級の内、最上に位置する。 それは神への愛と情熱で体が燃えている。 ここらへんはバーニングエクスドライブに通じるところもあります が… ここは後々言及しますが、バーニングエクスドライブに関してはただのモチーフではないんですよね。 そもそもバーニングエクスドライブはの羽の枚数と合致しないし。 哲学とにより人へと変容した神の力。 さて散々天使モチーフな、これじゃあアヌンナキの手先じゃないですかーやだー!みたいな展開ですが、から神の力を離れて、 人の力にリビルドするターニングポイントがあります。 それがのラストバトルなんですよ。 神殺し AXZでは、ティキというオートスコアラーと主人公である響は、神の力を手に入れました。 特に、響の方は人間でありながら 破壊神ヒビキとなってしまいます。 後々明かされますが、 Gの神獣鏡を受けバラルの呪詛から贖罪された響は 本人の知らぬところで常時神とのチャンネルが空いている状態でした。 だからこそ、響に神の力が宿ったわけです。 ただ、完全な神ではなく幼体として扱われている訳ですが、これは ガングニールに積層された神殺しの概念があったから留められていたわけで、ガングニールでは無いを纏っていたら響は完全なる神になっていた可能性が高いんですよね。 AXZでは終盤にかけて哲学兵装としてのガングニールにクローズアップされていました。 は神の力。 なのにガングニールのは神に抗う力を持っているのです。 最終的に破壊神ヒビキが破壊された理由。 それは人々の根も知らぬ噂から始まった積年の伝承が哲学として宿った神殺しのガングニールと、 響のずっとそばにいて、響が世界に存在する意義であり続ける未来。 たった一人の人の愛によって打ち砕かれるわけです。 9割がた正妻パワーだぞ 2. 黄金錬成 が金ぴかになりました。 本来であればの最終話はエクスドライブで〆るのがお決まり。 ですが、AXZでは発動しないんですよエクスドライブ。 AXZでは響のガングニールが反動汚染を受け、窮地に陥ります。 そこで他の装者たちは自分たちのアームドギアを響に明け渡し、響は白銀のギアを身にまとい立ち上がります。 この白銀というのは、XVにもでるシェム・ハの能力。 つまり神固有の能力なんですよ。 しかしその神の力である白銀のギアも弾け飛び、次に身にまとったのは師たちの力を束ねた黄金の。 という人の英知が神の技術であるシステムを変容させたんです。 だからなんですよ!あそこで響が黄金になったのは! 響が掴み取った仲間と敵の境界すら超えてみせた結果!結晶! それこそが人だけが持ち得る、人と手を繋ぐ花咲く勇気!! ここら辺の白の話もめちゃくちゃ重要なんですが、の考察回で書き上げます。 52 ここからは少し眉唾の話。 話半ばに聞いてください。 少し上で、人が仏になるには 52のさとりを開かなければならないと書きました。 これ、出てくる数字が52なんですよ。 XVまで52話なんですよ。 胡乱な考察になりますが、AXZまでの物語は人が仏として人を救うため、悟りを開くまでの試練。 人が神から脱却しようとした結果、人の中に仏という救いを見出すまでの話なのか…?そうなのか…?どこだ… どこに答えがあるんだ金子監督ゥ!? ハァハァハァハァ… 本題に戻りましょう。 それはそもそも人間に備わっているものにして、原初の武器と言えるでしょう。 響のアームドギアはただ殴るだけではなく、繋ぎ束ねる力として備わっています。 そしてその力に救われた人が多いのは、皆さんご存知の通り。 俗に千手観音と呼ばれるものですが、あの千手は人を救うもの…でなく、 千本の手は、どのようなをも漏らさず救済しようとする、観音の慈悲と力の広大さを表しているんですね。 あくまで 概念や哲学なんですよ、あの千手は。 響の手(アームドギア)も、はたから見ればただの人の手ですが、そこには人を救うという概念、哲学が宿った。 それは響というありかた、人助けというアイデンティが固着したもの。 ちくしょう、何とも言えすぎるぞ!この哲学兵装っていう概念。 そして、それは響が人の中で人の世を救う概念を勝ち得た「仏」とほぼ同一のものになったと言えるんじゃないでしょうか 人が神を従えることのできる世界 仏とは、とはもともとは 人間でした。 釈迦という人が悟りを開き、仏教の教えを説き崇められるようになりました。 さらには、仏教では今まで存在していた超越的なの神々はの教えに帰依し、と呼ばれる仏法・を守護する役割になりました。 これ、凄く重要なことです。 人の身から生まれたものが、かつて支配者階級であった神々を従えさせてるんですよ。 仏(悟りを開いた人)>>>(越えられない六道輪廻の壁)>>>神の世界() これが成り立ってしまうわけです。 さらには仏教が他の文化圏に行けば、そこの神も従えちゃう漢化もびっくりな感染力を持っています。 あとF. S組の使うLiNKERはリン(輪廻転生)だと思います。 の話も触れずにはおけません。 水銀と他の金属の合金の総称として使われるですが、広義では 混合物一般を指し示す言葉でもあります。 公式サイトにも記載されていますが、システムとそれに類似したローブの形成エネルギーが混じり合って産まれた 混合物。 もう一つ特筆すべき点が、第一形態のから第二形態のイマージュへと変化するときにとても大切な描写があるんですよ。 仏教では泥水の中から生じ、清浄な美しい花を咲かせる姿が仏のや慈悲の象徴として扱われるもの。 これ、蓮花にしか見えないんですよね。 蓮なんですよ。 正直を初めて見たときにピンときました。 実はも仏教・と深いつながりがありますがそれはまた別の機会に。 つまり、で蓮華が出ること自体、それまで神の力であったが人の探求の結晶であると融合し、人の身でありながら人を救う力を得る。 =仏の力、人の力が神の力であるを制御する。 それがとしてXVでもう一度花開きました。 バーニングエクスドライブと堕天使 まとめに入る前に、 本筋から若干ずれて バーニングエクスドライブと堕天使の話をしたかったのでします。 エクスドライブは モチーフ。 つまり神に仕えるの力です。 最上の天使の力を冠するが、発動は容易くない。 そして一番重要なのが「他の誰かのフォニックゲイン」を利用しなければ発動できていなかったことです。 1期はリディアン女学院のフォニックゲイン。 2期は70億人の。 3期はキャロルのフォニックゲインを変換していました。 エクスドライブは神の力。 戦場に立つ歌姫だけではなく、全員が奇跡を起こすことを信奉し、フォニックゲインを高めることで発動する。 これってつまり、祈りや信仰に近いもの感じるんですよね。 よっては神の力なんです。 再確認。 さて、次は バーニングエクスドライブ。 の前に、まずはこれを見てください。 『』というに挿入されているイラストレーションでの堕天の様子が描かれています。 天界から真っ逆さまに地球に落ちていきます。 いいですか、よく覚えておいてください。 よく、覚えておいてください。 XV最終話。 月が崩壊しもうダメかと思ったその時、 装者たちは自分たちの胸の歌を信じてし、バーニングエクスドライブを発動させる。 まず、ここで大事なことは「 自分たちの胸の歌を信じ」てフォニックゲインを高めていることです。 彼女たちはここで初めて、 誰かのフォニックゲインを借りずに神の力であったで、自分たちが思う大切なもの・何かのを胸にして歌うわけです。 これ、 天使が堕天する理由に似てるんですよ。 天使たちは、神々のためにその力を使うんですが、 自由意思を持った天使たちがいました。 彼らは神を愛さず、自分を愛した者もいれば、人を愛した天使もいました。 やがて彼らは神の怒りを買い、天界から追放されて堕天使。 つまり天使ではない。 神の庇護下ではないものになったのです。 