仕事の流れを掴む上でフローチャート作成は役に立ちます。 なぜなら、フローチャートがあれば仕事の全体が見える化できるからです。 フロー図を作成することで、初めて作業をする人でもスムーズに作業を行うことができるのです。 そのため、良い手順書や業務マニュアルには必ずといっていいほどフローチャートが記載されています。 しかし、 フローチャートの書き方のポイントを押さえておかないとせっかくフローチャートがあっても理解できません。 そこで、フローチャートを作るときのポイントやコツを紹介します。 フローチャート(フロー図)とは? フローチャートとは仕事を見える化するための方法の一つです。 フロー図の利点は、 仕事の全体像や流れが見えるようになることです。 例えば、以下は自動販売機をメンテナンスするときのフローチャートです。 このフローチャートを見れば、自動販売機のメンテナンスには以下の3者が関わることが分かります。 ・自動販売機で買い物をする人 ・自動販売機 ・メンテナンス業者 このように、フローチャートで作成しておくと仕事の流れがすぐに分かります。 そのおかげで、自動販売機を初めてメンテナンスする人でも、どのリスクがどのような場面であるかがすぐに分かります。 実際、分かりやすい手順書や業務マニュアルほどフローチャートが記載されています。 このとき、フローチャートの正しい作り方や書き方を知っておくと、さらに分かりやすいフロー図にすることができます。 そこで、フローチャートを作成手順を一つずつ5ステップでお伝えしていきます。 フローチャート(フロー図)を作成するときの考え方を5ステップ(手順)で紹介 それでは、業務マニュアル(手順書)の作成手順を紹介します。 概要を説明すると、以下の通りです。 ステップ(手順) 内容 手順1 フローチャートを作成する目的を決める 手順2 フローチャートに関係する人を洗い出す 手順3 関係する人のタスクを洗い出す 手順4 タスクを時系列で順番に並びかえる 手順5 フローチャートを作成し仮運用しながら改善していく それでは、以下で詳しく説明していきます。 フローチャート作成について、自動販売機のメンテナンスフローを事例にして説明していきます。 作成手順1|フローチャートを作成する目的を決める フローチャートを作成するときには、 最初にどこまで書くかを決めることが重要になります。 なぜなら、最初に作成したいフローチャートの範囲を決めておくと、内容がブレにくくなるからです。 例えば、自動販売機のフローチャートを作成するとします。 このとき、単純に自動販売のフローチャートを作成するだけでは、どこまで書けば分かりません。 そのため、作成途中で「あれも必要なのでは?」や「これも書いた方がいいのでは?」と新しい意見やアイデアが浮かんでしまいます。 そうすると、やり直しや追加作業がどんどん発生してしまうのです。 そこで、最初にフローチャートの作成範囲を決めておきます。 そうすることで、作業のやり直しを防ぐことができるのです。 範囲として決めること それでは、どのようにしてフローチャートの範囲を決めればいいのでしょうか。 範囲を決めるときは、どんな業務のフローチャートにするか意識することです。 具体的には、以下のことを決めます。 ・どの担当者に向けたモノか?|自動販売機の修理をする人 ・どのタイミングの業務か?|故障の確認 ・なぜフローチャートを作成するのか?|入れ替わりが多い職種でも作業をスムーズに行えるようにする このように範囲とは、「誰が読むか?」、「どのタイミングの業務か?」、「なぜフローチャートを作成するのか?」を決めることです。 ただ、 大切なのは、範囲を広げすぎないことです。 たとえば、自動販売機のメンテナンスでいえば、メンテナンスだけではなく、メンテナンス後の報告方法も必要です。 しかし、範囲を広げすぎるといいことはありません。 なぜなら、作成する量が膨大になってしまい、途中でフローチャート作成をやめたくなるからです。 まずは、一つのフローチャートを作ります。 そして、一つ作り終えたら、次を作成していきます。 また、長いフローチャートを作成した結果、どこに何が書いてあるのかわからなってしまうこともあります。 そのため、まずは範囲を広げ過ぎずに書いていくのがコツです。 作成手順2|フローチャートに関係する人を洗い出す 業務マニュアル作成の第2ステップは、フローチャートに関係する人を洗い出すことです。 人を洗い出すと、フローチャートの網羅性が上がります。 フローチャートとは、いってしまえば「舞台の台本」です。 例えば、誰がどのタイミングで何をするのかを決めるものです。 このとき、登場人物が分かれば、だいたいの流れが見えてきます。 