生理のあとに妊娠発覚はありえる?! 「妊娠すると生理が来なくなる」ということは皆さんご存知だと思います。 でもなぜ生理が来なくなるか知っていますか?? 生理と妊娠の仕組み 女性の身体では毎月妊娠に備えた準備をしています。 まず、生理が終わった後は卵子を育て、着床しやすくするために子宮内膜を厚くしていきます。 そして精子と卵子が無事出会い受精すると、受精卵は子宮内膜に着床します。 しかし、受精卵が着床しなかった場合は、厚くなった子宮内膜は剥がれ落ち身体の外に排出されます。 これが生理です。 ですから生理が来たということは妊娠していないということになるのですが。。。 中には『生理のあとに妊娠発覚した!』という人もいるのです。 その場合、生理と思っていた出血が着床出血だったということになります。 着床出血と生理の違い 着床出血とは、受精卵が子宮内膜に着床する時に出る出血です。 着床出血は妊娠すると必ず起こるものではなく起こらない人の方が多いです。 そして量も生理の出血よりも少なく1日ほどで終わることがほとんどですが、人によっては数日続くことがあり、それを『生理が来た!』と勘違いしてしまうことがあるようです。 もし、• 生理が来たのにつわりのような症状がある• 次の生理が来ない という場合は、もしかしたら妊娠している可能性もありますので、早めに病院で検査してくださいね。 妊娠中でも生理がくる?! 体の仕組み上、妊娠中に生理がくるということはないのですが。。。 生理のような出血があることはあるので『生理がきた!』と勘違いしてしまうことがあります。 妊娠中の出血は、下記のことが考えられますので、心配な場合は産婦人科に相談に行ってくださいね。 初期流産 早期妊娠検査薬など検査技術が発達したことで、早い時期に妊娠が判明することが多くなりましたが、その反面、初期流産が判明することも多くなりました。 通常、妊娠5週ほどで子宮内に胎嚢が確認され、妊娠7週頃には心拍が確認出来ます。 しかし、その心拍が確認できる前に成長が止まってしまう自然流産は、ほとんどの場合、胎児の染色体の異常が原因と言われています。 残念ながら防ぐことはできません。 絨毛膜下出腫 受精卵は、子宮内膜に着床すると絨毛とよばれる組織を子宮内膜に伸ばします。 そしてお母さんからの栄養をもらうための胎盤をつくりはじめます。 この絨毛が子宮内膜の血管を傷つけて出血することがあります。 この時に出血量が多いと、血腫となり、生理と間違うこともあります。 小さな血腫は問題ないのですが、大きな血腫は流産につながる可能性もありますので、出血が続く場合は産婦人科に相談に行くと同時に、安静を心がけるようにしましょう。 胞状奇胎 異常妊娠のひとつで、胎盤になるための組織が、水泡状になって異常増殖してしまいます。 この場合、妊娠の継続はできず、病院での処置が必要になります。 出血量が少ないので、軽い生理だと判断してしまうかもしれませんが、下腹部に痛みも出ますので、出血と下腹部痛がある場合は、急いで病院に行ってください。 子宮外妊娠 通常、受精卵は子宮内膜に着床しますが、子宮内膜にたどり着く前の卵巣や卵管で着床してしまう異常妊娠です。 子宮外では受精卵は育つことはできないので妊娠を継続することはできません。 そして、細胞分裂を繰り返しながら成長していきますので、子宮外妊娠を放置すると卵管を破裂させて大量出血を起こしたりと、母体が危険な状態になる恐れがあります。 子宮外妊娠は下腹部に強い痛みと出血が続くので、普段の生理とは何かが違う、おかしいなと感じたら早めに受診しましょう。 妊娠後の出血と生理の違い 妊娠後の出血と生理の出血の違いが分からなければ、妊娠後の危険な出血の判断が出来ませんよね。 