クワガタ 羽化後。 クワガタを羽化させよう!蛹が羽化するまでをご説明します。

クワガタ羽化後の扱いは?土から出ないノコギリ、土の上で羽化した...

クワガタ 羽化後

幼虫が生まれた時期や飼育温度により、 2年1化(2年で羽化)する幼虫達や、標高の高い場所に住むミヤマクワガタの幼虫は2年以上掛かる場合などがありますが、一般的な 1年1化型で説明していきます。 1年1化(1年で羽化)する幼虫は孵化から成虫までの期間が合計で約8ヶ月~12ヶ月くらい。 下の図は大体の飼育期間の目安となります。 クワガタ幼虫の頭は脱皮以外ではほとんど成長しない為、何齢幼虫か分からないという方は幼虫の頭の幅を測って見ましょう。 幼虫が容器側面にいる時にでも、飼育容器越しに定規を当てる程度で構わないと思います。 国産クワガタ幼虫の成長過程(1年1化型) 赤いグラフは頭幅の大きさ。 脱皮する毎に大きくなります。 青いグラフは体重。 3齢幼虫の成長期になると一気に成長します。 低温で飼育すると成長速度は遅く、高温で飼育すると成長速度は速くなります。 や低温での飼育、幼虫が生まれた時期によって成長速度が遅くなり、 2年1化(2年で羽化)する幼虫が出てきます。 の場合は 1年1化で羽化させる事ができ、幼虫の飼育期間を短縮する事も可能です。 あくまで目安ですので適当に描いてみました。 卵~1齢(初齢)幼虫 卵が産み落とされてから孵化するまでの期間は、 約2週間~3週間 その後、1齢(初齢)幼虫となり、 約2週間~3週間エサを食べて成長していきます。 幼虫の 頭幅は約2mm前後と小さく、酸素不足や菌糸に巻かれて死んでしまう可能性も高いです。 メスのオオクワ幼虫。 卵巣が確認できる 2齢幼虫の期間は 約3週間~4週間。 食欲も増してくるので、大きな容器へ移し替えても良いでしょう。 3齢(終齢)幼虫 2齢幼虫で3週間~4週間育ったクワガタ幼虫は、 脱皮をして3齢(終齢)幼虫に成長します。 頭幅もさらに一回り大きくなり 約9mm~10mm前後。 この頃になると国産クワガタの種類や、オス・メスの違いにより頭幅の大きさに違いが出てきます。 オスの幼虫より、メスの幼虫の頭幅は小さくなる傾向にあります。 3齢幼虫になると、 メスは卵巣がハッキリ分かる事が多いので雌雄判別が楽になり、ほぼ確実に見分けられるようになります。 オス・メスの違いにより、エサの食べる量も違うので、この頃には雌雄判別をして使用する容器の大きさを決めて投入できるようにしましょう。 メスは800ml容器~1100ml容器で。 オスは大きさによって1100ml以上を使用するといいでしょう。 卵巣が見えます 幼虫期間の中で一番長い期間を過ごします。 3齢(終齢)幼虫になって数ヶ月は 成長期で、食欲旺盛。 エサを食べまくります。 見た目も急に大きくなる感じがするので、驚く事でしょう。 この期間に十分にエサを食べさせて幼虫をなるべく大きくしましょう。 で「 早い方は5月~6月ごろに卵を産ませる」と記述しましたが、この3齢(終齢)幼虫の成長期に季節(気温が高くなる7月~8月ごろ)を合わせる事で幼虫を大きくする狙いがあります。 特に常温飼育で1年1化で成虫にさせる場合、冬眠の事も考えて早めに産ませた方が良いでしょう。 (ただし、2年1化で大型化を狙う場合、ワザと遅めに産ませるという手もアリかもしれません。 ) 成長期で一気に大きくなります 3齢(終齢)幼虫も終盤になると、体の色が黄色っぽくなり始め、シワが増えていきます。 そうなると体重の増加はあまり望めないので、暴れを防いで体重をキープしましょう。 前蛹(ぜんよう)~蛹(さなぎ) 十分にエサを食べて育った3齢(終齢)幼虫は、冬を越して暖かくなる頃に成虫になる準備を始めます。 まずは糞やマットで周りを固めて蛹になる為の部屋、 蛹室(ようしつ)を作ります。 蛹室が出来上がると、幼虫は足やアゴが動かなくなり、体を真っ直ぐに近い体勢にして 前蛹(ぜんよう)の状態に入ります。 たまにウネウネと体全体を動かし、寝返りを打つようになります。 