>> しかし、これでは、 表せる日本語に限りがあります。 確かに 表音文字 ひとつ作れてしまえば、 それだけで、 全ての語彙を 発音表記できますよ。 でも、日本語のように 漢字に相当するものがないと、 単語表記が不完全な言語もありますよね。 日本語だけですけど。 (への;) そんな言語の母語話者としては ABC26文字の創作で 終わらせるわけには行きません。 *1 そこで、 象形文字で作った 表音文字に 「ひと工夫」凝らして、 ちゃんと、単語を書き分け 出来るようにしたいと思います。 字形はそのままに 「使い方」を変えるだけなので、 とってもカンタンです。 表意文字であって 表語文字ではありません。 つまり、 (笑)の類です。 (への) この (〜)系、 地理でも河川の名前の後ろに よく使われてますよね。 例えば、 ユーフラテス (川)や モンブラン (山)など。 部首と違って 一文字単位ですから 表意「文字」だと言えます。 もちろん、 単語にかかっている点で、 文にかかる (笑)とは違いますが、 それでも仕組み自体は一緒です。 これを使えば、 表音文字との組み合わせ爆発を 起こすことができます。 それも、あの ヒエログリフや 楔形文字で使われている方法ですよ。 例えば、 「リンゴ」。 🍎 「リンゴ」といったら 関連する語彙では 他に何があるでしょう? 上位概念の 「果物」や 下位概念の 「フジ」 関連語彙の 「ナシ」や 抽象概念の 「知恵」や 「重力」がありますね。 (〜)はカテゴリーを表し、 「象徴」のような使い方をします。 そのため、 具体的な語彙の派生はもちろん、 象形文字としては作れない 抽象語彙の表記にも優れているんです。 (まさに 「象徴文字」!) なので、これだけで 書き分け可能な語彙を 爆発的に増やすことが 出来るわけです。 例えば、 フジ (リンゴ)や チエ (リンゴ)がそうです。 もしこれが、 フジ (山)や チエ (人)なら 別単語になりますよね。 単語のカテゴリーが別なので、 音読は同じでも、 黙読を違えることができる というわけですね。 何より、結構アバウトでいいので、 形の似ている ナシ (リンゴ)や 洋なし (リンゴ)まで表すことが 出来ます。 実際、ヒエログリフでは 「アヒル」で「虫」の カテゴリーまで表していましたし、 漢字の部首だって、 魚偏で「クジラ」を、 虫偏で「蛇」を表していますからね。 (への) 十分許容範囲だと言えます。 〜 それでは以上、 象形文字のだいばくはつでした。 *1 英語表記で行く場合でも、 「絵文字」と混ぜ書きすると 面白くなると思います。 ただ、厳密には、 文字の読みを決め、 同音異義語を防ぐ目的で 使われていたようです。
次の
指事文字と象形文字の見分け方 では、指事文字と象形文字の見分け方です。 2つを見分けるには、数が少ない指事文字から覚えるとカンタンです。 指事文字は「抽象的なもの」を「指」で表した文字 指事文字は「かたちがないもの」「抽象的なことがら」を表すために生まれた文字です。 かたちがないものを「指」で表したから「指」事文字というと覚えやすいです。 たとえば、「上」という漢字。 「上」という物体があるわけではないです。 かたちがなくて抽象的なものですね。 漢数字の「一」「二」「三」も指事文字です。 次のような代表的な指事文字から確実に覚えていきましょう。 指事文字の例 上 中 下 一 二 三 本 末 上記に挙げた例のうち、間違えやすいのが「本」「末」といった字です。 指事文字には、後述する象形文字に点や線を加えてつくられた文字があります。 「本」という字で考えてみましょう。 「本」は「ほん」とも読みますが、「もと」とも読みますよね。 「ほん」はかたちがあるものですが、「もと」はかたちがないものです。 この「もと」を表すために、「木」(象形文字)に横棒を1本足して表したものが「本」です。 「末」も同様で、「木」のうえに少し長い横棒を加えて、先端である「すえ」を表しています。 象形文字の「象」は「かたち」を表す 象形文字は4分類のなかで直感的にわかりやすい漢字です。 「象」は「かたち」を表します。 ですから、「もののかたちをかたどった漢字は象形文字」とすると覚えやすいです。 ただ、画数の多い漢字を見ると「分解できる」と考えてしまう子がいるので、丁寧に文字を確認するよう助言できるとよいでしょう。 次のような漢字が代表的な象形文字です。 象形文字の例 木 魚 鳥 馬 羽 門 卵 角 形声文字と会意文字の見分け方 「どっちがどっちだっけ?」