背景 こんにちは。 LINE Effective Team and Delivery室 Delivery Managementチームの Tanigawa です。 私のチームは、全社横断的に開発組織のプロジェクトマネジメントやプロセス改善などの支援をする部隊です。 (私自身の活動は参考までに:) この春、新入社員向けの研修カリキュラムのひとつとして、プロダクト開発の進め方についてのテーマを担当することになりました。 しかし、新型コロナウィルスの感染拡大防止のためオンラインで実施することになりました。 約100人規模でのオンライン研修の運営はチームとして初めての経験だったので、この記事ではそこで得られた学びや気づきを共有します。 この記事を読んだ方が大人数でオンラインワークショップや研修をやる際に、共有する内容が少しでも役に立てばと思います。 前提条件 参加者:約100人 運営メンバー:5人 利用ツール:Zoom, Slack, Miro• 参加者となる新入社員は、お互いオフラインで顔を合わせたことがない• 本研修の前にすでに Zoom や Slack を使い、その操作に慣れている状況• 研修が終わってみると、事前の準備がかなり大切だったと痛感しましたが、実際には研修の進行中でも運営メンバー同士でチャットコミュニケーションを取り、その場で改善していったこともあります。 事前準備編 運営メンバーは複数人とし、さらに役割を分ける オフラインでの研修でも何人かのスタッフで役割を分けると思いますが、オンラインの場合は、メインスピーカーが把握できる情報が限定されるので、役割分担は特に重要になります。 実際に経験してみると、メインスピーカーになるべく負担がかからないように、できるだけ仕事を分けておいた方が良いと感じました。 参考までに私たちが分担した役割を紹介します。 ファシリテーション(冒頭で雰囲気づくりをしたり、研修テーマとその背景などを説明する)• 研修のコンテンツを話す(メインスピーカーとして)• スライド画面の共有• Zoom meeting room のホストとして参加者を管理(入室許可、ブレイクアウトルームの操作 など)• Zoom チャット、Slack チャットで参加者とのコミュニケーション(質疑応答やトラブルサポート) 運営メンバーは良好な通信環境とマルチディスプレイを準備する 参加者を見ていると、研修中にも何人かネットワーク回線が細くて落ちてしまう人がいました。 Zoomホストや運営メンバーが落ちてしまうと話にならないので、高品質なネットワーク環境の準備は必須です。 さらに、ホスト・ファシリテーター・スピーカーの役割を担う人で、参加者の様子を見ながら進行したい場合は複数のディスプレイを用意しましょう。 逆に言うと、参加者の反応を見ると緊張したり進行がしずらくなったりするような人は、あえて参加者の顔を見ないようにするというオンラインならではの利点もあります。 この場合はひとつのディスプレイで十分ですね。 有効にしていれば、参加者は Meeting room URL にアクセスしてもZoomホストが許可しない限り Meeting room に入れないので、意図しない参加者が Meeting room に入ってくることを防止できます。 セキュリティの観点では嬉しい機能ですが、Zoomホストは参加者の判別と承認作業で忙しくなってしまいます。 大人数でイベントを行う場合は、参加者の承認作業に専念できるZoomホストの役割の人を準備できるかどうかと、イベントのポリシーと相談して有効にするかを決めてください。 Slack の事前準備 オンラインミーティングをする際には、トラブルに備えて、使用するビデオ会議ツール以外の連絡手段を確保しておくことが重要です。 弊社では Slack を日常的に使っているので、下記の用途で2つのチャンネルを用意しました。 これらのコミュニケーション窓口を用意しておくことで、運営メンバーは研修中でも改善ポイントを共有して改善し、ZoomブレイクアウトルームやMiroのような新しいツールを使っていたとしても、参加者とのコミュニケーションが見える化され、スムーズに研修を進めることができました。 運営メンバー専用チャンネル• 運営メンバー間の情報交換• 参加者全員と運営メンバーのチャンネル• 研修情報の事前伝達• 参加者との質疑応答• グループワークの内容伝達• 各グループのディスカッション結果の投稿• 特に今回はオンラインならではのルールを強調しました。 