堕天使はどうなるのか、俗には悪魔になるというのが有名な話。 ただ、大半の堕天使は地上に降り立ち人間になったともいわれています。 装者たちはここで初めて人の愛のために、神のための歌()を歌って神に反逆を仕掛けます。 神の力を宿した。 天使と同じ数である301,655,722個のロック機構。 のモチーフであるエクスドライブモードは月から地球への堕天で焼却されました。 天使だった人が人として世界を救うために振るう力。 バラルの呪詛から解放され、人の味方として神に反逆する堕天したの力。 それこそが「 バーニングエクスドライブ」 まとめ 神vs仏という着想を得たのは、 の蓮華でした。 あんなに分かりやすいモチーフが出るとは思ってなかった。 そこからAXZのオラオララストと、響のアームドギアに発想が飛躍して仏という着地点にたどり着きました。 あとは 黄金と銀の関係も非常に印象的です。 特ににおいて銀は聖なるものとして扱われていますが、逆に仏教では金は装飾性と聖性という両義性を有しており、善美を持って飾り立てるよう特別な意味を持っています。 ここは是非次回以降のについて、という考察で書き尽くせればと思います。 実際、今回の 神と仏というテーマ。 考察のため調査を書くため、結構揺らぎそうだった感じがあります。 というのもって、アヌンナキというシュメールの神々同様に 天使のモチーフがたくさん盛り込まれてるんですよね。 でも師の登場で、その流れが変わったような気がします。 バラルの呪詛というテーマが根底にありながらも、師たちはかつてない強敵として装者に立ちはだかりました。 これは におけるという人が神に挑戦する学問であるように、神の産物であるに、研鑽を重ねてきた人の英知が挑み続けているん だと考えています。 は、人の相互理解を阻むバラルの呪詛を解消させる。 という話だが、肝心の月の破壊を阻止するために死闘を重ねた。 それはつまり、 装者たちは無意識にも世界を救う=神(アヌンナキ)の味方をしていたんです。 は神の遺産。 だがそれを、人類が身に着けていた。 そこにが産まれています。 相互理解のため、バラルの呪詛は解いた方がいい。 だけど、月の破壊は出来ない。 そこで ようやく手を取り合えそうだったのが、パヴァリア光明結社のサンジェルマン・プレラーティ・ だったわけです。 彼女達とは手を繋げなかった。 しかし、人の英知をさせたラピスフィロソフィカスを受け継ぎ、52の悟りを越え、同じく人の身でありながら神に挑戦し続けたキャロルとも手を取ることが出来た。 そうして、人でありながら人を救い続け、救われ続けた響が神に返した答え 「 だとしても、私たちは傷つきながらも自分の足で歩いて行ける。 神様も知らないヒカリで歴史を作っていけるから」 自由意志とは、その決意に責任が付きまとうものです。 ですが、人は自分で起こした過ちを神のせいにする時代は終わり、自分たちで責任をもって前に進むことが出来ます。 だからバラルの呪詛がなくなり、統一言語が復活したとしても。 神の統一言語が呪われたとしていても、それを乗り越える力が人にはありました。 人の中から仏が産まれたように、人は自分たちの言葉で歴史と伝説を歌いました。 神の御業と言われる奇跡を作り続けてきました。 さらには、呪いという言霊や概念を塗り替え続けてきました。 人は、絶対に絶対。 神様も知らないヒカリで歴史を作れるんです。 人は神から独立できる。 それを証明したのは装者たちの奇跡です。 元々奇跡とは、神々の超自然的な出来事を示していました。 ですが、装者たちは人の身でありながら神も知らない奇跡を起こし続けてきました。 では何故人の身でありながら奇跡は起きたのか? エクスドライブは人の願いが結実し、装者の体を通して形成された人の信じる力でした。 黄金錬成・に示し合わされる仏の力は人の身でありながら人を救うために手に入れたものでした。 バーニングエクスドライブに示される堕天使は、神の力でありながら人への愛のために振るった力でした。 人の、人による、大切な人への力。 とは、紛れもない人間賛歌でした。 文字総数、怒涛の 10,500文字近く。 ここまで読んでいただいて感謝しかありません。 また次回の考察でお会い出来たら幸いです。 date3513.

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あるものかよ!ロスに陥る暇などが!!「 戦姫絶唱シンフォギアAXZ 」感想総括コラム!

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詳しくは後ほど掘り下げていきます! オーバーブレイヴッ! キャロルの「今が好機だ!」という掛け声で、7人がオーバーブレイヴ化しているシーンでは、7人が拳を前に突き出しながら攻撃していましたね! キャロルを含めた7色のヒカリが輝いていましたッ!キャロルは、5期7話で再登場して以来、5期最終回などにも登場してくれるところが熱いですね! Advertisement 想い その後、シェム・ハがビーム攻撃をしてきますが、キャロルが錬金術を応用して対抗しています。 自らの記憶を焼却して装者を守るキャロルの姿…しっかりと目に焼付けましたッ! キャロルが響にどうしたいか問うと、響は未来を奪いたいと答えています。 キャロルは響に対して、かつて自分に手を伸ばしたように、手を伸ばし続けるように言っています。 ここは3期を思い出す展開でしたので、涙腺を刺激されるシーンでした…! そしてキャロルは、「呪い」も誰かの「想い」であることを響に伝えて、その場に倒れ込んでいます…。 奪還に成功! シェム・ハは、ユグドラシルシステムを展開させ、生体端末のネットワークを構築し、人類の命と力を統合・接続しようとしています。 装者・人々からはピンクの輝きが放たれていましたが、「神殺しの力」を持つ響には効きませんでした!響は必殺技「METANOIA」を繰り出し、未来の奪還に成功しています。 繋ぐこの手には「神 キミ を殺す力」がある。 しかし、それは「神 キミ を殺す力」が あるだけであって、その力を どう使うかは自分次第であるということに、ここのシーンで気づかされましたね。 ここでなんと未来の詠唱が聞こえてきましたねッ!そして未来のシェンショウジンが敵を殲滅していました!誰かに利用されている未来ではなく、自我を持った正真正銘の未来がギアを纏っているところがエモいですね! 7つのシンフォギア 7つの惑星と7つの音階、世界と調和する音の波動こそが統一言語だという説明のほか、世界を知れとキャロルパパに言われたキャロルなりの回答などもここで語られていました。 大きな手 装者がユグドラシルの爆発から避難していると、ギアがボロボロになっていきますが、シェム・ハの大きな手が守ってくれていました。 繋いだ手だけが紡ぐもの。 それは人類だけではなく、人類とシェム・ハのことも意味しているんだと感じましたね。 ラスト EDのスタッフロールが終わると、「悠木碧 as 立花響 撃槍 ガングニール」のような形で装者7人の紹介映像が入っていましたね! また、キービジュアルで描かれていた場所に響と未来が登場し、2つの流れ星が流れていました。 2人で流れ星を見る約束をして、それが実現できなかった1期のシーンなども連想され、胸がいっぱいになりましたね…。 なお、未来は響に対して自分の言葉で伝えたいことがあると言い、響は自分の伝えたいことが未来と同じだったら嬉しいと言っているシーンも描かれていました。 まず、5期最終回では、シェム・ハ 未来 の目に涙が浮かんでいたシーンが描かれていましたが、この涙はシェム・ハ自身のものではなく、シェム・ハの依り代になっている未来自身の涙だったように思います。 