と迷うお子さんが多いのが、形声文字と会意文字です。 「 声」、つまり「音」を表わすのが形 声文字で、漢字と漢字を組み合わせて異なった「 意味」を表わすのが会 意文字です。 読むときに太字の部分を強調すると印象づけやすいです。 形声文字は音読みするとわかる 漢字は約9割が形声文字といわれています。 形声文字と会意文字を見分けるには、形声文字から入るとわかりやすいです。 形声文字は、音を表わす文字(音符)と、意味を表わす部分(意符)で構成されています。 カンタンな見分け方としては、漢字を音読みさせることです。 次のように、漢字の中に同じ音の漢字があれば、形声文字です。 形声文字の例1(漢字のなかに、同じ音の漢字があるもの) 次のように、音読みをしたとき、同じ音を表わす文字が入っているのが形声文字の代表的なパターンです。 紙(シ) = 糸+氏(シ) 町(チョウ) = 田+丁(チョウ) 姉(シ) =女+市(シ) 理(リ) =王+里(リ) 形声文字の例2(漢字のなかに、似た音の漢字があるもの) また、似た音を表わす文字が入っている場合もあります。 村(ソン) =木+寸(スン) 暑(ショ) =日+者(シャ) 形声文字の例3(同じ音で「へん」が異なるもの) 同じ音で、「へん」が異なる形声文字もあります。 板(ハン)坂(ハン) 講(コウ)構(コウ) 会意文字はセットにすると意味が変わる文字 会意文字は、意味のある漢字を2つ以上組み合わせると、別の意味になる漢字です。 たとえば、「明」。 これは「日」と「月」が組み合わさって、別の意味の漢字になっています。 「木」が3つ組み合わさった「森」も同じです。 次のような漢字が代表的な会意文字です。 似た形の漢字で分類を問うパターン 似た形の漢字で分類を問うパターンです。 たとえば、次のような漢字は形が似ているので、紛らわしく、分類を間違えやすいです。 木(象形文字) 本(指事文字) 未(象形文字) 末(指事文字) 仲間はずれを問うパターン 同じようなグループでひとつだけ違うものを抜き出す、といった問題もあります。 たとえば、次の4つの漢字。 どれが仲間はずれか、わかりますか? 上 下 大 小 答えは「大」です。 「大」だけが象形文字で「上」「下」「小」は指事文字です。 練習問題に挑戦 指事文字・象形文字・形声文字・会意文字の見分けられるようになったか、次の問題でお子さんと一緒に確認してみましょう。 次の漢字は、何という文字でしょう。 ア~エから選んで答えてください。 下 2. 格 3. 魚 4. 男 5. 本 6. 絵 7. 馬 8. 森 ア:象形文字 イ:指事文字 ウ:会意文字 エ:形声文字 答え 1. 下 イ (指事文字) 2. 格 エ (形声文字) 3. 魚 ア (象形文字) 4. 男 ウ (会意文字) 5. 本 イ (指事文字) 6. 絵 エ (形声文字) 7. 馬 ア (象形文字) 8. 森 ウ (会意文字) 分類と仕組みをしっかり覚える 指事文字・象形文字・形声文字・会意文字という分類名で苦手意識を持ちやすいです。 各分類の名前と仕組みがわかれば、見分けるのはさほど難しくありません。 まずは、「指で表すから、指事文字」「もののかたちをかたどった、象形文字」「音が関係するから、形声文字」「意味を合わせるから、会意文字」と印象づけましょう。 そのうえで、代表的な漢字、紛らわしい漢字を覚えていくとよいでしょう。
次の
この項目では、広義の象形文字について説明しています。 漢字の分類としての象形文字については「」をご覧ください。 象形文字(しょうけいもじ)とは、ものの形をかたどって描かれたからなるで、からの発展によって生まれたと考えられている。 絵文字と象形文字との最大の違いは、文字が単語に結びつくか否かにある。 絵文字が文字と語の結びつきを欲せず、その物を必要としたものであるのに対し、象形文字は文が語に分析され、その語と文字とが一対の対応をなすの一種のことをいう。 象形文字では、文字はもっぱらそのかたどったものの意味を担うが、一般にでは、それぞれの文字が具体的な事物にとどまらず語やを表すことが多い(詳細はの項を参照)。 しかし、における、などでの表音的使用など必ずしも象形文字の特徴と一致するわけではないものもまとめて象形文字と呼ぶことが多い。 このような意味での象形文字としては、、、、、などがある。 [マヤ文字]もこの一種であってとがある。 暦の文字には、1を表す点(・)と5を表す横棒(-)の代わりに頭字体や幾何体を用いることがある。 においては、時代ので使われていた帳簿記録用字であるなどがある。 出典をお願いします。
次の