通常の生理の場合は、個人差はありますが少量の出血から始まり2,3日目が出血のピークでその後は徐々に量が少なくなり1週間以内に出血が無くなります。 しかし、 妊娠後の出血は、おりものシートで間に合うほどの少量の出血で、量が多くなることはなくダラダラと続くことがあります。 そして妊娠後の出血の場合は出血があっても妊娠検査薬で陽性を示したり基礎体温が高温のままです。 ですから、出血の有無だけで生理だと判断せずに、そのほかの視点でも生理かどうか判断する必要があります。 まとめ 生理のあとに妊娠発覚したという話を聞くと、自分は妊娠にちゃんと気づくことが出来るか不安になりますよね。 そのようなときのためにも、日頃から自分の体調や基礎体温をしっかりと記録して、生理なのかつわりのような症状なのかを見極めることも大切だと思います!! そして、もし出血があった場合でも落ち着いて安静にして、心配であれば病院で相談をしてくださいね。
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妊娠初期の腹痛と生理痛の違いは? 妊娠初期の腹痛も生理痛も子宮に働きかける動きですから、痛みもよく似ています。 ただ実際は子宮に働きかける力や時期によって、どちらの痛みなのかを判断することも不可能ではありません。 そこで、その違いの原因を見ていきましょう。 大きく違うのは分泌されるホルモン 妊娠超初期~妊娠初期と生理前の腹痛が大きく異なるのは、分泌されるホルモンによります。 特に妊娠初期と生理前には女性ホルモン以外のホルモンが多く分泌されるので、痛みが顕著になりやすいのです。 生理前はプロスタグランジンが多く分泌される 排卵後受精しなかった場合、受精卵用のベッドとして用意されていた子宮内膜は必要なくなります。 子宮内膜の血液が少しずつ子宮から剥がれて体外に排出されるのが生理ですが、子宮を収縮させて血液を押し出すのが、プロスタグランジンというホルモンの役目です。 プロスタグランジンは生理開始前から分泌量が増えますが、子宮をギュッと締めるわけですから生理前でも生理痛のような痛みを感じることがあります。 特に冷え性の方や筋肉量の少ない方はプロスタグランジンの働きが鈍るため、脳はプロスタグランジンを過剰に分泌させます。 ですから、中には生理中よりも生理前に痛みをより強く感じる方も多いのです。 妊娠初期は女性ホルモンとhCGホルモンが多く分泌される 受精すると、体は妊娠状態を維持しようと女性ホルモンを多く分泌します。 通常生理前や生理開始直前に分泌が減少するはずのエストロゲンやプロゲステロンがどんどん増えるため、月経前症候群よりも強い症状が現れることがあります。 また、受精卵からは胎盤の基礎を作る絨毛組織からhCGホルモンというホルモンが分泌されます。 このように、妊娠によって急激にホルモンバランスが変化するために自律神経が乱れて、生理時のような痛みが発生することがあります。 生理前の状態と妊娠超初期~妊娠初期の違い ホルモンの違いによる腹痛を説明されても、専門家でない限り違いを実感できるのは非常に難しいと言ってよいでしょう。 女性本人が一番実感しやすいのは、生理前に現れる症状の変化かもしれません。 生理前はプロゲステロンの分泌が増えるので、この時期微熱やだるさ・眠気・腹痛といった症状に悩まされる方も多いです。 しかし、妊娠するとエストロゲンの分泌も同時に増えるため、普段の生理前にはないおりもの量や状態の変化で妊娠と気づく方もいらっしゃいます。 もちろん生理や妊娠・出産に関することは個人差が非常に大きいですから、自分の体の状態を普段から知っておくことが大事と言えます。 妊娠超初期・妊娠初期どんな痛み?その原因は? 妊娠発覚が分かって嬉しい半面、妊娠初期は急に現れる様々な肉体的・精神的な変化に、自分は赤ちゃんを育てていけるようになるのだろうか、と不安になってしまう時期でもあります。 