「下痢は体の中にある細菌を出す行為だから、下痢止めで止めてはいけない」というのが、近年では「常識」として知られるようになった。 だが、こうなると、「下痢止め」のクスリという存在が、そもそも不要なんじゃないかとも思えてくる。 「下痢止めを使って良い下痢」と「下痢止めを使わないほうが良い下痢」とは、どう違うのか。 (祥伝社黄金文庫)著者で、医療法人社団池谷医院院長の池谷敏郎先生に聞いた。 「下痢を止めてはいけないのは、ウィルスや細菌の感染が下痢の原因となっている場合。 原因となるウィルスや菌を便と一緒に体外に出そうとしているのに、それを止めてしまうと、よけい具合が悪くなってしまうのです」 これは近年、よく言われるようになった下痢に関する常識。 では逆に、「止めても良い下痢」はあるのだろうか。 「いわゆる『下痢止め』を使っても良い下痢は、冷えによる下痢や、一時的精神的ストレスや睡眠不足などによる下痢、過敏性腸症候群など、『非感染性の下痢』ですね」 下痢止めを使って良い場合と、使わないほうが良い場合と、どこで見分けるかというと……。 「感染性の下痢の場合は、糞便中に細菌やウィルスが含まれていますので、その場合は、下痢止めの使用は控えましょう。 逆に、明らかにストレスがあったり、慢性的な下痢であったり、過去に同じような症状が何度も繰り返されているときは、『非感染性の下痢』ですので、下痢止めを使っても良いかと思います。 過敏性腸症候群の場合は、市販薬には男女ともに使えるものがありますが、医療機関のみで出される特効薬(イリボー)は男性のみの保険適応となっています」.
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【目次】 ・ ・ ・ 【胃痛】下痢、吐き気、発熱、頭痛など、他の症状もあるときは要注意! 胃が痛い上に、発熱していたり、下痢や嘔吐、吐き気もあるという場合は、 ただの胃の不調ではないことも多くあります。 ウイルスや細菌が入ったことで 急性胃腸炎を起こしている可能性もありますし、 虫垂炎(盲腸)、 すい炎など胃の疾患以外の症状のこともあります。 c Shutterstock. com 胃痛に加え、熱が出ていたり、嘔吐や下痢もしている場合、自己判断で市販薬を飲んだりせずに必ず早めに受診しましょう。 黒っぽかったりタール状の便が出る場合も胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの恐れがありますので、やはり早めの受診をおすすめします。 【胃痛】と思いきや妊娠していた! ということも 食事をすると胃の辺りが痛くなったり、ムカムカして吐き気がするからと病院へ行き、診察を受けた結果、妊娠が分かったということも。 c Shutterstock. com 特に、月経周期が不規則な人や月経が遅れている人は、自己判断で胃薬を飲んだりせずに早めに受診しましょう。 その際は、月経周期や最終月経を医師に伝えられるようにしておくとスムーズです。 【胃痛】食事は無理に食べない! コンビニで買うなら液体から 胃痛や下痢、嘔吐の症状があるのに、食べないと体力が落ちるからと無理に食事を摂ろうとする人がいますが、胃腸に余計な負担がかかるので、絶対にやめましょう。 食べてすぐに戻したり下したりしてしまうときは? その症状が完全に落ち着くまでは絶食に。 水分は摂れるようであれば、脱水を防ぐためにも経口補水液やスポーツドリンク、白湯、麦茶のようなノンカフェインのお茶などを飲みましょう。 水分を摂っただけで戻したり下したりしてしまう場合は脱水の危険があるので、すぐに受診を。 c Shutterstock. com 下痢や嘔吐が収まったからといって、いきなり普段と同じようなものを食べるのは避けて。 コンビニで買い出す際は、スープなど液体のものから試して、大丈夫であれば、次はおかゆのような消化のよいものを。 いずれにせよ、少しずつ食べながら様子をみて、徐々に通常の食事に戻していきましょう。 初出:しごとなでしこ.
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下痢をすぐに止めるのは、なかなか簡単なことではありません。 そのときの体にとって必要な生理現象であることも多いからです。 (「」をご参照ください。 ) ですが、 食べ物や飲み物の中には、 、腸の回復を助けてくれるものもあります。 まだ薬がなかった時代、民間療法にも使われ、活躍してきた食べ物、飲み物です。 必ずしも効果を保障できるわけではありませんが、整腸剤の使用と併せて試してみるのもよいでしょう。 成分としては、 「タンニン」や 「ペクチン」といったものをを含んでいる食べ物、飲み物が下痢に効くと考えられます。 「タンニン」には 「 収れん作用」があり、荒れてしまった腸の粘膜を保護してくれる作用があります。 また、 「ペクチン」は 水溶性ので、 便の中の水分を吸い取って便の硬さを調整してくれる機能があります。 便秘にも効きますが、下痢にも効果があります タンニンやペクチンを豊富に含む食べ物、飲み物をご紹介しましょう。 【りんご】 下痢にも便秘にも効く果物です。 ペクチンが豊富に含まれています。 医者要らずとも言われるほど健康成分も含まれていますので、いろいろなものをたくさん食べることができない下痢の時にぴったりです。 すりおろしたりんごがよいでしょう。 ペクチンは皮に多く含まれていますので、もし苦手でなかったら皮ごとすりおろしたり、ミキサーにかけたりしていただいてください。 【ブルーベリーやラズベリー】 タンニンもペクチンも豊富な食べ物です。 ただし、たくさん食べるのが少し難しい果物なので、紅茶にブルーベリージャムやラズベリージャムを入れてみてはいかがでしょうか。 ただし、「砂糖」は下痢を招きやすい食べものですので、スプーン1~2杯程度にしてみてください。 【にんじん】 下痢の漢方薬にも使われてきた野菜です。 おかゆを作る際にすりおろしてに入れてみましょう。 うどんと一緒に食べてもいいですね。 赤ちゃんが下痢気味の場合は離乳食に入れてみましょう。 【紅茶】 紅茶は腸の収れん効果が高く、人によってはすぐに下痢の勢いが弱まるほどの効果があります。 発酵を経て作る紅茶は体を温める効果がありますので、一石二鳥です。 お砂糖を控えめにして(既に書きましたように、砂糖は下痢や便秘を招きやすく、しかも体を冷やしてしまうと考えられています)ゆっくりといただいてください。 最近は、コンビニ食品、ファーストフードなどで空腹を満たす人が増えています。 特に若者の間では増加の傾向があります。 確かに美味しくて、便利ですが、食品添加物がどっさり入っているという事を知っている人はどのくらいいるでしょうか。 他の加工食品の中にもしっかり入っています。 市販のお米(白米)すら添加物が入っているのが現実です。 このような食品添加物は下痢の原因になる事が多いものが含まれています。 下痢の原因は人によって様々ですが、昔に比べると体の害となるものを多く摂取している事は間違いないようです。 しかも有害なものを排出する食物せんいや腸内の善玉菌の数も減っています。 有害なものを排出する働きを持っている腸内善玉菌を増やすサプリメントなどを大いに利用することは下痢解決の早道でもあり、病気に負けない身体づくりをします。 腸内環境を整える食事 腸内環境を整えるには出来るだけ手作りの、添加物のない発酵食品を選びましょう。 もしできるのであれば、自分でぬか漬けを作ったりするのもいいですね。 動物性発酵食品や植物性発酵食品(漬物など)には添加物がたくさん入っているものもありますので、食品の裏に記載されている成分をしっかり見ましょう。 出来るだけ添加物の少ない食品を心掛けて食べましょう。
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