キャンプ飯と言えば真っ先に思い浮かぶのはBBQですが、肉を焼きながら食す所謂『焼肉スタイルBBQ』って日本独自の文化らしいですね。 我が家も肉好きなので、キャンプのときは焼肉スタイルBBQをよくやります。 ですが、キャンプにハマるにつれて徐々に本格的なキャンプ飯にも手を出していきたくなっていくわけです。 で、今年の夏キャンプで大活躍したのが 『ダッチオーブン』。 鋳鉄製のダッチオーブンは蓄熱性に優れていてオーブン調理がアウトドアで簡単に出来てしまう優れもの。 でも『洗剤で洗ってはいけない』とか『使うごとにシーズニングしなきゃいけない』とか、 初心者にはメンドクサイ手間も多いんですよね~。 そこで今回は、 『手入れが簡単』な優れもののダッチオーブンで 『絶品簡単ローストポーク』を作ってみましたよ! UNIFLAMEダッチオーブンの特徴 詳しいことは公式ページでも見てくれれば一目瞭然なんですが、もっとも特徴的なのは 『洗剤で洗える』ってこと。 黒皮鉄板っていう種類の鉄素材で出来ていて、表面が固くて強くて錆びにくいんですね。 一般的な鋳鉄製のダッチオーブンは常に表面が油でコーティングされた状態を保たないとすぐに錆びついてしまいます。 なので、基本的には洗剤では洗えないし、使った後の手入れがかなりメンドクサイ。 このめんどくささもダッチオーブンの『味』なので楽しめる人は良いんですけどね。 うちのスキレットも鋳鉄製ですが、表面がボコボコして洗いづらいうえにすぐ錆びついてしまう困ったヤローなんですよ。 そうこうしているうちになんとなく使わなくなって、存在が忘れ去られてキャンプ道具からリストラされて行く・・・ が! 黒皮鉄板で出来たUNIFLAMEのダッチオーブンは、使い始めこそ工場出荷時の保護膜である『ラッカー塗装』を焼き切るための下処理が必要ですが、次回からは普通の鍋のように 洗剤で洗ってOKなんですよ! もちろん汚れがこびりついた時は金たわしでゴシゴシやっても構いません。 表面の黒皮と呼ばれる酸化被膜はほんとうに頑強ですからね。 手入れが簡単だから初心者にもおすすめ出来て、手入れが簡単だから頻繁に使う気になって、頻繁に使っているうちにダッチオーブンを使った料理のレパートリーが増えていくという、エントリー層からベテラン層まで納得の優れものなんです! 絶品簡単ローストポークを作る はい、お気に入りのダッチオーブンを褒めちぎったところでw さっそく今回のキャンプで作ったローストポークを振り返ってみましょう。 スーパーディープ8インチではこの程度の量が最適だったのと、翌日はカレーを作る予定だったので共通の野菜を使ったってだけですね。 ダッチオーブンの包容力があればなんの野菜を入れても簡単に美味しく出来上がるんで、好きな食材で試してみてください。 むずかしい場合は調理の30分~1時間前くらいでもいいと思います。 また、私は年齢のせいか最近は脂がしつこく感じられて嫌なので、油の少ない塊肉をチョイス&大きな脂身は事前にそぎ落としてますよ。 下ごしらえが終わったらジップロックに入れて空気を抜き、冷蔵庫に入れておきます。 当日は忘れずにクーラーボックスに突っ込んで家を出ましょう。 ダッチオーブンをプレヒート 1,炭火を起こす 2,空のダッチオーブンを炭火にかけて充分にプレヒートする 愛用のグリルはこれまたUNIFLAMEのファイアグリルです。 で、炭は大目に起こしておきましょう。 後でダッチオーブンの蓋のうえにも炭を置くことになるんで、その分ですね^^ カッコつけてプレヒートとか言ってますが、ただの予熱です。 温度はどのくらい?とか気にしちゃいけません。 ダッチオーブンを炭にかけたあとは野菜を大きめにカットしているうちにダッチオーブンの存在をすっかり忘れて、気づいたら『あ、すげー熱くなってる!』