前蛹から 約2週間~3週間経過した後、 蛹(さなぎ)へ変化します( 蛹化(ようか))。 蛹になってさらに 約2週間~3週間経過すると、蛹の色も半透明からクリーム色へ、さらに羽化直前には茶色っぽく変化し、その後、 羽化して立派なクワガタの成虫になります。 羽化直前のノコギリクワガタの蛹 この時期のクワガタ幼虫は非常に無防備なため、 強い振動を与えないように注意しましょう。 特に蛹になった直後で蛹が半透明の時は絶対安静です。 蛹が傷ついてしまうと高確率で死亡するので十分に注意してください。 にも記載しているので、参考にできる部分があればどうぞ。 蛹室の大きさが足りない時や、容器の底面に接した場所に蛹室を作ってしまった場合はへ移し変えた方が羽化不全を防げる事が多いです。 見極めが中々難しいですが、不安な場合は思い切って人工蛹室へ移してみても良いでしょう。 人工蛹室を使用する際も十分な注意が必要です。 移すタイミングとしては前蛹の状態の時、もしくは羽化直前で、ある程度蛹が茶色っぽくなってから慎重に移すようにしましょう。 羽化 いよいよ幼虫の飼育もクライマックス。 蛹になって 約2週間~3週間経過すると、蛹の色が茶色っぽく変化し、 羽化が始まります。 クワガタの羽化中は絶対に動かさない事! 約1年間の集大成。 クワガタの成虫が誕生します。 無事に羽化することを願いましょう。 人工蛹室で羽化させる場合は、貴重な羽化シーンをじっくりと観察することも可能です。 も含め、羽化後の成虫は体を固めて成熟するのに時間が掛かります。 割り出しを行う際は最低でも1ヶ月くらいは触らずに蛹室の中でそっとしておいてあげましょう。

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おぢさん、クワガタを飼う!!~前蛹、蛹化から羽化まで~

クワガタ 羽化後

幼虫を手に入れる• 購入する• 採集する• 卵を産ませる 購入する コクワガタの幼虫は、クワガタやカブトムシの専門店・昆虫ショップ・ホームセンターなどで購入できます。 実物を直接見ることはできませんが、ネット通販でも購入できますよ。 価格は数百円ほどです。 広葉樹のある雑木林や山林で朽ち木を探して、中にいる幼虫を探す方法を「朽ち木割り採集」と呼びますよ。 卵を産ませる コクワガタは、成熟したオスとメスを同じケースに入れておくとペアリング(交尾)してくれることが多いです。 産卵木などの産卵セットを用意すればメスは卵を産んでくれます。 産卵木から幼虫を取り出すまでには1. コクワガタの幼虫飼育、必要なグッズは? 必要なもの• 菌糸ビン• スプーン 菌糸ビンとは、細かく砕いた広葉樹にキノコ菌を植えたもので、幼虫が食べる餌となります。 幼虫は朽ち木を食べて大きくなるので、飼育下では菌糸ビンが朽ち木の代わりになるのです。 ビンの側面から食痕(しょっこん)が多く見え、その食痕が茶色くなっていることが交換のサインとなりますよ。 初齢(1齢)から菌糸ビンに投入した場合、ビンは3本ほど必要となります。 幼虫を移すときにはスプーンを使います。 手で触ると雑菌が入ってしまい、幼虫に悪影響を及ぼす青カビが生えてしまうからです。 幼虫が見えない時には傷つけないよう慎重に取り出してくださいね。 マットで育てる方法 適温• 菌糸瓶には使用限界温度があるので、日光が当たらず1日の温度変化が少ない場所に置くようにしてください。 高温になると中の菌糸が黒く変色してしまうので注意が必要です。 菌糸ビンと同じく、日光が当たらず、温度変化の少ない場所に置いてくださいね。 単独飼育 幼虫を育てるには「単独飼育」と「多頭飼育」がありますね。 「単独飼育」で幼虫を育てると、大型になりやすいとされますよ。 また、幼虫の成長に合わせて餌を交換できる、オス・メスの羽化ズレ対策がしやすいなどのメリットがあります。 コクワガタの幼虫飼育、さなぎになったら 幼虫がさなぎになることを蛹化(ようか)と呼びます。 さなぎになると、菌糸ビンやマットを入れたビンに「蛹室(ようしつ)」が見えます。 「蛹室」がうまく作れていない場合には「人口蛹室」に移しますよ。 「人口蛹室」は、ティッシュやスポンジで作ります。 さなぎの時期は衝撃に弱いのでビンの扱いには注意してくださいね。 羽化後しばらくは動きませんし餌も食べませんが、心配はいりません。 自分で動き回るようになるまでは、静かに見守ってくださいね。 羽化する喜び! 少しずつ成長する幼虫をビン越しに見ているのは嬉しいものです。 お世話は少し手間かもしれませんが、その分、羽化して成虫になった時の喜びは大きいですよ。