逆に人が足りていない状態でフローチャート作成すると、作成途中で抜け漏れが多くなります。 先に誰が必要かを洗い出すと、網羅性の高い内容を書けるようになります。 実際、自動販売機のメンテナンスの場合であれば、以下の人が登場します。 自動販売機で買い物をする人(お客さん 2. 自動販売機(人ではありませんが、登場人物の一つとしています) 3. メンテナンスする人 このように人を洗い出しておくと、どの後の作業がラクになります。 作成手順3|関係する人のタスクを洗い出す 人の洗い出しが終わったら、次は関係する人のタスクをそれぞれ洗い出します。 このとき順番を意識する必要はありません。 とにかく必要だと思われる項目をどんどん出していきます。 コツは行動や動作を一つ一つに分解していくことです。 例えば、「ジュースを購入する」は間違っていないのですが、これはオススメしません。 なぜなら、「ジュースを購入する」は、多くの行動を含んでいるからです。 実際、「商品を選択する」、「お金を投入する」、「購入ボタンを押す」を含んでいる表現です。 そのため、「ジュースを購入する」ではなく「商品を選択する」、「お金を投入する」、「購入ボタンを押す」に分解するのがコツです。 実際には、以下のようにタスクを洗い出していきます。 ここでは、登場人物ごとに時系列で分けていきます。 具体的には以下のように並び替えます。 以下の図のようなフロー図にするのがお勧めです。 そして、作成したフローをもとに仕事を行います。 もしかすると、カンペキには程遠いように思えるかもしれません。 しかし、それで構いません。 この段階のものを活用して実務を回していきます。 その理由は、 いきなりカンペキなものを作成することはできないからです。 少なくとも2,3回運用して、カタチができるのです。 もちろん、完全なものを作成できればそれに越したことはありませんです。 しかし、多くの場合、最初から完全なものを作ることはできません。 そのため、作成した未完成のものに改善することを念頭において仮運用を行います。 そして、仮運用をしながら以下の2つを意識しておくことがコツです。 ・どんどん改善点を上げること ・「改善できないかもしれないな」と思うことも改善案とすること ・人からフィードバックをもらうこと 出せるアイデアは、すべて出して、後でやるやらないと決めるのがコツです。 ここまでの手順をおさらいします。 ステップ(手順) 内容 手順1 フローチャートを作成する目的を決める 手順2 フローチャートに関係する人を洗い出す 手順3 関係する人のタスクを洗い出す 手順4 タスクを時系列で順番に並びかえる 手順5 フローチャートを作成し仮運用しながら改善していく ここまでフローチャートの作成手順をお伝えしてきました。 ただ、上記でお伝えしたい以外で大切なポイントやコツがあります。 より分かりやすいフローチャートを作成するために必要なコツなので、以下で詳しくお伝えしていきます。 ポイント1|フローは並列に書かない(時系列が分かるようにする) ポイント2|助詞を入れない(文字数を減らす) ポイント3|基本の記号を使う ポイント追加|役割で分ける それでは以下で詳しくみてきます。 ポイント1|フローは並列に書かない(時系列が分かるようにする) フローチャートは仕事を見えるようにするのが目的です。 そのため、直観的に分かりやすいフローにすることが大切です。 なぜなら、 フローを時間をかけてじっくり読んでくれる人はいないからです。 例えば、多くの人はフローをチラッと見ただけで作業に取り掛かります。 それだけではありません。 特に初心者はフローが見づらいと、フローを読むことさえ嫌がります。 結果的に、ミスが生じやすくなってしまうのです。 そのため、直観的に分かりやすく頭に入ってきやすいフローにするが重要です。 実際、以下のフロー図は上から下に時系列と共に流れ行くように書いています。 その結果、非常に読みやすい作りになっています。 始まりと終わりがよく分かりづらくなってしまいます。 そのため、フロー図は上から下に時系列と共に流れ行くのがポイントです。 ここでは、上から下に書きましたが、左から右に書いても問題ないです。 要は時系列を意識して、直観的に分かるようにするのがコツです。 ポイント2|助詞を入れない(文字数を減らす) 助詞を入れないこともポイントです。 これは、ポイント1と同じく直観的に見やすくするのが狙いです。 例えば、「確認する」といった文章にしてしまうと、文字が多く読みづらくなります。 また、文字数が増えるとフローに書いているテキストボックスが大きくなってしまいます。 そうすると、読みづらい箇所に目がいってしまい全体を見てもらいづらくなります。 そのため、最低限理解できる文字数で書くことが大切です。 