っていうくらいでいいですw 寛容な包容力がダッチオーブンの魅力ですからね。 塊肉の表面を焼く 1,ダッチオーブンにオリーブオイルを引く 2,塊肉の表面を6面焼いて焼き色を付ける 解説の必要もないくらいの簡単な工程ですね。 ダッチオーブンも炭火も超あっちいので火傷には注意してください。 下ごしらえで埋め込んだニンニクはそのまんまでOK。 焼き加減も細かいことは気にせず、美味しそうな焼き色がしっかりつくように焼いてください。 ローストビーフは中が半生の焼き加減が命ですが、ローストポークの場合は最終的に中までしっかり火を通すことになるのでこの時点では焼き色だけに集中して構いませんよ。 底網と野菜を入れる 1,塊肉をいったん取り出し、ダッチオーブンに底網を敷く 2,塊肉とダッチオーブン横面の隙間に野菜を詰める 油を引きなおしたりする必要はありません。 肉を浮かせて底網を敷いたら、再度塊肉を中央に置きます。 底網はUNIFLAMEのダッチオーブンに標準装備でついてきますよ。 で、大きめにゴロゴロカットした野菜をテキトーにボンボン入れていきます。 なんで野菜を入れるかはわかりませんw 野菜の水分で蒸し焼きにするからでしょうかね? まぁ最終的にホックホクの最高の焼き野菜が出来上がるので、理由はわからなくても入れておきましょうw 底網はレシピによって入れたり入れなかったりするみたいですが、私は底が焦げ付いてしまう感じがするので「入れる派」です。 蓋を閉めて上下から炭で熱する 1,蓋を閉めて蓋のうえに炭を置く 2,30分熱したまま放置 3,焼き加減を確かめる 4,完成!!! 火加減は『下火は弱火、上火は中火』みたいなことを何かのレシピで読んだ気がしますw とはいえ加減は炭で行うし、ダッチオーブンは蓋を閉めてしまえば中身が見えないので『だいたい』でOK。 私はダッチオーブンの下の炭は少なめ、蓋のうえには4~6個の炭を置いておく感じにしています。 こんなにテキトーでも失敗しないのがダッチオーブンの包容力のおかげ ry 過熱時間はだいたい30分です。 と言っても中身が見えないから不安ですよね。 そんな時は蓋を開けて中を見てしまえばいいんです。 厚い鉄板の蓄熱性は、ちょっと中身を見たくらいじゃ揺るぎません。 ちなみに「開けてクシを差してあふれる肉汁の色が透き通っていたら完成」ってよく言いますけど、キャンプ中って暗くなるとランタンの光で調理しますよね? 焼き色ですらわかりづらいのに肉汁の色なんて見えませんw だから、取り出して半分に切ってみます。 ちゃんと火が通ってたら完成!!簡単でしょ? 上の完成画像でも一度肉を取り出して半分に切ってチェックしてます。 野菜は取り出した際に下に潜り込んでますが、セットする段階では底網を敷いてるので野菜を肉の下に敷く必要はありません。 もうこの時点で豚ロースとしてはあり得ない柔らかさとジューシーさに気づいて、感動すること間違いなしですね^^ そして盛り付け。 付け合わせの野菜も芯までホックホクで甘さ倍増。 食べるときはお好みで塩をちょっと振るくらいでOKですね。 ダッチオーブンに残った煮汁にしょうゆを足してソースにしても美味しいですよ。 あり得ないくらいの絶品ローストポークの出来上がりです^^ ついでにタンドリーチキン 翌日はカレーに合わせてタンドリーチキンを作りました 下ごしらえはヨーグルトと市販の「タンドリーチキンのもと」に付け込むだけ。 当日はヨーグルトが付いたままダッチオーブンで表面を焼き、蓋をして上下から過熱。 表面のパリっと感が足りなければ最後に炭火で直接表面を炙って香ばしく仕上げて完成。 こんな美味い料理がザックリアバウト調理で作れるんだからダッチオーブンってすごいよね~^^ 後片付けもサッと洗って水分飛ばしてオリーブオイルを薄く塗ったら完了! キャンプにハマったら絶対手に入れて使い倒してみてくださいね~^^.