装者を守った理由 次は、シェム・ハが自らの大きな手で装者を守っていた理由について掘り下げていきます! シェム・ハは、未来と響に対して、一つに溶け合うことを拒む理由を訊いていました。 すると未来は、簡単に分かり合えないからこそ、誰かを大切に想い、誰かを好きになることを答えていましたね! 響からも熱い想いが語られると、シェム・ハは責務を果たすように2人に伝えていました。 個が統一化された世界では、人は争うことも無く、傷つくこともありません。 しかし、誰かを大切に想い、誰かを好きになることもありません。 これは、寂しいですよね! こういったことをシェムハに気づかせて納得させたからこそ、該当シーンでシェム・ハは装者を守ったんだと感じましたね! また、人が違うからこそ分かり合えたときの感動が生まれることや、誰かを大切に想うことの尊さなどは、『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズが視聴者に伝えたいことでもあると感じましたッ! Advertisement 『戦姫絶唱シンフォギアXV』5期13話 最終回 まとめ 『戦姫絶唱シンフォギアXV』5期13話 最終回 の感想付きネタバレストーリーをご紹介した後、それぞれ掘り下げをいたしました。 ついに『戦姫絶唱シンフォギア』のTVシリーズが完結を迎えましたね…。 これまでTVアニメ『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズを観てきて、人が傷つけ合ったり誰かを好きになったりするのは、性格や考え方など個人の違いがあるからであり、それは尊いものだということを改めて感じました。 これらを具体化して、敵キャラと戦った後に分かり合える展開、響と未来がすれ違った後に手を繋いでいく展開、その他それぞれのシーンに落とし込んでいたような印象を受けます。 『戦姫絶唱シンフォギア』のTVシリーズは完結してしまいましたが、ぜひ映画やOVAを期待したいですね!以上、『戦姫絶唱シンフォギアXV』5期13話 最終回 についてでした! ありがとうシンフォギア! Advertisement 関連する記事• 2019. 28 アプリゲーム『戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED』にて、天羽奏の誕生日を記念したキャンペーンが開始! バースデーメモリアカード、プレイヤーア[…]• 2019. 02 TVアニメ『戦姫絶唱シンフォギアXV』劇中歌「Xtreme Vibes」より、歌詞パート・歌詞の意味考察・曲タイトルの意味考察・読み方・作詞作曲編曲者[…]• 2019. 13 「TVアニメ 戦姫絶唱シンフォギアXV キャラクターソング3」カップリング曲「君が泣かない世界に」 歌:月読調 CV:南條愛乃 について、歌詞・曲タイ[…]• 2019. 11 「TVアニメ 戦姫絶唱シンフォギアXV キャラクターソング1」のカップリング曲「キミだけに」 歌:立花響 CV:悠木碧 について、歌詞の意味を考察して[…]• 2019. 24 『戦姫絶唱シンフォギアXV』5期12話感想記事です。 『戦姫絶唱シンフォギアXV』5期12話の感想付きネタバレストーリーをご紹介した後、熱いシーンを振[…]• 2019. 12 『戦姫絶唱シンフォギアXV』5期6話感想記事です。 『戦姫絶唱シンフォギアXV』5期6話の感想付きネタバレストーリーをご紹介した後、腕輪やチフォージュ・[…]• 2019. 24 シンフォギアライブ2020はいつ?会場・チケット先行抽選申込・曲目は? この点につき、判明情報と予想・考察を紹介しています。 それでは早速、戦姫絶唱シ[…].

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TVアニメ「戦姫絶唱シンフォギアXV」公式サイト

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TVシリーズ最終作シンフォギアXV! 2年に1度のパレードが開催。 世界的ですものね。 乗るしかない。 このビッグウェーブに。 もやっているので振り返ろう! 出だしは遙か彼方より。 ナスターシャ教授が旅立ったフロンティアの区画に酷似した部屋が映し出される。 特にエネルギーに満ちた水晶体はそのままだ。 同じくフロンティアの一区画なのだろうか。 あのギャグみたいな絵面で宇宙へ旅立ったのはナスターシャ教授だけではなかったのだ…… 「システム……オールグリーン……ッ!」 「ネットワークジャマーの実行まで300カウント……」 「これで……ッ!」 おそらくは先史文明期の人間、 エンキ(名前はEDより)は右胸に穴が空いている、左腕を失っていると瀕死の重傷を負っていた。 先ほど描かれた血に濡れた壁を見る限り、この制御室に辿り着くまでに何者かに襲撃されこれほどの傷を負っていたのだろう。 それでも決死の覚悟で端末を操作、起動させている。 エンキは命を賭けるだけの何かを背負っていることが窺える そして、映し出されるのは月である。 おそらくエンキは月遺跡の起動、つまりは バラルの咒詛を起動させたのだろう。 フィーネの名を最後に遺したことからフィーネにほど近い人物なのだろう。 こうして大きな謎を残してプロローグは終わるのだった…… さて、ここからちょっと考察。 フィーネの話ではカストディアンが増長した人類を裁くために、では力を増した人類を叩くためにバラルの咒詛を起動、統一言語を奪っている。 フィーネの発言と用語集はややニュアンスは異なると言えば異なるが、フィーネの恋はフィーネ個人の目的、あるいは比喩であり、そのために人類全体を動かしていたとすれば矛盾はない。 カストディアンを怒らせてしまった!はフィーネのミクロな視点であり、カストディアンが人類に脅威を感じた!は惑星全体で見たマクロな視点なワケダ。 が、この場面を見る限りではここまでに提示された事実と噛みあっていない。 カストディアンじゃなくエンキがバラルの咒詛を起動させている。 いや、エンキが親人類派のカストディアン一族の可能性は普通にあるけど。 エンキはでもあるわけだし。 エンキはネットワークジャマーと言っていることからバラルの咒詛とは別物なのかも。 「言葉が失われた」ということから既にバラルの咒詛が起動しているかもしれないし、だとしたらエンキが施したのはバラルの咒詛に対する何らかの干渉の可能性も十分にある。 でも、エンキは言葉を乱した神でもある。 それを考えると直球でバラルの咒詛を起動させた? 何にせよエンキの行為は(フィーネの視点からすれば)フィーネへの背信であることは間違いない。 それにしてもこのエンキ。 青髪に失われた左腕…… どことなくWA1の主人公、ロディを彷彿とさせる。 この左腕はどうなったんだろうねー。 何かアガートラームって左腕が元となっているらしいデスよ! 謎に包まれたアガートラームの正体にエンキが関わっているとかあるんデスか? デース! デース! デース! さて、そんなわけで現代。 地球連邦製の戦艦が氷河の中を突き進む。 相変わらず派手である。 忍ぶ気がない。 まぁ、忍者はみんなそうだよ。 「情報と観測データを照合する限り、棺とはやはり先史文明期の遺跡と推察されますが……」 出だしに従ってか、いきなり先史文明期ネタだ! 先史文明期に何かがあったとは何度も聞かされたけど、先史文明期の遺産が出てくるのはフロンティア以来でわりと久し振りだ。 かなり派手なチフォージュシャトーがあったりしたけどアレは現代の建造物?なワケダ。 今までほとんど描かれなかった先史文明期のネタがXVには多そうデスね。 