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羽化したクワガタがひっくり返るのですが…

クワガタ 羽化後

幼虫羽化時の注意 クワガタ幼虫羽化時の注意 クワガタの幼虫飼育も終盤。 冬を越して暖かくなる春先にかけてクワガタ幼虫は 蛹(さなぎ)になる 個体が多く、その後羽化してクワガタの成虫となります。 蛹の状態は一番デリケートな期間です。 少しの振動でも蛹が傷ついてしまうと羽化せずに死亡してしまう事もあります。 蛹の取り扱いには細心の注意を払いましょう。 また蛹室に異常がある場合も 羽化に失敗( 羽化不全)してしまい、最悪の場合死亡してしまうケースもあります。 そういう場合は 飼育容器の向きを変えたり、 露天掘りや、 人工蛹室を使用し無事に羽化できるよう手伝ってあげましょう。 クワガタの蛹はすごくデリケート!絶対安静が鉄則!! 皆さんは蛹の中身はどうなっているかご存知でしょうか。 魚の白身みたいなのが詰まってる?カチカチの何かが詰まってる? いえいえ、簡単に言うと初期の頃の 蛹の中身はドロドロとした液状と言ってもいいでしょう。 時間が経過するにつれてクワガタ成虫の器官が再形成されると言われています。 蛹化直後で半透明の蛹は、時間が経過するとクリーム色に、目が形成され黒くなり始め、羽化直前になると体や足が茶色く色付いてくるので分かり易いのではないでしょうか。 蛹の期間は大体2週間~3週間ほど。 管理温度や個体の大きさによって蛹の期間が長くなる事もあります。 色も茶色に クワガタの蛹の初期は、風船にドロドロした液体が入っていると例えると分かり易いでしょうか。 その風船に穴が開くとどうなるでしょう?高い所から落とすとどうなりますか? 想像されると大体お分かりだと思います。 蛹が傷つくと、そこから体液が流れ出してしまい、 かなりの確率で死亡するといってもいいでしょう。 「蛹が傷ついても無事に羽化した!」という人は運が良かっただけです。 特に 蛹化直後で蛹の色が半透明の時は、少しの振動でも凹んでしまったり、傷ついて死亡してしまう可能性があるので注意しましょう。 後に記述する「 容器の向きを変える」「 露天掘り」「 人工蛹室」は、 蛹になった初期で色が半透明の時期に実行するのは大変危険です。 最低でも目が形成されて黒くなり始める時期に。 できれば外骨格が形成されて、ある程度色付き始めたら慎重に実行しましょう。 前蛹の頃(蛹になる前。 体を真っ直ぐに近い体勢にして、幼虫のアゴや足が動かなくなる状態)に実行する事も可能ですが、個人的には蛹の頃に実行する事が多いです。 また、クワガタの蛹は 振動などに敏感に反応し、暴れるように寝返りを打ちます。 無駄な寝返りで体力を消耗させてしまうと、体力が無くなってしまい羽化に失敗してしまう可能性もあると考えます。 人工蛹室などの対策をする場合は、その後 安静にして体力を消耗させないようにしましょう。 蛹から無事にクワガタを羽化させるには クワガタの幼虫は、蛹になる前に糞やマットで周りを固め 蛹室(ようしつ・ 蛹になる為の部屋) を作ります。 また 蛹室は容器側面・底面に接した場所へ作る個体が多く見られます。 幼虫自身が作った蛹室で羽化させるのが一番良いとされる事が多いですが、容器を使用して幼虫を飼育する場合、十分な広さの蛹室を作れない事があります。 蛹室が狭すぎたり容器の底に面した場所(ビン底)に作ってしまった場合、羽化に失敗(羽化不全)してしまう可能性も出てきます。 