監督のアリ・アスターの新作として公開された「ミッドサマー」。 公開と同時にSNSで話題となり、ホラー映画としては 異例のヒット作となった。 キワモノ揃いのキャストと、あらすじを紹介する。 あらすじ 主人公のダニーは、躁うつ病の妹の自殺が原因で家族全員を失ってしまう。 ダニーの恋人、クリスチャンは事件のせいで情緒不安定な彼女にうんざりだったが、別れることができなかった。 ある日クリスチャンの男友達、ジョシュ、マーク、ペレは男だけで旅行の計画をたてる。 その話を耳にしたダニーは、なぜか自分も行くと宣言。 空気の読めないダニーに、他の友達はうんざりだった。 旅行先は、ペレのふるさとであるスウェーデン。 ここで90年に1度ある「奇祭」が行われていた。 美しい景色に囲まれた場所で、心から癒されるダニー達。 しかし、この村の異常すぎるルールが次々襲いかかる…!? キャスト 『ミッドサマー』に出演する個性豊かたなキャストを紹介する。 フローレンス・ピュー(ダニー・アルドール) 妹の自殺未遂に巻き込まれ、家族全員を失ってしまう。 これが原因で情緒不安定になり、彼氏であるクリスチャンとも破局寸前の女性。 ジャック・レイナー(クリスチャン・ヒューズ) ダニーの恋人。 心は優しいが、優柔不断な性格をしている。 情緒不安定なダニーにうんざりしているが、共依存の関係から抜け出せずにいる。 ウィリアム・ジャクソン・ハーパー(ジョシュ) 人類学と民間伝承に興味があり、村の「奇祭」をテーマに論文を書こうとしている。 ウィル・ポーター(マーク) ひょうきんな性格でムードメーカー。 あまり空気を読まずに行動するため、村で大切に祀られている木に小便をしてしまう。 ヴィルヘルム・ブロングレン(ペレ) スウェーデンからの交換留学生。 「奇祭」が行われる村で育った。 両親がおらず、同じく両親を失ったダニーに興味がある。 「ミッドサマー」の口コミを紹介 昨日ミッドサマー見たので感想を書きます。 ミッドサマーもそんな予感するけど へレディタリー、 チャーリーのあの音とか、本当に人間からこんな音が出るのか?っていうくらい音がトラウマになる演出が怖いけど好きでしたね。 — ゆるめるめる sugisugisugi3 生活音に近い不快な音なので、ふとした瞬間に聞こえたような気がする。 映画館を観てから1週間、ジワジワと私を苦しめた。 ミッドサマーの本当の怖さは、見終わったあとから始まる。 【退席者が続出】サービスデーは超カオス 毎月14日は、TOHOシネマズデイ。 私は、作品が1100円で観られるサービスデーに「ミッドサマー」にチャレンジした。 「ネタになりそうだから」と私たちのような冷やかしの客で映画館は満席。 もちろん、カップルも沢山いた。 問題のシーンになると退席者が続出。 ヒールで階段を駆け下りる女性もいた。 殺伐とした空気で映画館がカオス状態に。 この日を選んで正解だったと思う。 「別れたほうがいいカップル」におすすめ? ミッドサマーは、「別れたほうがいいカップルにおすすめ」だと話題となった。 別れたほうがいいのに、なんとなく付き合ってる。 あなたのまわりに、こんな2人いませんか? 「ミッドサマー」の考察【ネタバレあり】 どうしてミッドサマーは「 別れたほうがいいカップル」におすすめなのか? それは、不穏な空気が漂っていた クリスチャンが浮気をしてしまうから。 物語の最後に、クリスチャンは殺した熊の毛皮を着せられ焼かれてしまう。 「ミッドサマー」のジャックレイナー兄さん。 熊の中に小熊がいる — 持草 薫 losthouse2 熊からは「強さ」「男らしさ」のイメージが感じられ、焼かれることで「浮気の代償」という罪が連想できる。 実は、アリ・アスター監督インタビューで 「恋人と別れたばかりで、それを描写する手段を探していた。 」 と語っている。 アリ・アスター監督は、作品に悲しみを封じ込めすべて忘れてしまいたかったのかもしれない。 すべてを燃やし尽くすラストシーンが、妙に美しかったことを覚えている。 All Rights Reserved.