第1期で匂わせてからついにやっとこの時が来たと言うべきか。 「ボストーク氷底湖内のエネルギー反応飛躍ッ! 数値の上昇止まりませんッ!」 「来るか……ッ!」 「総員ッ! 棺の浮上に備えるんだッ!!」 南極にあるに先史文明期の遺跡、棺があるようだ。 謎ポエムの棺が浮上するというのは比喩ではなくそのものズバリだった。 そして、その棺の浮上に当たるのがS. の任務であった。 「寒いぃッ! しばれる~ッ!!」 「どこの誰だよぅ、南半球は夏真っ盛りとか言ってたのはぁッ!」 「デースッ!!」 しばれるとシンフォギアでわりと頻用される北海道の方言を言いながら、南極の夏は1月。 そして、作中の現在時刻は12月であることが後の描写で示唆されるし、真夏と言える範囲だろう。 つまり、あらすじや謎ポエムに出てきた真夏という単語は真夏の南極が舞台という意味だったワケダ。 わりと直球に変化球デスな…… シンフォギアのキャラデザの藤本さんにオススメされました。 ちょっと思うところがあって視聴したんだけど、うーん・・・ BDを貸してくれた藤本さんには悪いけど、 俺的に2巻を借りる事は・・・ないかな? 続きは、自分で買って観るよ! のっけからすごくおもしろい! 軽く死ねる! — 金子彰史@シンフォギアXV akanekotwitte10 この辺の南極ネタは某アニメで手に入れた知識からデスかね? だが、よもや戦いの舞台に持ち込むとは…… こいつ、南極を何だと思っているんだ。 まったく意識することがないけどギアはほぼ半裸だ。 けっこう破廉恥なのだ。 まったく意識することがないけど。 (最近はマシになってきたけど)意識しなすぎてスケベな薄い本もロクに作られねえ。 で、バルベルデみたいな高湿高温そうな環境でも問題なく戦えていたのもこの断熱フィールドの影響だろうか。 地形や状況に左右されずポテンシャルを発揮できる汎用性を持つのがシンフォギアなワケダ。 「なかなかどうして……」 「心胆寒からしめてくれる……」 突然のビーム! 運良くヘリには命中しなかった。 が、南極の雲に風穴を開けるほどの破壊力を見せる。 これには百戦錬磨の防人も戦慄する。 防人語で驚かれるから大したことにないように思えるけど一歩間違えれば死んでいた。 シンフォギア世界は超人ばかりに見えて聖詠の間に撃たれれば黒服にだって負けかねないし、フィーネだって不意打ちで銃撃を食らえば致命傷を負うのだ。 「あれが、あんなのが浮上する棺……」 「切ちゃん、棺って何だっけ……?」 「常識人には酷なことを訊かないで欲しいのデースッ!」 で、散々話題に出た棺。 遺跡とかじゃなくてメッチャロボットでした。 それも運動性に劣る代わりに装甲が厚いスーパー系。 HPが10万は楽に越えていそう。 常識とは違う棺の姿に切歌も返答に困るのだった。 これは 切歌が棺の意味を知らない バカ 非常識人という意味ではなく、 棺の常識から外れた存在を常識人の切歌が知る由はないという意味だと思うデスよ、多分。 で血涙流すほどに表現したように暁切歌は常識的な思考を持った常識人なんデスよ……てがみデスよ…… 「いつだって想定外など『想定内』ッ!」 「行くわよッ!!」 遺跡と聞いていたらまさかのスーパーロボットだった。 想定外にもほどがある。 されど想定外など想定内! 幾多もの激戦 とセレナぁ を潜り抜けたマリアは脅威にも怖じ気付くことなく皆を鼓舞する。 おお、心強い。 この人、まるで頼れる美人なお姉さんみたいだぁ…… ここでシンフォギアGを見るとただの優しいマリアになれるぞ! そして、出陣! シンフォギア恒例の落下しながらの変身だ! 1クールにつき最低1回は行う落下変身(とか言いながら2回くらいはやってる気はする) ヘリによる現場への急行からの素早く戦闘を行うためには落下変身は必須技能なのだろう。 経験の浅い無印響でさえやっていたしね。 で、この落下の時の組み合わせが今回のカップリングなのだろうか。 ひびマリ、クリきりは目新しいけどつばしらはAXZからの続投デスな。 まぁ、気分で変わったりしそうデスが。 AXZはキャラ同士の関係性に焦点を当てた物語だったけど、XVではまた違って部分に焦点を当てそうだし。 このリビルドの過程でラピスの力、特性を継承したのだろうか。 うーむ、錬金術士たちの生きてきた結晶、ラピスがこういう形で遺るなんて……いきなり泣かせにきやがった…… カリオストロこと蒼井翔太はポプテピピックのおかげでとんでもないことになってるけどな…… ついでにアガートラームの特性にエネルギーの制御と再配置がある。 この特性を活かしてラピスの力をギアに引き継がせたのかも。 縁の下の力持ちのマリア。 そして、変身開始! ………………ッ! このシルエットは無印の変身バンクだ! 最終作にして初代の意匠を持ち込む。 ラピスといいあまりにも憎い演出である。 だが、無印に留まらない。 楽譜をバックにした引き気味のアングルはG! ヘキサゴンのパーツと足から始まる変身はGX! これはシリーズファンには熱い演出……! そして、恒例の演舞! かなりカメラを引いたアングルは今までにないXVならではの味付けだ。 オマージュに留まらない新しさを見せていくのも高ポイントである。 無印第1話を彷彿とさせる巨大メカの勃発! メカアピールを積極的に押し出してくるとファウストローブ(錬金術)とはまた違うシンフォギアって感じがしますな。 当たり前だけど変化なしデスな。 脚部メカを一度展開してから分解、再構成! この辺は分解と再構築の錬金術テイストだろうか。 ラピスといいXVギアは錬金術要素を孕んでいる? 「SYSTEM ALL GREEN」から「NORMAL OPERATION」の表示! 続くメカ系な演出が盛り上げる盛り上げる。 ……大変言いにくいのですが、そこに計器の表示を出されても確認できないと思います。 しかし、NORMAL OPERATIONとは……NORMALではないOPERATIONもあるのか……? まぁ、ACにおけるシステム通常モードみたいなものかもしれないけどね! 胸のコンバーターも派手になった! コンバーターのデザインはGXにおけるギアの改修と共に変わっている。 コンバーターのデザインの変化には機能的な変化という意味もあるのだ。 なので、XVギアにはイグナイトを失った代わりにまた別の機能が付与されているのだろうか。 ラピス関係とか。 そして、if響要素を感じさせつつ締め! 無印、G、GX、AXZまでの要素に加え、XVの新境地とダメ押しにXDっぽさを感じさせる演出…… ここまでの響の軌跡の全てを詰め込んだ最終作に相応しい変身バンクだ。 在りし日なら「立花響の一撃を以てしても組み伏せられないなんて……無理よ、マムッ!」とか言いかねなかったが(さすがに言いません)、強大な相手を前に怖じけない。 こうしたリーダーとしての牽引力が強調されている感がする。 さすがは最年長である。 そして、第1話から装者6人勢揃い! 今までなかった初手よりの総力戦! XVのテンションが熱いほど伝わってくる! 棺は真っ赤なコズミックイラ製、または疑似太陽炉製のビームを放つ。 それが爆発する……のはいつも通りだが、錬金術でもなさそうな紋章を出した後に氷柱を形成する。 今までにない攻撃方法である。 氷から目覚めて氷を操る攻撃…… とりあえず、この棺の仮称は リリティアということで。 いつもなら焦ってミサイルを撃って死んでいたところだ。 5作目ともなれば頼ることを覚えるのだった。 そして、マリアさん、メッチャ焦った答えを出す。 観測基地が近くにあるから止めるしかないのはたしかだけど、こう、何というか、大人の女性らしく知的に…… ともあれ、リリティアをブン殴って止めることにする。 要するに波動拳である。 やや迂闊な面もある二人だが、無理さえしなければ後続の大火力に繋げるための切り込み隊長としては最適である。 