鯛のあらの下処理 魚屋やスーパーで求めやすい値段で売られている「鯛のあら」ですが、すでに食べやすい大きさに切り分けられていればそのまま、丸のままを買った場合は、包丁の刃元を使って5〜6㎝幅に切り分けます。 塩をして余分な水分を出すことで、鯛の生臭みを取り除くことができます。 頭などはかぶと煮などに使っても。 また、塩の分量は鯛のあらの分量によって調整してください。 時間をおいた後に、熱湯を注ぎ入れて箸で全体をさっと混ぜます。 続けて水を注ぎ入れ、流水の中で表面のぬめりや血合い、うろこなどを洗い落とします。 ここでしっかり汚れを洗い落とすことが、澄んだ鯛のお吸い物を作る重要なポイントなので、手でしっかり洗い落しましょう。 鯛のお吸い物(潮汁)の作り方 鍋に水600mlと昆布、洗った鯛のあらを合わせます。 鯛のあらは昆布と一緒に必ず水から火にかけ、じっくり出汁を引き出します。 鍋を弱めの中火くらいの火にかけます(すぐに沸くのではなく、10分くらい時間をかけて沸く火加減がベストです) 火にかけていると水がどんどん白く濁ってきて、沸く温度に近づくにつれ、アクもたくさん出てきます。 沸く直前に昆布を取り出し、お玉などを使って出てきたアクをしっかり取り除きます。 アクを除き終えたら、 弱火で10分ほど火にかけ、さらに旨味を引き出します。 この段階でだんだんとだしの濁りが消え、クリアなスープになってきます。 10分後に味を見て、 塩気が足りない場合は塩(分量外)を少し足し入れます。 仕上げに酒小さじ1を加えて、鯛のお吸い物の完成です。 器に盛り付けて、今回は木の芽を添えました。 足りない場合だけ塩を加減して足すようにしてください。
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鯛の基本情報 鯛の特徴 「鯛」と名のつく魚は200種以上ありますが、本当のタイ科の魚は、「真鯛」「血鯛」「黒鯛」などの数種だけです。 一般に鯛といえば、「真鯛」を指し、鯛の中では、姿・味ともに最高。 祝い事にはつきものです。 尾びれの先の縁の部分が黒くなっているのが特徴で、ほかの鯛と区別ができます。 旬は、冬から春にかけて。 特に、「桜鯛」と呼ばれる産卵前の春の鯛がいちばんおいしいとされます。 産卵後、麦の色づく6月ごろのものは、味が落ち、「麦わら鯛」と呼ばれます。 刺し身、塩焼き、潮 うしお 汁、鍋の季節なら鯛ちりに。 洋風・中華風なら、揚げもの、蒸しもの、焼きもの、煮ものなどに合います。 天然、養殖、ともに出回ります。 養殖ものは、天然ものに比べると、脂っぽく、身がやわらかくなります。 鯛の選び方ガイド 切り身の場合は、血合いの赤色が鮮やかで、白身に透明感があるものを。 古くなると、身に張りがなく、透明感もなくなります。 一尾のものを選ぶときは、目が澄んでいて、えらが鮮やかな赤色をしているものを。 また、真鯛の場合、天然ものは、尾びれの傷が少なく、色も全体に鮮やかな赤色をしています。 養殖ものは、浅い生けすにいるため、表皮が日焼けして、全体に黒っぽい体色をしています。 尾びれが茶褐色だったり、尾の上下がすり切れているものも養殖です。
次の真鯛の下ごしらえ・料理レシピ 今回はぜいたくにも鯛一尾をまるごと使っていろいろな料理を作ってみます。 鯛は本当に捨てるところがありません。 下の写真のように、多様なおかずが作れますよ。 おいしい鯛の見分け方 「産卵前・天然・目の下一尺・雄・鮮度最高」の鯛 写真の鯛はちょうど40cmぐらい。 「目の下一尺」と呼ばれ、もっともおいしいといわれるサイズです。 オスでお腹は白子でいっぱいです。 岸近くに寄ってくる産卵前は水揚げ量がぐっと増える鯛の旬、やはりオスの方が美味です。 オス・メスの見分け方は私もまだ自信がないのですが、オスのほうは、額のところがコブ状に出ているとか、全体的にシャープな体つきだ、とか言われています。 まあ魚屋さんに聞いてみるのが無難でしょう。 本当はもっと青い。 照明の関係か黒っぽく撮れてしまった… ちょっと写真ではわかりにくいですが鮮度が良い鯛は、目の上が濃い青紫色に輝いています。 また、体にある青い斑点も鮮やかです。 鮮度が落ちてくると身全体の輝きがなくなり、目が落ち窪んできます。 長く生簀に入れられていた鯛も目が窪んでいます。 養殖モノは体の青い斑点がなく、色はこげ茶色味があり、ヒレに傷がついていたりします。 身の色は赤っぽく透明感がありません。 さあ、それでは鯛をさばいていきます。 きちんと下処理をできるかどうかで味が大きく左右されます。 一番大事な作業ですよ。 真鯛の下処理レシピ!美味しい料理にするために カマの付け根のウロコも丁寧に落とす きちんとさばけば、鯛はとても長持ちします。 とれたての鯛を、内臓すぐに取って下処理すれば、一週間はおいしく食べられます。 鯛のウロコは大きくて硬いのでウロコ落しを使います。 包丁を使う場合は刃を寝かせてウロコをそぎ落としていったほうが良いでしょうが、やはり鯛に関してウロコ落しが断然便利です。 落としにくいひれの下、かまの付け根、目の周りなども丁寧に落とします。 ちなみに取り除いたウロコはよく洗って素揚げにすればおつまみになります。 左から胃、白子、肝臓 おいしそうな白子が出てきました! 白子、肝臓、胃は取り分け、掃除する。 白子はに。 胃は切って裏返してよく洗い、肝臓は水に漬けて血抜きをして、さっと湯引いて、だし醤油で食べましょう。 骨に張りつくように血の塊が付いていますので、これを流水でよく洗う。 歯ブラシを使うととてもよく落ちますよ。 ここまできれいにします(クリックで拡大します) 写真の状態まできれいにします。 腹の中の水気をよ~くふき取って、下処理はおしまい! ここまで処理し、ラップをして冷蔵庫で保存しておけば、まったく臭くならず、長持ちします。 刺身も塩焼きも2、3日経って脂が身に回ってからのほうがおいしいので、僕は鯛を買った日は白子や内臓を食べ、身はあとは冷蔵庫で寝かせてから食べています。 【関連記事】•
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