具体的には、以下のことは意識するといいでしょう。 このとき、何も考えずに記号を使っていると疑問を持たれることがあります。 例えば、フローチャートに慣れている人は長方形とひし形を明確に使い分けます。 一般的に長方形はプロセス(タスク)で、ひし形は判断を伴う分岐として使用されます。 ただ、私は何も考えずに記号を使ってフローを作成していました。 実際、全て長方形でフローを書いていたのです。 そして、他の企業の人と仕事をしていたとき、「なぜ長方形なのに判断を伴う分岐として使用されているのか?」と問われたことがあります。 このように、何も考えずに記号を使っていると疑問を持たれることがあります。 そのためよく使われる記号は、その記号が一般的にどのような意味で使われるかを理解しておくのが大切です。 しかし、他のサイトでは見ると覚えるべき基本記号を数多くあるように思えます。 実際、中には20、30を超える数の記号を紹介しているところもあります。 ただ、覚えるのは基本の記号で十分です。 具体的には以下の5つは使えるようになれば十分です。 上記の5つは覚えればいい理由は簡単です。 実際に使うのは、上記の5種類だからです。 使わないものを覚える意味がないのです。 逆に、使う記号の種類が増えるほど何を意味する記号か分かりづらくなります。 実際、何十もの記号を理解している人はほとんどいません。 そのため、覚えるのは上記の基本記号で十分です。 ポイント追加|役割で分ける 以下の図のように役割を分けると、分かりやすいフローにすることが可能です。 なぜなら、フロー図を確認する人は何が知りたいかというと、「自分は何をする必要があるか?」だからです。 したがって、自分がどの役割で何をすればいいのかを一目みて分かるフロー図があると喜ばれます。 具体的には以下のような分けておくといいです。 そうすることで、「誰が」、「いつ」、「何を」するのかが分かりやすくなります。 ポイント1|フローは並列に書かない(時系列が分かるようにする) ポイント2|助詞を入れない(文字数を減らす) ポイント3|基本の記号を使う ポイント追加|役割で分ける ぜひ、意識しながらフロー図を作成してみてください。 エクセルでフローチャートを書くなら、こちらの記事からダウンロードできます もしフローチャートを実際に書きたいのであれば、以下の記事で解説しています。 ぜひこちらを読んでみてください。 エクセルでフローチャートを作成する方法から使い方まで詳しく紹介しています。 上記の記事で紹介しているエクセルのフローチャートの使い方は以下の動画で説明しています。 ぜひご覧ください。 仕事を自動化できればフローチャートは要らない ここまで、フロー図の書き方のポイントについて記載してきました。 しかし、フロー図を作っても確実に仕事がやりやすくなるわけではありません。 なぜなら、フローチャートは人にわかりやすく説明するためのものに過ぎないからです。 説明が必要な仕事をしている限り、人為ミスはどうしても発生してしまいます。 たとえば、月末処理で何百、何千といったデータを処理する仕事があります。 このような仕事は、フローチャートで仕事の流れがあったとしても必ずミスが生じます。 このとき、ダブルチェックをしたり確認部署をフロー図に入れることで対策を講じる会社があります。 しかし、ダブルチェックや確認部署をフロー図で明確化したところで、ミスは減るでしょうか。 おそらくなくならないでしょう。 フローは視覚的には分かりやすいですが、作業する人の負担を減らしてくれるわけではないのです。 そのため、 フロー図があっても、人為的ミスがゼロになることはありません。 そこで、人為的なミスがなくならない場合はエクセルマクロのような自動化ツールを活用して、人の作業そのものを減らすことを検討することをお勧めします。 エクセルマクロについては、こちらの記事で解説していますので、あわせて読んでみてください。 フローチャートに加えて、業務手順書も作成してみよう フローチャートは、仕事全体の概要を図にしたものです。 しかし、仕事全体で引き継ぐことを考えるなら、手順書や業務マニュアルを作成しておくことをお勧めします。 そうすれば、仕事の引き継ぎが簡単になります。 以下の記事で説明していますので、合わせて読んでみてください。 仕事のスピードをあげたいなら、パソコンスキルを高める フロー図の作成方法を紹介しましたが、フロー図を作成するときパソコンスキルが高いと作成速度を上げることができます。 そのため、パソコンスキルを高めておくと仕事をスムーズに進めることができるようになります。 もし、パソコンスキルについてコツやポイントを知りたいなら以下の記事もお勧めです。 