「蛹化に失敗した」という個体はあまり経験がありません。 多少狭くても無事に蛹になる事は多い印象を受けます。 蛹室が完成し前蛹になった幼虫 蛹にはなれても、無事に羽化してくれないと困ります。 容器側面で クワガタの蛹が確認できる場合は ・蛹室内に異常はないか ・蛹室の広さや蛹室の作られた場所は十分か ・寝返りが正常にできているか を見極めて無事にクワガタの成虫を羽化させましょう。 また 容器中央で蛹になっている可能性がある場合、当然目で見て確認する事はできません。 そういう場合は、 ・同じような環境で育った他の幼虫達が全員羽化した後、慎重に掘り出して確認する ・夏の終わり~秋頃に慎重に掘り出して確認する このどちらかがまだ安全だと個人的には思います。 にも記載したように、暖かくなってくる春先に掘り出すと色々面倒な事があります。 エサの劣化などで「どうしても蛹室や蛹の状況が心配」という場合は蛹になる頃を予測して掘り出し、 確認しましょう。 こういう場合も、目視確認できる他の幼虫や蛹がいると、蛹になる頃が大体予測できます。 蛹室に異常はない?蛹室の場所や広さは十分?寝返りは正常にできている? 先ほども書きましたが、蛹室の広さが不十分でも、正常な蛹になる事は多い印象を受けます。 しかし、 無事羽化するとなると話は変わってきます。 クワガタの蛹は、成虫が首を曲げた状態の形状をしており、無事に羽化するには、 最終的に頭とアゴを前に出す必要があります。 特にオスのクワガタの場合は、蛹室が狭すぎると頭を上げる事ができずに羽化不全を起こす可能性もあります。 菌糸ビン飼育の場合、蛹室内部にキノコが生えてしまうという事もあり羽化の妨げになります。 また羽化する時には、ほとんどの蛹が 仰向けの状態から寝返りを打ち、うつ伏せの体勢へ移行します。 寝返りを打てないような蛹室の広さだと、仰向けのまま羽化が始まってしまい、上手く羽を広げられずに重度の羽化不全を起こす可能性が高いです。 寝返りが上手く打てていない場合は致命的となり得るので、良く観察しておきましょう。 特に クワガタのオスの蛹は立派なアゴがある為、寝返りが下手な個体もいます。 メスのクワガタよりも羽化不全を起こしやすいと言えるのでしっかり見極めましょう。 人工蛹室で羽化したオオクワガタの動画を以前撮影したので、蛹の動きを確認しておきましょう。 という具合に、頭を上げると同時にアゴも前に出します。 その為、 オスのクワガタは蛹室の高さが足りない場合も上手く頭とアゴを前に出すことができずに羽化不全になる可能性が出てきます。 という順序です。 (動画は参照) 飼育容器の底面( ビン底)に蛹室を作ってしまった場合も、水分過多や羽化の際に蛹が出す水分がビン底に溜まってしまい羽化不全を起こしたり、ツルツルの容器のせいで、お尻を動かしても壁に引っかからない為、上手く寝返りが打てず羽化に失敗してしまう。 という事もあります。 軽度の羽化不全では、 「羽が開いたままになってしまう」 ( 羽パカ・ 羽バカと呼ばれています。 個人的には羽がパカッと開いてしまう。 という意味で羽パカと呼んでいます。 羽がバカ(馬鹿)になってしまう。 という意味で羽バカという人も多いです。 ) 「アゴがずれている」「体や羽にシワ・凹みが見られる(ディンプル)」などの症状が挙げられます。 重度の羽化不全の場合は、 「羽化の際に蛹の皮を上手く脱げずに死亡してしまう」 「羽が全く閉じれずグチャグチャになってしまう(重度の羽パカ)」 「頭・アゴを前に出す事ができずにそのまま固まってしまう」などの症状が挙げられます。 残念ながら出血が多かった為、その後死亡しています。 (参照) このような羽化不全を防ぐ為に、 飼育容器の向きを変えたり、 露天掘りや 人工蛹室といった方法で羽化の手助けをしてあげましょう。 蛹室の広さも十分!ビン底にも蛹室を作っていないし異常もない!寝返りも正常に打てている! という場合は、飼育容器の向きを変えたり、露天掘りや人工蛹室に移す必要はありません。 クワガタが羽化するまで振動を与えず、安静にして無事羽化する事を祈りましょう。 