そんな中赤ちゃんがいるお腹に痛みを感じると、何か異常があったのではないかと心配でたまらなくなってしまいます。 妊娠初期の腹痛は、実に様々な原因によってもたらされます。 妊婦さんによって感じ方は様々ですが、いくつかのタイプの腹痛を感じる方が多いようです。 そこで、妊娠初期はどんな腹痛を感じやすいのか、その原因を見ていきましょう。 チクチクする痛み 下腹部にチクチク・ピリピリとした痛みを感じる妊婦さんが多いですが、今まで生理前や生理中に感じたことのない傷みのため、一体何が原因だろうと悩んでしまう方も少なくありません。 妊娠前の子宮はニワトリの卵の大きさと言われますが、妊娠すると外見の変化はなくても少しずつ子宮が伸び始めていて、妊娠3ヶ月ごろの終わりには男性の握りこぶし大、妊娠初期が終わる頃には子供の頭の大きさ程度に。 その子宮の伸びにつられてつながっている靭帯も伸びてくるため、チクチク・ピリピリした痛み以外にも足の付け根が引っ張られるような痛みを感じることがあります。 鈍痛がする感覚 子宮が伸びてくると、周りの臓器を圧迫します。 妊娠初期に頻尿や便秘になるのは、伸び始めている子宮が腸や膀胱を圧迫するために起こるものです。 また妊娠するとホルモン分泌が急激に変化しますが、女性のホルモン分泌と自律神経には密接な関係があるため、妊娠によって自律神経が乱れ、便秘だけではなく下痢も発生しやすくなります。 普段でも便秘や下痢になると重だるい痛みや差し込むような強い下腹部痛が現れますが、妊娠を意識するあまり子宮の痛みと勘違いしてしまうケースがよくあります。 妊娠中は便秘・下痢の痛みがより現れやすいと考えておくと、不安にならずにすむでしょう。 刺すような痛みがある 受精卵が着床してから急激に分泌が進むhCGホルモンには、胎盤の形成を促す働きのほかに、黄体ホルモンの分泌を刺激して妊娠状態の維持をサポートする大事な働きがあります。 ただ、hCGホルモンの過剰刺激を受けると、卵巣が腫れてしまうルテイン嚢胞と呼ばれる状態になり、時として卵巣に針を刺すような痛みを感じます。 ルテイン嚢胞の場合はhCGホルモン分泌が低下する妊娠15・16週ごろに自然消滅することがほとんどなので、定期健診には必ず通い様子をチェックしてもらうようにしましょう。 もし卵巣が縮小しない時は、詳細な検査を行いその後の治療方針を決定するので、担当医としっかりよく話しあってください。 こんな痛みは要注意 妊娠初期は体が変化するため、ちょっとしたことでも腹痛が現れやすくなります。 しかし、妊娠初期は流産や子宮外妊娠といったトラブルが妊娠中に最も多く発生しやすいため、油断も禁物です。 普段感じるような腹痛と違う症状が現れた時は、ためらわず病院を受診してください。 下腹部痛がだんだんひどくなる 子宮の伸びや便秘・下痢による腹痛は一時的なもので、安定期に入るまでは治まってまた時々痛くなってという状態をくりかえすことが多いです。 しかし、ずっと生理痛のような痛みがだんだん酷くなる時は、子宮外妊娠の可能性が考えられます。 受精卵は子宮以外の場所で成長するため、細い卵管を圧迫し痛みがだんだん強くなります。 更に成長すると卵管破裂の状態になり、大出血を引き起こし急性貧血・低血圧等の症状を引き起こすため、卵管切除などの緊急手術を行う必要が出てきます。 ただ、現在では初診の際に、hCGホルモン分泌量は増えているのに、胎嚢や心音が確認できないことから子宮外妊娠を早期発見できるケースが増えています。 いつもと違う出血がある場合は検査を 実は腹痛も出血も妊娠初期に認められることが多い症状のため、病院に行くべきか迷ってしまう妊婦さんも多いです。 