リリティアはパワーだけでなく機動性も高いようでまさかの跳躍でかわす。 が、そこに響のエリアルロシアンスラムで対空。 倒れたところに大火力の「MEGADEATH PARTY」で追い打ちだ。 ザババの切り込みから響の対空、クリスの追撃と見事な連携であった。 「効かないのかよッ!?」 効いたことの方が少ないやん、あんたのミサイル…… リリティアはパワーと機動性のみならず装甲もかなりのものだ。 効いたことの方が少ないとはいえクリスの大火力をものともしないのは尋常ではない。 第1話の敵とは思えないほどの強敵である。 狂い咲き隊長とは格が違う……! 「接近する対象を苛烈に排撃……」 「こんなものを果たして棺と呼ぶべきでしょうか」 「『攻撃』ではなく『防衛』」 「不埒な盗掘者を寄せ付けないための機能だとしたら、どうしようもなく棺と言うより他あるまい」 (だとすれば棺に眠るのは本当に……) 緒川さんはリリティアの攻撃性を疑問視する。 高すぎる性能への疑問も含まれていそうだ。 それは防衛のための機能であれば得心が行くと同時に、弦十郎はその棺の中に眠る存在の重要度を感じる。 煙のないところに火は立たぬのだ。 「司令ッ! 新たな動きがッ!」 さらにこのリリティア、フィジカルの強靱さだけではない! ビットによる多角的な攻撃も可能! 繰り返すが第1話とは思えない異常なまでのハイスペックである。 先史文明期の技術力を物語っている。 だが、このオールレンジ攻撃はで対策済み! (あれって故意かどうかはともかくマリアさんの手引きによるものなんですよね……) 捌きながら跳躍、マフラーを使った一閃で一掃する。 でもノイズ一掃にマフラー攻撃は行っていたし、攻撃範囲に優れていることが窺える。 マフラーを武器と使うようになったのはマントを武器にしたマリアの指導によるものだとしたら面白い。 「こちらの動きを封じるためにッ!」 「しゃらくさいのデスッ!!」 ザババコンビも連携で撃破! あ、あの……実に、本当に二人らしい連携で大変見栄えはいいと思うのですが、その…… 下の常識人の意味ってある? い、移動を切歌が担当! 調は攻撃に専念! 不慣れな雪原ではこの役割分担は完璧デース! 意味はともかくお互いに信頼しなければできない高度な連携であることは間違いない。 意味はともかく。 「群雀なんぞに構い過ぎるなッ!」 「ならば往く道をッ!!」 クリスは得意の殲滅力でビットを撃破しつつも、大局的に戦局を見据える。 そう、本体のリリティアへの攻撃が疎かになっては意味がない。 そこで防人が千ノ落涙でビットを一掃しつつリリティアへの道を作る。 この立ち回りはさすがの実力者二人である。 面白おかしかったザババんちとは違いますね。 「拓けましたッ!!」 ちょっとUBWめいた戦場を駆けるのは響と ビット狩りをサボってた マリア! 互いに二課とF. を中心人物と言える装者ながら共に駆けることはほとんどなかった。 その二人が同時にダッシュ。 感慨深い光景である。 「うおおおぉおおぉおおおッ!!」 まず、響はもはや得意技となった感のあるガントレット巨大化を行う。 アームドギアの形状に囚われるのは素人。 剣だって翼。 常識人だってデース。 「最速でッ! 最短でッ!!」 「真っ直ぐにッ! 一直線にッ!!」 出た! 久方振りの最速最短真っ直ぐ一直線! 以来である。 常に最短最速真っ直ぐ一直線でいた響とは対称的にマリアはなかなかそうもいかなかった。 GはもちろんとしてGXでもそうは行かなかった。 が、今は響並みに最短最速真っ直ぐ一直線! マリアの成長を感じられる一コマである。 「「はぁあぁああぁあああぁあああッ!!!」」 そして、狂い咲き隊長を討ち取ったガングニールパンチを同時に放つ!(討ち取ってはいません)(片方は違います) もはや最終回級の一撃である。 第1話でやっていいことではない。 初手より絶唱にて仕る! 視聴者は血涙にて仕ったと言う。 効いている! だが、それだけである。 決め手にはなっていない。 壮絶な一撃の後でも油断せず冷静に戦局を見据えるのはまさに百戦錬磨の防人である。 うっわ、この人たち、メチャクチャ油断しとるやんけ…… でも、協力した一撃を放ってお互いに笑い合う響とマリアは、こう、何というか、滾る……! なかなか見られなかった光景だけに熱い……! まぁ、油断していたので叩かれて落とされるんだけどね。 最速(笑) 最短(笑) 真っ直ぐ(笑) 一直線(笑) ただの優しいマリア(笑) 「間に合えェエエッ!!」 ダウンした二人にリリティアは追撃のビームを撃とうとする。 クリスは乳揺れ付きの必死のダッシュから何とかビームを防ぐ。 こちらも久し振りに活躍のリフレクター。 神獣鏡ビームを防ごうとして防げず、ラピスビームを防ごうとして防げなかったリフレクターの出番だ! クソが! 爆発し、その後に氷柱が築かれる。 それにしても 適度に説得力のある説得力のない数字を出されたから思わず騙されたけど、 その常識外の温度を計測するなんてS. の分析力は凄まじい。 超常に立ち向かう人間たちだけのことはある。 そして、第1話でまさかの敗北! リリティアは第1話とは思えない強敵であった。 もぅマヂ無理……絶唱しょ…… 時は少し遡ってリディアン。 相変わらずどころかさらに可愛くなった感さえある生徒たちが映し出される。 好みの子を探そう。 Gの最終回では妙に二人組が多くてレズ校かと思ったけど、今回はそんなことはなかった。 大丈夫、みんな、男がいるから……(最悪の発言) 懐かしの演出や台詞がけっこう出てくる中、 ここでとんでもない懐かしのリディアン校歌が響によって唄われる。 まぁ、でも唄われていたんですけどね(台無し) だが、響が唄うのは正真正銘の初めてである。 無印から7年……ついに響が校歌を唄ったというのは本当に感慨深い。 感慨深い描写しかないのかよ、このアニメ…… ありがとうありがとう…… 「はい、合格です」 というわけで、追試で校歌を唄っていたのだった。 これが「撃槍・ガングニール」だったら困惑させていたのに…… S. として歌でブン殴る日々を過ごしているかに見えて、それと同じくらいの日常があるのだった。 そして、その日常を保証するべくS. も奮闘しているのだろう。 「聞き入ってしまう歌声です」 「きっと立花さんは心で唄っているからなのでしょうね」 「心……胸の歌……」 担任の先生が響を褒めている!? 今まで怒ってばかりだったのに初めて褒めた…… しかも、響の本質に触れていた。 担任は怒ってばかりのようで生徒をしっかりと理解している立派な教師でありOTONAなのだった。 「これにて居残りテストは終了」 「いろいろあるとは思いますが次の試験はすっぽかさないように」 そして、S. の活動についても把握していることを匂わせている。 その上で特別視することなく当たり前の日常を歩ませる…… そんな優しさは。 そんな先生の心遣いはAXZで暗に描写して、今回で直接描いてきた。 脇役の描き方も最終局面に達している感がある。 「誕生日プレゼント、いいのが見つかった良かった」 「クリスちゃん、喜んでくれるかなぁ?」 「きっと大丈夫」 そして、ひびみくでデート。 あれ? 追試を見学していた3人娘は? チクショウ! また本編中では喋らせないのかよ! しないフォギア待ちかよ! というわけで、クリスの誕生日プレゼントを二人で探していたのだった。 クリスの誕生日は12月28日。 作中の日時はそれよりも若干前であると推測される。 AXZもそうだったけど意外と誕生日ネタを絡めてくるシンフォギア。 その試みはGの時点で行われており、Gでは16歳の誕生日を迎える前(無印)と後(G)での響でニュアンスをやや変えていたトカ。 