仕事を効率化したいなら、業務効率化のスキルを磨こう 業務のフロー図の作成方法を紹介しましたが、フロー図作成の目的は仕事を早く行うことにあります。 そのため、フロー図作成以外の仕事の効率化スキルを学んでおくと、さらに仕事をスムーズにこなせるようになります。 もし、仕事を早く行うためのコツやポイントを知りたいなら以下の記事もお勧めです。 業務手順書を一緒にフローチャートを書こう ここで紹介した3つのポイントを意識すれば、見やすいフロー図を作成できます。 しかし、これらのポイントを知っているだけでは分かりやすいフローチャートを書けるようにはなりません。 なぜなら、 実際に周囲の人に使ってもらって初めて、分かりやすいものを作れているかどうか分かるからです。 例えば、野球の試合を見ただけでホームランを打てるようになることはありません。 実際にバットを振って、三振を経験しながら少しずつホームランが打てるようになっていきます。 これはフローチャート作成も同じです。 ここで紹介したポイントを意識して「どうすればもっと良くなるか」を考えて実践することが大切です。 ぜひ、この記事を読んだあなたがフローチャートを作成して、スムーズに仕事をこなせるようになってほしいと思います。 gene320.
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関係者・関係部署 縦軸• 業務プロセス 横軸• タスクとフロー• 関連システム• 補足情報 作業日数、業務詳細、画面ID、業務プロセス間の連絡手段など それぞれの要素について、解説します。 抜け漏れがないようにフロー図を作成する前に洗い出すことがポイントです。 業務の区切りでプロセスの矢羽を分けるようにしましょう。 なお、業務フロー図に落とし込むべきタスクは下記いずれかの条件を備えている場合です。 また、タスクの図形によって意味が異なります。 それぞれの意味を押さえましょう。 1 開始・終了 業務フローにおける開始点と終了点に設定します。 開始点にはフロー開始のトリガーとなるタスクを記載します。 2 タスク・処理 業務フローの基本図形です。 特別な条件が無い限りは、全てこの形でフロー図を作成します。 3 分岐点 タスクの分岐点を表します。 「YES」「NO」の2条件により分岐させることが多いです。 右と下の頂点から矢印を出すのが一般的です。 4 システム 関連システムを表します。 システムはタスクに紐づくため、別枠で記載するのが望ましいです。 本記事内のサンプル図を参照ください。 5 フロー タスク間を結びつけるフローです。 時系列を表すために矢印を使います。 本記事の業務フローは左から右に流れるように作成しております。 今後、業務の全てはデジタル化すると考えてください。 そうなると業務フローにおけるシステムの役割は非常に重要です。 業務フロー図を作成する目的に関わらず、関連システムを業務フロー図に入れることは必須と考えてください。 作業日数、業務詳細、画面ID、業務プロセス間の連絡手段などが考えられます。 業務フロー図作成の4ステップ それでは、具体的な業務フロー作成の4ステップを解説します。 STEP1:関係者、関連システム、作業内容を洗い出す STEP2:STEP1を元に縦軸と横軸を決定する 全体の枠組みを作る STEP3:それぞれの相関性と作業の流れを明確にし、フローを作る STEP4:必要に応じて補足する 作業日数、作業詳細など STEP1:関係者、関連システム、作業内容を洗い出す 関係者に対して、ヒアリングを徹底する 業務フローを作成する際、関係者が多岐に渡ることがよくありますが、重要なことは 関係者、関連システムを漏れなく全て洗い出すことです。 ほとんどの場合、業務フロー図を作成する人は全ての部署の作業を認識出来てはいません。 つまり、 関係者に対して、ヒアリングを徹底することが非常に重要となります。 正確な業務フローを作成しないと、要件定義にも大きく影響してきます。 そのため、手を抜かずにとにかく関係者にヒアリングを徹底しましょう。 STEP2:STEP1を元に縦軸と横軸を決定する 全体の枠組みを作る 横軸は業務プロセス、縦軸は関係部署とする STEP1で正確な情報を入手出来たなら、次に行うことは 業務フロー図全体の枠組みを作ることです。 業務フロー図の枠組みのパターンはいくつかありますが、基本的なパターンは下記の2軸になります。 横軸:業務プロセス 縦軸:関係部署 もしくは関係者、関係会社など まずは、この形で作成できるようにしましょう。 なお、システムは縦軸の一番下に配置するか、作業プロセスと一緒に記載することをおススメします。 