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「気味の悪い描写、散りばめられた伏線、アリ・アスター監督の手腕に脱帽!」「風景が、音楽が、狂気が、美しい!」「映画で体験した恐怖感が観終わった後も持続しました!」 上映中【2020年2月21日 金 公開】 『ヘレディタリー/継承』で長編デビューを果たした新鋭アリ・アスター監督が、自ら脚本も手掛けた異色スリラー。 家族を事故で亡くしたダニーは、恋人や友人と共にスウェーデンの奥地にある楽園のような村を訪れたことで、異様な事態に見舞われる。 『ファイティング・ファミリー』のフローレンス・ピューがダニーを演じるほか、『シング・ストリート 未来へのうた』のジャック・レイナーや『デトロイト』のウィル・ポールターらが出演。 しかし、しだいに不穏な空気が漂い始め、ダニーは想像を絶する悪夢に襲われる。 映画で体験した恐怖感が映画が終わった後も持続しました。 個人的には最高の映画でした。 今もまだ内容を咀嚼しきれてない。 カルトを描いた映画としてあまりに非凡なのは間違いなく、 かといってホラーと一言で言い切れない。 一つ確かなのはヘレディタリーのときと同じく、 人の純粋な悪意や狂気が何より怖い。 もう一度観る必要がありそう。 あとパンフの装丁が素敵。 その場所は彼女にとってのたどり着いた大地だった。 価値観の相違と言うか多極性、兎に角凄いものを観せられた。 素晴らしい。 日常に理解しがたい文化の裂け目があり、そこに取り込まれる恐怖。 共同体外部の者にはとてつもなく不条理、 不道徳なのに内部にとっては日常である。 映画は唯一無比な個性を表し始め、 めまいのような感覚と異様さの濃度を増していく。 立派な恋愛映画の大傑作である。 時々不気味で気分が悪くなるシーンが多々あるが 描いてるテーマは立派な恋愛映画だ。 何の冗談もなくカップルに観て感じ取って欲しい。 期待のアリ・アスター監督第2作。 『ヘレディタリー』のラストシーンが発展したような世界観。 抜けるような青空、花冠に民族衣装の女たち、謎めいた儀式。 圧倒的映像美に漂う不吉な気配と容赦ない猟奇描写が奇怪な魅力を放ち、 引き込まれてしまう。 色鮮やかな美術にも伏線あり。 気味の悪い描写、散りばめられた伏線、 風習や伝承の文化的側面をMIXさせたアリ・アスター監督の手腕に脱帽。 OPのインパクト、夏?切り替わりが凄い。 ダニーの精神的な心の揺れが物語の核になっている本作。 見知らぬ土地の風習に踏み入ることの怖さが伝わる。 共同体の信仰物というとウィッカーマンがあったが、 その他に啓蒙的な"近代"が忘れた残酷さという点で、 柳田国男の本や叢書『日本残酷物語』に収められた話も想起させる。 アスター監督はベルイマンマニアらしく、演出は簡潔。 白昼の下で繰り広げられる悪夢。 撮っていて気が狂わなかった製作陣がすごい。 鮮やかな色彩で終始不安な気持ちになる映画は初めてです。 美しい。 風景が、音楽が、狂気が、美しい。 音でビックリさせる系ホラーが無理という方はご安心頂いて大丈夫だと思います。 恐怖の感じ方をお伝えするなら 「瞼が固定された状態で上から縫い針が2時間半かけて降りてくる」 みたいな映画でした。 バッチリ不安になりましたよ!! シンメトリーが印象的な格好いい画作りや微細な声や 音に至るまで実に計算され尽くされていて もう怖いやら楽しいやらで口の中がカラカラです 確実に劇場で観るべき映画だと思うんですけど 観てる途中何度も「おいふざけんな! 監督のホラーじゃないよ発言も観た後だと納得しやすい。 いっぱい人は死ぬけど、人によっては救われると思う。 個人的に一番興奮したのは観た人ならわかるであろう、 絶対殺し屋1じゃん!のシーンです。 混ぜるな危険的な要素を混ぜ合わせて できたのはやはり最高の劇薬。 改めて恐怖とは何か、ということを考えさせられた。 個人的にはかなり楽しめました。 オススメ。 そしてパンフレットのデザインが秀逸。 宝物にします。 こんなにいい映画、ひとりでも多くの方が見てもらいたい!... ああいう歳の重ね方に憧れます。 コロナ謹慎の影響でしょうか。。 少し山をやった経験のある人ならばそんなアホな!って突っ込みが炸裂してしまう。 パロディ映画だ。 確実に言... 敵が必要以上に大きすぎ。 その1人の敵に対して、主人公のルフィ1人ではなく、海軍、... 設定等は過去のアニメ プラ...