日米共同の月に向かうという ヤバい匂いしかしない計画である。 何せかつて隔離されたフロンティアの区画からナスターシャ教授の遺体を回収しようとしたら謎のトラブルに見舞われている。 そのトラブルの原因は一切言及されていないがシンフォギアは奇跡を奇跡と描かない。 故に謎は謎ではなく然るべき理由があると見るのが妥当だし宇宙に出向いただけで何かが起きた以上は、カストディアンの拠点とも言える月まで行けば何かが起こらない方がおかしい。 また、現在の世界情勢も感じ取れる。 米国が反応兵器を撃ち込んだのは一応の大義名分もあり、だからこそ強く対応できていないでいたとAXZのエピローグで語られている。 ……が、国際社会からの孤立は免れないだろうし、反応兵器を撃ち込まれた日本との関係は確実に冷え込む。 このままでは米国としても困ったことになる。 ただでさえフロンティア事変で失墜しているわけだし。 なので、このプロジェクトは日本としては米国の上に立ち優位を得るための一手であり、米国としては孤立を免れるための窮余の一策なのだろう。 日本総理の嬉々として握手し、米国大統領の渋々応じている姿にそれが表れている。 もっとも、日本も反応兵器を撃ち込まれてこれだと舐められそうな気もするが…… だからこそ、これは表向きの対応に過ぎず、訃堂は問答無用に優位を得られる力、神の力を手にしようと動いているかもしれない。 また、日本が優位を得るためにヤバいとわかっていても無理矢理月面開発に踏み込んだのかも。 世界情勢といろいろなしがらみが見え隠れする一幕だった。 あと幸薄そうなお姉さん可愛い。 「月へ……」 一方で月のヤバさを各方面から語られてきた響の表情は暗い。 そこ、あかんところやで…… そう言いたそうである。 「何だか最近、特別なくらい普通の毎日」 「普通って幸せなんだって実感するよ」 「しばらく任務続きだったものね」 まぁ、とりあえず、デートだ! GXからAXZは1ヶ月程度。 AXZからXVは3ヶ月ほど。 けっこう間が開いているから普通の毎日と思うのは道理だ。 ただ歴代シリーズの間隔的には2番目くらいに短いゾ。 一方でGXからAXZと短期間で激闘が続いた後だから、ふと生まれた日常が愛おしく感じるのも仕方ないか。 「わたしが困ってても助けに来てくれるのかしら?」 「そんなの当たり前だよッ!」 「未来だったら超特急で行くよッ!!」 で、響も未来もいつものノリだ。 誰かを助けるために一生懸命な響だけど、特に未来を助けるためにはさらに一生懸命。 響が壁を越える時は未来を助ける時が多いのだ。 ……AXZではなかったネ。 「じゃあ……」 「もし『わたし』が誰かを困らせていたら響はどうするの?」 なかなかどうして……心胆寒からしめてくれる…… 響は絶句する。 俺も絶句する。 皆も絶句する。 金子は邪笑した。 「例えばの話よ、例えばぁ」 「意地悪だよ、その質問~」 当然、何の気もなしに言った冗談である。 冗談であるが、あまりにも重かった。 そして、響はこの問いを前に正義を信じて握り締めることができなかった。 答えを出せないことが響の答えであった。 そして、今後の苦難を物語るようだった…… これは間違いなくSEKIROの数倍辛いでござるよ…… そんな時、観覧車から見える船が爆発! 第1話の恒例行事、爆発である。 毎回爆発してんなー、このアニメ。 「大型船舶に偽装したS. の研究施設にて事故が発生した」 「海上の研究施設、デスか?」 「もしかして町中では扱えないような危険物を対象に?」 「ああ、そこでは先だって回収したオートスコアラーの残骸を調査していたのだ」 シンフォギアの事件は爆発から始まる。 ということで、全員集合。 未来さんも緒川さんの車に乗ったはずだけど姿は見えない。 まぁ、あくまで保護対象ということか。 ……神の力疑惑があるわけだしな。 さて、爆発した船はS. のものであり、ティキ及び破損したアンティキティラの歯車を回収、パヴァリア光明結社の目的を探れないかと調査していたのだった。 アダムに踏みつけられた時、わりと原型を保っていたので何かやらかすかと思ったティキだったが爆発してやらかした。 とはいえ、ティキ本人の意志というわけではなさそうだ。 ……爆発に便乗して残党に回収されていたらヤバい。 「爆発の直前、最後にサルベージしたデータは南極の位置地点を示す座標でした」 で、ティキは惑星の運行を観測し記録したデータを元に様々な現象を割り出す機能を持っていた。 というのはAXZでも触れられていたが……具体的にどう活用したのかはややあやふやだった。 神の門を開くための座標を割り出す運用はされたが、それ以上に神の力を宿す媒介としての印象の方が強かった。 で、ティキは南極を指し示していた。 神の力とは直接的な関係ないものだ。 ティキの明らかになっていない役割の一つなのだろう。 アダムが生きていれば丸ごと語ってもらえたかもしれないが…… 「地球の環境は一定ではなく度々大きな変化を見せてきました」 「特に近年、その変動は著しく、極間の氷の多くが失われています」 あー、ここ最近は月が落ちそうになったり世界が分解されそうになったりレイラインが大変なことになりましたからね…… およそ1年半の間に3回は世界が滅びかけた。 AXZの戦いは世界の滅亡に関わらなかったのが珍しいくらいだ。 惑星レベルでの異常事態が連発しているし、それが南極の変動に繋がり、伴ってカストディアンの覚醒に繋がっている……トカ? 「まさか、氷の下から何かが出てきたってわけじゃないよな?」 「その『まさか』よ」 「先日、ボストーク観測基地の近くで発見されたのがこの氷付けのサソリです」 「照合の結果、数千年前の中東周辺に存在していた種と判明」 「現在では絶滅していると聞いています」 「何故、そんなものが南極に?」 「詳細は目下調査中」 「ですが、額面通りに受け止めるなら先史文明期に何らかの方法で中東より持ち込まれたのではないでしょうか」 出たー! 金子彰史得意のオカルト系攻撃! 南極に眠る絶滅動物とか、こう、スゴくムーな匂い! お前は南極を何だと思っているんだ。 「俺なら南極をこう料理する!」という熱い熱意(重言)を感じますよ。 というわけで、先史文明期との関係性が匂わされた。 ノアの箱船なんかは全ての生物を乗せていたという話があるし、何かその辺も絡ませてきそうデスね。 金子彰史の神話知識とオカルト知識をフル稼働させた魅惑の一品の匂いがしてきたデスよ…… 「気になるのはこれだけではありません」 「情報部は瓦解後に地下へと潜ったパヴァリア光明結社の残党摘発に務め、さらなる調査を進めてきました」 「得られた情報によるとアダムは専有した神の力を以て止めようとした目的があったようだな」 さらに残党の調査も進んでいた。 何か左下の取り調べを受けている構成員がちょっと面白い。 ローブは脱がないんだ…… そして、アダムの全裸はしっかりと後世に残されている。 まぁ、遠慮なく全裸を開帳していたしそこはむしろ望むところなんでしょうな。 「その目的とは一体……」 「この星の支配者となるため、時の彼方より浮上する棺を破壊」 ここで棺、リリティア(仮称)の話が出てくるのだった。 神の力を手にしようとしたのもリリティアを破壊するため…… 実際、リリティアは第1話の相手とは思えないとんでもない強敵だ。 勢揃いした装者たちも1ラウンド取られている。 アダムとしては神の力を手にした段階で幹部たちを切り捨てるつもりだったろうし、リリティアには独力で戦わなければいけなかった。 本気を出したアダムなら十分に勝てそうではあるけれど、後のカストディアンとの戦いに備えるためにもあまり力を出すわけにもいかない。 なので、露払いあるいは決戦兵器として神の力を求めたわけだろう。 リリティアが目覚めるきっかけ、カストディアンが動き出すきっかけも気になるところではある。 