STEP3:それぞれの相関性と作業の流れを明確にし、フローを作る 業務開始基準と終了基準を明確にする 業務開始基準と終了基準を明確にすることは重要です。 つまり、何がきっかけでその業務が開始となり、何を満たしたら終了になるかを明確にするということです。 要件定義のスコープを明らかにする意味でも業務の始めと終わりには注意を払いましょう。 STEP4:必要に応じて補足する 作業日数、作業詳細など プロセス間の時間が重要になる場合は日数や時間を追記する 各作業 プロセス の間は手順が明確になるように矢印などで接続します。 もし、プロセス間の期間や時間が重要になる場合は、作業日数や作業時間が分かるように補記しましょう。 作業内容が複雑な場合は詳細を記載する。 業務フロー図だけでは、作業詳細を表すことは難しいため、必要に応じて補記します。 特に要件定義でポイントになりそうな箇所や認識齟齬となりそうな箇所は注意しましょう。 業務改善目的で作成する場合はAsIsとToBeを意識しよう 業務改善を目的として業務フローを作成する場合は、現状 AsIs とあるべき姿 ToBe の両方のフローが必要になります。 そのためには、まず関係者へのヒアリングを徹底し、AsIs業務フローを作成しましょう。 次に、AsIs業務フローをベースに、改善点などを洗い出し、ToBe あるべき姿の 業務フローの作成を行います。 業務フロー作成に関するおすすめ本はこちら 下記は業務フロー作成方法を勉強するのにおススメの本です。 是非参考にしていただければと思います。
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見やすいフロー図を作成するための3つのポイント 1. 出発点を明確にする フロー図を書く際は、どの地点から出発するか、どの工程から始めるのかを明確にしましょう。 ひと目見ただけで出発点がわかるフロー図が理想です。 出発点がはっきりすると、そこから流れるように図を見ていくだけで内容を把握できるでしょう。 矢印の向きをできるだけ統一する 「1. 出発点を明確にする」とも繋がりますが、フロー図では流れを統一することが重要です。 矢印が複数方向にむいてると、フロー図全体の流れが複雑化しやすくなります。 一般的にフロー図は上から下に流れるパターンと、左から右に流れるパターンの2種類です。 どちらかに統一することをおすすめします。 余白を取る 余白を十分に取ると、フロー図の項目や流れが見やすくなります。 また、作業を進める中でメモの書き込みもできるため、「作って終わり」ではない実用性のあるフロー図が完成します。 フロー図に限らず、「図表」は見る人にとってわかりやすいことが第一です。 ひとつのフロー図に情報を詰め込みすぎないように注意してください。 多く情報を入れるのであれば、フロー図を分けて作成しましょう。 PowerPoint(パワーポイント)を使ったフロー図の作り方 PowerPointは図表が作りやすいツールです。 図形を配置して テキストを書き込むフロー図の作成に適しています。 また多くのビジネスマンにが利用しているため、作成はもちろん、閲覧・共有などにも便利です。 さらにPowerPointで作ったフロー図は、そのままプレゼンテーションの資料としても転用できます。 活用方法としては、そのまま1枚の図として載せるか、工程を少しずつ追加表示して説明するか、いずれかがおすすめです。 ラフ画を作成する PowerPointで作図する前に、まずは紙面上で書きたい要素を整理したラフ図の作成から始めます。 きれいに整っている必要はなく、自分が把握できる図であれば構いません。 これは、パソコンの画面上よりも紙面上のほうが修正が簡単で、思考を整理しやすいからです。 どのような要素を、どのような配置で載せたいのか。 紙面で明確な下書きをすればするほど、効率よく作図できるでしょう。 PowerPointで作図をする 下書きが完成したら、PowerPointで作図をはじめます。 まずは、枠の作成から取り掛かりましょう。 「挿入」タブから「図形を挿入」を選択し、必要な図形を入れてください。 図形の一覧の中に「フローチャート」という項目があり、フロー図作成で使いやすい図形が多数収録されているのでチェックしておきましょう。 図形挿入においてのポイントは、2つあります。 図形を使い分ける 1つめは、図形を使い分けることです。 すべて同じ図形で作図しても構いませんが、項目ごとで別の図形を使用すると視認性があがります。 例えば、スタート地点は楕円、通常の項目は四角、分岐点はひし形といったように区別するだけでも、図の内容を把握しやすくなります。 図形の大きさを統一する 2つめは、図形の大きさを統一することです。 