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映画『ミッドサマー』で主人公のダニーたちを夏至祭に招待したスウェーデンからの留学生ペレは、温厚な人柄ながら謎の多い人物です。 ペレはダニーが好きなのでしょうか? 家族も恋人も死んでしまい、それまで自分を支えてきてくれた存在を全て失ってしまったダニーは、その後どうなったのでしょうか? 今回は『ミッドサマーのペレはダニーが好きなのか?メイクイーンのその後をネタバレ考察』というタイトルで、作中のペレについての解説と、夏至祭が終わった後のダニーについて考察してみたいと思います。 ミッドサマーネタバレ!ペレはダニーが好きなのか? ミッドサマー見終わったからTwitter村のミッドサマー民の様子を観よう!!って思ったらミッドサマーの演者たちのオフショットがガラが悪すぎて笑っちゃった。 — 🌳🐰😈 liangtu59 ペレはもともとクリスチャンの友達で、夏至祭に行く話にも最初はダニーは入っていませんでした。 しかし彼はクリスチャンが、自分にべったり依存してくるダニーを鬱陶しいと思っていることも、ダニーの妹が両親を道連れに自殺を図り、ダニーが家族全員をいっぺんに失ってしまったことも知っていたと思います。 ペレの両親も幼い頃に炎で焼かれて死んでしまい孤児になったペレは、その話を聞いた時点でダニーの喪失感に共感し、好意を寄せていたのかもしれません。 誕生日にもダニーの似顔絵をプレゼントしていましたね。 では、生贄を捧げる狂気の祭典にペレはどんなつもりでダニーを歓迎したのでしょうか? これについては夏至祭に外部の人間を呼ぶ目的を振り返る必要がありますね。 夏至祭に外部の人間を呼ぶ目的 ハルガ村に着いてから、ダニーたちは村のしくみや風習についてあれこれ質問します。 「村の人数が少ないようだけど、血が濃くなりすぎることはないのですか?」と。 これについて村人の答えは「だから時々外部から人を招きます」というものでした。 ダニーたちが参加したのも、ハルガ村側の意図としては「良い人がいたら仲間に引き入れたい」という意味だったのです。 つまり外部の人間を夏至祭に呼ぶ目的は2つありました:• 精霊に捧げる生贄の役割をしてくれる者を選ぶ• 一族に外部の血を入れ、子供をもうける者を選ぶ 強いて言えば、2つ目の目的に叶う人物は「丈夫で健康な子供を埋める、体力がある女性」か、「精力のある男性」だったはずです。 ダニーが夏至祭でダンスの競技に参加させられたのは、「一族に引き入れるにふさわしい、丈夫でスタミナのある女性かどうか」を確かめるためのテストだったと言えるでしょう。 最後のひとりになるまで倒れず踊り続けて勝利したダニーは、晴れてテストに合格しメイ・クイーンとして祭り上げられます。 お祝いの席で「あなたはもう家族よ!」と声をかけられ、ダニーの合図によって食事が始まるシーンは、彼女が一族の一員となったことを表しています。 天涯孤独で帰る家も家族もなかったダニーには、拒む理由もなかったでしょう。 ペレはそこまで見込んでダニーを招き入れたのではないか、と思います。 ダニーがメイ・クイーンに選ばれなかったらどうなっていたか? いかに勘とセンスの良いペレでも、ダニーがダンスで優勝するところまでは予測できていなかったはずです。 もしもダニーが早い段階で踊り疲れて倒れてしまい、メイ・クイーンに選ばれていなかったらどうなっていたのでしょう? ダニーは殺されていたのでしょうか? いいえ、わたしは、ダニーは最初から村に懐柔するつもりで呼ばれたと思います。 ペレは天涯孤独で寄る辺ないダニーを一族に迎えることが、お互いのためにも最高の救済だと思って連れて行ったんだと思うのです。 ダニーたちが知らないところで、ペレがダニーについて話した情報は村人たちに共有され、みんなでダニーをかつぎ上げたんだと考えています。 ダニーがメイ・クイーンになったのだって、もしかしたらわざと周りの女性たちが示し合わせて先に倒れたのかもしれません。 そのほうがダニーが歓迎されていると実感できるからです。 もしもダニーが命を落とす可能性があったとしたら、ペレの説得を全く聴き入れず、コニーのようにハルガの風習を拒絶して出て行ってしまった場合だけだったと思います。 どちみち外部からの生贄は最低4人必要だったわけなので、ダニーへの当てが外れた場合は、やむを得ずダニーを先に生贄に決めたかもしれません。 でも生贄になることさえも、ハルガ村では幸せなことなので、ペレたちには罪悪感はなかったと思います。 予定の人数より多くの人間が死ぬことになるかもしれませんが、ハルガ村で生贄を出す機会はしばしばあると思うので、次回用とかなんとか、言い訳はいくらでも作れると思います。 ・・・ メイクイーンのダニーその後について考察してみた 『ミッドサマー』の役者さんたちのオフショット、ホルガ村の日常って感じですごく良いな…写真集出して欲しい — もつれら mtmtSF ここからは筆者の妄想と勝手な憶測です。 クリスチャンが生贄となり、神殿ごと焼き落されたのが祭典のクライマックスで、無事に9日間の夏至祭は終わりました。 ダニーは村人たちの温かいサポートに癒され、「本当の家族」に囲まれていると実感します。 ペレや他の村人たちの勧めにより、ダニーはしばらく村で暮らすことにしました。 そのほうがダニーの心の傷が早く癒えるとペレがアドバイスをしたのです。 大学は休学です。 ペレが手続きを代行してくれ、「クリスチャンやマークはどうなった?ジョシュはどこへ消えた?」という煩わしい噂の処理もペレが全部やってくれました。 ダニーにはもはや過去の世界に未練がないので、ハルガ村の住人として再生するのにそれほど時間はかかりませんでした。 村の風習を学び、料理や生活様式を吸収して、すっかり一族に溶け込みます。 ハルガの民は34歳までは人生の夏で「巡礼の時」なので、ダニーも翌年までハルガで過ごし、また大学に戻りました。 今のダニーの恋人はペレです。 休暇の度に村に帰ってくるペレと次第に仲良くなり、二人は交際するようになったのでした。 数年後の夏至祭に訪れた別れ ダニーがハルガの民になってから数年の時が流れ、今年もまた夏至祭の季節がやってきました。 90年に一度巡ってくるのは「大祭」ですが、それ以外の年にも夏至祭は毎年あるのです。 ダニーとペレは大学を卒業し、ダニーにはすでに2人目の子供がいます。 今年の夏至祭では、ペレが生贄を志願しました。 「今年は僕が生贄に立候補することにしたよ。 」とペレ。 「随分早く行ってしまうのね。 寂しいけど、あなたが決めたことだから、嬉しいわ」とダニー。 子供たちも笑顔で納得してくれました。 ガラガラで選ばれたもう一人の生贄は、ダニーが村に来てから親切にしてくれた女友達でした。 ペレたち生贄が神殿に入る前、ダニーは彼女に挨拶に行きます。 「わたしがメイ・クイーンになった初めての夏至祭を覚えてる?競技の前のグラスをあなたと飲み干したのよ」 「覚えてるわ、懐かしいわね!ダニー、元気でね!」 「ありがとう!」 笑顔で神殿に入っていくペレたち生贄一同。 「イチイの木から取って来た。 痛みを感じない」 そう言って村人の一人が生贄たちの舌にひと掬いずつ薬を乗せて廻ります。 やがて儀式通りに火が放たれ、全然熱いし痛いため叫び出した生贄たちに合わせて、神殿の外ではダニーや子供たち、他の全員の村人たちが狂ったように一緒に叫ぶのでした。 終わり ミッドサマーにハマったわたしは、コロナで外出できない週末、こちらの映画に出会いました。 チリに実在したカルト集団の実態を描いたエマ・ワトソン主演の映画『コロニア』です。 ペレの両親も幼い頃に火で焼かれて死んだ、と作中にあるので、夏至祭は90年に一度というわけではなく、毎年あると仮定して、ミッドサマー映画のその後を考察してみました。 ペレはダニーが好きだったんです。 最初からダニーと結婚したくて夏至祭に誘ったのです。 映画を観ていない人にはネタバレだった部分もあると思いますが、後半の「その後のストーリー」は全て筆者の憶測と妄想による創作です。 あなたの考える「その後ストーリー」バージョンは? ひろさん、5日間しか描かれていないこと、鑑賞中にちゃんとカウントされたんですね! わたしは観ながら日にちを数えるのはできませんでした。 笑 わたしの考えでは、映画のエンディングが9日間のクライマックスで「語られていなかった4日間は過ぎていた」という解釈でした。 前年の勝者はすぐに次の生贄になったかもしれませんね。 そう思うとダニーもそんなに長生きできないのかも。 でも、せっかく外部から入った人間をすぐに生贄にしてしまうと子孫が増えず効率が悪いような気がして、元から心を病んでいたダニーは村にすっかり洗脳されて住民となり、お母さんになるチャンスがあったことにしてその後をイメージしてみました。 ディレクターズカット版だと、コニーは生贄として死ぬはずだった子供の代わりに溺死させられたことが描かれているそうです。 ダニーがうっかり儀式を止めてしまってその子は死なずに済んだとか。 ハルガ村では子供もじゃんじゃん生贄になるんですかね。 だとすると、子孫を増やすことにそこまで注力してないかもしれないから、やはりダニーはすぐ死ぬかもしれませんね。 アリ・アスター監督がどこまでを演出として描いたのか不明ですが・・・とても精密に作り込まれた映画なので、前年のメイクイーンが出てこないことも、ひろさんの仰るようにダニーの将来が長くないことを予見させるための伏線かもしれませんね。 あ~恐ろしや。
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