そこについてはまだ明言されていない。 やっぱり、フィーネの月への一発のせいなんですかね…… あれをきっかけに連鎖的に事件が起きているわけだし。 先史文明期というシンフォギアの根幹に関わる事件が迫っている。 装者たちは気合いを入れて1週間後に控える南極での任務に臨む。 ……が、響だけは心ここにあらずだ。 「砕かれたのさ、希望は今日に」 「絶望しろ、明日に……未来にッ!」 その脳裏に浮かぶのはアダムの最後の言葉である。 あの時は普通に流したようで、響としてはかなり気になる言葉なのであった。 そして、未来に絶望しろというのが、非常に厄い。 未来 ( みく )に絶望しそうになりそうなのですが、それは…… XVは舞台設定が舞台設定だけに危うさや恐ろしさが何割か増しデスな。 さて、また現在に時間は戻る。 ち〜ん(笑) 33-4 「これは……呆気なくやられちゃったでありますか?」 その様子を俯瞰にて窺っているのはパヴァリア光明結社の残党、エルザである。 何かズレた敬語……常識人の片割れかな? 「ウチらじゃまるで敵いっこないデカブツが相手とはいえ、もうちょっと踏ん張ってもらいたいものだぜ」 そして、ミラアルクもいた。 魔理沙みたいな話し方しやがって…… 残党ということで戦力的にはどうかと思ったが リリティアには勝てないみたいだから無事にいまいちらしい。 リリティアに勝てない=装者たちに勝てないにはならないけれど……絶対的な戦力ではやや劣るようだ。 たいしたものですね。 超人的死語と言うより他ない。 「どう? そっちは順調かしら」 「棺の浮上を確認したところだぜ」 「本当に局長はあんなモノの、棺の復活を阻止してこの星の支配者になろうとしたのでありますか?」 ピンポンパンポンと言い出したのは 少々、残念であるとキャラ紹介で言われたヴァネッサであった。 たった一言でその設定に嘘がないと証明して見せた手練れである。 様子のおかしい美少女ばかりのシンフォギアにおいて、残念と言われることは伊達ではなかった。 大丈夫か、残党。 まともなのはサンジェルマンだけだったのか、パヴァリア光明結社…… 「今となってはわからないわね」 「少なくとも私たちの目的は局長とは違う」 アダム、人望、なし! まぁ、何というか……わかっていたけど愛されていない。 一番近い人間であった幹部たちにも塩対応されまくっていたから、人望がないと思っていたけどマジで人望がなかった。 奇跡を起こすために不可欠な愛がないのがアダムが不完全たる所以だったのかも…… 「こちらの狙いは棺の『破壊』ではなくその『活用』だもの」 「そう、これは未来を奪還する戦い」 「だから、絶対に果たさなければならないわ」 少々残念な人、ヴァネッサもキメ顔で俯瞰に意味ありげな施設を見つめる。 ヴァネッサは車のナンバープレートを真に受ける限り、ネバダ州にいる。 つまりは米国であり米国の意味ありげな施設と言えばF. である。 はマリアたちの過去を掘り下げる過程で幾度も触れられたけど、現在どうなっているかについてはちっともさっぱりだった。 ガルパンシンフォギア最終章ということでそこについても触れられるのか……? なお、ネバダ州の曰く付きな施設……というかオカルトチックな施設と言えば である。 エリア51は宇宙人関係のエピソードに事欠かせない。 エリア51……宇宙人……カストディアン…… ま、まさか……神話とオカルトの融合を本気でやろうとしているデスか……? 「案ずるな」 「ステテコを重ねた2枚履き」 「凍える前には片を付ける」 装者たちは全員倒れた。 そして、相手はノイズではない。 ならば、弦十郎の出番! 南極は生身には辛い? ステテコを重ねた2枚履きなら問題なし。 というか、勝算があるのか。 余裕であるよな。 あるに決まってるよな。 弦十郎を力の強さで圧倒するのではなく心の弱さに付け入ったフィーネの選択が悪辣であると同時にベストであったと思い知らされる。 「何やってんだッ!」 「女の子がこんな寒いところでッ!」 「お腹を冷やしたら大変だろッ!!」 だが、装者たちの窮地に魂を震わせるのは弦十郎だけではない。 力は弱くとも怖じるだけではなく、装者たちの一生懸命に答えようとする観測施設の職員もだった。 というわけで信号弾を打ち上げて囮となるのだった。 シンフォギアはこういうところで大人の心強さを見せるのがいいデスね…… 助けられる側も一生懸命なのだ。 でも、お腹を冷やしたら大変だろはズレている。 あ……お腹を冷やしたらって言葉に納得したんだ…… いつだってシンフォギアの人たちは頑張っていますね。 面白く。 助ける側だけじゃなく助けられる側も一生懸命。 「そんなにヒーローになりたいのか?」 「そうだ、戦場に立つのは立花一人ではないッ!」 「皆さんッ! ボクはボクの戦いを頑張りますッ!!」 「みんなが背中を押してくれるッ!!」 そして、蘇ったのは響だけではない。 ダメージ0のキネクリミサイルを撃ちつつ 装者たち全員も復活! 現場だけでなく銃後の士気も上がる。 受け取った気持ちが連鎖して軌跡を描くのがシンフォギアである。 というわけで、リリティアはビットを連結して槍を形勢。 だが、やっぱり小細工は響には通じない。 響はけっこう小技への耐性が高いのである。 戦う相手は響のパワーを警戒して搦め手で挑むから大分慣れたのかも。 しゃあっ、カポエラ! いつだって逆羅刹を使われるだけでちょっと笑ってしまうんだ。 悔しいだろうが仕方ないんだ。 もはや敗北フラグと化しているリフレクターの名誉挽回と言わんばかりに活用している。 しかし、さっきから歌詞がちょっと暗めだ。 されどそうした葛藤を乗り越えてきたのが今の装者たちである。 さっきサボった分までビットを掃除! さっきサボった分まで! さっきサボった分まで! ここでわりと可愛いモブ女性がビットに襲われそうになる。 モブが死ぬのがシンフォギア第1話の恒例。 死にたくない死にたくない叫んでも殺す。 しかも、今回は一人でも人助けをしたのだった。 響の姿を見続けてきたからこそ身体が動いたのだろうと思うと……落涙が…… そして、本家人助けのプロもフォローする。 こうして響に抱えられて助けられた人間は無印の幼女、AXZのステファンと後に活躍をしている。 あ、意外と器用な使い方だ…… サブアームだけを使った「封伐・PィNo奇ぉ」の正統進化デスな。 そして、やや暗い歌詞が目立った「六花繚乱」だがここからポジティブな歌詞に変わっていく。 その変転を切歌が担っているのがそのキャラクター性を物語っている。 明るさと愉快さと常識人っぷりは他の装者たちにとって救いとなっているのだ。 「こっちもッ!?」 一方、わりと可愛い女性をかばった響はリリティアとビットの挟み撃ちに遭う。 かわすしかないがかわすとわりと可愛い女性がヤバい。 ビットもオールレンジ攻撃だから破壊しなければわりと可愛い女性を守り切れない。 無印のOPの了子のシーンを彷彿とさせる演出だ。 そして、ブン殴れと指示を出す。 カ・ディンギルの砲撃を逸らすくせにわりと毎回破られるイチイバルのリフレクターでさえ防げないリリティアのビームなのに! だが、仲間を信じてブン殴る。 何かわからんが食らえ! しかし、響はビームを弾き防御に成功。 さらに拡散したビームをビットに当てることで窮地を脱する。 え? ビビらず殴れば何とかなったのか? リフレクターの評判を下げただけ? 「拳の防御フィールドをアジャストッ!」 「即席ですがエルフナインちゃんが間に合わせてくれましたッ!」 「うむッ!!」 「解析からの再構築は錬金術の原理原則ッ!」 「これはボクの戦いですッ!!」 だが、その実態はエルフナインのオンメンテによるギアの調整! で見せた荒技をXVでは第1話より解放! オンメンテが延長せずに間に合って良かった良かった。 