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材料 3~4人前 豚ヒレ肉 600g 玉ネギ 中 2個 人参 中 2本 ジャガイモ 3個 塩 適量 コショウ 適量 ガーリックパウダー 適量 オリーブオイル 適量 醤油 適量 大根おろし 適量 使用した道具 ダッチオーブン10インチ 焚き火台 下火 弱火 上火 強火 所要時間 約2時間 【関連リンク】 ・ ・ ・ ・ ローストポークの作り方 豚ひれ肉 約600gです。 これに塩、コショウ、ガーリックパウダーをふりかけ、しっかりとすり込みます。 保存袋に入れて冷蔵庫で約5時間ほど保管しておきました。 作り方の手順 暖めたダッチオーブンにオリーブオイルを入れます。 豚ひれ肉を投入し、表面にしっかりと焼き色をつけます。 肉が大きかったので半分にカットしました。 中まで火が通る必要はありません。 ここでは表面に焼き色をつけているだけです。 ダッチオーブンから一旦肉を取り出し、変わりに焦げ付きを防ぐために網を敷きました。 ダッチオーブンに用意しておいた野菜を入れます。 今回は使っていませんが、さらにカットしたカボチャなどを入れても良いと思います。 野菜の中にひれ肉を戻します。 ダッチオーブンに蓋をし、蓋の上にも炭を乗せました。 下火は弱火、上火は強火です。 この状態で40分ほど焼きました。 鍋の大きさや火力によってローストの時間は変わってきますので、時々蓋を開けて肉の状態をチェックすると良いと思います。 約40分後の状態です。 ひれ肉に串を刺して透明な肉汁が流れ出てくれば完成です。 ローストポークにかけるタレを作ります。 ダッチオーブンの底に溜まっている肉汁を容器に取り出します。 この肉汁に醤油を加えます。 加える量は味見をしながらお好みで調整してください。 ダイコンおろしを作り、タレに加えます。 大根おろしの量は目分量です。 こんな感じかなあ~という決め方をしました。 完成 ローストポークをスライスし作ったタレをかけて完成です。 ひれ肉と一緒にローストすることで、肉のうまみが野菜にも付きますので、肉だけでなく野菜もとてもおいしく出来上がりました。
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煮物やスープ料理の鍋としてだけでなく、炒め物やピザやパン作りまで、万能調理器具として使えるのがダッチオーブンの魅力。 さらには底に網やアルミホイルを敷けば、燻製グッズとしても使えます。 キャンプならばじっくり燻製に挑戦するのも良いですが、自宅で挑戦してほしいのが蒸し料理。 鍋に底上げ用のネットをセットし、伊勢海老やカニ、ムール貝やなどを放り込んで蓋をして火にかけるだけで、あとは食材から出る水分で蒸し焼きに。 水を一滴も加えないので、旨味が逃げず風味豊かに仕上がります。 お好みでケイジャンスパイスやトマト缶で作ったルイジアナ風のソースを絡めれば、流行り中のダンシングクラブ風手づかみシーフード料理の完成です。 鉄製ダッチオーブン共通のデメリットは、油切れによる錆び。 ゆえに完全に油を落としきってしまう洗剤の使用は基本的にNGです。 そのため、使用後は水を張って火にかけることで汚れを浮かせたり、たわしや竹ブラシでゴシゴシ洗ったりする必要があります。 しかし、黒皮鉄製のダッチオーブンは鋳鉄製の本体に酸化皮膜を施すことで防錆性を向上させており、洗剤の使用がOK。 ただし、錆びにくいといっても使用後に油を塗る必要がありますし、初めて使用する際は防錆剤を落としてシーズニングする必要があるのでご注意を。 しかし、鋳鉄製と比べて落としても割れにくく、急激な温度変化にも強いため、やはり初心者におすすめです。 最近登場したのが、ダクタイル鋳鉄製。 従来の鋳鉄製のダッチオーブンは溶けた鉄を型に流し込んで作るため、強度を確保するためには厚みが必要でした。 しかし、このダクタイル鋳鉄は組織中の黒鉛の形状を調整し強度や延性を確保することで鉄製ながら薄手に作ることができ、従来製品と比べて2倍近い軽量化を実現しています。 また、鉄製のダッチオーブンはヒートショックといって高温に熱せられている状態で水につけると割れてしまう恐れがありますが、ダクタイル鋳鉄は比較的ヒートショックにも強くなっているのが特徴です。 お手入れに関しては鋳鉄製に準じるため、適宜シーズニングや使用後の乾燥&油の塗布が必要で、新しい素材のため製造しているメーカーが少なくやや高価なのが難点です。 蓄熱性や保温性が高く、無水調理が可能という、ダッチオーブンのスタンダードといえるのが鋳物に植物油を塗って熱を加えることで皮膜を作った鋳鉄製。 初めて使用する前は空焼きして野菜を炒めるシーズニングという工程が必要で、使用後は毎回洗剤を使わずに汚れを落とし、油を塗って保管しなければ赤錆がすぐに発生してしまいます。 また、熱した状態ですぐ水につけると割れる可能性があったりするなど、ダッチオーブンにつきまとう「手入れが面倒」というイメージは鋳鉄製の製品によって生まれたものなんです。 しかし、適切に手入れを行った鋳鉄製のダッチオーブンは黒光りするブラックポットという状態になり、その状態にまで育てあげると油を使わずとも焦げつかず、使用後に頻繁に油を塗らずとも錆びが発生しなくなります。 その状態まで育てる楽しみこそが、この素材の魅力でしょう。
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