ホルモン分泌の変化はバランスを崩しやすいため、プロゲステロンの分泌が減れば少量出血することもありますし、おりものに血液が混ざることもあります。 しかし、子宮外妊娠の出血が腹腔内に溜まり少量ずつ出血することもあれば、胎盤を作る最中に卵膜の一部である絨毛膜に血液の塊が出来、そこから出血する絨毛膜下血腫といった、治療や医師の指導が必要なケースもあります。 この場合は悪化する下腹部痛や血液検査・定期健診のエコー検査で判明することがほとんどですから、普段から自分の体調をチェックし複数の症状が当てはまった時は病院に連絡・受診しましょう。 痛みの対処法は 妊娠初期の腹痛は体の変化に伴うものと分かっても、やはりわずらわしく感じるものです。 普段なら市販の便秘薬や腹痛薬を飲んでしまうところですが、妊娠初期はお母さんが飲んだ薬の影響を最も赤ちゃんが受けやすい時期ですから、なるべくなら避けたいものです。 妊娠中でも飲める医師から処方されたものでしたら安全です。 自己判断で市販薬などを服用することは避けましょう。 薬以外で痛みを抑える方法をいくつかご紹介しましょう。 リラックスして横になる まずは横になってリラックスしましょう。 特に立ち仕事や同じ姿勢を続けていると血液の循環が悪くなり、この時期温めなければならないはずのお腹周りが冷えてしまいます。 横になるだけでお腹周りの緊張がほぐれて、腹痛も次第に治まってくるでしょう。 むくみがきつい方は血液の流れが更に悪い可能性が考えられますので、横になった時に足を高くして休むとより効果が上がるかもしれません。 お腹周りを温める 妊娠初期は体温が上がるため、つい薄着になってしまったり足を出した格好をしてしまいがちです。 しかし、不安定な時期だからこそ保温が最も重要です。 体が火照っているのに生理痛のような痛みが続く場合は、お腹が冷たいというサインかもしれません。 即効を期待するなら腹巻やカイロなどで直接お腹を温めたり、リラックス効果も一緒に得たいのなら足湯でじんわり全身を温めるのもよいでしょう。 もちろんお腹が痛い時以外でも、常日頃から靴下を履いたり足を出すパンツやスカートは避けるようにし、妊娠初期の腹痛を予防していきましょう。 腹圧をかける動作や服装を避ける 子宮や靭帯が伸びる痛みに腹圧をかけてしまうと、余計に痛みが悪化する原因となります。 重いものを持ち上げたり、かがむ動作は腹圧をかけますから、お腹が痛い時は後回しにしましょう。 ご主人がいる時には、代わりにお願いしてみては。 また、腹圧がかかるのは何も動作だけではありません。 お腹を締め付けるような服装はそれだけで痛みが出る原因となりますから、タイトなパンツやスカート・ベルトではなく多少ゆったりした服装がおススメです。 また、ヒールのある靴も足を締め付けて血液循環を鈍らせ、腹痛起きやすくなりますから、一度普段はいている靴を見直してみてはいかがでしょうか。 ストレスを感じすぎないこと 妊娠初期はホルモンバランスの変化で自律神経に大きく影響し、情緒不安に陥りやすくなります。 特に初めての妊娠なら分からないことだらけなのに加えて、つわりや腹痛・出血など自分の体の変化についていけない方も多いです。 ただ、そこで自分は赤ちゃんをちゃんと産めるのだろうか、つわりに耐えられるのだろうか、と思いつめてしまうとホルモンバランスにも影響が出て、腹痛やその他の不快な症状をより強く感じてしまう可能性が出てきます。 ストレスを感じてしまった時は、我慢せず周りに相談したり好きなことをしてゆっくり過ごしましょう。 妊娠超初期・妊娠初期はいつからなのか? 妊娠初期とぼんやり分かっていても、実際いつからいつまでが妊娠初期を知っている方は多くありません。 WHOの定義によると妊娠期間は「1週間を7日とし、妊娠持続を40週とする」「1ヶ月を28日とし、妊娠持続を10ヶ月とする」等ありますが、この場合生理周期が毎月ほぼ28日周期である方は、最終月経開始日が妊娠0週0日となります。 