フロー図に使われる図形の大きさがバラバラだと、全体的な統一感が失われて複雑なフロー図に見えてしまう可能性があります。 挿入する テキストの長さによっては収まりきれないこともありますが、少なくとも共通項目の図形は同じ大きさで揃えるようにしましょう。 形や大きさをそろえた図形を複数用意する際は「Ctrl+D」のショートカットキーを使用して複製しましょう。 複製したい図形を選択状態にしてショートカットキーを押すと、図形が複製されます。 フロー図の要素を配置する 続いて、スライド内にフロー図の要素を配置します。 配置のポイントは、項目の間隔をある程度統一することです。 オブジェクトを整列させる際は、まず該当のオブジェクトを「Shift」キーを押しながら選択します。 そのまま「書式」タブで「上下中央揃え」「左右に整列」をクリックして配置してください。 オブジェクト内のテキストを編集する 続いて、オブジェクト内の テキストを編集します。 オブジェクトをクリックして テキストを編集するのももちろんよいですが、より効率よく作業をすすめるのであればキーボード操作がおすすめです。 「Tab」キーを押すとオブジェクトの選択ができますので、 テキスト編集をしたいオブジェクトが選択されるまでキーを押します。 オブジェクトが選択されたら、「F2」キーを押すと編集できます。 Macを使用している方は、キーボードの環境設定を変更するとファンクションキーを使用できます。 まず「システム環境設定」を開き「キーボード」を選択してください。 「キーボード」の画面が表示されますので「F1、F2 などのすべてのキーを標準のファンクションキーとして使用」にチェックを入れてください。 これでファンクションキーが有効化されます。 なお、画面の明るさ調節や音量調節などを行いたい場合は「fn」キーを押したままF1〜F12キーを押せば作業できます。 そのほか、 テキスト入力時に活用できるショートカットキーは以下を参考にしてください。 矢印を加える 要素を配置したら、矢印を加えます。 PowerPointでは、矢印は2種類あります。 矢印は、「図形」タブから「図形」を選択し、矢印のアイコンをクリックすると挿入可能です。 通常の矢印はまっすぐの矢印、カギ型矢印は折れ曲がった矢印のアイコンで表示されています。 「カギ型矢印」は折れ曲がりを自在に作ることができる一方、バージョンの互換によってずれが生じるデメリットがあります。 そこで、フロー図作成においてはカギ型矢印のみを使うのではなく、通常の矢印で表せる箇所は通常の矢印を使うとバグが少なくなるためおすすめです。 カギ型矢印では、矢印の始点・終点・折り曲げるポイントを指定できます。 矢印をクリックすると2つの白点と1つの黄色の点が表示されますので、この点をドラッグして調節してください。 便利なガギ型矢印ですが、まれにバージョンの互換などでバグが発生して線がずれてしまうことがあります。 この場合は、カギ型矢印をクリックして、「書式」タブをクリックし「サイズ」の図形の高さを「0」に設定すると解消されます。 デザインを調整する 最後にデザインの調整をします。 単色でそのまま使っても問題ありませんが、デザインに一手間加えてより見やすいフロー図にしましょう。 配色がうまくできないという方でも、PowerPoint内の配色テンプレートを利用すれば簡単にデザイン性のある配色ができます。 配色を行うには「デザイン」タブから「バリエーション」を選択し「配色」をクリックしてください。 任意の配色にカーソルを合わせると図形の色が変化します。 この時点ではまだ一色でしか表示されていませんが、次のstepで変更します。 好みの配色を選択してクリックしたら配色が行われます。 配色どおりの色に変更する 続いて、配色どおりの色に変更します。 図形をクリックし「書式」タブから「図形の塗りつぶし」を選択すると、step5で選択した配色のカラーパレットが表示されます。 表示されているカラーパレットの順で、それぞれの図形の色を変更しましょう。 カラーパレットの横並びの色で図形を統一すると、統一感のある配色になります。 ページ 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。 インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。 この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。 ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
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