高齢者のお口の中は、様々な原因により(服薬による影響、水分摂取が不足しがちになりやすい、発話などのお口を動かすことが減ってしまう、生理的な要因など)唾液分泌の減少により口腔乾燥していることが多く見受けられます。 このページでは口腔内の乾燥を防ぐ口腔保湿剤について解説します。 【目次】 口腔保湿剤の活用 口腔内をケアするときには、状態を確認してうるおいを与える口腔保湿剤を使用するのが好ましいでしょう。 口腔保湿剤とは、水と保湿成分からなり、抗菌薬や抗菌成分、香料や甘味料などが添加されている製品のことです。 乾燥した口腔内状態でケアをすすめると、口角や口唇が切れて出血してしまったり、お口の開きが悪いためケア用具で粘膜などに傷をつけやすくなってしまい、ケア時の痛みや不快感などから拒否に繋がってしまうことも多くみられます。 口腔ケアについては受け手側に 「気持ちがよく、快適なもの」という意識をもってもらうことが非常に重要ですので、乾燥が強い時には上手に保湿剤を利用しケアをすすめていきましょう。 保湿剤の種類 うがい薬 リキッド タイプ、スプレータイプ セルフケアがある程度可能な方であれば、リキッドタイプやスプレータイプは口腔内で広がり素早く乾燥感が和らぎ有効でしょう。 ジェルタイプ ケアを完全介助で受けられる方には、このタイプがお勧めです。 自己管理が困難な場合や嚥下機能に問題がある場合は、保湿剤の誤嚥を防ぐためにも、 介護者によるジェルタイプの使用が望ましいでしょう。 使用時のポイント 使用にあたっては手指やスポンジブラシに保湿剤を1~2cmとり、乾燥した口唇、口腔内の粘膜全体(上あご、歯ぐき、頬の内側、舌、舌の下)などにやさしくマッサージするよう塗布しましょう。 乾燥の程度にもよりますが、この状態でしばらく置くと 2~3分くらい 乾燥した痰や汚れが柔らかくなり容易に除去しやすくなります。 また、乾燥が和らぎお口が開きやすくなるため、介護者もケアが行いやすくなるでしょう。 ケアが終わったら、しっかりとふき取りを行い、その後全体にうっすらと新たに保湿剤を塗っておけば乾燥を防ぐことも期待できます。 ただし、ケアの度毎に必ず、前回塗った保湿剤を取り除いてからケアに入りましょう。 閉口がしづらく、ドライマウスが進行した状態で保湿剤を数時間おくと表面が乾燥して硬化していきます。 乾燥・硬化した残った保湿剤に新たに重ねてつけてしまうと、汚れの除去が困難になるばかりではなく、保湿剤の腐敗やそれに伴う口臭も引き起こしてしまいますので、劣化した保湿剤の除去は毎回必ず行って下さい。 また、口腔内が乾燥して義歯が外れてしまいやすい時、 義歯の内面にジェルタイプの保湿剤を塗布し装着するとなじみやすくなることもあります。 保湿剤と一言で言っても、種類は様々です。 味、粘度、効能、使用感...。 それぞれに合った保湿剤選びに迷ったときは、ぜひ歯科医師・歯科衛生士にご相談ください。
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洗口剤とは、一般的に、口内洗浄剤・うがい薬・マウスウォッシュなどと呼ばれるもので、口の中の細菌の再付着を防ぐために、ケアの最後に使用すると効果を発揮します。 【目次】 液体歯磨きと洗口剤 「液体歯磨き」という洗口剤と見た目がよく似たものも販売されていますが、こちらはまた全く使用方法が異なります。 液体ハミガキとは「デンタルリンス」とも呼ばれ、口の中にいきわたらせてからブラッシングすることでハミガキの効果を得るものです。 どちらも薬局やドラックストアで購入することが可能です。 細菌除去の基本はブラシでこすること 「液体ハミガキ」と「洗口剤」、どちらも使用に際し細菌を減らすのは、「ブラシでこする」が基本です。 殺菌効果を謳った洗口剤も各種出ていますが、まずブラシ類を使って細菌の塊 バイオフィルム を除去してからでないと効果は発揮できません。 なお、むせこみやすく飲み込みに問題がある人に対しては、洗口剤は使用しないほうがよいでしょう。 ただし、歯磨きの仕上げとして、洗口剤を薄めたものをスポンジブラシ(介護用品売り場に置いてありますが、噛んでしまう方には千切れると危険なので使用できません)に浸し、 水分をよく絞ってから口の中をふき取るという方法はどなたにも使えると思います。 液体ハミガキの使用方法は、まず適量を口に含み、20~30秒ほどかけて全体に行き渡らせて吐き出します。 その後、 水ですすぐ必要はありません。 続けて歯磨きを行いましょう。 歯周病対策などといった薬効成分を隅々までいきわたらせるには、隙間に入りやすい液体の方が都合はいいのです。 しかし、上手くお口が動かせず液体をお口の中にいきわたらせることが出来なかったり、やはり むせこみやすく飲み込みに問題がある場合には使用は控えたほうが良いでしょう。 就寝前の使用で雑菌の繁殖を防ぐ 唾液の分泌が減る就寝中は、口の中が乾燥し雑菌が繁殖しやすい状態です。 抵抗力の落ちている高齢者の場合、誤嚥性肺炎のリスクが高まっている状態だと言えます。 洗口剤や液体ハミガキには雑菌の繁殖を抑える働きがあり、保湿成分が入っているものもあります。 そのため、 乾燥を防ぎ誤嚥性肺炎の予防効果も期待できます。 乾燥しがちな高齢者には避けるべきでしょう。 唾液の分泌が減ってしまう就寝中の雑菌の繁殖を抑えるため、就寝前の使用はお勧めです。 また、口臭を気にしている高齢者や、要介護者の口臭を負担に感じている介護者は少なくはありません。 口臭予防効果もあるため、介護者の負担を和らげてくれるでしょう。 口臭を予防することが、自信を持って周囲とコミュニケーションできるきっかけとなるかもしれません。 ただし、あくまでも洗口剤や液体ハミガキは口腔ケアの一環であり、 それだけでは虫歯予防や歯周病の改善にはならないので注意が必要です。
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