妊娠は妊娠検査薬で陽性になっただけではダメで、病院で胎のうや心音が確認できて初めて、妊娠確定となります。 生理予定日になっても生理が来ず、妊娠が発覚する時点では妊娠4週になっていますが、そこから妊娠15週までを妊娠初期と呼びます。 妊娠超初期は人によって異なりますが目安は妊娠反応が出るまでの時期。 妊娠したと気づかないことも 生理周期がぴったり28日という方はとても少ないのですが、たとえそれが25日であっても35日であっても毎月一定の期間をおいて生理が来るようであれば、その分妊娠日数をプラスマイナスすることで妊娠を予測できます。 しかし、毎月生理周期がバラバラで一定していない方は、いつ排卵が起こったのかが分かりづらいため、妊娠したことに気づかないまま体の不調を月経前症候群だと勘違いしてしまうケースも少なくありません。 まとめ 生理痛と妊娠超初期~妊娠初期の痛みは非常によく似ていますが、痛みをもたらす原因が異なります。 区別をはっきりつけることは難しいのですが、生理前の自分の体の変化に敏感な方は、普段とは何かが違うと感じることがあるかもしれません。 妊娠超初期~妊娠初期は赤ちゃんの成長に伴って子宮が少しずつ伸びていったり、ホルモン分泌の変化に自律神経が影響を受けて腹痛が起きることが多いのですが、中には、緊急処置が必要となるような危険な腹痛のケースもあります。 妊娠初期の不安定な時期を乗り越えて安定期に入るまでは、自分の体の変化を良くチェックしていきましょう。
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【目次】 ・ ・ ・ ・ ・・ 生理中のセックスでは妊娠しない、は嘘? ホント? これは嘘かホントかではなく 「妊娠する可能性はある」というのが正解です。 女性の体は25〜38日くらいを1サイクルとして、その中で月経期(生理期間)、卵胞期、排卵期、黄体期の4つの周期を繰り返しています。 妊娠しやすいのは排卵期に起きる排卵日の前後です。 排卵された卵子の寿命は約24時間、精子が女性の体の中で生きていられるのは72時間といわれています。 排卵した日がはっきりしていれば、その前後の日と合わせて3日間の間にセックスしなければ妊娠しないのですが、排卵は毎月きっちり同じ周期で起こるとは限りません。 c Shutterstock. com なので、生理の終わり頃にセックスをして、精子が生きているうちに排卵が起きれば妊娠する可能性はあるのです。 血の塊が出たから生理だと思ったら、妊娠してたということも! 生理は、妊娠できるよう厚くなった子宮の内膜が、妊娠せず不要となった時に、卵巣から出るホルモンの指令で剥がれて血と一緒に体外へ出たものです。 でもそれ以外にも生理のような血に塊が出ることもあります。 それが 「化学流産」と呼ばれる、超初期の流産の時に出る症状なのです。 化学流産とは、妊娠検査薬では陽性反応が出たけれど、超音波の検査ではまだ赤ちゃんがいる袋(胎嚢)が見えない状態で流産してしまったもの。 この時も子宮内膜が剥がれて、血と一緒に体外に出てくるので、 妊娠反応は出ているのに生理のような血の塊が出たという状態になるのです。 ただ、この化学流産はゼロ妊娠ともいわれていて、流産とはカウントしません。 妊娠検査薬はいつから使える? 「妊娠しているかもしれない」と思った時、誰もが思いつくのが妊娠検査薬でのチェック。 大抵の妊娠検査薬には、使用できるのは生理予定日の1週間後とあります。 c Shutterstock. com もし、 自分の次の生理予定日がわからない場合は、セックスをしてから2週間後を目安にしてください。 