また、重度の羽化不全の場合は、死亡してしまったり寿命が短くなる事がありますが、 軽度の羽化不全は問題なく飼育できる個体がほとんどです。 軽度の羽化不全が起きたからといって捨てたり逃がしたりしないこと! そういう人は累代飼育する資格はありません。 重度の羽化不全でも生きているうちはしっかり面倒みてあげましょう。 最後まで飼育してあげる事も責任です。 飼育容器の向きを変える この方法はクワガタ幼虫が 蛹室を容器の底面(ビン底)に接した場所に作ってしまった場合に有効な方法です。 容器の向きを横向きにしたり、容器を裏返す事で、容器の底に水が溜まらないようにしたり、上手く寝返りが打てるようにします。 容器を裏返したり、横向きに変える 容器側面に蛹室を作った場合でも、ツルツルの容器の為に上手く寝返りが打てない事もあるので、状況を見て向きを変えても良いでしょう。 個人的には ビン底+容器の側面(飼育容器のカド)に作ってしまった場合は人工蛹室に移す事が多いです。 メスの場合は比較的羽化に成功する印象があるので状況を見て考えます。 できれば 幼虫がビン底に蛹室を作りそうな気配がしたら向きを変えて、十分な広さの蛹室を作れるよう誘導してあげましょう。 すでに蛹となっている場合は、ゆっくりと容器の向きを変えて蛹が寝返りを打てるか確認してみましょう。 蛹の初期の頃に向きを変えるのは危険です。 蛹になる前、もしくはある程度蛹が色付き始めたら慎重に実行するようにしましょう。 露天掘り 露天掘りは、 蛹室内の水分が多すぎる場合(水分過多)・蛹室の高さが足りない場合などに有効な方法です。 菌糸ビン飼育の際に蛹室内でキノコが生えてしまった場合も、露天掘りにしてキノコを取り除く事もできます。 また蛹の状態を直接確認したい場合にも使用される事があります。 蛹室の高さが足りない場合にも有効 温度変化が激しい場所に保管すると、蛹室内で結露(水滴)が発生し水分過多に陥ることがあります。 さらに ビン底付近の場合は、羽化の際に排出される水分や、温度差で生じた水滴などがマットに吸収されにくいため底に溜まってしまい、羽化不全を起こす可能性もあります。 菌糸ビン飼育の場合も、菌糸が水と二酸化炭素を排出するため蛹室内の水分が多くなってしまう事があるので注意しましょう。 蛹室の天井を取り除き、露天掘りにすることで蒸発した水分を上に逃がし、水が溜まる状況を改善する場合に使用されます。 また、蛹室の高さが足りない時も天井を取り除く事で高さを確保できます。 クワガタのオスが羽化する際、頭・アゴを上げる時に天井に引っかかり羽化不全を起こす可能性がある場合も有効と言えるでしょう。 露天掘りの注意事項として、 マットの塊が蛹室内に入ってしまったり、蛹の足の間に入り込んでしまう事があります。 できればピンセットなどで全て取り除きましょう。 ただし、 蛹の足の間に入ったマットは無理に取ろうとすると傷つけてしまう恐れがあるので、無理には取らなようにしましょう。 蛹が寝返りを打った際に自然に取れるのを待つか、息を少し吹きかけ飛ばせるようなら吹き飛ばしましょう。 こういう面倒なことは避けたいので、個人的にはここまでいくと人工蛹室に移してしまう事が多いです。 蛹室まで掘り進める事になる為、かなりの振動を伴います。 蛹の初期の頃の露天掘りは危険。 ある程度蛹が色付き始めたら慎重に実行しましょう。 人工蛹室は、 蛹室の広さが足りない・蛹室内の状態が良くない(雑菌の増殖・キノコの発生) ・水分過多・寝返りが上手く打てていないなど様々な場合に有効な方法です。 個人的には容器の向きを変えたり、露天掘りを使用するより、手っ取り早く人工蛹室に移した方が良いんじゃないかとも思ったりします。 ヒラタクワガタを5世代ほど累代飼育していた時も、ノコギリクワガタ・オオクワガタの羽化の際も人工蛹室に移した事がありますが、今のところ人工蛹室を使って羽化不全を起こした経験はありません。 湿らせたティッシュや新聞紙を重ねて固めたり、スポンジなどで人工の蛹室を製作し、その中に蛹を移して羽化させます。 