PC上のアプリやブラウザのタブは閉じる• カメラはONにして、マイクは基本的にミュート(カメラONは新入社員研修全体のポリシー)• リアクションは大げさにする• そしてそのあと特に重要だと感じたのが、参加者全員でリアクション練習をしたことです。 テレビの収録見学に参加している人がスタッフの指導で拍手とか歓声とかを練習させられるのと同じですね。 カメラに向かって大きく相槌を打ったり、Zoomのリアクション機能を使ってみたりする時間を作ることで、参加者がカメラに向かってリアクションすることの心理的ハードルを下げることができたような気がします。 ディスカッションテーマが分かるようにしておく ブレイクアウトルームに分かれると、メインルームで共有されていた画面が見えません。 さらに言うと、研修中でも家の都合 荷物の受け取りなど で一時離席し、グループディスカッションのテーマを聞きそびれてしまう参加者もいます。 研修中に離席する人は実際に結構な数いましたし、人数が多いとファシリテーターやスピーカーは全てをケアできません。 そのような場合でも、参加者が今すべきことを把握できるように、Slackなどの別の連絡手段でディスカッションテーマや指示が見えるようにしておくなどの工夫が必要です。 スライドに指示内容を書いている場合は、ブレイクアウトルームに入る前に画面のスクリーンショットを撮っておくように指示してもいいかもしれません。 ホストや共同ホストが支援できる体制を組んでおく 私たちが調査した限りのブレイクアウトルームの仕様をもとに、問題点と工夫の紹介をします。 ホストは自分で各ブレイクアウトルームに行き来することができる• 共同ホストは一度ブレイクアウトルームに入れば、その後自分で他のルームに行き来することができる• ブレイクアウトルーム実施中に Meeting roomから退出し、再入室するとメインルームに戻る 100人で20グループほどの規模のディスカッションでは、Zoomホストがひっきりなしにブレイクアウトルームに呼ばれて質問対応に奔走し、グループによってはホストを捕まえるまで議論を進められない、という悪いケースが想定されます。 一方で、参加者の中には通信環境やその他の理由でディスカッション中に、Meeting room から退出してしまうという事件も起こりうる 実際に何回かありました ので、ホストは再入室した参加者のブレイクアウトルーム再割り当てのためにメインルームに残っておく必要があります。 この問題に対応するために、ブレイクアウトセッション中は、共同ホスト権限を全運営メンバーに与えて、共同ホストを共同ホスト専用のブレイクアウトルームに待機させておき、ホストはメインルームに残り、参加者から呼ばれた際に呼ばれたブレイクアウトルームに共同ホストをアサインする体制をとりました。 終了時の行動指示をしておく ブレイクアウトセッションの間に、グループディスカッションが指定の時間より早く終わってしまった場合に何をするべきかを指示しておくといいかもしれません。 私が別の研修で参加者としてブレイクアウトルームで議論をした際には、やはり他のグループが見えないので、メインセッションに戻るべきか、何か雑談をすればいいのかグループメンバー同士で迷うことがありました。 この時に取るべき参加者の対応、例えば、メインルームに戻らずに時間いっぱい意見を交わしてほしいのか、どれぐらいのグループが議論を終えたかを把握するためにメインルームに戻ってきてほしいのか、を示しておけば参加者の迷いを減らすことができます。 リモートを言い訳にして色々諦めてしまわない 今回私たちは新入社員研修という必要不可欠なイベントのためにオンラインでの実施方法について創意工夫をしました。 社外のカンファレンスや有料の研修などもどんどんオンラインに対応してきています。 オンラインでのワークショップ実施事例や雑談の工夫に関するインターネット記事も続々と目にするようになりましたし、活用できるツールの種類も爆発的に増えていると感じます。 みなさんは、組織の改善やチームワークの向上を目的としたワークショップや創造性を偶発させるかもしれない雑談などを不急のものとして、外出自粛期間が終わってからやろう!ということにしていませんか? ワークショップや雑談をすることでチームのどんな課題でも解決できる、とまでは言いませんが、働き方が大きく変わった今こそチームが一丸となり直面している課題に目を向けて解消していくことがより一層必要になっていると思います。 この記事を読んで、コロナの収束を待つのではなく、リモートワークをしながらでも今までと同じ組織運営ができるように工夫ができないかを考えるきっかけを持っていただければ幸いです。