判定がプラスと出たら、どんなに薄く出ていても妊娠していると考えていいでしょう。 とても薄い場合は、まだ化学流産の恐れはありますが、妊娠はしています。 ただし、この時点で病院を訪れても、赤ちゃんのいる袋(胎嚢)は、超音波検査でも確認できません。 それがわかるようになるのは、 さらに1週間後になります。 自分が妊娠しやすい日を知りたいなら基礎体温をつけてみよう 月経期(生理期間)、卵胞期、排卵期、黄体期の4つの周期は、何事もなければ月経期&卵胞期で2週間、排卵期&黄体期で2週間、その間に排卵が起こります。 でも月経期から排卵期までにストレスがあると、卵子が育たなかったり、そもそも排卵が起きなかったりすることがあるのです。 生理不順の時に基礎体温をつけてみましょうといわれるのは、体温が月経期&卵胞期は低温、排卵期&黄体期には高温にな理、その境目で排卵があったと言うことがはっきりわかるからです。 逆に体温が上下せず、ずっと一定の場合は、排卵できていないんだなということがわかります。 生理の周期が変だなと感じたら、まずは基礎体温を2か月きちんとつけてみるのが一番です。 それを診察の時に持って行けば、不順や不調の原因はとても調べやすくなります。 「診察を受けてから基礎体温をつけて様子をみましょう」となると、さらに2か月先まで不調の原因がわからないとなる場合も。 でも、不安の種はなるべく早く取り除きたいですよね? そういう意味でも、日頃から基礎体温の記録をつけることをおすすめします。 検査をするよりも、わかることがたくさんあるのが、基礎体温なんです。 ちなみに毎日起き抜けに体温を測ると言うのは、なかなか大変。 それが嫌だなと思う人は 一日おきでも良いのです。 手間は半分になるので、だいぶ楽になるはず。 それで2か月記録がつけられれば、三日坊主で終わるよりよほど良いです。 生理の周期に違いがあるのはどうして? さきほど月経期&卵胞期で2週間、排卵期&黄体期で2週間と言いましたが、それはあくまで平均であり 生理周期は25日か38日は正常なので、同じ周期で生理が来ていれば何も問題はありません。 c Shutterstock. com もともと卵子が育つのが早い人もいれば遅めと言う人もいるので、24日、28日、30日などと周期の違いができるのです。 「生理の周期が40日の人は妊娠しにくい説」は本当? これは全くの迷信です。 医学的根拠はありません。 ただ1年が365日の間、周期が24日の人と40日の人では。 40日周期の人の方が排卵する回数は当然少なくなります。 早く妊娠したい! と思っている人にとって、排卵する回数はとても大切なので、そういう噂が生まれたのかもしれません。 望まぬ妊娠を避けることも大切だけど、妊娠するなら早いほうが良いことも忘れないで 自分の排卵日を把握しておくことはとても大切です。 なぜなら、いつでも妊娠できるとは限らないから。 妊娠をするなら早いほどいい、というのは本当です。 早いというのは30代。 ずっと仕事に打ち込んできて、ようやく40代で妊娠という人は、確かにとても増えています。 ですが、とてもおめでたいはずなのに、40代の妊娠ということで、染色体異常など赤ちゃんの異常はないか、血圧が上がりすぎていないか、早く産まなくては…と楽しむ余裕がない人も多いです。 妊娠をするタイミングはある程度限られていますので、体が元気なうちに生むことも、人生のプランに入れておいてください。 卵子凍結はあくまで特別なオプションと考えるのが現状ではいいでしょうね。 キャリアも大切ですが、妊娠も後回しにしないで欲しいと言うのが、たくさんの妊婦さんを見てきた婦人科医から、働く女性へのお願いです。 初出:しごとなでしこ.
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