蛹を人工蛹室に移す際は細心の注意を払いましょう。 蛹の大きさに合わせて、人工蛹室を作製します。 初めて人工蛹室を作る場合は、なかなか上手く作れないかも知れませんが、無事羽化させるには非常に有効な方法なので、数をこなして上手く作れるようにしましょう。 作るのが面倒な方は、人工蛹室の商品も販売されていますので、そちらを購入してもいいでしょう。 スタイロフォームを削って作ってみたり と言っても難しく考える必要はありません。 慣れれば10分も掛からずに作製できます。 結構適当に作っても、無事羽化してくれています。 タイミングがよければ貴重な羽化のシーンも間近で観察できるので、一度はジックリと観察してみるのも良いものです。 ・スポンジの人工蛹室作製は ・トイレットペーパーの芯+ティッシュでの人工蛹室作製は ・スタイロ&トイレットペーパーでの人工蛹室作製は参照。 個人的にはスタイロ&トイレットペーパーの人工蛹室が気に入っています。 スポンジの人工蛹室はスポンジの 素材によってはお尻が引っ掛かりすぎて上手く寝返りが打てない場合があるので寝返り具合を良く確認しておきましょう。 以下、私が人工蛹室を作る時に気をつけている事を記述しておきます。 ・人工蛹室の形は、楕円形・もしくは縦長の卵型。 頭・アゴの長さも計算に入れて作製する。 ・ 少しだけ傾斜をつけてあげる。 (頭の部分が上に来るように) ・適当な容器の中に作り、 適度な湿度を保つ ・蛹の寝返り具合の確認( 最低でも蛹が寝返りで真横を向けるくらいに) ・湿らせたティッシュや新聞紙を固めて作製する場合、 お尻の周囲は頑丈に作る。 無事に羽化できました 人工蛹室の素材は、ある程度水分を吸収できるようなものを使用しましょう。 スタイロフォームなど水分を吸収できない素材を使う場合、湿らせたティッシュや新聞紙で蛹室内を囲んで湿度を保ちます。 容器にもフタをして空気穴を開け、湿度管理をしましょう。 過度の加湿もNGですが、過度の乾燥もNGなので適度な湿度を保ちましょう。 また、「どうしてもうつ伏せで羽化させたい・寝返りが下手で不安」という場合は、 羽化直前にうつ伏せへ誘導させるという方法もあります。 羽化直前には、脚やツメをピクピクと動かし始めます。 さらに、蛹の皮がお尻の先に寄り始めれば羽化直前です。 そうなると1日~2日で羽化が始まります。 その時に慎重にうつ伏せへ誘導させるという方法です。 羽化の際、脚もある程度動かせるようになるので、蛹が横向きに自力で寝返りが打てるならば、特に気にする必要は無いとは思います。 蛹室まで掘り進める事になる為、かなりの振動を伴います。 蛹の初期の頃に人工蛹室へ移すのは危険。 ある程度蛹が色付き始めたら慎重に実行しましょう。 また、人工蛹室に移す際も蛹が暴れる為、十分注意が必要。 大きめのスプーンやレンゲに乗せ、蛹を落とさないように注意しながら容器の縁を滑らせるように移動させ、慎重に人工蛹室へ移しましょう。 クワガタが無事羽化したら? クワガタが蛹から無事羽化する事ができたらひとまずは安心です。 ただし、 羽化したクワガタの成虫は体を固めるのに時間が掛かります。 またもあるため、羽化後すぐにエサを食べる事はありません。 しばらくは触らず蛹室の中で安静にしてあげましょう。 個人的には 羽化後1ヶ月くらいは触らずに安静にします。 活動し始めるまで取り出さずに、蛹室・人工蛹室の中で放置でも構いません。 早めに成虫を取り出す場合は飼育ケースにマットを入れ、潜らせてあげましょう。 成虫が活発に活動しはじめたら、エサを入れて様子を見ると良いでしょう。 成熟する前に触りすぎると、体力を消耗してしまい寿命が短くなってしまう可能性もありますので注意しましょう。 羽化した季節や管理温度、個体により羽化後約1年間はエサを食べないクワガタもいます。 無理やり起こして無理やりエサを食べさせる必要はありません。 ||| 幼虫羽化時の注意 スポンサードリンク.

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