こうしたかつての一か八かを続編では戦術として確立させているのがシンフォギアである。 毎度のことながらいろいろな部分にシリーズ間繋がりを感じられるのであった。 「死んだってッ!」 「倒れないッ!!」 「魔法」 「未来の花」 「思うッ!」 「高く飛べッ!」 「生き尽くせェッ!!」 ビットという露を払いついに装者たちの総攻撃がリリティアに炸裂! 6人全員の攻撃が合わさったカラフルな攻撃である。 勝ったな! 飯買ってくる! が、ダウンするだけ! リリティア……君、ちょっと強すぎやしないか……? ここまでやって目立った外傷がダブルガングニールドリルで砕いた結晶体だけだと……? 第1話にして最終回クラスの強さを発揮している。 そりゃミラアルクも無理無理カタツムリと言うワケダ(言ってない) 「急いでくださいッ!」 「S. 指定の避難ポイントにッ!!」 まぁ、でもわりと可愛い女性を逃がすチャンスはできたのでそこは指示しておく。 わりと可愛いのでまたの出番に期待したいワケダ。 さよなら、さよなら。 「けっぱれッ!!」 ごめん、面白いことを言う男職員の方が再登場して欲しい。 攻撃パターンの豊富さに驚かされるが、何だかやたら逃げ出そうとする職員たちに襲いかかっている。 迎撃が目的なら逃げ出す相手はそんなにけっぱって狙う必要はないような…… むしろ、目の前の脅威である装者たちを狙った方がいいような…… あるいは弦十郎の言葉を借りると盗んで逃げ帰る盗掘者は逃がさん絶殺と殺意を滾らせるのだろうか。 「打ち抜いてしまったッ!?」 「如何ともデスッ!?」 「あのバカッ!?」 「唄えない水中ではギアの出力が低減してしまうッ!!」 響はパワー負けリリティアの突進にパワー負けしなかった。 ……が、氷の奥底にある湖に落ちてしまう。 唄えない水中ではギアの出力が低減する! 当たり前だけど新鮮に感じる設定だ! 唄えない状態では弱体化するのが道理だけど、そうか……水中はダメなのか…… 残党たちはこれに習って水中戦を挑んでみるか? 無印は宇宙に飛び出てFIRST LOVE SONGを唄ったいた気がするけど……まぁ、アレだ。 エクスドライブになれば真空で唄うなんて当たり前にできる奇跡なんデスよ。 `フ公 了 \. ノ一ヾ゙;. ;) く:. ヽ 湖底まで潜った響は両腕のパーツを巨大化。 アームドギアを形成できないのなら拳をスゴいことにすればいいんですよ。 偉い人にはそれがわからないんですよ。 何かもうアームドギア使えないは自虐風自慢にもなってきた感があるから、めっきり言わなくなりましたね…… そして、大雪山おろし! シンフォギアの狂気エピソードとして響翼クリスはゲッターロボのパイロットをモチーフにしていて、クリスが流竜馬、翼が神隼人、 よりにもよって響が巴武蔵となっている。 普通、美少女アニメの主人公のモチーフに巴武蔵は選ばねーよ……途中で死ぬやんけ…… あ、無印で響死亡から始まったのってもしかして巴武蔵オマージュ……? ともあれ、ついに響がついに巴武蔵化。 大雪山おろしやっちゃった。 リリティアが初手でやったように暗雲に風穴を開けるほどの勢いで投げ飛ばすのだった。 そりゃ低音の水中は身体に絶大な負荷をかけますからな…… この辺にリアリティがあるのがシンフォギアのいいところ。 詳しくはを読もう!) 「狙うべきは喉元の破損箇所ッ! ギアの全出力を一点収束ッ!!」 「決戦機能を動く標的にッ!? もしも外したらッ!」 「後がないデスッ! できっこないデスッ!!」 リリティアには総攻撃を仕掛けてもダメージを与えられない。 これはかつて同じような経験がある。 圧倒的な防御力で装者たちの攻撃をものともしなかったキャロルの碧の獅子機…… そして、それを打ち砕いた戦術…… それがギアの一点収束をぶつける! 第1話でやるような戦術じゃねえ! 背水の戦術故に常識人の切歌は不安を訴える。 実に常識的な突っ込みである。 「狙いを付けるのはスナイパーの仕事だ」 「タイミングはあたしが取るッ!」 「行くぞ、みんなッ!!」 だが、破れかぶれではない。 勝算がある! スナイパークリスがいる! 針の孔を突く決死の戦術もスナイパーがいれば常套手段に変わるのだ。 これがワイのワイルドワイバーンや! スwwwwwwナwwwwwwイwwwwwwパwwwwwwーwwwwww 「ギアブラストッ!!」 想い出が領空侵犯しつつインナーを解放! 不安を訴えた調と切歌だが今は頼れる先輩がいる。 乗るしかない、このスナイパークリスに。 「軌道計算はこっちでもッ!!」 「待ってくださいッ! 棺の周辺にッ!!」 「リフレクター気取りかよッ!?」 加えて銃後も藤尭が軌道計算でサポートだ。 第1話なのに全員の力を合わせた捨て身の大技かつ銃後の力も借りるとS. の全てをぶつける展開になっている。 やってること、最終決戦そのものである。 しかし、棺もただではやられない。 ビットを漂わせることで必殺の一撃に対抗しようとする。 スナイパーライフルで殴って凸砂ばっかりだったからね。 狙撃は経験不足なんだよね。 弄るだけじゃなく擁護するとクリスは連射だけでなく狙い撃ちも得意なんデスけどね。 の膨大な量のノイズの狙い撃ちとか。 あの日の一か八かを奇跡ではなく軌跡として戦術に昇華させたG3FAヘキサリボルバー発動! 虹色の閃光は最短で最速で真っ直ぐに一直線に突き進み、リリティアの破損箇所に直撃。 気になるEDテーマは水樹奈々が唄う「FINAL COMMANDER」! 最終決戦の曲ですね、ありがとうございます。 FINALを銘打つ曲名が重い…… ついでに気になる脚本は第1話は金子彰史オンリーである。 他の人が書いた脚本をリライトしたAXZ方式も多様性をもたらしたと思うので、XVはどういった方式を取ることやら。 ただあれこれと手を広げずシンフォギアの脚本に専念した以上は気合いのほどが窺える。 期待だ! けっぱれ! さて、Cパート。 G3FAヘキサリボルバーの直撃を受けたリリティアはまさかの原型を留めていた。 G3FAヘキサリボルバーが一点集中の攻撃だったからこそ、狙った部位以外にはあまりダメージが及ばなかったのかもしれないが……いずれにせよ凄まじい防御力だ。 とても第1話で戦わせる敵じゃない。 大丈夫か、残党……お前らがG3FAヘキサリボルバーを食らうと内臓ぶちまけて死ぬゾ…… 「あれがカストディアン……」 「つまりは聖骸というわけですね……ッ!」 リリティアは棺と呼ばれていた。 棺である以上は中にあるのは遺体…… だからこそ、そこに眠っていたのはカストディアンの聖骸! って、おどれ、地球にいたんかい!? 外宇宙からカストディアンが攻めてくるというわけではないのか。 あるいは聖骸が地球にあるだけで外宇宙にもいるのか…… 聖骸だけあって肌は乾いている。 が、聖骸だから死体だけでも悪さしそう。 ほら、ヴァレンタイン大統領だって痩せたし。 逆に言えば特徴的な手甲を付けている点で共通点があるから、エンキはカストディアン一族? 他にも特徴として頭に角のようなパーツが見受けられる。 アダムのカストディアン像にも似たようなパーツがある。 カストディアンにとって角は欠かせないパーツ? その点で言えばエンキには角が見えない。 もっとも、角度の問題で見えないだけというのはありますが。 この聖骸が何をやらかすのか。 カストディアンは宇宙から来るのか、あるいはもう地球に聖骸の形で潜んでいるのか。 そして、現代の依り代として未来が選ばれてしまうのか…… 怒濤の展開に加えて、今までのシリーズの総結集とも言えるべき演出と設定が詰め込まれた最終作に相応しい第1話だった。 次回へ続く!.

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