次の
2020-05-26 プレゼミの班分けをしたので、ブレークアウトルーム事前割り当てを行った。 ブレイクアウトセッションをチェックしておく必要がある。 その後、ミーティングオプションでブレークアウトルーム事前割り当てにチェックを入れる。 CSV読み込みをする。 このCSVが曲者。 csv」で保存。 これで読み込んだ。 グループ名も設定できた。 グループ名は漢字もOK。 ミーティングIDが同じミーティングにはすべて登録されている。
次の
ブレイクアクトルーム機能とは ブレイクアウトルーム機能とは、Zoom上でオンライン会議に参加している参加者を、小さなグループに分けることができる機能です。 【ポイント】 ・ホストだけが使用することができる ・最大で 50 のブレイクアウトルームが作成できる ・1つのブレイクルームに最大で 200 名が参加できる ・ブレイクアウトルームの参加者は、オーディオ、ビデオ、画面共有機能が利用できる ・参加者を自動または手動で各ルームに割り当てることができる ・ホスト以外は他のグループに自由に入退室できない セミナー中に、グループワークを実践したい場合、ミーティング中に各部署ごと話し合うことができます。 右上の人アイコンをクリック• 「設定」をクリックし、「ミーティング」ページを確認• 画面を下にスクロール、「ブレイクアウトルーム」をオン 「スケジューリング時にホストが参加者をブレイクアウトルームに割り当てることを許可する」をオンにすると、事前に割当を行うことができます。 ただし、ブレイクアウトルームを行うには参加者の Zoom ログイン時に登録しているメールアドレスが必要になるので、事前確認する必要があります。 開始前に参加者を事前割り当てする方法• 「ミーティングをスケジューリングする」をクリック• 「ブレークアウトルーム事前割り当て」をオン• 2-1. 「ルームを作成」をクリックし、手動で入力し、保存• 2-2. 注意事項 ミーティング開始後、ブレイクアウトルームの設定を見てみると設定したブレイクアウトルームの部屋数や部屋名は反映されているものの、参加者は反映されていないように見えます。 参加者全員がミーティングに参加した状態で「再作成」をクリックし、「事前に割り当てられているルームに復元」をクリック 無事、割り当てられました 開始後に参加者を割当する方法• 「ブレークアウトセッション」をクリックし、セッションを作成• ・自動:Zoomが各ルームに自動的に参加者を均等に割り当てます。 ・手動:手動で参加者をルームに割り当てます。 割り当てをクリックし、参加者をグループに割り当て• 割り当てができたら「すべてのセッションを開始」をクリック 有効活用したい便利なオプション機能 タイマー機能 タイマー機能を設定することで、グループワークの時間を指定し、参加者の画面にカウントダウンタイマーを表示させることができます。 「ブレークアウトセッション」を選択後、オプションをクリック• 「分科会室は次の時間に自動的に閉じます」を選択し、タイマーを設定• 「時間切れ後に自分に通知」を選択すると、指定時間時に、終了・延長の選択可能• 「分科会室を閉じた後のカウントダウン」を選択すると、参加者の画面にタイマーを表示できる メッセージ機能 ブレイクアウトセッション中はチャットに書き込みをしても、他のルームの人には見れません。 参加者にチャットで伝えたいことがある場合は、「全員宛のメッセージを送信」をクリックし、メッセージを書き込み送信することができます。 ホストの入退室機能 ホストは各ルームに自由に出入りすることができます。 議論状況の確認や説明等をする際に利用いただけます。 参加したいルームの右横にある「参加」をクリックし、参加• 退出時は「ブレークアウトセッションを退出」をクリック ヘルプ機能 トラブル発生時や、質問時にホストにヘルプを求めることができます• 参加者は「ヘルプを求める」をクリック• ホストの画面にヘルプが求められたという内容の通知が来るので、必要に応じ参加 まとめ ブレイクアウトルーム機能は有料版でしか利用できないと思っている方も多いのですが、 無料版でも使える便利な機能です。 是非ご覧ください! セミナー情報: ブログ記事 一例 : また、弊社サービスの予約システム『Coubic クービック 』では、Zoom などと連携したオンラインレッスン・オンラインサービスの予約~決済~レッスン~アフターフォローを一括で実現できます。 無料からお使いいただけるサービスですので、ぜひお試しください!.
次の